JP2017177628A - 画像形成システム、ロボットおよびロボット制御プログラム - Google Patents

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震宇 孫
吉彦 新井
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吉彦 新井
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彩香 池嶋
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Ryusuke Nakatani
龍介 中谷
秀典 庄司
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Abstract

【課題】 費用を抑えつつ利便性を向上することができる画像形成システム、ロボットおよびロボット制御プログラムを提供する。【解決手段】 画像形成システムのロボットは、マイクロフォンおよびカメラと、ロボットを移動させる移動装置と、マイクロフォンに入力された音声情報を分析する音声情報分析手段と、カメラに入力された画像情報を分析する画像情報分析手段と、移動装置を制御する移動装置制御手段と、音声情報分析手段による分析結果、および、画像情報分析手段による分析結果に応じてMFPを操作するMFP操作手段とを備え、移動装置制御手段は、利用者がロボットを呼んでいると音声情報分析手段による分析結果、および、画像情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合(S101でYES)に、ロボットを呼んでいる利用者に向けて移動装置にロボットを移動させる(S102)ことを特徴とする。【選択図】 図4

Description

本発明は、ロボットを介して画像形成装置を操作する画像形成システム、ロボットおよびロボット制御プログラムに関する。
従来の画像形成装置として、マイクロフォンと、カメラと、マイクロフォンに入力された音声情報、および、カメラに入力された画像情報を分析する入力情報分析手段と、入力情報分析手段による分析結果に応じて画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段とを備えるものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2013−101226号公報
しかしながら、従来の画像形成装置においては、多数の画像形成装置を所有する利用者の場合、マイクロフォン、カメラ、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を多数の画像形成装置のそれぞれに備える必要があり、多くの費用が必要であるという問題がある。
ここで、多数の画像形成装置を所有する利用者の場合、マイクロフォン、カメラ、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備えるサーバーを備え、1台のサーバーによって多数の画像形成装置のそれぞれを操作することによって、費用を抑える構成が考えられる。このサーバーは、多数の画像形成装置のうち何れか1台が担っても良い。しかしながら、マイクロフォン、カメラ、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備えるサーバーを備える構成の場合、画像形成装置の設置場所から離れているサーバーの設置場所まで利用者が移動する必要があり、不便であるという問題がある。
そこで、本発明は、費用を抑えつつ利便性を向上することができる画像形成システム、ロボットおよびロボット制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、ロボットとを備え、前記ロボットは、マイクロフォンおよびカメラの少なくとも一方である入力装置と、前記ロボットを移動させる移動装置と、前記入力装置に入力された音声情報および画像情報の少なくとも一方を分析する入力情報分析手段と、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記移動装置を制御する移動装置制御手段と、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段とを備え、前記移動装置制御手段は、利用者が前記ロボットを呼んでいると前記入力情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合に、前記ロボットを呼んでいる利用者に向けて前記移動装置に前記ロボットを移動させることを特徴とする。
この構成により、本発明の画像形成システムは、入力装置、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える1台のロボットによって多数の画像形成装置を操作可能であるので、多数の画像形成装置のそれぞれが入力装置、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える構成と比較して、費用を抑えることができる。また、本発明の画像形成システムは、利用者がロボットを呼んでいる場合にロボットを呼んでいる利用者に向けてロボットが移動するので、画像形成装置の設置場所から離れているロボットの設置場所まで利用者が移動する必要がなく、利便性を向上することができる。
本発明の画像形成システムにおいて、前記画像形成装置操作手段は、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて利用者の識別情報を特定し、特定した識別情報で前記画像形成装置にログインしても良い。
この構成により、本発明の画像形成システムは、音声情報および画像情報の少なくとも一方に対する分析結果に応じて特定した利用者の識別情報でロボットが画像形成装置にログインするので、利用者が画像形成装置を直接操作して画像形成装置にログインする必要がなく、利便性を向上することができる。
本発明のロボットは、ロボットであって、マイクロフォンおよびカメラの少なくとも一方である入力装置と、前記ロボットを移動させる移動装置と、前記入力装置に入力された音声情報および画像情報の少なくとも一方を分析する入力情報分析手段と、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記移動装置を制御する移動装置制御手段と、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段とを備え、前記移動装置制御手段は、利用者が前記ロボットを呼んでいると前記入力情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合に、前記ロボットを呼んでいる利用者に向けて前記移動装置に前記ロボットを移動させることを特徴とする。
この構成により、本発明のロボットは、入力装置、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える1台のロボットによって多数の画像形成装置を操作可能であるので、多数の画像形成装置のそれぞれが入力装置、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える構成と比較して、費用を抑えることができる。また、本発明のロボットは、利用者がロボットを呼んでいる場合にロボットを呼んでいる利用者に向けて移動するので、画像形成装置の設置場所から離れているロボットの設置場所まで利用者が移動する必要がなく、利便性を向上することができる。
本発明のロボット制御プログラムは、ロボットによって実行されるロボット制御プログラムであって、前記ロボットは、マイクロフォンおよびカメラの少なくとも一方である入力装置と、前記ロボットを移動させる移動装置と、前記入力装置に入力された音声情報および画像情報の少なくとも一方を分析する入力情報分析手段とを備え、前記ロボット制御プログラムは、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記移動装置を制御する移動装置制御手段、および、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段として前記ロボットを機能させ、前記移動装置制御手段は、利用者が前記ロボットを呼んでいると前記入力情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合に、前記ロボットを呼んでいる利用者に向けて前記移動装置に前記ロボットを移動させることを特徴とする。
この構成により、本発明のロボット制御プログラムを実行するロボットは、入力装置、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える1台のロボットによって多数の画像形成装置を操作可能であるので、多数の画像形成装置のそれぞれが入力装置、入力情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える構成と比較して、費用を抑えることができる。また、本発明のロボット制御プログラムを実行するロボットは、利用者がロボットを呼んでいる場合にロボットを呼んでいる利用者に向けて移動するので、画像形成装置の設置場所から離れているロボットの設置場所まで利用者が移動する必要がなく、利便性を向上することができる。
本発明の画像形成システム、ロボットおよびロボット制御プログラムは、費用を抑えつつ利便性を向上することができる。
本発明の一実施の形態に係る画像形成システムのブロック図である。 図1に示すロボットの正面図である。 図2に示すロボットのブロック図である。 利用者によって呼び寄せられる場合の図2に示すロボットの動作のフローチャートである。 画像形成装置を操作する場合の図2に示すロボットの動作のフローチャートである。 ファシリテーションを実行している状態の図2に示すロボットを示す図である。 テレプレゼンスに利用されている状態の図2に示すロボットを示す図である。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を用いて説明する。
まず、本実施の形態に係る画像形成システムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成システム10のブロック図である。
図1に示すように、画像形成システム10は、画像形成装置としてのMFP(Multifunction Peripheral)20と、ロボット30とを備えている。MFP20と、ロボット30とは、LAN(Local Area Network)、インターネットなどのネットワーク11を介して互いに通信可能である。また、MFP20と、ロボット30とは、ネットワーク11を介さずに有線または無線によって直接通信可能であっても良い。
画像形成システム10は、MFP20の他にも、MFP20と同様な構成の1台以上のMFPを備えることが可能である。
図2は、ロボット30の正面図である。図3は、ロボット30のブロック図である。
図2および図3に示すように、ロボット30は、マイクロフォン31と、カメラ32と、スピーカー33と、ジャイロセンサー、対物センサーなど、各種のセンサー34と、タッチパネル35と、ロボット30を移動させる例えばオムニホイールを有する移動装置36と、首、肩、肘、手首、指、腰など、各種の関節部をそれぞれ駆動する複数の関節駆動装置37と、ネットワーク11(図1参照。)経由で、または、ネットワーク11を介さずに有線または無線によって外部の装置と通信を行う通信デバイスである通信部38と、各種のデータを記憶している半導体メモリー、HDD(Hard Disk Drive)などの記憶デバイスである記憶部39と、ロボット30全体を制御する制御部40とを備えている。
記憶部39は、ロボット30を制御するためのロボット制御プログラム39aを記憶している。ロボット制御プログラム39aは、ロボット30の製造段階でロボット30にインストールされていても良いし、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの外部の記憶媒体からロボット30に追加でインストールされても良いし、ネットワーク11上からロボット30に追加でインストールされても良い。
制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムおよび各種のデータを記憶しているROM(Read Only Memory)と、CPUの作業領域として用いられるRAM(Random Access Memory)とを備えている。CPUは、ROMまたは記憶部39に記憶されているプログラムを実行する。
制御部40は、記憶部39によって記憶されているプログラムを実行することによって、入力装置としてのマイクロフォン31に入力された音声情報を分析する入力情報分析手段としての音声情報分析手段40a、および、入力装置としてのカメラ32に入力された画像情報を分析する入力情報分析手段としての画像情報分析手段40bとして機能する。
また、制御部40は、記憶部39によって記憶されているロボット制御プログラム39aを実行することによって、入力情報分析手段による分析結果に応じて移動装置36を制御する移動装置制御手段40c、および、入力情報分析手段による分析結果に応じてMFPを操作する画像形成装置操作手段40dとして機能する。
次に、画像形成システム10の動作について説明する。
まず、利用者によって呼び寄せられる場合のロボット30の動作について説明する。
図4は、利用者によって呼び寄せられる場合のロボット30の動作のフローチャートである。
制御部40は、図4に示す動作を繰り返し実行している。
図4に示すように、移動装置制御手段40cは、利用者がロボット30を呼んでいるか否かを音声情報分析手段40aによる分析結果および画像情報分析手段40bによる分析結果に基づいて判断する(S101)。例えば、移動装置制御手段40cは、利用者の「こっちに来て」という声の音声情報など、利用者がロボット30を呼んでいると判断可能な音声情報をマイクロフォン31によって入力した場合、利用者がロボット30を呼んでいるとS101において判断する。また、移動装置制御手段40cは、利用者による手招きのジェスチャーの画像情報など、利用者がロボット30を呼んでいると判断可能な画像情報をカメラ32によって入力した場合、利用者がロボット30を呼んでいるとS101において判断する。
移動装置制御手段40cは、利用者がロボット30を呼んでいないとS101において判断すると、図4に示す動作を終了する。
移動装置制御手段40cは、利用者がロボット30を呼んでいるとS101において判断すると、ロボット30を呼んでいる利用者に向けて移動装置36にロボット30を移動させて(S102)、図4に示す動作を終了する。
次に、画像形成装置30を操作する場合のロボット30の動作について説明する。
図5は、画像形成装置30を操作する場合のロボット30の動作のフローチャートである。
制御部40は、図5に示す動作を繰り返し実行している。
図5に示すように、画像形成装置操作手段40dは、利用者がMFPによる特定の動作を希望しているか否かを音声情報分析手段40aによる分析結果および画像情報分析手段40bによる分析結果に基づいて判断する(S131)。例えば、画像形成装置操作手段40dは、利用者の「この資料をスキャンしたデータを私に電子メールで送って欲しい」という声の音声情報など、利用者がMFPによる特定の動作を希望していると判断可能な音声情報をマイクロフォン31によって入力した場合、利用者がMFPによる特定の動作を希望しているとS131において判断する。また、画像形成装置操作手段40dは、利用者による特定のジェスチャーの画像情報など、利用者がMFPによる特定の動作を希望していると判断可能な画像情報をカメラ32によって入力した場合、利用者がMFPによる特定の動作を希望しているとS131において判断する。
画像形成装置操作手段40dは、利用者がMFPによる特定の動作を希望していないとS131において判断すると、図5に示す動作を終了する。
画像形成装置操作手段40dは、利用者がMFPによる特定の動作を希望しているとS131において判断すると、対象のMFP(以下「対象MFP」と言う。)を特定する(S132)。対象MFPの特定方法としては、任意の方法が採用されることが可能である。例えば、画像形成装置操作手段40dは、ロボット30に最も近いMFPを対象MFPとして特定しても良い。また、画像形成装置操作手段40dは、MFPによる特定の動作を希望している利用者(以下「対象利用者」と言う。)の位置を音声情報分析手段40aによる分析結果および画像情報分析手段40bによる分析結果に基づいて特定し、特定した位置に最も近いMFPを対象MFPとして特定しても良い。また、画像形成装置操作手段40dは、対象利用者によって指定されているMFPを音声情報分析手段40aによる分析結果および画像情報分析手段40bによる分析結果に基づいて特定し、特定したMFPを対象MFPとして特定しても良い。
画像形成装置操作手段40dは、S132の処理の後、対象利用者の識別情報を音声情報分析手段40aによる分析結果および画像情報分析手段40bによる分析結果に基づいて特定する(S133)。対象利用者の識別情報の特定方法としては、任意の方法が採用されることが可能である。例えば、画像形成装置操作手段40dは、事前に登録されている利用者の識別情報毎の音声の特徴と、音声情報分析手段40aによる分析結果とに基づいて対象利用者の識別情報を特定することができる。また、画像形成装置操作手段40dは、事前に登録されている利用者の識別情報毎の顔などの容姿の特徴と、画像情報分析手段40bによる分析結果とに基づいて対象利用者の識別情報を特定することができる。
画像形成装置操作手段40dは、S133の処理の後、S132において特定した対象MFPにS133において特定した識別情報の対象利用者がログインしているか否かを判断する(S134)。
画像形成装置操作手段40dは、対象MFPに対象利用者がログインしていないとS134において判断すると、対象利用者のパスワードを特定する(S135)。対象利用者のパスワードの特定方法としては、任意の方法が採用されることが可能である。例えば、画像形成装置操作手段40dは、事前に登録されている利用者の識別情報毎のパスワードと、S133において特定した識別情報とに基づいて、対象利用者のパスワードを特定することができる。
画像形成装置操作手段40dは、S135の処理の後、S133において特定した識別情報と、S135において特定したパスワードとで対象MFPにログインする(S136)。
画像形成装置操作手段40dは、対象MFPに対象利用者がログインしているとS133において判断するか、S136の処理が終了すると、対象利用者が対象MFPに実行させることを希望している特定の動作を対象MFPに実行させるように対象MFPを操作して(S137)、図5に示す動作を終了する。
なお、画像形成装置操作手段40dは、図5に示す動作において、MFPの操作方法を対象利用者に対して案内するなど、対象利用者に何らかの情報を伝える場合、スピーカー33による音声情報の出力、タッチパネル35による画像情報の出力、関節駆動装置37による腕や手などのジェスチャーの実行などによって、対象利用者に情報を伝えることが可能である。
以上に説明したように、画像形成システム10は、マイクロフォン31、カメラ32、音声情報分析手段40a、画像情報分析手段40bおよび画像形成装置操作手段40dを備える1台のロボット30によって多数のMFPを操作可能であるので、多数のMFPのそれぞれがマイクロフォン、カメラ、音声情報分析手段、画像情報分析手段および画像形成装置操作手段を備える構成と比較して、費用を抑えることができる。
画像形成システム10は、ロボット30を介してMFPが操作されることによって、ロボット30に対する音声やジェスチャーによって利用者にMFPを操作させることができ、MFPの図示していない操作部に対する手動の操作によって利用者にMFPを操作させる場合と比較して、MFPの複雑な機能を利用者に容易に利用させることができる。
画像形成システム10は、利用者がロボット30を呼んでいる場合にロボット30を呼んでいる利用者に向けてロボット30が移動するので、MFPの設置場所から離れているロボット30の設置場所まで利用者が移動する必要がなく、利便性を向上することができる。
画像形成システム10は、音声情報および画像情報の少なくとも一方に対する分析結果に応じて特定した利用者の識別情報でロボット30がMFPにログインするので、利用者がMFPを直接操作してMFPにログインする必要がなく、利便性を向上することができる。
画像形成システム10は、利用者がMFPを使用する場合にMFPへのログインが必要なシステムであるので、例えば、利用者によるMFPの使用に応じて利用者毎に課金を実行したり、利用者に対するMFPの各種の機能の使用制限を利用者毎に設定したり、利用者に適した各種の情報をMFPに印刷させたりすることができる。
なお、画像形成システム10は、利用者がMFPを使用する場合にMFPへのログインが不要なシステムであっても良い。
以上においては、ロボット30は、音声情報および画像情報の少なくとも一方に応じて動作している。しかしながら、ロボット30は、音声情報および画像情報の何れか一方のみに応じて動作しても良い。
また、ロボット30は、音声情報および画像情報の何れでもない方法に応じて動作しても良い。例えば、ロボット30は、各種のセンサー34による検出結果や、タッチパネル35への接触に応じて動作しても良い。
以上においては、ロボット30による画像形成装置の操作について説明している。しかしながら、ロボット30は、画像形成装置と同様に、画像形成装置以外の電子機器を操作することも可能である。例えば、ロボット30は、会議室を管理するための会議室管理システムと連動することによって、会議室管理システムにおける会議の予約時間に会議室に人が来た場合に、この部屋に設置されている空調機器、照明機器、電子黒板、プロジェクターなどの電子機器を起動した後、会議室から人が出て行った場合に、これらの電子機器をシャットダウンすることも可能である。また、ロボット30は、電動式シャッター、電動式ブラインド、電気錠などの電子機器を操作することも可能である。なお、ロボット30は、自身の位置を、例えば、GPS(Global Positioning System)、Wi−Fi Aware、ビーコンなどの技術によって検出可能である。
ロボット30は、BEMS(Building Energy Management System)の一部として機能することもできる。例えば、ロボット30は、オフィスにおけるピーク電力の時間帯を把握し、ピーク電力の時間帯に無人のエリアの電子機器をシャットダウンすることによってピーク電力を抑制することができる。
また、ロボット30は、利用者からの操作に応じて、マイクロフォン31、カメラ32からの入力に応じて会議室管理システムに対して会議室を予約したり、マイクロフォン31、カメラ32からの入力に応じて会議室管理システムにおける会議室の予約をキャンセルしたり、会議室管理システムにおける会議室の予約状況や使用状況をスピーカー33やタッチパネル35に表示したりすることができる。ロボット30は、会議室管理システムにおける会議室の予約状況に応じて、会議の開始のために会議の出席予定者に対して電話や電子メールなどで会議の予定を通知しても良いし、出席予定者の位置まで迎えに行っても良い。GPS、Wi−Fi Aware、ビーコンなどの技術によって人物の位置が特定されるようにすれば、ロボット30は、人物が特定の位置から移動していたとしても、この人物の位置まで自動で移動することができる。ロボット30は、会議の開始前後や会議中に会議の出席予定者の現在位置を示す地図をタッチパネル35に表示することもできる。
また、ロボット30は、会議において活躍することも可能である。例えば、ロボット30は、音声情報分析手段40aによる分析結果および画像情報分析手段40bによる分析結果に基づいて会議の要約を生成したり、AI(Action Item)を生成したりして、議事録を自動で生成することが可能である。ロボット30は、生成した議事録を自動で翻訳したり、DMS(Document Management System)に自動で保管したり、電子メールで会議の参加者などに自動で配布したりすることも可能である。ロボット30は、図6に示すように、発話が少ない参加者に発話を促したり、会議の進行の時間管理をしたり、会議の終了時に会議の要約やAIを確認したりなど、ファシリテーションを実行することが可能である。ロボット30は、ファシリテーションを実行する場合、スピーカー33による音声情報の出力、タッチパネル35による画像情報の出力、関節駆動装置37による腕や手などのジェスチャーの実行などによって、会議の参加者に情報を伝えることが可能である。ロボット30は、会議中にマイクロフォン31によって入力された音声情報や、会議中にカメラ32によって入力された画像情報を記録しておくと良い。
また、ロボット30は、テレプレゼンスに利用されることも可能である。この場合、ロボット30は、ロボット30自体の近くに滞在している人物の音声、容姿をそれぞれマイクロフォン31、カメラ32によって取得して海外など、遠隔地の人物に送信することが可能である。逆に、ロボット30は、図7に示すように、遠隔地の人物の音声、容姿をそれぞれスピーカー33、タッチパネル35に出力することができる。テレプレゼンスにおいて各人物が使用する電子機器は、全てロボット30と同様なロボットであっても良いし、一部がスマートフォン、タブレット、PC(Personal Computer)など、ロボット以外の電子機器であっても良い。なお、ロボット30は、遠隔地の人物から場所や人物が指定された場合、指定された場所や人物の位置まで自動で移動しても良い。GPS、Wi−Fi Aware、ビーコンなどの技術によって人物の位置が特定されるようにすれば、ロボット30は、人物が特定の位置から移動していたとしても、この人物の位置まで自動で移動することができる。ロボット30は、自動で移動せずに、遠隔地の人物からの操作に応じて任意の位置に移動することも可能である。
また、ロボット30は、インターネット上から交通情報、災害情報、天気情報などの各種の情報を取得して、リアルタイムで特定の人物にSMS(Short Message Service)、電子メールなどによって通知することができる。この場合、ロボット30は、「あと1時間で台風が上陸します。早く帰宅してください。」など、アドバイスを通知することも可能である。更に、ロボット30は、会社に遅延証明書を提出するための遅延証明申請書を、インターネット上から取得した交通情報に基づいて、利用者毎にMFPによって印刷することも可能である。また、ロボット30は、インターネット上から取得した交通情報に基づいて、利用者毎に最適な帰宅ルートをMFPによって印刷することも可能である。また、ロボット30は、インターネット上から取得した災害情報や天気情報に基づいて、利用者毎に適切な避難情報をMFPによって印刷することも可能である。
また、ロボット30は、オフィスにおける予定を他のシステムから取得して、特定の人物にSMS、電子メールなどによって通知することができる。
また、ロボット30は、訪問者に対して自動で応答したり、訪問者による訪問先の人物を電話やテレプレゼンスによって呼び出したり、訪問者から訪問先の人物への伝言をSMSや電子メールなどによって訪問先の人物に送信したりすることができる。
また、ロボット30は、お茶や配布物などの物を運搬することができる。
また、ロボット30は、マイクロフォン31による音声情報や、カメラ32による画像情報に基づいて、見回り警備を行うことができる。ロボット30は、見回り警備中にマイクロフォン31によって入力された音声情報や、見回り警備中にカメラ32によって入力された画像情報を記録しておくと良い。
ロボット30は、本実施の形態において、全ての機能をロボット30自身で実現し、全てのデータをロボット30自身に記憶している。しかしながら、画像形成システム10は、本実施の形態におけるロボット30の機能の一部をサーバーまたはクラウドサーバーによって実現しても良いし、本実施の形態におけるロボット30のデータの一部をサーバーまたはクラウドサーバーに記憶しても良い。
本発明の画像形成装置は、本実施の形態においてMFPであるが、プリンター専用機、スキャナー専用機、コピー専用機、FAX専用機など、MFP以外の画像形成装置であっても良い。
10 画像形成システム
20 MFP(画像形成装置)
30 ロボット
31 マイクロフォン
32 カメラ
36 移動装置
39a ロボット制御プログラム
40a 音声情報分析手段(入力情報分析手段)
40b 画像情報分析手段(入力情報分析手段)
40c 移動装置制御手段
40d 画像形成装置操作手段

Claims (4)

  1. 画像形成装置と、ロボットとを備え、
    前記ロボットは、
    マイクロフォンおよびカメラの少なくとも一方である入力装置と、
    前記ロボットを移動させる移動装置と、
    前記入力装置に入力された音声情報および画像情報の少なくとも一方を分析する入力情報分析手段と、
    前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記移動装置を制御する移動装置制御手段と、
    前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段とを備え、
    前記移動装置制御手段は、利用者が前記ロボットを呼んでいると前記入力情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合に、前記ロボットを呼んでいる利用者に向けて前記移動装置に前記ロボットを移動させることを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記画像形成装置操作手段は、前記入力情報分析手段による分析結果に応じて利用者の識別情報を特定し、特定した識別情報で前記画像形成装置にログインすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. ロボットであって、
    マイクロフォンおよびカメラの少なくとも一方である入力装置と、
    前記ロボットを移動させる移動装置と、
    前記入力装置に入力された音声情報および画像情報の少なくとも一方を分析する入力情報分析手段と、
    前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記移動装置を制御する移動装置制御手段と、
    前記入力情報分析手段による分析結果に応じて画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段とを備え、
    前記移動装置制御手段は、利用者が前記ロボットを呼んでいると前記入力情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合に、前記ロボットを呼んでいる利用者に向けて前記移動装置に前記ロボットを移動させることを特徴とするロボット。
  4. ロボットによって実行されるロボット制御プログラムであって、
    前記ロボットは、
    マイクロフォンおよびカメラの少なくとも一方である入力装置と、
    前記ロボットを移動させる移動装置と、
    前記入力装置に入力された音声情報および画像情報の少なくとも一方を分析する入力情報分析手段とを備え、
    前記ロボット制御プログラムは、
    前記入力情報分析手段による分析結果に応じて前記移動装置を制御する移動装置制御手段、および、
    前記入力情報分析手段による分析結果に応じて画像形成装置を操作する画像形成装置操作手段として前記ロボットを機能させ、
    前記移動装置制御手段は、利用者が前記ロボットを呼んでいると前記入力情報分析手段による分析結果に基づいて判断した場合に、前記ロボットを呼んでいる利用者に向けて前記移動装置に前記ロボットを移動させることを特徴とするロボット制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020066094A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 トヨタ自動車株式会社 コミュニケーションロボットおよびコミュニケーションロボットの制御プログラム

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JP2020066094A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 トヨタ自動車株式会社 コミュニケーションロボットおよびコミュニケーションロボットの制御プログラム
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