JP2017176828A - 呼吸機能検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記設定手段は、異なる複数の基準周期(RR1〜RR3)を設定可能であると共に、基準周期毎に誘導報知を行う順序(第1呼吸〜第3呼吸)を設定可能であり、前記誘導報知手段は、前記設定手段により設定された基準周期及び順序に基づいて誘導報知を実行することを特徴とする。
前記誘導報知手段は、所定の基準周期の誘導報知が終了した後、所定の操作(操作キー17の操作)に基づいて次の基準周期の誘導報知に移行する(第1測定が終了していれば移行操作に応じてRR2に対応した誘導報知を実行し、第2測定が終了していれば移行操作に応じてRR3に対応した誘導報知を実行する)ことを特徴とする。
前記誘導報知手段は、所定の基準周期の誘導報知が終了した後、当該基準周期に対応した検査の完了に基づいて次の基準周期の誘導報知に移行する(RR1に対応した第1測定が終了すると自動的にRR2に対応した誘導報知を実行し、RR2に対応した第2測定が終了すると自動的にRR3に対応した誘導報知を実行する)ことを特徴とする。
前記誘導報知手段が、前記設定手段により設定された基準周期及び順序に基づいて誘導報知を実行しているときに、設定されていた基準周期を変更操作に基づいて変更可能である(第1測定終了後にRR2を変更可能であり、第2測定終了後にRR3を変更可能である)ことを特徴とする。
基準周期毎(RR1〜RR3)の検査結果(第1測定〜第3測定の各結果)を比較可能に表示する検査結果表示手段(ディスプレイ18)を含むことを特徴とする。
前記検査結果表示手段(ディスプレイ18)は、基準周期毎(RR1〜RR3)に、誘導報知の終了後において検査された最大吸気位(第1〜第3最大吸気位)及び最大呼気位(第1〜第3最大呼気位)の少なくとも一方に基づく検査結果(最大吸気量IC1〜IC3、予備呼気量ERV1〜ERV3、肺活量VC1〜VC3、努力性肺活量FVC1〜FVC3)を表示することを特徴とする。
前記検査結果表示手段(ディスプレイ18)は、基準周期毎(RR1〜RR3)に、誘導報知の終了後において検査された努力性肺活量(第1呼吸後に計測された努力性肺活量FVC1、第2呼吸後に計測された努力性肺活量FVC2、第3呼吸後に計測された努力性肺活量FVC3)に基づく検査結果を表示することを特徴とする。
前記検査結果表示手段(ディスプレイ18)は、基準周期毎(RR1〜RR3)に、誘導報知の終了後において検査された予備呼気量(第1呼吸後に計測された予備呼気量ERV1、第2呼吸後に計測された予備呼気量ERV2、第3呼吸後に計測された予備呼気量ERV3)に基づく検査結果を表示することを特徴とする。
前記検査結果表示手段(ディスプレイ18)は、基準周期毎(RR1〜RR3)に、誘導報知期間中又は誘導報知終了後における呼気位(第1〜第3呼気位)及び吸気位(第1〜第3吸気位)の少なくとも一方の上昇を把握可能な態様で表示することを特徴とする。
被験者の呼吸周期を計測する呼吸周期計測手段(フローセンサ50、圧力センサ11)と、前記呼吸周期計測手段により計測される呼吸周期が、実行されている誘導報知の基準周期(RR1〜RR3)と合致しているか否かを判定する周期判定手段(CPU14)と、を含み、前記周期判定手段により合致していないと判定された場合に所定の報知を行う(計測されたRRと設定したRRとの間に5以上のずれが生じれば、ディスプレイ18やスピーカ20によって、実際の呼吸周期が誘導目標の呼吸周期から乖離していることを報知する)ことを特徴とする。
前記呼吸周期判定手段(CPU14)により合致していないと判定された場合に検査を中止する(設定したRRと計測されたRRとの間に10以上のずれが生じれば、自動的に検査を中止する)ことを特徴とする。
前記誘導報知は、呼気を行うべき期間及び吸気を行うべき期間を被験者に示す(ディスプレイ18に表示されるキャラクタの画像によって呼気を行うべき期間及び吸気を行うべき期間をガイドすると共に、スピーカ20から出力される効果音によって呼気から吸気に切り換えタイミング及び吸気から呼気に切り換えるタイミングをガイドする)ものであることを特徴とする。
前記誘導報知における呼気を行うべき期間及び吸気を行うべき期間を設定可能である(例えば、キャラクタが示す吸気時間と呼気時間の長さの比を、1:2に設定可能である)ことを特徴とする。
第1発光装置(呼気ランプ24)及び第2発光装置(吸気ランプ22)を含み、
前記誘導報知が行われていない期間において、被験者の呼気が検出されているときに前記第1発光装置(呼気ランプ24)を発光させ、被験者の吸気が検出されているときに前記第2発光装置(吸気ランプ22)を発光させ、前記誘導報知において、設定された基準周期(RR1〜RR3)に基づいて呼気を促すときに前記第1発光装置(呼気ランプ24)を発光させ、設定された基準周期に基づいて吸気を促すときに前記第2発光装置(吸気ランプ22)を発光させることを特徴とする。
第3発光装置(プラトーランプ23)を含み、
前記誘導報知が行われていない期間において、被験者の呼吸終末が検出されているときに前記第3発光装置(プラトーランプ23)を発光させ、
被験者の呼吸周期を計測する呼吸周期計測手段(圧力センサ11)と、
前記呼吸周期計測手段により計測される呼吸周期が、実行されている誘導報知の基準周期と合致しているか否かを判定する周期判定手段(CPU14)と、をさらに含み、
前記呼吸周期判定手段(CPU14)により合致していないと判定された場合(計測されたRRと設定したRRとの間に5以上のずれが生じた場合)に、前記第3発光装置(プラトーランプ23)を発光させることを特徴とする。
呼吸経路(フローセンサ50)に設けられた抵抗体(スクリーン55)の前後の差圧に基づいて呼吸流量を検査可能な差圧式の呼吸機能検査装置であり、
第1圧力ポート(40)と第2圧力ポート(41)との差圧を検出するための圧力センサ(圧力センサ11)と、
前記圧力センサの出力値に基づいてゼロ点調整(本来差圧がゼロとなるべき状態における圧力センサ11の出力値(又は出力値に基づいて算出される計測差圧)を記憶する処理)を実行するゼロ点調整手段(CPU14)と、を含むことを特徴とする。
前記抵抗体(スクリーン55)の呼吸口側(接続口52側)に位置する前部から前記第1圧力ポート(40)に圧力を伝達可能な第1経路(差圧チューブ30)と、前記抵抗体(スクリーン55)の呼吸口側(接続口52側)とは反対側の後部から前記第2圧力ポート(41)に圧力を伝達可能な第2経路(差圧チューブ31)と、が少なくとも設けられ、
前記第1圧力ポートと前記前部とを圧力的に接続し且つ前記第1圧力ポートと前記第2圧力ポートとを圧力的に遮断した(スクリーン55前方側の圧力は第1圧力ポート40に伝達するがスクリーン55後方側の圧力は第1圧力ポート40に伝達しない)検査可能状態と、前記第1圧力ポートと前記前部とを圧力的に遮断し且つ前記第1圧力ポートと前記第2圧力ポートとを圧力的に接続した(スクリーン55前方側の圧力は第1圧力ポート40に伝達せずスクリーン55後方側の圧力(大気圧)が第1圧力ポート40及び第2圧力ポート41に伝達する)調整状態と、に制御可能であり、
前記ゼロ点調整手段は、前記調整状態における前記圧力センサ(圧力センサ11)の出力値に基づいてゼロ点調整を実行することを特徴とする。
前記第2経路(差圧チューブ31)から前記第1経路(差圧チューブ30)に圧力を伝達可能な第3経路(チューブ34)が設けられ、
制御弁(バルブV1及びバルブV2、又は三方弁)の動作に基づいて前記第1経路を開状態とし前記第3経路を閉状態とすることにより前記検査可能状態に制御し、前記第1経路を閉状態とし前記第3経路を開状態とすることにより前記調整状態とすることを特徴とする。
前記第1経路(差圧チューブ30)の、前記第3経路(チューブ34)との接続部よりも抵抗体(スクリーン55)側には第1制御弁(バルブV1)が設けられ、前記第3経路(チューブ34)には第2制御弁(バルブV2)が設けられ、
前記第1制御弁(バルブV1)を開状態とする一方で前記第2制御弁(バルブV2)は閉状態とすることにより前記検査可能状態に制御し、前記第1制御弁(バルブV1)を閉状態とする一方で前記第2制御弁(バルブV2)は開状態とすることにより前記調整状態に制御することを特徴とする。
COPDの病期分類(I期〜IV期)と、最大吸気量又は予備呼気量に関する検査結果(IC0に対してのIC1、IC2、IC3の減少率、あるいは、ERV0に対してのERV1、ERV2、ERV3の増加率等)の関係を表示することを特徴とする。
最大吸気量又は予備呼気量(IC0に対してのIC1、IC2、IC3の減少率、あるいは、ERV0に対してのERV1、ERV2、ERV3の増加率等)に基づいてCOPDの病期分類(I期〜IV期)を判定する病期分類判定手段(CPU14)を含むことを特徴とする。
図1はスパイロメータ100の一例を示す機能ブロック図であり、図2はスパイロメータ100の本体部10の一例を示す外観斜視図である。また、図3はスパイロメータ100が備えるフローセンサ50及び圧力センサ11の一例を示す図である。
フローセンサ50について図3を用いて詳述する。フローセンサ50の筐体となるフローセンサケース51の側面には、フィルタやマウスピースを接続するための接続口52が設けられている。フローセンサケース51の下部にはフローセンサケース51を把持するためのハンドル56が設けられている。
呼吸機能検査装置の校正として、圧力センサ11に生じる電気的変化や温度及び湿度の変化等に起因する測定誤差を解消するために行われるゼロ点調整がある。ゼロ点調整とは、圧力センサ11の第1圧力ポート40及び第2圧力ポート41に伝達される圧力に差が無い(差圧がゼロとなる)状態としたときの、圧力センサ11の出力値(あるいは出力値に基づいて算出される計測差圧)を呼吸流量のゼロ点として規定する処理であり、通常1回の測定毎に行われる。従来の呼吸機能検査装置においてゼロ点調整を行う際は、被験者がマウスピースを外すことによって呼吸機能検査装置内に流出入する吐気及び吸気を遮断して、差圧がゼロの状態とする必要がある。即ち、ゼロ点調整を行っている間は次の検査を開始することができないため、肺気量分画検査を中断を挟まずに連続して実施することは不可能となる。
次に、スパイロメータ100(CPU14等)により測定される呼吸容量の測定手順と、呼吸機能検査の測定内容等について、図4を用いて説明する。被験者がフローセンサ50を把持して、フローセンサ50の接続口52に装着された図示しないマウスピースを口に含んだ状態で、呼吸(呼気及び吸気)を行うと、呼吸計測手段(フローセンサ50、差圧チューブ30及び31、圧力センサ11、A/D変換器12、CPU14等)により呼吸流量(フロー)が計測され、さらに該呼吸流量の積分値として呼吸容量(ボリューム)が計測される。ここで計測された呼吸流量の時系列データは、RAM15に蓄積され、例えば、図4に示すように、横軸(X軸)を時間とし、縦軸(Y軸)を呼吸容量とした曲線(以下、ボリューム曲線と称する)が、ディスプレイ18に表示される。
次に、本実施形態のスパイロメータ100による連続検査について、図5〜図8を用いて説明する。以下に説明する連続検査は、特に動的肺過膨張の検査手段として有効であるが、本発明はこれに限定されるものではない。スパイロメータ100の機能は図1〜図4で説明したものと同様であるため、重複する部分については説明を省略する。
基礎検査では、まず所定時間(例えば30秒間)の安静呼吸中に安静換気測定が行われて、安静呼気位、安静吸気位、呼気時間、吸気時間等が測定され、測定データはRAM15に蓄積される。以下、各呼気位及び吸気位の測定においては、呼気時間及び吸気時間も同時に測定され、測定データは随時CPU14で処理され、RAM15に蓄積されるものとする。
続いて、中断を挟まずに連続して本検査1が行われる。本検査1は、被験者に第1呼吸としてRR1=20の呼吸周期で30秒間の呼吸を行わせ、第1呼吸換気測定として第1呼気位の測定を行う(S50:図5のB点からC点)。続いて第1測定として第1最大吸気位及び第1最大呼気位の測定を行う(S60:図5のC点からD点)。第1呼気位及び第1最大呼気位の差分から第1呼吸後の最大吸気量IC1が算出される(S70)。更に、第1最大吸気位と第1最大呼気位の差分から第1呼吸後の肺活量VC1を算出し、第1呼吸後の肺活量と第1最大吸気位の差分から第1呼吸後の予備呼気量ERV0を算出するようにしても良い。
第1呼吸(S50)の実施中、CPU14は、呼吸流量(フロー)に基づいて計算される被験者の呼吸周期(測定したRR)と、設定したRR(この場合はRR1=20)を比較し、所定値以上のずれ(例えば5以上のずれ)を検出した場合は、スピーカ20からの音声出力によって呼吸周期エラー報知を行う。上記のずれが所定値以上大きくなった場合(例えば10以上のずれが生じた場合)、又は上記のずれが所定の呼吸回数(例えば3回)以上継続した場合は、自動的に検査を中止し、その旨を報知するように設定する。このようにすることにより、第1呼吸が設定した呼吸周期で適切に行われた場合のみ、次の第1測定が行われることとなり、本検査1で得られる測定データの信頼性が向上する。なお、呼吸流量(フロー)に基づいて計算される呼吸1回あたりの時間と、設定したRR1に応じた1回の呼吸時間(3秒)とを比較するようにしても良い。
次に、第1呼気位の特定方法について説明する。図5に示すように、第1呼吸時のボリューム曲線は安静呼吸時のように平行とならず、時系列に沿って徐々に上昇する。即ち、第1呼気位及び第1吸気位は、第1呼吸の開始時点から終了時点まで徐々に上方向へ移動する。この第1呼気位及び第1吸気位の上昇は、被験者に安静呼吸よりも速い呼吸を行わせることによって動的肺過膨張による呼出不足が顕著に現れるために生じる現象である。
続いて、中断を挟まずに連続して本検査2が行われる。RRの設定値は、RR1=20からRR2=30に変更される。RRの設定値に応じた処理以外は本検査1と同様のため、共通する部分については説明を省略する。
続いて、中断を挟まずに連続して本検査3が行われる。RRの設定値は、RR2=30からRR3=40に変更される。RRの設定値に応じた処理以外は本検査1及び本検査2と同様のため、共通する部分については説明を省略する。
以上説明したように、被験者に行わせる過呼吸速度は、基礎検査開始前にスパイロメータ100に第1呼吸〜第3呼吸の呼吸周期RR1〜RR3として設定され、検査中は各設定値に対応した報知が行われる。そのため、基礎検査、本検査1、本検査2、及び本検査3は、過呼吸速度の設定変更のために途中で中断することなく、連続して実施することが可能である。
図3において説明したように、スパイロメータ100におけるゼロ点調整は、CPU14が図3に示したバルブV1及びバルブV2の開閉を制御することにより、被験者がマウスピースをくわえたままの状態で行うことが可能である。即ち、被験者はマウスピースを介して呼吸を開始した時点(S10:図5のA点)から全検査の終了(S90:図5のH点)に至るまで、マウスピースを外す必要は無い。そのため、基礎検査、本検査1、本検査2、及び本検査3は、ゼロ点調整のために途中で中断することなく、連続して実施することが可能である。
以上説明したように、COPD疾患を持つ被験者の動的肺過膨張の状態を詳細に調査するためには、過呼吸時の換気測定及びそれに続く最大吸気位測定から成る肺気量分画検査を、過呼吸速度を変化させて連続して行う手法が効果的である。しかしながら、非特許文献1に示されるような従来技術では、1回の肺気量分画検査の終了後、次に被験者に行わせる過呼吸速度に合わせてメトロノームの周期設定を変更する必要がある。検査実施者がメトロノームの設定変更を行っている間は、次の検査を開始することができないため、上記のような肺気量分画検査を連続して実施することができない。
図9は、図5に示した連続検査の結果得られた測定データを用いて、IC0〜IC3の減少度合いを被験者A〜C毎にグラフ化した例である。縦軸(Y軸)は、IC0を基準(0%)としたIC減少率である。被験者のCOPD症状の程度は、被験者Aでは軽度、被験者Bは中度、被験者Cは重度となっている。なお、図8及び下記の説明では、IC0を基準としたICの減少率を算出しているが、基準は検査実施者が適切に設定すればよく、例えばIC1を基準としたICの減少率を指標として用いてもよい。
図5に示した連続検査の結果得られる測定データから、IC以外の指標を用いて被験者動的肺過膨張の度合いを分析することも可能である。図10は、その一例として、第1〜第3呼吸中の呼気位の上昇率を算出し、動的肺過膨張の指標としてグラフ化したものである。図10の縦軸(Y軸)は、第1〜第3呼吸の最初の各1回と最後の各1回の呼吸における呼気位の上昇率である。COPD症状の程度は、図9と同様に、被験者Aでは軽度、被験者Bは中度、被験者Cは重度となっている。
また、図5に示した第1〜第3呼吸時のボリューム曲線の傾き度合いを、動的肺過膨張の指標として用いることも可能である。例えば、第1〜第3呼吸中の各呼吸の呼気位からなるデータを直線近似や曲線近似、あるいは対数近似することで、第1〜第3呼吸時のボリューム曲線の傾き度合いを指標化する。また、指標化する際に、呼気位の代わりに吸気位や振幅の中心値を抽出してもよく、またこれらの組み合わせを用いてもよい。スパイロメータ100を使用した連続検査を実施することにより、このように動的肺過膨張の度合いを数値化して定量的に分析することが可能となる。
COPDの診断においては、被験者の1秒量(FEV1.0)に基づいて病期分類が判定されるようになっている。1秒量(FEV1.0)とは、努力性肺活量(FVC)を測定する際に、最初の1秒間で吐き出せる息の量である。また、1秒率(FEV1.0%)とは、努力性肺活量(FVC)に対しての1秒量(FEV1.0)の割合である。1秒率(FEV1.0%)の値が70%未満のとき、COPDと診断される。さらに、性別、年齢、身長から求めた1秒量の標準値に対する測定された1秒量(FEV1.0)の割合である対標準1秒量(%FEV1.0)の値によってCOPDの病期分類が診断される。
11…圧力センサ
13…ROM
14…CPU
15…RAM
17…操作キー
18…ディスプレイ
20…スピーカ
21…報知ランプ
50…フローセンサ
100…スパイロメータ
Claims (24)
- 被験者の呼吸機能を検査する呼吸機能検査装置であって、
基準周期を設定可能な設定手段と、
被験者の呼吸周期を前記設定手段により設定された基準周期に誘導するための誘導報知を実行する誘導報知手段と、
を含む呼吸機能検査装置。 - 請求項1の呼吸機能検査装置であって、
前記設定手段は、異なる複数の基準周期を設定可能であると共に、基準周期毎に誘導報知を行う順序を設定可能であり、
前記誘導報知手段は、前記設定手段により設定された基準周期及び順序に基づいて誘導報知を実行する呼吸機能検査装置。 - 請求項2の呼吸機能検査装置であって、
前記誘導報知手段は、所定の基準周期の誘導報知が終了した後、所定の操作に基づいて次の基準周期の誘導報知に移行する呼吸機能検査装置。 - 請求項2の呼吸機能検査装置であって、
前記誘導報知手段は、所定の基準周期の誘導報知が終了した後、当該基準周期に対応した検査の完了に基づいて次の基準周期の誘導報知に移行する呼吸機能検査装置。 - 請求項2の呼吸機能検査装置であって、
前記誘導報知手段が、前記設定手段により設定された基準周期及び順序に基づいて誘導報知を実行しているときに、設定されていた基準周期を変更操作に基づいて変更可能である呼吸機能検査装置。 - 請求項2の呼吸機能検査装置であって、
基準周期毎の検査結果を比較可能に表示する検査結果表示手段を含む呼吸機能検査装置。 - 請求項6の呼吸機能検査装置であって、
前記検査結果表示手段は、基準周期毎に、誘導報知の終了後において検査された最大吸気位及び最大呼気位の少なくとも一方に基づく検査結果を表示する呼吸機能検査装置。 - 請求項6又は7の呼吸機能検査装置であって、
前記検査結果表示手段は、基準周期毎に、誘導報知の終了後において検査された努力性肺活量に基づく検査結果を表示する呼吸機能検査装置。 - 請求項6〜8から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
前記検査結果表示手段は、基準周期毎に、誘導報知の終了後において検査された予備呼気量に基づく検査結果を表示する呼吸機能検査装置。 - 請求項6〜9から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
前記検査結果表示手段は、基準周期毎に、誘導報知期間中又は誘導報知終了後における呼気位及び吸気位の少なくとも一方の上昇を把握可能な態様で表示する呼吸機能検査装置。 - 請求項1〜10から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
被験者の呼吸周期を計測する呼吸周期計測手段と、
前記呼吸周期計測手段により計測される呼吸周期が、実行されている誘導報知の基準周期と合致しているか否かを判定する周期判定手段と、を含み、
前記周期判定手段により合致していないと判定された場合に所定の報知を行う呼吸機能検査装置。 - 請求項11の呼吸機能検査装置であって、
前記周期判定手段により合致していないと判定された場合に検査を中止する呼吸機能検査装置。 - 請求項1〜12から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
前記誘導報知は、呼気を行うべき期間及び吸気を行うべき期間を被験者に示すものである呼吸機能検査装置。 - 請求項13の呼吸機能検査装置であって、
前記誘導報知における呼気を行うべき期間及び吸気を行うべき期間を設定可能である呼吸機能検査装置。 - 請求項1〜14から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
第1発光装置及び第2発光装置を含み、
前記誘導報知が行われていない期間において、被験者の呼気が検出されているときに前記第1発光装置を発光させ、被験者の吸気が検出されているときに前記第2発光装置を発光させ、
前記誘導報知において、設定された基準周期に基づいて呼気を促すときに前記第1発光装置を発光させ、設定された基準周期に基づいて吸気を促すときに前記第2発光装置を発光させる呼吸機能検査装置。 - 請求項15の呼吸機能検査装置であって、
第3発光装置を含み、
前記誘導報知が行われていない期間において、被験者の呼吸終末が検出されているときに前記第3発光装置を発光させ、
被験者の呼吸周期を計測する呼吸周期計測手段と、
前記呼吸周期計測手段により計測される呼吸周期が、実行されている誘導報知の基準周期と合致しているか否かを判定する周期判定手段と、をさらに含み、
前記呼吸周期判定手段により合致していないと判定された場合に、前記第3発光装置を発光させる呼吸機能検査装置。 - 請求項1〜16から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置は、
呼吸経路に設けられた抵抗体の前後の差圧に基づいて呼吸流量を検査可能な差圧式の呼吸機能検査装置であり、
第1圧力ポートと第2圧力ポートとの差圧を検出するための圧力センサと、
前記圧力センサの出力値に基づいてゼロ点調整を実行するゼロ点調整手段と、を含む呼吸機能検査装置。 - 請求項17の呼吸機能検査装置であって、
前記抵抗体の呼吸口側に位置する前部から前記第1圧力ポートに圧力を伝達可能な第1経路と、前記抵抗体の呼吸口側とは反対側の後部から前記第2圧力ポートに圧力を伝達可能な第2経路と、が少なくとも設けられ、
前記第1圧力ポートと前記前部とを圧力的に接続し且つ前記第1圧力ポートと前記第2圧力ポートとを圧力的に遮断した検査可能状態と、前記第1圧力ポートと前記前部とを圧力的に遮断し且つ前記第1圧力ポートと前記第2圧力ポートとを圧力的に接続した調整状態と、に制御可能であり、
前記ゼロ点調整手段は、前記調整状態における前記圧力センサの出力値に基づいてゼロ点調整を実行する呼吸機能検査装置。 - 請求項18の呼吸機能検査装置であって、
前記第2経路から前記第1経路に圧力を伝達可能な第3経路が設けられ、
制御弁の動作に基づいて前記第1経路を開状態とし前記第3経路を閉状態とすることにより前記検査可能状態に制御し、前記第1経路を閉状態とし前記第3経路を開状態とすることにより前記調整状態とする呼吸機能検査装置。 - 請求項19の呼吸機能検査装置であって、
前記第1経路の、前記第3経路との接続部よりも抵抗体側には第1制御弁が設けられ、前記第3経路には第2制御弁が設けられ、
前記第1制御弁を開状態とする一方で前記第2制御弁は閉状態とすることにより前記検査可能状態に制御し、前記第1制御弁を閉状態とする一方で前記第2制御弁は開状態とすることにより前記調整状態に制御する呼吸機能検査装置。 - 請求項17〜20から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
基準周期毎に前記ゼロ点調整を実行可能である呼吸機能検査装置。 - 請求項1〜21から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
時間肺活量に関する検査結果と、最大吸気量又は予備呼気量に関する検査結果の関係を表示する呼吸機能検査装置。 - 請求項1〜22から選択されるいずれかの呼吸機能検査装置であって、
COPDの病期分類と、最大吸気量又は予備呼気量に関する検査結果の関係を表示する呼吸機能検査装置。 - 請求項23の呼吸機能検査装置であって、
最大吸気量又は予備呼気量に基づいてCOPDの病期分類を判定する病期分類判定手段を含む呼吸機能検査装置。
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