JP2017174198A - 携帯端末、情報処理方法、及びプログラム - Google Patents

携帯端末、情報処理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】携帯端末のユーザに操作情報を通知することによる利便性向上と、表示画面の有効利用とのバランスを取る技術を提供する。【解決手段】表示部20は、表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示する。判定部41は、キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定する。通知部42は、キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知する。【選択図】図1

Description

本発明は、携帯端末、情報処理方法、及びプログラムに関し、特に携帯端末においてメール等の文字入力操作を支援する技術に関する。
従来、操作方法を案内する情報を表示する装置が知られている。特許文献1においては、ユーザの習熟度に応じた操作ガイドを、ディジタル複合機の操作画面内に表示する技術が開示されている。
特開2009−259127号公報
一般にディジタル複合機の操作表示画面には、予め定められた所定の操作をユーザに選択させるための画面が表示され、操作表示画面に表示項目は予め定まっていると考えられる。一方、スマートフォン等の携帯端末において例えば文字入力を実行するときには、ユーザがどのような文字を入力するかを予め定めておくことはできない。したがって、携帯端末の操作表示画面に操作方法を案内する情報を表示することは、必ずしも常にユーザの利便性を向上させるとは限らない。そのような情報の表示によって、携帯端末の限られた表示領域が占められ、ユーザが所望する情報や、少なくともその一部が遮蔽されてしまう可能性があるからである。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、携帯端末のユーザに操作情報を通知することによる利便性向上と、表示画面の有効利用とのバランスを取る技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、携帯端末である。この携帯端末は、表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示する表示部と、前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定する判定部と、キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが前記複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知する通知部と、を備える。
前記通知部は、マッチした基準パターンに関連付けられた位置における前記キー入力領域の表示態様を変更して前記表示部に表示させてもよい。
前記通知部は、前記表示部の表示領域において前記キー入力領域とは異なる表示領域に、前記情報を表示させてもよい。
前記通知部は、前記表示部の表示領域における入力されたキーの表示領域に、前記情報を表示させてもよい。
前記通知部は、前記情報の表示領域が入力されたキーの表示と重畳する場合、重畳部分の広さに基づいて前記情報の表示領域の透明度を変更して前記表示部に表示させてもよい。
前記通知部は、前記キー入力領域に入力されるキー入力の速度に応じて、前記情報を通知するタイミングを変更してもよい。
前記通知部は、前記キー入力領域に表示するキーボードの種類に応じて、前記情報の通知態様を変更してもよい。
前記携帯端末のユーザの個人情報を格納する記憶部から前記個人情報を取得する個人情報取得部をさらに備えてもよく、前記通知部は、前記個人情報に基づいて、前記情報の通知態様を変更してもよい。
前記通知部は、前記個人情報に基づいて、前記表示部に表示させる前記情報のフォントを変更してもよい。
音声を出力する音声出力部をさらに備えてもよく、前記通知部は、前記情報を前記音声出力部に出力させることで前記情報を通知してもよい。
前記通知部は、過去に前記情報を通知した回数に基づいて、通知態様を変更してもよい。
前記判定部は、前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンを基準パターンと比較することによりキー入力状況を取得する状況取得部と、前記キー入力状況に基づいて決定したユーザのキー入力の習熟度を管理する習熟度管理部と、を備えてもよい。
本発明の第2の態様は、情報処理方法である。この方法は、表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示するステップと、前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定するステップと、キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが前記複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知するステップと、をプロセッサが実行する。
本発明の第3の態様は、プログラムである。このプログラムは、コンピュータに、表示部の表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示させる機能と、前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定する機能と、キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが前記複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知する機能と、を実現させる。
本発明によれば、携帯端末のユーザに操作情報を通知することによる利便性向上と、表示画面の有効利用とのバランスを取ることができる。
携帯端末の機能構成を模式的に示す図である。 携帯端末の表示部に表示される画面の一例を示す図である。 基準パターンテーブルの一例を示す図である。 失敗テーブル及び成功テーブルの一例を示す図である。 失敗テーブル及び成功テーブルの他の例を示す図である。 携帯端末の表示部に表示される画面の別の例を示す図である。 透明度管理テーブルの一例を示す図である。 通知猶予時間管理テーブルの一例を示す図である。 個人情報管理テーブルの一例を示す図である。 通知回数に基づく通知態様の制御テーブルの一例を示す図である。 携帯端末の動作フローチャートである。
<携帯端末1の機能構成>
図1は、実施の形態に係る携帯端末1の機能構成を模式的に示す図である。携帯端末1は、スマートフォンやタブレットPC(Personal Computer)等である。このため、表示部20は、例えば液晶パネルや有機EL(electroluminescence)パネルとタッチパネルとが一体となったタッチスクリーンである。表示部20は、表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示する。携帯端末1において、キー入力は、表示部20に表示されたソフトウェアキーボードを用いてユーザにより行われる文字、数字及び記号等の入力動作である。
図1に示すように、携帯端末1は、受付部10、表示部20、音声出力部21、記憶部30、及び制御部40を有する。
表示部20は、ユーザに提示する情報を表示するディスプレイであるとともに、ユーザからのキー入力を受け付ける入力インタフェースでもある。受付部10は、表示部20に表示された仮想のソフトウェアキーボードであり、ユーザのキー入力操作に基づいて、文字、数字及び記号等の入力を受け付ける。音声出力部21は、ユーザに提示する情報を音声で出力するスピーカーである。
記憶部30は、不揮発性メモリ(例えばフラッシュメモリ)及び揮発性メモリ(例えばRAM(Random Access Memory))を含んでいる。不揮発性メモリには、制御部40が実行するプログラムが記憶されている。また、不揮発性メモリには、ユーザによるキー入力の状況を判定するために用いられる複数の基準パターンを示す基準パターンテーブル、キー入力の失敗内容を示す失敗テーブル、キー入力の成功内容を示す成功テーブル、キー入力が成功した日時、キー入力が失敗した日時、及びキー入力が成功したか否かの判定結果等の情報が記憶される。不揮発性メモリは、制御部40がプログラムを実行する際にワークメモリとして用いられる。
図2(a)−(b)は、実施の形態に係る携帯端末1の表示部20に表示される画面の一例を示す図である。図2(a)は、ユーザが携帯端末1でキーを入力するときの画面の一例を示しており、この画面には入力された文字が表示される文字表示領域201、単語の候補が表示される候補表示領域202、及びキーを表示するキー入力領域203が含まれる。
図2(b)は、アドバイス表示領域204にアドバイスを示す情報が表示されている状態の画面を示している。携帯端末1は、ユーザによるキー入力の状況に基づいて、ユーザがキー入力を適切に行えないと判定した場合に、図2(b)に示すようなアドバイスを表示させる。
制御部40は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部40は、判定部41、通知部42、測定部43、及び個人情報取得部44を有する。
判定部41は、受付部10が受け付けたキー入力のパターンを、記憶部30に記憶された基準パターンと比較することによりキー入力状況を判定する。より具体的には、判定部41は、キー入力領域203に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定する。
図3は、記憶部30に記憶されている基準パターンテーブルの一例である。基準パターンテーブルは、各基準パターンを特定するための基準パターンID(Identification)と、基準パターンの内容とを対応づけて記憶している。基準パターンテーブルは、判定部41の状況取得部411により参照され、例えば、入力すべき文字、数字又は記号の種別を含んでいる。基準パターンは、図3に示すようなルールを示すパターンに限られず、多様な態様とすることができる。例えば、操作ログデータに基づく機械学習により得られる、失敗確率が高い入力パターン群、及び成功確率が高い入力パターン群を基準パターンとしてもよい。
図4Aは、記憶部30に記憶されている失敗テーブル及び成功テーブルの一例である。失敗テーブル及び成功テーブルは、判定部41内の状況取得部411及び習熟度管理部412により参照される。図4A(a)に示す失敗テーブルにおいては、失敗IDと失敗内容とが関連付けられている。図4A(b)に示す成功テーブルにおいては、成功IDと成功内容とが関連付けられている。
図4Bは、記憶部30に記憶されている失敗テーブル及び成功テーブルの他の例である。図4B(a)に示す失敗テーブルにおいては、失敗ID及び失敗内容に、対応する基準パターンが関連付けられている。図4B(b)に示す成功テーブルにおいては、成功ID及び成功内容に、対応する失敗IDが関連付けられている。このように、一つの成功IDに対して複数の失敗IDが関連付けられるようにしてもよい。逆に、複数の成功IDに対して一つの失敗IDが関連付けられるようにしてもよい。
図1の説明に戻る。通知部42は、キー入力領域203に入力されたキー入力のパターンが複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知する。
上述したように、「基準パターン」は、ユーザによるキー入力の状況を判定するために用いられるパターンである。例えば図3に示す基準パターンテーブルのうち基準パターンIDが1Pで示されるパターンは、「句点を入力する位置で5秒以内に句点を入力できたか?」という状況を示している。通知部42は、ユーザによる文字入力の状況が、各基準パターンにおいてアドバイスをすべき状況であるときユーザにアドバイスを通知する。
一般に、ユーザにアドバイスをすべき状況とは、ユーザによる文字入力が滞っている状況、いわばユーザが文字入力に躓いているような状況である。したがって、本明細書において「基準パターンにマッチする」とは、状況取得部411が、ユーザによるキー入力が図4A及び図4Bに示すような失敗テーブルに示す状況にマッチすると判定した場合を意味する。
<通知部42による通知>
以下、通知部42が携帯端末1のユーザに対して通知する情報についてより詳細に説明する。
[通知の位置]
通知部42は、マッチした基準パターンに関連付けられた位置におけるキー入力領域203の表示態様を変更して表示部20に表示させる。例えば図2(b)は、状況取得部411が図3に示す基準パターンテーブルのうち基準パターンIDが5Pで示されるパターンにマッチした場合に通知部42が通知する情報の一例を示している。すなわち図2(b)に示す例は、状況取得部411によってユーザが文字入力を確定できていないと判定された場合に通知部42が表示部20に表示させる表示画面を示している。
図2(b)に示す例において、文字入力を確定するためのキーはキー入力領域203の図中右下に位置する。したがって、通知部42は、キー入力領域203の確定キーを例えば矩形の枠で囲むことにより、その表示態様を他の入力キーとは変更して表示部20に表示させている。このように、通知部42が、キー入力領域203において基準パターンと関連する位置のキーの表示態様を変更するので、文字入力に躓いている状況に置かれたユーザは、操作すべき入力キーを一見して把握することができる。通知部42によるこのようなアドバイスの提示態様は、携帯端末1におけるキー入力デバイスがハードウェアキーボードではなく、表示部20の表示領域の一部に表示されるソフトウェアキーボードであるキー入力領域203であるが故に容易に実現できることである。
通知部42は、表示部20の表示領域においてキー入力領域203とは異なる表示領域にも、アドバイスを示す情報を表示するアドバイス表示領域204を表示する。図2(a)を参照して説明したように、ユーザが携帯端末1でキーを入力するときの画面には、文字表示領域201、候補表示領域202、及びキー入力領域203が含まれる。したがって、通知部42が表示部20の表示領域においてアドバイス表示領域204を表示する位置の候補としては、文字表示領域201と候補表示領域202との少なくともいずれか一方となる。
ここで候補表示領域202は、単語の候補が表示される領域であり、ユーザが文字入力をする際に頻繁に注目する領域であると考えられる。一方、文字表示領域201は、既に入力が確定した文字が表示される領域であり、「文字入力の際にユーザに注目されるか否か」という観点から考えると、候補表示領域202よりも注目度は低いと考えられる。したがって、通知部42が表示部20の表示領域においてアドバイス表示領域204を表示する位置としては、文字表示領域201の方が好ましい。
そこで通知部42は、表示部20の表示領域における文字表示領域201に、アドバイスを示す情報を表示させる。図2(b)に示す例では、「右下の確定キーを押すと文が確定されます。」という文字列が、アドバイスを示す情報としてアドバイス表示領域204に表示されている。そしてアドバイス表示領域204は、文字表示領域201に重畳して表示されている。これにより、ユーザは文字入力の際に重要となる単語の候補が表示される候補表示領域202がアドバイス表示領域204によって遮られることなく、アドバイスを閲覧することができる。
図2(a)−(b)は、文字表示領域201に「あ」という一文字のみが表示されている例を示している。文字表示領域201の大部分は空きスペースとなっているため、アドバイス表示領域204と文字表示領域201とが重畳していても、文字表示領域201に表示されている文字とアドバイス表示領域204に表示されている文字列とは実質的には重畳していない。しかしながら、文字表示領域201に表示される文字の数が多い場合には、文字表示領域201に表示されている文字列の上にアドバイス表示領域204に表示されている文字列が重なることも起こりうる。このような場合、通知部42は、文字表示領域201に表示されている文字列の上にアドバイス表示領域204に表示されている文字列のうち、文字表示領域201に表示されている文字列に重なる部分の文字列に対応するアドバイス表示領域204の表示領域の透明度を変更する。この結果、文字表示領域201に表示されている文字は、アドバイス表示領域204を透過して表示される。
ここで「透明度」とは、通知部42が表示部20に2つの異なるオブジェクトを重ねて表示する際に、ユーザの視点側に配置されたオブジェクトが、ユーザの視界から遮蔽している他のオブジェクトをどの程度透過させてユーザに提示するかを示す指標である。透明度は、例えば0%〜100%までの百分率で表現される。あるオブジェクトの透明度が0%のとき、そのオブジェクトは他のオブジェクトをユーザの視点から完全に遮蔽する。反対に、あるオブジェクトの透明度が100%のとき、そのオブジェクトは他のオブジェクトを完全に透過させる。
図5は、実施の形態に係る携帯端末1の表示部20に表示される画面の別の例を示す図である。図5に示す例は、文字表示領域201に表示されている文字列と、アドバイス表示領域204に表示されている文字列とが重なっている場合の例を示している。より具体的には、図5に示す例において、文字表示領域201には「昨日は遅くまでご対応いただきまして、まことにありがとうございました」という文字列が表示されている。またアドバイス表示領域204には「右下の確定キーを押すと文が確定されます」という文字列が表示されている。このうち文字表示領域201における「きまして、まことにありがとうございました」という文字列は、その表示位置がアドバイス表示領域204と重畳している。そこで通知部42は、アドバイス表示領域204の透明度を変更し、文字表示領域201における「きまして、まことにありがとうございました」という文字列も表示部20に表示されるようにしている。
これにより、ユーザは入力が確定した文字列とアドバイスを示す情報とを同時に確認することができる。なお、候補表示領域202は文字表示領域201及びアドバイス表示領域204と重なっていないため、ユーザはアドバイスと入力が確定した文字列に加えて、単語の候補も同時に確認することができる。
図5は、アドバイス表示領域204の透明度が50%に設定されている場合の例を示している。このため、文字表示領域201における「きまして、まことにありがとうございました」という文字列は、残りの文字列である「昨日は遅くまでご対応いただ」の50%の輝度となっている。
ここで通知部42は、アドバイス表示領域204が文字表示領域201と重畳する場合、重畳部分の広さに基づいてアドバイス表示領域204の透明度を変更して表示部20に表示させてもよい。より具体的には、通知部42は、アドバイス表示領域204のうち文字表示領域201と重畳する領域が広い場合は、狭い場合よりも透明度を大きくするようにしてもよい。
図6は、実施の形態に係る通知部42が参照する透明度管理テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。図6に示す透明度管理テーブルの例では、2つのオブジェクトの重複率が4つの区分に分類されており、各分類に対応づけてオブジェクトの透明度が格納されている。図6に示す透明度管理テーブルにおいて、重複率はO1、O2、及びO3の順に大きくなる。また透明度Tr1、Tr2、Tr3、及びTr4も、この順に大きくなる。透明度管理テーブルを参照して取得した透明度にしたがい、通知部42はアドバイス表示領域204のうち文字表示領域201と重畳する領域が広いほどアドバイス表示領域204に設定する透明度を大きくし、狭いほど透明度を小さくする。これにより、アドバイスの提示と、文字表示領域201の文字列の視認性とのバランスを取ることができる。
通知部42は、文字表示領域201に表示される文字列とアドバイス表示領域204に表示される文字列とが重畳する領域が小さくなるように、アドバイス表示領域204の表示位置を設定してもよい。文字表示領域201において、入力が確定した文字列は、図5中左上側から順に表示される。したがって通知部42は、アドバイス表示領域204を文字表示領域201において図5中下側に表示するようにする。あるいは、通知部42は、文字表示領域201における空白領域を画像解析によって特定し、特定した空白領域とアドバイス表示領域204との重畳部分が広くなるように、アドバイス表示領域204を表示するようにしてもよい。これにより、文字表示領域201に表示される文字列とアドバイス表示領域204に表示される文字列との重畳部分が少なくなり、各文字列の視認性を向上することができる。
[通知のタイミング]
続いて、通知部42がアドバイスを示す情報をユーザに通知するタイミングについて説明する。
通知部42は、判定部41内の状況取得部411によってユーザの入力操作がある基準パターンにマッチしたと判定された後に所定の時間が経過することを契機として、マッチした基準パターンの種類に応じたアドバイスを示す情報を表示部20に表示させる。ここで「所定の時間」とは、通知部42がアドバイスを示す情報をユーザに通知するタイミングを表す通知猶予時間である。この時間は、ユーザが自分自身で入力の躓きを克服する可能性を鑑みて、ユーザが文字を入力するまでに許容される時間とも言える。なお、状況取得部411によってユーザの入力操作がある基準パターンにマッチしたと判定されることを契機として、測定部43は時間計測を開始する。通知部42は、測定部43が計測した時間を参照することで、経過時間を取得することができる。
通知部42は、キー入力領域203に入力されるキー入力の速度に応じて、通知猶予時間を変更する。より具体的には、通知部42は、キー入力領域203に入力されるキー入力の速度が早いほど通知猶予時間を短くし、アドバイスを示す情報を早く通知する。
図7は、実施の形態に係る通知部42が参照する通知猶予時間管理テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。図7に示す通知猶予時間管理テーブルの例では、文字入力速度が3つの区分に分類されており、各分類に対応づけて通知猶予時間が格納されている。図7に示す通知猶予時間管理テーブルにおいて、文字入力の速度はS1とS2とはこの順に早くなる。また通知猶予時間T1、T2、及びT3は、この順に短くなる。
一般に、文字入力の速度はユーザの文字入力の習熟度と相関があると考えられる。すなわち、文字入力に習熟したユーザほど、文字入力の速度が速いと考えられる。反対に、文字入力に慣れていないユーザは文字入力の速度が遅いと考えられる。したがって、キー入力の速度によらずに通知猶予時間を一律に設定すると、例えば文字入力に習熟していないユーザが文字入力をしているときに、そのユーザが文字入力に躓いていないときであっても、表示部20にアドバイスが表示されるということも起こりかねない。通知部42が通知予告時間管理テーブルを参照して取得した通知予告時間にしたがうことにより、通知部42は、ユーザのキー入力の速度が遅いほどアドバイスを示す情報を遅く通知することになる。これにより、無用なアドバイスが通知されることを抑制できる。
なお、文字入力に習熟しているユーザは、仮に文字入力に躓いたとしても自分自身の力で解決できる可能性もあり得る。このような場合、ユーザは通知部42が表示部20に表示させるアドバイスを見てではなく、自分自身の力で躓きを解決した方が、ユーザの習熟度向上の観点から効果が大きいと考えられる。そこで通知部42は、キー入力領域203に入力されるキー入力の速度が早いほど通知猶予時間を長くし、アドバイスを示す情報を遅く通知してもよい。これにより、ユーザの文字入力の習熟度向上の機会を提供することができる。
[利用状況に応じた通知態様の変更]
以上、通知部42によるアドバイスを示す情報の通知場所及び通知タイミングについて説明した。通知部42は、ユーザの携帯端末1の利用状況に応じてアドバイスの通知態様を種々変更する。以下、ユーザによる携帯端末1の利用状況に応じたアドバイスの通知態様の変更について説明する。
上述したように、実施の形態に係る携帯端末1はスマートフォンやタブレットPCであり、ユーザは表示部20に表示されるソフトウェアキーボードを用いて文字入力を実施する。ハードウェアキーボードと異なり、ユーザはソフトウェアキーボードを好みに応じて簡単に変更することができる。また、携帯端末1の表示部20の表示領域が狭い場合には、例えば日本語入力、数字入力、又はローマ字入力等のための専用のソフトウェアキーボードが用意され、ユーザは入力したい文字列の種類に応じてキーボードを切り替えながら文字入力を実施することも多い。
ソフトウェアキーボードの種類が異なれば、当然ながら表示部20に表示されるキーボードのレイアウトや表示されるキーも異なる。例えば状況取得部411が図3に示す基準パターンテーブルのうち基準パターンIDが5Pで示されるパターンにマッチした場合であっても、日本語入力用のキーボードとローマ字入力用のキーボードとでは、「確定キー」の配置場所が異なる。そこで通知部42は、キー入力領域203に表示するキーボードの種類に応じて、アドバイスを示す情報の通知態様を変更する。これにより、ユーザが文字入力に使用中のソフトウェアキーボードの種類に適したアドバイスを提供することができる。
また携帯端末1であるスマートフォンやタブレットPCは近年爆発的に普及しており、携帯端末1は老若男女問わず多くの人に用いられるようになってきている。このため、通知部42が表示部20に表示させるアドバイスを示す情報も、携帯端末1を使用するユーザに合わせてカスタマイズした方が好ましい。
そこで記憶部30は、携帯端末1のユーザの個人情報を格納する。通知部42は、記憶部30から携帯端末1のユーザの個人情報を取得する。
図8は、実施の形態に係る通知部42が参照する個人情報管理テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。図8に示すように、個人情報管理テーブルには、携帯端末1のユーザを特定するためのユーザ識別情報、ユーザ氏名や年齢等の個人情報が格納されている。なお、ユーザ識別情報とは、携帯端末1が電話機能を有する場合にはその電話番号であってもよい。また、ユーザが通信回線を利用するために通信サービスの提供者と契約している場合には、その提供者が発行するユーザ識別子であってもよい。
携帯端末1がスマートフォンの場合には、一般にその表示部20の表示領域は狭い。このため、年齢の若いユーザでは視認できる文字サイズでアドバイスを示す情報を表示部20に表示しても、携帯端末1のユーザが高齢の場合には視認しづらくなる場合もあると考えられる。
そこで通知部42は、携帯端末1のユーザの年齢に応じて、表示部20に表示させるアドバイスを示す情報のフォントサイズを変更する。より具体的には、通知部42は、携帯端末1のユーザの年齢が高い場合には、低い場合よりも表示部20に表示させる文字のフォントサイズを大きくする。これにより、携帯端末1のユーザの視覚特性に適した文字サイズで情報を提供することができる。
また図8に示すように、個人情報管理テーブルには、携帯端末1のユーザが登録したときには携帯端末1のユーザの色覚特性も格納される。ここで「ユーザの色覚特性」とは、そのユーザの色の見え方の特性を示す情報である。通知部42は表示部20にアドバイスを示す情報を表示させるが、表示させた情報がユーザに気づかれないことにはアドバイスを提供するという目的を達成しづらい。そこで通知部42は、表示部20に表示させるアドバイスを示す情報のフォント色を変更し、その情報を目立たせる。しかしながら、例えば多くのユーザにとっては目立つ色であっても、例えば色弱のユーザには目立つ色ではないこともあるかもしれない。
そこで通知部42は携帯端末1のユーザの色覚特性の種類に応じて、表示部20に表示させるアドバイスを示す情報の文字列のフォント色を変更したり、フォント色の変更に代えて、あるいはこれに加えて、文字列を点滅させたりする。これにより、携帯端末1のユーザの色覚特性に適した情報の提示をすることができる。
[音声によるアドバイスの通知]
以上、通知部42が、アドバイスを示す情報を表示部20に画像として表示させる態様について主に説明した。通知部42は、アドバイスを示す情報を表示部20に画像として表示させる態様に加えて、情報を音声出力部21に音声として出力させてもよい。これにより、ユーザが仮に表示部20に表示されたアドバイスを示す情報を見落としていたとしても、ユーザは聴覚によってアドバイスの提供を受けることができる。
[通知回数に応じた通知態様の変更]
以上、ユーザの入力動作が複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知部42が通知する場合について説明した。これにより文字入力に行き詰まったユーザにアドバイスを通知できる点で効果がある。一方で、同じアドバイスを繰り返し提示し続けると、ユーザによっては煩雑に感じることもあり得ると考えられる。
そこで通知部42は、過去にユーザに対してアドバイスを通知した回数に応じて、新たにユーザに通知するアドバイスの通知態様を変更する。
図9は、実施の形態に係る通知部42が参照する、通知回数に基づく通知態様の制御テーブルのデータ構造を模式的に示す図である。図9に示すように、通知回数に基づく通知態様の制御テーブルは、基準パターンごとに通知回数と通知情報との関係を記憶している。より具体的には、図9に示す例では基準パターンIDがIPで示されるパターンの数と通知情報との関係が図示されている。図3に示すように基準パターンIDが1Pで示されるパターンは、「句点を入力する位置で5秒以内に句点を入力できたか?」という状況を示すパターンである。したがって、通知部42は、句読点の入力に躓いているユーザに対してアドバイスを通知する場合において、過去に同様のアドバイスを通知した回数がN1回未満の場合には、「右下の句読点キーを2回押して“。”を選択します」という文字情報を表示部20に表示させるとともに、ソフトウェアキーボードの句読点入力キーを強調する。N1回以上N2回未満の場合、通知部42は、「“。”は右下にあります」という短めのアドバイスを表示部20に表示させ、句読点入力キーを強調する。
アドバイスの提示回数がさらに増加し、過去に同様のアドバイスを通知した回数がN2回以上N3回未満となると、通知部42はアドバイスを示す文字情報は表示部20に表示させず、ソフトウェアキーボードの句読点入力キーの強調のみを実行する。アドバイスの提示回数がN3以上となると、通知部42はいずれの通知処理も実行しない。これにより、携帯端末1のユーザにアドバイスを通知することにより、利便性向上とアドバイスの通知による煩雑さの増加とのバランスを取ることができる。
<キー入力状況の取得>
以上、通知部42によるアドバイスの通知について説明した。続いて、通知部42がアドバイスを通知するか否かの根拠となるキー入力状況の取得についてより詳細に説明する。
上述したとおり、判定部41中の状況取得部411が、キー入力領域203に入力されたキー入力のパターンを基準パターンと比較することによりキー入力状況を取得する。ここで「キー入力状況」は、ユーザによるキー入力の質に対応しており、例えば、キー入力が成功しているか失敗しているかに関する状況である。判定部41は、図3に示すような複数の基準パターンに基づいて、どの基準パターンに対応するキー入力操作が成功しているか又は失敗しているかを判定する。
状況取得部411は、例えば、ユーザがキー入力した文字列を解析して、最後に入力された文節が、文末を示す表現で終わっている場合、図3の基準パターンテーブルにおける「句点を入力する位置で5秒以内に句点を入力できたか?」という基準パターンIDが1Pの基準パターンを選択する。状況取得部411は、基準パターン1Pに基づいて、ユーザが最後にキー入力してからの経過時間を計測し、基準パターンにおいて定められた時間(本例においては5秒)以内に句点が入力されたか否かを判定する。
状況取得部411は、定められた時間以内に句点が入力されなかった場合に、キー入力に失敗したと判定し、例えば図4A(a)に示す失敗テーブルに含まれる複数の失敗IDのうち、該当する失敗IDである1Fを特定する。状況取得部411は、特定した失敗IDを、日時に関連付けて記憶部30に記憶させる。また、状況取得部411は、定められた時間以内に句点が入力された場合に、キー入力に成功したと判定し、図4A(b)に示す成功テーブルに含まれる複数の成功IDのうち、該当する成功IDである1Sを特定する。状況取得部411は、特定した成功IDを習熟度管理部412に通知するとともに、日時に関連付けて記憶部30に記憶させる。
状況取得部411は、複数の基準パターンに対応する失敗が検出された場合、予め定められた優先順位に基づいて、複数の失敗IDのうち、習熟度管理部412に通知する失敗IDを選択してもよい。例えば、状況取得部411は、句点を入力する可能性及び濁点を入力する可能性の両方がある位置において、所定の時間にわたってユーザがキー入力を行わない場合、優先順位が高いIDが1Fの失敗IDを習熟度管理部412に通知する。
習熟度管理部412は、キー入力状況に基づいて決定したユーザのキー入力の習熟度を管理する。習熟度管理部412は、例えば、ユーザにより過去に行われたキー入力履歴により決定された習熟度を、直前のキー入力が成功したか失敗したかに基づいて更新した後に、時間の経過とともに習熟度を低下させるように変更する。習熟度管理部412は、例えば、所定の周期で習熟度を更新する。習熟度管理部412は、所定の時間帯に習熟度を更新したり、所定のユーザ操作が行われたタイミングで更新したりしてもよい。
習熟度管理部412は、基準パターンの種別ごとに習熟度を決定する。習熟度管理部412は、例えば、「句点を入力する」、「濁点を入力する」等の操作項目ごとに習熟度を決定する。また、習熟度管理部412は、所定の期間内にキー入力に成功した回数が多いほど習熟度を高くし、キー入力に失敗した回数が多いほど習熟度を低くする。習熟度管理部412は、例えば、キー入力に成功するたびに最新の習熟度の値に所定の値を加算し、キー入力に失敗するたびに最新の習熟度の値から所定の値を減算することにより習熟度を更新する。習熟度管理部412は、更新した習熟度を通知部42に通知する。
[携帯端末1の動作フローチャート]
図10は、携帯端末1の動作フローチャートである。本フローチャートにおける処理は、例えば携帯端末1が起動したときに開始する。
表示部20は、表示領域に文字表示領域201及びキー入力領域203を表示する(S2)。受付部10は、ユーザがキー入力領域203で入力したキー入力のパターンを取得する(S4)。測定部43は、ユーザがキー入力領域203で実施したキー入力の速度を計測する(S6)。判定部41は、受付部10が取得したキー入力のパターンを、所定の基準パターンと比較する(S8)。受付部10が取得したキー入力のパターンが所定の基準パターンとマッチしていない場合(S10のNO)、ステップS4に戻って受付部10はキー入力のパターンの取得を継続する。
受付部10が取得したキー入力のパターンが所定の基準パターンとマッチしている場合(S10のYES)、通知部42は、ユーザが表示部20に表示させているソフトウェアキーボードの種類を取得する(S12)。通知部42は、記憶部30を参照して携帯端末1のユーザの個人情報を取得する(S14)。通知部42が表示部20の文字表示領域201に重畳して表示するアドバイス表示領域204に含まれる文字情報が、文字表示領域201に表示された入力確定文字列と重複する場合(S16のYES)、通知部42は、アドバイス表示領域204の透明度を変更し(S18)、アドバイスを示す文字情報を表示部20に表示させる(S20)。通知部42が表示部20の文字表示領域201に重畳して表示するアドバイス表示領域204に含まれる文字情報が、文字表示領域201に表示された入力確定文字列と重複しない場合は(S16のNO)、通知部42は、アドバイス表示領域204の透明度を変更することなく、アドバイスを示す文字情報を表示部20に表示させる(S20)。
ユーザによるキー入力が終了するまでの間(S22のNO)、ステップS4に戻って
ステップS4からステップS20までの処理を繰り返す。ユーザによるキー入力が終了すると(S22のYES)、本フローチャートにおける処理は終了する。
[本発明の実施の形態における効果]
以上説明したように、本発明の実施の形態においては、ユーザによる文字入力のパターンが予め定められたアドバイスすべき基準パターンとマッチする場合にのみ、その基準パターンに応じたアドバイスがユーザに通知されるので、操作情報の通知による利便性向上と、表示画面の有効利用とのバランスを取ることができる。
また、マッチした基準パターンに応じて、ユーザが操作すべきキー入力領域203の箇所が表示部20に通知されるので、ユーザは一見して操作すべき箇所を把握することができる。加えて、基準パターンに応じたアドバイスを示す文字情報を表示するアドバイス表示領域204が、キー入力領域203とは異なる領域である文字表示領域201に表示されるので、ユーザは、アドバイスの表示によってキー入力領域203における操作が邪魔されることなく、アドバイスを確認することができる。また、基準パターンに応じたアドバイスを示す文字情報が、文字表示領域201において表示されている文字列と重なる場合には、アドバイス表示領域204の透明度が上がるため、ユーザはアドバイスと文字表示領域201の文字列との両方を確認することができる。
さらに、ユーザの文字入力の早さに応じてアドバイスの通知のタイミングが変更されるので、各ユーザに適したタイミングでアドバイスを通知することができる。またユーザの年齢や色覚特性に応じてアドバイスのフォントが変更されるので、各ユーザの適した文字サイズや文字色でアドバイスを通知することができる。
同様のアドバイスを過去に通知した回数に応じて通知する情報の量を変更するため、アドバイスを通知することにより利便性向上と、アドバイスの通知による煩雑さの増加とのバランスを取ることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
1・・・携帯端末
10・・・受付部
20・・・表示部
21・・・音声出力部
30・・・記憶部
40・・・制御部
41・・・判定部
42・・・通知部
43・・・測定部
44・・・個人情報取得部
201・・・文字表示領域
202・・・候補表示領域
203・・・キー入力領域
204・・・アドバイス表示領域
411・・・状況取得部
412・・・習熟度管理部

Claims (14)

  1. 表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示する表示部と、
    前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定する判定部と、
    キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが前記複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知する通知部と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  2. 前記通知部は、マッチした基準パターンに関連付けられた位置における前記キー入力領域の表示態様を変更して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。
  3. 前記通知部は、前記表示部の表示領域において前記キー入力領域とは異なる表示領域に、前記情報を表示させることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯端末。
  4. 前記通知部は、前記表示部の表示領域における入力されたキーの表示領域に、前記情報を表示させることを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 前記通知部は、前記情報の表示領域が入力されたキーの表示と重畳する場合、重畳部分の広さに基づいて前記情報の表示領域の透明度を変更して前記表示部に表示させることを特徴とする請求項4に記載の携帯端末。
  6. 前記通知部は、前記キー入力領域に入力されるキー入力の速度に応じて、前記情報を通知するタイミングを変更することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の携帯端末。
  7. 前記通知部は、前記キー入力領域に表示するキーボードの種類に応じて、前記情報の通知態様を変更することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の携帯端末。
  8. 前記携帯端末のユーザの個人情報を格納する記憶部から前記個人情報を取得する個人情報取得部をさらに備え、
    前記通知部は、前記個人情報に基づいて、前記情報の通知態様を変更する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の携帯端末。
  9. 前記通知部は、前記個人情報に基づいて、前記表示部に表示させる前記情報のフォントを変更することを特徴とする請求項8に記載の携帯端末。
  10. 音声を出力する音声出力部をさらに備え、
    前記通知部は、前記情報を前記音声出力部に出力させることで前記情報を通知する、
    ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の携帯端末。
  11. 前記通知部は、過去に前記情報を通知した回数に基づいて、通知態様を変更することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の携帯端末。
  12. 前記判定部は、
    前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンを基準パターンと比較することによりキー入力状況を取得する状況取得部と、
    前記キー入力状況に基づいて決定したユーザのキー入力の習熟度を管理する習熟度管理部と、
    を備えることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の携帯端末。
  13. 表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示するステップと、
    前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定するステップと、
    キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが前記複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知するステップと、
    をプロセッサが実行することを特徴とする情報処理方法。
  14. コンピュータに、
    表示部の表示領域の一部にタッチ操作によってキーを入力するためのキー入力領域を表示させる機能と、
    前記キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが、複数の基準パターンのいずれかとマッチするか否かを判定する機能と、
    キー入力領域に入力されたキー入力のパターンが前記複数の基準パターンのいずれかとマッチした場合、マッチした基準パターンの種類に応じた情報を通知する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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