JP2017178082A - ハイブリッド自動車 - Google Patents

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Hiroaki Arakawa
広明 荒川
武内 博明
Hiroaki Takeuchi
博明 武内
竜太 石田
Ryuta Ishida
竜太 石田
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Shigeki Kinomura
茂樹 木野村
慶太 橋元
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慶太 橋元
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Shinji Ichikawa
真士 市川
昭夫 魚谷
Akio Uotani
昭夫 魚谷
和之 香川
Kazuyuki Kagawa
和之 香川
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Yusuke Kinoshita
裕介 木下
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Abstract

【課題】外部充電の利用を促進する。
【解決手段】利用指標IDXが閾値Iref2以上で閾値Iref1未満の範囲内のときにはアナウンスと共に走行性能に軽度の制限を課し(S130,S140)、利用指標IDXが閾値Iref2未満のときにはアナウンスと共に走行性能に重度の制限を課す(S150,S160)。これにより、外部充電の利用を強く促すことができる。走行性能の制限としては、EV走行時の最高車速や最大出力,最大トルク,アクセル開度Accに対する制限、HV走行時の最高車速,最大出力,最大トルク,アクセル開度Acc、バッテリ出力の制限、昇圧コンバータの昇圧の制限、パワーモードの制限、シーケンシャルシフト機能の制限、エンジンの運転ポイントにおける振動や異音の除去の振動制限、エンジン始動時の振動やトルクショックの抑制の制限などを挙げることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、ハイブリッド自動車に関し、詳しくは、バッテリの充電と燃料タンクへの給油とを行なうハイブリッド自動車に関する。
従来、この種のハイブリッド自動車としては、バッテリを外部充電してからの内燃機関による燃料使用量に応じたパラメータの変化が所定値に達したときに電動機および内燃機関の出力の少なくとも一方を制限するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド自動車では、パラメータの変化が所定値に達したときに電動機および内燃機関の出力の少なくとも一方を制限することによってドライバに外部充電を促し、内燃機関に頼らない走行を促進して、緊急時には内燃機関によって走行できるという余裕を残しながら電気自動車が本来目的とする大気の汚染の抑制効果を十分に得ることができるものとしている。
特開平8−19114号公報
しかしながら、上述のハイブリッド自動車では、電動機および内燃機関の出力の少なくとも一方を制限するだけでは、外部充電の利用を促す効果が不十分な場合がある。例えば、いつも比較的低パワーで走行するように運転しているドライバーに対しては、電動機や内燃機関の出力制限は何ら意味を持たないものとなってしまう。
本発明のハイブリッド自動車は、外部充電の利用を促進することを主目的とする。
本発明のハイブリッド自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のハイブリッド自動車は、
エンジンと、前記エンジンに燃料を供給する燃料タンクと、モータと、前記モータに電力を供給可能なバッテリと、外部電源を用いて前記バッテリを充電する外部充電が可能な充電器と、を備えるハイブリッド自動車であって、
所定期間内の前記外部充電の利用の程度を示す利用指標が小さいときには大きいときに比して車両の走行性能に関与する機能が低下するように機能制限を課す機能制限手段、
を備えることを特徴とする。
この本発明のハイブリッド自動車では、外部充電の利用の程度を示す利用指標が小さいときには大きいときに比して車両の走行性能に関与する機能に制限を課す。即ち、走行性能を低下させることにより、ドライバーに外部充電の利用を促すのである。これにより、外部充電の利用を促進することができる。ここで、「所定期間」としては、1ヶ月や2ヶ月のような時間的に予め定められた期間や、20回のトリップの間や30回のトリップの間のような機会的に予め定められた期間などを用いることができる。
「走行性能」の「機能制限」には、エンジンの運転を伴わない走行(EV走行)時の最高車速の制限、EV走行時の最大出力の制限、EV走行時の最大トルクの制限、EV走行時のトルクの制限、エンジンの運転を伴っての走行(HV走行)時の最高車速の制限、HV走行時の最大出力の制限、HV走行時の最大トルクの制限、HV走行時のトルクの制限、HV走行時のバッテリ出力の制限、バッテリの電力を昇圧して電動機に供給する昇圧コンバータを備える場合には昇圧の制限、静観性や燃費よりパワーを重視するパワーモードに切り替えるパワースイッチを備える場合にはパワーモードの制限、仮想的なシフト操作(シーケンシャルシフト操作)が可能な場合の仮想的なシフト操作の制限、振動や異音を抑制するエンジンの運転制御を行なっている場合には振動や異音の抑制の制限、エンジン始動時の振動やショックを抑制する振動ショック抑制制御を行なっている場合には振動ショック抑制制御の制限、などを挙げることができる。
「利用指標」は、所定期間内の外部充電の利用の程度を示すものであり、本明細書では大きいほど良好に外部充電が利用されている関係を示すものを用いる。例えば、以下の(1)〜(14)をそのまま利用指標として用いたり、(1)〜(14)の1つ又は複数に基づいて演算して得られるものを利用指標として用いたりすることができる。
(1)充電回数のトリップ回数に対する比率(充電回数/トリップ回数)
(2)充電器を外部電源に接続している総時間のシステムオフして停車している総時間に対する比率(充電器接続総時間/停車総時間)
(3)EV走行の総距離のHV走行の総距離に対する比率(EV走行総距離/HV走行総距離)
(4)EV走行の総時間のHV走行の総時間に対する比率(EV走行総時間/HV走行総時間)
(5)EV走行の総距離の総走行距離に対する比率(EV走行総距離/総走行距離)
(6)EV走行の総時間の総走行時間に対する比率(EV走行総時間/総走行時間)
(7)充電器によるバッテリの充電の総充電量の燃料タンクへの総給油量に対する比率(総充電量/総給油量)
(8)外部電源からの電力によってバッテリに充電したエネルギの積算値の走行に消費したエネルギの積算値に対する比率(外部充電エネルギ積算値/走行消費エネルギ積算値)
(9)EV走行により消費したエネルギの積算値のHV走行により消費したエネルギの積算値に対する比率(EV走行エネルギ積算値/HV走行エネルギ積算値)
(10)充電器を外部電源に接続した総時間(充電器接続総時間)
(11)充電器によるバッテリの充電の総充電量
(12)走行した総走行距離の二酸化炭素の総排出量に対する比率(総走行距離/二酸化炭素総排出量)
(13)車両が外部充電が可能な状態であった充電機会の回数(機会回数)に対するその状態であったときに外部充電を行なった回数(機会内充電回数)の比率(機会内充電回数/機会回数)
(14)外部充電してからの内燃機関による燃料使用量の逆数(1/外部充電後燃料使用量)
本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。 HVECU70により実行される利用指標演算処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 HVECU70により実行される走行性能制限処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。 変形例のハイブリッド自動車220の構成の概略を示す構成図である。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例としてのハイブリッド自動車20の構成の概略を示す構成図である。実施例のハイブリッド自動車20は、図示するように、エンジン22と、プラネタリギヤ30と、モータMG1,MG2と、インバータ41,42と、バッテリ50と、昇圧コンバータ56と、充電器60と、ナビゲーション装置90と、表示装置92と、ハイブリッド用電子制御ユニット(以下、「HVECU」という)70と、を備える。
エンジン22は、燃料タンク25からのガソリンや軽油などを燃料として動力を出力する内燃機関として構成されている。このエンジン22は、エンジン用電子制御ユニット(以下、「エンジンECU」という)24によって運転制御されている。
エンジンECU24は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。エンジンECU24には、エンジン22を運転制御するのに必要な各種センサからの信号、例えばエンジン22のクランクシャフト26の回転位置を検出するクランクポジションセンサ23からのクランク角θcrなどが入力ポートを介して入力されている。エンジンECU24からは、エンジン22を運転制御するための種々の制御信号が出力ポートを介して出力されている。エンジンECU24は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。なお、エンジンECU24は、クランクポジションセンサ23からのクランク角θcrに基づいてエンジン22の回転数Neを演算している。
プラネタリギヤ30は、シングルピニオン式の遊星歯車機構として構成されている。プラネタリギヤ30のサンギヤには、モータMG1の回転子が接続されている。プラネタリギヤ30のリングギヤには、駆動輪38a,38bにデファレンシャルギヤ37を介して連結された駆動軸36が接続されている。プラネタリギヤ30のキャリヤには、ダンパ28を介してエンジン22のクランクシャフト26が接続されている。
モータMG1は、例えば同期発電電動機として構成されており、上述したように、回転子がプラネタリギヤ30のサンギヤに接続されている。モータMG2は、例えば同期発電電動機として構成されており、回転子が駆動軸36に接続されている。インバータ41,42は、昇圧コンバータ56を介してバッテリ50と接続されている。モータMG1,MG2は、モータ用電子制御ユニット(以下、「モータECU」という)40によって、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子がスイッチング制御されることにより、回転駆動される。
昇圧コンバータ56は、図示しないが、2つのトランジスタと2つのダイオードとリアクトルとからなる周知のDC/DCコンバータとして構成されており、バッテリ50側の電池電圧系電力ライン54bの電力を昇圧してインバータ41,42側の駆動電圧系電力ライン54aに供給したり、駆動電圧系電力ライン54aの電力を降圧して電池電圧系電力ライン54bに供給したりすることができる。
モータECU40は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。モータECU40には、モータMG1,MG2を駆動制御するのに必要な各種センサからの信号、例えばモータMG1,MG2の回転子の回転位置を検出する回転位置検出センサ43,44からの回転位置θm1,θm2などが入力ポートを介して入力されている。また、駆動電圧系電力ライン54aに取り付けられた図示しない電圧計からの駆動電圧系電圧VHや、電池電圧系電力ライン54bに取り付けられた図示しない電圧計からの電池電圧系電圧VLも入力ポートを介して入力されている。モータECU40からは、インバータ41,42の図示しない複数のスイッチング素子へのスイッチング制御信号や、昇圧コンバータ56へのスイッチング制御信号などが出力ポートを介して出力されている。モータECU40は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。モータECU40は、回転位置検出センサ43,44からのモータMG1,MG2の回転子の回転位置θm1,θm2に基づいてモータMG1,MG2の回転数Nm1,Nm2を演算している。
バッテリ50は、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池として構成されている。このバッテリ50は、上述したように、昇圧コンバータ56を介してインバータ41,42と接続されている。バッテリ50は、バッテリ用電子制御ユニット(以下、「バッテリECU」という)52によって管理されている。
バッテリECU52は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,入出力ポート,通信ポートを備える。バッテリECU52には、バッテリ50を管理するのに必要な各種センサからの信号、例えば、バッテリ50の端子間に設置された電圧センサ51aからの電池電圧Vbや、バッテリ50の出力端子に取り付けられた電流センサ51bからの電池電流Ibなどが入力ポートを介して入力されている。バッテリECU52は、HVECU70と通信ポートを介して接続されている。バッテリECU52は、電流センサ51bからの電池電流Ibの積算値に基づいて蓄電割合SOCを演算している。蓄電割合SOCは、バッテリ50の全容量に対するバッテリ50から放電可能な電力の容量の割合である。
充電器60は、電池電圧系電力ライン54bに接続されており、電源プラグ61が自宅や充電ステーションなどの充電ポイントで家庭用電源や工業用電源などの外部電源69に接続されているときに、外部電源69からの電力を用いてバッテリ50を充電する外部充電を行なうことができるように構成されている。
ナビゲーション装置90は、地図情報などが記憶されたハードディスクなどの記憶媒体や入出力ポート,通信ポートなどを有する制御部を内蔵する本体と、車両の現在地に関する情報を受信するGPSアンテナと、車両の現在地に関する情報や目的地までの走行ルートなどの各種情報を表示すると共に操作者による各種指示を入力可能なタッチパネル式のディスプレイと、を備える。ここで、地図情報には、サービス情報(例えば観光情報や駐車場、充電ステーションなど)や予め定められている走行区間(例えば信号機間や交差点間など)毎の道路情報などがデータベース化して記憶されており、道路情報には、距離情報や幅員情報,地域情報(市街地,郊外),種別情報(一般道路,高速道路),勾配情報,法定速度,信号機の数などが含まれる。また、サービス情報として、自宅駐車場や所望の地点を地点登録することができる。ナビゲーション装置90は、操作者により目的地が設定されたときには、地図情報と車両の現在地と目的地とに基づいて車両の現在地から目的地までの走行ルートを検索すると共に検索した走行ルートをディスプレイに出力してルート案内を行なう。なお、このナビゲーション装置90は、走行ルートにおけるルート情報(例えば、目的地までの残距離Lnや目的地の方角Dnなど)も演算している。
HVECU70は、図示しないが、CPUを中心とするマイクロプロセッサとして構成されており、CPUの他に、処理プログラムを記憶するROMやデータを一時的に記憶するRAM,フラッシュメモリ72,入出力ポート,通信ポートを備える。HVECU70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力されている。HVECU70に入力される信号としては、例えば、イグニッションスイッチ80からのイグニッション信号や、シフトポジションセンサ82からのシフトポジションSP、アクセルペダルポジションセンサ84からのアクセル開度Acc、ブレーキペダルポジションセンサ86からのブレーキペダルポジションBPを挙げることができる。また、車速センサ88からの車速V、燃料タンク25に取り付けられた燃料計25aからの燃料量Qf、静観性や燃費よりパワー重視の走行モードを設定するためのパワースイッチ95からのスイッチ信号SWP、仮想的なシフト操作(シーケンシャルシフト)を可能とするためのシーケンシャルシフトスイッチ96からのスイッチ信号SWSを挙げることができる。さらに、電源プラグ61に取り付けられて電源プラグ61が外部電源69に接続されているか否かを判定する接続スイッチ62からの接続信号SWC、ナビゲーション装置90からのデータなども挙げることができる。HVECU70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力されている。HVECU70から出力される制御信号としては、例えば、充電器60への制御信号や、運転席前方のインストルパネルに取り付けられた表示装置92への表示制御信号などを挙げることができる。また、HVECU70は、上述したように、エンジンECU24,モータECU40,バッテリECU52と通信ポートを介して接続されている。なお、HVECU70は、燃料タンク25に給油されたときには燃料計25aからの燃料量Qfに基づいて給油量Qinを計算している。
こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20では、CD(Charge Depleting)モードまたはCS(Charge Sustaining)モードでハイブリッド走行(HV走行)または電動走行(EV走行)を行なう。ここで、CDモードは、CSモードに比してEV走行をより優先するモードである。HV走行は、エンジン22の運転を伴って走行するモードである。EV走行は、エンジン22の運転を伴わずに走行するモードである。
実施例では、HVECU70は、自宅や充電ステーションなどの充電ポイントでシステムオフ(システム停止)して停車しているときに、電源プラグ61が外部電源69に接続されると、外部電源69からの電力を用いてバッテリ50が充電されるように充電器60を制御する。そして、システムオン(システム起動)したときにバッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv1(例えば45%,50%,55%など)よりも大きいときには、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv2(例えば25%,30%,35%など)以下に至るまでは、CDモードで走行し、バッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv2以下に至った以降は、システムオフするまでCSモードで走行する。また、システムオンしたときにバッテリ50の蓄電割合SOCが閾値Shv1以下のときには、システムオフするまでCSモードで走行する。
EV走行は、以下のように駆動制御される。HVECU70は、まず、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて要求トルクTr*を設定する。続いて、モータMG1のトルク指令Tm1*に値0を設定すると共にバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようモータMG2のトルク指令Tm2*を設定する。そして、トルク指令Tm2*の目標駆動点でモータMG2が駆動できるように駆動電圧系電力ライン54aの電圧指令VH*を設定し、駆動電圧系電力ライン54aの電圧指令VH*を設定してモータECU40に送信する。トルク指令Tm1*,Tm2*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なうと共に駆動電圧系電力ライン54aの電圧VHが電圧指令VH*となるよう昇圧コンバータ56のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
HV走行は、以下のように駆動制御される。HVECU70は、まず、アクセル開度Accと車速Vとに基づいて走行に要求される要求トルクTr*を設定する。続いて、要求トルクTr*に駆動軸36の回転数Nr(例えば、モータMG2の回転数Nm2や車速Vに換算係数を乗じて得られる回転数)を乗じて走行に要求される走行用パワーPdrv*を計算する。次に、走行用パワーPdrv*からバッテリ50の蓄電割合SOCに基づくバッテリ50の充放電要求パワーPb*(バッテリ50から放電するときが正の値)を減じて車両に要求される要求パワーPe*を設定する。そして、要求パワーPe*がエンジン22から出力されると共にバッテリ50の入出力制限Win,Woutの範囲内で要求トルクTr*が駆動軸36に出力されるようエンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*,モータMG1,MG2のトルク指令Tm1*,Tm2*を設定する。なお、エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*は、振動や異音が生じない範囲で燃費が最適になる動作ポイントとして設定される。また、モータMG1,MG2を回転数Nm1,Nm2およびトルク指令Tm1*,Tm2*からなる目標駆動点で駆動できるように駆動電圧系電力ライン54aの電圧指令VH*を設定し、エンジンECU24やモータECU40に送信する。目標回転数Ne*と目標トルクTe*とを受信したエンジンECU24は、目標回転数Ne*と目標トルクTe*とによってエンジン22が運転されるようエンジン22の吸入空気量制御や燃料噴射制御,点火制御などを行なう。トルク指令Tm1*,Tm2*や電圧指令VH*を受信したモータECU40は、モータMG1,MG2がトルク指令Tm1*,Tm2*で駆動されるようインバータ41,42のスイッチング素子のスイッチング制御を行なうと共に駆動電圧系電力ライン54aの電圧VHが電圧指令VH*となるよう昇圧コンバータ55のスイッチング素子のスイッチング制御を行なう。
次に、こうして構成された実施例のハイブリッド自動車20の動作、特に、充電器60によるバッテリ50の充電(外部充電)の利用の程度を示す利用指標IDXに基づいて走行性能を制限する際の動作について説明する。まず、利用指標IDXについて説明する。図2は、HVECU70により実行される利用指標演算処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。本ルーチンは、システムオン(システム起動)されたときや、システムオフ(システム停止)されたとき、外部電源69に電源プラグ61が接続されてバッテリ50の充電が完了したとき、燃料タンク25に給油が行なわれたときなどの予め定めた起動タイミングで実行される。以下では、本ルーチンがシステムオン(システム起動)されたときに実行された場合を想定して説明する。
利用指標演算処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、予め定められた所定期間内における利用指標IDXを演算するのに必要な車両利用状況を反映するデータを入力する処理を実行する(ステップS100)。ここで、「所定期間」としては、1ヶ月や2ヶ月のような時間的に予め定められた期間や、20回のトリップの間や30回のトリップの間のような機会的に予め定められた期間などを用いることができる。また、車両利用状況を反映するデータとしては、前回のトリップのシステムオンのタイミングから今回のトリップのシステムオンのタイミングまでのデータとして、充電器60によるバッテリ50の充電の有無(外部充電の有無)や、充電器60の電源プラグ61を外部電源69に接続していた充電時間(充電器接続時間)、充電器60によるバッテリ50の充電量を挙げることができる。また、給油量や、燃料量Qf、前回のトリップのシステムオフのタイミングから今回のトリップのシステムオンまでの停車時間、前回のトリップにおける走行距離、前回のトリップにおける走行時間を挙げることができる。更に、前回のトリップにおけるEV走行距離、前回のトリップにおけるEV走行時間、前回のトリップにおけるHV走行距離、前回のトリップにおけるHV走行時間を挙げることができる。また、前回のトリップにおけるEV走行により消費したエネルギ(EV走行エネルギ)、前回のトリップにおけるHV走行により消費したエネルギ(HV走行エネルギ)、蓄電割合SOC、車両の現在位置なども挙げることができる。
こうして利用指標IDXを演算するのに必要なデータを入力すると、入力したデータを用いて利用指標IDXを演算すると共にHVECU70の図示しないRAMやフラッシュメモリ72に記憶し(ステップS110)、本ルーチンを終了する。実施例では、利用指標IDXは以下の(1)〜(14)のいずれかとして演算されたり、(1)〜(14)の1つ又は複数に基づいて演算されたりする。なお、利用指標IDXは、大きいほど充電器60によるバッテリ50の充電(外部充電)の利用が良好に行なわれているものとして演算される。
(1)充電回数のトリップ回数に対する比率(充電回数/トリップ回数)
充電回数は、所定期間内において外部充電の有無に基づいてカウントアップすることにより得ることができる。なお、外部充電の有無は、接続スイッチ62からの接続信号SWCによる電源プラグ61が外部電源69に接続されたか否かの判定やバッテリ50の蓄電割合SOCの増加の判定により行なうことができる。トリップ回数は、所定期間内においてシステムオンされる毎にカウントアップすることにより得ることができる。
(2)充電器60を外部電源69に接続している総時間のシステムオフして停車している総時間に対する比率(充電器接続総時間/停車総時間)
充電器接続総時間は、所定期間内において充電器60の電源プラグ61を外部電源69に接続していた充電時間を積算することにより得ることができる。停車総時間は、所定期間内の各トリップ間の停車時間を積算することにより得ることができる。
(3)EV走行の総距離のHV走行の総距離に対する比率(EV走行総距離/HV走行総距離)
EV走行総距離は、所定期間内の各トリップにおけるEV走行距離を積算することにより得ることができる。HV走行総距離は、所定期間内の各トリップにおけるHV走行距離を積算することにより得ることができる。
(4)EV走行の総時間のHV走行の総時間に対する比率(EV走行総時間/HV走行総時間)
EV走行総時間は、所定期間内の各トリップにおけるEV走行時間を積算することにより得ることができる。HV走行総時間は、所定期間内の各トリップにおけるHV走行時間を積算することにより得ることができる。
(5)EV走行の総距離の総走行距離に対する比率(EV走行総距離/総走行距離)
総走行距離は、所定期間内の各トリップにおける走行距離を積算することにより行なわれる。
(6)EV走行の総時間の総走行時間に対する比率(EV走行総時間/総走行時間)
総走行時間は、所定期間内の各トリップにおける走行時間を積算することにより行なわれる。
(7)充電器60によるバッテリ50の充電の総充電量の燃料タンク25への総給油量に対する比率(総充電量/総給油量)
総充電量は、所定期間内の外部充電による充電量を積算することにより得ることができる。総給油量は、所定期間内の給油量を積算することにより得ることができる。
(8)外部電源69からの電力によってバッテリ50に充電したエネルギの積算値の走行に消費したエネルギの積算値に対する比率(外部充電エネルギ積算値/走行消費エネルギ積算値)
外部充電エネルギ積算値は、所定期間内の充電量の積算により得ることができる。走行消費エネルギ積算値は、EV走行エネルギの積算値とHV走行エネルギの積算値として得ることができる。なお、EV走行エネルギやHV走行エネルギはEV走行中やHV走行中に車重Mに車速Vを乗じたものを時間積分(∫M・Vdt)することにより得ることができる。車重Mは、車重センサにより計測したものを用いたり、勾配センサとモータMG2のトルクと加速度とから計算したものを用いたり、予め定めた値を用いたりすることができる。
(9)EV走行により消費したエネルギの積算値のHV走行により消費したエネルギの積算値に対する比率(EV走行エネルギ積算値/HV走行エネルギ積算値)
EV走行エネルギ積算値は、EV走行エネルギを積算することにより得ることができる。HV走行エネルギ積算値は、HV走行エネルギを積算することにより得ることができる。
(10)充電器60を外部電源69に接続した総時間(充電器接続総時間)
充電器接続総時間は、所定期間内で充電器60を外部電源69に接続した時間を積算することにより得ることができる。
(11)充電器60によるバッテリ50の充電の総充電量
総充電量は、所定期間内の外部充電による充電量を積算することにより得ることができる。
(12)走行した総走行距離の二酸化炭素の総排出量に対する比率(総走行距離/二酸化炭素総排出量)
二酸化炭素総排出量は、総給油量に燃料用係数を乗じたものと総充電量に外部充電係数を乗じたものとの和として計算することができる。
(13)車両が外部充電が可能な状態であった充電機会の回数(機会回数)に対するその状態であったときに外部充電を行なった回数(機会内充電回数)の比率(機会内充電回数/機会回数)
機会回数は、所定期間内に車両が自宅駐車場や充電ステーションに駐車した回数をカウントすることにより得ることができる。車両が自宅駐車場や充電ステーションに駐車しているか否かは、ナビゲーション装置90から車両の現在位置が自宅駐車場であるか否か或いは充電ステーションであるか否かの判定により行なうことができる。充電回数は、所定期間内に車両が自宅駐車場や充電ステーションに駐車して充電した回数をカウントすることにより得ることができる。
(14)外部充電してからの内燃機関による燃料使用量の逆数(1/外部充電後燃料使用量)
外部充電後燃料使用量は、外部充電を行なったときの燃料量Qfと給油量と現在の給油量Qfとによって計算することができる。
次に、利用指標IDXに基づいて走行性能を制限する際の動作について説明する。図3は、HVECU70により実行される走行性能制限処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。このルーチンは、所定期間毎(例えば、利用指標IDXが演算される毎)に実行される。
走行性能制限処理ルーチンが実行されると、HVECU70は、まず、利用指標IDXを入力し(ステップS100)、利用指標IDXを閾値Iref1,Iref2と比較する処理を実行する(ステップS110)。ここで、閾値Iref1は、外部充電の利用の促進が比較的行なわれているとは判断することができない利用指標IDXの値として設定されるものであり、閾値Iref2は、外部充電の利用の促進が閾値Iref1の程度よりも行なわれていないと判断される利用指標IDXの値として設定されるものである。したがって、Iref1>Iref2の関係を有する。利用指標IDXが閾値Iref1以上であるときには、外部充電の利用の促進が比較的行なわれていると判断し、走行性能には制限を課さずに(ステップS120)、本ルーチンを終了する。
一方、利用指標IDXが閾値Iref2以上で閾値Iref1未満の範囲内のときには、外部充電の利用の促進が比較的行なわれていないと判断し、「外部充電があまり行なわれておりません。そのため、走行性能に軽度の制限が課されます。外部充電を行なって下さい。」などのアナウンスを音声出力と共に表示装置92に表示し(ステップS130)、走行性能に軽度の制限を課して(ステップS140)、本ルーチンを終了する。走行性能の軽度の制限としては、例えば、以下のものを挙げることができる。走行性能の軽度の制限は、(1)〜(14)のいずれか1つだけ行なうものとしてもよいし、2つ以上行なうものとしてもよい。このように、走行性能の軽度の制限を課すことにより、こうした制限を解除するように外部充電の利用を促すのである。
(1)EV走行時の最高車速を通常時の70%や80%などとする制限
(2)EV走行時の最大出力を通常時の70%や80%などとする制限
(3)EV走行時の最大トルクを通常時の70%や80%などとする制限
(4)EV走行時のアクセル開度Accを通常時の70%や80%などとする制限
(5)HV走行時の最高車速を通常時の70%や80%などとする制限
(6)HV走行時の最大出力を通常時の70%や80%などとする制限
(7)HV走行時の最大トルクを通常時の70%や80%などとする制限
(8)HV走行時のアクセル開度Accを通常時の70%や80%などとする制限
(9)HV走行時のバッテリ出力を通常時の70%や80%などとする制限
(10)昇圧コンバータ56の昇圧を通常時の70%や80%などとする制限
(11)パワースイッチ95を操作してもパワーモードを無効とする制限
(12)シーケンシャルシフトスイッチ96を操作してもシーケンシャルシフト機能を無効とする制限
(13)エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*の設定の際に振動や異音が生じても燃費が最適になる動作ポイントとして設定する振動や異音の除去の振動制限
(14)エンジン22の始動時における振動抑制制御やトルクショック抑制制御の制限
また、利用指標IDXが閾値Iref2未満の範囲内のときには、外部充電の利用の促進がほとんど行なわれていないと判断し、「外部充電がほとんど行なわれておりません。そのため、走行性能に重度の制限が課されます。外部充電を行なって下さい。」などのアナウンスを音声出力と共に表示装置92に表示し(ステップS150)、走行性能に重度の制限を課して(ステップS160)、本ルーチンを終了する。走行性能の重度の制限としては、例えば、以下のものを挙げることができる。走行性能の重度の制限は、(1)〜(14)のいずれか1つだけ行なうものとしてもよいし、2つ以上行なうものとしてもよい。このように、走行性能の重度の制限を課すことにより、こうした制限を解除するように外部充電の利用を強く促すのである。
(1)EV走行時の最高車速を通常時の40%や50%などとする制限
(2)EV走行時の最大出力を通常時の40%や50%などとする制限
(3)EV走行時の最大トルクを通常時の40%や50%などとする制限
(4)EV走行時のアクセル開度Accを通常時の40%や50%などとする制限
(5)HV走行時の最高車速を通常時の40%や50%などとする制限
(6)HV走行時の最大出力を通常時の40%や50%などとする制限
(7)HV走行時の最大トルクを通常時の40%や50%などとする制限
(8)HV走行時のアクセル開度Accを通常時の40%や50%などとする制限
(9)HV走行時のバッテリ出力を禁止する制限
(10)昇圧コンバータ56の昇圧を禁止する制限
(11)パワースイッチ95を操作してもパワーモードを無効とする制限
(12)シーケンシャルシフトスイッチ96を操作してもシーケンシャルシフト機能を無効とする制限
(13)エンジン22の目標回転数Ne*や目標トルクTe*の設定の際に振動や異音が生じても燃費が最適になる動作ポイントとして設定する振動や異音の除去の振動制限
(14)エンジン22の始動時における振動抑制制御やトルクショック抑制制御の制限
以上説明した実施例のハイブリッド自動車20では、利用指標IDXが閾値Iref1未満のときには走行性能に制限を課す。これにより、外部充電の利用を強く促すことができる。外部充電の利用が促進されると、走行負荷やシステム損失を低減し、充電不足による二酸化炭素の低減の悪化を抑制することができる。しかも、利用指標IDXが閾値Iref2以上で閾値Iref1未満の範囲内のときには走行性能に軽度の制限を課し、利用指標IDXが閾値Iref2未満のときには走行性能に重度の制限を課すから、段階的に外部充電の利用を促すことができる。また、走行性能に制限を課す際には、その旨のアナウンスも行なうから、アナウンスなしに走行性能の制限が課される際の違和感を回避することができる。
実施例のハイブリッド自動車20では、利用指標IDXが閾値Iref2以上で閾値Iref1未満の範囲内のときには走行性能に軽度の制限を課し、利用指標IDXが閾値Iref2未満のときには走行性能に重度の制限を課すように、2段階に走行性能の制限を課すものとした。しかし、走行性能の制限は3段階以上に行なってもよいし、1段階としてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、走行性能の制限として、(1)EV走行時の最高車速の制限、(2)EV走行時の最大出力の制限、(3)EV走行時の最大トルクの制限、(4)EV走行時のアクセル開度Accの制限、(5)HV走行時の最高車速の制限、(6)HV走行時の最大出力の制限、(7)HV走行時の最大トルクの制限、(8)HV走行時のアクセル開度Accの制限、(9)HV走行時のバッテリ出力の制限、(10)昇圧コンバータ56の昇圧の制限、(11)パワーモードの制限、(12)シーケンシャルシフト機能の制限、(13)振動や異音の除去の振動制限、(14)振動抑制制御やトルクショック抑制制御の制限などの14種の制限とした。しかし、これら以外の走行性能の制限を課すものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、電源プラグ61を外部電源69に接続してバッテリ50を充電する充電器60を備えるものとしたが、外部電源69からの電力を非接触で受電してバッテリ50を充電する充電器を備えるものとしてもよい。
実施例のハイブリッド自動車20では、エンジン22とモータMG1と駆動軸36とがプラネタリギヤ30に接続されると共に駆動軸36にモータMG2が接続されるものとした。図4の変形例のハイブリッド自動車220に例示するように、駆動輪38a,38bに接続された駆動軸36に変速機230を介してモータMGを接続すると共にモータMGの回転軸にクラッチ229を介してエンジン22を接続する構成とし、エンジン22からの動力をモータMGの回転軸と変速機230とを介して駆動軸36に出力すると共にモータMGからの動力を変速機230を介して駆動軸に出力するものとしてもよい。また、いわゆるシリーズハイブリッド自動車の構成としてもよい。即ち、エンジンとモータとバッテリと外部電源に接続してバッテリを充電する充電器とを備えるハイブリッド自動車であれば如何なる構成としてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、エンジン22が「エンジン」に相当し、燃料タンク25が「燃料タンク」に相当し、モータMG2が「モータ」に相当し、バッテリ50が「バッテリ」に相当し、充電器60が「充電器」に相当し、図3の走行性能制限処理ルーチンを実行するHVECU70が「機能制限手段」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、ハイブリッド自動車の製造産業などに利用可能である。
20,220 ハイブリッド自動車、22 エンジン、23 クランクポジションセンサ、24 エンジン用電子制御ユニット(エンジンECU)、25 燃料タンク、25a 燃料計、26 クランクシャフト、28 ダンパ、30 プラネタリギヤ、36 駆動軸、37 デファレンシャルギヤ、38a,38b 駆動輪、40 モータ用電子制御ユニット(モータECU)、41,42 インバータ、43,44 回転位置検出センサ、50 バッテリ、51a 電圧センサ、51b 電流センサ、52 バッテリ用電子制御ユニット(バッテリECU)、54a 駆動電圧系電力ライン、54b 電池電圧系電力ライン、56 昇圧コンバータ、60 充電器、61 電源プラグ、62 接続スイッチ、69 外部電源、70 ハイブリッド用電子制御ユニット(HVECU)、72 フラッシュメモリ、80 イグニッションスイッチ、82 シフトポジションセンサ、84 アクセルペダルポジションセンサ、86 ブレーキペダルポジションセンサ、88 車速センサ、90 ナビゲーション装置、92 表示装置、95 パワースイッチ、96 シーケンシャルシフトスイッチ、229 クラッチ、230 変速機、MG,MG1,MG2 モータ。

Claims (1)

  1. エンジンと、前記エンジンに燃料を供給する燃料タンクと、モータと、前記モータに電力を供給可能なバッテリと、外部電源を用いて前記バッテリを充電する外部充電が可能な充電器と、を備えるハイブリッド自動車であって、
    所定期間内の前記外部充電の利用の程度を示す利用指標が小さいときには大きいときに比して車両の走行性能に関与する機能が低下するように機能制限を課す機能制限手段、
    を備えることを特徴とするハイブリッド自動車。
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