JP2017179732A - 見切り縁役物および見切り縁の施工方法 - Google Patents

見切り縁役物および見切り縁の施工方法 Download PDF

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Abstract

【課題】施工職人の技量差にかかわらず、直接釘止め可能で外れ難く、見栄えが良く、作業性も良い見切り縁役物を提供する。【解決手段】建物の内装における入隅(7)又は出隅(8)に向けて2方向から延設された異なる見切り縁材(1〜6)の端部(9)どうしが接続された接続部(26〜29)を覆うように留め付けられる見切り縁役物(100,200,300,400)であって、見切り縁材(1〜6)は、水平の平面と鉛直の平面(23〜25)が交わる境界線に沿って配設され、接続部(26〜29)の片側の背面(31〜34)と、その背面(31〜34)が当接する鉛直の平面(24,25)との間に挿入される挿入翼部(40,45,50,55)を備え、接続部(26〜29)の片側の表面露出部(41〜44)から挿入翼部(40,45,50,55)を貫通して鉛直の平面(24,25)に釘止め可能な構成である。【選択図】図8

Description

本発明は、見切り縁の隅部(入隅、出隅)に生ずる隙間等を隠すための見切り縁役物および見切り縁の施工方法に関する。
木造かコンクリート構造かを問わず和洋住宅や事業用居室の造作において、天井と壁や壁と床が接するような複数の面の取り合い部分に、細長い別部材による見切り縁が付設される。このような取り合い部分の隅部、すなわち出隅、又は入隅に対する見切り縁(廻り縁又は巾木)の仕上げに際し、接合部の端部を45°の角度に留め加工した一対の見切り縁を使用して突き合わせることにより、直角に接合する見切り縁の施工方法があった。
この作業工程は難易度が高いので相当の熟練技能を要する。この作業工程の難易度を軽減するように、見切り縁の出隅、入隅に隙間やずれが生じた見栄えの悪さを隠すための見切り縁役物も知られている。この見切り縁役物を用いることにより、見栄えを良くすると共に、作業性も良くした廻り縁の施工構造及び施工方法も知られている(特許文献1)。具体的には、出隅又は入隅のコーナーで一対の廻り縁材を突き合わせて接続する見切り縁役物において、一対の廻り縁材が間隙を設けて突き合わせられ、その間隙に一部を挿入すると共に、間隙および間隙に臨む端縁部を覆う見切り縁役物が一対の廻り縁材に嵌合して装着されるというものである。
特開2001−98755号公報
しかしながら、特許文献1に開示された廻り縁の施工構造及び施工方法にも改善余地が残されている。すなわち、役物の留め付け作業については、釘打機や金槌等の工具を用い、壁に対して直接に釘止めできれば丈夫で外れ難くなる上、格段に作業効率が向上する。ところが、特許文献1に開示された廻り縁の施工構造及び施工方法において、樹脂成形品等による役物に対して直接に釘止めすれば、露出部にひび割れを生じてしまい、本来の目的に逆行する結果を生ずる。また、ひび割れを生じないとしても、特に入隅では釘打機や金槌等の工具を用いるスペースが足りない。しかも、無理に釘打ちしようにも、隠れた小さな的を外すことになり、役物に対する直接の釘止めは困難である。
また、一般的な見切り縁材端部処理工程において、見切り縁材の突合せ端部を45°の角度に仕上げる場合、相当に精度良く仕上げる必要があるため、施工職人の技量差が問われる。さらに、施工職人の技量が優れて精度が良くても下地の状態や作業の方法によっては突き合わせ面が正確に合わない場合があり、隙間やずれが生じて外観が悪くなることがある。あるいは、見栄えを良くすることに傾注した分だけ作業効率が悪くなるという問題がある。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、施工職人の技量差にかかわらず、直接に釘止め可能で外れ難く、見栄えが良く、作業性も良い見切り縁役物および見切り縁の施工方法を提供することを目的としている。
本発明は、このような目的を達成するためになされたもので、請求項1に記載の見切り縁役物(100,200,300,400)は、建物の内装における入隅(7)又は出隅(8)に向けて2方向から延設された異なる見切り縁材(1〜6)の端部(9)どうしが接続された接続部(26〜29)を覆うように留め付けられる見切り縁役物(100,200,300,400)であって、前記見切り縁材(1〜6)は、水平の平面(21,22)と鉛直の平面(23〜25)が交わる境界線(11〜16)に沿って配設され、前記入隅(7)は、異なる前記鉛直の平面(23〜25)が交わって凹部を形成し、前記出隅(8)は、異なる前記鉛直の平面(23〜25)が交わって凸部を形成し、前記水平の平面(21,22)は、天井(21)又は床(22)であり、前記鉛直の平面(23〜25)は、壁(23〜25)、柱又は梁であり、前記接続部(26〜29)の片側の背面(31〜34)と、該背面(31〜34)が当接する前記鉛直の平面(24,25)との間に挿入される挿入翼部(40,45,50,55)を備え、前記接続部(26〜29)の片側の表面露出部(41〜44)から前記挿入翼部(40,45,50,55)を貫通して前記鉛直の平面(24,25)に釘止め可能な構成であることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の見切り縁役物(100,200,300,400)において、前記挿入翼部(40,45,50,55)と、該挿入翼部(40,45,50,55)の基部を構成する本体部(101,201,301,401)とに囲まれた空間(110,210,310,410)は、見切り縁材(1〜6)の前記接続部(26〜29)を奥に向けて密嵌可能な形状であり、前記空間(110,210,310,410)の内壁で接続部(26〜29)が嵌着する嵌着部(111,211,311,411)には、嵌着状態から自重で離脱しない摩擦力を備えていることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の見切り縁役物(100,300)において、前記鉛直の平面(23〜25)に対して本体部(101,301)の取り付け角度を平行にするための角度規定部(60)を備えたことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の見切り縁役物(100,200,300,400)において、ABS樹脂を材料とすることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、水平の平面(21,22)と鉛直の平面(23〜25)により形成された異なる平面どうしの境界線(11〜16)に沿った直線長さ(L1〜L6)に見切り縁材(1〜6)を切断する見切り縁材切断工程(S10)と、異なる前記鉛直の平面(23〜25)が直角に近い角度で接続されて凸部を形成する出隅(8)又は凹部を形成する入隅(7)で、異なる見切り縁材(1〜6)が一対をなす両者の端部(9)どうしを接続可能に処理する見切り縁材端部処理工程(S20)と、前記接続部(26〜29)を、前記出隅(8)と前記入隅(7)との違いに応じた形状の見切り縁役物(100,200,300,400)により覆い隠すように留め付ける見切り縁役物留め付け工程(S30)と、を備え、該見切り縁役物留め付け工程(S30)は、前記見切り縁役物(100,200,300,400)から水平方向に張り出して延設された挿入翼部(40,45,50,55)と、該挿入翼部(40,45,50,55)の基部を構成する本体部(101,201,301,401)とで囲まれた空間(110,210)に、前記接続部(26〜29)を奥に向けて嵌入する見切り縁役物嵌着工程(S31)と、前記直線長さ(L1〜L6)に切断された前記見切り縁材(1〜6)を前記境界線(11〜16)に沿って前記水平の平面(21,22)に当接させる見切り縁材当接工程(S32)と、前記挿入翼部(40,45,50,55)を、前記出隅(8)又は前記入隅(7)における前記鉛直の平面(24,25)に密着させる挿入翼部密着工程(S33)と、前記接続部(26〜29)の片側の表面露出部(41〜44)から打設したピンネイル(70)が、前記挿入翼部(40,45,50,55)を貫通して前記鉛直の平面(24,25)に、前記見切り縁役物(100,200,300,400)を釘止めする見切り縁役物釘止め工程(S34)と、を有することを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の見切り縁の施工方法において、前記見切り縁役物留め付け工程(S30)では、前記鉛直の平面(23)に対して本体部(101,301)の取り付け角度を平行にするための角度規定部(60)を当接することを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の見切り縁の施工方法において、ABS樹脂を材料とする前記見切り縁役物(100,200,300,400)を用いたことを特徴とする。
本発明によれば、施工職人の技量差にかかわらず、直接に釘止め可能で外れ難く、見栄えが良く、作業性も良い見切り縁役物および見切り縁の施工方法を提供できる。
本発明の一実施形態に係る見切り縁役物(以下、「本役物」ともいう)であり、天井近辺の廻り縁と、床近辺の巾木と、それぞれの入隅および出隅に留め付けられた状態を示す斜視図である。 廻り縁の入隅および出隅に本役物が留め付けられた状態を下方から見上げた斜視図である。 巾木の入隅および出隅に本役物が留め付けられた状態を上方から見下ろした斜視図である。 廻り縁の入隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図2に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。 廻り縁の出隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図2に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。 巾木の入隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図3に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。 巾木の出隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図3に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。 本役物と見切り縁を壁に留め付けた状態を説明するための平面断面図であり、(A)図6の入隅用をXY線断面図で示し、(B)図7の出隅用をXY線断面図で示している。 (A)角度規定部を設けた場合と、(B)角度規定部がない場合と、を比較した説明図である。 本発明の一実施形態に係る見切り縁の施工方法(以下、「本方法」ともいう)を説明するためのフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る見切り縁役物(本役物)であり、天井近辺の廻り縁と、床近辺の巾木と、それぞれの入隅および出隅に留め付けられた状態を示す斜視図である。図1に示すように、見切り縁役物100,200,300,400は、建物の内装における入隅7又は出隅8に向けて2方向から延設された異なる見切り縁材1〜6の端部9(図8)どうしが接続された接続部26〜29を覆うように留め付けられる補助的な内装部材である。
ここでいう入隅7、出隅8および見切り縁材1〜6とは、以下のとおりである。すなわち、入隅7は、異なる鉛直の平面23と平面24が直角に交わって凹部を形成する。また、出隅8は、異なる鉛直の平面24と平面25が直角に交わって凸部を形成する。見切り縁材1〜6は、天井21近辺の廻り縁1〜3と、床22近辺の巾木4〜6とを総称するものである。このように異なる呼称でも同一符号であれば同一のものを指している。
見切り縁材1〜6は、水平の平面21,22と鉛直の平面23〜25が直角に交わる境界線11〜16に沿って配設されている。ここでいう水平の平面21,22は、天井21又は床22である。また、鉛直の平面23〜25は、一例として図示した壁23〜25のほか、不図示の柱又は梁にも適用可能である。
見切り縁材(以下、「廻り縁」ともいう)1〜3は、天井21と壁23〜25との境界線11〜13に沿って配設されている。見切り縁材(以下、「巾木」ともいう)4〜6は、床22と壁23〜25との境界線14〜16に沿って配設されている。
図2は、廻り縁の入隅および出隅に本役物が留め付けられた状態を下方から見上げた斜視図である。図2に示すように、本役物100は、入隅7において、廻り縁1と廻り縁2との接続部26を覆うように留め付けられている。また、廻り縁2は、本役物100の右側に矢印X1方向から予め嵌入され、後述する手順に沿って壁24に留め付けられる。
同様に、本役物200は、出隅8において、廻り縁2と廻り縁3との接続部27を覆うように留め付けられている。また、廻り縁3は、本役物200の右側に矢印X2方向から予め嵌入され、後述する手順に沿って壁25に留め付けられる。
図3は、巾木の入隅および出隅に本役物が留め付けられた状態を上方から見下ろした斜視図である。図3に示すように、また、本役物300は、入隅7において、巾木4と巾木5との接続部28を覆うように留め付けられている。また、巾木5は、本役物300の右側に矢印X3方向から予め嵌入され、後述する手順に沿って壁24に留め付けられる。
同様に、本役物400は、入隅8において、巾木5と巾木6との接続部29を覆うように留め付けられている。また、巾木6は、本役物400の右側に矢印X4方向から予め嵌入され、後述する手順に沿って壁25に留め付けられる。
図4は、廻り縁の入隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図2に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。図4に示すように、本役物100は、本体部101から矢印X1の逆方向に延在する挿入翼部40を備えている。この挿入翼部40は、接続部26(図1、図2)の右片側の背面31(図8(A))と、その背面31が当接する壁24(図1、図2、図8)との間に挿入される。
以下、他の図も用いて説明するように本役物100,200,300,400には、入隅7や出隅8から離れた位置まで広い面積で延在する挿入翼部40,45,50,55を設けた。その結果、見切り縁材1〜6に隠れた挿入翼部40,45,50,55に命中させるように釘打ちすることが容易になる。また、樹脂性の薄板に成形された挿入翼部40,45,50,55の隠れた箇所に釘打ちしても、ひび割れの影響が露出部にまで顕在化しない。これら挿入翼部のことを「留め付けの羽」と呼ぶこともある。
図5は、廻り縁の出隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図2に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。図5に示すように、本役物200は、本体部201から矢印X2の逆方向に延在する挿入翼部50を備えている。この挿入翼部50は、接続部27(図1、図2)の右片側の背面32(図8(B))と、その背面32が当接する壁25(図1、図2、図8)との間に挿入される。
図6は、巾木の入隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図3に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。図6に示すように、本役物300は、本体部301から矢印X3の逆方向に延在する挿入翼部45を備えている。この挿入翼部45は、接続部28(図1、図3)の右片側の背面31(図8(A))と、その背面33が当接する壁24(図1、図3、図8)との間に挿入される。
図7は、巾木の出隅に用いる本役物を示す斜視図であり、(A)図3に示したものと同じ角度の図、(B)90°回転させた図である。図7に示すように、本役物400は、本体部401から矢印X4の逆方向に延在する挿入翼部55を備えている。この挿入翼部55は、接続部29(図1、図3)の右片側の背面32(図8(B))と、その背面34が当接する壁25(図1、図3、図8)との間に挿入される。
図2〜図7に示した本役物100,200,300,400は、従来の同等品に比べて極力小型化され、全体的に肉厚を薄くしている。しかも、見切り縁材1〜6に対して見かけ上の境界部分となる部材端部に面取りを設けている。その結果、廻り縁1〜3、巾木4〜6との一体感を演出できて意匠性が向上する。
図8は、本役物と見切り縁を壁に留め付けた状態を説明するための平面断面図であり、(A)図6の入隅用をXY線断面図で示し、(B)図7の出隅用をXY線断面図で示している。図8に示すように、本役物100,200,300,400は、挿入翼部40,45,50,55を設け、そこを廻り縁1〜3や巾木4〜6と共に貫通させて、石膏ボードの壁23〜25にピンネイル70で釘止めされるので、より確実に留め付けられる。
しかも、挿入翼部40,45,50,55の面積が広い分だけ、隅部、特に入隅7の奥から離れた広い位置で釘打ちできるので、釘打機(Nail gun)や金槌を用いることが容易である。釘止めした結果、本役物100,200,300,400が廻り縁1〜3や巾木4〜6と共に落下する不具合を防止できる。つまり、両面粘着テープで貼り付けた場合の剥がれ易さを改善できる。特に、視点の低い幼児のいたずらにより、巾木4〜6用の役物300,400が外されるような害も少なくなる。
接続部26〜29それぞれを、室内空間Zから見て右片側の表面露出部(以下、単に「右片側」ともいう)41〜44から、挿入翼部40,45,50,55を貫通して壁23〜25に釘止め可能な構成である。ただし、ピンネイル(釘)70を打てないコンクリート構造物そのままの柱や梁への留め付け方法については、ピンネイル70等に代えた接着剤や両面粘着テープ等により貼り付けることも可能である。その場合も、挿入翼部40,45,50,55の接着面積が広い分だけ、接着力を強くする効果がある。
図8(A)に示すように、本役物100は、挿入翼部40を廻り縁1,2(図1、図2)と共に、石膏ボードの壁24にピンネイル70で釘止めされる。つまり、接続部26の表面露出部の右片側41から挿入翼部40を貫通して壁24に釘止め可能な構成である。
同様に、本役物300は、挿入翼部45を巾木5,6(図1、図3)と共に、石膏ボードの壁24にピンネイル70で釘止めされる。つまり、接続部28の表面露出部の右片側43から挿入翼部45を貫通して壁24に釘止め可能な構成である。
図8(B)に示すように、本役物200は、挿入翼部50を廻り縁2(図1、図2)と共に、石膏ボードの壁25にピンネイル70で釘止めされる。つまり、接続部27の表面露出部の右片側42から挿入翼部50を貫通して壁25に釘止め可能な構成である。
図8(B)に示すように、本役物400は、挿入翼部55を巾木6(図1、図3)と共に、石膏ボードの壁25にピンネイル70で釘止めされる。つまり、接続部29の表面露出部の右片側44から挿入翼部55を貫通して壁25に釘止め可能な構成である。
また、本役物100,200,300,400は、挿入翼部40,45,50,55と、挿入翼部40,45,50,55の基部を構成する本体部101,201,301,401とに囲まれた空間(以下、「ポケット」ともいう)110,210,310,410を備えている。これらのポケット110,210,310,410は、嵌着部111,211,311,411を形成し、接続部26〜29に係る見切り縁材1〜6の端部9を奥に向けて密嵌可能な形状である。
嵌着部111,211,311,411(図8)には、嵌着状態から本役物100,200,300,400の自重では離脱しない摩擦力を備えている。すなわち、接続部26〜29の表面は、ポケット110,210,310,410の内壁面に嵌着する際、両者の間で適度な摩擦力が作用する。そのため、滑らかに嵌めたり適宜外したりできるが、嵌着した後は施工作業者の意に反して滑り落ちることはない。
したがって、施工時に本役物100,200,300,400を廻り縁1〜3や巾木4〜6の接続部26〜29に嵌着すれば、それらを釘止めするまでの間、廻り縁1〜3や巾木4〜6を片手で保持するだけで、本役物100,200,300,400まで正確に位置決めできるので作業性が良好である。
また、本役物100,300それぞれの本体部101,301には、挿入翼部45の反対方向に延在する角度規定部60が一体成形されている。この角度規定部60は、挿入翼部45よりはるかに小さい面積で形成されたひれ状部材であり、「転び止めの羽」と呼ばれることもある。この「転び止めの羽(角度規定部60)」を設けたことにより、施工時に本役物100,300が転倒することを防止できて施工性が向上することについては、図9を用いて後述する。
また、角度規定部60と、挿入翼部45とは同一平面には含まれず、両者は隙間H(図8(A))を保持できるように規定されて平行な関係である。そのため、図8(A)に示すように、壁23と壁24が交わる稜線において、隙間Gが空いていた場合にも、その隙間Gに角度規定部60が嵌まり込んで留め付け角度が狂う害も生じない。
図9は、(A)角度規定部を設けた場合と、(B)角度規定部が無い場合と、を比較した説明図である。図9(A)に示すように、本役物300の本体部301には、角度規定部60を備えている。なお、本役物100の本体部101にも、同一の作用効果を有する角度規定部60を備えているが、ここでは重複するので説明を省略する。図9(B)に示すように、見切り縁役物399は、本役物300から角度規定部60を除去したものである。
図9(A)と、図9(B)との比較において明確であるように、本役物300と見切り縁役物399と、両者共に壁23に向かって押し当てる力Fを作用させると、図9(A)の角度規定部60により、本体部301の取り付け角度は壁23と平行に規定されるが、図9(B)角度規定部60が無ければ、平行にできない。
図9(B)に示すように、角度規定部60が無くて、本体部301の取り付け角度は壁23と平行にできない場合、図8(A)に示す間隔W1が確保できない。その結果、W1の幅を有する廻り縁1や巾木4の端部9を嵌入できないという不具合が生ずる。その点について図9(A)に示すように、角度規定部60によれば、本体部301の取り付け角度は壁23と平行にできるという効果がある。なお、図9(B)に示した見切り縁役物399も、図8(A)の隙間Gが生じない環境であれば、相当の商品価値が有る。
また、本役物100,200,300,400は、ABS樹脂を材料とする成形品であるため大量生産に適している。このABS樹脂は、不透明品が多く、耐薬品性、耐衝撃性、表面外観、印刷性に優れているほか、金属メッキも可能である。したがって、施工完成時に露出する面を容易に見栄え良くできる。
すなわち、ABS樹脂は、無垢の素材そのままか、着色されたABS樹脂、あるいは、それらにフィルム転写仕上げにより木目柄等のデザインを施すことも可能である。本発明の実施に係る商品企画等の仕様において、「木目柄(調)フィルム転写仕上げ」と呼ばれることもある。また、類似した仕様を、「転写シートによる模様印刷」と呼ばれることもある。
図10は、本発明の一実施形態に係る見切り縁の施工方法(本方法)を説明するためのフローチャートである。図10に示すように、本方法は、見切り縁材切断工程(S10)と、見切り縁材端部処理工程(S20)と、見切り縁役物留め付け工程(S30)と、を備えている。本方法によれば、見切り縁材端部処理工程(S20)を大幅に簡略化して作業性を向上することができることを後述する。
まず、見切り縁材切断工程(S10)により、水平の平面である天井21や床22と、鉛直の平面である壁23〜25により形成された異なる平面どうしの境界線11〜16に沿った直線長さL1〜L6に見切り縁材1〜6を切断する。
つぎに、見切り縁材端部処理工程(S20)により、異なる鉛直の平面23〜25が直角に近い角度で接続されて凸部を形成する出隅8又は凹部を形成する入隅7で、異なる見切り縁材1〜6が一対をなす両者の端部9(図8)どうしが接続された接続部26〜29を適切に仕上げて接続する。
見切り縁材端部処理工程(S20)について、従来工法によれば、難易度の高い工程であり、そのため職人の技量の差が生じ易いという問題があった。すなわち、見切り縁材の接続部26〜29の端部9どうしの見栄えを良くするため、例えば、45°の角度に削って直角に付き合わせる仕上げが不可欠で、この部分に職人の技量の差が現われ易く、隙間を生じて見苦しい仕上がりになった場合は、やり直しを要することもあった。
本方法によれば、見切り縁材端部処理工程(S20)を大幅に簡略化できる理由を以下に説明する。すなわち、図8(A)に示す見切り縁材1,4と同2,5との接続部26,28は、双方の端部9が長手方向に対して直角に切断されたままに、本役物100,300を介して結合されている。これらの接続部26,28につなぎ目の隙間Hや隙間G等が生じていたとしても、室内空間Z側からは視認できない。このように、本役物100,300が、つなぎ目の隙間等を都合良く隠している。
同様に、図8(B)に示す見切り縁材2,5と同3,6との接続部27,29は、双方の端部9が長手方向に対して直角に切断されたままに、本役物200,400を介して結合されている。これらの接続部27,29にも、つなぎ目の隙間等が生じていたとしても、室内空間Z側からは視認できない。このように、本役物200,400も、つなぎ目の隙間等を都合良く隠している。
したがって、双方の端部9を45°の角度に削って直角に付き合わせるような仕上げ作業は不要であり、見切り縁材端部処理工程(S20)を大幅に簡略化して作業性を向上することができる。そのため、本方法でいう見切り縁材端部処理工程(S20)は、見切り縁材切断工程(S10)により得られた双方の端部9に切り屑等が付着していれば、それを除去する程度で足りる。
本役物100,300,200,400が、接続部26,28,27,29のつなぎ目に生じ易い隙間等を隠すのみならず、上述の木目柄(調)フィルム転写仕上げ等により、連続的なデザインを施された見切り縁材1〜4との協調性を有する美観を発揮させることができる。
つぎに、切り縁役物留め付け工程(S30)により、接続部26〜29を、出隅8と入隅7との違いに応じた形状の本役物100,200,300,400により覆い隠すように留め付ける。見切り縁役物留め付け工程(S30)は、見切り縁役物嵌着工程(S31)と、見切り縁材当接工程(S32)と、挿入翼部密着工程(S33)と、見切り縁役物釘止め工程(S34)を有する。これらの手順を以下に説明する。
まず、見切り縁役物嵌着工程(S31)により、本役物100,200,300,400から水平方向に張り出して延設された挿入翼部40,45,50,55と、挿入翼部40,45,50,55の基部を構成する本体部101,201,301,401とで囲まれた空間(ポケット)110,210に、接続部26〜29を奥に向けて嵌入する。
つぎに、見切り縁材当接工程(S32)により、直線長さL1〜L6に切断された見切り縁材1〜6を境界線11〜16に沿って水平の平面21,22に当接させる。つぎに、挿入翼部密着工程(S33)により、挿入翼部40,45,50,55を、出隅8又は入隅7における鉛直の平面23〜25に密着させる。
つぎに、見切り縁役物釘止め工程(S34)により、右片側の接続部26〜29の表面露出部41〜44から打設したピンネイル70が、挿入翼部40,45,50,55を貫通して鉛直の平面23〜25に、本役物100,200,300,400を釘止めする。このとき、接着剤や両面粘着テープは不要であり、釘打機を用いて、壁24,25に対して直接に釘止めするので、作業効率が良い上、施工後に外れ難い。特に、視点の低い幼児のいたずらにより、巾木用の役物が外れて壊されるような害も少なくなる。
なお、見切り縁役物留め付け工程(S30)では、鉛直の平面23〜25に対して本体部101,301の取り付け角度を平行にするための角度規定部60を当接する。図8(A)を用いて説明したように、壁23と壁24が交わる稜線において、隙間Gが空いていた場合にも、その隙間Gに角度規定部60が嵌まり込んで留め付け角度が狂う害も生じない。その結果、施工性が向上する。
本役物および本方法は、建物の内装に適用されるので、それに関連して補足説明する。以下、各部の符号は省略する。まず、「見切り」とは、複数の異なる材料や面の取り合い部分のことをいう。例えば、天井と壁や壁と床が接する部分など複数の面や仕上げが他の異なる部分が接する部分のことをいう。この部分の仕上げが悪くても、隠してしまうことが見切り縁(見切り縁材)の役目である。見切り縁によって、異種部材の取り合いを機能的かつ美しく見せることができる。
見切り縁には、適用箇所の違いにより、廻り縁、巾木、畳寄せ、雑巾ずりなどの区別がある。廻り縁は、美観の目的で天井と壁との境界に設けられる。巾木や雑巾ずりは、美観その他の目的で床と壁との境界に設けられ、特に雑巾ずりは、該当部を清掃具による汚損等の害から保護する目的に応じた呼称である。畳寄せは、巾木や雑巾ずりと同様の目的で、畳敷きの床と壁との境界に角型木材の稜線を見せて固有の美観をもたらすように設けられる。
さらに、見切り縁の隅部(入隅、出隅)は、美観および強度の点で施工職人の技量差が顕著に現れやすい。したがって、見切り縁の隅部(入隅、出隅)に対し、その美観や強度を向上させるため、異形の材料による補強装飾具で該当部を覆い隠すという内装工法が知られている。ここで該当部に留め付けられる補強装飾具を見切り縁役物という。
見切り縁役物は、樹脂製品、木質製品など様々な素材および形状のものが、各社(建材メーカーなど)より販売されている。設置方法も様々で、見切り縁の上から貼り付けるもの、挟み込むものなど多種多様である。これらに対し、本役物および本方法は、以下の点で優れている。
1)本役物に隅部から離れた位置まで広い面積で延在する「挿入翼部(留め付けの羽)」を設け、そこを廻り縁、巾木と共に貫通させて釘止めするので、より確実に留め付けられる。その結果、本役物が廻り縁、巾木と共に落下する不具合を防止できる。つまり、両面粘着テープで貼り付けた場合等の剥がれ易さを改善できる。特に、視点の低い幼児のいたずらにより、巾木用の役物が外されるような害も少なくなる。
2)本役物を極力小型化し、部材端部に面取りを設けた。その結果、廻り縁、巾木との一体感を演出できて意匠性が向上する。
3)本役物に「角度規定部(転び止めの羽)」を設けた。その結果、施工時に本役物が転倒することを防止できるので施工性が向上する。
4)本役物は、「挿入翼部」と平行で所定の隙間を隔てた異なる平面に「角度規定部」を備えた。その結果、壁が交わる稜線の隙間に、「角度規定部」が嵌まり込んで留め付け角度が狂う害を防止できるので施工性が向上する。
本発明に係る見切り縁役物(本役物)は、木造かコンクリート構造かを問わず和洋住宅や事業用居室の新築、増改築、又は内装リフォーム等の建材として採用される可能性がある。見切り縁(見切り縁材)には、廻り縁、巾木、畳寄せ、雑巾ずりなどを含む。本役物は、これら見切り縁の隅部(入隅、出隅)に生じ易い隙間等の不具合を覆い隠して留め付ける用途がある。これらは、施工職人の技量差等を補い、かつ、美観や強度を向上させるための異形の材料による補強装飾具(役物)として採用される可能性がある。
1〜3 廻り縁(見切り縁材)、4〜6 巾木(見切り縁材)、7 入隅、8 出隅、9 (見切り縁材1〜6の)端部、11〜16 境界線、21 天井(水平の平面)、22 床(水平の平面)、23〜25 壁(鉛直の平面)、26〜29 接続部、31〜34 (右片側の接続部26〜29の)背面、40,45,50,55 挿入翼部(留め付けの羽)、41〜44 (右片側の接続部26〜29の)表面露出部(右片側)、60 角度規定部(転び止めの羽)、70 ピンネイル、100,200,300,400 見切り縁役物、101,201,301,401 本体部、110,210,310,410 (挿入翼部40,45,50,55と、その基部を構成する本体部101,201,301,401とで囲まれた)空間(ポケット)、111,211,311,411 嵌着部、F 押し当てる力、G 隙間、L1〜L6 (境界線11〜16に沿った)直線長さ、H,M,N,W,W1 間隔、S10 見切り縁材切断工程、S20 見切り縁材端部処理工程、S30 見切り縁役物留め付け工程、S31 見切り縁役物嵌着工程、S32 見切り縁材当接工程、S33 挿入翼部密着工程、S34 見切り縁役物釘止め工程、Z 室内空間

Claims (7)

  1. 建物の内装における入隅又は出隅に向けて2方向から延設された異なる見切り縁材の端部どうしが接続された接続部を覆うように留め付けられる見切り縁役物であって、
    前記見切り縁材は、水平の平面と鉛直の平面が交わる境界線に沿って配設され、
    前記入隅は、異なる前記鉛直の平面が交わって凹部を形成し、
    前記出隅は、異なる前記鉛直の平面が交わって凸部を形成し、
    前記水平の平面は、天井又は床であり、
    前記鉛直の平面は、壁、柱又は梁であり、
    前記接続部の片側の背面と、該背面が当接する前記鉛直の平面との間に挿入される挿入翼部を備え、
    前記接続部の片側の表面露出部から前記挿入翼部を貫通して前記鉛直の平面に釘止め可能な構成であることを特徴とする見切り縁役物。
  2. 前記挿入翼部と、該挿入翼部の基部を構成する本体部とに囲まれた空間は、見切り縁材の前記接続部を奥に向けて密嵌可能な形状であり、前記空間の内壁で接続部が嵌着する嵌着部には、嵌着状態から自重で離脱しない摩擦力を備えていることを特徴とする請求項1に記載の見切り縁役物。
  3. 前記鉛直の平面に対して本体部の取り付け角度を平行にするための角度規定部を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の見切り縁役物。
  4. ABS樹脂を材料とすることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の見切り縁役物。
  5. 水平の平面と鉛直の平面により形成された異なる平面どうしの境界線に沿った直線長さに見切り縁材を切断する見切り縁材切断工程と、
    異なる前記鉛直の平面が直角に近い角度で接続されて凸部を形成する出隅又は凹部を形成する入隅で、異なる見切り縁材が一対をなす両者の端部どうしを接続可能に処理する見切り縁材端部処理工程と、
    前記接続部を、前記出隅と前記入隅との違いに応じた形状の見切り縁役物により覆い隠すように留め付ける見切り縁役物留め付け工程と、を備え、
    該見切り縁役物留め付け工程は、
    前記見切り縁役物から水平方向に張り出して延設された挿入翼部と、該挿入翼部の基部を構成する本体部とで囲まれた空間に、前記接続部を奥に向けて嵌入する見切り縁役物嵌着工程と、
    前記直線長さに切断された前記見切り縁材を前記境界線に沿って前記水平の平面に当接させる見切り縁材当接工程と、
    前記挿入翼部を、前記出隅又は前記入隅における前記鉛直の平面に密着させる挿入翼部密着工程と、
    前記接続部の片側の表面露出部から打設したピンネイルが、前記挿入翼部を貫通して前記鉛直の平面に、前記見切り縁役物を釘止めする見切り縁役物釘止め工程と、
    を有することを特徴とする見切り縁の施工方法。
  6. 前記見切り縁役物留め付け工程では、前記鉛直の平面に対して本体部の取り付け角度を平行にするための角度規定部を当接することを特徴とする請求項5に記載の見切り縁の施工方法。
  7. ABS樹脂を材料とする前記見切り縁役物を用いたことを特徴とする請求項5又は6に記載の見切り縁の施工方法。
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