JP2017175996A - 動物侵入防止装置、及び、設置方法 - Google Patents

動物侵入防止装置、及び、設置方法 Download PDF

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Fumihiro Saito
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Abstract

【課題】低コストに製作でき、かつ、効率的に動物の侵入を防止する動物侵入防止装置を提供する。【解決手段】動物侵入防止装置1は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材30a,30bと、設置面に配置され、設置面と網材30a,30bとの間に位置し、設置面に対して傾斜した状態の網材30a,30bを支持する支持材10とを含み構成されている。網材30a,30bは、複数本の線条をねじり合わせたねじり部分の軸方向に撓ませた状態で、網材30a,30bの一方の端部を設置面と離間して配置され、網材30a,30bに設けられた網目は、一部の網目の大きさが動物の脚が入り込む大きさに形成され、支持材10の高さは、設置された状態における前記網材の高さの2/3以下の高さに構成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、動物侵入防止装置、及び、設置方法に関するものである。
例えば、特許文献1には、害獣を拘束するネット目を有する防獣ネット柵であって、ネット編地2と該ネット編地2を張架するために支持する支持枠1とよりなり、ネット編地2が一部において地面4より浮いた状態にあることを特徴とする防獣ネット柵が開示されている。
また、特許文献2には、地上に立設するように地面に取り付けられた略矩形形状のネットと、この略矩形形状のネットの巾方向の上端は、前記地面より遠い側に位置し、前記ネットの高さ方向の中途で前記ネットの巾方向より折曲して、前記略矩形形状のネットの巾方向の下端は前記地面に傾斜して取り付けられていることを特徴とする防獣ネットが開示されている。
また、特許文献3には、自動車道路との境界に設置される小動物の自動車道路への侵入防止装置であって、弾性網状体を略直角に屈曲して立位部とスカート部とを構成し、前記スカート部を弾発付勢して地面に当接してなり、前記弾性網状体が下記の特性を有するポリエステルモノフィラメントを素材とし、撚り合わせ部分に溶着または接着を伴うことなく織成してなる多角形の網目を有する合成樹脂製網状体であることを特徴とする小動物の自動車道路への侵入防止装置が開示され、合成樹脂製網状体が極限粘度=0.6以上 線径=1.5〜4.5mm 強度伸度積=750〜3000kg/mm・% 摩耗耐久性=5000回/mm以上であることが開示されている。
特開2011−152060号公報 特開2006−87379号公報 特開2009−133185号公報
本発明は、低コストに製作でき、かつ、効率的に動物の侵入を防止する動物侵入防止装置を提供することを目的とする。
本発明に係る動物侵入防止装置は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材と、設置面に配置され、設置面と前記網材との間に位置し、設置面に対して傾斜した状態の該網材を支持する支持材とを有し、前記網材は、複数本の線条をねじり合わせたねじり部分の軸方向に撓ませた状態で、該網材の一方の端部を設置面と離間して配置され、前記支持材の高さは、設置された状態における前記網材の高さの2/3以下の高さに構成されている。
好適には、可撓性を有する線条を複数ねじり合わせて構成された第2の網材と、前記網材及び前記第2の網材を重ね合わせた状態で、重ね合わせた部分の一部を互いに結束した結束部とをさらに有し、前記網材及び前記第2の網材の少なくとも一方に設けられた網目の大きさは、一部の網目の大きさが動物の脚が入り込む大きさに形成され、前記網材及び前記第2の網材は、多角形状の網目を備えた合成樹脂製の網材であり、ねじり部分の軸方向が互いに同方向となるよう重ね合わせ、前記結束部は、重ね合わせた前記網材及び前記第2の網材の重ね合わせた部分を結束し、前記網材及び前記第2の網材の他方の端部は、前記結束部を支点として互いに離間させ、ねじり部分の軸方向に撓ませた状態で設置面に配置され、前記支持材は、前記網材及び前記第2の網材の前記結束部を含む一方の端部を設置面と離間させ支持している。
好適には、前記網材及び前記第2の網材のどちらか一方に設けられ、設置面に配置する端部に切り込み部分を備えた裾部をさらに有し、前記裾部に備えられた切り込み部分は、ねじり部分の軸方向に設けられ、前記裾部は、前記結束部から設置面と接触する端部までの長さが長い網材に設けられている。
好適には、前記網材及び前記第2の網材の少なくとも一方に設けられ、該網材及び該第2の網材の重ね合わせた部分に設けられた導電性部材をさらに有する。
本発明に係る動物侵入防止装置は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材と、設置面より高く構成され、設置面と前記網材との間に位置し、該網材を設置面から離間させて支持する支持材とを有し、前記網材は、撓めた状態から撓める前の状態に復元する復元性能の高い方向に撓ませた状態で、該網材の一方の端部を設置面と離間して配置され、前記支持材は、前記網材の他方の端部を設置面に配置し、該網材を設置面に対して傾斜した状態で支持している。
本発明に係る設置方法は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材と、可撓性を有する線条を複数ねじり合わせて構成された第2の網材とを重ね合わせた状態で、重ね合わせた部分の一部を互いに結束する工程と、結束された部分を支点としてねじり部分の軸方向に撓ませ互いに離間させた前記網材及び前記第2の網材の間に、設置面に配置された支持材を位置するよう、該網材及び該第2の網材を設置面に配置する工程とを有する。
本発明によれば、低コストに製作でき、かつ、効率的に動物の侵入を防止することができる。
実施例1における動物侵入防止装置1の構成を説明する斜視図である。 図1に例示する動物侵入防止装置1の正面図と側面図とを例示する図である。 実施例1における動物侵入防止装置1の設置方法(S10)を説明するフローチャートである。 動物侵入防止装置1を複数配置した場合を例示する斜視図である。 実施例1における動物侵入防止装置1の作用を説明する図である。 実施例2における動物侵入防止装置2の構成を説明する斜視図である。 実施例1における変形例1を例示する斜視図である。
以下、本発明に係る実施形態を、図面を参照して説明する。ただし、本発明の範囲は、図示例に限定されるものではない。
[実施例1]
まず、実施例1の動物侵入防止装置1の構成を説明する。
図1は、実施例1における動物侵入防止装置1の構成を説明する斜視図である。
図2は、図1に例示する動物侵入防止装置1の正面図と側面図とを例示する図であり、図2(A)は正面図であり、図2(B)は側面図である。
図1及び図2に例示するように、動物侵入防止装置1は、支持材10、網材30、結束部32、裾部34、裾部35、及び、切込部36を含み構成されている。動物侵入防止装置1は、例えば、野生動物100による農作物被害を防ぐため、または、野生動物100の侵入を防ぐために設置される。野生動物100とは、例えば、イノシシ、または、シカ等である。
[支持材10]
図1及び図2に例示するように、支持材10は、例えば、既定の大きさである中空または中実である棒体であり、具体的には、パイプ部材、角材、または、丸太材である。なお、実施例1の支持材10は、パイプ部材である。また、支持材10は、合成樹脂で構成され、例えば、ポリエチレンパイプである。支持材10は、合成樹脂製のパイプ材であることにより、撓んでも復元する復元力を備えることができる。これにより、支持材10は、例えば、冬場において積雪した場合に雪の重みで撓み、雪解けした場合に復元が可能であり、また網材30と共に振動しやすい状態で配置することができる。
支持材10は、網材30と、動物侵入防止装置1を設置する設置面(以下設置面)とのあいだに位置するよう設置面に配置される。支持材10は、設置面に対して傾斜した状態の網材30を支持し、網材30の端部のうち、一方の端部を設置面と離間して配置し、離間した端部を設置面から既定の高さ(例えば1.5m以下)となるよう支持する。支持材10は、設置面に対して傾斜した状態の網材30を支持することにより、網材30に侵入する野生動物100の足元を不安定にし、野生動物100に対する忌避効果を期待することができる。
また、支持材10の高さは、設置面に設置された状態における網材30の高さの1/4以上2/3以下の高さである。支持材10の高さ(外径寸法)は、例えば、設置面から離間する網材30の端部の高さが0.8mとなる位置で設置する場合、20cm〜40cmである。なお、支持材10の高さは、設置面に配置した網材30の撓み具合を考慮しながら、網材30の一方の端部と設置面との離間距離に合わせて適宜に支持材10の大きさを選択することが望ましく、少なくとも設置面に設置された状態における網材30の高さの2/3以下の高さがあれば、網材30の高さをより高い状態で支持することができる。
また、支持材10の長さは、網材30の幅寸法の長さより短く構成され、例えば、網材30の幅寸法の長さの1/3〜1/2の長さである。支持材10の長さは、例えば、網材30の幅寸法が2mである場合、0.5m〜1mである。なお、支持材10は、網材30を支持することができる長さであればよく、網材30の幅寸法と略同じ長さを必要とせず、網材30の幅寸法の長さの1/3〜1/2の長さがあれば網材30の高さをより高い状態で支持することができる。また、支持材10を短尺とし持ちやすい長さとすることができる。これにより設置者は、容易に支持材10を持ち運ぶことができる。
[網材30]
図1及び図2に例示するように、網材30は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材であり、例えば、合成樹脂で構成されている。網材30は、手の力で対向する方向に押圧し撓ませ、手を離すと撓ませる前の形状に復元する硬さである。また、網材30を構成する複数本の線条は、手の指の力で撓ませることができ、手の指を離すと撓ませる前の形状に復元する硬さである。なお、網材30は、複数本の線条を組み合せて網状とし可撓性を有するならば、ワイヤーメッシュ材であってもよい。
また、網材30は合成樹脂で形成されるため、金属製に比べて重量も軽く、丸めて人力で持ち運ぶこともできる。また、網材30は、金属のように、錆等の腐食が生じないため耐久性に優れている。
網材30は、第1の網材30aと第2の網材30bとを含み構成されている。
第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、合成樹脂で構成され、多角形状の網目を備えた網である。具体的には、図2(B)に例示するように、第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、六角形の網目を備えた網である。なお、網材30に設けられた網目は、一部の網目の大きさが野生動物100の脚が入り込み、かつ、野生動物100の胴体部が通らない大きさに形成されている。ここで、野生動物100の脚が入り込む網目の大きさとは、野生動物100の爪先から踵までが少なくとも網目に入り込む大きさであり、さらに、好ましくは膝の位置まで入り込む大きさである。
野生動物100の足の構造は、地面を蹴って前に進むよう、爪先、足底、踵のうち足底の位置で曲がった構造となっている。これにより、野生動物100は、爪先から踵までが少なくとも網目に入り込むことにより、脚が網目から抜けにくくなる。さらに、膝の位置まで入り込むことにより後退することもできず網目から脚を引き抜くことがより困難となる。本実施例1の網材30は、網材30全体に網目が形成されている。具体的には、網材30の網目の大きさ(D寸法)は、3cm以上の大きさであり、好ましくは、網目の大きさが4cm〜18cmの大きさである。なお、本実施例1の網材30の網目のD寸法は、5cm〜10cmの大きさであり、5cm、又は、8cmの大きさである。
第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、複数本の線条を複数回ねじり合わせたねじり部分であるねじり31を設けることにより、六角形の網目を備えている(以下、第1の網材30aのねじり部分をねじり31aと表記し、第2の網材30bのねじり部分をねじり31bと表記する)。ねじり31とは、例えば2本以上の線条をねじり合わせて構成された部分であり、1つのねじり31において線条が交差する部分を3つ以上備えている。これにより、ねじり31は、ねじり合わせた部分を連なるよう構成している。
第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、網目のうち、対向する一対の辺となる位置にねじり31を備える網目であるならば、四角形、又は、八角形の網目であってもよい。言い換えると、第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、ねじり31の軸方向が同じ方向となるようねじり31を複数配列されているならばよい。
第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、ねじり31の軸方向が同じ方向に複数配列されていることにより、ねじり31の軸方向に撓ませても撓ませた状態から撓ませる前の状態に復元することができる。
なお、実施例1の第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、例えば粕谷製網株式会社製の高耐久STKネットである。第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、合成樹脂で形成されているため、金属製に比べて重量も軽く、丸めて持ち運ぶことができる。
また、図1及び図2に例示するように、第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、結束部32により一部を結束されている。具体的には、第1の網材30a、及び、第2の網材30bは、結束部32により、ねじり31の軸方向が互いに同方向となるよう対向させた状態で重ね合わせ、重ね合わせた部分の一部を結束されている。
第1の網材30aおよび第2の網材30bは、結束部32を支点として相対的に互いに離間させ、ねじり31の軸方向に撓ませた状態で設置面に配置され、支持材10に支持されている。言い換えると、第1の網材30aおよび第2の網材30bは、撓めた状態から撓める前の状態に復元する復元性能の高い方向に撓ませた状態で設置面に配置され、支持材10に支持されている。網材30は、網材30の自重によって撓んでもよいし、人為的に撓ませてもよい。これにより、網材30は、結束部32を支点とした二股状態となり自立させることができる。
また、第1の網材30aと第2の網材30bとの大きさは、異なるよう構成されている。具体的には、網材30を二股状にする支点となる結束部32から網材30の設置面に配置する他方の端部までの長さが異なるよう構成されている。実施例1の網材30は、と第2の網材30bより第1の網材30aの長さを長く構成されている。具体的には、網材30は、第2の網材30bの長さより第1の網材30aの長さを約1.5倍〜2倍長く構成され、第2の網材30bの長さが50cmである場合、第1の網材30aの長さが75cm〜1mである。このように、第1の網材30aは、第2の網材30bより長く構成されているため、一部を設置面に敷設することができる。敷設された第1の網材30aの一部とは、裾部34であり、裾部34に切込部36を設けられている。
また、第2の網材30bは、第1の網材30aより短く構成されているため、裾部35を設置面に突き刺すように埋設される。これにより、第2の網材30bは、固定用アンカーを用いずに設置面に固定することができる。
[結束部32]
図2に例示するように、結束部32は、例えば、ワイヤー、紐、ロープ、縄、粘着シート、又は、結束ひも等であり、第1の網材30aと第2の網材30bとを重ね合わせた状態で、重ね合わせた部分の一部を互いに結束している。実施例1の結束部32は、2つの網材30を重ね合わせた部分において、網材30の端部側の位置と、網材30の二股の支点となる位置とにそれぞれ配置している。また、結束部32は、網材30の幅方向において複数の位置に結束している。結束部32は、網材30の幅方向に連続的(網目一つ一つ)に配置してもよいし、既定の間隔をあけて部分的(既定の網目のみ)に配置してもよい。
[裾部34]
図1に例示するように、裾部34は、網材30のうち、結束部34から設置面と接触する端部までの長さが長い網材の端部であり、実施例1の裾部34は、第1の網材30aの設置面に配置する端部である。裾部34は、ねじり31aの軸方向と同じ方向に備えられた切り込み部分(切込部36)を備えている。裾部34は、切込部36を備えることにより、設置面の凹凸に沿うように配置することができる。これにより、裾部34は、部分的に設置面から浮き上がることなく配置することができ、野生動物100が第1の網材30aと設置面との間に潜り込むことを防止することができる。また、裾部34は、設置面に配置し固定用アンカー(不図示)を用いて固定されてもよい。
[裾部35]
図1に例示するように、裾部35は、網材30のうち、結束部34から設置面と接触する端部までの長さが短い網材の端部であり、実施例1の裾部35は、第2の網材30bの設置面に配置する端部である。裾部35は、設置面に突き刺して埋設することにより固定される。
[切込部36]
切込部36は、網材30のうち、結束部34から設置面と接触する端部までの長さが長い網材の端部に設けられている。実施例1の切込部36は、第1の網材30aの設置面に配置する端部に設けられている。切込部36は、ねじり31aの軸方向と同じ方向に設けられている。また、切込部36の切込量、及び、網材30幅方向に設ける数は、設置面の形状に合わせて適宜変更することができる。
このように、動物侵入防止装置1は、支持材10、網材30、結束部32、裾部34、裾部35、及び、切込部36を含み構成されている。
次に、実施例1の動物侵入防止装置1の設置方法を説明する。
図3は、実施例1における動物侵入防止装置1の設置方法(S10)を説明するフローチャートである。
図3に例示するように、ステップ100(S100)において、設置者は、合成樹脂製であり六角形の網目を備える網材を切断し、第1の網材30a、及び、第2の網材30bを形成する。
第1の網材30aを形成する場合、設置者は、例えば、網材を幅寸法1m〜2m、縦寸法1m〜3mの大きさに形成する。設置者は、既定の大きさに形成した網材のうち、設置面に配置する裾部34に切込部36を形成する。
第2の網材30bを形成する場合、設置者は、例えば、網材を幅寸法1m〜2m、縦寸法1.5m〜1mの大きさに形成する。なお、縦寸法において、第2の網材30bの大きさは、第1の網材30aの大きさより短く形成する。
ステップ105(S105)において、設置者は、結束部34を用いて第1の網材30a、及び、第2の網材30bを結束する。設置者は、第1の網材30aと第2の網材30bとのねじり31の軸方向が互いに同方向となるよう重ね合わせ、重ね合わせた部分の一部を結束する。設置者は、2つの網材30を重ね合わせた部分において、第1の網材30aと第2の網材30bと端部側の位置と、第1の網材30aと第2の網材30bとにおける二股の支点となる位置とを結束する。
ステップ110(S110)において、設置者は、設置面に支持材10を配置する。設置者は、支持材10の長さを適宜調節したものを設置面に配置する。このとき、設置者は、支持材10を設置面に固定する場合、支持材10の側壁面に支持材10を貫通する貫通孔(不図示)を設けて、固定用アンカー(不図示)で支持材10を設置面に固定してもよい。
ステップ115(S115)において、設置者は、結束した第1の網材30aと第2の網材30bとを設置面に配置する。設置者は、結束部32を支点として、結束した第1の網材30aと第2の網材30bとを相対的に互いに離間させ、ねじり31の軸方向に撓ませる。設置者は、結束部32を支点として二股状態に撓ませた状態で、結束した第1の網材30aと第2の網材30bとの二股となった間に、設置面に配置された支持材10を位置するよう、結束した第1の網材30aと第2の網材30bとを設置面に配置する。また、設置者は、第1の網材30aの裾部34を設置面に敷設し、第2の網材30bの裾部35を設置面に突き刺すよう埋設する。
なお、設置者は、第1の網材30aの裾部34を設置面に敷設する場合、固定用アンカー(不図示)を用いて裾部34を設置面に固定してもよい。
このように、設置者は、動物侵入防止装置1を設置面に設置することができる。
次に、実施例1の動物侵入防止装置1の設置形態を説明する。
図4は、動物侵入防止装置1を複数配置した場合を例示する斜視図であり、図5は、動物侵入防止装置1に野生動物100が侵入する状態を例示する図である。
図4に例示するように、動物侵入防止装置1は、網材30同士が隣接するよう設置面に複数配置されている。動物侵入防止装置1は、隣接する網材30同士が一続きとなるよう動物侵入防止装置1を配置することにより、網材30を幅方向に伸長することができる。また、動物侵入防止装置1は、複数配置して網材30を幅方向に伸長すると共に、網材30の配置する角度を個別に適宜設定することができる。このとき、結束部材(不図示)を用いて隣り合う網材30同士を結束してもよい。
次に、実施例1の動物侵入防止装置1の作用を説明する。
図5は、実施例1における動物侵入防止装置1の作用を説明する図であり、図5(A)は、動物侵入防止装置1の側面図であり、図5(B)は、図5(A)のA部の部分拡大図である。
図5(A)に例示するように、動物侵入防止装置1は、結束した第1の網材30aと第2の網材30bとを結束部32を支点として二股状態に撓ませて設置面に配置している。網材30のうち第1の網材30aは、設置面に対して傾斜した状態で配置し、裾部34を設置面に敷設している。
まず、野生動物100は、動物侵入防止装置1に侵入することにより、配置された第1の網材30aの上に侵入する。
次に、図5(B)に例示するように、侵入した野生動物100は、設置面に対して傾斜した状態で配置された第1の網材30aの上を歩くことにより、網目に脚が入り込む。野生動物100は、配置された第1の網材30aの網目に脚が入り込み歩行困難となるため、忌避効果が期待できる。さらに、野生動物100は、支持材10の付近となる位置に侵入するにしたがって、次第に第1の網材30aが設置面から離間するため足元が徐々に不安定になる。
このように、動物侵入防止装置1は、野生動物100の足元を不安定にすると共に網目に脚を入り込ませ歩行を妨げることにより、野生動物100に対して忌避させることが期待できる。
また、動物侵入防止装置1は、一般的な柵やフェンスのように支柱を用いて網材を固定するものではなく、網材30を自立させて配置する。動物侵入防止装置1は、網材30が手の力で撓ませることができ、手を離すと撓ませる前の形状に復元する硬さに構成されているため、例えば、積雪により網材30が撓み変形することがあっても、雪が解けることにより積雪前の状態に復元することができる。一方、支柱を用いて網材を固定する一般的な柵やフェンスでは、支柱が倒れると再度自然に復元することはない。このように、動物侵入防止装置1は、積雪に対しても有効である。
[実施例2]
次に、実施例2の動物侵入防止装置2の構成を説明する。なお、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
図6は、実施例2における動物侵入防止装置2の構成を説明する斜視図である。
図6に例示するように、動物侵入防止装置2は、支持材10、網材30、裾部34、切込部36、及び、固定用アンカー38、及び、固定用バンド39を含み構成されている。
[支持材10]
支持材10は、実施例1に記載の支持材10と略同様の機能、構成を有する。
支持材10の側壁面には、支持材10を貫通する貫通孔12を備えている。支持材10は、固定用アンカー38を貫通孔12に配置して設置面に固定されている。
また、支持材10の側壁面には、網材30と支持材10とを結束する固定用バンド39を配置する貫通孔13を備え、固定用バンド39を配置する位置に合わせて配置されている。支持材10は、固定用バンド39により網材30を固定され、固定用バンド39で固定された部分を支点として網材30をねじり31の軸方向に撓ませて支持している。また、支持材10は、網材30が自重でねじり31の軸方向に撓むような位置で支持している。
[網材30]
網材30は、実施例1に記載の第1の網材30aと略同様の機能、構成を有する。網材30は、支持材10により、網材30の一方の端部を設置面と離間して支持されている。具体的には、網材30は、固定用バンド39により支持材10に固定されており、ねじり31の軸方向に撓ませ設置面に対して傾けた状態で、支持材10に支持されている。言い換えると、網材30は、撓めた状態から撓める前の状態に復元する復元性能の高い方向に撓ませた状態で、支持材10に支持されている。
また、網材30は、網材30の他方の端部を設置面に配置され、設置面に配置された裾部34に切込部36を設けられている。
また、網材30は、例えばワイヤー、紐、ロープ、縄等の線条である弦37を用いて両方の端部を結束し、人為的に撓ませた状態を維持するよう構成してもよい。これにより、網材30の高さを維持することができる。
[固定用アンカー38]
固定用アンカー38は、支持材10に設けられた貫通孔12に挿通可能な形状であり、支持材10を固定することができる固定杭である。固定用アンカー38は、支持材10を固定できるならば、材質、大きさ等を特に限定せず適宜選択することができる。また、固定用アンカー38は、網材30と支持材10とを同時に固定してもよい。
[固定用バンド39]
固定用バンド39は、例えば、ワイヤー、紐、ロープ、縄、粘着シート、又は、結束ひも等である。固定用バンド39は、網材30と支持材10とを結束する固定用バンドであり、支持材10に設けられた貫通孔13に挿通可能な形状である。固定用バンド39は、網材30の幅方向において複数の位置に結束している。固定用バンド39は、網材30の幅方向に連続的(網目一つ一つ)に配置してもよいし、既定の間隔をあけて部分的(既定の網目のみ)に配置してもよい。
このように、動物侵入防止装置1は、支持材10、網材30、裾部34、切込部36、固定用アンカー38、及び、固定用バンド39を含み構成されている。
以上説明したように、本実施形態に係る動物侵入防止装置1は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された第1の網材30aと、設置面に配置され、設置面と網材30との間に位置し、設置面に対して傾斜した状態の網材30を支持する支持材10とを含み構成されている。動物侵入防止装置1は、網材30を複数本の線条をねじり合わせたねじり部分(ねじり31)の軸方向に撓ませた状態で、網材30の一方の端部を設置面と離間して配置されている。これにより、動物侵入防止装置1は、網材30を設置面に対して傾斜させて設置でき、網材30に侵入した野生動物100の足元を不安定にすることができる。さらに、動物侵入防止装置1は、網材30に設けられた網目の大きさが一部の網目の大きさが動物の脚が入り込む大きさに形成されている。これにより、動物侵入防止装置1は、網材30に侵入した野生動物100の足を網目に挿入を防止させることができる。
また、動物侵入防止装置1は、支持材10の高さが設置された状態における網材30の高さの2/3以下の高さに構成されているため、設置された場所の景観を妨げることなく網材30を配置することができる。
また、本実施形態に係る動物侵入防止装置は、可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された第2の網材30bと、第1の網材30a及び第2の網材30bを重ね合わせた状態で、重ね合わせた部分の一部を互いに結束した結束部32とをさらに含み構成されている。第1の網材30a及び第2の網材30bは、多角形状の網目を備えた合成樹脂の網材であり、ねじり31の軸方向が互いに同方向となるよう重ね合わせて、結束部32は、ねじり31の軸方向が互いに同方向となるよう重ね合わせ、結束部32により第1の網材30a及び第2の網材30bの重ね合わせた部分を結束されている。結束された第1の網材30a及び第2の網材30bは、結束部32を支点として互いに離間させ、ねじり31における軸方向に撓ませた状態で、他方の端部を設置面に配置している。これにより、動物侵入防止装置は、第1の網材30a及び第2の網材30bを自立させることができる。動物侵入防止装置は、2つの網材30を自立させることにより、網材30に侵入する野生動物100の動きに合わせて容易に振動し足元を不安定にさせることができる。よって野生動物100の忌避効果が期待できる。また、動物侵入防止装置は、2つの網材30を自立させることにより、積雪に対しても耐えることができきる。
また、動物侵入防止装置は、支持材10により、第1の網材30a及び第2の網材30bの結束部32を含む一方の端部を設置面と離間させて支持する構成により、第1の網材30a及び第2の網材30bの高さをより高くすることができる。
また、本実施形態に係る動物侵入防止装置は、第1の網材30a及び第2の網材30bのどちらか一方に設けられ、設置面に配置する端部に切り込み部分である切込部36を備えた裾部34をさらに含み構成されている。動物侵入防止装置は、結束部32から設置面と接触する端部までの長さが長い網材である第1の網材30aに裾部34を設け、切込部36をねじり部分の軸方向に配置している。これにより、動物侵入防止装置は、設置面の凹凸に対して裾部34を配置することができ、設置面と裾部34との間に野生動物100が潜り込むことを防止することができる。
また、本実施形態に係る動物侵入防止装置1は、電気柵に比べて、設備費、電気代、メンテナンス費を抑えることができる。また、動物侵入防止装置1は、電気柵のように電流を流すものでないため、専門的な知識がない設置者でも簡単に設置することができる。また、動物侵入防止装置1は、電気柵のように設備不良による漏電等を心配する必要もない。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、これらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
次に、上記実施例1における変形例1を説明する。
なお、変形例1では、上記実施例1と実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
[変形例1]
図7は、実施例1における変形例1を例示する斜視図である。
図7に例示するように、本変形例に係る動物侵入防止装置3は、支持材10、網材30、結束部32、裾部34、裾部35、及び、切込部36に加えて、導電性部材40及び電源装置50を備えている。
[導電性部材40]
第1の網材30a及び第2の網材30bの少なくとも一方に設けられ、結束部32を含む端部に導電性部材40を設けられている。導電性部材40は、第1の網材30aと第2の網材30bとの重ね合わせた部分に配置されている。本変形例1の導電性部材40は、第1の網材30a及び第2の網材30bの両方に設けられている。
導電性部材40は、導電性のある金属で構成され、線状(柵線)である場合、網材30に巻き付け配置、又は、網目に通して編むように配置することで、網材30と一体的に配置される。また、導電性部材40は、メッキ加工により網材30の線条表面に塗布されてもよい。導電性のある金属とは、例えば、アルミニウム合金、鉄、又は、ステンレス鋼である。また、導電性部材40は、網材30の一部を導電性のある合成樹脂材で構成してもよい。
導電性部材40は、例えば、網材30の幅方向において、網材30の幅寸法と略同じ幅寸法に網配置され、網材30の縦方向において、20cm〜30cmの寸法に配置されている。
[電源装置50]
電源装置50は、導電性部材40と電気的に接続され、電流を流すよう電力を供給す装置である。電源装置50は、出力用ケーブルとアース線とを備え、出力用ケーブルを導電性部材40に接続し、アース線を設置面に配置されている。電源装置50は、太陽電池、蓄電池(乾電池、バッテリー)、又は、外部電源から電流を導電性部材40に流してもよい。
このように、本変形例に係る動物侵入防止装置3は、第1の網材30a及び第2の網材30bの少なくとも一方に設けられ、第1の網材30a及び第2の網材30bの重ね合わせた部分に設けられた導電性部材40をさらに備えている。動物侵入防止装置3は、合成樹脂である網材30に導電性部材40を配置することにより、網材30を乗り越えようとする野生動物100に対して電気的な忌避効果が期待できる。また、網材30は、電気を通さない絶縁体であるため、設置面近傍に漏電することを防止することができる。
1 動物侵入防止装置
10 支持材
30 網材
31 ねじり
32 結束部
34、35 裾部
36 切込部
40 導電性部材

Claims (6)

  1. 可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材と、
    設置面に配置され、設置面と前記網材との間に位置し、設置面に対して傾斜した状態の該網材を支持する支持材と
    を有し、
    前記網材は、複数本の線条をねじり合わせたねじり部分の軸方向に撓ませた状態で、該網材の一方の端部を設置面と離間して配置され、
    前記支持材の高さは、設置された状態における前記網材の高さの2/3以下の高さに構成されている
    動物侵入防止装置。
  2. 可撓性を有する線条を複数ねじり合わせて構成された第2の網材と、
    前記網材及び前記第2の網材を重ね合わせた状態で、重ね合わせた部分の一部を互いに結束した結束部と
    をさらに有し、
    前記網材及び前記第2の網材の少なくとも一方に設けられた網目の大きさは、一部の網目の大きさが動物の脚が入り込む大きさに形成され、
    前記網材及び前記第2の網材は、多角形状の網目を備えた合成樹脂製の網材であり、ねじり部分の軸方向が互いに同方向となるよう重ね合わせ、
    前記結束部は、重ね合わせた前記網材及び前記第2の網材の重ね合わせた部分を結束し、
    前記網材及び前記第2の網材の他方の端部は、前記結束部を支点として互いに離間させ、ねじり部分の軸方向に撓ませた状態で設置面に配置され、
    前記支持材は、前記網材及び前記第2の網材の前記結束部を含む一方の端部を設置面と離間させ支持している
    請求項1に記載の動物侵入防止装置。
  3. 前記網材及び前記第2の網材のどちらか一方に設けられ、設置面に配置する端部に切り込み部分を備えた裾部
    をさらに有し、
    前記裾部に備えられた切り込み部分は、ねじり部分の軸方向に設けられ、
    前記裾部は、前記結束部から設置面と接触する端部までの長さが長い網材に設けられている
    請求項2に記載の動物侵入防止装置。
  4. 前記網材及び前記第2の網材の少なくとも一方に設けられ、該網材及び該第2の網材の重ね合わせた部分に設けられた導電性部材
    をさらに有する
    請求項3に記載の動物侵入防止装置。
  5. 可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材と、
    設置面より高く構成され、設置面と前記網材との間に位置し、該網材を設置面から離間させて支持する支持材と
    を有し、
    前記網材は、撓めた状態から撓める前の状態に復元する復元性能の高い方向に撓ませた状態で、該網材の一方の端部を設置面と離間して配置され、
    前記支持材は、前記網材の他方の端部を設置面に配置し、該網材を設置面に対して傾斜した状態で支持している
    動物侵入防止装置。
  6. 可撓性を有する複数本の線条を複数回ねじり合わせて構成された網材と、可撓性を有する線条を複数ねじり合わせて構成された第2の網材とを重ね合わせた状態で、重ね合わせた部分の一部を互いに結束する工程と、
    結束された部分を支点としてねじり部分の軸方向に撓ませ互いに離間させた前記網材及び前記第2の網材の間に、設置面に配置された支持材を位置するよう、該網材及び該第2の網材を設置面に配置する工程と
    を有する設置方法。
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