JP2017178067A - 車両用メンバの補強構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】他の車載部品との干渉部分を切り欠いた車両用メンバの強度を確保する。
【解決手段】リアキャブマウントブラケット10の傾斜前板部30には、切欠部28を補強するための補強部材40の補強前板部45が切欠部28のうちの上側の領域を後側から覆う位置に配置されて接合される。溶接領域55aは、切欠端縁部35の上側端縁部35cと補強前板部45とを線状に接合する。溶接領域59は、補強前板部45の一端縁部51と傾斜前板部30の後面30aとを線状に接合する。溶接領域60は、溶接領域59の下端から連続して傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の一端部53とを線状に接合する。溶接領域65は、補強前板部45の他端縁部52と傾斜前板部30の後面30aとを線状に接合する。
【選択図】図7

Description

本発明は、車両用メンバの補強構造に関する。
特許文献1には、サイドフレームに対して左右のロアブラケットを介して取り付けられたリアキャブマウントブラケットが記載されている。このリアキャブマウントブラケットは、断面コ字状のチャンネル材で構成されており、そのウエブ部分が上面を向いており、両側にフランジ部分が形成されている。リアキャブマウントブラケットは、両側部分と、その間に位置しており且つ上方にふくらんでいる中心部分とから構成されている。リアキャブマウントブラケットの両側部分は、いずれも車両の外方向に延びる水平部分を有しており、水平部分の内側には、上方に傾斜している内側部分が形成されている。リアキャブマウントブラケットの中心部分は、中心の水平に延びる中央部分と、その中央部分の両側から下方に傾斜する傾斜端部分とで構成され、その傾斜部分がリアキャブマウントブラケットの内側部分とそれぞれボルト締めされている。リアキャブマウントブラケットの中心部分の下方には、エンジンやエンジンのヘッドカバー等が配置される。
特開2011−225083号公報
特許文献1に記載の車両では、エンジン及びヘッドカバーの上方にリアキャブマウントブラケット(車両用メンバ)の中心部分が配置されているので、エンジンやヘッドカバーに対して他の車載部品(例えば、EGRダクト等)を固定すると、前記他の車載部品が、リアキャブマウントブラケットのフランジ部分等に干渉してしまうおそれがある。リアキャブマウントブラケットと前記他の車載部品との干渉を回避するために、リアキャブマウントブラケットのフランジ部分のうち前記他の車載部品との干渉部分を切り欠くと、リアキャブマウントブラケットの強度が低下してしまい、リアキャブマウントブラケットの所望の強度を確保できないおそれがある。
そこで、本発明は、他の車載部品との干渉部分を切り欠いた車両用メンバの強度を確保することが可能な車両用メンバの補強構造の提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の車両用メンバの補強構造は、車両用メンバと補強板とを備える。車両用メンバは、所定方向に沿って延びる平板状の板状部を有し、板状部の上記所定方向に沿った一端縁部を切り欠く切欠部を区画する切欠端縁部が板状部の上記一端縁部に形成され、上記所定方向の少なくとも一方側で板状部が車体側に支持される。補強板は、切欠部の少なくとも一部を覆う所定の取付位置に配置され、取付位置で板状部に溶接によって接合される。板状部と補強板との間の溶接領域は、第1溶接領域と第2溶接領域と第3溶接領域と第4溶接領域とを含む。補強板が取付位置に配置された状態で、板状部の一面と補強板の表面とが面接触し、補強板の上記所定方向の両端縁部は、板状部の一面に重なり、板状部の切欠端縁部は、補強板の表面に重なり、補強板の上記所定方向に沿った一端縁部は、上記所定方向に沿って切欠部を横断し、補強板の上記一端縁部の両端部は、板状部の一面に重なる。第1溶接領域は、板状部の切欠端縁部と補強板の表面とを線状に接合する。第2溶接領域は、補強板の上記両端縁部のうち上記所定方向の一方側の端縁部と板状部の一面とを線状に接合する。第3溶接領域は、補強板の上記両端縁部のうち上記所定方向の他方側の端縁部と板状部の一面とを線状に接合する。第4溶接領域は、補強板の一端縁部の両端部のうち上記所定方向の一方側の端部と板状部の一面とを線状に接合する。
上記構成では、補強板が取付位置に配置された状態で、板状部の一面と補強板の表面とが面接触し、補強板の上記所定方向の両端縁部は、板状部の一面に重なり、板状部の切欠端縁部は、補強板の表面に重なり、補強板の上記所定方向に沿った一端縁部は、上記所定方向に沿って切欠部を横断し、補強板の上記一端縁部の両端部は、板状部の一面に重なる。すなわち、切欠部の周辺の領域の板状部の一面に補強板が重なるので、車両用メンバに切欠部を設けても、切欠部の周辺の板状部を補強板によって補強することができ、車両用メンバの強度を確保することができる。
また、板状部の上記所定方向の一方側(車体側に支持される側)では、第2溶接領域が、補強板の上記両端縁部のうち上記所定方向の一方側の端縁部と板状部の一面とを線状に接合し、第4溶接領域が、補強板の一端縁部の両端部のうち上記所定方向の一方側の端部と板状部の一面とを線状に接合する。このように、板状部の上記所定方向の一方側では、第2溶接領域及び第4溶接領域で補強板を板状部に接合するので、第2溶接領域のみで補強板を板状部に接合する場合に比べ、上記所定方向の一方側の板状部のうち補強板の角部(補強板の上記所定方向の一方側の端縁部と補強板の一端縁部との角部)の近傍の領域(以下、板状部の角部近傍領域という)の強度を向上させることができる。すなわち、車体側に支持される側(上記所定方向の一方側)の板状部の角部近傍領域の強度を向上させることができるので、例えば、板状部の上記所定方向の他方側に対して、板状部が延びる同一平面上で且つ上記所定方向と交叉する方向の力が入力した際に、車体側に支持される側の板状部の角部近傍領域に作用する応力を低減することができ、車両用メンバの破損を防止することができる。
本発明によれば、他の車載部品との干渉部分を切り欠いた車両用メンバの強度を確保することができる。
本発明に係る車両用メンバの補強構造を適用した車両の側面図である。 図1の車両のキャブの概略後面図である。 リアキャブマウントブラケットの前上方からの斜視図である。 リアキャブマウントブラケット及び補強部材の前下方からの分解斜視図である。 リアキャブマウントブラケット及び補強部材の前下方からの斜視図である。 図3のVI方向から視た前面図である。 図3のVII−VII矢視断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両用メンバの補強構造は、キャブ2が概ねエンジン3(図2参照)の上方に配置されるキャブオーバー型のトラック(車両)1のリアキャブマウント6のリアキャブマウントブラケット(車両用メンバ)10(図2参照)の補強構造に適用される。キャブ2は、その前端下部が車体フレーム4の前端部に設けられたフロントキャブマウント5を回転軸として回転自在に支持され、車体フレーム4に固定されたリアキャブマウント6にキャブ2の後端下部が下方から支持された通常位置(図1に図示されたキャブ2の位置)と、フロントキャブマウント5を回転軸としてキャブ2の後端下部が前上方に回転移動したチルト位置(図示省略)との間を移動可能である。
図1及び図2に示すように、車体フレーム4は、トラック1の下方の車幅方向両側に配置されて前後方向に沿って延びる左右1対のサイドメンバ7と、左右のサイドメンバ7の間で車幅方向に延びて左右のサイドメンバ7同士を相互に連結する複数のクロスメンバ8(図2には、1つのクロスメンバ8のみが図示されている)とを有する。キャブ2の下方の車幅方向両端部には、走行車軸(図示省略)を介して車体フレーム4側に回転自在に支持される左右の前輪9が設けられる。キャブ2の下方の左右のサイドメンバ7の上方には、エンジン3がエンジンマウント(図示省略)を介して搭載される。エンジン3には、給気ダクト(図示省略)や、排気ダクト(図示省略)や、排気ダクト側から給気ダクト側へ排気ガスの一部をEGR(Exhaust Gas Recirculation)ガスとして還流させるためのEGRダクト70などの、様々な車載部品が固定される。
図2に示すように、リアキャブマウント6は、左右のサイドメンバ7に固定されるアーチ状のキャブリアメンバ11と、キャブリアメンバ11の上方の左右両側に固定される左右1対のエアサスペンション12と、車幅方向に延びて左右のエアサスペンション12を介してキャブリアメンバ11に弾性支持されるフローティングメンバ13と、フローティングメンバ13の左右両端部に固定される左右1対のストライカ14とを有する。左右のストライカ14は、キャブ2の後端下部で車幅方向に延びるキャブマウントレール15に固定される左右1対のキャブロックブラケット16内のロック装置(図示省略)に係止されてロック状態となり、キャブ2を通常位置に保持する。リアキャブマウント6は、通常位置のキャブ2の後端下部を、左右のエアサスペンション12等を介して下方から弾性支持する。なお、左右のエアサスペンション12に換えて他の弾性支持部材(例えば、コイルスプリング等)を設けてもよい。
キャブリアメンバ11は、下端部が左右のサイドメンバ7に固定されて略鉛直方向に沿って起立する左右1対の縦ブラケット17L,17Rと、左右の縦ブラケット17L,17Rの上端部に固定されて該上端部同士を連結するリアキャブマウントブラケット10とを有し、アーチ状に形成される。左右の縦ブラケット17L,17Rの間であって、且つリアキャブマウントブラケット10の下方には、エンジン3が配置される。左右の縦ブラケット17L,17Rは、その下端部が左右のサイドメンバ7の車幅方向外側面に沿って固定され、上端部が左右のサイドメンバ7よりも上方に配置される。
図3に示すように、リアキャブマウントブラケット10は、平板状の上板部18と、平板状の前後の縦板部19,20と、平板状の前後のフランジ部21,22とによって断面ハット状に形成された金属製の部材であって、エンジン3の上方で車幅方向に長尺状に延びる。上板部18は、上下方向と交叉する。前後の縦板部19,20は、上板部18の前後の端縁から曲折して下方へそれぞれ延びて前後方向と交叉する。前側のフランジ部21は、前側の縦板部19の下端縁から前方へ延びて上下方向と交叉し、後側のフランジ部22は、後側の縦板部20の下端縁から前方へ延びて上下方向と交叉する。
図2に示すように、リアキャブマウントブラケット10は、車幅方向両端部で車幅方向に略水平に延びて左右の支持端部23,24と、左右の支持端部23,24の各々の車幅方向内端から連続して車幅方向内側の上方へ傾斜して延びる左右の傾斜部25,26と、車幅方向中央部で車幅方向に略水平に延びて左右の傾斜部25,26の車幅方向内端同士を連結する中央連結部27とを有する。左右の支持端部23,24の下面側には、左右の縦ブラケット17L,17Rの上端部が固定され、左右の支持端部23,24の上面側には、左右のエアサスペンション12が固定される。すなわち、リアキャブマウントブラケット10の左右の支持端部23,24は、左右の縦ブラケット17L,17Rを介して車体フレーム4側(車体側)に支持される。
図3に示すように、左側の傾斜部25の前下部には、エンジン3(図2参照)の左上部に固定されたEGRダクト70(図2参照)との干渉を避けるために、切欠部28が設けられる。リアキャブマウントブラケット10には、切欠部28を補強するための補強部材40が溶接によって接合される。
図3〜図5に示すように、左側の傾斜部25は、前側のフランジ部21のうちの左側の傾斜部25に位置する領域である傾斜前フランジ部29と、前側の縦板部19のうちの左側の傾斜部25に位置する領域である傾斜前板部(板状部)30と、上板部18のうちの左側の傾斜部25に位置する領域である傾斜上板部31と、後側の縦板部20のうちの左側の傾斜部25に位置する領域である傾斜後板部32と、後側のフランジ部22のうちの左側の傾斜部25に位置する領域である傾斜後フランジ部33とによって形成される。左側の傾斜部25の各板部29,30,31,32,33は、車幅方向外側の下方から車幅方向内側の上方(又は、車幅方向内側の上方から車幅方向外側の下方)へ向かって車幅方向に対して傾斜する所定方向に沿って延びる。左側の傾斜部25のうち上記所定方向の中央部よりも上記所定方向の一方側(本実施形態では、車幅方向外側の下方側)には、僅かに下方へ湾曲する湾曲部25aが設けられる。湾曲部25aよりも上記所定方向の他方側(本実施形態では、車幅方向内側の上方側)の傾斜部25は、上記所定方向に沿って略直線状に延びる。なお、左側の傾斜部25に湾曲部25aを設けなくてもよく、全体的に上記所定方向に沿って略直線状に延びる左側の傾斜部25であってもよい。
切欠部28は、左側の傾斜部25の傾斜前フランジ部29を切欠部28よりも上記所定方向の一方側の一側領域29aと切欠部28よりも上記所定方向の他方側の他側領域29bとに分割する。また、切欠部28は、傾斜前板部30の上記所定方向に沿って延びる上下の端縁部37,34のうちの下端縁部(上記所定方向に沿った一端縁部)34を凹状に切り欠く。切欠部28の上記所定方向の一方側の端部は、左側の傾斜部25の上記所定方向の一方側の端部の近傍に配置され、切欠部28の上記所定方向の他方側の端部は、湾曲部25aよりも上記所定方向の他方側に配置される。傾斜前フランジ部29の一側領域29aと他側領域29bとは、上記所定方向に沿って切欠部28の長さL1分だけ離間している。
図4に示すように、左側の傾斜部25の傾斜前板部30は、傾斜前板部30の下端縁部34に形成されて切欠部28を区画する切欠端縁部35を有し、上記所定方向に沿って延びる。切欠端縁部35は、傾斜前フランジ部29の他側領域29bの端縁部から連続して延びて傾斜前板部30の切欠部28の上記所定方向の他方側を区画する他側端縁部35aと、傾斜前フランジ部29の一側領域29aの端縁部から連続して延びて傾斜前板部30の切欠部28の上記所定方向の一方側を区画する一側端縁部35bと、他側端縁部35aと一側端縁部35bの上端部同士を連結する上側端縁部35cとを有する。切欠端縁部35の上側端縁部35cは、傾斜前板部30の上記所定方向に沿って延びる上下の端縁部37,34の間に配置されて上記所定方向に沿って延びる。傾斜前板部30の上記所定方向の一方側は、左側の支持端部23及び左側の縦ブラケット17Lを介して車体フレーム4側に支持され、傾斜前板部30の上記所定方向の他方側は、中央連結部27、右側の支持端部24、及び右側の縦ブラケット17Rを介して車体フレーム4側に支持される(図2参照)。
図3〜図5に示すように、補強部材40は、左側の傾斜部25の傾斜上板部31の下面31aに沿う形状に形成された補強上板部41と、補強上板部41の後端縁42のうち上記所定方向の他方側の他側領域42aから曲折して下方へ延びる補強後板部43と、補強上板部41の前端縁44の全域から曲折して下方へ延びる補強前板部(補強板)45とを一体的に有する。補強部材40は、左側の傾斜部25の傾斜上板部31と傾斜後板部32と傾斜前板部30とによって区画される左側の傾斜部25の内部空間36の所定の取付位置(図5に図示された位置)に配置され、左側の傾斜部25に溶接によって接合される。
補強部材40の補強上板部41は、上記所定方向に沿って互いに離間して配置される複数(本実施形態では、3つ)の貫通孔46a,46b,46cを有し、左側の傾斜部25の湾曲部25aに沿うように、上記所定方向の一方側が下方へ湾曲した状態に形成される。補強上板部41の上記所定方向の長さL2は、切欠部28の長さL1よりも長く形成される。上記所定の取付位置では、補強上板部41の上面が、左側の傾斜部25の傾斜上板部31の下面31aに面接触する。補強部材40が上記所定の取付位置に配置された状態で、補強上板部41は、3つの貫通孔46a,46b,46cを塞ぐように栓溶接によって傾斜上板部31の下面31aに接合される。
補強部材40の補強後板部43は、補強上板部41の上記所定方向の他方側の端部から上記所定方向の一方側へ、補強上板部41の後端縁42に沿って延びる。上記所定の取付位置では、補強後板部43の上記所定方向に沿った下端縁部47が、傾斜後板部32の上記所定方向に沿った下端縁部よりも上方に配置され、且つ補強後板部43の上記所定方向の一方側の端部が、湾曲部25aの上記所定方向の他方側の近傍に配置される。また、上記所定の取付位置では、補強後板部43の後面が、左側の傾斜部25の傾斜後板部32の前面32aに面接触し、補強後板部43の上記所定方向の他方側の端縁部が、傾斜後板部32の前面32aに前方から重なり、補強後板部43の下端縁部47が、傾斜後板部32の前面32aに前方から重なる。
補強部材40が上記所定の取付位置に配置された状態で、補強後板部43の下端面43aと傾斜後板部32の前面32aとが溶接され、且つ補強後板部43の上記所定方向の他方側の端面43bと傾斜後板部32の前面32aとが溶接される。補強後板部43の下端面43aと傾斜後板部32の前面32aとの溶接領域48aは、補強後板部43の上記所定方向の一方側の端部からその下端面43aに沿って上記所定方向の他方側の端部まで延びて、補強後板部43の下端面43aと傾斜後板部32の前面32aとを線状に接合する。補強後板部43の上記所定方向の他方側の端面43bと傾斜後板部32の前面32aとの溶接領域48bは、溶接領域48aの上記所定方向の他方側の端部から連続して、補強後板部43の上記所定方向の他方側の端面43bに沿って延び、該端面43bと傾斜後板部32の前面32aとを線状に接合する。なお、本発明において線状に接合するとは、スポット溶接等のような点状の溶接による接合ではなく、所定の方向に沿って連続した溶接による接合のことである。
図4〜図7に示すように、補強部材40の補強前板部45は、略矩形状に形成され、補強上板部41の前端縁44の全域から曲折して下方へ延び、その上記所定方向の他方側の一部が補強後板部43から前方に離間した位置で補強後板部43に対向する。補強上板部41から補強前板部45の下端縁部(上記所定方向に沿った一端縁部)49までの距離は、補強上板部41から補強後板部43の下端縁部47までの距離と略同じ距離に設定される。上記所定の取付位置では、補強前板部45の前面(表面)50が、左側の傾斜部25の傾斜前板部30の後面(板状部の一面)30aと面接触する。また、図6に示すように、上記所定の取付位置では、補強前板部45の前面50に傾斜前板部30の切欠端縁部35が、前方から重なり、補強前板部45が、切欠部28のうちの上側(傾斜上板部31側)の領域を後側(内部空間36側)から覆い、補強前板部45の前面50のうちの一部の領域が、切欠部28から前方へ露出する露出面50aとなる。また、図7に示すように、上記所定の取付位置では、補強前板部45の上端縁部68が、傾斜上面部31の下面31aに当接し、補強前板部45の下端縁部49が、傾斜前板部30の下端縁部34よりも上方に配置されて傾斜前板部30の切欠部28を上記所定方向に沿って横断し、補強前板部45の上記所定方向の両端縁部(一端縁部,他端縁部)51,52が、切欠部28の上記所定方向の両側に配置されて傾斜前板部30の後面30aに後方から重なり、補強前板部45の下端縁部49の上記所定方向の両端部(一端部,他端部)53,54が、傾斜前板部30の後面30aに後方から重なる。なお、本発明において表面とは、裏面の反対側の表面という意味ではなく、物の外面の意味で使用している。
図5及び図6に示すように、補強部材40が上記所定の取付位置に配置された状態で、補強前板部45の露出面50aと傾斜前板部30の切欠端縁部35とが溶接される。補強前板部45の露出面50aと傾斜前板部30の切欠端縁部35との溶接領域(第1溶接領域)55は、切欠端縁部35の上側端縁部35cの下端面56と補強前板部45の露出面50aとの溶接領域55aと、切欠端縁部35の他側端縁部35aの上記所定方向の一方側の端面57と補強前板部45の露出面50aとの溶接領域55bと、切欠端縁部35の一側端縁部35bの上記所定方向の他方側の端面(図示省略)と補強前板部45の露出面50aとの溶接領域55cとを有する。溶接領域55aは、切欠端縁部35の上側端縁部35cに沿って上記所定方向に延び、切欠端縁部35の上側端縁部35cの下端面56と補強前板部45の露出面50aとを線状に接合する。溶接領域55bは、溶接領域55aの上記所定方向の他方側の端部から連続して切欠端縁部35の他側端縁部35aの端面57に沿って延び、切欠端縁部35の他側端縁部35aの端面57と補強前板部45の露出面50aとを線状に接合する。溶接領域55cは、溶接領域55aの上記所定方向の一方側の端部から連続して切欠端縁部35の一側端縁部35bの端面に沿って延び、切欠端縁部35の一側端縁部35bの上記所定方向の他方側の端面と補強前板部45の露出面50aとを線状に接合する。
図5及び図7に示すように、補強部材40が上記所定の取付位置に配置された状態で、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の上記所定方向の一端縁部51の端面61とが溶接され、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の上記所定方向の一端部53の端面62とが溶接される。傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の一端縁部51の端面61との溶接領域(第2溶接領域)59は、補強前板部45の一端縁部51のうち傾斜上板部31の下面31aから下方へ離間した位置から一端縁部51の下端まで、一端縁部51に沿って延び、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の一端縁部51とを線状に接合する。傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の一端部53の端面62との溶接領域(第4溶接領域)60は、溶接領域59の下端(一端縁部51の下端)から連続して上記所定方向の他方側へ向かって延び、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の一端部53とを線状に接合する。溶接領域60の上記所定方向の他方側の端部は、傾斜前板部30の切欠端縁部35の一側端縁部35bから上記所定方向の一方側へ離間した位置に配置される。
図5及び図7に示すように、補強部材40が上記所定の取付位置に配置された状態で、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の上記所定方向の他端縁部52の端面(図示省略)とが溶接され、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の上記所定方向の他端部54の端面64とが溶接される。傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の他端縁部52の端面(図示省略)との溶接領域(第3溶接領域)65は、補強前板部45の他端縁部52のうち傾斜上板部31の下面31aから下方へ離間した位置から他端縁部52の下端まで、他端縁部52に沿って延び、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の他端縁部52とを線状に接合する。傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の上記所定方向の他端部54との溶接領域66は、溶接領域65の下端(他端縁部52の下端)から連続して上記所定方向の一方側へ向かって延び、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の他端部54とを線状に接合する。溶接領域66の上記所定方向の一方側の端部は、傾斜前板部30の切欠端縁部35の他側端縁部35aから上記所定方向の他方側へ離間した位置に配置される。
次に、2つのリアキャブマウントブラケット10の解析モデルA,Bをコンピュータ上に構成し、解析モデルA,Bを用いてリアキャブマウントブラケット10に作用する応力に関するシミュレーションを行なった結果について説明する。なお、解析モデルA,Bの各々は、リアキャブマウントブラケット10及び補強部材40を備えており、解析モデルAは、リアキャブマウントブラケット10の傾斜前板部30の後面30aと補強部材40の補強前板部45の下端縁部49の一端部53とが接合された(溶接領域60を有する)解析モデル(本実施形態に係る補強構造を適用した解析モデル)であり、一方、解析モデルBは、リアキャブマウントブラケット10の傾斜前板部30の後面30aと補強部材40の補強前板部45の下端縁部49の一端部53とが接合されない(溶接領域60を有さない)解析モデルである。
リアキャブマウントブラケットに作用する応力に関するシミュレーションでは、2つの解析モデルA,Bのリアキャブマウントブラケット10の左側の支持端部23を支持した状態で、解析モデルA,Bのそれぞれの中央連結部27に対して車幅方向に同一の大きさの荷重を入力し、左側の傾斜部25の傾斜前板部30の切欠部28よりも上記所定方向の一方側の所定の領域69(図7参照)に作用する応力を比較する。上記所定の領域69は、傾斜前板部30の後面30aのうち、補強部材40の補強前板部45の一端縁部51と下端縁部49との角部67(図7参照)の近傍の領域69(以下、角部近傍領域69と称する)である。上記所定の領域に作用する応力は、傾斜前板部30の角部近傍領域69のうちの複数個所(本シミュレーションでは、8カ所)の応力を測定し、それらの平均値を算出することによって導き出す。この場合、傾斜前板部30の角部近傍領域69に作用する応力が小さいほどリアキャブマウントブラケット10の強度が高い。その結果、傾斜前板部30の角部近傍領域69に作用する応力は、解析モデルBに対して解析モデルAの方が、約23.4%低いことが確認された。
上記のように構成されたリアキャブマウントブラケット10の補強構造では、上記所定の取付位置で、補強部材40の補強前板部45の上端縁部68が、傾斜上面部31の下面31aに当接し、補強前板部45の下端縁部49が、傾斜前板部30の下端縁部34よりも上方に配置されて傾斜前板部30の切欠部28を上記所定方向に沿って横断し、補強前板部45の上記所定方向の両端縁部(一端縁部,他端縁部)51,52が、切欠部28の上記所定方向の両側に配置されて傾斜前板部30の後面30aに後方から重なり、補強前板部45の下端縁部49の上記所定方向の両端部(一端部,他端部)53,54が、傾斜前板部30の後面30aに後方から重なる。すなわち、補強部材40の補強前板部45が、リアキャブマウントブラケット10の傾斜前板部30のうちの切欠部28の周辺の領域に重なった状態で接合されるので、補強前板部45の分だけ切欠部28の周辺の前記領域の板厚を増大させて傾斜前板部30を補強することができ、リアキャブマウントブラケット10の強度を確保することができる。
また、リアキャブマウントブラケット10の傾斜前板部30の切欠部28よりも上記所定方向の一方側では、傾斜前板部30の後面30aに対し、補強部材40の補強前板部45の一端縁部51及び補強前板部45の下端縁部49の一端部53が線状に接合される。このように、傾斜前板部30の上記所定方向の一方側では、傾斜前板部30の後面30aに対し、補強部材40の補強前板部45の一端縁部51及び補強前板部45の下端縁部49の一端部53が接合されるので、補強前板部45の下端縁部49の一端部53を接合しない場合に比べ、傾斜前板部30の角部近傍領域69の強度を向上させることができる。このため、上記シミュレーションの結果からも判るように、リアキャブマウントブラケット10の傾斜前板部30の上記所定方向の他方側に対して、傾斜前板部30と略同一平面上で且つ上記所定方向と交叉する方向(本実施形態では、車幅方向)の力が入力した際に、傾斜前板部30の上記所定方向の一方側の角部近傍領域69に作用する応力を低減することができ、リアキャブマウントブラケット10の破損を防止することができる。
従って、本実施形態によれば、他の車載部品(EGRダクト70)との干渉部分を切り欠いたリアキャブマウントブラケット10の強度を確保することができる。
また、補強部材40は、左側の傾斜部25の内部空間36に配置され、傾斜前板部30の切欠端縁部35が、補強前板部45の前面50に前方から重なり、補強前板部45の露出面50aと傾斜前板部30の切欠端縁部35との溶接領域55がリアキャブマウントブラケット10の前方に露出している。このため、例えば、傾斜前板部30の前面側に補強前板部45が配置されて、補強前板部45と傾斜前板部30の切欠端縁部35との溶接領域55がリアキャブマウントブラケット10の内部空間36側に設けられている場合とは異なり、溶接する際に、溶接棒とリアキャブマウントブラケット10の他の部分(例えば、傾斜後板部32等)との干渉を回避することができ、溶接棒を容易に溶接領域55に当接させて、容易に溶接を行うことができる。
なお、本実施形態では、リアキャブマウントブラケット10の左側の傾斜部25に切欠部28を設け、左側の傾斜部25に補強部材40を接合したが、これに限定されるものではなく、例えば、右側の傾斜部26に切欠部28を設け、右側の傾斜部26に補強部材40を接合してもよい。
また、本実施形態では、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の一端縁部51とを接合する溶接領域59の下端(一端縁部51の下端)と、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の一端部53の端面62とを接合する溶接領域60の上記所定方向の一方側の端部とを連続させたが、これに限定されるものではない。溶接領域59の下端(一端縁部51の下端)と、溶接領域60の上記所定方向の一方側の端部とを連続させなくても(互いに離間させても)よい。
また、本実施形態では、傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の両端部53,54とを線状に接合したが、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態のように、左側の支持端部23が支持された状態で中央連結部27に車幅方向に入力する荷重に対し、切欠部28よりも上記所定方向の一方側の傾斜前板部30の強度を確保したい場合には、切欠部28よりも上記所定方向の一方側の傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の一端部53とを接合すればよく、切欠部28よりも上記所定方向の他方側の傾斜前板部30の後面30aと補強前板部45の下端縁部49の他端部54とを接合しなくてもよい。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、本発明に係る車両用メンバの補強構造を、リアキャブマウントブラケット10に適用したが、他の車両用メンバ(例えば、フローティングメンバ13等)に適用してもよい。
また、上記実施形態では、本発明に係る車両用メンバの補強構造を、断面ハット状の車両用メンバ(リアキャブマウントブラケット10)に適用したが、他の断面形状(例えば、断面L字状や平板状)の車両用メンバに適用してもよい。
また、上記実施形態では、板状部(傾斜前板部30)が延びる所定方向を、車幅方向外側の下方から車幅方向内側の上方(又は、車幅方向内側の上方から車幅方向外側の下方)へ向かって車幅方向に対して傾斜する方向としたが、板状部が延びる所定方向は、上記方向に限定されない。
また、上記実施形態では、本発明に係る車両用メンバの補強構造を、所定方向に沿って延びて上記所定方向の両側が車体側に支持される板状部(傾斜前板部30)を有する車両用メンバに適用したが、少なくとも上記所定方向の一方側が車体側に支持される板状部を有する車両用メンバに適用することができる。この場合であっても、板状部の上記所定方向の他方側に対して、板状部と略同一平面上で且つ上記所定方向と交叉する方向の力が入力した際に、板状部の上記所定方向の一方側に作用する応力を低減することができ、車両用メンバの破損を防止することができる。
また、上記実施形態では、本発明に係る車両用メンバの補強構造を、所定方向に沿って延びて前後方向と交叉する板状部(傾斜前板部30)を有する車両用メンバに適用したが、例えば、所定方向に沿って延びて上下方向と交叉する板状部を有する車両用メンバや、所定方向に沿って延びて車幅方向と交叉する板状部を有する車両用メンバに適用してもよい。この場合であっても、板状部の上記所定方向の他方側に対して、板状部と略同一平面上で且つ上記所定方向と交叉する方向の力が入力した際に、板状部の上記所定方向の一方側(車体側に支持される側)に作用する応力を低減することができ、車両用メンバの破損を防止することができる。
3:エンジン
4:車体フレーム
6:リアキャブマウント
10:リアキャブマウントブラケット(車両用メンバ)
11:キャブリアメンバ
19:リアキャブマウントブラケットの前側の縦板部
25:左側の傾斜部
28:切欠部
30:傾斜前板部(板状部)
30a:傾斜前板部の後面(板状部の一面)
34:傾斜前板部の下端縁部(板状部の所定方向に沿った一端縁部)
35:切欠端縁部
40:補強部材
45:補強前板部(補強板)
49:補強前板部の下端縁部(補強板の所定方向に沿った一端縁部)
50:補強前板部の前面(補強板の表面)
51:補強前板部の所定方向の一端縁部
52:補強前板部の所定方向の他端縁部
53:補強前板部の下端縁部の所定方向の一端部
54:補強前板部の下端縁部の所定方向の他端部
55:溶接領域(第1溶接領域)
59:溶接領域(第2溶接領域)
60:溶接領域(第4溶接領域)
65:溶接領域(第3溶接領域)

Claims (1)

  1. 所定方向に沿って延びる平板状の板状部を有し、前記板状部の前記所定方向に沿った一端縁部を切り欠く切欠部を区画する切欠端縁部が前記板状部の前記一端縁部に形成され、前記所定方向の少なくとも一方側で前記板状部が車体側に支持される車両用メンバと、
    前記切欠部の少なくとも一部を覆う所定の取付位置に配置され、前記取付位置で前記板状部に溶接によって接合される補強板と、を備え、
    前記板状部と前記補強板との間の溶接領域は、第1溶接領域と第2溶接領域と第3溶接領域と第4溶接領域とを含み、
    前記補強板が前記取付位置に配置された状態で、前記板状部の一面と前記補強板の表面とが面接触し、前記補強板の前記所定方向の両端縁部は、前記板状部の前記一面に重なり、前記板状部の前記切欠端縁部は、前記補強板の前記表面に重なり、前記補強板の前記所定方向に沿った一端縁部は、前記所定方向に沿って前記切欠部を横断し、前記補強板の前記一端縁部の両端部は、前記板状部の前記一面に重なり、
    前記第1溶接領域は、前記板状部の前記切欠端縁部と前記補強板の前記表面とを線状に接合し、
    前記第2溶接領域は、前記補強板の前記両端縁部のうち前記所定方向の前記一方側の端縁部と前記板状部の前記一面とを線状に接合し、
    前記第3溶接領域は、前記補強板の前記両端縁部のうち前記所定方向の他方側の端縁部と前記板状部の前記一面とを線状に接合し、
    前記第4溶接領域は、前記補強板の前記一端縁部の前記両端部のうち前記所定方向の前記一方側の端部と前記板状部の前記一面とを線状に接合する
    ことを特徴とする車両用メンバの補強構造。
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