JP2017180973A - 熱処理容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 被処理物のサイズに応じて大型化が可能であり、且つ、密閉性に優れた熱処理容器を提供する。【解決手段】 加熱処理される被処理物3を収納する熱処理容器10であり、複数のパネル20a〜20dが支持部材31a〜31d及び接着剤Sにより連結される。支持部材31aは、2枚のパネル20a及び20bの夫々の端縁部201a及び201bが面方向に挿入される2つの凹部311a及び312aを有する。2つの凹部311a及び312aの夫々には、パネル20a及び20bの厚み方向において、パネル20a及び20bの外面側との間に、接着剤Sが介在する所定の間隔が設けられる。【選択図】 図2

Description

この発明は、被処理物に熱処理を行うための熱処理装置に配設される熱処理容器に関する。
近年、特にディスプレイ分野において、大型の処理基板の需要が増加傾向にある。また、被処理物を熱処理する際、パーティクルの侵入を防止するため、熱処理容器の密閉性を確保することは重要である。
従来、ネジを介して互いに着脱自在に固定される複数の板状体(本発明のパネルに相当する。)に分割して構成した熱処理室があった(例えば、特許文献1参照。)。複数の板状体は、ネジによって互いに着脱自在に固定される。このため、熱処理室の大容量化に対応することができるとともに、熱処理装置の運搬時等に、熱処理室を複数の板状体に分解することができるため、利便性が向上する、とされている。
特開2005−136096号公報
特許文献1の熱処理室は、熱処理装置内への塵埃の侵入を防止するため、圧力差を利用する。しかし、複数の板状体をネジで着脱自在に固定しているだけであるため、ネジが緩むと、隙間が生じて塵埃が侵入する虞がある。このため、熱処理室を確実に密閉することは困難である。
上記のような隙間を生じさせないように、複数の板状体を接着剤で連結することも考えられる。しかし、単に接着剤を複数の板状体に塗布しただけでは、接着剤が熱処理室の内部に漏洩して、被処理物を汚損する虞がある。
この発明の目的は、被処理物のサイズに応じて大型化が可能であり、密閉性に優れ、さらに、被処理物を汚損することのない熱処理容器を提供することにある。
この発明は、加熱処理される被処理物を収納する熱処理容器であって、複数のパネルが支持部材及び接着剤により連結される。支持部材は、側壁を構成するパネルのうち2枚のパネルの夫々の端縁部が面方向に挿入される2つの凹部を有する。2つの凹部の夫々には、パネルの厚み方向において、パネルの外面側との間に所定の間隔が設けられる。接着剤は、この所定の間隔に介在する。
上記の構成により、側壁を構成するパネルは、支持部材を介して連結される。連結の際に用いる接着剤は、上記の所定の間隔に介在しているため、被処理物を加熱処理している最中、熱によって接着剤が溶解し、熱処理容器の内部に漏洩することを防止できる。
また、2つの凹部の夫々が有する内側面のうちパネルの厚み方向に平行な面と、側壁を構成するパネルのうち2枚のパネルの夫々の端縁部の側部との間には、隙間が設けられている。この構成により、パネルの熱膨張を抑制することができる。
また、2つの凹部の夫々が有する内側面のうちパネルの厚み方向に平行な面と、側壁を構成するパネルのうち2枚のパネルの夫々の端縁部の側部との間には、隙間が設けられている。この構成により、複数のパネルが支持部材を介して次々と連結される。これにより、被処理物のサイズに応じてパネルを連結して、所望の大きさの熱処理容器を形成することができる。
上記の構成は、側壁を構成するパネルの夫々の上端縁部によって形成される開口部を覆う天板と、天板を支持する天板支持部材とを備える。天板支持部材は、側壁を構成するパネルの夫々の上端縁部が挿入される凹部を有しており、支持部材及び天板支持部材の何れか一方の端部に凸部が設けられ、この凸部は他方が有する凹部に挿入される。この構成により、支持部材と天板支持部材とが嵌合する。これにより、熱処理容器の密閉性を一層高めることができる。
また、支持部材は、連結部材を備える。連結部材が有する2つの凹部は、平行に配置されている。この構成により、連結部材が有する2つの凹部に挿入された2枚のパネルは、平行又は同一直線上に配置される。これにより、連結部材を介して熱処理容器の高さ方向や横方向にパネルを連結すれば、被処理物のサイズに応じた熱処理容器を形成することができる。
この発明によれば、被処理物のサイズに応じて大型化が可能であり、密閉性に優れ、さらに、被処理物を汚損することのない熱処理容器とすることができる。
本発明の実施形態に係る熱処理装置の構成を示す正面視断面図である。 第1実施形態に係る熱処理容器の全体構成を示す斜視図である。 第1実施形態に係る熱処理容器の要部の分解斜視図である。 第1実施形態に係る熱処理容器における接着剤の配置に関する説明図である。(A)は、支持部材の上面視断面図である。(B)は、天板支持部材を長手方向に見たときの側面視断面図である。 第2実施形態に係る熱処理容器の全体構成を示す斜視図である。 第2実施形態に係る熱処理容器の要部の分解斜視図である。 第2実施形態に係る熱処理容器における接着剤の配置に関する説明図であり、熱処理容器の外部から見たときの要部の側面視断面図である。 第3実施形態に係る熱処理容器の全体構成を示す斜視図である。 第3実施形態に係る熱処理容器の構成を説明する図である。(A)は、要部の分解斜視図である。(B)は、熱処理容器の外部から見たときの支持部材、縦連結部材、及び横連結部材の側面視断面図である。 第3実施形態に係る熱処理容器における接着剤の配置に関する説明図である。(A)は、縦連結部材を長手方向に見たときの側面視断面図である。(B)は、横連結部材を長手方向に見たときの側面視断面図である。 第4実施形態に係る熱処理容器における支持部材の連結に関する説明図である。 第5実施形態に係る熱処理容器における支持部材の連結に関する説明図である。
図1に示すように、熱処理装置1は、筒状体の縦型ヒータ2の内部に、本発明の熱処理容器10を配置して構成されている。縦型ヒータ2は、この発明に係る加熱用ヒータであり、一例として、側面の夫々の内側面に上下方向について4つのゾーンに分割されたヒータを備えている。縦型ヒータ2は、上面が閉塞されている一方、底面に開口部が形成されている。
熱処理容器10は、縦型ヒータ2の開口部から内部に挿入されており、外側面に縦型ヒータ2のヒータが対向している。熱処理容器10の底面は開口しており、熱処理容器10に収納されて加熱処理される被処理物である複数枚の基板3は、当該開口部から熱処理容器10内に図示しないエレベータを介して挿入される。熱処理容器10内に複数枚の基板3の挿入が完了すると、当該開口部は閉塞される。
複数枚の基板3は、熱処理容器10に対して昇降するエレベータフロア4の上面に断熱材5を介して載置された基板保持架台6上に、基板保持治具7を介して水平方向に所定の間隔を設けて並べて保持される。なお、複数枚の基板3は上下方向に所定の間隔を設けて積層して保持されるものであってもよい。
[第1実施形態]
図2に示すように、本発明の第1実施形態に係る熱処理容器10は、パネル20a〜20dと、天板21と、支持部材31a〜31dと、天板支持部材32a〜32dと、後述する接着剤Sとから構成される。図2では、一例として、直方体状の熱処理容器10を示している。
パネル20a〜20dは、被処理物3の周囲を囲むように支持部材31a〜31dを介して連結され、熱処理容器10の側壁を構成する。パネル20a〜20dは、被処理物3のサイズに応じた大きさの矩形の板状体である。天板21は、パネル20a〜20dの上端縁部によって形成される開口部を覆う矩形の板状体である。パネル20a〜20d及び天板21の材質として、石英、ガラス、及びセラミックス等が挙げられる。これらのうち、石英は不純物が少なく高温下での熱変形が非常に小さいため、熱処理容器10の材料として好適である。
支持部材31a〜31dは、パネル20a〜20dと連結され、熱処理容器10を高さ方向に支持する長尺状の部材である。天板支持部材32a〜32dは、パネル20a〜20dの上端縁部と連結されるとともに、天板21を支持する長尺状の部材である。
熱処理容器10における各部材の連結について、一例として、図2に示した熱処理容器10のうち、パネル20a、パネル20b、天板21、支持部材31a、天板支持部材32a、及び天板支持部材32bに着目して、図3に基づいて説明する。図3に示すように、支持部材31aは、凹部311a及び凹部312aを有している。
天板支持部材32aは、長手方向に沿って凹部321aを有しており、短手方向にある側面322a及び側面323aに夫々凸部324a及び凸部325aが設けられている。また、図2及び図3に示すように、天板支持部材32aは、支持部材31aと天板支持部材32aとを連結したとき、支持部材31aの上面部313aと同じ位置となる水平面326aを天板支持部材32aの長手方向に有する。さらに、水平面326aから熱処理容器10の高さ方向に延在する壁部327aを有する。このように、天板支持部材32aは、短手方向の断面形状がL字型状の長尺部材として構成される。
この構成は、天板支持部材32bも同様である。天板支持部材32bは、長手方向に沿って凹部321bと、短手方向にある側面322b及び側面323bに夫々設けられた凸部324b及び凸部325bと、長手方向にある水平面326bと、水平面326bから熱処理容器10の高さ方向に延在する壁部327bとを有する。
支持部材31aの凹部311aには、パネル20aの端縁部201a及び天板支持部材32aの凸部324aが挿入される。同様に、凹部312aには、パネル20bの端縁部201b及び天板支持部材32bの凸部324bが挿入される。また、天板支持部材32aの凹部321aに、パネル20aの上端縁部である端縁部202aが挿入される。同様に、天板支持部材32bの凹部321bに、パネル20bの上端縁部である端縁部202bが挿入される。このように、支持部材31aの凹部311a及び凹部312aの夫々には、パネル20a及びパネル20bの夫々の端縁部が互いに異なる面方向に挿入される。
図2及び図3に示すように、天板21の端縁部211は、天板支持部材32aの壁部327aに当接しながら水平面326aに載置される。同様に、端縁部212は、天板支持部材32bの壁部327bに当接しながら水平面326bに載置される。
上記した各部材の構成及び連結は、他の部材も同様である。
上記のようにして各部材を連結すれば、熱処理容器10を形成することができるが、熱処理容器10の密閉性を向上させるため、接着剤Sを使用する。接着剤Sの配置に関して、支持部材31a及び天板支持部材32aに着目して図4に基づいて説明する。なお、図4では、説明の便宜上、支持部材31aと天板支持部材32aとに直接接しているパネル20a〜20b、及び天板21の夫々の端縁部のみを表示しており、その他の部分は省略する。また、接着剤Sを黒塗りで示す。
支持部材31aの凹部311aの内側面全部に接着剤Sを塗布し、パネル20aの端縁部201aを挿入すれば、支持部材31aとパネル20aとが強固に連結され、熱処理容器10の密閉性が高まると考えられる。しかし、接着剤Sが溶解する等して熱処理容器10の内部へ漏洩する虞がある。また、熱処理容器10の密閉性は確保しなければならないが、密閉性が高過ぎると、内圧が上昇して、熱処理容器10の内部に過大な応力が掛かり、側壁を構成するパネル20a〜20d及び天板21の破損や、被処理物3にクラックが生じる等の虞がある。
そこで、本発明では、図4(A)に示すように、凹部311aの内側面のうち、パネル20aの厚み方向において、端縁部201aの外面側との間に所定の間隔を設けることとする。接着剤Sは、この所定の間隔に介在する。また、パネル20aの厚み方向における接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。このように構成すれば、上記の問題が生じることはない。
また、凹部311aの内側面のうち、パネル20aの厚み方向に平行な面3111aと、端縁部201aの側部2011aとの間に隙間を設ける。この隙間のサイズは、パネル20a及び天板21の剛性や強度に影響を及ぼすことがないように設定される。本実施形態においては、隙間の距離Dは、少なくとも1mmとする。
上記の構成は、図4(A)において、凹部312aに関しても同様である。凹部312aの内側面のうちパネル20bの厚み方向において、端縁部201bの外面側との間に接着剤Sが介在する。上記と同様に、接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。そして、凹部312aの内側面のうち、パネル20bの厚み方向に平行な面3121aと端縁部201bの側部2011bとの間に距離Dの隙間を設ける。
天板支持部材32aとパネル20aとの連結に関しては、図4(B)に示すように、天板支持部材32aの凹部321aの内側面のうち、パネル20aの厚み方向において、端縁部202aの外面側との間に所定の間隔が設けられる。接着剤Sは、この所定の間隔に介在する。パネル20aの厚み方向における接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。
天板支持部材32aの凹部321aの内側面のうち、パネル20aの厚み方向に平行な面3211aと、端縁部202aの側部2021aとの間にも距離Dの隙間を設けることができる。この場合、上記と同様の理由により1mmを超えないことが好ましい。また、天板支持部材32aとパネル20aとは高さ方向に連結されるため、凹部321aに端縁部202aが挿入されると、天板支持部材32aの自重により隙間は形成されず、面3211aに側部2021aが当接する場合もある。
図4(B)に示すように、天板21の端縁部211と天板支持部材32aとは、壁部327aとの間に接着剤Sが介在する。接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。
上記した接着剤Sの配置や隙間に関しては、他の部材も同様である。
[第2実施形態]
第1実施形態では、天板21がパネル20a〜20dの夫々の上端縁部によって形成される開口部を覆う構成とした。仮に、天板21の面積が大きかったり、重量が重いと、天板21の自重で撓みが生じたり、天板支持部材32a〜32dのみでは支持できず、天板21が落下する場合がある。そこで、第2実施形態の熱処理容器は、天板21を確実に支持することができる熱処理容器20とする。
図5に示すように、熱処理容器20は、4枚のパネル20a〜20dと、天板21と、支持部材31a〜31dと、天板支持部材32e〜32fと、梁部材33aと、天板支持部材34a〜34dと、接着剤Sとから構成される。
熱処理容器20における各部材の連結について、一例として、図5に示した熱処理容器20のうち、パネル20a、パネル20c、天板21、支持部材31a、梁部材33a、天板支持部材34a、及び天板支持部材34bに着目して、図6に基づいて説明する。
図6に示すように、天板支持部材34aは、天板支持部材32aと同様に、長手方向に沿って凹部341aを有しており、短手方向にあって支持部材31a側の側面に凸部342aが設けられている。また、天板支持部材34aは、支持部材31aと天板支持部材34aとを連結したとき、支持部材31aの上面部313aと同じ位置となる水平面343aを天板支持部材34aの長手方向に有する。さらに、水平面343aから熱処理容器20の高さ方向に延在する壁部344aを有する。天板支持部材34bも同様に、凹部341bと、水平面343bと、壁部344bとを有する。また、短手方向であって支持部材31b側の側面に凸部342bを有する。
梁部材33aは、短手方向に凹部331a及び凹部332aを有している。凹部331a及び凹部332aの夫々にパネル20aの上端縁部である端縁部202a及びパネル20cの上端縁部である端縁部201cが挿入されたとき、天板支持部材34aの水平面343a、及び天板支持部材34bの水平面343bと同じ位置となるように水平面333aを梁部材33aの長手方向に有する。また、梁部材33aは、水平面333aから熱処理容器20の高さ方向に延在する壁部334a及び壁部335aを両端部に有する。
図5〜図7に示すように、パネル20aの端縁部202aは、凹部341a、凹部341b、及び凹部331aに夫々挿入される。天板21の端縁部211は、壁部344a、壁部344b、及び壁部334aに当接しながら、水平面343a及び水平面343bに載置され、天板21の内側面213は、水平面333aに載置される。上記した各部材の構成及び連結は、他の部材も同様である。
このように構成すれば、天板21が大面積である場合や、重量が重い場合であっても、天板21を確実に支持することができる。また、天板21のサイズに応じて、天板支持部材34a〜34dの長手方向の長さを調整して梁部材33aを適宜増加させることもできる。このようにすれば、より一層確実に天板21を支持することができ、また、熱処理容器20の強度を高めることもできる。
次に、第2実施形態における接着剤Sに関して説明する。パネル20a〜20d、天板21、支持部材31a〜31d、天板支持部材32e〜32f、及び天板支持部材34a〜34dに関しては、第1実施形態の熱処理容器10と同様であるため省略する。図7に示すように、凹部331aの内側面のうち、パネル20aの厚み方向において、端縁部201aの外面側との間に所定の間隔が設けられる。接着剤Sは、この所定の間隔に介在する。また、パネル20aの厚み方向における接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。これと同様に、凹部332aの内側面のうち、パネル20cの厚み方向において、端縁部201cの外面側との間に接着剤Sが介在する。
天板21の端縁部211と、梁部材33aの壁部334a及び壁部335aとの間に接着剤Sが介在する。接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。
上記のように、接着剤Sの厚みが1mmを超えないようにする理由は、第1実施形態の熱処理容器10と同様の理由による。
梁部材33aとパネル20aとの連結に関しては、図7に示すように、凹部331aの内側面のうち、パネル20aの厚み方向に平行な面3311aと、端縁部201aの側部2011aとの間にも距離Dの隙間を設けることができる。この場合、上記と同様の理由により1mmを超えないことが好ましい。また、梁部材33aとパネル20aとは高さ方向に連結されるため、凹部331aに端縁部202aが挿入されると、梁部材33aの自重により隙間は形成されず、面3311aに側部2011aが当接する場合もある。同様に、凹部332aの内側面のうち、パネル20cの厚み方向に平行な面3321aと、端縁部201cの側部2011cとの間にも距離Dの隙間を設けることができる。また、
面3321aに側部2011cが当接する場合もある。
[第3実施形態]
本発明の熱処理容器は、複数のパネルを熱処理容器の高さ方向や横方向に連結させることができる。そこで、第3実施形態は、大型化した熱処理容器30とする。
図8に示すように、熱処理容器30は、側壁を構成するパネル20e〜20t(パネル20m〜20tは不図示。)と、天板21と、支持部材31e〜31h(支持部材31hは不図示。)と、梁部材33bと、梁部材33cと、天板支持部材32g〜32jと、天板支持部材34e〜34lとから構成される。さらに、熱処理容器30は、連結部材として、複数のパネルを熱処理容器30の高さ方向に連結する縦連結部材35a〜35d(縦連結部材35c及び縦連結部材35dは不図示。)と、横連結部材36a〜36h(横連結部材36e〜36hは不図示。)と、を含む。
支持部材31e〜31h、天板支持部材32g〜32j、天板支持部材34e〜34l、梁部材33b、及び梁部材33cの構成は、上記した第1実施形態の熱処理容器10や第2実施形態の熱処理容器20における支持部材31a、天板支持部材32a、天板支持部材34a、及び梁部材33a等の構成と同様であるため、説明は省略する。
熱処理容器30における各部材の連結について、一例として、図8に示した熱処理容器30のうち、パネル20e〜20h、支持部材31e、支持部材31f、縦連結部材35a、横連結部材36a、及び横連結部材36bに着目して図9及び図10に基づいて説明する。図9(A)に示すように、縦連結部材35aは、凹部351a及び凹部352aを縦連結部材35aの長手方向に沿って有しており、両者は平行に配置されている。
横連結部材36aは、凹部361a及び凹部362aを横連結部材36aの長手方向に沿って有しており、両者は平行に配置されている。また、横連結部材36aは、横連結部材36aの短手方向の側面363a及び側面364aに、凸部365a及び凸部366aが夫々設けられている。同様に、横連結部材36bは、凹部361b及び凹部362bを横連結部材36bの長手方向に沿って平行に配置されるように有している。また、横連結部材36bは、横連結部材36bの短手方向の側面363b及び側面364bに、凸部365b及び凸部366bが夫々設けられている。
支持部材31eは、長手方向に沿って凹部311e及び凹部312eを有している。凹部311eに、パネル20eの端縁部201e、パネル20gの端縁部201g、及び横連結部材36aの凸部365aが挿入される。凹部312eにも、凹部311eと同様に、2枚のパネルの夫々の端縁部と、横連結部材の凸部が挿入される(図9では不図示。)。一方、支持部材31fも支持部材31eと同様に、長手方向に沿って凹部311f及び凹部312fを有している。凹部311fに、パネル20fの端縁部201f、パネル20hの端縁部201h、及び横連結部材36bの凸部366bが挿入される。凹部312fにも、凹部311fと同様に、2枚のパネルの夫々の端縁部と、横連結部材の凸部とが挿入される(図9では不図示。)。
縦連結部材35aの凹部351aに、パネル20eの端縁部202e、パネル20gの端縁部202g、及び横連結部材36aの凸部366aが挿入される。同様に、凹部352aに、パネル20fの端縁部202f、パネル20hの端縁部202h、及び横連結部材36bの凸部365bが挿入される。
横連結部材36aの凹部361aに、パネル20eの上端縁部である端縁部203eが挿入され、凹部362aに、パネル20gの端縁部203gが挿入される。横連結部材36bの凹部361bに、パネル20fの上端縁部である端縁部203fが挿入され、凹部362bに、パネル20hの端縁部203hが挿入される。
天板支持部材と縦連結部材との連結や、天板支持部材と天板との連結は、第1実施形態及び第2実施形態にて説明したものと同様であるため、省略する。また、熱処理容器30において、上記した各部材の構成及び連結は、他の部材も同様である。
縦連結部材及び横連結部材が夫々有している2つの凹部は平行に配置されているため、上記のようにして2枚のパネルの端縁部を面方向に夫々の凹部に挿入すると、パネルを熱処理容器30の高さ方向や横方向に連結することができる。
縦連結部材35a及び横連結部材36aにおける接着剤Sの配置に関して、図10に基づいて説明する。なお、図10では、説明の便宜上、縦連結部材35a及び横連結部材36aに直接接しているパネル20e〜20gの端縁部のみを表示しており、その他の部分は省略する。また、接着剤Sを黒塗りで示す。
図10(A)に示すように、接着剤Sは、凹部351aのパネル20eの厚み方向において、端縁部202eの外面側との間に設けられた所定の間隔に介在する。また、パネル20eの厚み方向における接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。また、凹部351aの内側面のうち、パネル20eの厚み方向に平行な面3511aと端縁部202eの側部2021eとの間に隙間を設ける。この隙間の距離Dは、少なくとも1mmである。
上記の構成は、図10(A)において、凹部352aに関しても同様である。凹部352aの内側面とパネル20fの外面側との間に接着剤Sが介在する。凹部352aの内側面のうち、パネル20fの厚み方向に平行な面3521aと端縁部202fの側部2021fとの間に設けられる隙間の距離Dは、少なくとも1mmである。
横連結部材36aとパネル20eとの連結に関しては、図10(B)に示すように、凹部361aの内側面のうち、パネル20eの厚み方向において、端縁部203eの外面側との間に所定の間隔が設けられる。接着剤Sは、この所定の間隔に介在する。また、パネル20eの厚み方向における接着剤Sの厚みは、1mmを超えないことが好ましい。
横連結部材36aの凹部361aの内側面のうち、パネル20eの厚み方向に平行な面3611aと、端縁部203eの側部2031eとの間にも距離Dの隙間を設けることができる。この場合、上記と同様の理由により1mmを超えないことが好ましい。また、横連結部材36aとパネル20eとは高さ方向に連結されるため、凹部361aに端縁部203eが挿入されると、横連結部材36aの自重により隙間は形成されず、面3611aに側部2031aが当接する場合もある。
上記の構成は、図10(B)において、凹部362aに関しても同様である。凹部362aの内側面とパネル20gの外面側との間に接着剤Sが介在する。凹部362aの内側面のうち、パネル20gの厚み方向に平行な面3621aと端縁部203gの側部2031gとの間に距離Dの隙間を設けることができる。また、パネル20gの自重により隙間は形成されず、面3621aに側部2031gが当接する場合もある。
上記した接着剤Sの配置や隙間に関しては、他の部材も同様である。
[第4実施形態]
第1〜第3実施形態に係る熱処理容器10〜30では、支持部材どうしは連結されない構成とした。第4実施形態の熱処理容器40は、高さ方向に支持部材どうしを連結する構成とする。一例として、図1に示した第1実施形態の熱処理容器10に係る支持部材31aは、図11に示すように、支持部材31i及び支持部材31jから構成されるものとする。支持部材31i及び支持部材31jは、これらを連結すると、支持部材31aが有する凹部311a及び凹部312aに相当する凹部を夫々有するように構成されている。凹部311aに相当する凹部として、支持部材31iは、凹部311iを有し、支持部材31jは、凹部311jを有する。凹部312aに相当する凹部として、支持部材31iは、凹部312iを有し、支持部材31jは、凹部312jを有する(凹部312iは不図示。)。
また、支持部材31iの下端部の中央部分に凹部313iを設け、支持部材31jの上端部の中央部分に凹部313jを夫々設ける。凹部313i及び凹部313jにピン41を嵌入することにより、支持部材31i及び支持部材31jは連結され、支持部材31aを構成することができる。このように支持部材31aを構成すれば、被処理物3のサイズに対応して大型の熱処理容器を作製する際、熱処理容器の高さ方向の長さに相当する支持部材を別途用意しなくても、ある程度の長さの支持部材を継ぎ足せば良い。このため、大型の熱処理容器を容易に作製することができる。
[第5実施形態]
第4実施形態の熱処理容器40は、上下に位置する支持部材31i及び支持部材31jをピン41で嵌合して連結する構成とした。このとき、ピン41は、支持部材31i及び支持部材31jの内部に埋没させていた。第5実施形態の熱処理容器50は、支持部材の外部に部材を取り付けて連結する構成とする。一例として、図1に示した第1実施形態の熱処理容器10に係る支持部材31aは、図12に示すように、支持部材31m及び支持部材31nから構成されるものとする。これらを連結すると、支持部材31aが有する凹部311a及び凹部312aに相当する凹部を夫々有するように構成されている。凹部311aに相当する凹部として、支持部材31mは、凹部311mを有し、支持部材31nは、凹部311nを有する(凹部311mは不図示。)。凹部312aに相当する凹部として、支持部材31mは、凹部312mを有し、支持部材31nは、凹部312nを有する(凹部312mは不図示。)。
また、支持部材31mの下端部に凸部313m及び凸部314mを設け、支持部材31nの上端部に凸部313n及び凸部314nを夫々設ける。凸部313m及び凸部314mには、夫々孔部315m及び孔部316mが形成されている。同様に、凸部313n及び凸部314nには、夫々孔部315n及び孔部316nが形成されている。孔部315mと孔部315nにはボルト51が嵌入され、孔部316mと孔部316nにはボルト52が嵌入される。これにより、支持部材31m及び支持部材31nは連結され、支持部材31aを構成することができる。
このように支持部材31aを構成すれば、被処理物3のサイズに対応して大型の熱処理容器を作製する際、熱処理容器の高さ方向に長さに相当する支持部材を別途用意しなくても、ある程度の長さの支持部材を継ぎ足せば良い。このため、大型の熱処理容器を容易に作製することができる。
上記の熱処理容器10〜50を構成する各支持部材の材質として、石英が好適に用いられる。また、接着剤Sの材料はとくに限定はされないが、セラミック樹脂を含有させたものが好適である。
上記の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1…熱処理装置
2…縦型ヒータ(加熱用ヒータ)
3…複数枚の基板(被処理物)
10、20、30、40、50…熱処理容器
20a〜20t…パネル
21…天板
201a、202a、201b、202b…端縁部
202e、202f、202g、202h…端縁部
203e、203f、203g、203h…端縁部
31a〜31d…支持部材
311a、312a…凹部
32a〜32d…天板支持部材
34a〜34d…天板支持部材
324a、325a…凸部
342a、342b…凸部
35a〜35d…縦連結持部材(支持部材)
36a〜36h…横連結部材(支持部材)
351a、352a…凹部
361a、362a、361b、362b…凹部
D…隙間の距離
S…接着剤

Claims (5)

  1. 加熱処理される被処理物を収納し、複数のパネルが支持部材及び接着剤により連結される熱処理容器であって、
    前記支持部材は、側壁を構成するパネルのうち2枚のパネルの夫々の端縁部が面方向に挿入される2つの凹部を有しており、
    前記2つの凹部の夫々には、前記パネルの厚み方向において、前記パネルの外面側との間に所定の間隔が設けられており、
    前記接着剤は、前記所定の間隔に介在する熱処理容器。
  2. 前記2つの凹部の夫々が有する内側面のうち前記パネルの厚み方向に平行な面と、前記側壁を構成するパネルのうち2枚のパネルの夫々の端縁部の側部との間には、隙間が設けられている請求項1に記載の熱処理容器。
  3. 前記2つの凹部は、前記側壁を構成するパネルのうち2枚のパネルの夫々の端縁部が挿入される面方向が互いに異なるように配置されている請求項1又は2に記載の熱処理容器。
  4. 前記側壁を構成するパネルの夫々の上端縁部によって形成される開口部を覆う天板と、
    前記天板を支持する天板支持部材と、
    を備え、
    前記天板支持部材は、前記側壁を構成するパネルの夫々の上端縁部が挿入される凹部を有しており、
    前記支持部材及び前記天板支持部材の何れか一方の端部に凸部が設けられ、前記凸部は他方が有する前記凹部に挿入される請求項1〜3の何れか1項に記載の熱処理容器。
  5. 前記支持部材は、連結部材を備え、前記連結部材が有する前記2つの凹部は、平行に配置されている請求項1〜4の何れか1項に記載の熱処理容器。
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