JP3202587U - 軽量化太陽電池モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】軽量でありつつ、高い信頼性を備える軽量化太陽電池モジュールを提供する。【解決手段】本考案の軽量化太陽電池モジュール100は、複数の直列接続された太陽電池ユニット110と、第一封止フィルム120と、第二封止フィルム130と、カバープレート140と、バックプレート150を備える。各太陽電池ユニット110は太陽電池112と炭化ケイ素層を備える。太陽電池112は受光面SA及び受光面と向かい合う非受光面SBを有する。炭化ケイ素層は非受光面上に設けられる。第一封止フィルム120は太陽電池ユニット110の上に位置する。第二封止フィルム130は太陽電池ユニット110の下に位置する。カバープレート140は第一封止フィルム120の上に位置し、その厚さが0.5mmから2.5mmの範囲にある。バックプレート150は第二封止フィルム130の下に位置する。【選択図】図1A

Description

本考案は太陽電池モジュールに係り、特に軽量化太陽電池モジュールに関する。
太陽電池は太陽エネルギを電気エネルギに変換でき、且つ光電変換過程において二酸化炭素又は窒化物など環境に有害な物質を発生しないので、太陽電池は近年再生エネルギ研究において非常に重要であり、且つ歓迎されるものとなっている。
一般的に、太陽電池モジュールは、比較的大きな出力効率を提供するために、複数の直列接続して一つにした太陽電池を備える。太陽電池モジュールは一定の面積を占めるので、一般的に太陽電池モジュールは、太陽光を効率的に吸収するよう、広くて遮られない領域又は建物の上に設けられる。
しかしながら、建築物上に太陽電池モジュールを設置できる広い空間を有しているとしても、太陽電池モジュールの太陽電池の数量は建築物の搭載容量に限定されてしまう。したがって、建築物の負担を減らすため、太陽電池モジュールの重量をどのように減少させ、並びに搭載容量が限られる建築物に太陽電池モジュールを設置する実行可能性をどのように向上させるかは、本分野の研究者が解決したい課題の一つである。
本考案は軽量でありつつ、高い信頼性を備える軽量化太陽電池モジュールを提供する。
本考案の軽量化太陽電池モジュールは、複数の直列接続された太陽電池ユニットと、第一封止フィルムと、第二封止フィルムと、カバープレートと、バックプレートとを備える。各太陽電池ユニットは太陽電池と炭化ケイ素層とを備える。太陽電池は受光面及び受光面と向かい合う非受光面を有する。炭化ケイ素層は非受光面上に設けられる。第一封止フィルムは太陽電池ユニットの上に位置する。第二封止フィルムは太陽電池ユニットの下に位置する。カバープレートは第一封止フィルムの上に位置し、その厚さが0.5mmから2.5mmの範囲にある。バックプレートは第二封止フィルムの下に位置する。
本考案の実施形態において、前記太陽電池は、光電変換層と、第一電極層と、第二電極層を備える。光電変換層は第一表面及び第二表面を有し、第一表面は受光面と第二表面との間に位置する。第一電極層は第一表面上に設けられる。第二電極層は第二表面上に設けられ、炭化ケイ素層は第二電極層上に設けられる。
本考案の実施形態において、前記太陽電池は、光電変換層と、第一電極層と、第二電極層と、絶縁層と、裏面電極層を有する。光電変換層は第一表面及び第二表面を有し、第一表面は受光面と第二表面との間に位置する。第一電極層は第一表面上に設けられる。絶縁層は第二表面上に設けられ、複数の開口を有する。裏面電極層は少なくとも一部分の開口に設けられ、炭化ケイ素層は裏面電極層上に設けられる。
本考案の実施形態において、前記光電変換層はP型ドーピング層及びN型ドーピング層を積層して形成されるPN接合構造、またはP型ドーピング層と、真性層と、N型ドーピング層を積層して形成されるPIN接合構造である。
本考案の実施形態において、前記太陽電池は反射防止層をさらに備える。反射防止層は第一表面上に設けられ、第一電極層以外の領域に位置する。
本考案の実施形態において、記炭化ケイ素層の厚さは20μmから50μmの範囲にある。
本考案の実施形態において、前記軽量化太陽電池モジュールは、複数の第一接続バーと、複数の第二接続バーと、複数のバスバをさらに備える。第一接続バーは第一方向に沿って太陽電池ユニットを直列に接続し、第二方向に沿って配列する複数の電池ストリングを形成し、各第一接続バーは、第一部分と、第二部分と、第三部分を有する。第一部分は、そのうち一つの太陽電池の非受光面上に設けられ、炭化ケイ素層が第一部分を露出する。第二部分は別の太陽電池の受光面上に設けられ、第三部分は第一部分及び第二部分に接続される。第二接続バーは各電池ストリングの向かい合う両端の太陽電池上に設けられ、第一部分と同じ太陽電池に接続される第二接続バーは太陽電池の受光面上に設けられ、第二部分と同じ太陽電池に接続される第二接続バーは太陽電池の非受光面上に設けられ、太陽電池ユニットの炭化ケイ素層が非受光面上に設けられる第二接続バーをさらに露出する。バスバは電池ストリングを直列接続するよう、第二接続バーと接続される。
本考案の実施形態において、前記軽量化太陽電池モジュールは、フレームと一つ以上の支柱をさらに有する。フレームは太陽電池ユニットの周囲を囲って設置される。前記一つ以上の支柱はバックプレートの下に設けられ、フレームの向かい合う両側に固定される。
本考案の実施形態において、前記一つ以上の支柱は複数の固定具によりフレームと固定される。
本考案の実施形態において、前記一つ以上の支柱は接着材料によってバックプレートの底面に接着される。
本考案の実施形態において、前記一つ以上の支柱は接着材料を収容する複数の溝を有する。
本考案の実施形態において、前記一つ以上の支柱の材質はアルミニウムを含む。
上記に基づき、本考案の上記実施形態において、炭化ケイ素層自身の高い硬度が、太陽電池ユニットの耐環境衝撃性の性能の向上をもたらし、したがって、カバープレートの厚さを適切に減らすことができる。したがって、本考案の軽量化太陽電池モジュールは軽量でありながら高い信頼性を兼ね備える。
本考案の上述した特徴と利点を更に明確化するために、以下、幾つかの実施形態を挙げて図面と共に詳細な内容を説明する。
本考案の実施形態における軽量化太陽電池モジュールの断面図。 図1Aの軽量化太陽電池モジュールの裏面図。 図1Aの太陽電池ユニットの正面図。 図1Cの切断線A−A’の第一の断面図。 図1Cの切断線A−A’の第二の断面図。 本考案の別の実施形態における軽量化太陽電池モジュールの裏面図。 図2Aの支柱の図。 図2Aの軽量化太陽電池モジュールの断面図。 本考案のさらに別の実施形態における軽量化太陽電池モジュールの断面図。
図1Aは本考案の実施形態における軽量化太陽電池モジュールの断面図である。図1Bは図1Aの軽量化太陽電池モジュールの裏面図であり、図1Aの第二封止フィルム及びバックプレートが省略されている。図1Cは図1Aの太陽電池ユニットの正面図である。図1Dは図1Cの切断線A−A’の第一の断面図である。図1Eは図1Cの切断線A−A’の第二の断面図である。
図1Aから1Dに示すように、軽量化太陽電池モジュール100は、複数の直列接続した太陽電池ユニット110と、第一封止フィルム120と、第二封止フィルム130と、カバープレート140と、バックプレート150とを備える。第一封止フィルム120は太陽電池ユニット110の上に位置し、第二封止フィルム130太陽電池ユニット110の下に位置する。第一封止フィルム120及び第二封止フィルム130の材質はエチレンビニルアセタート(Etyylene Vinyl Acetate,EVA)、ポリビニルブチラール(Poly Vinyl Butyral,PVB)、ポリオレフィン(Polyolefin)、ポリウレタン(Polyurethane)、シリコーン(Silicone)、又は、透明高分子絶縁接着剤とすることができる。
カバープレート140は第一封止フィルム120の上に位置する。バックプレート150は第二封止フィルム130の下に位置する。カバープレート140及びバックプレート150は両者の間に位置する太陽電池ユニット110を保護するため、カバープレート140は高い透過率を有する基板とすることができる。高い透過率の基板は例えば低鉄ガラス基板であるが、これに限定されない。
図1Dに示すように、太陽電池ユニット110は太陽電池112及び炭化ケイ素層114を備える。太陽電池112は受光面SA及び受光面SAと向かい合う非受光面SBを有し、光電変換層1121と、第一電極層1122と、第二電極層1123と、絶縁層1124と、裏面電極層1125を有することができる。光電変換層1121は例えばP型ドーピング層P1及びN型ドーピング層P2を積層して形成されるPN接合構造であるが、これに限定されない。別の実施形態において、光電変換層1121はP型ドーピング層と、真性層(Intrinsic layer)と、N型ドーピング層を積層して形成されるPIN接合構造とすることもできる。
光電変換層1121は第一表面S1及び第二表面S2を有し、第一表面S1は受光面SAと第二表面S2との間に位置する。太陽光の吸収を向上させるよう、第一表面S1は(図1Dの鋸歯状の表面が示すように)テクスチャード加工された(textured)表面を選択的に形成することができるが、本考案はこれに限定されない。別の実施形態において、第二表面S2もテクスチャード加工された表面を選択的に形成することができる。
第一電極層1122が入射光を遮る割合を減らせるよう、第一電極層1122は第一表面S1に設けられ、パターン電極層であることができる。図1Cは第一電極層1122の一つの実施形態を図示しているが、これに限定されない。図1Cに示すように、第一電極層1122は第一方向D1に沿って延伸する少なくとも一つのバスバ電極BE(busbar electrode)及びバスバ電極BEから伸びる複数のフィンガ電極FE(finger electrode)を備える。フィンガ電極FEは例えばそれぞれ第二方向D2に沿って延伸する。第一方向D1及び第二方向D2は例えば互いに垂直であるが、これに限定されない。図1Cは3つのバスバ電極BEを概略的に図示しているが、これに限定されない。
図1Dに示すように、太陽電池112は反射防止層1126をさらに備えることができる。光束の吸収率を向上させるよう、反射防止層1126は第一表面S1上に設けられ、第一電極層1122以外の領域に位置する。
絶縁層1124は第二表面S2上に設けられ、複数の開口Oを有し、第二電極層1123は一部分の開口Oに設けられ、裏面電極層1125はそのほかの部分の開口Oに設けられる。第二電極層1123はバスバ電極BEと相似するパターン設計を含むことができるが、これに限定されない。裏面電極層1125は例えば裏面電界(Back Surface Field、 BSF)と称される金属層である。昇温製造工程により、裏面電極層1125を第二表面S2付近の開口Oにおいて局部裏面電界LB(Local Back Surface Field、Local BSF)を形成させる。これにより、キャリアの収集を増加でき、吸収されていない光子を回収でき、光電変換効率を向上させる。
炭化ケイ素層114は太陽電池112の非受光面SB上に設けられ、例えば裏面電極層1125上に設けられ、炭化ケイ素層114の厚さH114は例えば20μmから50μmの範囲にある。炭化ケイ素層114の高い熱伝導及び高い熱放射などの特性から、太陽電池ユニット110が発生する熱は放射及び伝導によって軽量化太陽電池モジュール100の外に排出されるので、従来の放熱不良による悪影響(例えば発電効率の低下及びホットスポットの発生など)を改善でき、軽量化太陽電池モジュール100の出力効率を向上できる。
上記高い放熱特性のほかに、炭化ケイ素層114自身の高い硬度特性は太陽電池ユニット110の耐環境衝撃性の性能を向上させ、太陽電池ユニット110が外力による衝撃を受けて損傷する確率を低下させるので、太陽電池ユニット110を保護するためのカバープレート140の厚さH140は薄くなり、軽量化太陽電池モジュール100の重量は軽くなる。具体的に、炭化ケイ素層114を設けない場合、信頼性試験及び国際標準の強度仕様をパスするために、一般的な太陽電池モジュールは3.2mmより厚いカバープレートを設置することを必要とする。このような構造において、カバープレートの重量は太陽電池モジュールの総重量の60%を占める。これと比較して、本実施形態における軽量化太陽電池モジュール100は炭化ケイ素層114を設けることで、信頼性試験及び国際標準の強度仕様をパスするために、カバープレート140の厚さH140を0.5mmから2.5mmの範囲に減らすことができ、その重量は20%低下する。したがって、本考案における軽量化太陽電池モジュール100は軽量でありながら高い信頼性を兼ね備え、伝統的な温室や農小屋など搭載容量が限られる建築物に適している。
図1A及び図1Bに示すように、太陽電池ユニット110を直列接続するよう、軽量化太陽電池モジュール100は複数の第一接続バー160と、複数の第二接続バー170と、複数のバスバ180を備えることができる。具体的に、第一接続バー160は第一方向D1に沿って太陽電池ユニット110を直列に接続し、第二方向D2に沿って配列する複数の電池ストリングRを形成する。
図1Aに示すように、各第一接続バー160は第一部分162と、第二部分164と、第三部分166を有する。第一部分162はそのうち一つの太陽電池112の非受光面SB上に設けられ(例えば第二電極層1123上に設けられる)、炭化ケイ素層114は第一部分162を露出させる。第二部分164は別の太陽電池112の受光面SA上に設けられ(例えばバスバ電極BE上に設けられる)、第三部分166は第一部分162及び第二部分164に接続される。第二接続バー170は各電池ストリングRの向かい合う両端の太陽電池112上に設けられ、第一部分162と同じ太陽電池112に接続される第二接続バー170は太陽電池112の受光面SA上に設けられ、第二部分164と同じ太陽電池112に接続される第二接続バー170は太陽電池112の非受光面SB上に設けられ、太陽電池ユニット110の炭化ケイ素層114が非受光面SB上に設けられる第二接続バー170をさらに露出する。電池ストリングRを直列接続するよう、バスバ180は第二接続バー170と接続される。
必要に応じて、軽量化太陽電池モジュール100は、バイパスダイオードやジャンクションボックスのような本分野で知られているその他の部材を有することもできるが、ここでは説明しない。
図1Eは本実施形態における太陽電池の別の実施例である。しかしながら、太陽電池の種類は図1D及び図1Eが示すものに限定されない。図1Eに示すように、太陽電池112’は図1Dの太陽電池112に相似しており、同じ又は相似する要素は同じ番号で表し、ここでは繰り返さない。太陽電池112’と太陽電池112の主な差異は、光電変換層1121’の第一表面S1及び第二表面S2はいずれもテクスチャード加工された表面が形成され、第二電極層1123は第二表面S2を全面覆うことができることである。炭化ケイ素層114及び第一接続バー160の第一部分162はいずれも第二電極層1123上に設けられ、炭化ケイ素層114と第一部分162との間は距離Dを保つことができる。炭化ケイ素層114が形成される時、各第一部分162を設けるための間隙を予め残しておく。この間隙の幅を各第一部分162の幅より大きくすることで、例えばこの間隙の幅を各第一部分162の幅と距離Dの2倍の総和と等しくなると、後の太陽電池112を直列接続するため、第一接続バー160をはんだ接続する時、破片の問題を低下でき、太陽電池モジュールの歩留まりを向上できる。また、距離Dの設置により、炭化ケイ素層114を製造するスクリーン(図示せず)と第一部分162を対置する時の余白を提供できる。このように、対置して僅かにずれても、太陽電池モジュールの歩留まりに影響しにくい。距離Dは0より大きく、実際のサイズは設計の必要性に応じて決まる。
図2Aは本考案の別の実施形態における軽量化太陽電池モジュールの断面図である。図2Bは図2Aの支柱の図である。図2Cは図2Aの軽量化太陽電池モジュールの断面図であり、図2Cは各要素の相対的な配置関係を概略的に表すのみであり、各要素の(厚さのような)相対的なサイズは図2Cが示すものに限定されない。図2Aから2Cに示すように、軽量化太陽電池モジュール200及び軽量化太陽電池モジュール100は相似しており、同じ又は相似する要素は同じ番号で表し、ここでは繰り返さない。軽量化太陽電池モジュール200と軽量化太陽電池モジュール100の主な差異は、軽量化太陽電池モジュール200はフレーム210及び一つ以上の支柱220をさらに有することである。図2Aは一つの支柱220を図示しているが、支柱220の数量は必要に応じて変更でき、図2Aが示すものに限定されない。
フレーム210は太陽電池ユニット110の周囲を囲って設置され、カバープレート140、バックプレート150、その両者の間の部材(例えば第一封止フィルム120、第二封止フィルム130、太陽電池ユニット110、第一接続バー160、第二接続バー170、バスバ180)、及び支柱220を収容する凹みCを有することができる。凹みCと上記部材(カバープレート140、バックプレート150、第一封止フィルム120及び第二封止フィルム130、を含む)との間には空隙Gを有することができ、空隙Gには図示しない発泡材料を充填することができるが、これに限定されない。
支柱220はバックプレート150の下に設けられ、フレーム210の向かい合う両側に固定される。その上の部品が重力又は外界の環境の影響を受けて変形しないよう、支柱220はバックプレート150を支持するのに適している。
本実施形態において、支柱220は例えば複数の固定具230によりフレーム210と固定される。固定具230はフレーム210との固定に適するいかなる部品とすることができる。例えば、固定具230がねじである場合、フレーム210及び支柱220は固定具230を収容するための開孔212、222をそれぞれ有することができ、開孔212、222はねじに対応するねじ山を形成できる。本実施形態において、固定具230は太陽電池ユニット110に平行な方向から支柱220及びフレーム210を固定するが、これに限定されない。図3に示すように、軽量化太陽電池モジュール300の固定具230は太陽電池ユニット110に垂直な方向から支柱220及びフレーム210を固定することもできる。
支柱220は接着材料ADによってバックプレート150の底面S3に接着することがさらにできる。接着材料ADは例えば両面テープ又はシリコーン(silicone)であるが、これに限定されない。本実施形態において、支柱220は接着材料AD(図2C参照)を収容するための複数の溝T(図2B参照)をさらに有することができ、溝Tに接着材料ADを塗布してから、支柱220をバックプレート150の底面S3に接着することができる。
軽量効果を達成するために、支柱220の材質はアルミニウムを採用できる。また、さらに軽量化するために、支柱220は複数の中空構造HSをさらに形成できる。説明すべきことは、フレーム210と支柱220の構造及びその接続形態は図2Aから図2C又は図3が図示するものに限定されない。いかなる当業者が本考案の精神の範囲から逸脱しない範囲において、フレーム210と支柱220の構造及びその接続形態を調節することができる。例えば、別の実施形態において、支柱220は突出部を形成し、フレーム210は突出部を収納するための凹みを対応して形成することができる。このように、固定具230の設置を省略できる。
以上のように、本考案の上記実施形態において、炭化ケイ素層自身の高い硬度が、太陽電池ユニットの耐環境衝撃性の性能の向上をもたらし、したがって、カバープレートの厚さを適切に減らすことができ、本考案の軽量化太陽電池モジュールは軽量でありながら高い信頼性を兼ね備える。
本考案は以上の実施形態のように示したが、本考案は、これに限られるものではなく、当業者が本考案の精神の範囲から逸脱しない範囲において、変更又は修正することが可能であるが故に本考案の保護範囲は均等の範囲にまで及ぶものとする。
本考案は軽量でありつつ、高い信頼性を備える軽量化太陽電池モジュールを提供する。
100、200、300:軽量化太陽電池モジュール
110:太陽電池ユニット
112、112’:太陽電池
114:炭化ケイ素層
120:第一封止フィルム
130:第二封止フィルム
140:カバープレート
150:バックプレート
160:第一接続バー
162:第一部分
164:第二部分
166:第三部分
170:第二接続バー
180:バスバ
210:フレーム
212、222:開孔
220:支柱
230:固定具
1121、1121’:光電変換層
1122:第一電極層
1123:第二電極層
1124:絶縁層
1125:裏面電極層
1126:反射防止層
AD:接着材料
BE:バスバ電極
C:凹溝
D:距離
D1:第一方向
D2:第二方向
FE:フィンガ電極
G:空隙
H114、H140:厚さ
HS:中空構造
LB:局部裏面電界
O:開口
P1:P型ドーピング層
P2:N型ドーピング層
R:電池ストリング
S1:第一表面
S2:第二表面
S3:底面
SA:受光面
SB:非受光面
T:溝
A−A’:切断線

Claims (12)

  1. 複数の直列接続された太陽電池ユニットと、
    前記太陽電池ユニットの上に位置する第一封止フィルムと、
    前記太陽電池ユニットの下に位置する第二封止フィルムと、
    前記第一封止フィルムの上に位置し、その厚さが0.5mmから2.5mmの範囲にある、カバープレートと、
    前記第二封止フィルムの下に位置するバックプレートと、を備え、
    前記太陽電池ユニットは、
    受光面及び前記受光面と向かい合う非受光面を有する太陽電池と、
    前記非受光面上に設けられる炭化ケイ素層と、を備えることを特徴とする軽量化太陽電池モジュール。
  2. 前記太陽電池は、
    第一表面及び第二表面を有する光電変換層と、
    前記第一表面上に設けられる第一電極層と、
    前記第二表面上に設けられる第二電極層と、を備え、
    前記第一表面は前記受光面と前記第二表面との間に位置し、前記炭化ケイ素層は前記第二電極層上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  3. 前記太陽電池は、
    第一表面及び第二表面を有する光電変換層と、
    前記第一表面上に設けられる第一電極層と、
    第二電極層と、
    前記第二表面上に設けられ、複数の開口を有する絶縁層と、
    少なくとも一部分の前記複数の開口に設けられる裏面電極層を有し、
    前記第一表面は前記受光面と前記第二表面との間に位置し、前記炭化ケイ素層は前記裏面電極層上に設けられることを特徴とする請求項1に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  4. 前記光電変換層はP型ドーピング層及びN型ドーピング層を積層して形成されるPN接合構造、またはP型ドーピング層と、真性層と、N型ドーピング層を積層して形成されるPIN接合構造であることを特徴とする請求項2または3に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  5. 前記太陽電池は、前記第一表面上に設けられ、前記第一電極層以外の領域に位置する反射防止層をさらに備えることを特徴とする請求項2または3に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  6. 前記炭化ケイ素層の厚さが20μmから50μmの範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  7. 第一方向に沿って前記太陽電池ユニットを直列に接続し、第二方向に沿って配列する複数の電池ストリングを形成する複数の第一接続バーと、
    前記電池ストリングの向かい合う両端の前記複数の太陽電池上に設けられる複数の第二接続バーと、
    前記複数の電池ストリングを直列接続するよう、前記複数の第二接続バーと接続される複数のバスバと、をさらに備え、
    前記第一接続バーは、
    一つの太陽電池の前記非受光面上に設けられ、前記炭化ケイ素層によって露出される第一部分と、
    別の太陽電池の前記受光面上に設けられる第二部分と、
    前記第一部分及び前記第二部分に接続される第三部分と、を有し、
    前記複数の第二接続バーは、前記複数の第一部分と同じ太陽電池に接続される前記複数の第二接続バーは前記太陽電池の前記受光面上に設けられ、前記複数の第二部分と同じ太陽電池に接続される前記複数の第二接続バーは前記太陽電池の前記非受光面上に設けられ、前記太陽電池ユニットの前記炭化ケイ素層が前記非受光面上に設けられる前記複数の第二接続バーをさらに露出することを特徴とする請求項1に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  8. 前記複数の太陽電池ユニットの周囲を囲って設置されるフレームと、
    前記バックプレートの下に設けられ、前記フレームの向かい合う両側に固定される一つ以上の支柱と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  9. 前記一つ以上の支柱は複数の固定具により前記フレームと固定されることを特徴とする請求項8に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  10. 前記一つ以上の支柱は接着材料によって前記バックプレートの底面に接着されることを特徴とする請求項8に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  11. 前記一つ以上の支柱は前記接着材料を収容する複数の溝を有することを特徴とする請求項10に記載の軽量化太陽電池モジュール。
  12. 前記一つ以上の支柱の材質はアルミニウムを含むことを特徴とする請求項8に記載の軽量化太陽電池モジュール。
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