JP2017173536A - 車両用表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の表示情報の表示を効率的に継続可能である車両用表示装置を提供する。【解決手段】 車両用表示装置は、第1の表示情報及び第2の表示情報を生成する処理部Pと、第1の表示情報及び第2の表示情報をそれぞれ第1の虚像V1及び第2の虚像V2として表示可能である表示部100と、を備えている。第1の虚像V1が第2の虚像V2と重ならないように、処理部Pは、表示部100の一部を無効化することができる(禁止領域F)。第2の虚像V2を表示する表示部の他の一部(第2の表示器20−1)が異常である時に、処理部Pは、表示部の残部での第1の虚像の表示V1を継続するとともに、表示部の一部(禁止領域F)を有効化することによって表示部の一部(禁止領域F)での第2の虚像V2'の表示を実行することができる。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両に用いられ又は設けられる表示装置(車両用表示装置)に関し、特に、互いに独立する複数の虚像を乗員に表示可能な車両用表示装置に関する。
例えば特許文献1は、車両用表示装置として、表示装置を開示し、その表示装置は、車両のウインドシールド(フロントガラス)に、その車両(自車両)が走行している道路を模式的に表す画像P1を投影することができる。加えて、その表示装置は、ウインドシールドに先行車両を模式的に表す画像P2も投影することができる。好ましくは、画像P1及び画像P2の虚像V1及び虚像V2は、それぞれ、略水平及び略垂直に表示されて、自車両の運転者によって認識される虚像V1,V2は、立体的になる。
なお、例えば画像P1,P2等である表示情報のウインドシールドへの投影又は表示は、一般に、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head−Up Display)と当業者に呼ばれている。
ところで、ウインドシールドに投影される表示情報の範囲、即ち、表示範囲(表示面)は、ウインドシールドの曲面によって形成されるので、虚像が歪まないように、例えば画像P1,P2等である表示情報は、一般には、補正されている。言い換えれば、ウインドシールドの曲面に対応する係数に基づくワーピング処理が、一般には、例えば画像P1,P2等である表示情報に適用されている。ワーピング処理は、当業者にとってよく知られており、ワーピング処理の1例は、例えば特許文献2に開示されている。
特開2008−268485号公報 国際公開第2015/064371号
車両用表示装置等の車載装置は、一般に、故障に対する高い耐性を有し、例えば特許文献1の表示装置(ヘッドアップディスプレイ)は、故障し難い。しかしながら、本発明者らは、例えば特許文献1の虚像V1,V2を表示する表示器11,12が故障することを仮定し、この場合、虚像V1及び/又は虚像V2が表示されないことを認識した。言い換えれば、本発明者らは、虚像が重要な情報を表す時に、重要な情報が表示され続けて、非表示状態にならないことが好ましいことを認識した。特に、本発明者らは、簡易な方法で、言い換えれば、ヘッドアップディスプレイ等の車両用表示装置の処理部の負荷の増加を防ぐ方法で、表示情報の表示が継続されることが更に好ましいことを認識した。
本発明の1つの目的は、複数の表示情報の表示を効率的に継続可能である車両用表示装置を提供することである。本発明の他の目的は、以下に例示する態様及び最良の実施形態、並びに添付の図面を参照することによって、当業者に明らかになるであろう。
以下に、本発明の概要を容易に理解するために、本発明に従う態様を例示する。
第1の態様において、車両用表示装置は、
第1の表示情報及び第2の表示情報を生成する処理部と、
前記第1の表示情報及び前記第2の表示情報をそれぞれ第1の虚像及び第2の虚像として表示可能である表示部と、
を備え、
前記第1の虚像が第2の虚像と重ならないように、前記処理部は、前記表示部の一部を無効化し、
前記第2の虚像を表示する前記表示部の他の一部が異常である時に、前記処理部は、前記表示部の残部での前記第1の虚像の表示を継続するとともに、前記表示部の前記一部を有効化することによって前記表示部の前記一部での前記第2の虚像の表示を実行する。
第1の態様では、第2の虚像を表示する表示部の他の一部が異常である時に、表示部の残部での第1の虚像の表示は、継続される。言い換えれば、第1の虚像の表示に関しては、表示部の残部が異常でないので、処理部は、引き続き同じ処理を継続することができ、従って、第1の虚像の表示は、効率的である。加えて、第1の態様では、第2の虚像を表示する表示部の他の一部が異常である時に、表示部の一部が異常でないので、表示する表示部の他の一部での第2の虚像の表示の代わりに、表示部の一部での第2の虚像の表示が実行される。言い換えれば、第2の虚像の表示に関しては、処理部は、無効化された表示部の一部を有効化(無効から有効への変更)の処理を行うだけでよく、従って、第2の虚像の表示も、効率的である。
第1の態様に従属する第2の態様において、
前記表示部は、第1の表示器及び第2の表示器を有してもよく、
前記第1の表示器及び前記第2の表示器がそれぞれ前記第1の虚像及び前記第2の虚像を表示する時に、前記第2の虚像に対応する前記第1の表示器の部分は、前記表示部の前記一部として、前記第1の虚像が第2の虚像と重ならないように無効化されて表示禁止領域を形成してもよく、
前記表示部の前記他の一部としての前記第2の表示器が異常である時に、前記表示部の残部としての前記第1の表示器の残部は、前記第1の虚像の表示を継続するとともに、前記第1の表示器の前記部分である前記表示禁止領域は、有効化されて前記第2の虚像を表示してもよい。
第2の態様では、表示部は、第1の表示器及び第2の表示器を有し、第2の虚像を表示する第2の表示器が異常である時に、第1の表示器での第1の虚像の表示は、継続される。加えて、第2の態様では、第2の虚像を表示する第2の表示器が異常である時に、第1の表示器が異常でないので、第2の表示器での第2の虚像の表示の代わりに、第1の表示器での第2の虚像の表示が実行される。従って、第2の表示器が異常である時に、処理部の負荷が小さいので、第1の虚像の表示及び第2の虚像の表示は、効率的である。
第2の態様に従属する第3の態様において、車両用表示装置は、
前記第1の表示器の前記部分に対応する第1の表示範囲用の第1の係数と、前記第2の表示器に対応する第2の表示範囲用の前記第1の係数と異なる第2の係数と、前記第1の表示器の前記残部に対応する第3の表示範囲用の前記第1の係数及び前記第2の係数と異なる第3の係数と、を記憶する記憶部を更に備えてもよく、
前記処理部は、前記第1の係数に基づき前記第1の表示範囲での前記第1の表示情報を生成し、且つ前記第2の係数に基づき前記第2の表示範囲での前記第2の表示情報を生成してもよく、
前記第2の表示器が異常である時に、前記処理部は、前記第1の係数に基づき前記第1の表示範囲での前記第1の表示情報を生成し、且つ前記第3の係数に基づき前記第3の表示範囲での前記第2の表示情報を生成してもよい。
第3の態様では、記憶部は、第1〜第3の係数を記憶し、第2の表示器が異常である時に、第2の表示情報は、第2の係数の代わりに第3の係数に基づき生成される。従って、第2の表示情報が第3の表示範囲で表示される時に、処理部は、第3の係数に基づき適切な画像を生成し、第3の表示範囲での第2の表示情報を形成することができる。
第1乃至第3の何れか1つの態様に従属する第4の態様において、
前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常であることは、前記他の一部の故障を含んでもよい。
第4の態様では、表示部の他の一部(第2の表示器)が故障する時に、表示部の一部(第1の表示器の表示禁止領域部分)での第2の虚像の表示が効率的に実行される。
第1乃至第3の何れか1つの態様に従属する第5の態様において、
前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常であることは、前記他の一部の所定温度以上の高温を更に含んでもよい。
第5の態様では、表示部の他の一部(第2の表示器)が故障する時だけでなく、表示部の他の一部(第2の表示器)が高温である時に、表示部の一部(第1の表示器の表示禁止領域部分)での第2の虚像の表示が効率的に実行される。特に、表示部の他の一部(第2の表示器)が高温である時に、第5の態様では、表示部の他の一部(第2の表示器)の故障を事前に防ぐことができる。
第1乃至第5の何れか1つの態様に従属する第6の態様において、
前記第1の虚像は、第1の仮想表示平面上に配置された第1の車両情報を表してもよく、
前記第2の虚像は、第2の仮想表示平面上に配置された第2の車両情報を表してもよく、
前記第1の仮想表示平面は、水平線から第1の角度だけ傾いてもよく、
前記第2の仮想表示平面は、水平線から前記第1の角度と異なる前記第2の角度だけ傾いてもよい。
第6の態様では、車両の運転者によって認識される第1の虚像及び第2の虚像が立体的である時に、第1の車両情報及び第2の車両情報の表示は、効率的に実行される。
第6の態様に従属する第7の態様において、
前記第1の車両情報は、車両が走行している路面情報を含んでもよく、
前記第1の角度と前記第2の角度との差は、45[degree]以上であってもよい。
第7の態様では、第1の角度に基づく第1の仮想表示平面と第2の角度に基づき第2の仮想表示平面との間に、45[degree]以上の角度差があるので、第1の虚像(路面情報)及び第2の虚像は、立体的に認識され易くなる。
第7の態様に従属する第8の態様において、
前記第1の角度は、0[degree]から30[degree]までの範囲に設定されてもよく、
前記第2の角度は、80[degree]から90[degree]までの範囲に設定されてもよい。
第8の態様では、第1の虚像(路面情報)は、水平線と同様に水平である又は水平に近いので、第2の角度が垂直である又は垂直に近い時に、第1の虚像(路面情報)及び第2の虚像は、より一層立体的に認識され易くなる。
第7又は第8の態様に従属する第9の態様において、
前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常である時に、前記表示部の前記他の一部で表示されていた前記第2の虚像は、実空間上で拡大された状態で、前記表示部の前記一部によって表示されてもよく、
前記第2の虚像と前記車両との距離は、前記第1の虚像と前記車両との距離よりも短くてもよい。
第9の態様では、車両の近くに第2の虚像が配置されるので、第2の虚像は、車両の運転者にとって認識され易い。
第7乃至第9の何れか1つの態様に従属する第10の態様において、
前記第2の車両情報は、前記車両の計器情報を含んでもよい。
第10の態様では、第1の虚像(路面情報)及び第2の虚像(計器情報)が立体的に認識されるので、言い換えれば、計器情報は、垂直である又は垂直に近い時に、計器情報は、車両の運転者にとってより一層認識され易い。
第7乃至第10の何れか1つの態様に従属する第11の態様において、
前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常である時に、前記表示部の前記他の一部で表示されていた前記第2の虚像は、車両の運転者運の視点でそのままの状態で、前記表示部の前記一部によって表示されてもよい。
第11の態様では、表示部の他の一部(第2の表示器)が異常である時に、表示部の一部(第1の表示器の表示禁止領域部分)での第2の虚像の表示は、運転者に違和感を与え難い。言い換えれば、第11の態様では、第2の虚像の表示は、車両の運転者にとってより一層認識され易い。
第7乃至第10の何れか1つの態様に従属する第12の態様において、
前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常である時に、前記表示部の前記他の一部で表示されていた前記第2の虚像は、前記車両の運転者の視点で縮小された状態で、前記表示部の前記一部によって表示されてもよい。
第12の態様では、表示部の他の一部(第2の表示器)が異常である時に、表示部の一部(第1の表示器の表示禁止領域部分)での第2の虚像の表示範囲は、運転者の視点で縮小される。言い換えれば、表示部の一部(第1の表示器の表示禁止領域部分)での縮小される第2の虚像は、車両の運転者に表示部の他の一部(第2の表示器)の異常を認識させることができる。
第12の態様に従属する第13の態様において、
前記第2の車両情報は、複数の情報要素を含んでもよく、
前記複数の情報要素のうちの第1の情報要素に対応する前記第2の虚像の一部は、前記車両の運転者の視点で第1の縮小率で、前記表示部の前記一部によって表示されるとともに、前記複数の情報要素のうちの第2の情報要素に対応する前記第2の虚像の残部は、前記車両の運転者の視点で前記第1の縮小率よりも小さい第2の縮小率で、前記表示部の前記一部によって表示されてもよい。
第12の態様では、表示部の他の一部(第2の表示器)が異常である時に、表示部の一部(第1の表示器の表示禁止領域部分)での第2の虚像を構成する複数の情報要素のうちの第2の情報要素は、少ない表示範囲で表示される。言い換えれば、第2の情報要素の表示は、簡易化されるので、第1の情報要素の表示範囲は、その大きさを維持又は最大化することができる。
当業者は、例示した本発明に従う態様が、本発明の精神を逸脱することなく、さらに変更され得ることを容易に理解できるであろう。
図1(A)は、本発明に従う車両用表示装置(車両情報投影システム)の概略構成例を示し、図1(B)は、実空間上(側面視)での複数の虚像の配置例を示す。 図2(A)及び図2(B)は、それぞれ、非ハーフミラー型及びハーフミラー型の表示系の構成例(説明図)を示す。 図3(A)は、実空間上(斜視)での複数の虚像の配置例を示し、図3(B)及び図3(C)は、それぞれ、運転者の視点(正面視)での第1の虚像及び第2の虚像の表示範囲の構成例(説明図)を示す。 図4(A)及び図4(B)は、それぞれ、運転者の視点(正面視)及び実空間上(斜視)での第1の表示器に対応する第1の表示範囲(及び第3の表示範囲)の構成例(説明図)を示す。 図1の車両用表示装置の要部の構成例を示す。 図6(A)及び図6(B)は、それぞれ、運転者の視点(正面視)及び実空間上(斜視)での第1の表示器に対応する第1の表示範囲(及び第3の表示範囲)の他の構成例(説明図)を示す。 図7(A)及び図7(B)の各々は、図6(A)の第3の表示範囲に含まれる複数の情報要素の表示部分の構成例(説明図)を示す。 図8(A)、図8(C)、図8(E)及び図8(G)の各々は、第1の表示範囲(又は第3の表示範囲の一部)に表示される情報要素の具体例(外観図)を示し、図8(B)、図8(D)、図8(F)及び図8(H)の各々は、第3の表示範囲の残部に表示される最小の情報要素の具体例(外観図)を示す。
以下に説明する最良の実施形態は、本発明を容易に理解するために用いられている。従って、当業者は、本発明が、以下に説明される実施形態によって不当に限定されないことを留意すべきである。
図1(A)は、本発明に従う車両用表示装置の概略構成例を示す。図1(A)に示されるように、車両用表示装置は、例えば車両情報投影システムで構成され、その車両情報投影システムは、例えば表示機構100を備えている。好ましくは、車両情報投影システムは、例えば撮像部103を更に備えることができ、撮像部103は、例えば、車両(自車両)の前方に存在する道路(道路上の実際の風景)を撮像可能である。なお、撮像部103は、自車両の運転者の視点102を撮像可能であってもよい。表示機構100は、車両のウインドシールド101の一部に設定される表示範囲に車両情報を投影して、車両の運転者の視点102で表示情報(具体的には、車両情報)の虚像V1,V2が実際の風景と重なるように例えば2以上の車両情報を表示範囲に表示可能である。このような車両情報投影システムは、一般に、HUDシステムと呼ばれている。
図1(A)の表示機構100は、例えば表示器20及び反射器21を有している。表示機構100は、一般に、HUD又はHUD装置と呼ばれている。表示機構100は、典型的にはダッシュボードの内部に収納されているが、表示機構100の全部又は一部がダッシュボードの外部に配置されてもよい。図1(A)において、表示器20は、例えばウインドシールド101(スクリーン)に車両情報を投影するので、投影器(投影型の表示器)と呼ばれてもよい。表示範囲は、ウインドシールド101を構成するガラス面上に設定されているが、表示範囲は、ウインドシールド101の近くの例えばダッシュボード又は例えば室内の天井に配置されるコンバイナ(図示せず)で形成されてもよい。言い換えれば、図1(A)に示されるような運転者の視点102で、ウインドシールド101の一部に表示範囲が設定されるように、例えば2つのコンバイナが配置されてもよい。
表示機構100又は表示部によって投影又は表示される表示情報は、典型的には、自車両に関連する情報(車両情報)であり、1例として、例えば前方車両情報を含むことができる。また、車両情報は、典型的には、自車両が走行している路面情報であり、1例として車線情報である。前方車両情報は、自車両の前方に存在又は先行する前方車両に関連する情報であり、典型的には、前方車両が自車両の前方に存在することを表すことができる。車線情報は、自車両の周囲又は前方に存在する車線に関連する情報であり、典型的には、自車両が走行している走行車線とその走行車線の片側又は両側に隣接する少なくとも1つの隣接車線との間の少なくとも1つの境界線(例えば点線の白線、実線の白線)が、自車両の前方に存在することを表すことができる。もちろん、車両情報は、前方車両情報及び車線情報以外の他の車両情報を含むことができ、また、例えば前方車両情報だけを含んでもよい。なお、前方車両情報が前方車両の注意度合いを表し、且つ表示範囲に表示される時に、このような後方車両情報は、注意情報と呼ばれてもよい。
加えて、表示機構100又は表示部によって投影又は表示される車両情報は、例えば、自車両の後方に存在する後方車両に関連する情報、自車両が走行する経路に関連する情報(例えばカーナビゲーション情報、法定速度情報)等であってもよく、これらの少なくとも1つに加えて、又はこれらの少なくとも1つに代えて、例えば、自車両の計器に関連する情報(例えば自車両の速度、燃料の残量)等であってもよい。
図1(A)の車両情報投影システムは、例えば情報取得部Sを更に備えることができ、情報取得部Sは、例えば後方車両情報取得部360を有している。後方車両情報取得部360は、後方車両が自車両の後方に存在することを表す情報である後方車両情報を取得可能である。図1(A)の情報取得部Sは、後方車両情報取得部360だけでなく、例えば車線変更情報取得部を有することができ、ここで、車線変更情報取得部は、自車両が自車両の走行車線から走行車線に隣接する隣接車線に変更することを表す車線変更情報を取得可能である。なお、車線変更情報は、自車両が自車両の走行車線から走行車線に隣接する隣接車線に変更する予定(車線変更の開始)を含む一方、車線変更情報は、自車両が自走行車線から隣接車線に変更し終える(車線変更の終了)を含まなくてもよい。
図1(A)において、車線変更情報取得部は、例えば道路情報取得部320、指示情報取得部340及び舵角情報取得部370で構成される。もちろん、車線変更情報取得部は、道路情報取得部320、指示情報取得部340、若しくは舵角情報取得部370だけであってもよく、又はそれらの任意の組み合わせであってもよい。また、車線変更情報取得部は、図1(A)で示される組み合わせに限定されず、他の情報取得部が採用されてもよい。
図1(A)の車両情報投影システムは、例えば表示コントローラ200を更に備え、表示コントローラ200は、少なくとも処理部Pを有している。なお、表示コントローラ200は、典型的にはダッシュボードの内部に収納されているが、表示コントローラ200の全部又は一部がダッシュボードの外部に配置されてもよい。表示機構100及び表示コントローラ200の組み合わせは、HUD又はHUD装置と呼ばれてもよい。図1(A)の処理部Pは、例えば判定部210及び生成部220で構成され、処理部P又は判定部210は、例えば指示情報取得部340等の車線変更情報取得部によって取得される車線変更情報及び後方車両情報取得部360によって取得される後方車両情報に基づき、後方車両の注意度合いを判定することができる。
もろろん、車両情報投影システムは、指示情報取得部340等の車線変更情報取得部を備えなくてもよく、この場合、車両情報投影システムは、後方車両情報取得部360によって取得される後方車両情報に基づき、後方車両の注意度合いを判定することができる。言い換えれば、注意度合いの判定は、簡易化されてもよい。もちろん、車両情報投影システムは、情報取得部Sを備えなくてもよい。
図1(A)の車両情報投影システムにおいて、ウインドシールド101に投影される車両情報が前方車両の注意度合いを含み且つその車両情報の虚像V1が例えば走行車線上の前方車両と重なるように、処理部P又は生成部220は、その車両情報を生成可能である。車両情報の虚像V1は、自車両の前方に存在する前方車両情報又はその注意度合いだけを表してもよい。もろろん、車両情報投影システムは、路面(具体的には、走行車線及び/又は隣接車線を含む道路)上の車両等を撮像可能な撮像部103を備えなくてもよく、言い換えれば、車両情報の虚像V1は、他の車両情報を表してもよい。
車両情報の虚像V2は、例えば自車両の速度等を表し、図1(A)において、運転者の視点102で、虚像V1の下側に位置している。好ましくは、運転者の視点102で、第2の虚像V2は、第1の虚像V1の近くに配置され、言い換えれば、運転者の視線の移動がなく、一度に、第1の虚像V1及び第2の虚像V2の両者が運転者によって認識されることが好ましい。図1(A)の他の構成については、後述する。
図1(B)は、実空間上(側面視)での複数の虚像V1,V2の配置例を示す。図1(B)において、第1の車両情報の虚像V1は、例えば、水平線Hから第1の角度θ1だけ傾く第1の仮想表示平面で表され、同様に、第2の車両情報の虚像V2は、例えば、水平線Hから第2の角度θ2だけ傾く第1の仮想表示平面で表されている。第2の角度θ2が第1の角度θ1と異なる時に、自車両の運転者によって認識される第1の虚像V1及び第2の虚像V2は、立体的である。好ましくは、第2の角度θ2と第1の角度θ1との差は、45[degree]以上であるように設定されて、第1の虚像V1及び第2の虚像V2は、運転者によって立体的に認識され易くなる。
更に好ましくは、第1の角度θ1は、0[degree]から30[degree]までの範囲に設定され、且つ第2の角度θ2は、80[degree]から90[degree]までの範囲に設定される。第1の虚像V1は、水平線Hと同様に水平である又は水平に近いので、第2の角度θ2が垂直である又は垂直に近い時に、第1の虚像V1及び第2の虚像V2は、運転者によってより一層立体的に認識され易くなる。
図2(A)及び図2(B)は、それぞれ、非ハーフミラー型及びハーフミラー型の表示系の構成例(説明図)を示す。図1(A)の表示器20は、例えば図2(A)のダッシュボードD内の第1の表示器20−1及び第2の表示器20−2で構成され、反射器21は、第1の虚像V1及び第2の虚像V2にそれぞれ対応する第1の表示光L1(投影光)及び第2の表示光L2(投影光)をダッシュボードD外に導くことができる。図2(B)において、表示系にはハーフミラー40が含まれ、反射器21−1は、反射器21−2及びハーフミラー40からの第1の表示光L1を反射するとともに、ハーフミラー40からの第2の表示光L2を反射することができる。
図2(A)又は図2(B)において、第1の表示器20−1及び第2の表示器20−2の各々は、例えば液晶パネル及び発光部を有し、図1(A)の表示コントローラ200又は処理部Pによって制御される。これにより、例えば第1の表示器20−1及び第2の表示器20−2で構成される表示器20は、例えば第1の車両情報及び第2の車両情報に基づく第1の表示光L1及び第2の表示光L2を生成又は放出することができる。反射器21は、表示器20からの表示光L1,L2の光路をウインドシールド101に導き、運転者は、ウインドシールド101での表示光L1,L2(第1の車両情報及び第2の車両情報)を虚像V1,V2として認識することができる。
図3(A)は、実空間上(斜視)での複数の虚像V1,V2の配置例を示し、図3(B)及び図3(C)は、それぞれ、運転者の視点102(正面視)での第1の虚像V1及び第2の虚像V2の表示範囲AR1,AR2の構成例(説明図)を示す。1例として、第2の虚像V2と車両との距離が第1の虚像V2と車両との距離よりも短い時に、車両又はウインドシールド101の近くに第2の虚像V2が配置されるので(図1(A)参照)、第2の虚像V2は、車両の運転者にとって認識され易い。従って、第2の虚像V2は、例えば車速等の計器情報である車速情報を表すことが好ましい。
図3(B)において、第1の虚像V1の表示範囲AR1(第1の表示範囲)は、四角形ではなく、四角形の底辺の一部に形成された表示禁止領域Fが除外されている。言い換えれば、図2(A)又は図2(B)の第1の表示器20−1は、四角形の表示範囲AR1を生成可能であるが、第1の表示器20−1の部分(図1の表示器20の一部)は、第1の虚像V1が第2の虚像V2と重ならないように無効化されている。なお、運転者の視点102(正面視)で第1の虚像V1及び第2の虚像V2の組み合わせは、全体として、例えば四角形の虚像を形成することができる。言い換えれば、運転者の視点102(正面視)で、表示禁止領域Fの形状が第2の虚像V2の表示範囲AR2(第2の表示範囲)の形状と一致する時に、例えば四角形の虚像を形成することができる。
図4(A)及び図4(B)は、それぞれ、運転者の視点102(正面視)及び実空間上(斜視)での第1の表示器20−1に対応する第1の表示範囲AR1(及び第3の表示範囲)の構成例(説明図)を示す。図2(A)又は図2(B)において、例えば第2の表示器20−2(図1の表示器20の他の一部)が故障する時に、図3(A)又は図3(C)の第2の虚像V2は、第2の表示範囲AR2で表示されなくなる。しかしながら、図3(B)の第1の表示器20−1は、本来的に、表示禁止領域Fで虚像を生成可能である。従って、図3(A)又は図3(C)の第2の虚像V2が図3(B)の表示禁止領域F(図1の表示器20の一部)で表示されるように、表示禁止領域Fを有効化することができる。図3(A)又は図3(C)の第2の虚像V2が図3(B)の表示禁止領域Fで表示される時に、図4(A)又は図4(B)において、図2(A)又は図2(B)の第1の表示器20−1の一部(第1の表示範囲AR1)は、第1の虚像V1の表示を継続するとともに、第1の表示器20−1の残部(第3の表示範囲)は、第2の虚像V2'を表示することができる。
第2の虚像V2を表示する図2(A)又は図2(B)の第2の表示器20−2が故障する時に、第1の表示器20−1の一部での第1の虚像V1の表示は、継続される。言い換えれば、第1の虚像V1の表示に関しては、第1の表示器20−1の一部が故障していないので、図1(A)の表示コントローラ200又は処理部Pは、引き続き同じ処理を継続することができ、従って、第1の虚像V1の表示は、効率的である。加えて、第2の虚像V2を表示する第2の表示器20−2が故障する時に、第1の表示器20−1の残部(表示禁止領域F)が故障していないので、第2の表示範囲AR2での第2の虚像V2の表示の代わりに、第3の表示範囲(表示禁止領域F)での第2の虚像V2'の表示が実行される。言い換えれば、第2の虚像V2'の表示に関しては、図1(A)の表示コントローラ200又は処理部Pは、無効化された表示禁止領域Fを有効化(無効から有効への変更)の処理を行うだけでよく、従って、第2の虚像V2'の表示も、効率的である。
図5は、図1の車両用表示装置の要部の構成例を示す。図5に示されるように、車両用表示装置は、1例として、例えば第1の撮像部で構成される前方車両情報取得部103−1及び例えば第2の撮像部で構成される視点情報取得部103−2を備えている。なお、前方車両情報取得部103−1は、第1の撮像部の代わりに、又は第1の撮像部に加えて、例えばレーダ装置、ソナー装置等で構成されてもよい。
図5において、車両用表示装置は、1例として、例えば第1の画像処理部で構成される前方解析部310−1及び例えば第2の画像処理部で構成される視点解析部310−2を備えている。なお、前方解析部310−1及び視点解析部310−2は、それぞれ、第1の撮像部及び第2の撮像部からの画像の代わりに、又は第1の撮像部及び第2の撮像部からの画像に加えて、例えばレーダ装置、ソナー装置等からのデータを解析してよい。
図5において、車両用表示装置は、1例として、例えば車速情報取得部350及び例えば残量情報取得部380で構成される情報取得部Sを備えている。図5の処理部Pは、例えば運転者の視点102に応じた路面情報を検出又は抽出し、その路面情報に含まれる例えば前方車両を表す第1の車両情報の第1の虚像V1が実際の前方車両(風景)と重なるように第1の車両情報(画像)を生成可能である。加えて、図5の処理部Pは、例えば自車両の速度情報及び残量情報を検出又は抽出し、速度情報及び残量情報を表す第2の車両情報の第2の虚像V2が実際の風景(例えば路面)と重なるように第2の車両情報(画像)を生成可能である。
図5において、車両用表示装置は、1例として、例えば第1の表示器20−1及び例えば第2の表示器20−2で構成される表示器20を備えている。加えて、車両用表示装置は、1例として、例えば第1の表示器20−1の一部に対応する第1の表示範囲AR1用の第1の係数K1と、例えば第2の表示器20−2に対応する第2の表示範囲AR2用の第2の係数K2(第1の係数K1と異なる)と、例えば第1の表示器の残部20−1に対応する第3の表示範囲用の第3の係数K3(第1の係数K1及び第2の係数K2と異なる)と、を記憶する記憶部230を備えている。
図5の記憶部230は、例えば前方車両を表す元画像と、例えば速度情報及び残量情報を表す元画像と、を更に記憶することができる。
基本的には、図5の処理部Pは、第1の係数K1に基づき第1の表示範囲AR1での第1の車両情報(前方車両を表す元画像と第1の係数K1とに基づく第1の表示用画像)を生成し、且つ第2の係数K2に基づき第2の表示範囲AR2での第2の車両情報(速度情報及び残量情報を表す元画像と第2の係数K2とに基づく第2の表示用画像)を生成している。処理部Pは、第1の表示用画像を第1の表示器20−1に出力し、且つ第2の表示用画像を第2の表示器20−2に出力している。第1の表示器20−1は、第1の車両情報に対応する第1の表示用画像の第1の虚像V1を第1の表示範囲AR1に表示し、且つ第2の表示器20−2は、第2の車両情報に対応する第2の表示用画像の第2の虚像V2を第2の表示範囲AR2に表示している。
しかしながら、第2の表示器20−2が故障する時に、或いは、第2の表示器20−2が太陽光、バックライト等の影響で例えば摂氏85度以上の高温である時に、図5の処理部Pは、第2の係数K2に基づき第2の表示範囲AR2での第2の車両情報(速度情報及び残量情報を表す元画像と第2の係数K2とに基づく第2の表示用画像)を生成しないで、第3の係数K3に基づき第3の表示範囲での第2の車両情報(速度情報及び残量情報を表す元画像と第3の係数K3とに基づく第3の表示用画像)を生成する。次に、第2の表示器20−2は、第2の車両情報に対応する第2の表示用画像の第2の虚像V2を第2の表示範囲AR2に表示しないで、図5の第1の表示器20−1は、第2の車両情報に対応する第3の表示用画像の第2の虚像V2'を第3の表示範囲に表示する(図4(A)又は図4(B)参照)。
なお、第2の表示器20−2が故障する時に、或いは、第2の表示器20−2が例えば摂氏85度以上の高温である時に、第2の表示器20−2は、これらの異常を示す異常信号を処理部Pに出力することができる。異常信号を入力する時に、即ち、第2の表示器20−2が異常である時に、図5の処理部Pは、前方車両を表す元画像と第1の係数K1とに基づく第1の表示用画像を生成するとともに、速度情報及び残量情報を表す元画像と第3の係数K3とに基づく第3の表示用画像を生成している。従って、処理部Pは、第1の表示用画像と第3の表示用画像とを合成して、合成画像を第1の表示器20−1に出力することができる。
第2の表示器20−2が異常である時に、第2の表示器20−2で表示されていた第2の表示用画像の第2の虚像V2は、車両の運転者の視点102でそのままの状態で、第3の表示用画像の第2の虚像V2'として、第1の表示器20−1によって表示されている(図4(A)参照)。言い換えれば、車両の運転者の視点102で、図3(C)の第2の虚像V2(第2の表示範囲AR2)と図4(A)の第2の虚像V2'(第3の表示範囲)とは同じであり、運転者は、違和感を与えられ難く。言い換えれば、第2の虚像V2'の表示は、車両の運転者にとってより一層認識され易い。
なお、第2の表示器20−2が異常である時に、第2の表示範囲AR2に表示されていた第2の虚像V2は、実空間上で拡大された状態で、第1の表示器20−1の第3の表示範囲の第2の虚像V2'として、表示されている(図4(B)参照)。
図6(A)及び図6(B)は、それぞれ、運転者の視点102(正面視)及び実空間上(斜視)での第1の表示器20−1に対応する第1の表示範囲AR1(及び第3の表示範囲)の他の構成例(説明図)を示す。運転者の視点102の高さ(運転者の座高の高さ)によっては、第2の表示器20−2で表示されていた第2の表示用画像の第2の虚像V2は、車両の運転者の視点102で縮小された状態で、第3の表示用画像の第2の虚像V2''として、第1の表示器20−1によって表示されている(図6(A)参照)。言い換えれば、図3(B)の第1の表示器20−1の禁止領域Fの一部だけが有効化されて、禁止領域Fの残部が無効化されてもよい(図6(A)参照)。
なお、第2の表示器20−2が異常である時に、第2の表示範囲AR2に表示されていた第2の虚像V2は、実空間上で拡大された状態で、第1の表示器20−1の第3の表示範囲の第2の虚像V2''として、表示されている(図6(B)参照)。
図7(A)及び図7(B)の各々は、図6(A)の第3の表示範囲に含まれる複数の情報要素の表示部分の構成例(説明図)を示す。図6(A)において、第2の表示器20−2で表示されていた第2の虚像V2(第2の表示範囲AR2)は、車両の運転者の視点102で縮小された状態で、第2の虚像V2''(第3の表示範囲)として、第1の表示器20−1によって表示されている。従って、車両の運転者の視点102で、第2の虚像V2(第2の表示範囲AR2)は、第2の虚像V2''(第3の表示範囲)に縮小される。
図6(A)の第3の表示範囲に含まれる複数の情報要素(例えば自車両の速度、燃料の残量等)の表示部分は、運転者の視点102で同じ縮小率を有することができる。しかしながら、例えば法規によって表示の継続が義務付けられる重要な情報(例えば自車両の速度)の表示を優先させて、言い換えれば、1例として、第2の表示器20−2で表示されていた第2の虚像V2(自車両の速度の表示部分)は、車両の運転者の視点102でそのままの状態で、第2の虚像V2'(自車両の速度の表示部分)として、第1の表示器20−1によって表示されてもよい。
即ち、図6(A)の第3の表示範囲に含まれる複数の情報要素のうちの例えば自車両の速度(第1の情報要素)に対応する第2の虚像V2''の一部は、運転者の視点102で第1の縮小率を有するとともに、複数の情報要素のうちの燃料の残量(第2の情報要素)に対応する第2の虚像V2''の残部V3(虚像V3)は、運転者の視点102で第1の縮小率よりも小さい第2の縮小率を有することができる。このように、第2の表示器20−2が異常である時に、複数の情報要素のうちの第2の情報要素は、少ない表示範囲で表示される。少ない表示範囲(例えば小さい第2の縮小率を有する燃料の残量(第2の情報要素)の虚像V3)は、図7(A)において、第3の表示範囲の例えば上部に設定され、図7(B)において、第3の表示範囲の例えば下部に設定されている。言い換えれば、第2の情報要素の表示が簡易化される時に、第1の情報要素の表示範囲は、その大きさを維持又は最大化することができる。
図8(A)、図8(C)、図8(E)及び図8(G)の各々は、第1の表示範囲AR(又は第3の表示範囲の一部)に表示される情報要素の具体例(外観図)を示し、図8(B)、図8(D)、図8(F)及び図8(H)の各々は、第3の表示範囲の残部V3(虚像V3)に表示される最小の情報要素の具体例(外観図)を示す。
1例として、第2の虚像V2内の自車両の速度は、運転者の視点102でそのままの状態(同じ大きさ)で、第2の虚像V2''として表示される(図8(A)参照)。しかしながら、自車両の速度の優先度が低い時に、自車両の速度は、運転者の視点102で少ない表示範囲で、第2の虚像V2''内の虚像V3として表示されてもよい(図8(B)参照)。
もう1つの例として、第2の虚像V2内の燃料の残量の優先度が高い時に、その残量は、運転者の視点102でそのままの状態(同じ大きさ)で、第2の虚像V2''として表示されてもよい(図8(C)参照)。代替的に、第2の虚像V2内の燃料の残量の優先度が低い時に、その残量は、運転者の視点102で少ない表示範囲で、第2の虚像V2''内の虚像V3として表示されてもよい(図8(D)参照)。
他の例として、第2の虚像V2内の前方車両の優先度が高い時に、その前方車両は、運転者の視点102でそのままの状態(同じ大きさ)で、第2の虚像V2''として表示されてもよい(図8(E)参照)。代替的に、第2の虚像V2内の前方車両の優先度が低い時に、その前方車両は、運転者の視点102で少ない表示範囲で、第2の虚像V2''内の虚像V3として表示されてもよい(図8(F)参照)。
同様に、第2の虚像V2内の例えば自車両車線逸脱の優先度が高い時に、その自車両車線逸脱は、運転者の視点102でそのままの状態(同じ大きさ)で、第2の虚像V2''として表示されてもよい(図8(G)参照)。代替的に、第2の虚像V2内の自車両車線逸脱の優先度が低い時に、その自車両車線逸脱は、運転者の視点102で少ない表示範囲で、第2の虚像V2''内の虚像V3として表示されてもよい(図8(H)参照)。
以下に、図1(A)の他の構成については、説明する。図1(A)において、車両情報投影システムが搭載される車両(自車両)は、図1において例えば自動車であり、自動車は水平線H又は道路の上を走行可能である。運転者の視点102で、図1の虚像(虚像V1,V2の組み合わせ)の高さ又は奥行きは、例えば距離D1から距離D3までの所定距離に設定されている。言い換えれば、運転者の視点102で、虚像(虚像V1,V2の組み合わせ)の下端は、車両から距離D1だけ前方に存在し、虚像(虚像V1,V2の組み合わせ)の上端は、車両から距離D3だけ前方に存在し、虚像(虚像V1,V2の組み合わせ)の上下方向の中点は、車両から距離D2だけ前方に存在している。距離D1、距離D2及び距離D3は、それぞれ、例えば20[m]、例えば30[m]及び例えば50[m]である。
図1(A)において、1つの反射器21が示されているが、反射器21は、例えば2つ又は3つの反射器であってもよく、言い換えれば、表示器20からウインドシールド101までの表示光(表示光L1,L2)の光路は、調整されてもよく、距離D1、距離D2及び距離D3は、理想的な運転者の視点102の高さ(理想的な運転者の座高の高さ)及び表示光L1,L2の光路に応じて調整されてもよい。また、反射器21は、一般に、表示器20からの表示光L1,L2を拡大し、加えて、反射器21又は表示コントローラ200(例えば処理部P)は、一般に、ウインドシールド101の一部に設定される表示範囲における歪み(例えばガラス面の歪み)を補正することができる。
図1(A)の表示コントローラ200は、例えば記憶部230を更に備え、記憶部230は、例えば判定部210、生成部220等の処理部Pの処理又は演算に必要な様々なデータを記憶することができる。表示コントローラ200は、典型的には例えばマイクロコンピュータで構成され、例えばCPUと、ROM、RAM等のメモリと、入出力インターフェース等を含むことができる。処理部Pは、典型的にはCPU及びRAM(ワーク領域)で構成され、記憶部230は、典型的にはROM(例えばEEPROM)で構成される。例えば、ROMは、CPUに所定の動作(車両情報投影方法)を実行させるプログラムを記憶してもよく、RAMは、CPUのワーク領域を形成することができる。また、ROMは、例えば車両情報を決定又は演算するために必要なデータを記憶することができる。図1の表示コントローラ200は、車両に配置又は搭載されるLAN300(例えばバス型のLAN)を介して、例えば情報取得部Sに接続されている。表示コントローラ200は、一般に、ECU(Electronic Control Unit)と呼ばれてもよい。
なお、情報取得部Sが複数の情報取得部である時に、言い換えれば、情報取得部Sが例えば後方車両情報取得部360及び例えば舵角情報取得部370等を有する時に、複数の情報取得部の各々(例えば後方車両情報取得部360、舵角情報取得部370等)は、LAN300を介して例えば表示コントローラ200に接続されている。情報取得部Sを構成する各情報取得部(例えば後方車両情報取得部360、舵角情報取得部370等)は、一般に、ECU又はセンサと呼ばれてもよい。
図1(A)において、表示コントローラ200は、LAN300を介して画像処理部310に接続されている。図1(A)の画像処理部310は、例えばCCD等の撮像素子を有する撮像部103から撮像画像を取り込み、撮像画像に基づき例えば車線又は道路を例えばリアルタイムで検出又は抽出することができる。加えて、画像処理部310は、複数の車線間の境界線(例えば点線の白線、実線の白線、実線の黄(オレンジ)色)を検出又は抽出してもよく、また、車両の前方に存在する前方車両(例えば先行車両、対向車両)及び/又は障害物等を検出又は抽出してもよい。撮像部103は、例えばカメラ(前方カメラ)であり、例えば図示されないインナーリアビューミラー(バックミラー)の付近に設置されている。撮像部103は、専用の撮像部であってもよく、共用の撮像部(車両情報投影システムだけでなく例えばクルーズコントロール、ドライブレコーダ等に利用される撮像部)であってもよい。
もちろん、図1(A)の画像処理部310は、省略されてもよく、言い換えれば、表示コントローラ200は、例えばLAN300を介して撮像部103に直接に接続されて、表示コントローラ200又は処理部Pは、それ自身で、撮像画像(実際の風景)に基づき例えば境界線等の対象物を検出又は抽出してもよい。代替的に、情報取得部Sが例えば位置情報取得部330及び道路情報取得部320を有する時に、表示コントローラ200又は処理部Pは、例えばLAN300、位置情報取得部330及び道路情報取得部320を介して、車両の位置(例えば現在位置)に基づく車線、境界線、道路等の対象物の情報(対象物の形状)を検出又は抽出してもよい。
図1(A)の後方車両情報取得部360は、例えばカメラ(後方カメラ)及び例えば画像処理部(後方カメラ用画像処理部)で構成され、車両の後方に存在する後方車両(例えば自動車又は四輪車、オートバイ又は二輪車)を検出又は抽出することができる。もちろん、後方車両情報取得部360は、例えばレーダ装置、ソナー装置等であってもよく、後方車両情報取得部360は、対象物を後方車両として検出又は抽出することができる。代替的に、後方車両情報取得部360は、例えば車車間通信装置、路車間通信機器等であってもよく、後方車両の位置(例えば絶対位置)を検出又は受信してもよい。
後方車両情報取得部360は、好ましくは、それ自身が走行車線の隣の隣接車線を走行する後方車両を検出可能であるように、配置又は設定されている。隣接車線を走行する後方車両は、車両(自車両)に対して例えば左後方又は右方向に位置する後方車両である。また、その後方車両には、例えば自車両に対して自車両を追い越していない例えば左隣又は右隣に位置する後方車両であって、後方車両の一部が自車両の方向に存在する後方車両が含まれている。
図1(A)の後方車両情報取得部360は、後方車両を検出し、好ましくは、車両(自車両)と後方車両との間の相対距離を検出する。図1(A)の後方車両情報取得部360は、更に好ましくは、相対距離だけでなく、車両(自車両)と後方車両との間の相対速度も検出する。もちろん、後方車両情報取得部360は、後方車両の存在だけを検出してもよく、代替的に、後方車両の絶対位置だけを検出してもよく、代替的に、相対速度又は相対距離の何れか一方だけを検出してもよい。後方車両情報取得部360が後方車両の存在(存在検出情報)だけを検出する時に、その後に、表示コントローラ200又は処理部Pは、それ自身で、後方車両の存在検出情報に基づき例えば相対距離及び/又は相対速度を検出又は抽出してもよい。
後方車両情報取得部360が後方車両の例えば絶対速度を検出又は取得する時に、後方車両情報取得部360又は例えば表示コントローラ200(処理部P)は、例えば車速情報取得部350で取得される車両(自車両)の絶対速度を考慮して、相対速度を検出又は演算してもよい。
図1(A)の舵角情報取得部370は、車両(自車両)の舵角情報を検出又は取得することができる。舵角情報の中には、自車両のステアリングハンドルが例えば運転者によって操作されることを表す操舵角情報、自車両の転舵輪(例えば前輪)が例えばモータ(図示せず)によって駆動されることを表す転舵角情報等が含まれている。言い換えれば、舵角情報取得部370は、ステアリングハンドル又はステアリングコラムの回転を取得可能である例えば操舵角センサを含み、或いは、例えばモータの軸又は転舵輪の回転を取得可能である例えば転舵角センサを含むことができる。なお、舵角情報取得部370は、LAN300を介して舵角情報を例えば表示コントローラ200(処理部P)に送信可能である例えばパワーステアリング用のECU、横滑り防止用のECU等であってもよい。
次に、図1(A)の指示情報取得部340は、車両(自車両)への指示情報を検出又は取得することができる。指示情報の中には、自車両のウインカ(方向指示器)が例えば運転者によって操作されることを表す方向指示情報等が含まれている。言い換えれば、指示情報取得部340は、ウインカへの操作を出力可能である例えばウインカであってもよい。なお、指示情報取得部340は、LAN300を介して方向指示情報を例えば表示コントローラ200(処理部P)に送信可能である例えばメータ用のECU等であってもよい。
次に、図1(A)の道路情報取得部320は、車両(自車両)の周辺又は例えば前方の道路情報(例えば進行方向の道路情報)を検出又は取得することができる。言い換えれば、道路情報取得部320は、自車両の走行又は進行に応じて変化する画像を解析する例えば画像解析器であってもよい。この画像は、例えば専用カメラで撮像される撮像画像であってもよく、或いは、以下に説明する前方カメラ又は後方カメラで撮像される撮像画像であってもよい。
道路情報取得部320の代わりに、車両進行情報取得部として例えば画像処理部310が採用されてもよい。言い換えれば、画像処理部310(撮像画像解析器)は、例えば撮像部103(前方カメラ)からの撮像画像(前方の道路を表す前方道路撮像画像)に基づき自車両の車線変更(車線変更の度合い(自車両車線逸脱を含む))を検出又は抽出してもよい。
代替的に、道路情報取得部320の代わりに、車両進行情報取得部として例えば後方車両情報取得部360が採用されてもよい。言い換えれば、後方車両情報取得部360(撮像画像解析器)は、例えば後方カメラからの撮像画像(後方の道路を表す後方道路撮像画像)に基づき自車両の車線変更(車線変更の度合い(自車両車線逸脱を含む))を検出又は抽出してもよい。
本発明は、上述の例示的な実施形態に限定されず、また、当業者は、上述の例示的な実施形態を特許請求の範囲に含まれる範囲まで、容易に変更することができるであろう。
20・・・表示器、21・・・反射器、40・・・ハーフミラー、100・・・表示機構、101・・・ウインドシールド、102・・・運転者の視点、103・・・撮像部、200・・・表示コントローラ、210・・・判定部、220・・・生成部、230・・・記憶部、300・・・LAN、310・・・画像処理部、320・・・道路情報取得部、330・・・位置情報取得部、340・・・指示情報取得部、350・・・車速情報取得部、360・・・後方車両情報取得部、370・・・舵角情報取得部、380・・・残量情報取得部、AR1,AR2・・・表示範囲、F・・・表示禁止領域、K1,K2,K3・・・係数、L,L1,L2・・・表示光、H・・・水平線、P・・・処理部、S・・・情報取得部、V1,V2,V3・・・虚像。

Claims (13)

  1. 第1の表示情報及び第2の表示情報を生成する処理部と、
    前記第1の表示情報及び前記第2の表示情報をそれぞれ第1の虚像及び第2の虚像として表示可能である表示部と、
    を備え、
    前記第1の虚像が第2の虚像と重ならないように、前記処理部は、前記表示部の一部を無効化し、
    前記第2の虚像を表示する前記表示部の他の一部が異常である時に、前記処理部は、前記表示部の残部での前記第1の虚像の表示を継続するとともに、前記表示部の前記一部を有効化することによって前記表示部の前記一部での前記第2の虚像の表示を実行することを特徴とする車両用表示装置。
  2. 前記表示部は、第1の表示器及び第2の表示器を有し、
    前記第1の表示器及び前記第2の表示器がそれぞれ前記第1の虚像及び前記第2の虚像を表示する時に、前記第2の虚像に対応する前記第1の表示器の部分は、前記表示部の前記一部として、前記第1の虚像が第2の虚像と重ならないように無効化されて表示禁止領域を形成し、
    前記表示部の前記他の一部としての前記第2の表示器が異常である時に、前記表示部の残部としての前記第1の表示器の残部は、前記第1の虚像の表示を継続するとともに、前記第1の表示器の前記部分である前記表示禁止領域は、有効化されて前記第2の虚像を表示することを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
  3. 前記第1の表示器の前記部分に対応する第1の表示範囲用の第1の係数と、前記第2の表示器に対応する第2の表示範囲用の前記第1の係数と異なる第2の係数と、前記第1の表示器の前記残部に対応する第3の表示範囲用の前記第1の係数及び前記第2の係数と異なる第3の係数と、を記憶する記憶部を更に備え、
    前記処理部は、前記第1の係数に基づき前記第1の表示範囲での前記第1の表示情報を生成し、且つ前記第2の係数に基づき前記第2の表示範囲での前記第2の表示情報を生成し、
    前記第2の表示器が異常である時に、前記処理部は、前記第1の係数に基づき前記第1の表示範囲での前記第1の表示情報を生成し、且つ前記第3の係数に基づき前記第3の表示範囲での前記第2の表示情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の車両用表示装置。
  4. 前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常であることは、前記他の一部の故障を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の車両用表示装置。
  5. 前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常であることは、前記他の一部の所定温度以上の高温を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の車両用表示装置。
  6. 前記第1の虚像は、第1の仮想表示平面上に配置された第1の車両情報を表し、
    前記第2の虚像は、第2の仮想表示平面上に配置された第2の車両情報を表し、
    前記第1の仮想表示平面は、水平線から第1の角度だけ傾き、
    前記第2の仮想表示平面は、水平線から前記第1の角度と異なる前記第2の角度だけ傾くことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の車両用表示装置。
  7. 前記第1の車両情報は、車両が走行している路面情報を含み、
    前記第1の角度と前記第2の角度との差は、45[degree]以上であることを特徴とする請求項6に記載の車両用表示装置。
  8. 前記第1の角度は、0[degree]から30[degree]までの範囲に設定され、
    前記第2の角度は、80[degree]から90[degree]までの範囲に設定されることを特徴とする請求項7に記載の車両用表示装置。
  9. 前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常である時に、前記表示部の前記他の一部で表示されていた前記第2の虚像は、実空間上で拡大された状態で、前記表示部の前記一部によって表示され、
    前記第2の虚像と前記車両との距離は、前記第1の虚像と前記車両との距離よりも短いことを特徴とする請求項7又は8に記載の車両用表示装置。
  10. 前記第2の車両情報は、前記車両の計器情報を含む請求項7乃至9の何れか1項に記載の車両用表示装置。
  11. 前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常である時に、前記表示部の前記他の一部で表示されていた前記第2の虚像は、車両の運転者運の視点でそのままの状態で、前記表示部の前記一部によって表示されることを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載の車両用表示装置。
  12. 前記第2の虚像を表示する前記表示部の前記他の一部が異常である時に、前記表示部の前記他の一部で表示されていた前記第2の虚像は、前記車両の運転者の視点で縮小された状態で、前記表示部の前記一部によって表示されることを特徴とする請求項7乃至10の何れか1項に記載の車両用表示装置。
  13. 前記第2の車両情報は、複数の情報要素を含み、
    前記複数の情報要素のうちの第1の情報要素に対応する前記第2の虚像の一部は、前記車両の運転者の視点で第1の縮小率で、前記表示部の前記一部によって表示されるとともに、前記複数の情報要素のうちの第2の情報要素に対応する前記第2の虚像の残部は、前記車両の運転者の視点で前記第1の縮小率よりも小さい第2の縮小率で、前記表示部の前記一部によって表示されることを特徴とする請求項12に記載の車両用表示装置。
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