JP2017173543A - 粉体供給装置および画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉体収容容器を予め定められた回転速度で一律に回転させる場合に比べ、粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高める。
【解決手段】トナー収容容器91およびこのトナー収容容器91を回転させる制御部を備える。トナー収容容器91は、筒状に形成されるとともにトナーが内部に収容され、トナーを軸方向に移動させるための突起を内周面に備え、周方向に回転して軸方向にトナーを移動させる。制御部は、トナー収容容器91を周方向に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合にトナー収容容器91の回転動作を変更する。
【選択図】図2

Description

本発明は、粉体供給装置および画像形成装置に関する。
特許文献1には、現像器にトナーを補給するための補給手段と、補給手段を回転駆動するためのモータと、モータの駆動を制御するための制御手段と、を有し、現像器へ補給するトナー量を所定量ごとに分割し、分割したトナー量を補給するごとにモータを停止させる画像形成装置が開示されている。
特開2007−78753号公報
粉体収容容器内の粉体を外部に供給する構成において、例えば、粉体収容容器の内周面に粉体が付着すると、粉体の供給量が減るおそれがある。また、内部の粉体の残量が減少した場合も、粉体の供給量が減るおそれがある。
本発明の目的は、粉体収容容器を予め定められた回転速度で一律に回転させる場合に比べ、粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることにある。
請求項1に記載の発明は、筒状に形成されるとともに粉体が内部に収容され、粉体を軸方向に移動させるための部位を内周面に備え、周方向に回転して当該軸方向に粉体を移動させる粉体収容容器と、前記粉体収容容器を周方向に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合に当該粉体収容容器の回転動作を変更する回転制御手段と、を備える粉体供給装置である。
請求項2に記載の発明は、前記回転制御手段は、予め定められた条件が満たされた場合に、前記粉体収容容器の単位時間当たりの回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の粉体供給装置である。
請求項3に記載の発明は、前記回転制御手段は、前記粉体収容容器を間欠的に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合、当該粉体収容容器の回転時の角速度を増加させる請求項1に記載の粉体供給装置である。
請求項4に記載の発明は、前記回転制御手段は、前記粉体収容容器を間欠的に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合、当該粉体収容容器の回転時の回転角度を小さくする請求項1に記載の粉体供給装置である。
請求項5に記載の発明は、筒状に形成されるとともに粉体が内部に収容され、粉体を軸方向に移動させるための部位を内周面に備え、周方向に回転して当該軸方向に粉体を移動させる粉体収容容器と、前記粉体収容容器の周方向への回転と、当該回転の停止あるいは回転速度の低下とを繰り返す回転制御手段と、を備える粉体供給装置である。
請求項6に記載の発明は、前記回転制御手段は、予め定められた条件が満たされた場合、前記粉体収容容器を回転させる際の角速度を増加させる請求項5に記載の粉体供給装置である。
請求項7に記載の発明は、前記回転制御手段は、予め定められた条件が満たされた場合、前記粉体収容容器を回転させる際の回転角度を小さくする請求項5に記載の粉体供給装置である。
請求項8に記載の発明は、収容された粉体の種類が異なる複数の粉体収容容器であって、筒状に形成され、粉体を軸方向に移動させるための部位を内周面に備え、周方向に回転して当該軸方向に粉体を移動させる複数の粉体収容容器と、前記複数の粉体収容容器の各々の回転を個別に制御する回転制御手段と、を備える粉体供給装置である。
請求項9に記載の発明は、前記回転制御手段は、前記複数の粉体収容容器の各々に収容された粉体の種類毎に各粉体収容容器の回転動作が異なるように、各粉体収容容器の回転を制御する請求項8に記載の粉体供給装置である。
請求項10に記載の発明は、前記回転制御手段は、金属粉を含んだ粉体が収容されている前記粉体収容容器の回転動作と、金属粉を含んでいない粉体が収容されている前記粉体収容容器の回転動作とが異なるように、各粉体収容容器の回転を制御する請求項8に記載の粉体供給装置である。
請求項11に記載の発明は、前記回転制御手段は、金属粉を含んだ粉体が収容されている前記粉体収容容器の単位時間当たりの回転数を、金属粉が含まれていない粉体が収容されている前記粉体収容容器の単位時間当たりの回転数よりも大きくする請求項10に記載の粉体供給装置である。
請求項12に記載の発明は、前記粉体は、トナーであり、トナーを用いて記録材に画像を形成する画像形成手段と、当該画像形成手段にトナーを供給するトナー供給装置と、を備え、当該トナー供給装置が請求項1乃至11の何れかに記載の粉体供給装置により構成された画像形成装置である。
請求項1の発明によれば、粉体収容容器を予め定められた回転速度で一律に回転させる場合に比べ、粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることができる。
請求項2の発明によれば、粉体収容容器の単位時間当たりの回転数を増加させない場合に比べ、粉体収容容器から供給される粉体の供給量が低下することを抑制できる。
請求項3の発明によれば、粉体収容容器の回転時の角速度を増加させない場合に比べ、粉体収容容器の内周面に付着した粉体がこの内周面から剥がれやすくなる。
請求項4の発明によれば、粉体収容容器の回転時の回転角度を小さくしない場合に比べ、粉体収容容器の内周面に付着した粉体がこの内周面から剥がれやすくなる。
請求項5の発明によれば、粉体収容容器を予め定められた回転速度で一律に回転させる場合に比べ、粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることができる。
請求項6の発明によれば、粉体収容容器の回転時の角速度を増加させない場合に比べ、粉体収容容器の内周面に付着した粉体がこの内周面から剥がれやすくなる。
請求項7の発明によれば、粉体収容容器の回転時の回転角度を小さくしない場合に比べ、粉体収容容器の内周面に付着した粉体がこの内周面から剥がれやすくなる。
請求項8の発明によれば、複数の粉体収容容器の各々の回転を個別に制御せずに各粉体収容容器が予め定められた回転速度で一律に回転する場合に比べ、各粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることができる。
請求項9の発明によれば、複数の粉体収容容器の各々に収容された粉体の種類毎に各粉体収容容器の回転動作を異ならせない場合に比べ、各粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることができる。
請求項10の発明によれば、金属粉を含んだ粉体が収容されている粉体収容容器の回転動作と金属粉を含んでいない粉体が収容されている粉体収容容器の回転動作とが同じとなるように各粉体収容容器の回転を制御する場合に比べ、各粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることができる。
請求項11の発明によれば、金属粉が含まれた粉体が収容されている粉体収容容器の単位時間当たりの回転数と、金属粉が含まれていない粉体が収容されている粉体収容容器の単位時間当たりの回転数とを異ならせない場合に比べ、各粉体収容容器から粉体を供給する際の供給の確実性を高めることができる。
請求項12の発明によれば、粉体収容容器を予め定められた回転速度で一律に回転させる場合に比べ、トナー供給装置から画像形成手段へトナーを供給する際の供給の確実性を高めることができる。
画像形成装置の構成を示した図である。 図1の矢印II方向からトナー収容容器を眺めた場合の図である。 図2のIII−III線における断面図である。 収容容器本体の回転時の角速度を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置の構成を示した図である。
本実施形態における画像形成装置1には、給紙ユニット1A、画像形成ユニット1B、排紙ユニット1Cが設けられている。
給紙ユニット1Aには、記録材の一例としての用紙Pを収容する第1用紙収容部11〜第4用紙収容部14が設けられている。
また、給紙ユニット1Aには、第1用紙収容部11〜第4用紙収容部14の各々に対応するように設けられ、各用紙収容部に収容された用紙Pを、画像形成ユニット1Bに向けて送り出す送り出しロール15〜18が設けられている。
画像形成ユニット1Bは、所謂タンデム型であり、用紙Pに画像を形成する画像形成手段の一例としての画像形成プロセス部20を備える。さらに、画像形成ユニット1Bには、画像形成装置1の各機能部を制御する制御部21が設けられている。
また、画像形成ユニット1Bには、画像読取装置4やパーソナルコンピュータ(PC)5から送信されてきた画像データに対して画像処理を施す画像処理部22が設けられている。また、表示パネルなどにより構成され、ユーザへの情報の表示およびユーザからの指示の受け付けを行うUI(User Interface)23が設けられている。
画像形成プロセス部20には、一定の間隔を置いて並列的に配置される6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30K(以下、単に「画像形成ユニット30」と称する場合がある)が設けられている。
さらに、6つの画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30Kの各々に対応するように設けられ、各画像形成ユニット30に対して、粉体の一例であるトナーを供給するトナー供給ユニット90T,90P,90Y,90M,90C,90K(以下、単に「トナー供給ユニット90」と称する場合がある)が設けられている。
画像形成ユニット30の各々は、矢印A方向に回転しながら静電潜像が形成される感光体ドラム31、感光体ドラム31の表面を帯電する帯電ロール32、感光体ドラム31上に形成された静電潜像を現像する現像器33、感光体ドラム31表面の未転写トナー等を除去するドラムクリーナ34を備える。
また、本実施形態の画像形成プロセス部20には、画像形成ユニット30T,30P,30Y,30M,30C,30Kに設けられた感光体ドラム31を、レーザ光で走査露光するレーザ露光装置26が設けられている。
各画像形成ユニット30は、現像器33に収納されたトナーを除いて、略同様に構成されている。そして、画像形成ユニット30Y,30M,30C,30Kの各々では、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナー像が形成される。
また、画像形成ユニット30T,30Pの各々では、基本色以外のトナー像が形成される。具体的には、画像形成ユニット30T,30Pの各々では、金属粉を含んだトナーや、特色等のトナーが用いられてトナー像が形成される。
トナー供給ユニット90の各々には、粉体収容容器の一例としてのトナー収容容器91が設けられている。このトナー収容容器91の内部には、トナーが収容されている。
また、トナー供給ユニット90の各々には、モータ(不図示)を備えトナー収容容器91を周方向に回転させる回転機構92が設けられている。
ここで、トナー供給ユニット90Y,90M,90C,90Kに設けられたトナー収容容器91には、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナーが収容されている。また、トナー供給ユニット90Tに設けられたトナー収容容器91には、金属粉を含んだトナーが収容されている。さらに、トナー供給ユニット90Pに対応して設けられたトナー収容容器91には、特色等のトナーが収容されている。
さらに、本実施形態では、画像形成プロセス部20に、各画像形成ユニット30の感光体ドラム31にて形成された各色のトナー像が多重転写される中間転写ベルト41が設けられている。また、画像形成プロセス部20には、各画像形成ユニット30の各色トナー像を一次転写部T1にて中間転写ベルト41に順次転写(一次転写)させる一次転写ロール42が設けられている。
また、画像形成プロセス部20には、中間転写ベルト41上に転写された重畳トナー像を二次転写部T2にて用紙Pに一括転写(二次転写)させる二次転写ロール40、中間転写ベルト41表面の未転写トナー等を除去するベルトクリーナ45、二次転写された画像を用紙P上に定着する定着器80が設けられている。
画像形成装置1にて画像形成が行われる場合、まず、画像読取装置4やPC5から入力された画像データが、画像処理部22に入力され、画像処理部22では、画像データに対して予め定められた画像処理が施される。そして、この画像データは、レーザ露光装置26に供給される。
例えば、マゼンタ(M)の画像形成ユニット30Mでは、帯電ロール32により感光体ドラム31の表面が予め定められた電位で帯電された後、レーザ露光装置26によって、画像処理部22から得られた画像データで変調されたレーザ光が感光体ドラム31の表面に照射される。これにより、感光体ドラム31上に静電潜像が形成される。
形成された静電潜像は、現像器33により現像され、感光体ドラム31上にはマゼンタのトナー像が形成される。
同様にして、画像形成ユニット30Y,30C,30Kでは、イエロー、シアン、黒のトナー像が形成され、画像形成ユニット30T,30Pでは、特色等のトナー像が形成される。
各画像形成ユニット30にて形成された各色トナー像は、図1の矢印C方向に回転する中間転写ベルト41上に、一次転写ロール42により順次静電転写(一次転写)され、中間転写ベルト41上には、重畳されたトナー像が形成される。
そして、中間転写ベルト41上のこのトナー像は、中間転写ベルト41の移動に伴って二次転写ロール40とバックアップロール49とが設置された二次転写部T2へ搬送される。
そして、本実施形態では、重畳トナー像が二次転写部T2に搬送されるタイミングに合わせ、レジストロール74によって、二次転写部T2に用紙Pが供給される。
そして、二次転写部T2では、二次転写ロール40とバックアップロール49との間に形成された転写電界の作用により、中間転写ベルト41上のこのトナー像が、用紙P上に一括して静電転写(二次転写)される。
その後、重畳トナー像が静電転写された用紙Pは、定着器80まで搬送される。
定着器80では、用紙Pの加熱および加圧が行われ、用紙P上のトナー像が用紙P上に定着される。そして、定着画像が形成された用紙Pは、排紙ユニット1Cに設けられたカール補正部81を経由した後、不図示の排紙積載部へ搬送される。
図2は、図1の矢印II方向からトナー収容容器91を眺めた場合の図である。
トナー収容容器91には、トナーを収容した収容容器本体91Aと、収容容器本体91Aの一端部の開口を塞ぐ塞ぎ部材91Bが設けられている。
収容容器本体91Aは、筒状に形成され内部にトナーが収容されている。さらに、収容容器本体91Aの外周面91Dには、収容容器本体91Aの内部側に凹む溝91Eが形成されている。この溝91Eは、収容容器本体91Aの外周面91Dに巻き付くように螺旋状に形成されている。
本実施形態では、螺旋状の溝91Eが形成され、これにより、図3(図2のIII−III線における断面図)に示すように、収容容器本体91Aの内周面91Gには、突起91Hが形成される。この突起91Hは、溝91Eと同様に、螺旋状に形成されている。
さらに、図2に示すように、収容容器本体91Aのうち、塞ぎ部材91Bが取り付けられた端部側とは反対側の端部側には、収容容器本体91Aの内部側に凹む凹部91Kが設けられている。
本実施形態では、トナー収容容器91から各画像形成ユニット30へのトナーの供給が行われる際、図1にて示した回転機構92によって、収容容器本体91Aが周方向に回転する。本実施形態では、回転機構92の一部が凹部91Kに嵌り、回転機構92に対するトナー収容容器91(収容容器本体91A)の位置決めが行われる。
本実施形態では、回転機構92によって収容容器本体91Aが周方向に回転すると(図1にて矢印1Aに示す方向へ収容容器本体91Aが回転すると)、収容容器本体91Aの内周面に形成された突起91Hによって、収容容器本体91Aの軸方向に向けてトナーが押し出され、トナーは、収容容器本体91Aの軸方向へ移動する。言い換えると、トナーは、塞ぎ部材91B(図2参照)に向かって移動する。
そして、このトナーは塞ぎ部材91Bに達し、塞ぎ部材91Bに形成された開口91Nからトナー収容容器91の外部に排出される。
排出されたトナーは、不図示の搬送機構によって、対応する画像形成ユニット30まで搬送される。なお、塞ぎ部材91Bは、画像形成ユニット1B(図1参照)の本体に固定され、収容容器本体91Aの回転時、塞ぎ部材91Bは回転しない。
収容容器本体91A(トナー収容容器91)の回転制御について詳細に説明する。
本実施形態の画像形成装置1では、回転制御手段の一例としての制御部21(図1参照)が、回転機構92を介して収容容器本体91Aを回転させるが、この際、制御部21は、収容容器本体91Aを単に一定の速度で回転させるのではなく、収容容器本体91Aの周方向への回転と、この回転の停止とを繰り返す。即ち、制御部21は、収容容器本体91Aを間欠的に回転させる。
また、制御部21は、予め定められた条件が満たされた場合には、収容容器本体91Aの回転動作を変更する。
なお、本実施形態では、収容容器本体91Aを間欠的に回転させるに際し、収容容器本体91Aの周方向への回転と、この回転の停止とを繰り返すが、これに限らず、収容容器本体91Aの周方向への回転と、回転速度の低下とを繰り返してもよい。
ここで、トナー収容容器91、回転機構92、および、制御部21等は、画像形成手段の一例としての画像形成プロセス部20に対してトナーを供給するトナー供給装置として捉えることができる。言い換えると、トナー収容容器91、回転機構92、および、制御部21等は、トナー収容容器91の外部に位置する予め定められた箇所に対して粉体を供給する粉体供給装置として捉えることができる。
本実施形態のトナー収容容器91では、その内部に、トナーを搬送するための部材(トナーを撹拌する機能を有する部材)が設けられておらず、収容容器本体91Aの内周面91G(図3参照)にはトナーが付着しやすい。
このため、本実施形態では、上記のように、収容容器本体91Aの周方向への回転と、この回転の停止とを繰り返す。回転していた収容容器本体91Aが停止すると、トナーに作用する慣性力によって、収容容器本体91Aの内周面91Gからトナーが剥がれやすくなる。
さらに、本実施形態では、収容容器本体91Aの回転数や回転時間が予め定められた閾値を超えるなど、予め定められた条件が満たされた場合、図4(収容容器本体91Aの回転時の角速度を示した図)に示すように、制御部21は、収容容器本体91Aの回転時の角速度を増加させる。これにより、収容容器本体91Aの回転が停止した際にトナーに作用する慣性力がより大きなものになり、収容容器本体91Aの内周面91Gからトナーがより剥がれやすくなる。
収容容器本体91Aの使用時間に応じて、収容容器本体91Aの内周面にトナーが付着しやすくなる。このため、本実施形態では、収容容器本体91Aの回転時の角速度を途中から増加させて、収容容器本体91Aの内周面91Gからのトナーの剥がれを促進させる。
また、本実施形態では、収容容器本体91Aの回転数や回転時間が予め定められた閾値を超えるなど、予め定められた条件が満たされた場合、収容容器本体91Aの回転時の回転角度を小さくしてもよい。この場合、回転角度が大きい場合に比べ、単位時間当たりに収容容器本体91Aが停止する回数を増加させられるようになり、収容容器本体91Aの回転が停止する回数が少ない場合に比べて、内周面91Gからトナーがより剥がれやすくなる。
また、収容容器本体91Aの回転数や回転時間が予め定められた閾値を超えるなど、予め定められた条件が満たされた場合、収容容器本体91Aの単位時間当たりの回転数を増加させてもよい。トナー収容容器91の使用開始時には、内部のトナーが多く、回転数が小さくても、トナーは排出されやすい。これに対し、トナーの消費に伴い内部のトナーが減ってくると、トナーは排出されにくくなる。収容容器本体91Aの単位時間当たりの回転数を増加させれば、トナーが排出されやすくなる。
なお、上記では、収容容器本体91Aの回転数や回転時間が予め定められた閾値を超えた場合などに、収容容器本体91Aの回転動作を変更する場合を一例に説明したが、その他に、例えば、感光体ドラム31の回転数や、印刷枚数などに基づき、収容容器本体91Aの回転動作を変更してもよい。
具体的には、感光体ドラム31の回転数が予め定められた閾値を超えた場合や、印刷枚数が予め定められた枚数を超えた場合に、収容容器本体91Aの回転動作を変更する。
さらに、本実施形態の制御部21は、6個設けられたトナー収容容器91の各々を個別に制御する。より具体的には、制御部21は、6個設けられたトナー収容容器91の各々に収容されたトナーの種類毎に収容容器本体91Aの回転動作が異なるように、各収容容器本体91Aの回転を制御する。
これにより、各収容容器本体91Aの制御が同じである場合に比べ、各トナー収容容器91からのトナーの排出がより安定化する。
トナー収容容器91に収容されたトナーの種類に応じて、トナーの流動性等が異なり、各収容容器本体91Aの制御が同じであると、一部のトナー収容容器91では、トナーが排出されにくくなるおそれがある。トナーの種類毎に収容容器本体91Aの回転制御を異ならせることで、各トナー収容容器91からのトナーの供給がより安定化する。
さらに、本実施形態では、金属粉を含んだトナーが収容されているトナー収容容器91(の収容容器本体91A)の回転動作と、金属粉を含んでいないトナーが収容されているトナー収容容器91の回転動作とが異なるように、収容容器本体91Aの回転を制御する。
具体的には、本実施形態では、トナー供給ユニット90T(図1参照)に設けられたトナー収容容器91には、金属粉を含んだトナーが収容されているが、このトナー収容容器91と、他のトナー供給ユニット90P,90Y,90M,90C,90Kに設けられたトナー収容容器91との間で、収容容器本体91Aの回転制御を異ならせる。
より具体的には、トナー供給ユニット90Tに設けられたトナー収容容器91(の収容容器本体91A)の単位時間当たりの回転数を、金属粉が含まれていないトナーが収容されている他のトナー収容容器91の単位時間当たりの回転数よりも大きくしている。
金属粉を含んだトナーは、金属粉が含まれていないトナーよりも比重が大きく移動しにくい。このため、金属粉を含んだトナーが収容されたトナー収容容器91(の収容容器本体91A)の回転動作と、金属粉を含んでいないトナーが収容されたトナー収容容器91の回転動作とが同じであると、金属粉を含んだトナーが収容されたトナー収容容器91からのトナーの排出量が低下するおそれがある。
このため、本実施形態では、上記のように、金属粉を含んだトナーが収容されているトナー収容容器91の回転数を大きくし、トナーの排出量の低下を抑制している。
(その他)
上記では、収容容器本体91Aを間欠的に回転させるとともに、収容容器本体91Aの回転数の増加などを行った。また、6個設けられたトナー収容容器91の各々を個別に制御する場合も、個々のトナー収容容器91では、収容容器本体91Aを間欠的に回転させた。
その一方で、上記にて説明した各処理は、収容容器本体91Aを間欠的に回転させずに定常的に回転させる処理に適用してもよい。
例えば、本実施形態では、予め定められた条件が満たされた場合に、収容容器本体91Aの回転数を増加させる処理を行うが、この回転数の増加は、収容容器本体91Aを間欠的に回転させている処理に限らず、定常的に回転させる処理に適用してもよい。
言い換えると、収容容器本体91Aを定常的に回転させつつ、予め定められた条件が満たされた場合に、収容容器本体91Aの回転数を増加させる処理を行ってもよい。
また、本実施形態では、6個設けられたトナー収容容器91の各々を個別に制御するが、この制御の際にも、収容容器本体91Aの各々を、間欠的に回転させずに定常的に回転させてもよい。そして、定常的に回転させるにあたり、トナー収容容器91の各々に収容されたトナーの種類毎に収容容器本体91Aの回転動作を異ならせてもよいし、トナーに金属粉が含まれているか否かに応じて収容容器本体91Aの回転動作を異ならせてもよい。
1…画像形成装置、20…画像形成プロセス部、21…制御部、91…トナー収容容器、91G…内周面、91H…突起、92…回転機構

Claims (12)

  1. 筒状に形成されるとともに粉体が内部に収容され、粉体を軸方向に移動させるための部位を内周面に備え、周方向に回転して当該軸方向に粉体を移動させる粉体収容容器と、
    前記粉体収容容器を周方向に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合に当該粉体収容容器の回転動作を変更する回転制御手段と、
    を備える粉体供給装置。
  2. 前記回転制御手段は、予め定められた条件が満たされた場合に、前記粉体収容容器の単位時間当たりの回転数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の粉体供給装置。
  3. 前記回転制御手段は、前記粉体収容容器を間欠的に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合、当該粉体収容容器の回転時の角速度を増加させる請求項1に記載の粉体供給装置。
  4. 前記回転制御手段は、前記粉体収容容器を間欠的に回転させるとともに、予め定められた条件が満たされた場合、当該粉体収容容器の回転時の回転角度を小さくする請求項1に記載の粉体供給装置。
  5. 筒状に形成されるとともに粉体が内部に収容され、粉体を軸方向に移動させるための部位を内周面に備え、周方向に回転して当該軸方向に粉体を移動させる粉体収容容器と、
    前記粉体収容容器の周方向への回転と、当該回転の停止あるいは回転速度の低下とを繰り返す回転制御手段と、
    を備える粉体供給装置。
  6. 前記回転制御手段は、予め定められた条件が満たされた場合、前記粉体収容容器を回転させる際の角速度を増加させる請求項5に記載の粉体供給装置。
  7. 前記回転制御手段は、予め定められた条件が満たされた場合、前記粉体収容容器を回転させる際の回転角度を小さくする請求項5に記載の粉体供給装置。
  8. 収容された粉体の種類が異なる複数の粉体収容容器であって、筒状に形成され、粉体を軸方向に移動させるための部位を内周面に備え、周方向に回転して当該軸方向に粉体を移動させる複数の粉体収容容器と、
    前記複数の粉体収容容器の各々の回転を個別に制御する回転制御手段と、
    を備える粉体供給装置。
  9. 前記回転制御手段は、前記複数の粉体収容容器の各々に収容された粉体の種類毎に各粉体収容容器の回転動作が異なるように、各粉体収容容器の回転を制御する請求項8に記載の粉体供給装置。
  10. 前記回転制御手段は、金属粉を含んだ粉体が収容されている前記粉体収容容器の回転動作と、金属粉を含んでいない粉体が収容されている前記粉体収容容器の回転動作とが異なるように、各粉体収容容器の回転を制御する請求項8に記載の粉体供給装置。
  11. 前記回転制御手段は、金属粉を含んだ粉体が収容されている前記粉体収容容器の単位時間当たりの回転数を、金属粉が含まれていない粉体が収容されている前記粉体収容容器の単位時間当たりの回転数よりも大きくする請求項10に記載の粉体供給装置。
  12. 前記粉体は、トナーであり、
    トナーを用いて記録材に画像を形成する画像形成手段と、当該画像形成手段にトナーを供給するトナー供給装置と、を備え、当該トナー供給装置が請求項1乃至11の何れかに記載の粉体供給装置により構成された画像形成装置。
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