JP2017179914A - 光電池ブラインド、光電池ブラインドシステム - Google Patents

光電池ブラインド、光電池ブラインドシステム Download PDF

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Abstract

【課題】光電池ブラインドにおいて、一部の光電池セルに日陰が掛かる場合に光電池ブラインド全体の発電出力の低下を抑制可能な光電池ブラインド技術を提供する。【解決手段】光電池ブラインド100は、第1方向に長尺な複数のスラット10を第2方向に配列して構成される。複数の光電池ユニット40それぞれは、少なくとも1つの光電池サブモジュール21と、バイパス回路46と、を含む。バイパス回路46は、当該光電池サブモジュール21によって形成される主電流路42を迂回するバイパス電流路44を形成する。【選択図】図3

Description

本発明は、光電池ブラインドおよびそれを備えた光電池ブラインドシステムに関する。
エネルギー効率を向上する目的で光電変換セルを備えたブラインドが知られている。例えば特許文献1には太陽電池モジュールを備えるブラインドが記載されている。
特許文献1に記載のブラインドは、スラットと、スラットを保持する鉛直方向に延在するラダーコードと、スラットを上下動させる昇降コードとを備えており、スラットには太陽電池モジュールが設けられている。
特開2014−136928号公報
ところで、このようなブラインドは建物の窓やガラス壁の室内側に設置される場合が多い。例えばビルの窓際に設置されるブラインドには、窓枠などの枠組みや、庇などの建物の突出物による日陰が光電池に掛かることがある。また、太陽の角度やスラットの角度によって上段のスラットの日陰が下段のスラットの光電池に掛かる場合も考えられる。なお、光電池ブラインドにおいては、このような日陰は光電池の全体でなくその一部に掛かる場合が多い。
しかし、特許文献1に記載のブラインドでは、光電池の一部に日陰が掛かる場合でも、光電池全体の発電出力が大幅に低下する問題がある。これは、光電池の発電単位である光電池セルのうち、日陰になり光があたっていない光電池セルでは、発電量の低下に加えて等価抵抗が大幅に増えることに起因する。つまり、多数の光電池セルが直列に接続された光電池では、一部の光電池セルの等価抵抗が大幅に増大することで、その等価抵抗により光電池全体の出力が大幅に制限される。また、日陰になった光電池セルに電流を流すとその部分でのジュール熱が増えて光電池セルに熱ストレスを与えるおそれもある。
このように、従来のブラインドには、一部の光電池セルに日陰が掛かる場合に光電池ブラインド全体の発電出力の低下を抑制する観点から改善をする余地があった。
本発明の目的は、光電池ブラインドにおいて、一部の光電池セルに日陰が掛かる場合に、光電池ブラインド全体の発電出力の低下を抑制可能な光電池ブラインド技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の光電池ブラインドは、第1方向に長尺な複数のスラットを第2方向に配列して構成されるブラインドであって、複数のスラットに布設される複数の光電池ユニットを備える。複数の光電池ユニットそれぞれは、少なくとも1つの光電池サブモジュールと、バイパス回路と、を含む。バイパス回路は、当該光電池サブモジュールによって形成される主電流路を迂回するバイパス電流路を形成する。
この態様によると、光電池ブラインドにおいて、バイパス回路を含む光電池ユニットを複数備えるから、日陰が掛かる一部の光電池ユニットをバイパスすることで、光電池ブラインド全体の発電出力の低下を抑制することができる。
上記課題を解決するために、本発明の別の態様の光電池ブラインドシステムは、上述の光電池ブラインドと、複数の光電池ユニットの出力電流によって充電されるバッテリーと、バッテリーから光電池ブラインドが対面する室内の電気機器に電力を供給する供給装置と、を備える。
本発明によれば、光電池ブラインドにおいて、一部の光電池セルに日陰が掛かる場合に光電池ブラインド全体の発電出力の低下を抑制可能な光電池ブラインド技術を提供することができる。
本発明の実施形態に係る光電池ブラインドの正面図である。 光電池サブモジュールの正面図である。 本発明の実施形態に係る光電池ブラインドの模式図である。 はダイオードが接続された光電池ユニット周辺の回路図である。 図1の光電池ブラインドのスラットの正面図である。 図1の光電池ブラインドのスラットの側面視の断面図である。 図1の光電池ブラインドを用いた光電池ブラインドシステムの模式図である。 第1変形例に係る光電池ブラインドの模式図である。 第2変形例に係る光電池ブラインドの模式図である。 図10(a)、図10(b)は接続状態の接点機構の周辺を模式的に示す側面図である。 非接続状態の接点機構の周辺を模式的に示す側面図である。 第3変形例に係る光電池ブラインドの模式図である。 第4変形例に係る光電池ブラインドの模式図である。 第5変形例に係るスラットの断面図である。 第6変形例に係る光電池ブラインドの模式図である。 第7変形例に係る光電池ブラインドの模式図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
図1は実施形態に係る光電池ブラインド100の正面図である。以下、XYZ直交座標系をもとに説明する。X軸は水平な左右方向に対応し、Y軸は水平な前後方向に対応し、Z軸は鉛直な上下方向に対応する。Y軸方向およびZ軸方向はそれぞれX軸方向に直交する。X軸方向は左方向あるいは右方向と、Y軸方向は前方向あるいは後方向と、Z軸方向は上方向あるいは下方向と表記することがある。図1において光電池ブラインド100を前方から視て向かって右側を右と、左側を左という。
実施形態に係る光電池ブラインド100は、スラット列8と、ヘッドボックス52と、ボトムレール54と、ラダーコード62と、昇降コード64とを主に含む。スラット列8は、第1方向であるX軸方向に長尺な複数(例えば9枚)のスラット10を第2方向であるZ軸方向に配列して構成される。図1に示すように、スラット列8は、上下方向にすだれ状に配列された9枚のスラット10である。スラット10は、例えば横長の略矩形状に形成される。ヘッドボックス52はスラット列8の上段に設けられ光電池ブラインド100の最上段を構成する。ヘッドボックス52は例えば図外の窓枠に固定される。
ヘッドボックス52の下側にはスラット列8が連結される。ヘッドボックス52にはスラット10の角度調整機構(不図示)および昇降機構(不図示)などが内蔵される。ボトムレール54はスラット列8の下段に設けられ光電池ブラインド100の最下段を構成する。ボトムレール54はスラット列8の下側に連結される。ラダーコード62は光電池ブラインド100のスラット10の角度を調節するためのコード部材である。ラダーコード62は各段のスラット10の幅方向の両サイドに結合される。ラダーコード62の上端はヘッドボックス52内の角度調整機構(不図示)に連結される。昇降コード64は、ボトムレール54を引き上げることでスラット列8を畳んで引き上げ、ボトムレール54を降下させることでスラット列8を開いて降下させるためのコード部材である。昇降コード64の下端はスラット10に穿設された通孔11を通ってボトムレール54に連結される。昇降コード64の上端はヘッドボックス52内の昇降機構に連結される。
(光電池ユニット)
実施形態に係る光電池ブラインド100は複数の光電池ユニット40を備える。複数の光電池ユニット40は複数のスラット10に布設される。複数の光電池ユニット40それぞれは、少なくとも1つの光電池サブモジュール21と、バイパス回路46と、を含む(図3も参照)。当該バイパス回路46は、当該光電池サブモジュール21によって形成される主電流路42を迂回するバイパス電流路44を形成するように構成される(図3も参照)。バイパス回路46については後述する。実施形態に係る光電池ブラインド100では、光電池ユニット40は1つの光電池サブモジュール21を含む。スラット10にはX軸方向に配列された4つの光電池サブモジュール21が布設される。したがって、それぞれの光電池サブモジュール21は光電池ユニット40を構成する。主電流路は、光電池ユニット40に含まれる光電池サブモジュール21を通る。1つのスラット10に布設される複数(例えば4つ)の光電池サブモジュール21を総括する場合は、光電池モジュール22という。また、光電池ブラインド100に設けられる光電池モジュール22全体を指す場合は光電池アレイ20という。
(光電池サブモジュール)
図2は光電池サブモジュール21の正面図である。図2に示すように、それぞれの光電池サブモジュール21は複数の光電池セル23を含む。光電池セル23は光起電力効果を利用し、光エネルギーを電力に変換するように構成される。光電池サブモジュール21は複数の光電池セル23を電気的に直並列に接続して必要な電圧と電流を得られるようにしたモジュールである。光電池サブモジュール21は薄型に形成される。光電池セル(Photovoltaic cell)は太陽電池(Solar cell)と称されることがある。つまり、光電池ブラインド100には光電池アレイ20が設けられ、光電池アレイ20はスラット10ごとに設けられるいくつかの光電池モジュール22を含む。光電池モジュール22はいくつかの光電池サブモジュール21を含み、光電池サブモジュール21はいくつかの光電池セル23から構成される。したがって、光電池ユニット40は少なくとも1つの光電池サブモジュール21を含むと共に、後述するバイパス回路が組み込まれる単位構成である。
図3は、実施形態に係る光電池ブラインド100の模式図である。図3は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット40およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。図3に示すように、複数の光電池サブモジュール21は、第1方向(X軸方向)に複数行(例えば4行)、第2方向(Z軸方向)に複数列(例えば9列)にわたってマトリックス状に配置される。複数の光電池サブモジュール21はM行N列のブロックに区分されてそのブロックごとに光電池ユニット40を構成する(MおよびNは1以上の整数)。光電池ブラインド100では、既述したように1つの光電池サブモジュール21それぞれが光電池ユニット40を構成する。つまり、光電池ユニット40は1行1列の光電池サブモジュール21のブロックを含む。
(バイパス回路)
次に、バイパス回路46について説明する。既述したように、光電池サブモジュール21は複数の光電池セル23を含む。光電池セル23は、PN接合を含むフォトダイオード構造を有しており、その表面に当たった光エネルギーをPN接合で直接電気エネルギーに変換して出力する。このため、日陰になり光があたっていない日陰部分の光電池セル23では、光があたっている光電池セル23より発電量が低下するとともに等価抵抗が大幅に増大して、光電池ブラインド100全体の出力を大幅に低下させる。また、日陰部分の光電池セル23に電流を流すとその部分での発熱が増大して、その光電池セル23に熱ストレスを与えるおそれがある。そこで、実施の形態の光電池ブラインド100では、複数の光電池ユニット40それぞれは、当該光電池ユニット40に含まれる光電池サブモジュール21が形成する主電流路42を迂回するバイパス電流路44を形成するためのバイパス回路46を含む。
つまり、光電池ブラインド100の光電池アレイ20は複数の光電池ユニット40に分割され、その光電池ユニット40ごとにバイパス回路46が組み込まれる。バイパス回路46は、光電池ユニット40の発電状態に応じて当該光電池ユニット40に含まれる光電池サブモジュール21によって形成される主電流路42を迂回する迂回電流を流すため、光電池ユニット40の出力電極に並列に接続される。バイパス回路46は、例えば光電池ユニット40が十分に発電をしていない場合に、当該光電池ユニット40に含まれる光電池サブモジュール21を通る主電流路42を迂回する迂回電流を流すバイパス回路46を形成するように構成される。バイパス回路46は、日陰部分の光電池サブモジュール21を迂回して電流を流すことで、光電池ブラインド100全体としての出力低下を緩和する。
バイパス回路46としては、例えばダイオード48を含んでもよい。図4は、バイパス回路46としてダイオード48が接続された光電池ユニット40の周辺の回路図である。ダイオード48のカソード48kは光電池ユニット40の正極40pに接続され、ダイオード48のアノード48aは光電池ユニット40の負極40mに接続される。光電池サブモジュール21が十分に発電している状態では、正極40pには負極40mより高い電位があらわれる。この状態では、カソード48kとアノード48aには逆バイアスがかかり、ダイオード48には実質的に電流が流れない。光電池ユニット40の発電が十分でない場合には、光電池ユニット40は抵抗として他の光電池ユニット40の電流が流れ、その電圧降下を生じ、その電圧降下によって正極40pは負極40mより電位が低くなる。この状態では、カソード48kとアノード48aには順バイアスがかかり、ダイオード48は通電して発電が十分でない当該光電池サブモジュール21が形成する主電流路42を迂回して迂回電流Ibが流れ、当該光電池サブモジュール21には殆ど電流は流れなくなる。この結果、迂回電流Ibがダイオード48により形成されるバイパス電流路44を流れることで、光電池ブラインド100全体としての出力低下が緩和される。
以下、実施の形態に係る光電池ブラインド100の具体的な構造について説明する。
(スラット)
図5はスラット10の正面図である。スラット10は、第1外面部12と、第2外面部14と、を含む。スラット10は、横方向に延びる長辺10aと縦方向に延びる短辺10bとを有する略矩形状の輪郭を有し、厚み方向に薄い偏平形状を有する。第1外面部12はスラット10の厚み方向の一方の外壁を構成し、第2外面部14は他方の外壁を構成する薄板状の部分である。第1外面部12と第2外面部14とは互いに反対を向くように設けられている。図5では、第1外面部12が正面を向き、第2外面部14が背面を向く。スラット10は、第1外面部12が背面を向き、第2外面部14が正面を向くように、側面視の角度を調整することができる。光電池モジュール22は、スラット10の第1外面部12に設けられる。
図6はスラット10の側面視の断面図である。第1外面部12と第2外面部14とはコア部16を構成する。第1外面部12と第2外面部14の間には中空部15が設けられる。つまり、コア部16は、第1外面部12と、中空部15と、第2外面部14の三層構造を有する。コア部16は、例えば各種の樹脂材料や金属材料から形成することができる。実施の形態のコア部16では、第1外面部12と第2外面部14とがアルミニウム合金やマグネシウム合金などの金属材料もしくは樹脂材料から一体に形成される。コア部16は、別々に形成された第1外面部12と第2外面部14とを結合して形成されてもよい。コア部16は、例えば金属素材を強圧してダイス孔から押し出す押出加工により形成することができる。コア部16には通気孔30が設けられる。通気孔30は、Z軸方向に離間して第1外面部12に配設される第1通気孔32と第2通気孔34を含む。通気孔30を具備することで、中空部15内に外気を導入してコア部16および光電池モジュール22の温度上昇を緩和することができる。
(配線)
図3に示すように、光電池ブラインド100の光電池アレイ20は、スラット内の配線と、スラットとスラットとの間を跨ぐ配線などのスラット外の配線と、を含む。スラット内の配線は、例えばプリント配線を用いることができる。スラット外の配線は、例えばリード線(不図示)を用いることができる。このようなリード線はラダーコード62や昇降コード64に内蔵されてもよいが、実施の形態の光電池ブラインド100では、リード線はラダーコード62や昇降コード64とは別に設けられる。このように配線されることによって、光電池ブラインド100の光電池アレイ20の発電電力は、電極20pと電極20mに出力される。電極20pと電極20mに出力された発電電力は、例えばヘッドボックス52に導かれ、ヘッドボックス52から所定の室内配線に出力される。
以上が実施の形態に係る光電池ブラインド100の構成である。
次に、このように構成された実施の形態に係る光電池ブラインド100の特徴を説明する。実施の形態に係る光電池ブラインド100では、複数のスラット10に複数の光電池ユニット40が布設され、複数の光電池ユニット40それぞれは、少なくとも1つの光電池サブモジュール21と、バイパス回路46と、を含み、当該バイパス回路46は、当該光電池サブモジュール21によって形成される主電流路42を迂回するバイパス電流路44を形成する。この構成によれば、光電池ユニット40ごとにバイパス回路46を組み込んでいるから、日陰に掛かった部分の光電池サブモジュール21を通る主電流路42を迂回することができる。この結果、日陰による一部の光電池セルの等価抵抗増加に起因する光電池ブラインド100全体としての出力低下を抑制することができる。特に、単位となる光電池ユニット40の範囲が狭いことで、ビルの外壁から突出するポールの日陰など、一部の狭い領域に掛る日陰に対して、単位範囲が広い場合と比較して、迂回する割合が小さくなり、出力の低下を抑制することができる。
実施の形態に係る光電池ブラインド100では、バイパス回路46は、光電池ユニット40の正極40pと負極40mの間に接続されるダイオード48を含む。この構成によれば、少ない部品点数により、光電池ユニット40ごとにバイパス回路46を組み込むことが可能になる。
(光電池ブラインドシステム)
次に光電池ブラインド100の用途を説明する。図7は、実施の形態に係る光電池ブラインド100を用いた光電池ブラインドシステム1の模式図である。図7において、室内80は、天井76と床78の間に形成され、ガラス壁74によって室外81と区画される。光電池ブラインドシステム1は、光電池ブラインド100と、バッテリー70と、電力供給装置72とを主に含む。光電池ブラインド100は、ヘッドボックス52を上に、ボトムレール54を下にして吊される。光電池ブラインド100は、複数のスラット10がガラス壁74を覆うように室内80側に設けられる。光電池ブラインド100は、その正面が室外81に対面し、その背面が室内80に対面する。バッテリー70は、光電池ブラインド100の光電池アレイ20(=複数の光電池ユニット40)の出力電流によって充電される。光電池アレイ20の出力電力は所定の配線(不図示)を介してヘッドボックス52に導かれる。このヘッドボックス52に導かれた電力は室内に設けた配線73を介してバッテリー70に導かれ、バッテリー70を充電する。バッテリー70は、例えば床78の下側に収容される。電力供給装置72は、配線75を介してバッテリー70から光電池ブラインド100が対面する室内80の電気機器82に電力を供給する。電力供給装置72は、例えば床78の下側に収容される。このように構成することで、光電池モジュール22で発電した電力を商用電力系統へ逆潮流する場合に比べて、構成が簡単で設備が小型化できシステムを安価に構成することができる。
バッテリー70は光電池アレイ20の発電量の多いときには充電され、発電量が少ないときには放電することで、光電池アレイ20の発電量が変動した場合でも、電力供給を円滑にすることができる。電気機器82は、例えば事務机に設置されるタスクライト82aやパーソナルコンピュータ82bなどであってもよい。バッテリー70は商用電力系統からも充電可能に構成されてもよい。この場合、光電池アレイ20の発電量が不足する場合にも電気機器82を使用することができる。なお、光電池アレイ20で発電した電力を直接消費するように構成してもよく、光電池アレイ20で発電した電力を消費しながらバッテリー70を充電するように構成してもよい。
次に、このように構成された光電池ブラインドシステム1の特徴を説明する。
光電池ブラインドシステム1では、光電池ブラインド100の光電池アレイ20の出力電流によって充電されるバッテリー70と、バッテリー70から光電池ブラインド100が対面する室内80の電気機器82に電力を供給する電力供給装置72と、を備える。この構成によれば、光電池アレイ20で発電した電力を商用電力系統へ逆潮流する場合に比べて、構成が簡単で設備が小型化できシステムを安価に構成することができる。
以上が光電池ブラインドシステム1の構成である。実施の形態に係る光電池ブラインド100は、光電池ブラインドシステム1に好適に用いることができる。
以上、本発明の実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、いろいろな変形および変更が本発明の特許請求の範囲内で可能なこと、またそうした変形例および変更も本発明の特許請求の範囲にあることは当業者に理解されるところである。従って、本明細書での記述および図面は限定的ではなく例証的に扱われるべきものである。
以下、変形例について説明する。変形例の図面および説明では、実施の形態と同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付する。実施の形態と重複する説明を適宜省略し、実施の形態と相違する構成について重点的に説明する。
(第1変形例)
実施の形態の説明では、スラット10内で4分割された内の1つの光電池サブモジュール21ごとにバイパス回路46が設けられる例について説明したが、これに限られない。バイパス回路46は第1方向であるX軸方向に配列された複数の光電池サブモジュール21ごとに設けられてもよい。この場合、主電流路42は、第1方向であるX軸方向に配列された複数の光電池サブモジュール21を直列に接続して形成される。図8は、第1変形例に係る光電池ブラインド200の模式図である。図8は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット240およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。光電池ブラインド200では、光電池ユニット240の主電流路42は、X軸方向に配列された、例えば4個の光電池サブモジュール21を直列に接続して構成され、当該光電池ユニット240ごとにバイパス電流路44を形成するバイパス回路46が組み込まれる。この変形例においてバイパス回路46は直列接続された4個の光電池サブモジュール21を含む光電池ユニット240の正極240pと負極240mの間に並列に接続される。光電池ユニット240は、2または4を超える数の光電池サブモジュールを直列に接続して構成されてもよい。第1変形例の光電池ブラインド200は、実施の形態に係る光電池ブラインド100と共通する構成を備えることで同様の作用効果を奏し、加えて、バイパス回路46の数を減らすことができる。
(第2変形例)
実施の形態の説明では、スラット10内で4分割された内の1つの光電池サブモジュール21ごとにバイパス回路46が設けられる例について説明したが、これに限られない。
バイパス回路46は第2方向であるZ軸方向に配列された複数の光電池サブモジュール21ごとに設けられてもよい。この場合、主電流路42は、第2方向であるZ軸方向に配列された複数の光電池サブモジュール21を直列に接続して形成される。図9は、第2変形例に係る光電池ブラインド300の模式図である。図9は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット340およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。光電池ブラインド300では、光電池ユニット340の主電流路42は、Z軸方向に配列された、例えば9個の光電池サブモジュール21を直列に接続して構成され、当該光電池ユニット340ごとにバイパス電流路44を形成するバイパス回路46が組み込まれる。この変形例においてバイパス回路46は直列接続された9個の光電池サブモジュール21を含む光電池ユニット340の正極340pと負極340mの間に並列に接続される。第2変形例の光電池ブラインド300は、実施の形態に係る光電池ブラインド100と共通する構成を備えることで同様の作用効果を奏し、加えて、バイパス回路46の数を減らすことができる。
次に、Z軸方向に配列された光電池サブモジュール21を直列に接続する手段を説明する。光電池ブラインド300では、Z軸方向に配列された複数の光電池サブモジュール21の少なくとも2つは、スラット10の角度を変更することで接続状態を切り替えることが可能な接点機構47によって直列に接続される。図10(a)、図10(b)は接続状態の接点機構47の周辺を模式的に示す側面図である。図10(a)はスラット10が最も立った状態を示し、図10(b)はスラット10がそれよりやや傾斜した状態を示す。図11は、非接続状態の接点機構47の周辺を模式的に示す側面図である。なお、図10(a)、図10(b)および図11では、理解を容易にするためコード類など重要でない要素の記載を省略している。接点機構47は、それぞれのスラット10に設けられる第1接点部47aと、第2接点部47bとを含む。第1接点部47aと第2接点部47bは、それぞれ光電池サブモジュール21の出力電極に電気的に繋げられる。なお、以下の説明において上側のスラットを特にスラット10eと表記し、スラット10eの下側に隣接するスラットをスラット10fという。
第1接点部47aおよび第2接点部47bの形式や形状に特別な制限はなく、公知の接点技術を用いることができる。一例として、第1接点部47aは下方に電極面を有する固定接点であってもよい。第1接点部47aは、例えばスラット10e、10fの下部に設けられる。一例として、第2接点部47bは弾性を有する板バネの表面に電極面を有する可動接点であってもよい。第2接点部47bは例えばスラット10e、10fの上部に設けられる。
図10(a)、図10(b)に示すように、スラット10eとスラット10fとが略縦向きに傾斜するときには、スラット10eの第1接点部47aは、スラット10fの第2接点部47bに接触して、これらは電気的に接続された状態になる。第2接点部47bが弾性を有する板バネ状の可動接点であるから、図10(a)、図10(b)に示すように、接点機構47はスラット10e、10fの傾斜が多少変化してもその接続状態を維持することができる。なお、図10(a)の姿勢は太陽高度が低い場合に対応し、図10(b)の姿勢は太陽高度が高い場合に対応する。
また、図11で示すように、スラット10eとスラット10fとが横向きに傾斜するときには、スラット10eの第1接点部47aは、スラット10fの第2接点部47bから離れ、これらは電気的に非接続状態になる。つまり、それぞれのスラット10が縦方向に傾斜してそれぞれの第1接点部47aが隣接する第2接点部47bに接触するとき、Z軸方向に配列された光電池サブモジュール21は直列に接続される。換言すると、スラット10e、10fの傾斜角度を変更することで、スラット10eの第1接点部47aとスラット10fの第2接点部47bとは、接続状態を切り替えることができる。
このように構成することにより、スラットが縦向きに傾斜して日照が効率的に入射する場合には、Z軸方向に配列された光電池サブモジュール21は直列に接続されて発電電力を出力する。一方、スラットが横向きに傾斜して日照が十分に入射しない場合には、それぞれの光電池サブモジュール21は非接続状態になり、発電電力の出力を停止する。
なお、第1接点部47aや第2接点部47bなどの開閉可能な接点機構47を設けることは必須ではなく、上下のスラット10間を渡る渡り線によって、Z軸方向に配列された光電池サブモジュール21が直列に接続されてもよい。
(第3変形例)
上述の説明では、X軸方向またはZ軸方向の1列の光電池サブモジュール21ごとにバイパス回路46が設けられる例について説明したが、これに限られない。バイパス回路46は複数列に配列された複数の光電池サブモジュール21ごとに設けられてもよい。この場合、主電流路42は、複数列に配列された複数の光電池サブモジュール21を直列に接続して形成される。図12は、第3変形例に係る光電池ブラインド400の模式図である。図12は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット440およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。光電池ブラインド400では、光電池ユニット440の主電流路42は、Z軸方向に2列に配列された18個の光電池サブモジュール21を直列に接続して構成され、当該光電池ユニット440ごとにバイパス電流路44を形成するバイパス回路46が組み込まれる。この変形例においてバイパス回路46は直列接続された18個の光電池サブモジュール21を含む光電池ユニット440の正極440pと負極440mの間に並列に接続される。第3変形例の光電池ブラインド400は、実施の形態に係る光電池ブラインド100と共通する構成を備えることで同様の作用効果を奏し、加えて、バイパス回路46の数を減らすことができる。
(第4変形例)
上述の説明では、X軸方向(水平方向)に長尺な複数のスラットをZ軸方向(鉛直方向)に配列したブラインドに光電池ユニットが設けられる例について説明したが、これに限られない。Z軸方向(鉛直方向)に長尺な複数のスラットをX軸方向(水平方向)に配列したブラインドに光電池ユニットが設けられてもよい。図13は、第4変形例に係る光電池ブラインド500の模式図である。図13は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット540およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。光電池ブラインド500では、長尺方向をZ軸方向に設定したスラット10をX軸方向に8枚配列している。光電池ブラインド500のスラット10それぞれには、長尺方向であるZ軸方向に配列された4つの光電池サブモジュール21が布設される。光電池ブラインド500では、光電池ユニット540の主電流路42は、Z軸方向に2列に配列された8個の光電池サブモジュール21を直列に接続して構成され、当該光電池ユニット540ごとにバイパス電流路44を形成するバイパス回路46が組み込まれる。この変形例においてバイパス回路46は直列接続された8個の光電池サブモジュール21を含む光電池ユニット540の正極540pと負極540mの間に並列に接続される。第4変形例の光電池ブラインド500は、実施の形態に係る光電池ブラインド100と共通する構成を備えることで同様の作用効果を奏し、加えて、バイパス回路46の数を減らすことができる。
(第5変形例)
実施の形態の説明では、スラット10の一方の面である第1外面部12に光電池モジュールが設けられる例について説明したが、これに限られない。スラットの第1外面部および第2外面部に光電池モジュールが設けられてもよい。図14は、第5変形例に係るスラット610の断面図である。スラット610の第1外面部12には光電池モジュール22が設けられると共に、第2外面部14には別の光電池モジュール24が設けられる。第5変形例に係るスラット610は、実施の形態に係るスラット10に対して、第2外面部14に別の光電池モジュール24が設けられる点で相違し、その他の構成は同様である。したがって、光電池モジュール22では、図3に示すように、光電池ユニット40は少なくとも一つの光電池サブモジュール21と、バイパス回路46と、を含み、バイパス回路46は、当該光電池サブモジュール21によって形成される主電流路42を迂回するバイパス電流路44を形成する。このような構成は、別の光電池モジュール24についても同様に適用されてもよい。
光電池モジュール22は、光電池モジュール24の反射率より高い反射率を具備してもよい。光電池モジュール22の可視光線の反射率は、例えば70%以上に形成される。反射率が低い場合に比べて可視光線の吸収を抑制して、光電池モジュール22の温度上昇を緩和することができる。光電池モジュール24の可視光線の反射率は、例えば30%以下に形成されてもよい。黒色に近いため可視光線から効率的に発電することができる。このように構成することで、日照の強い夏期と日照の弱い冬期とで発電に使用する光電池モジュールを切り替えることが可能になる。
(第6変形例)
実施の形態では、1つのスラット10に長手方向に配列された複数の光電池サブモジュール21が布設される例について説明したが、これに限られない。光電池ユニット40は長手方向(X軸方向)に一体に形成されたリボン状の光電池で構成されてもよい。このようなリボン状の光電池は、一つのスラット上にZ軸方向に多列(例えば5列)に布設されてもよく、一つのスラット上に一体の光電池が一つだけ布設されてもよい。このようなリボン状の光電池は、例えばCIGS系光電池を採用することで実現することができる。なお、CIGS系光電池は、光吸収層の材料として、シリコンの代わりに、例えばCu、In、Ga、Al、Se、Sなどから成るカルコパイライト系化合物を用いる薄膜多結晶光電池である。
図15は、第6変形例に係る光電池ブラインド700の模式図である。図15は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット740およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。光電池ブラインド700では、光電池ユニット740の主電流路42は、X軸方向に配置された一枚のリボン状の光電池サブモジュール21から構成され、当該光電池ユニット740ごとにバイパス電流路44を形成するバイパス回路46が組み込まれる。この変形例においてバイパス回路46は一枚の光電池サブモジュール21を含む光電池ユニット740の正極740pと負極740mの間に並列に接続される。第6変形例の光電池ブラインド700は、実施の形態に係る光電池ブラインド100と共通する構成を備えることで同様の作用効果を奏し、加えて、バイパス回路46の数を減らすことができる。
(第7変形例)
実施の形態では、すべての光電池サブモジュール21の正極が右側に配置され、負極が左側に配置される例について説明したが、これに限られない。光電池サブモジュール21の正極と負極は光電池サブモジュール21ごとに異なった方向に配置されてもよい。光電池サブモジュール21の正極と負極は、例えばスラットごとに左右が逆に配置されてもよい。図16は、第7変形例に係る光電池ブラインド800の模式図である。図16は、光電池サブモジュール21の配置の一例を示すと共に、光電池ユニット840およびバイパス回路46の配線の等価回路を示す。光電池ブラインド800では、光電池ユニット840の主電流路42は、X軸方向に配列された、例えば4個の光電池サブモジュール21を直列に接続して構成され、当該光電池ユニット840ごとにバイパス電流路44を形成するバイパス回路46が組み込まれる。
光電池ブラインド800においては、上から奇数番目のスラットでは、光電池サブモジュール21の正極が右側に配置され負極が左側に配置され、上から偶数番目のスラットでは、光電池サブモジュール21の正極が左側に配置され負極が右側に配置される。この変形例においてバイパス回路46は直列接続された4個の光電池サブモジュール21を含む光電池ユニット840の正極840pと負極840mの間に並列に接続される。光電池ユニット840は、2または4を超える数の光電池サブモジュールを直列に接続して構成されてもよい。第7変形例の光電池ブラインド800は、実施の形態に係る光電池ブラインド100と共通する構成を備えることで同様の作用効果を奏し、加えて、バイパス回路46の数を減らすことができ、またスラット内の配線も短くすることができる。
説明に使用したバイパス回路46を含む図面は、バイパス回路46の周辺を等価回路として示すもので、バイパス回路46の配置や配線を限定するものではない。バイパス回路46は製造上の理由により任意の位置に配置されてもよい。
説明に使用した図面では、部材の関係を明瞭にするために一部の部材にハッチングを施して示しているが、当該ハッチングはこれらの部材の素材や材質を制限するものではない。
1・・光電池ブラインドシステム、 10・・スラット、 11・・通孔、 12・・第1外面部、 14・・第2外面部、 15・・中空部、 16・・コア部、 20・・光電池アレイ、 21・・光電池サブモジュール、 22・・光電池モジュール、 23・・光電池セル、 30・・通気孔、 40・・光電池ユニット、 42・・主電流路、
44・・バイパス電流路、 46・・バイパス回路、 47・・接点機構、 48・・ダイオード、 52・・ヘッドボックス、 54・・ボトムレール、 70・・バッテリー、 72・・電力供給装置、 73・・配線、 80・・室内、 82・・電気機器、 100・・光電池ブラインド。

Claims (6)

  1. 第1方向に長尺な複数のスラットを第2方向に配列して構成されるブラインドであって、
    前記複数のスラットに布設される複数の光電池ユニットを備え、
    前記複数の光電池ユニットそれぞれは、少なくとも1つの光電池サブモジュールと、バイパス回路と、を含み、
    前記バイパス回路は、当該光電池サブモジュールによって形成される主電流路を迂回するバイパス電流路を形成することを特徴とする光電池ブラインド。
  2. 前記バイパス回路は、前記光電池ユニットの正極と負極の間に接続されるダイオードを含むことを特徴とする請求項1に記載の光電池ブラインド。
  3. 前記主電流路は、前記第1方向に配列された複数の光電池サブモジュールを直列に接続して形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の光電池ブラインド。
  4. 前記主電流路は、前記第2方向に配列された複数の光電池サブモジュールを直列に接続して形成されることを特徴とする請求項1または2に記載の光電池ブラインド。
  5. 前記第2方向に配列された複数の光電池サブモジュールの少なくとも2つは、前記スラットの角度を変更することで接続状態を切り替え可能な接点機構によって直列に接続されることを特徴とする請求項4に記載の光電池ブラインド。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の光電池ブラインドと、
    前記複数の光電池ユニットの出力電流によって充電されるバッテリーと、
    前記バッテリーから前記光電池ブラインドが対面する室内の電気機器に電力を供給する電力供給装置と、
    を備えることを特徴とする光電池ブラインドシステム。
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