JP2017178015A - 透明部材、レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】レーダユニットを前方から覆う車両用のレーダカバーにおいて、表面側に配置される透明部材の裏面にハードコート層形成材料が回り込むことを防止可能とする。
【解決手段】レーダカバーであって、透明部材2が、レーダカバー1の表面が向けられる方向に表面2a1が向けられる板状の本体部2aと、本体部2aの縁部に沿って形成されると共に本体部2aの周壁面2a2から突出する凸条部2bとを有する。
【選択図】図3
【解決手段】レーダカバーであって、透明部材2が、レーダカバー1の表面が向けられる方向に表面2a1が向けられる板状の本体部2aと、本体部2aの縁部に沿って形成されると共に本体部2aの周壁面2a2から突出する凸条部2bとを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、透明部材、レーダカバー及びレーダカバーの製造方法に関するものである。
近年、ミリ波等の電波を用いて車両の周囲の障害物等を検知するレーダユニットが車両に搭載されている。このようなレーダユニットは、エンブレム等の識別マークが形成されたレーダカバーに前方から覆われた状態で車両の内部に配置されている。
レーダカバーは、レーダユニットにおいて送受信される電波を極力減衰させずに透過可能である必要がある。一方で、レーダカバーに形成されたエンブレム等の識別マークの質感を高めるためには、レーダカバーの一部に対して金属調の光沢を付与する必要がある。このため、レーダカバーでは、例えばレーダカバーの表面側に配置される透光部材の裏面に凹部を形成し、この凹部に電波を透過可能なインジウムの蒸着層やクロムのスパッタリング層を形成することで金属調の光沢を得つつ電波を透過可能としている。
上述のようにレーダカバーは、エンブレム等の識別マークが形成されることから、車両の意匠上においても極めて重要な部分である。このため、レーダカバーの最も表面側に配置される透明部材の表面には、傷付防止のためのハードコート層が形成されている。このようなハードコート層は、インジウムの蒸着層やクロムのスパッタリング層を形成する前の透明部材を斜めに支持し、この透明部材の表面に対してノズルから液状のハードコート層形成材料を流してカーテン状に塗りつけるフローコート法によって形成される。
しかしながら、透明部材の表面に対して液状のハードコート層形成材料を流す際に、一部が透明部材の裏面に回る場合がある。このような場合には、屈折率の変化等によってエンブレム等の識別マークの視認性が変化する場合があり、製品品質を確保できなくなる。また、裏面に回ったハードコート層形成材料を拭き取った場合にも、透明部材の裏面に傷がつき、製品品質を確保できなくなる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、レーダユニットを前方から覆う車両用のレーダカバーにおいて、表面側に配置される透明部材の裏面にハードコート層形成材料が回り込むことを防止可能とすることを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、レーダカバーの表面側に配置される透明部材であって、上記レーダカバーの表面が向けられる方向に表面が向けられる板状の本体部と、当該本体部の縁部に沿って形成されると共に上記本体部の周壁面から突出する凸条部とを有するという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記凸条部が、厚さ寸法が上記本体部の厚さ寸法よりも小さく設定され、裏面が上記本体部の裏面と面一に配置されているという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記本体部が、上記表面と上記凸条部と間にて上記周壁面に形成される凹部を有するという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記凸条部が、上記本体部と反対側の先端部側であって上記本体部の表面側に位置する角部が屈曲されているという構成を採用する。
第5の発明は、レーダカバーであって、上記第1〜第4の発明である透明部材と、上記透明部材を上記本体部の裏面側から支持する支持部材とを有するという構成を採用する。
第6の発明は、レーダカバーの製造方法であって、車両の周囲状況を検知するレーダユニットを覆うレーダカバーの製造方法であって、板状の本体部を有し、当該本体部の縁部に沿って形成されると共に上記本体部の周壁面から突出する凸条部をさらに有する透明部材を形成する透明部材形成工程と、上記透明部材の表面に液状のハードコート層形成材料を塗布すると共に上記ハードコート層形成材料を乾燥させることによりハードコート層を形成するハードコート層形成工程と、上記透明部材の裏面側に支持部材を一体成形する支持部材形成工程とを有するという構成を採用する。
本発明によれば、透明部材の本体部の周壁面から突出する凸条部が、本体部の縁部に沿って形成されている。このため、透明部材の表面に対して液状のハードコート層形成材料を塗布する場合に、ハードコート層形成材料は、凸条部に堰き止められることにより透明部材の本体部の裏面に回り込むことがない。このため、エンブレム等の識別マークの視認性に悪影響を与えることがない。このように、本発明によれば、レーダユニットを前方から覆う車両用のレーダカバーにおいて、表面側に配置される透明部材の裏面にハードコート層形成材料が回り込むことを防止することができる。
以下、図面を参照して、本発明に係る透明部材、レーダカバー及びレーダカバーの製造方法の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のレーダカバー1が取り付けられたフロントグリル100の正面図である。この図に示すように、本実施形態のレーダカバー1は、フロントグリル100の中央部に配置されている。このようなレーダカバー1は、フロントグリル100が車体に対して固定されることによって、エンジンルーム内に配設された周囲状況を検知するレーダユニットの前側に対向配置される。つまり、本実施形態のレーダカバー1は、車両の前方側からレーダユニットを覆うように配置されている。
図2は、レーダカバー1の全体図であり、(a)がレーダカバー1の正面図であり、(b)が(a)のA−A断面図である。図2(a)に示すように、本実施形態のレーダカバー1には、エンブレム等の識別マークMが形成されている。このようなレーダカバー1は、図2に示すように、透明部材2と、意匠部3と、ベース部材4(支持部材)とを備えている。
図3は、透明部材2の端部を含む図2(a)の領域Bの拡大図である。この図に示すように、透明部材2は、本体部2aと、凸条部2bとを有している。本体部2aは、正面側から見た形状が略矩形状とされた板状に形状設定されており、表面2a1をレーダカバー1の表面が向けられる方向(すなわち車両の前方)に向けられて配置される。
また、図3に示すように、本体部2aの周壁面2a2には、凸条部2bが設けられている。さらに、本体部2aの周壁面2a2には、凸条部2bと表面2a1との間に凹部2a3が形成されている。この凹部2a3は、本体部2aの縁部に沿って本体部2aの全周に亘って形成されている。このような凹部2a3は、透明部材2の表面2a1に対して後述する液状のハードコート層形成材料を塗布する場合に、透明部材2の裏面2a4にハードコート層形成材料が回り込むことを防止する。つまり、ハードコート層形成材料は、透明部材2の表面2a1から周壁面2a2に伝った場合に、凹部2a3に流れ込む。これによって、ハードコート層形成材料の透明部材2の裏面2a4側への進行を抑止することができ、透明部材2の裏面2a4にハードコート層形成材料が回り込むことを防止することができる。
また、本体部2aの周壁面2a2に形成された凹部2a3には、透明部材2と、ベース部材4とが後述するように一体化された場合にベース部材4の一部が入り込む。これによって、透明部材2とベース部材4とが係合され、透明部材2とベース部材4とが剥離することを防止することができる。
凸条部2bは、本体部2aの周壁面2a2から本体部2aの外側に向けて突出する部位である。この凸条部2bは、本体部2aの縁部に沿って本体部2aの全周に亘って形成されている。なお、本体部2aの周壁面2a2に対してベース部材4やフロントグリル100の一部に取り付けられる取付部等が形成される場合には、この取付部を避けるように凸条部2bを形成しても良い。
図3に示すように、凸条部2bは、厚さ寸法が本体部2aの厚さ寸法よりも小さく設定され、裏面2b2が本体部2aの裏面2a4と面一となるように配置されている。つまり、凸条部2bは、表面2b1が、本体部2aの表面2a1よりも裏側方向に後退するように設けられている。
また、図3に示すように、凸条部2bは、先端部側(本体部2aと反対側の端部側)には、表面2b1側に位置する角部2b3と、裏面2b2側に位置する角部2b4とを有している。これらの角部2b3及び角部2b4のうち、表面2b1側(本体部2aの表面2a1側)に位置する角部2b3は、凸条部2bの表面2b1と周面2b5とが直角に接続されることにより形成されている。つまり、凸条部2bの表面2b1側に位置する角部2b3は屈曲されている。一方、裏面2b2側に位置する角部2b4は、凸条部2bの裏面2b2と周面2b5とが湾曲して円滑に接続されることにより形成されている。つまり、凸条部2bの裏面2b2側に位置する角部2b4は屈曲されておらずに湾曲されている。
図4は、上述のような表面2b1側に位置する屈曲された角部2b3と、裏面2b2側に位置する湾曲された角部2b4とが形成された凸条部2bを有する透明部材2を形成する工程の一例を説明するための模式図である。なお、図4において、(a)が本実施形態における透明部材2の製造工程の一例を示し、(b)が比較例である。
例えば、本実施形態における透明部材2を射出成形により製造する場合には、図4(a)に示すように、キャビ金型0とコア金型との当接面PLが、凸条部2bの表面2b1と同一高さとなるように設定されていることが好ましい。このためには、コア金型の一部に掘り込みを形成し、この掘り込みにより凸条部2bを形成する。このような射出成形を行うことにより、表面2b1側に位置する角部2b3をキャビ金型とコア金型との境界部分により形成することができ、角部2b3を容易に屈曲した形状にすることができる。一方で、図4(b)に示すように、キャビ金型とコア金型との当接面PLが、凸条部2bの裏面2b2(つまり、本体部2aの裏面2a4)と同一高さとなるように設定すると、キャビ金型に形成した掘り込みにより凸条部2bが形成されることになる。この場合には、キャビ金型の掘り込み内部の加工Rによって、角部2b3を屈曲した形状にすることができない。
図2に戻り、透明部材2の本体部2aの裏面2a4には、意匠部3を収容するための溝部2a5が形成されている。透明部材2の裏面2a4は、溝部2a5が形成された領域を除いて、ベース部材4との固着面とされている。また、透明部材2の本体部2aの表面2a1の全域には、極めて薄いハードコート層が形成されている。このハードコート層は、透明部材2の本体部2aの表面が傷つくことを防止するためのコーティング層である。このような透明部材2は、ハードコート層を除いて、例えば無色のPC(ポリカーボネート)やPMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂)等の透明合成樹脂によって形成されている。
意匠部3は、エンブレム等の識別マークMを形成する部位であり、透明部材2の裏面2a4に形成された溝部2a5に収容された状態で、裏側からベース部材4で保持されることにより固定されている。このような意匠部3は、例えば、樹脂からなる基部と、基部の表面に形成された金属層と、金属層を覆うコーティング層とを有する。基部は、ABS、PC又はPET(ポリエチレンテレフタレート)等の合成樹脂により形成されている。金属層は、レーダユニットが用いる電波を透過可能とされており、例えばインジウム(In)の蒸着膜やクロム(Cr)のスパッタリング膜により形成されている。コーティング層は、例えばケイ素(SiOx)からなる薄膜により形成されている。このような意匠部3は、金属層がレーダカバー1の表側から視認可能なように透明部材2の溝部2a5に収容されている。
ベース部材4は、透明部材2の裏側に配置されており、透明部材2を裏側からかつ周壁面2a2を覆うように透明部材2と固着されている。このベース部材4は、黒色の樹脂材料から形成されており、フロントグリル100の一部に取り付けられる取付部4aを有している。このような取付部4aがフロントグリル100の一部等に固定されることにより、ベース部材4は、透明部材2を裏面側から支持する。ベース部材4は、透明部材2の外側(表側)から視認可能とされており、識別マークMの周囲の領域を黒色に視認させ、相対的に識別マークMの視認性を向上させる。
このようなベース部材4は、例えば、ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂)、AES(アクリロニトリル・エチレン・スチレン共重合合成樹脂)、ASA(アクリロニトリル・スチレン・アクリレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、有色のPC、PET等の合成樹脂、又はこれらの複合樹脂から形成することができる。
このように構成された本実施形態のレーダカバー1を製造する場合には、例えば、図4(a)に示すように、板状の本体部2aと、本体部2aの縁部に沿って形成されると共に本体部2aの周壁面2a2から突出する凸条部2bを有する透明部材2を射出成形により形成する(透明部材形成工程)。
続いて、フローコート法等により、透明部材2の表面2a1に液状のハードコート層形成材料を流してカーテン状に塗布すると共にハードコート層形成材料を乾燥させてハードコート層を形成する(ハードコート層形成工程)。さらに、インサート成形により、意匠部3が溝部2a5に収容された透明部材2に対してベース部材4を裏面側から一体的に形成する(支持部材形成工程)。このような工程を経て、本実施形態のレーダカバー1が製造される。
以上のような本実施形態のレーダカバー1によれば、透明部材2の本体部2aの周壁面2a2から突出する凸条部2bが、本体部2aの縁部に沿って形成されている。このため、透明部材2の表面に対して液状のハードコート層形成材料を塗布する場合に、ハードコート層形成材料は、凸条部2bに堰き止められることにより透明部材2の本体部2aの裏面2a4に回り込むことがない。このため、エンブレム等の識別マークMの視認性に悪影響を与えることがない。このように、本実施形態のレーダカバー1によれば、レーダユニットを前方から覆う車両用のレーダカバー1において、表面側に配置される透明部材2の裏面2a4にハードコート層形成材料が回り込むことを防止することができる。
また、本実施形態のレーダカバー1においては、透明部材2の凸条部2bが、厚さ寸法が本体部2aの厚さ寸法よりも小さく設定され、裏面2b2が本体部2aの裏面2a4と面一に配置されている。このため、本体部2aに対して凸条部2bを薄肉化することができる一方で、凸条部2bを可能な限り本体部2aの裏面2a4に近づけて配置することによりハードコート層形成材料の裏面2a4への回り込みを抑制することができる。したがって、本実施形態のレーダカバー1によれば、凸条部2bの形成材料の使用量を抑えつつ、ハードコート層形成材料の裏面2a4への回り込みを抑制することができる。
また、本実施形態のレーダカバー1において、透明部材2の本体部2aは、表面2a1と凸条部2bと間にて周壁面2a2に形成される凹部2a3を有する。このため、ハードコート層形成材料が、透明部材2の表面2a1から周壁面2a2に伝った場合に、凸条部2bに到達する前に凹部2a3に流れ込む。これによって、ハードコート層形成材料の透明部材2の裏面2a4側への進行を抑止することができ、透明部材2の裏面2a4にハードコート層形成材料が回り込むことをより確実に防止することができる。
また、本実施形態のレーダカバー1においては、透明部材2の凸条部2bは、本体部2aと反対側の先端部側であって本体部2aの表面2a1側に位置する角部2b4が屈曲されている。このため、凸条部2bに到達したハードコート層形成材料が凸条部2bの周面2b5に伝わり難くなり、より確実に透明部材2の裏面2a4にハードコート層形成材料が回り込むことを防止することができる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、意匠部3を透明部材2及びベース部材4と別体とする構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、透明部材2の溝部2a5の内壁面に対してインジウム(In)の蒸着層やクロム(Cr)のスパッタリング膜を形成し、溝部2a5にベース部材4の一部が埋設されるようにベース部材4を射出成形するようにしても良い。また、ベース部材4に対して溝部2a5に収容される凸部を形成すると共に凸部の表面にインジウム(In)の蒸着層やクロム(Cr)のスパッタリング膜を形成し、超音波接合等によってベース部材4と透明部材2とを接合するようにしても良い。
また、上記実施形態においては、透明部材2の周壁面2a2に対して凹部2a3を形成する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、透明部材2の周壁面2a2に対して凹部2a3に換えて、凸条部2bの表面2b1に対して凹部を形成するようにしても良い。また、本体部2aの周壁面2a2及び凸条部2bの表面2b1のいずれにも凹部を設けない構成を採用することもできる。このような場合であっても、上記実施形態のレーダカバー1によれば、凸条部2bを包むようにベース部材4が透明部材2に対して一体成形されているため、凹部がなくても透明部材2とベース部材4との剥離を防止することができる。
また、上記実施形態においては、透明部材2の本体部2aの周壁面2a2の全域に凸条部2bを形成する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。液状のハードコート層形成材料が裏面に回り込み易い領域は、斜めに支持された透明部材2の下辺側の領域であることが分かっている。このため、ハードコート層形成材料が塗布されるときに、透明部材2の下側に配置される領域のみに凸条部2bを形成するようにすることも可能である。
1……レーダカバー、2……透明部材、2a……本体部、2a1……表面、2a2……周壁面、2a3……凹部、2a4……裏面、2a5……溝部、2b……凸条部、2b1……表面、2b2……裏面、2b3……角部、2b4……角部、2b5……周面、4……ベース部材(支持部材)
Claims (6)
- レーダカバーの表面側に配置される透明部材であって、
前記レーダカバーの表面が向けられる方向に表面が向けられる板状の本体部と、当該本体部の縁部に沿って形成されると共に前記本体部の周壁面から突出する凸条部とを有することを特徴とする透明部材。 - 前記凸条部は、厚さ寸法が前記本体部の厚さ寸法よりも小さく設定され、裏面が前記本体部の裏面と面一に配置されていることを特徴とする請求項1記載の透明部材。
- 前記本体部は、前記表面と前記凸条部と間にて前記周壁面に形成される凹部を有することを特徴とする請求項1または2記載の透明部材。
- 前記凸条部は、前記本体部と反対側の先端部側であって前記本体部の表面側に位置する角部が屈曲されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか一項に記載の透明部材。
- 請求項1〜4いずれか一項に記載の透明部材と、
前記透明部材を前記本体部の裏面側から支持する支持部材と
を有することを特徴とするレーダカバー。 - 車両の周囲状況を検知するレーダユニットを覆うレーダカバーの製造方法であって、
板状の本体部を有し、当該本体部の縁部に沿って形成されると共に前記本体部の周壁面から突出する凸条部をさらに有する透明部材を形成する透明部材形成工程と、
前記透明部材の表面に液状のハードコート層形成材料を塗布すると共に前記ハードコート層形成材料を乾燥させることによりハードコート層を形成するハードコート層形成工程と、
前記透明部材の裏面側に支持部材を一体成形する支持部材形成工程と
を有することを特徴とするレーダカバーの製造方法。
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JP2016067171A JP2017178015A (ja) | 2016-03-30 | 2016-03-30 | 透明部材、レーダカバー及びレーダカバーの製造方法 |
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Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
JP2020068069A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 豊田合成株式会社 | ミリ波レーダーユニット |
-
2016
- 2016-03-30 JP JP2016067171A patent/JP2017178015A/ja active Pending
Cited By (2)
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JP2020068069A (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | 豊田合成株式会社 | ミリ波レーダーユニット |
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