JP2017180817A - 捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ハウジング2内にポンプインペラ10とタービンランナ11と直結クラッチ23と弾性ダンパ38と、遊星歯車機構51によって構成された捩り振動低減装置とが収容された、捩り振動低減装置51を備えたトルクコンバータ1において、ハウジング2の半径方向に捩り振動低減装置51と直結クラッチ23とが並んで配置され、入力要素52はハウジング2の半径方向で直結クラッチ23と互いに隣接して配置され、かつ、入力要素52と直結クラッチ23および駆動側部材40とがトルク伝達可能に構成され、出力要素53に従動側部材41が連結されている。
【選択図】図1
Description
つぎに、この発明を実施形態に基づいて説明する。図1はこの発明の第1実施形態に係る捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータの一例を示す断面図である。トルクコンバータ1のハウジング2は、図示しないエンジンの出力軸に連結されるフロントカバー3と、このフロントカバー3に一体化されているポンプシェル4とによって液密状態に形成されている。ハウジング2の内部には、トルクの伝達を行うオイルが封入されている。フロントカバー3は円板状の側壁部5と、側壁部5の外周部から軸線方向に延びた円筒部6とを備えている。フロントカバー3の円筒部6を以下の説明では第1円筒部6と称する。側壁部5の外面には図示しないドライブプレートを連結するためのナット7が取り付けられている。第1円筒部6の先端部にはポンプシェル4が取り付けられている。ポンプシェル4の内周側の端部は中空軸部8となっている。中空軸部8は図示しないオイルポンプに連結される。
図2は、この発明の第2実施形態に係る捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータの一例を示すスケルトン図である。エンジン59の出力軸にトルクコンバータ1が接続されている。ハウジング2の一部を構成しているフロントカバー3の内面に対向してロックアップクラッチ60が配置されている。図2に示すロックアップクラッチ60は単板式のクラッチであって、環状のロックアップピストン61を備えている。ロックアップピストン61はフロントカバー3側の油圧とこれとは反対側の油圧との圧力差に応じてフロントカバー3に摩擦接触させられ、また、フロントカバー3から離隔させられる。なお、ロックアップクラッチ60は上述した多板式のクラッチであってもよい。トルクコンバータ1の半径方向でロックアップクラッチ60の内周側に、捩り振動低減装置として機能するシングルピニオン型の遊星歯車機構51が配置されている。トルクコンバータ1の軸線方向でロックアップクラッチ60とタービンランナ11との間にロックアップダンパ62が配置されている。
図3は、この発明の第3実施形態に係る捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータの一例を示すスケルトン図である。ここに示す例は、図2に示す第2実施形態における遊星歯車機構51における第1リングギヤ53を入力要素とし、第1サンギヤ52を出力要素とし、第1キャリヤ55に慣性質量体58を一体回転可能に設けた例である。すなわち、第1リングギヤ53はロックアップピストン61の内周部にトルク伝達可能に構成され、第1サンギヤ52はロックアップダンパ62の第1従動側部材64Aおよび第2従動側部材64Bにトルク伝達可能に構成されている。第1キャリヤ55には、慣性質量体58が一体に設けられている。慣性質量体58は、トルクコンバータ1の軸線方向で遊星歯車機構51とロックアップダンパ62との間に配置されている。他の構成は図2に示す構成と同様であるため、図2に示す構成と同様の部分には図2と同様の符号を付してその説明を省略する。
図4は、この発明の第4実施形態に係る捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータの一例を示す断面図である。ここに示す例は、図1に示す第1実施形態におけるシングルピニオン型の遊星歯車機構に替えてダブルピニオン型の遊星歯車機構を設けた例である。すなわち、ダブルピニオン型の遊星歯車機構67はロックアップクラッチ23の外周側に、ロックアップクラッチ23と並んで配置されている。遊星歯車機構67は、第2サンギヤ68と、第2サンギヤ68に対して同心円状に配置された第2リングギヤ69と、第2サンギヤ68に噛み合う第2ピニオンギヤ70と、第2ピニオンギヤ70および第2リングギヤ69に噛み合う第3ピニオンギヤ71と、第2ピニオンギヤ70および第3ピニオンギヤ71を保持する第2キャリヤ72とを備えている。第2サンギヤ68はアウタードラム35の本体部36に形成されている。第2リングギヤ69は第2円筒部50に形成されている。第2キャリヤ72には慣性質量体58が一体に設けられている。慣性質量体58は、図4に示す例では、トルクコンバータ1の軸線方向でダブルピニオン型の遊星歯車機構67とロックアップダンパ38と第2円筒部50とによって囲まれた空間に配置されている。他の構成は図1に示す構成と同様であるため、図1に示す構成と同様の部分には図1と同様の符号を付してその説明を省略する。なお、第4実施形態では、第2サンギヤ68はこの発明の実施形態における入力要素である第1回転要素に相当し、第2リングギヤ69はこの発明の実施形態における出力要素である第2回転要素に相当し、第2キャリヤ72はこの発明の実施形態における第3回転要素に相当している。
(1−ρ)Nc=Nr−ρNs・・・(1)
ρはダブルピニオン型の遊星歯車機構のギヤ比(第2サンギヤ68の歯数/第2リングギヤ69の歯数)、Ncは第2キャリヤ72の回転数、Nrは第2リングギヤ69の回転数、Nsは第2サンギヤ68の回転数である。第4実施形態では、第2サンギヤ68が入力要素となっている。そのため、第2サンギヤ68の回転数Nsを基準とすると、第2キャリヤ72の回転数Ncと第2リングギヤ69の回転数Nrとの関係は下記の(2)式によって計算することができる。
Nc=(1/(1−ρ))×Nr・・・(2)
上記の(2)式から、第2キャリヤ72の回転数Ncと第2リングギヤ69の回転数Nrとの大小関係はNc>Nrとなり、第2キャリヤ72の回転数Ncは第2リングギヤ69の回転数Nrに対して増速される。また、第2リングギヤ69のトルクTrおよび第2キャリヤ72のトルクTcは、下記の(3)式によって計算することができる。
Tr=(1/(1−ρ))×Tc・・・(3)
すなわち、第2リングギヤ69の回転数Nrに対して第2キャリヤ72の回転数Ncが増速されるため、第2キャリヤ72の慣性トルクが増大される。
図5は、この発明の第5実施形態に係る捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータの一例を示すスケルトン図である。ここに示す例は、図4に示す第4実施形態では、トルクコンバータ1の軸線方向で遊星歯車機構67とロックアップダンパ38との間に配置される慣性質量体58を、フロントカバー3と遊星歯車機構67との間に配置した例である。図5に示す例におけるロックアップダンパ73はロックアップクラッチ23と一体となって回転する駆動側部材74と、駆動側部材74に対して対向して配置されかつ駆動側部材74とは相対回転可能な従動側部材75と、駆動側部材74と従動側部材75とに形成されている図示しない窓孔部の内部に配置され、駆動側部材74と従動側部材75とが相対回転することにより圧縮されるスプリング76とを備えている。駆動側部材74は第1連結部材77を介してロックアップクラッチ23の出力部材にトルク伝達可能に連結されている。第1連結部材77と遊星歯車機構67の第2サンギヤ68とはトルク伝達可能に構成されている。図5に示す例における第1連結部材77は軸線方向に延びる円筒状に形成され、その内周部に、ロックアップクラッチ23の出力部材が接続され、外周部に第2サンギヤ68およびロックアップダンパ73の駆動側部材74が接続されている。遊星歯車機構67の第2リングギヤ69は、軸線方向に延びる円筒状に形成された第2連結部材78の一端部にトルク伝達可能に連結されている。第2連結部材78の他端部はロックアップダンパ73の従動側部材75にトルク伝達可能に連結されている。慣性質量体58は、トルクコンバータ1の軸線方向でフロントカバー3と第2キャリヤ72との間であって、第2キャリヤ72と一体に設けられている。他の構成は図4に示す構成と同様であるため、図4に示す構成と同様の部分には図4と同様の符号を付してその説明を省略する。
図6は、この発明の第6実施形態に係る捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータの一例を示すスケルトン図である。ここに示す例は、図5に示す第5実施形態におけるダブルピニオン型の遊星歯車機構67における第2リングギヤ69を入力要素とし、第2サンギヤ68を出力要素とし、第2キャリヤ72に慣性質量体58を一体回転可能に設けた例である。すなわち、図6に示す例では、第1連結部材77は環状に形成され、トルクコンバータ1の軸線方向でフロントカバー3に対向して第1連結部材77が配置されている。第1連結部材77の内周部はロックアップクラッチ23の出力部材にトルク伝達可能に構成され、第1連結部材77の外周部はトルクコンバータ1の軸線方向でタービンランナ11側に屈曲され、第3円筒部79が形成されている。第3円筒部79には、第2リングギヤ69およびロックアップダンパ73の駆動側部材74がトルク伝達可能に構成されている。第2サンギヤ68はロックアップダンパ73の従動側部材75に第2連結部材78を介してトルク伝達可能に構成されている。第2キャリヤ72には、慣性質量体58が一体に設けられている。慣性質量体58は、図6に示すように、トルクコンバータ1の軸線方向で第1連結部材77と遊星歯車機構67との間に配置されている。他の構成は図5に示す構成と同様であるため、図5に示す構成と同様の部分には図5と同様の符号を付してその説明を省略する。なお、図6において、参照符号「59」はエンジンを示し、参照符号「66」は変速機を示している。
Nc=(−ρ/(1−ρ))×Ns・・・(4)
ギヤ比ρが0.5より大きい場合には、第2キャリヤ72の回転数Ncと第2サンギヤ68の回転数Nsとの大小関係はNc>Nsとなり、第2キャリヤ72の回転数Ncは第2サンギヤ68の回転数Nsに対して増速される。また、第2サンギヤ68のトルクTsおよび第2キャリヤ72のトルクTcは、下記の(5)式によって計算することができる。
Ts=(ρ/(ρ−1))×Tc・・・(5)
すなわち、ギヤ比ρが0.5より大きい場合には、第2サンギヤ68の回転数Nsに対して第2キャリヤ72の回転数Ncが増速されるため、第2キャリヤ72の慣性トルクが増大される。
Claims (12)
- 液密構造のハウジングの内部に、流体流を生じさせるポンプインペラと、前記流体流によって駆動されるタービンランナと、係合状態となることにより前記ハウジングと前記タービンランナとの間でトルクを伝達するように構成された直結クラッチと、前記直結クラッチから駆動側部材に伝達されたトルクを弾性体を介して従動側部材に伝達する弾性ダンパと、3つの回転要素を備える遊星歯車機構によって構成されていて第1回転要素がトルクが入力されかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する入力要素とされ、第2回転要素がトルクを出力しかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する出力要素とされ、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に、第3回転要素が回転方向に振動するように構成された捩り振動低減装置とが収容された、捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記ハウジングの半径方向に前記捩り振動低減装置と前記直結クラッチとが並んで配置され、
前記入力要素は前記ハウジングの半径方向で前記直結クラッチと互いに隣接して配置され、かつ、前記入力要素と前記直結クラッチおよび前記駆動側部材とがトルク伝達可能に構成され、
前記出力要素に前記従動側部材が連結されている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 液密構造のハウジングの内部に、流体流を生じさせるポンプインペラと、前記流体流によって駆動されるタービンランナと、係合状態となることにより前記ハウジングと前記タービンランナとの間でトルクを伝達するように構成された直結クラッチと、前記直結クラッチから駆動側部材に伝達されたトルクを弾性体を介して従動側部材に伝達する弾性ダンパと、3つの回転要素を備える遊星歯車機構によって構成されていて第1回転要素がトルクが入力されかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する入力要素とされ、第2回転要素がトルクを出力しかつ他の二つの回転要素に対して相対回転する出力要素とされ、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に、第3回転要素が回転方向に振動するように構成された捩り振動低減装置とが収容された、捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記ハウジングの半径方向に前記捩り振動低減装置と前記直結クラッチとが並んで配置され、
前記ハウジングの軸線方向で前記ハウジングと前記捩り振動低減装置との間に、前記直結クラッチと前記入力要素とをトルク伝達可能に連結している連結部材が配置され、
前記出力要素は、前記従動側部材にトルク伝達可能に構成されている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項1または2に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記ハウジングの半径方向で前記捩り振動低減装置の内周側に前記直結クラッチが配置されていることを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項1に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記ハウジングの半径方向で前記捩り振動低減装置の外周側に前記直結クラッチが配置されていることを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項1ないし4のいずれか1項に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記ハウジングの軸線方向で前記捩り振動低減装置と前記タービンランナとの間に前記弾性ダンパが配置されていることを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記直結クラッチは、前記ハウジングにトルク伝達可能に構成された複数の第1プレートと、前記タービンランナにトルク伝達可能に構成された複数の第2プレートと、前記第1プレートと前記第2プレートとを係合させるアクチュエータとを備え、前記アクチュエータによって前記第1プレートと前記第2プレートとを係合させることにより前記ハウジングと前記タービンランナとの間でトルクを伝達するように構成されていることを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項6に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記アクチュエータは前記ハウジングの軸線方向に前記第1プレートおよび前記第2プレートと並んで配置されていることを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記遊星歯車機構は第1サンギヤと、前記第1サンギヤに対して同心円状に配置された第1リングギヤと、前記第1サンギヤと前記第1リングギヤとに噛み合う複数の第1ピニオンギヤを保持する第1キャリヤとを備えたシングルピニオン型の遊星歯車機構によって構成され、
前記第1リングギヤは、前記入力要素と前記出力要素とのいずれか一方とされ、
前記第1サンギヤと前記第1キャリヤとのいずれか一方は、前記入力要素と前記出力要素とのいずれか他方とされ、
前記第1サンギヤと前記第1キャリヤとのいずれか他方は、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達される前記トルクの振動が生じた場合に前記回転方向に振動するように構成されている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項8に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記第1リングギヤは、前記出力要素とされ、
前記第1サンギヤは、前記入力要素とされ、
前記第1キャリヤは、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に前記回転方向に振動するように構成され、かつ
前記第1キャリヤは、前記第1ピニオンギヤを保持する第1支持部材と、前記シングルピニオン型の遊星歯車機構の半径方向で前記第1サンギヤと前記第1リングギヤとの間に配置されかつ互いに隣接する前記第1支持部材同士を連結する第1慣性質量体とを備えている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項8に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記第1リングギヤは、前記入力要素とされ、
前記第1サンギヤは、前記出力要素とされ、
前記第1キャリヤは、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達されるトルクの振動が生じた場合に前記回転方向に振動するように構成され、かつ
前記第1キャリヤは、前記第1ピニオンギヤを保持する第1支持部材と、前記シングルピニオン型の遊星歯車機構の半径方向で前記第1サンギヤと前記第1リングギヤとの間に配置されかつ互いに隣接する前記第1支持部材同士を連結する第1慣性質量体とを備えている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記遊星歯車機構は、第2サンギヤと、前記第2サンギヤに対して同心円上に配置された第2リングギヤと、前記第2サンギヤに噛合している第2ピニオンギヤと前記第2ピニオンギヤおよび前記第2リングギヤに噛合している第3ピニオンギヤとを保持する第2キャリヤとを備えたダブルピニオン型の遊星歯車機構によって構成され、
前記第2サンギヤと前記第2リングギヤとのいずれか一方は、前記入力要素とされ、
前記第2サンギヤと前記第2リングギヤとのいずれか他方は、前記出力要素とされ、
前記第2キャリヤは、前記入力要素と前記出力要素との間で伝達される前記トルクの振動が生じた場合に、前記回転方向に振動するように構成されている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。 - 請求項11に記載の捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータにおいて、
前記第2キャリヤは、前記第2ピニオンギヤと前記第3ピニオンギヤとを保持する第2支持部材と、前記ダブルピニオン型の遊星歯車機構の半径方向で前記第2サンギヤと前記第2リングギヤとの間に配置されかつ互いに隣接する前記第2支持部材同士を連結する第2慣性質量体とを備えている
ことを特徴とする捩り振動低減装置を備えたトルクコンバータ。
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WO2020012905A1 (ja) * | 2018-07-11 | 2020-01-16 | ユニプレス株式会社 | 回転変動低減装置 |
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JPH07208546A (ja) * | 1994-01-19 | 1995-08-11 | Unisia Jecs Corp | 捩り振動低減装置 |
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-
2016
- 2016-10-31 JP JP2016212826A patent/JP6583212B2/ja active Active
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