JP2017180626A - ターボ過給機付きエンジンの制御装置 - Google Patents

ターボ過給機付きエンジンの制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017180626A
JP2017180626A JP2016067439A JP2016067439A JP2017180626A JP 2017180626 A JP2017180626 A JP 2017180626A JP 2016067439 A JP2016067439 A JP 2016067439A JP 2016067439 A JP2016067439 A JP 2016067439A JP 2017180626 A JP2017180626 A JP 2017180626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine
shift
driving force
speed
automatic transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016067439A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6403101B2 (ja
Inventor
尚幸 赤星
Naoyuki Akaboshi
尚幸 赤星
千華子 大久
Chikako Ohisa
千華子 大久
直人 川原
Naoto Kawahara
直人 川原
恵子 神田
Keiko Kanda
恵子 神田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2016067439A priority Critical patent/JP6403101B2/ja
Publication of JP2017180626A publication Critical patent/JP2017180626A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6403101B2 publication Critical patent/JP6403101B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

【課題】アクセルペダルの操作以外の運転状態に基づき車両の速度制御が行われている場合において、自動変速機による変速が頻繁に行われることを防止し、乗員に不快感を与えないようにエンジンを制御することができる、ターボ過給機付きエンジンの制御装置を提供する。【解決手段】ターボ過給機付きエンジン(10)の制御装置は、アクセルペダルの操作以外の車両の運転状態に基づき要求駆動力を決定し、エンジンの現在の運転状態に基づき、自動変速機による変速後の変速段においてエンジンが出力可能な最大トルクを推定し、変速後の変速段において推定した最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力以上である場合、自動変速機に変速を実行させ、変速後の変速段において推定した最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力未満である場合、自動変速機に現在の変速段を保持させるPCM(60)を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、ターボ過給機付きエンジンの制御装置に係わり、特に、自動変速機とターボ過給機とを有するエンジンを、目標トルクを出力させるように制御するターボ過給機付きエンジンの制御装置に関する。
従来、自動変速機を備えた車両の制御装置において、変速機をシフトアップさせた場合の燃費率を演算し、現在の燃費率よりもシフトアップさせた場合の燃費率の方が小さい場合に変速機を自動的にシフトアップさせることにより、燃費の向上を図ったものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−315606号公報
ところで、近年では、自車両が前方を走行する先行車両に追従したり、あるいは予め設定された車速を維持したりするように自車両の速度制御を行ういわゆるクルーズコントロールシステムが用いられている。クルーズコントロールシステムによる速度制御が行われている場合には、車速に対するドライバの操作意図を考慮する必要がないので、自動変速機の変速段をできる限り高速段に設定して燃費の向上及びエンジン騒音の低減を図ることが望ましい。
しかしながら、燃費の向上及びエンジン騒音の低減を目的として自動変速機による変速を頻繁に繰り返すと、変速に伴うショックにより乗員に不快感を与えてしまう。特に、ターボ過給機を有するエンジンにおいては、大気圧や吸気温度等の運転環境に応じてターボ過給機による過給圧上限値が変動するので、上記の特許文献1に記載された制御装置のように単に燃費率に基づいてシフトアップを行うと、変速後において過給圧の不足により自車両の速度制御のために必要な駆動力を得ることができず、すぐにシフトダウンを行わざるを得ないこともある。この場合、シフトアップとシフトダウンとが繰り返され、乗員に不快感を与えてしまう。
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、アクセルペダルの操作以外の運転状態に基づき車両の速度制御が行われている場合において、自動変速機による変速が頻繁に行われることを防止し、乗員に不快感を与えないようにエンジンを制御することができる、ターボ過給機付きエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明のエンジンの制御装置は、自動変速機とターボ過給機を有するエンジンを、目標トルクを出力させるように制御するターボ過給機付きエンジンの制御装置であって、アクセルペダルの操作以外の車両の運転状態に基づき要求駆動力を決定する要求駆動力決定手段と、エンジンの現在の運転状態に基づき、自動変速機による変速後の変速段においてエンジンが出力可能な最大トルクを推定する最大トルク推定手段と、変速後の変速段において推定した最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力以上である場合、自動変速機に変速を実行させ、変速後の変速段において推定した最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力未満である場合、自動変速機に現在の変速段を保持させる変速制御手段とを有することを特徴とする。
このように構成された本発明においては、最大トルク推定手段は、エンジンの現在の運転状態に基づき、自動変速機による変速後の変速段においてエンジンが出力可能な最大トルクを推定し、変速制御手段は、変速後の推定最大トルクにより得られる駆動力がアクセルペダルの操作以外の車両の運転状態に基づき決定された要求駆動力以上である場合に自動変速機に変速を実行させ、変速後の推定最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力未満である場合には現在の変速段を保持させるので、変速後において過給圧の不足などにより駆動力が不足し、再び変速をせざるを得ないような状態が生じることを防止でき、これにより、自動変速機による変速が頻繁に行われることを防止し、乗員に不快感を与えないようにエンジンを制御することができる。
また、本発明において、好ましくは、最大トルク推定手段は、車速に基づき変速後の変速段におけるエンジン回転数を取得し、変速後の変速段におけるエンジン回転数とターボ過給機の運転環境とに基づき変速後の変速段におけるターボ過給機の最大過給圧を推定し、変速後の変速段におけるエンジン回転数及び最大過給圧に基づき最大トルクを推定する。
このように構成された本発明においては、最大トルク推定手段は、変速後の変速段におけるエンジン回転数とターボ過給機の運転環境とに基づき変速後の変速段におけるターボ過給機の最大過給圧を推定し、その最大過給圧に基づき最大トルクを推定するので、吸気温度や大気圧等の運転環境も考慮に入れて変速後の最大過給圧を正確に推定し、その最大過給圧に応じて変速後に得られる駆動力を正確に推定することができ、これにより、変速後の推定最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力を満たすか否かを適切に判定し、変速後において過給圧の不足などにより駆動力が不足し再び変速をせざるを得ないような状態が生じることを確実に防止することができる。
本発明によるターボ過給機付きエンジンの制御装置によれば、アクセルペダルの操作以外の運転状態に基づき車両の速度制御が行われている場合において、自動変速機による変速が頻繁に行われることを防止し、乗員に不快感を与えないようにエンジンを制御することができる。
本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置が適用されたエンジンシステムの概略構成図である。 本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるエンジン制御処理のフローチャートである。 本発明の実施形態による変速制御処理のフローチャートである。 本発明の実施形態による変速制御処理を実行した場合のタイムチャートの一例である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置を説明する。
<システム構成>
まず、図1及び図2により、本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置が適用されたエンジンシステムについて説明する。図1は、本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置が適用されたエンジンシステムの概略構成図であり、図2は、本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置の電気的構成を示すブロック図である。
図1及び図2に示すように、エンジンシステム100は、主に、外部から導入された吸気(空気)が通過する吸気通路1と、この吸気通路1から供給された吸気と、後述する燃料噴射弁13から供給された燃料との混合気を燃焼させて車両の動力を発生するエンジン10(具体的にはガソリンエンジン)と、このエンジン10内の燃焼により発生した排気ガスを排出する排気通路25と、エンジン10の出力を駆動輪に伝達する図外の自動変速機と、エンジンシステム100に関する各種の状態を検出するセンサ40〜54と、エンジンシステム100全体を制御するPCM60(ターボ過給機付きエンジンの制御装置)と、自動変速機を制御するTCM(Transmission Control Module)70と、自車両を先行車両に追従走行させたり、あるいは予め設定された車速を維持したりするように速度制御を行うACC(Adaptive Cruise Control)80とを有する。
吸気通路1には、上流側から順に、外部から導入された吸気を浄化するエアクリーナ3と、通過する吸気を昇圧させる、ターボ過給機4のコンプレッサ4aと、外気や冷却水により吸気を冷却するインタークーラ5と、通過する吸気の量(吸入空気量)を調整するスロットルバルブ6と、エンジン10に供給する吸気を一時的に蓄えるサージタンク7と、が設けられている。
また、吸気通路1には、コンプレッサ4aによって過給された吸気の一部を、コンプレッサ4aの上流側に還流するためのエアバイパス通路8が設けられている。具体的には、エアバイパス通路8の一端は、コンプレッサ4aの下流側で且つスロットルバルブ6の上流側の吸気通路1に接続され、エアバイパス通路8の他端は、エアクリーナ3の下流側で且つコンプレッサ4aの上流側の吸気通路1に接続されている。
このエアバイパス通路8には、エアバイパス通路8を流れる吸気の流量を開閉動作により調節するエアバイパスバルブ9が設けられている。エアバイパスバルブ9は、エアバイパス通路8を完全に閉じる閉状態と完全に開く開状態とに切り換え可能な、いわゆるオンオフバルブである。
エンジン10は、主に、吸気通路1から供給された吸気を燃焼室11内に導入する吸気バルブ12と、燃焼室11に向けて燃料を噴射する燃料噴射弁13と、燃焼室11内に供給された吸気と燃料との混合気に点火する点火プラグ14と、燃焼室11内での混合気の燃焼により往復運動するピストン15と、ピストン15の往復運動により回転されるクランクシャフト16と、燃焼室11内での混合気の燃焼により発生した排気ガスを排気通路25へ排出する排気バルブ17と、を有する。
また、エンジン10は、吸気バルブ12及び排気バルブ17のそれぞれの動作タイミング(バルブの開閉時期に相当する)を、可変バルブタイミング機構(Variable Valve Timing Mechanism)としての可変吸気バルブ機構18及び可変排気バルブ機構19によって可変に構成されている。可変吸気バルブ機構18及び可変排気バルブ機構19としては、公知の種々の形式を適用可能であるが、例えば電磁式又は油圧式に構成された機構を用いて、吸気バルブ12及び排気バルブ17の動作タイミングを変化させることができる。
排気通路25には、上流側から順に、通過する排気ガスによって回転され、この回転によってコンプレッサ4aを駆動する、ターボ過給機4のタービン4bと、例えばNOx触媒や三元触媒や酸化触媒などの、排気ガスの浄化機能を有する触媒装置35a、35bが設けられている。以下では、これらの触媒装置35a、35bを区別しないで用いる場合には、単に「触媒装置35」と表記する。
また、排気通路25上には、排気ガスの一部をEGRガスとして吸気通路1に還流させるEGR装置26が設けられている。EGR装置26は、一端がタービン4bの上流側の排気通路25に接続され、他端がコンプレッサ4aの下流側で且つスロットルバルブ11の下流側の吸気通路1に接続されたEGR通路27と、EGRガスを冷却するEGRクーラ28と、EGR通路27を流れるEGRガス量(流量)を制御するEGRバルブ29と、を有する。このEGR装置26は、いわゆる高圧EGR装置(HPL(High Pressure Loop)EGR装置)に相当する。
また、排気通路25には、排気ガスを、ターボ過給機4のタービン4bを通過させずに迂回させるタービンバイパス通路30が設けられている。このタービンバイパス通路30には、タービンバイパス通路30を流れる排気ガスの流量を制御するウェイストゲートバルブ(以下「WGバルブ」と称する)31が設けられている。
また、排気通路25においては、EGR通路27の上流側の接続部分とタービンバイパス通路30の上流側の接続部分との間の通路が、第1通路25aと第2通路25bとに分岐されている。第1通路25aは第2通路25bよりも径が大きく、換言すると第2通路25bは第1通路25aよりも径が小さく、第1通路25aには開閉バルブ25cが設けられている。開閉バルブ25cが開いている場合には、排気ガスは基本的には第1通路25aに流れ、開閉バルブ25cが閉じている場合には、排気ガスは第2通路25bにのみ流れる。そのため、開閉バルブ25cが閉じている場合には、開閉バルブ25cが開いている場合よりも、排気ガスの流速が大きくなる。開閉バルブ25cは低回転数領域において閉じられ、流速が上昇された排気ガスをターボ過給機4のタービン4bに供給して、低回転域でもターボ過給機4による過給が行えるようになっている。
エンジンシステム100には、当該エンジンシステム100に関する各種の状態を検出するセンサ40〜54が設けられている。これらセンサ40〜54は、具体的には以下の通りである。アクセル開度センサ40は、アクセルペダルの開度(ドライバがアクセルペダルを踏み込んだ量に相当する)であるアクセル開度を検出する。エアフローセンサ41は、エアクリーナ3とコンプレッサ4aとの間の吸気通路1を通過する吸気の流量に相当する吸入空気量を検出する。温度センサ42は、エアクリーナ3とコンプレッサ4aとの間の吸気通路1を通過する吸気の温度を検出する。圧力センサ43は、過給圧を検出する。スロットル開度センサ44は、スロットルバルブ6の開度であるスロットル開度を検出する。圧力センサ45は、エンジン10に供給される吸気の圧力に相当するインマニ圧(サージタンク7内の圧力)を検出する。クランク角センサ46は、クランクシャフト16におけるクランク角を検出する。吸気側カム角センサ47は、吸気カムシャフトのカム角を検出する。排気側カム角センサ48は、排気カムシャフトのカム角を検出する。温度センサ49は、エンジン10の冷却水の温度(水温)を検出する。WG開度センサ50は、WGバルブ31の開度を検出する。O2センサ51は、触媒装置35aの上流側の排気ガス中の酸素濃度を検出し、O2センサ52は、触媒装置35aと触媒装置35bとの間の排気ガス中の酸素濃度を検出する。車速センサ53は、車両の速度(車速)を検出する。ノックセンサ54は、例えばエンジン10のシリンダブロックに設けられ、エンジン10のノッキングによる振動を検出する。これらの各種センサ40〜54は、それぞれ、検出したパラメータに対応する検出信号S140〜S154をPCM60に出力する。
また、PCM60には、車両の自動変速機を制御するTCM70から自動変速機に関する各種情報(例えば現在の変速段、変速を行う変速点に達したか否か、次変速段に変速したときのエンジン回転数など)が入力される。
さらに、PCM60には、ACC80から車速制御に関する各種情報(例えば先行車両に追従するための目標車速や、予め設定された設定車速を特定する情報など)が入力される。
PCM60は、上述した各種センサ40〜54から入力された検出信号S140〜S154、TCM70から入力された自動変速機に関する各種情報、及び、ACC80から入力された車速制御に関する各種情報に基づき、エンジンシステム100内の構成要素に対する制御を行う。具体的には、図2に示すように、PCM60は、スロットルバルブ6に制御信号S106を供給して、スロットルバルブ6の開閉時期やスロットル開度を制御し、エアバイパスバルブ9に制御信号S109を供給して、エアバイパスバルブ9の開閉を制御し、WGバルブ31に制御信号S131を供給して、WGバルブ31の開度を制御し、燃料噴射弁13に制御信号S113を供給して、燃料噴射量や燃料噴射タイミングを制御し、点火プラグ14に制御信号S114を供給して、点火時期を制御し、可変吸気バルブ機構18及び可変排気バルブ機構19のそれぞれに制御信号S118、S119を供給して、吸気バルブ12及び排気バルブ17の動作タイミングを制御し、EGRバルブ29に制御信号S129を供給して、EGRバルブ29の開度を制御する。
特に、本実施形態では、PCM60は、エンジン10の現在の運転状態に基づき、自動変速機による変速後の変速段においてエンジン10が出力可能な最大トルクを推定し、変速後の変速段において最大トルクにより得られる駆動力がACC80による要求駆動力以上である場合、TCM70により自動変速機の変速を実行させ、変速後の変速段において最大トルクにより得られる駆動力がACC80による要求駆動力未満である場合、自動変速機に現在の変速段を保持させる。このように構成されたPCM60は、本発明における「ターボ過給機付きエンジンの制御装置」に相当し、本発明における「要求駆動力決定手段」、「最大トルク推定手段」及び「変速制御手段」として機能する。
PCM60の各構成要素は、CPU、当該CPU上で解釈実行される各種のプログラム(OSなどの基本制御プログラムや、OS上で起動され特定機能を実現するアプリケーションプログラムを含む)、及びプログラムや各種のデータを記憶するためのROMやRAMの如き内部メモリを備えるコンピュータにより構成される。
<エンジン制御処理>
次に、図3を参照して、本発明の実施形態において行われるエンジン10の基本制御について説明する。図3は、本発明の実施形態によるエンジン制御処理のフローチャートである。このエンジン制御処理は、車両のイグニッションがオンにされ、PCM60に電源が投入された場合に起動され、繰り返し実行される。
エンジン制御処理が開始されると、図3に示すように、ステップS1において、PCM60は車両の運転状態に関する各種情報を取得する。具体的には、PCM60は、アクセル開度センサ40が検出したアクセル開度、エアフローセンサ41が検出した吸入空気量、車速センサ53が検出した車速、ノックセンサ54が検出したノッキングの有無、TCM70から入力された自動変速機の現在の変速段、ACC80から入力された目標車速等を取得する。
次に、ステップS2において、PCM60は、ステップS1において取得された車両の運転状態に基づき、目標加速度を設定する。具体的には、PCM60は、ACC80による車速制御が実行されている場合(すなわちドライバによるアクセルペダルの操作が行われていない場合)、現在車速とACC80から入力された目標車速との差に応じて目標加速度を決定する。
また、ACC80による車速制御が実行されていない場合(すなわちドライバによるアクセルペダルの操作が行われている場合)、種々の車速及び種々の変速段について規定された加速度特性マップ(予め作成されてメモリなどに記憶されている)の中から、現在の車速及び変速段に対応する加速度特性マップを選択し、選択した加速度特性マップを参照して、アクセル開度センサ40によって検出されたアクセル開度に対応する目標加速度を決定する。
次に、ステップS3において、PCM60は、ステップS2において決定した目標加速度を実現するためのエンジン10の目標トルクを決定する。この場合、PCM60は、現在の車速、変速段、路面勾配、路面μなどに基づき、エンジン10が出力可能なトルクの範囲内で、目標トルクを決定する。
また、ステップS2〜S3の処理と並行して、ステップS4において、PCM60は、ステップS1においてノックセンサ54から取得した検出信号に基づき、ノッキングが検出されたか否かを判定する。
その結果、ノッキングが検出された場合、ステップS5に進み、PCM60は、ノッキングを抑制するために点火時期を遅角側に補正するときの補正量(点火リタード量)を増大させる。一方、ノッキングが検出されなかった場合、ステップS6に進み、PCM60は、点火リタード量を減少させる。これにより、ノックセンサ54によりノッキングが検出される度に点火時期は徐々に遅角側に補正され、ノッキングが検出されない場合、点火時期は進角側に戻される。ただし、点火リタード量は、燃焼効率の著しい悪化や失火を考慮した燃焼安定性の観点から予め実験により定められたリタード限界を超えないように設定される。
ステップS3、及び、ステップS5又はS6の後、ステップS7に進み、PCM60は、ステップS1において取得した現在のエンジン回転数及びステップS3において決定した目標トルクを含むエンジン10の運転状態に応じて、点火プラグ14による基準点火時期を設定する。具体的には、PCM60は、目標トルクにフリクションロスやポンピングロスによる損失トルクを加味した目標図示トルクを算出し、種々の充填効率及び種々のエンジン回転数について点火時期と図示トルクとの関係を規定した点火進角マップ(予め作成されてメモリなどに記憶されている)の中から、現在のエンジン回転数に対応し且つノッキングが発生しない範囲(各点火進角マップにおいて予め設定されたノック限界点火時期よりも遅角側の範囲)で可能な限りMBTに近い点火時期の場合に目標図示トルクが得られる点火進角マップを選択し、選択した点火進角マップを参照して、目標図示トルクに対応する点火時期を基準点火時期として設定する。そして、PCM60は、設定した基準点火時期を、ステップS5又はS6において設定した点火リタード量だけ遅角側に補正する。
次に、ステップS8において、PCM60は、ステップS3により決定された目標トルクをエンジン10に出力させるための目標充填効率を設定する。具体的には、PCM60は、目標図示トルクを出力するために必要な熱量(要求熱量)を求め、この要求熱量を発生させるために必要な目標充填効率を求める。PCM60は、ステップS7において基準点火時期をステップS5又はS6において設定した点火リタード量だけ遅角させる場合には、この点火リタード量に応じて目標充填効率を増大させ、目標トルクがエンジン10から適切に出力されるようにする。
次に、ステップS9において、PCM60は、ステップS8において設定した目標充填効率に相当する空気がエンジン10に導入されるように、エアフローセンサ31が検出した空気量を考慮して、スロットルバルブ6の開度と、可変吸気バルブ機構18を介した吸気バルブ12の開閉時期とを決定する。
次に、ステップS10において、PCM60は、ステップS10において決定したスロットル開度及び吸気バルブ12の開閉時期に基づき、スロットルバルブ6及び可変吸気バルブ機構18を制御するとともに、エンジン10の運転状態等に応じて決定された目標当量比と、エアフローセンサ41の検出信号S141等に基づき推定した実空気量とに基づき、燃料噴射弁13を制御する。
また、ステップS9〜S10の処理と並行して、ステップS11において、PCM60は、ターボ過給機4による目標過給圧を取得する。例えば、種々のエンジン回転数について目標トルクと目標過給圧との関係を示すマップが予めメモリ等に記憶されており、PCM60は、そのマップを参照し、現時点でのエンジン回転数及びステップS3において決定した目標トルクに対応する目標過給圧を取得する。
次に、ステップS12において、PCM60は、ステップS11において取得した目標過給圧を実現するための、WGバルブ31の開度を決定する。
次に、ステップS13において、PCM60は、ステップS12において設定した開度に基づき、WGバルブ31のアクチュエータを制御する。この場合、PCM10は、ステップS12において設定した開度に応じてWGバルブ31のアクチュエータを制御すると共に、圧力センサ43により検出される過給圧を、ステップS11において取得した目標過給圧に近づけるようにアクチュエータをフィードバック制御する。
また、ステップS9〜S10及びステップS11〜S13の処理と並行して、ステップS14において、PCM60は、ステップS7において設定した点火時期に点火が行われるように、点火プラグ14を制御する。
ステップS10、S13及びS14の後、PCM60は、エンジン制御処理を終了する。
<変速制御処理>
次に、図4を参照して、本発明の実施形態において行われる自動変速機の変速制御処理について説明する。図4は、本発明の実施形態による変速制御処理のフローチャートである。この変速制御処理は、ACC80による車速制御が実行されている場合に、PCM60によって所定の周期で繰り返し実行され、また、図3に示したエンジン制御処理と並行して実行される。
変速制御処理が開始されると、まず、ステップS21において、PCM60は、現在の車速において自動変速機が変速段を現変速段から次変速段に変速した場合における変速後のエンジン回転数(以下、必要に応じて「次変速段エンジン回転数」を呼ぶ)をTCM70から取得する。この次変速段エンジン回転数は、現在の車速と次変速段の減速比とに基づいて求められる。
次に、ステップS22において、PCM60は、ステップS21において取得した次変速段エンジン回転数に基づき、変速後の変速段におけるターボ過給機4の最大過給圧を取得する。例えば、PCM60は、エンジン回転数に応じてターボ過給機4が達成し得る最大過給圧を規定した最大過給圧マップ(予め作成されてメモリ等に記憶されている)を参照し、次変速段エンジン回転数に対応する最大過給圧を取得する。
次に、ステップS23において、PCM60は、現在の大気圧及び吸気温度においてターボ過給機4に許容される過給圧の上限値を取得する。この過給圧上限値は、ターボ過給機4の構成部品保護の観点から、コンプレッサ4a及びタービン4bの過回転防止やサージング防止のために設定される値であり、現在の大気圧及び吸気温度に基づき算出される。
次に、ステップS24において、PCM60は、ステップS22において取得した最大過給圧が、ステップS23において取得した過給圧上限値よりも大きいか否かを判定する。
その結果、最大過給圧が過給圧上限値よりも大きい場合、ステップS25に進み、PCM60は、過給圧上限値を、自動変速機の変速後の変速段においてターボ過給機4により過給可能と推定される最大過給圧(推定最大過給圧)として設定する。
一方、最大過給圧が過給圧上限値以下である場合、ステップS26に進み、PCM60は、最大過給圧を、推定最大過給圧として設定する。
ステップS25又はS26の後、ステップS27に進み、PCM60は、ステップS25又はS26において設定した推定最大過給圧に基づき、次変速段において推定最大過給圧の下で実現可能と推定される最大充填効率(推定最大充填効率)を取得する。例えば、PCM60は、エンジン回転数及び過給圧と充填効率との関係を規定したマップ(予め作成されてメモリ等に記憶されている)を参照し、次変速段エンジン回転数及び推定最大過給圧に対応する充填効率を、推定最大充填効率として取得する。
次に、ステップS28において、PCM60は、ステップS27において取得した推定最大充填効率に基づき、次変速段においてエンジン10が出力可能な最大トルクを推定する。例えば、PCM60は、点火進角マップの中から次変速段エンジン回転数及び推定最大充填効率に対応する点火進角マップを参照し、ノッキングが発生しない範囲で可能な限りMBTに近い点火時期の場合に得られるトルクを、次変速段においてエンジン10が出力可能な最大トルクとして推定する。
次に、ステップS29において、PCM60は、ステップS28において推定した最大トルクにより得られる加速度(すなわち次変速段において得られる最大加速度)が、図3のエンジン制御処理のステップS2において決定した目標加速度(ACC80による要求加速度)以上か否かを判定する。
具体的には、PCM60は、ステップS28において推定した最大トルクと次変速段の減速比とに基づき、次変速段において得られる最大の駆動力を推定するとともに、目標加速度と次変速段の減速比とに基づき、次変速段における要求駆動力を算出する。そして、推定した最大駆動力が要求駆動力以上である場合、次変速段において得られる最大加速度がACC80による要求加速度以上であると判定する。
その結果、次変速段において得られる最大加速度がACC80による要求加速度以上である場合(すなわち次変速段において得られる最大の駆動力が要求駆動力以上である場合)、ステップS30に進み、PCM60は、自動変速機による変速を許可する旨の信号をTCM70に出力する。
一方、次変速段において得られる最大加速度がACC80による要求加速度未満である場合(すなわち次変速段において得られる最大の駆動力が要求駆動力未満である場合)、ステップS31に進み、PCM60は、変速制御を行わずに現変速段を保持することを指示する旨の信号をTCM70に出力する。
ステップS30又はS31の後、PCM60は変速制御処理を終了する。
<エンジンの動作>
次に、図5を参照して、本発明の実施形態による変速制御処理を実行した場合のエンジンの動作を説明する。図5は、本発明の実施形態による変速制御処理を実行した場合のタイムチャートの一例である。具体的には、図5では、上から順に、車速、変速段、加速度を示している。なお、車速のタイムチャートにおける点線はACC80により設定された目標車速を示し、実線は車速センサ53が検出した自車両の車速を示している。また、加速度のタイムチャートにおける点線はACC80による目標車速を達成するために決定された要求加速度を示し、実線及び一点鎖線は自動変速機の変速段が6速の場合において得られる最大加速度を示している。
図5の例では、ACC80により目標車速VDを維持するように車速制御が行われており、自動変速機の変速段が6速に設定されている状況を示している。この状況において、自車両が登り坂に進入したこと等により、目標車速VDを維持するために必要な要求加速度が上昇し、時刻t1において変速段が6速の場合に得られる最大加速度を上回ると、ACC80は変速段を5速に変速し、必要な加速度が得られるようにする。
その後、加速度のタイムチャートにおいて実線により示すように、時刻t2において、変速段が6速の場合に得られる最大加速度が要求加速度を十分上回ると、変速段のタイムチャートにおいて実線により示すように、ACC80は変速段を6速に変速する。この場合、変速段を6速に変速した後に得られる駆動力が要求駆動力以上であるので、変速後において過給圧の不足などにより駆動力が不足し、再び変速段を5速に変速するような状態が生じることはないので、変速が頻繁に行われることを防止できる。
また、加速度のタイムチャートにおいて一点鎖線により示すように、時刻t2において、変速段が6速の場合に得られる最大加速度が要求加速度未満である場合には、変速段のタイムチャートにおいて一点鎖線により示すように、ACC80は変速段を5速のまま保持する。この場合、変速段を6速に変速した後に得られる駆動力が要求駆動力未満であるので、仮に変速段を6速に変速すると、駆動力の不足により再び変速段を5速に変速するような状態が生じ得るが、上記のように変速段を5速のまま保持することにより、変速が頻繁に行われることを防止できる。
この場合、時刻t3において変速段が6速の場合に得られる最大加速度が要求加速度を上回ったときに、ACC80は変速段を6速に変速する。
<作用効果>
次に、上述した本発明の実施形態によるターボ過給機付きエンジンの制御装置の作用効果を説明する。
まず、PCM60は、エンジン10の現在の運転状態に基づき、自動変速機による変速後の変速段においてエンジン10が出力可能な最大トルクを推定し、変速後の推定最大トルクにより得られる駆動力がACC80による要求駆動力以上である場合に自動変速機に変速を実行させ、変速後の推定最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力未満である場合には現在の変速段を保持させるので、変速後において過給圧の不足などにより駆動力が不足し、再び変速をせざるを得ないような状態が生じることを防止でき、これにより、自動変速機による変速が頻繁に行われることを防止し、乗員に不快感を与えないようにエンジン10を制御することができる。
特に、PCM60は、変速後の変速段におけるエンジン回転数とターボ過給機4の運転環境とに基づき変速後の変速段におけるターボ過給機4の最大過給圧を推定し、その最大過給圧に基づき最大トルクを推定するので、吸気温度や大気圧等の運転環境も考慮に入れて変速後の最大過給圧を正確に推定し、その最大過給圧に応じて変速後に得られる駆動力を正確に推定することができ、これにより、変速後の推定最大トルクにより得られる駆動力が要求駆動力を満たすか否かを適切に判定し、変速後において過給圧の不足などにより駆動力が不足し再び変速をせざるを得ないような状態が生じることを確実に防止することができる。
1 吸気通路
4 ターボ過給機
4a コンプレッサ
4b タービン
6 スロットルバルブ
10 エンジン
13 燃料噴射弁
14 点火プラグ
18 可変吸気バルブ機構
25 排気通路
31 WGバルブ
40 アクセル開度センサ
43 圧力センサ
53 車速センサ
60 PCM
70 TCM
80 ACC
100 エンジンシステム

Claims (2)

  1. 自動変速機とターボ過給機を有するエンジンを、目標トルクを出力させるように制御するターボ過給機付きエンジンの制御装置であって、
    アクセルペダルの操作以外の車両の運転状態に基づき要求駆動力を決定する要求駆動力決定手段と、
    上記エンジンの現在の運転状態に基づき、上記自動変速機による変速後の変速段において上記エンジンが出力可能な最大トルクを推定する最大トルク推定手段と、
    上記変速後の変速段において上記推定した最大トルクにより得られる駆動力が上記要求駆動力以上である場合、上記自動変速機に変速を実行させ、上記変速後の変速段において上記推定した最大トルクにより得られる駆動力が上記要求駆動力未満である場合、上記自動変速機に現在の変速段を保持させる変速制御手段と
    を有することを特徴とするターボ過給機付きエンジンの制御装置。
  2. 上記最大トルク推定手段は、車速に基づき上記変速後の変速段におけるエンジン回転数を取得し、上記変速後の変速段におけるエンジン回転数と上記ターボ過給機の運転環境とに基づき上記変速後の変速段における上記ターボ過給機の最大過給圧を推定し、上記変速後の変速段におけるエンジン回転数及び最大過給圧に基づき上記最大トルクを推定する、請求項1に記載のターボ過給機付きエンジンの制御装置。
JP2016067439A 2016-03-30 2016-03-30 ターボ過給機付きエンジンの制御装置 Expired - Fee Related JP6403101B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067439A JP6403101B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 ターボ過給機付きエンジンの制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016067439A JP6403101B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 ターボ過給機付きエンジンの制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017180626A true JP2017180626A (ja) 2017-10-05
JP6403101B2 JP6403101B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=60004165

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016067439A Expired - Fee Related JP6403101B2 (ja) 2016-03-30 2016-03-30 ターボ過給機付きエンジンの制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6403101B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07243516A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の変速制御装置
JP2002326526A (ja) * 2001-05-02 2002-11-12 Toyota Motor Corp 過給機付き内燃機関と変速機とを有する車両の制御装置
JP2005114040A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP2006511767A (ja) * 2002-12-23 2006-04-06 ルノー・エス・アー・エス 自動変速機の制御方法及び装置
JP2010523909A (ja) * 2007-04-07 2010-07-15 ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト 車両の多段自動トランスミッションを制御および/または調整するための方法およびシステム
JP2010210042A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyota Motor Corp 変速制御装置
JP2013148182A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Toyota Motor Corp 車両の駆動力制御装置
JP2013217444A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Toyota Motor Corp 車両
JP2014237391A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 トヨタ自動車株式会社 定速走行装置
JP2016037999A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 トヨタ自動車株式会社 変速制御装置

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07243516A (ja) * 1994-03-04 1995-09-19 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機の変速制御装置
JP2002326526A (ja) * 2001-05-02 2002-11-12 Toyota Motor Corp 過給機付き内燃機関と変速機とを有する車両の制御装置
JP2006511767A (ja) * 2002-12-23 2006-04-06 ルノー・エス・アー・エス 自動変速機の制御方法及び装置
JP2005114040A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Toyota Motor Corp 車両の制御装置
JP2010523909A (ja) * 2007-04-07 2010-07-15 ツェットエフ フリードリヒスハーフェン アクチエンゲゼルシャフト 車両の多段自動トランスミッションを制御および/または調整するための方法およびシステム
JP2010210042A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Toyota Motor Corp 変速制御装置
JP2013148182A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Toyota Motor Corp 車両の駆動力制御装置
JP2013217444A (ja) * 2012-04-09 2013-10-24 Toyota Motor Corp 車両
JP2014237391A (ja) * 2013-06-07 2014-12-18 トヨタ自動車株式会社 定速走行装置
JP2016037999A (ja) * 2014-08-06 2016-03-22 トヨタ自動車株式会社 変速制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6403101B2 (ja) 2018-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10138824B2 (en) Turbocharged engine control device
US9890718B2 (en) Control apparatus for internal combustion engine
US8311721B2 (en) Reserve torque for lean equivalence ratio requests
JP6296424B2 (ja) ターボ過給機付きエンジンの制御装置
JP6208097B2 (ja) 内燃機関の装置
US20090070014A1 (en) Control system for internal combustion engine
CN107804311B (zh) 车辆的控制装置
WO2012049744A1 (ja) 内燃機関の制御装置
JP6296430B2 (ja) エンジンの制御装置
JP6489376B2 (ja) エンジンの制御装置
JP6403102B2 (ja) ターボ過給機付きエンジンの制御装置
JP2012193689A (ja) 内燃機関の可変動弁機構制御装置
JP6403101B2 (ja) ターボ過給機付きエンジンの制御装置
US9303569B2 (en) Control device for internal combustion engine
JP5263249B2 (ja) 過給機付き内燃機関の可変バルブタイミング制御装置
JP6331230B2 (ja) ターボ過給機付きエンジンの制御装置
JP2016037999A (ja) 変速制御装置
JP6350974B2 (ja) エンジンの制御装置
JP5949450B2 (ja) 内燃機関の制御装置
JP2019039405A (ja) エンジンの制御装置
JP6432548B2 (ja) エンジンの制御装置
JP2018159324A (ja) 車両の制御装置
JP2016113991A (ja) 内燃機関の制御装置
JP2013170515A (ja) 内燃機関の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6403101

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees