JP2017180775A - 緩衝器 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動二輪車における正立型フロントフォークの取付け方法を変更せず質感の向上を図る。
【解決手段】実施の形態に係る緩衝器は、減衰力発生機構、摺動機構及び外装部材を有する。減衰力発生機構は、油が封入されたシリンダと、シリンダの内部を摺動自在に設けられたピストンと、ピストンに上端側が取付けられているとともに下端側がシリンダに延設されたピストンロッドと、を備える。摺動機構は、上端側が開口し、下端側が閉鎖するアウターチューブと、下端側が開口するとともに上端側が閉鎖し、アウターチューブの内部に摺動自在に挿入されたインナーチューブと、アウターチューブの下端側閉鎖部とインナーチューブの上端側閉鎖部との間に介装された懸架スプリングとを備え、減衰力発生機構と平行に連接されている。外装部材は、摺動機構に外装されている。
【選択図】図10
【解決手段】実施の形態に係る緩衝器は、減衰力発生機構、摺動機構及び外装部材を有する。減衰力発生機構は、油が封入されたシリンダと、シリンダの内部を摺動自在に設けられたピストンと、ピストンに上端側が取付けられているとともに下端側がシリンダに延設されたピストンロッドと、を備える。摺動機構は、上端側が開口し、下端側が閉鎖するアウターチューブと、下端側が開口するとともに上端側が閉鎖し、アウターチューブの内部に摺動自在に挿入されたインナーチューブと、アウターチューブの下端側閉鎖部とインナーチューブの上端側閉鎖部との間に介装された懸架スプリングとを備え、減衰力発生機構と平行に連接されている。外装部材は、摺動機構に外装されている。
【選択図】図10
Description
本発明の実施の形態は、緩衝器に関する。
左右一対のアウターチューブの各々に下方からインナーチューブを摺動自在に嵌装するとともに、アウターチューブを左右の連結部材にて連結した自動二輪車用の倒立型フロントフォークが知られている。
また、車体側に取り付けられるインナーチューブと車軸側に取り付けられるアウターチューブとの外部に別体として油圧ダンパを並設した自動二輪車用の正立型フロントフォークなども提案されている。
ここで、前者のような倒立型フロントフォークは、一般に、アウターチューブの摺動性や剛性などを常に配慮した設計が必要となる。一方、後者のような正立型フロントフォークは、小型スクータなどの安価なモデルに搭載される場合などが多く、質感の改善が求められている。
本発明が解決しようとする課題は、自動二輪車における正立型フロントフォークの取付け方法を変更せず質感の向上を図れる緩衝器を提供することである。
実施の形態に係る緩衝器は、減衰力発生機構と摺動機構と外装部材とを有する。減衰力発生機構は、シリンダ、ピストン及びピストンロッドを備える。シリンダは、油を封入している。ピストンは、シリンダの内部を摺動自在に設けられている。ピストンロッドは、ピストンに上端側が取付けられているとともに下端側がシリンダに延設されている。摺動機構は、アウターチューブ、インナーチューブ及び懸架スプリングを備える。アウターチューブは、上端側が開口し、下端側が閉鎖している。インナーチューブは、下端側が開口するとともに上端側が閉鎖し、アウターチューブの内部に摺動自在に挿入されている。懸架スプリングは、アウターチューブの下端側閉鎖部とインナーチューブの上端側閉鎖部との間に介装されている。このような摺動機構は、減衰力発生機構と平行に連接されている。外装部材は、摺動機構に外装されている。
以下、実施の形態を図面に基づき説明する。なお、図1〜図9では、自動二輪車の車体に本実施形態の緩衝器10を取り付けるためのブラケットを二点鎖線(想像線)で図示している。本実施形態の緩衝器10は、このブラケットを構成部品として含まないものである。
図1〜図11に示すように、本実施形態に係る緩衝器10は、自動二輪車の車体と前輪との間に介在される正立型のフロントフォークである。緩衝器10の上端側は、車体側のヘッドパイプ(ステアリングヘッドパイプ)内を挿通されたハンドル回転軸(ステムシャフト)に、上記ブラケットを介して固定されている。
緩衝器10は、図1〜図5に示すように、自動二輪車を前輪側からみた場合に前輪の左側に配置される第1脚10aと、自動二輪車を前輪側からみた場合に前輪の右側に配置される第2脚10bと、を備えている。第1脚10a及び第2脚10bのそれぞれの下端側には、前輪が回転可能に取り付けられる。(なお、第1脚10aと第2脚10bとは、実質的[機能的]に同じ構成を備えているため、以降では主に第1脚10aの構成について説明する。)
緩衝器10の第1脚10aは、図10及び図11に示すように、減衰力発生機構1と摺動機構2と外装部材3とを備えている。減衰力発生機構1は、シリンダ5、ピストン6及びピストンロッド7を主に備えるオイルダンパである。シリンダ5は、油(ダンパオイル)8を封入している。ピストン6は、シリンダ5の内部を摺動自在に設けられている。
ピストンロッド7は、ピストン6に上端側が取付けられているとともに、軸方向に沿って下端側がシリンダ5に延設され且つ外方へ突出している。シリンダ5は、下端側が開口するとともに上端側が閉鎖している。ピストンロッド7の上端側は、シリンダ5の下端側の開口から挿入されている。
また、減衰力発生機構1は、図10及び図11に示すように、支持部材9、締結ナット25、軸受34、シリンダカバー28及びリバウンドスプリング33をさらに備えている。締結ナット25は、ピストンロッド7の下端側を、後述する取付プレート26に締結する。一方、軸受34は、シリンダ5の下端側の開口部分に設けられている。つまり、軸受34は、シリンダ5に対してピストンロッド7を、軸方向に沿って、摺動自在に支持する。支持部材9は、シリンダ5内の下端側に固定されており、リバウンドスプリング33の下端側を支持する。
また、シリンダカバー28は、シリンダ5の閉鎖している上端側を保護する。さらに、リバウンドスプリング33は、緩衝器10の最伸長時近辺でピストン6をシリンダ5の内部へ押し戻す方向に反発力を発生させる。リバウンドスプリング33は、圧縮コイルばねによって構成されており、内周部分にピストンロッド7が挿入された状態で、支持部材9とピストン6との間に介装されている。
ここで、ピストン6には、例えば、ワンウェイバルブ(一方向弁)、シリンダ5内の油(ダンパオイル)8の流路となる常用孔(大孔)、オリフィス(小孔)などが設けられている。上記した圧側時には、例えばワンウェイバルブが開放され、シリンダ5内の油8は、ピストン6内の主に常用孔を通って移動する。一方、伸側時には、例えばワンウェイバルブが常用孔を閉鎖し、シリンダ5内の油8は、ピストン6内のオリフィスを通って移動する。この際、油8の流れが阻害されることによる粘性抵抗の上昇によって、減衰力発生機構1本体(緩衝器10本体)に加わる例えば前輪側からの振動を減衰させることができる。
また、図10及び図11に示すように、摺動機構2は、アウターチューブ15、インナーチューブ16及び懸架スプリング12を主に備える懸架装置である。例えば鉄製のアウターチューブ15は、上端側が開口し、下端側が閉鎖している。また、例えば鉄製のインナーチューブ16は、下端側が開口するとともに上端側が閉鎖し、アウターチューブ15の内部に摺動自在に挿入されている。インナーチューブ16の下端側は、アウターチューブ15の上端側の開口から挿入されている。
懸架スプリング12は、圧縮コイルばねによって構成されており、アウターチューブ15の下端側閉鎖部15aとインナーチューブ16の上端側閉鎖部16aとの間に介装されている。このような摺動機構2は、後述する連接機構29によって、減衰力発生機構1(シリンダ5及びピストンロッド7)と平行に連接されている。
また、摺動機構2は、図10及び図11に示すように、ゴム製の第1弾性部材22、摺動部材15b、16b、ゴム製の第2弾性部材23、規制部材24をさらに備えている。摺動部材15bは、アウターチューブ15の上端側の開口部分における内周面に設けられている。一方、摺動部材16bは、インナーチューブ16の下端側の開口部分における外周面に設けられている。
摺動部材15b、16bは、耐摩耗性や潤滑性の高い材料によって構成されており、アウターチューブ15とインナーチューブ16とが互いに摺動する際の摺動性を高める。ゴム製の第2弾性部材23は、懸架スプリング12の下端側とアウターチューブ15の下端側閉鎖部15aと間に介装されている。ゴム製の第1弾性部材22は、アウターチューブ15の下端側閉鎖部15a上にゴム製の第2弾性部材23を介して規制部材24を支持する。
規制部材24は、円柱状に形成されており、上端側から懸架スプリング12の内径部分に挿入されている。規制部材24は、下端側にフランジ部24aを有する。規制部材24で懸架スプリング12の下端側を支持する。つまり、規制部材24は、懸架スプリング12の設置姿勢を規制する。規制部材24は、このような構成によって、アウターチューブ15とインナーチューブ16との互いの摺動動作などに伴う懸架スプリング12の座屈などを抑制できる。
さらに、支持部材22と規制部材24との間に介装されたゴム製の第1弾性部材22および第2弾性部材23は、摺動機構2(緩衝器10本体)に加わる例えば前輪側からの振動を、弾性部材自体の内部ロス(ゴム材料の分子間摩擦)によって吸収し、減衰させることが可能となる。
また、図10及び図11に示すように、前述した連接機構29は、減衰力発生機構1のピストンロッド7と摺動機構2のアウターチューブ15とが連動するように、ピストンロッド7の下端側とアウターチューブ15の下端側とを連接する。つまり、連接機構29は、上記した取付プレート26、締結ボルト27、車軸ブラケット21によって構成されている。
車軸ブラケット21は、自動二輪車の前輪を保持する一方で、第1弾性部材22、第2弾性部材23及び規制部材24とともにアウターチューブ15の下端側を保持する。取付プレート26には、締結ナット25を通じてピストンロッド7が取り付けられている。締結ボルト27は、この取付プレート26を車軸ブラケット21に締結する。これにより、ピストンロッド7とアウターチューブ15とは、一体構造となり、互いに連動することになる。
一方、外装部材3は、図10〜図12に示すように、摺動機構2を外装する。この外装部材3は、それ自体の内部に、減衰力発生機構1のシリンダ5と摺動機構2のインナーチューブ16とを貫通させた状態で、固定部材11を介して減衰力発生機構1の上端側を固定している。
また、この外装部材3は、クランプ部材18を介して摺動機構2の上端側を固定している。つまり、クランプ部材18によってインナーチューブ16はその外周側から内周側に向けて挟み込むようにクランプされている。また、外装部材3は、取付プレート19によって、シリンダ5(シリンダカバー28)及びインナーチューブ16のそれぞれの上端側と、一体的に固定されている。
さらに、外装部材3は、その下端側の開口にダストシール14を有している。摺動機構2のアウターチューブ15の上端側は、このダストシール14を介し、外装部材3の内部に対して挿抜自在に構成されている。
したがって、このように構成された緩衝器10の第1脚10a(及び第2脚10b)では、伸側時には、図10に示すように、摺動機構2のアウターチューブ15は、懸架スプリング12に付勢されつつ(かつゴム製の第1弾性部材22および第2弾性部材23の弾性力に押圧されつつ)、外装部材3の内部から(及びインナーチューブ16の外周から)退出する方向(下端側方向)へ移動する。これに連動して、減衰力発生機構1のピストンロッド7及びピストン6は、図10に示すように、リバウンドスプリング33の反発力に抗しつつ、シリンダ5の内部から抜脱される方向へ移動する。
一方、圧側時には、図11に示すように、摺動機構2のアウターチューブ15は、懸架スプリング12の付勢力に抗しつつ(かつゴム製の第1弾性部材22および第2弾性部材23の弾性力に抗しつつ)、外装部材3の内部へ挿入される方向(当該アウターチューブ15内へインナーチューブ16が挿入される方向)へ移動する。これに連動して、ピストンロッド7は、図11に示すように、シリンダ5の内部へ挿入される方向(上端側方向)へ移動する。
この際、減衰力発生機構1では、シリンダ5内(ピストン6内のオリフィス)において、油8の流れが阻害されて粘性抵抗が上昇し、これによって、減衰力発生機構1本体に加わる振動が減衰する。さらにこの際、摺動機構2でも、ゴム製の第1弾性部材22および第2弾性部材23が収縮および復元する際の内部ロスによって振動が減衰する。
次に、外装部材3の構造を、図1〜図7及び図10〜図12に加え、図13に基づき詳述する。図13に示すように、例えばアルミニウム製の外装部材3は、比較的大径の第1管状部30と、第1管状部30よりも小径の第2管状部40と、を有している。第1管状部30には、アウターチューブ15の外径よりも内径が大きい貫通穴30cが穿孔されている。インナーチューブ16は、この貫通穴30内を貫通するように配置されている。インナーチューブ16の上端側の外周部分は、図10、図11、図13に示すように、貫通穴30の内壁面に設けられた保持部材17によって保持されている。
外装部材3の第1管状部30は、図10、図11に示すように、インナーチューブ16におけるアウターチューブ15との境界部分から、インナーチューブ16の上端側の被固定部分(クランプ部材18による固定位置)までの間の、当該インナーチューブ16の外周を、少なくとも覆っている。
また、外装部材3の第1管状部30は、前記インナーチューブ16の軸方向の位置に応じて、当該外装部材の外径部分の曲率を異ならせた2種類以上の曲率面を有する。つまり、外装部材3の第1管状部30は、図1〜図7、図13に示すように、その上端側及び下端側の外径部分をそれぞれ構成する大径部30a及び大径部30bと、軸方向の中央部分を構成し、大径部30a、30bよりも小径の(大径部30a、30bよりも曲率の小さい)小径部30dと、大径部30a、30bと小径部30dとの間をつなぐテーパ部30e、30fと、を備えている。
一方、外装部材3の第2管状部40は、シリンダ5の上端部(上端側)における外周を覆う上端側第2管状部分40aと、シリンダ5の下端部(下端側)における外周を覆う下端側第2管状部分40bと、を備えている。上端側第2管状部分40a及び下端側第2管状部分40bには、シリンダ5を貫通させるための貫通穴40c及び貫通穴40dがそれぞれ穿孔されている。つまり、貫通穴40c及び貫通穴40d内にシリンダ5を貫通させた状態で、シリンダ5の上端側は、上端側第2管状部分40aに固定部材11を介して固定されている。
既述したように、本実施形態の緩衝器10(第1脚10a及び第2脚10b)によれば、外装部材3で摺動機構2を外装したことで、摺動機構2を外乱から保護できることに加え、比較的スペックの高い車種に適用され得る倒立型構造の外観が得られ、これにより、質感の向上を図ることができる。
さらに、本実施形態の緩衝器10によれば、減衰力発生機構1(オイルダンパ)と摺動機構2(懸架装置)とを別体として設けたことで、それぞれ個別にその仕様を決めることができる。種々の仕様の減衰力発生機構1と摺動機構2とを適宜組み合わせることで、様々な仕様の緩衝器を容易に得ることができ、仕様の自由度(流用性)を拡張することができる。
ここで、本実施形態とは一部構成が異なる他の実施形態について説明する。他の実施形態に係る緩衝器50は、例えば図1に示した緩衝器10の構成に加え、図14に示すように、ブラケット51をさらに備えている。このブラケット51は、ハンドル回転軸(ステムシャフト)を固定するためのシャフト固定穴52、第1脚10a及び第2脚10bにおけるそれぞれのインナーチューブ16の上端側を装着するための装着穴53、54などを備えている。このようなブラケット51を備えた緩衝器50を自動二輪車のフロントフォークに適用することも可能である。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…減衰力発生機構、2…摺動機構、3…外装部材、5…シリンダ、6…ピストン、7…ピストンロッド、8…油、10,50…緩衝器、10a…第1脚、10b…第2脚、11…固定部材、12…懸架スプリング、15…アウターチューブ、15a…アウターチューブの下端側閉鎖部、16…インナーチューブ、16a…インナーチューブの上端側閉鎖部、18…クランプ部材、21…車軸ブラケット、22…ゴム製の第1弾性部材、23…ゴム製の第2弾性部材、24…規制部材、33…リバウンドスプリング、25…締結ナット、26…取付プレート、27…締結ボルト、29…連接機構、30…第1管状部、30a,30b…大径部、30d…小径部、40…第2管状部、40a…上端側管状部分、40b…下端側管状部分、51…ブラケット。
Claims (10)
- 油が封入されたシリンダと、前記シリンダの内部を摺動自在に設けられたピストンと、前記ピストンに上端側が取付けられているとともに下端側が前記シリンダに延設されたピストンロッドと、を備えた減衰力発生機構と、
上端側が開口し、下端側が閉鎖するアウターチューブと、下端側が開口するとともに上端側が閉鎖し、前記アウターチューブの内部に摺動自在に挿入されたインナーチューブと、前記アウターチューブの下端側閉鎖部と前記インナーチューブの上端側閉鎖部との間に介装された懸架スプリングとを備え、前記減衰力発生機構と平行に連接された摺動機構と、
前記摺動機構を外装する外装部材と、
を有することを特徴とする緩衝器。 - 前記外装部材は、前記摺動機構を外装するとともに前記減衰力発生機構の上端側に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
- 前記外装部材は、前記減衰力発生機構の上端側に加え、前記インナーチューブの上端側にも固定されていることを特徴とする請求項2に記載の緩衝器。
- 前記外装部材は、前記インナーチューブにおける前記アウターチューブとの境界部分から、前記インナーチューブの上端側の被固定部分までの間の、当該インナーチューブの外周を、少なくとも覆っていることを特徴とする請求項3に記載の緩衝器。
- 前記外装部材は、前記インナーチューブの軸方向の位置に応じて、当該外装部材の外径部分の曲率を異ならせた2種類以上の曲率面を有することを特徴とする請求項4に記載の緩衝器。
- 前記外装部材は、前記シリンダの上端部及び下端部におけるそれぞれの外周を覆っていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の緩衝器。
- 前記ピストンロッドと前記アウターチューブとが連動するように、前記ピストンロッドの下端側と前記アウターチューブの下端側とを連接する連接機構をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の緩衝器。
- 前記摺動機構は、前記懸架スプリングの下端側と前記アウターチューブの下端側閉鎖部と間に介装されたゴム製の弾性部材をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載の緩衝器。
- 前記摺動機構は、前記懸架スプリングの設置姿勢を規制する規制部材をさらに備えることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の緩衝器。
- 前記減衰力発生機構は、前記ピストンロッドを前記シリンダの内部へ押し戻す方向に反発力を発生させるリバウンドスプリングをさらに備えることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載の緩衝器。
Priority Applications (1)
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JP2016072024A JP2017180775A (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 緩衝器 |
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JP2016072024A JP2017180775A (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | 緩衝器 |
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JP2017180775A true JP2017180775A (ja) | 2017-10-05 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109654154A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-04-19 | 嘉兴学院 | 一种机电一体化脉动控制器 |
-
2016
- 2016-03-31 JP JP2016072024A patent/JP2017180775A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109654154A (zh) * | 2019-01-16 | 2019-04-19 | 嘉兴学院 | 一种机电一体化脉动控制器 |
CN109654154B (zh) * | 2019-01-16 | 2020-05-15 | 嘉兴学院 | 一种机电一体化脉动控制器 |
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