JP2017172898A - 空調給湯システム - Google Patents

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Masayuki Iidaka
誠之 飯高
明広 重田
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明広 重田
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Masaru Matsui
大 松井
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Abstract

【課題】入水温度が高くなる沸き終いにおいても、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度が取れなくなるのを防ぎ、室内機の冷房能力の低下を抑制することができる空調給湯システムを提供する。
【解決手段】制御部410による過冷却度安定化モードにより、入水温度検知手段420により検知される熱媒体の入水温度が所定温度より高くなった場合に、給湯用冷媒流量調整弁330の開度を開くように制御するとともに、過冷却度検知手段430により検知されるカスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定値より小さくなった場合に、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を絞るように制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷房、暖房、給湯に必要な温冷熱を同時に供給できる空調給湯システムにおいて、給湯用の温水を生成する冷凍サイクルを搭載し、カスケード熱交換器を介して空調冷媒と給湯冷媒との間で熱交換する空調給湯システムに関するものである。
従来から、冷房、暖房、給湯に必要な温冷熱を同時に供給できる空調給湯システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の空調給湯システムの構成を図6に示す。
特許文献1では、少なくとも1台の室内機200と熱生成ユニット300は、気液分離機152から伸びるガス管150、液管170、および室外機100から伸びる吸入管160の3本の冷媒配管に対し並列に接続されている。
室外機100内の空調用圧縮機110で圧縮された空調用冷媒は、冷媒配管に接続された弁の開閉により、室内機200と熱生成ユニット300に供給される。図6では冷房運転時の弁の状態を示しているが、室内機200には、冷房時は高圧の液化した空調用冷媒が液管170を経由して供給され、暖房時は高温高圧のガス化した空調用冷媒がガス管150を経由して供給される。また、熱生成ユニット300には、高温高圧のガス化した空調用冷媒がガス管150を経由して供給される。
熱生成ユニット300の内部には、空調用冷媒とは異なる給湯用冷媒を圧縮する給湯用圧縮機310と、高温高圧のガス化した給湯用冷媒から熱を受けて、水を主成分とする熱媒体を加熱する給湯用熱交換器320と、空調用冷媒と給湯用冷媒とが熱交換するカスケード熱交換器340が搭載されている。
また、給湯用熱交換器320で生成した高温の熱媒体を熱生成ユニット300の外部に送出する熱媒体ポンプ360は熱生成ユニット300の外部に設置されている。
空調用冷媒が循環する冷凍サイクルと給湯用冷媒が循環する冷凍サイクルとは、カスケード熱交換器340において熱的に接続された、いわゆる二元冷凍サイクルを形成している。
以上の構成の空調給湯システムでは、冷房負荷、暖房負荷および高温の給湯負荷を同時に提供しつつ、従来大気中に排出していた温熱を回収し、再利用して給湯を行うので、システムCOPが大幅に向上し、省エネを実現することができる。
国際公開WO2009/098751号
しかしながら、前記従来の構成では、貯湯タンクから給湯用熱交換器320に供給される水の温度、すなわち入水温度が高くなると、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350に流入する空調用冷媒の過冷却度が取れなくなり、気液二相状態となる。したがって、気液二相状態で熱生成ユニット300から流出し、冷房運転している室内機200の室内空気熱交換器215に供給される冷媒は乾き度が高い状態となる。
したがって、入水温度が高くなると、冷房運転している室内機200の室内空気熱交換器器215に供給される冷媒の乾き度が高く、十分な蒸発潜熱が得られなくなるため、室内機200の冷房能力が低下するという課題があった。
以下、その理由を説明する。
まず、入水温度は外気温度の影響や貯湯タンク内の湯のたまり具合の影響により5℃〜60℃で変化する。例えば、貯湯タンク内の湯が満タンに近づく沸き終い条件において入水温度は60℃まで上昇する。
図4に給湯サイクルのモリエール線図を示す。301は入水温度5℃の場合の給湯サイクルであり、302は沸き終い条件の入水温度が60℃の場合の給湯サイクルである。
ここで、二酸化炭素冷媒は給湯用熱交換器320において水側へ放熱するため、給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の温度は入水温度より5K高い温度となる。
図4の303は、入水温度5℃の場合の給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の状態を示す点であり、このとき、二酸化炭素冷媒の温度は入水温度5℃より5K高い10℃となる。また、図4の304は、沸き終い条件の入水温度60℃の場合の給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の状態を示す点であり、このとき、二酸化炭素冷媒の温度は入水温度60℃より5K高い65℃となる。すなわち、入水温度5℃のときよりも入水温度60℃のときのほうが、給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の比エンタルピーは高くなる。
その結果、給湯用熱交換器320から流出し、給湯用冷媒流量調整弁330で等エンタルピー膨張した後、カスケード熱交換器340に流入する二酸化炭素冷媒の乾き度は、入水温度5℃のときよりも入水温度60℃のときのほうが高くなる。したがって、カスケード熱交換器340において空調用冷媒と熱交換して流出する二酸化炭素冷媒の過熱度は大きくなりやすい。
二酸化炭素冷媒の過熱度が大きくなると、カスケード熱交換器340において空調用冷媒との温度差が取れなくなるため、カスケード熱交換器340での交換熱量が低下し、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒は過冷却度が取れず、気液二相状態となるため、比エンタルピーが大きくなる。
カスケード熱交換器340から気液二相状態で流出した空調用冷媒は、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を通過して、熱生成ユニット300から流出し、液管170を経由して、冷房運転している室内機200に流入する。室内機200に流入した冷媒は、室内機冷媒流量調整弁220にて減圧された後、室内空気熱交換器215に流入する。このとき、室内空気熱交換器215に流入する空調用冷媒の比エンタルピーは、カスケード熱交換器340の出口における比エンタルピーと略同一であることから、入水温度が高くなることで、比エンタルピーも大きくなる。
したがって、室内空気熱交換器215において蒸発する空調用冷媒は、入口と出口における比エンタルピー差が小さくなり、十分な蒸発潜熱が得られなくなるため、室内機200の冷房能力が低下する。
以上の理由から、特許文献1に記載の構成においては、入水温度が高くなるとカスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度が取れなくなるため、冷房運転している室内機200の室内空気熱交換器215の入口における空調用冷媒の比エンタルピーが大きくなり、それに伴って室内機200の冷房能力が低下するという課題があった。
本発明は、前記課題を解決するものであり、入水温度が高くなる沸き終いにおいても、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度が取れなくなるのを防ぎ、室内機の冷房能力の低下を抑制することができる空調給湯システムを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明の空調給湯システムは、給湯用冷媒を圧縮する給湯用圧縮機と、前記給湯用冷媒と給湯用の熱媒体とが熱交換する給湯用熱交換器と、前記給湯用冷媒の流量を制御する給湯用冷媒流量調整弁と、前記給湯用冷媒と空調用冷媒とが熱交換するカスケード熱交換器とを環状に接続した熱生成ユニットと、前記カスケード熱交換器に供給する前記空調用冷媒の流量を制御する熱生成ユニット冷媒流量調整弁と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記給湯用冷媒流量調整弁および前記熱生成ユニット冷媒流量調整弁の開度を調整する過冷却度安定化モードを備えていることを特徴とする。
これによれば、制御部による過冷却度安定化モードにより、沸き終いで入水温度が高くなる場合において、給湯用冷媒流量調整弁を開いて給湯用冷媒の循環量を増加させるので、カスケード熱交換器の入口における給湯用冷媒の状態は同じままでカスケード熱交換器における給湯用冷媒の比エンタルピー差が小さくなるため、カスケード熱交換器の出口における給湯用冷媒の過熱度が減少する。したがって、カスケード熱交換器における給湯用冷媒と空調用冷媒との対数平均温度差が大きくなるため、交換熱量が大きくなり、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の比エンタルピーが小さくなる。
また、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定値より小さくなった場合に、熱生成ユニット冷媒流量調整弁を絞り、空調用冷媒の循環量を低下させるので、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の比エンタルピーが小さくなるため、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒は過冷却状態が維持される。
本発明の空調給湯システムでは、沸き終い時などで入水温度が高くなる場合においても、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒は過冷却状態が維持されるので、熱生成ユニットから流出し、液管を経由して、冷房運転している室内機の室内空気熱交換器に流入する空調用冷媒の比エンタルピーを小さくすることができる。したがって、室内空気熱交換器において十分な蒸発潜熱が得られ、室内機の冷房能力の低下を抑制することができる。
本発明の実施形態1における空調給湯システムの冷凍サイクル構成図 本発明の熱生成ユニットの内部構造を示す平面図 本実施形態の熱生成ユニットの内部構造を示す正面図 給湯サイクルのモリエール線図 本実施形態の制御を示すフローチャート 特許文献1における空調給湯システムの冷凍サイクル構成図
第1の発明は、給湯用冷媒を圧縮する給湯用圧縮機と、前記給湯用冷媒と給湯用の熱媒体とが熱交換する給湯用熱交換器と、前記給湯用冷媒の流量を制御する給湯用冷媒流量調整弁と、前記給湯用冷媒と空調用冷媒とが熱交換するカスケード熱交換器とを環状に接続した熱生成ユニットと、前記カスケード熱交換器に供給する前記空調用冷媒の流量を制御する熱生成ユニット冷媒流量調整弁と、制御部と、を備え、前記制御部は、前記給湯用冷媒流量調整弁および前記熱生成ユニット冷媒流量調整弁の開度を調整する過冷却度安定化モードを備えていることを特徴とする空調給湯システムである。
第2の発明は、前記給湯用熱交換器に流入する熱媒体の温度を検知する入水温度検知手段および前記カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度を検知する過冷却度検知手段をさらに備え、前記制御部による過冷却度安定化モードは、前記入水温度検知手段により検知される熱媒体の入水温度が所定値より高くなった場合に、前記給湯用冷媒流量調整弁の開度を開くように制御するとともに、前記過冷却度検知手段により検知される前記カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定値より小さくなった場合に、前記熱生成ユニット冷媒流量調整弁の開度を絞るように制御することを特徴とする空調給湯システムである。
これにより、沸き終いで入水温度が高くなる場合において、給湯用冷媒流量調整弁を開いて、給湯用冷媒の循環量を増加させるので、カスケード熱交換器入口における給湯用冷媒の状態は同じままでカスケード熱交換器入口と出口における給湯用冷媒の比エンタルピー差が小さくなるため、カスケード熱交換器の出口における給湯用冷媒の過熱度が減少する。
したがって、カスケード熱交換器における給湯用冷媒と空調用冷媒との対数平均温度差が大きくなるため、交換熱量が大きくなり、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の比エンタルピーが小さくなる。
また、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定値より小さくなった場合に、熱生成ユニット冷媒流量調整弁を絞り、空調用冷媒の循環量を低下させるので、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の比エンタルピーが小さくなる。
よって、本発明の空調給湯システムでは、沸き終い時などで入水温度が高くなる場合においても、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の比エンタルピーが小さくなるので、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒は過冷却状態が維持されるため、熱生成ユニットから流出し、液管を経由して、冷房運転している室内機の室内空気熱交換器に流入する空調用冷媒の比エンタルピーを小さくすることができる。したがって、室内熱交換器において十分な蒸発潜熱が得られ、室内機の冷房能力の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって、本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態の熱生成ユニットを含む空調給湯システムの冷凍サイクル構成を図1に示す。図1の空調給湯システムは、室外ユニット100と、室内機200と、熱生成ユニット300とを備えている。本実施形態においては、室外ユニット100が1台に対し、室内機200が2台、熱生成ユニット300が1台接続した構成となっている。なお、冷凍サイクル構成に関しては、図1に示したものに限定されない。例えば、室外ユニット100は2台以上、室内機200も1台もしくは3台以上、熱生成ユニット300も2台以上、並列に接続可能である。
室外ユニット100と室内機200、熱生成ユニット300とは、空調用冷媒が流通する配管で連結されている。室外ユニット100と室内機200とは、高温高圧のガス化した空調用冷媒が流れるガス管150と、低圧の空調用冷媒が流れる吸入管160と、高圧の液化した空調用冷媒が流れる液管170とで接続されている。室内機200が、図1に示すように2台存在するときは、室内機200は3本の配管に対し並列に接続される。一方、室外ユニット100と熱生成ユニット300とは、室内機200と同じく配管に対し並列に接続されるが、ガス管150と液管170とのみ連通している。
室外ユニット100は、空調用冷媒を圧縮する空調用圧縮機110を備えている。空調用圧縮機110の吸入側には、空調用圧縮機110にガス冷媒を供給するアキュムレータ111が接続されている。空調用圧縮機110の吐出側には、吐出するガス状態の空調用冷媒に含まれる冷凍機油を分離する油分離器112が接続されている。油分離器112で分離された冷凍機油は、油戻し管113aにより空調用圧縮機110に戻される。油戻し管113aの連通は、油戻し管開閉弁113bの開閉により制御される。
また、室外ユニット100は、室外熱交換器115を備えており、室外熱交換器115の近傍には、室外熱交換器115に室外ユニット100の周囲の空気を供給する室外送風ファン116が設けられている。そして、室外空気熱交換器115は、室外送風ファン116で送られる空気と、空調用冷媒とが熱交換するよう構成されており、一般的には、フィン・チューブ型やマイクロチューブ型の熱交換器が利用される。
室外ユニット100は、室外熱交換器115に供給する空調用冷媒の流量を調整する室外冷媒流量調整弁120と、ガス管150における空調用冷媒の流量を制御する室外ガス管開閉弁121と、吸入管160における空調用冷媒の流量を制御する室外吸入管開閉弁122とをそれぞれ備えている。
室内機200は、室内熱交換器215と、室内熱交換器215に室内機200の周囲の空気を供給する室内送風ファン216と、室内熱交換器215に供給する空調用冷媒の流量を調整する室内冷媒流量調整弁220とを備えている。室内熱交換器215は、室内送風ファン216で送られる空気と、空調用冷媒とが熱交換するよう構成されており、一般的には、フィン・チューブ型やマイクロチューブ型の熱交換器が利用される。
また、室内機200は、ガス管150との空調用冷媒の流通の有無を制御する室内ガス管開閉弁221と、吸入管160との空調用冷媒の流通の有無を制御する室内吸入管開閉弁222とを備えている。
熱生成ユニット300は、給湯用冷媒を圧縮する給湯用圧縮機310と、給湯用冷媒と水を主成分とする熱媒体と熱交換する給湯用熱交換器320と、給湯用冷媒の流量を調整する給湯用冷媒流量調整弁330とを備えている。
また、熱生成ユニット300は、ガス管150から供給される空調用冷媒と給湯用冷媒とが熱交換するカスケード熱交換器340と、カスケード熱交換器340に供給する空調用冷媒の流量を調整する熱生成ユニット冷媒流量調整弁350と、給湯用熱交換器320に熱媒体を供給する熱媒体ポンプ360とを備えている。
ここで、これら給湯用圧縮機310と、給湯用熱交換器320と、給湯用冷媒流量調整弁330と、カスケード熱交換器340とを環状に接続して第1冷凍サイクル500が構成される。
また、カスケード熱交換器340と、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350とを直列に接続した第1回路501と、室内熱交換器215と、室内熱交換器215に供給する室内冷媒流量調整弁220とを直列に接続した少なくとも1つの第2回路502と、第1回路501と第2回路502とを並列に接続した熱負荷回路を、空調用圧縮機110と、室外熱交換器115とに接続して第2冷凍サイクル510が構成される。
なお、給湯用冷媒としては、フロン系冷媒や二酸化炭素冷媒を用い、熱媒体としては水や不凍液を用いる。以下、給湯用冷媒として二酸化炭素冷媒を用い、熱媒体として水を用いる場合について説明する。
また、空調用冷媒には、一般的に家庭用空調機やビル用空調機に使われる冷媒であるR410A、R32、R407Cなどを用いる。
また、二酸化炭素の物性値については、National Institute of Standards and Technology(以降NISTと略記)が発行しているReference Fluid Thermodynamic and Transport Properties Ver.9.0(以降Refprop Ver.9.0と略記)で導出した値を用いる。
次に、本実施形態における熱生成ユニット300の内部構造について説明する。
図2は、本実施形態における熱生成ユニット300の内部構造を示す平面図、図3は、熱生成ユニット300の内部構造を示す正面図である。
熱生成ユニット300には、給湯用圧縮機310と給湯用熱交換器320と給湯用冷媒流量調整弁330とカスケード熱交換器340とで形成される冷凍サイクルと、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350と熱媒体ポンプ360とがケーシング400に格納されている。
本実施の形態では、給湯用熱交換器320には、例えば、二重管式熱交換器が用いられている。二重管式熱交換器は、略円形断面の管(外管)の中に、1本以上の管(内管)が挿入されて形成した熱交換器である。内管が複数本ある場合は、内管同士をらせん状によじって外管に挿入される。給湯用冷媒に二酸化炭素冷媒を用いる場合は、給湯用熱交換器320の内管に二酸化炭素、外管と内管の間に水を流す。
なお、二重管式熱交換器の材料には、熱伝導性能の高い銅管を用いることが多い。
また、給湯用熱交換器320には、プレート式熱交換器、シェルアンドチューブ式熱交換器などを用いてもよい。
二重管式熱交換器の熱交換能力は、二重管の長さに比例する。したがって、二重管式熱交換器は、限られた設置容積の中で最大限の熱交換能力を確保するために、二重管を巻いて成型されている。二重管式熱交換器を設置するときは、二重管内の熱媒体が通る部分に空気が滞留し、熱交換性能が著しく低下することを防ぐために、二重管ができるだけ水平になるようにする。
カスケード熱交換器340には、二重管式熱交換器を用いる。二重管式熱交換器は、略円形断面の管(外管)の中に、1本以上の管(内管)が挿入されて形成した熱交換器である。内管が複数本ある場合は、内管同士をらせん状によじって外管に挿入される。
なお、カスケード熱交換器340として二重管式熱交換器を用いる場合、二重管式熱交換器の材料には、熱伝導性能の高い銅管を用いることが多い。
また、カスケード熱交換器340には、プレート式熱交換器、シェルアンドチューブ式熱交換器などを用いてもよい。
図2および図3に示すように、給湯用圧縮機310は、ゴムなどの防振部材311を挟み込んだ上で、固定部材312により底板部材370に固定されている。
また、給湯用熱交換器320も底板部材370上に固定され、カスケード熱交換器340は、給湯用熱交換器320の上部に設置されている。
また、熱媒体ポンプ360の下端面は、カスケード熱交換器340の下端面より低い位置となるように設置されている。
図2および図3に示す給湯用熱交換器320とカスケード熱交換器340は、ともに発泡スチロールや厚手のフェルトなどの断熱材と、さらにこの断熱材を囲う構成部材を含む。特に、給湯用熱交換器320については、上部に設置されるカスケード熱交換器340の重量による断熱材の変形が想定されるため、強度の高い鉄板で囲い、断熱材表面を保護している。
なお、カスケード熱交換器340は、必ずしも給湯用熱交換器320を囲う構成部材と接する必要はない。この場合、カスケード熱交換器340とその周りの断熱材は、それらの重量を支えるだけの十分な強度を持つ構成部材で囲った上で、熱生成ユニット300の側面と底板部材370の少なくともどちらか1つに接続された構成部材によって固定される。
さらに、図2および図3に示すように、底板部材370には、鉛直上から見て給湯用熱交換器320と熱媒体ポンプ360とが底板部材370に投影する領域内に、排水口390が設けられている。底板部材370の上面には、水が速やかに排水口390から熱生成ユニット300の外部に排出できるように、排水口390に向けて適切な傾斜がつけられている。
熱媒体配管380a、380b、380c内の熱媒体の流れは、熱媒体ポンプ360の駆動により生じる。熱生成ユニット300内に流入した熱媒体は、熱媒体配管380aを経由して熱媒体ポンプ360に流入し、熱媒体配管380bに送出される。さらに、熱媒体は、給湯用熱交換器320に入って、給湯用冷媒により加熱されて70〜90℃の高温となった後、熱媒体配管380cを経由して、熱生成ユニット300外に送出される。
次に、本実施形態における制御構成について説明する。
空調給湯システムは、熱生成ユニット300の制御を行う制御部410を備えている。また、熱生成ユニット300の給湯用熱交換器320に流入する熱媒体の温度を検知する入水温度検知手段420およびカスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度を検知する過冷却度検知手段430をそれぞれ備えている。
制御部410は、熱生成ユニット300の各部を中枢的に制御するものであり、CPU、実行可能な基本制御プログラムやこの基本制御プログラムに係るデータなどを不揮発的に記憶するROM、CPUに実行されるプログラムや所定データなどを一時的に記憶するRAM、その他の周辺回路などを備えている。
制御部410は、給湯用圧縮機310、給湯用冷媒の流量を調整する給湯用冷媒流量調整弁330、カスケード熱交換器340に供給する空調用冷媒の流量を調整する熱生成ユニット冷媒流量調整弁350、給湯用熱交換器320に熱媒体を供給する熱媒体ポンプ360をそれぞれ制御するように構成されている。
そして、本実施形態においては、制御部410による制御は、過冷却度安定化モードを備えている。
過冷却度安定化モードは、制御部410が入水温度検知手段420による検知結果を入力し、熱媒体の入水温度が所定値より高くなった場合に、第1冷凍サイクル500を循環する二酸化炭素冷媒の流量が大きくなるように、給湯用冷媒流量調整弁330の開度を開くように制御する。なお、入水温度の所定値は、本実施形態においては、前回検知された入水温度であり、熱媒体の入水温度が前回検知された入水温度より高くなった場合に、給湯用冷媒流量調整弁330の開度を開くように制御するものである。
また、過冷却度安定化モードは、制御部410が過冷却度検知手段430による検知結果を入力し、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定範囲より小さくなった場合に、第2冷凍回路を循環する空調用冷媒の流量を小さくするため、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を絞り、空調用冷媒の過冷却度が所定範囲より大きくなった場合に、第2回路502を循環する空調用冷媒の流量を大きくするため、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を開くように制御するものである。
ここで、空調給湯システムにおいては、貯湯タンクに湯を蓄える時に、貯湯タンクの下部の比較的温度の低い水を熱生成ユニット300に供給するが、供給される水の温度は、外気温度の影響と貯湯タンク内の熱媒体温度の影響を受け、5℃〜60℃で変化する。
特に、貯湯タンク内の湯が溜まってくると熱生成ユニット300に供給される水の温度は除序に上昇する、いわゆる沸き終い運転となる。熱生成ユニット300に供給される水の温度が変化する場合の給湯用冷凍サイクルおよび空調用冷凍サイクルの変化について、それぞれ図4を用いて説明する。
図4は給湯サイクルのモリエール線図である。図4の301は入水温度5℃の場合の給湯サイクルであり、302は沸き終い条件の入水温度が60℃の場合の給湯サイクルである。二酸化炭素冷媒は給湯用熱交換器320において水側へ放熱するため、給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の温度は入水温度より5K高い温度となる。
したがって、入水温度5℃のときは給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の温度は10℃となり、沸き終い条件の入水温度60℃のときは給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の温度は65℃となる。すなわち、入水温度5℃のときよりも入水温度60℃のときのほうが、給湯用熱交換器320の出口における二酸化炭素冷媒の比エンタルピーは高くなる。
その結果、給湯用熱交換器320から流出し膨張弁330で等エンタルピー膨張した後、カスケード熱交換器340に流入する二酸化炭素冷媒の乾き度は、入水温度5℃のときよりも入水温度60℃のときのほうが高くなる。したがって、カスケード熱交換器340の出口における二酸化炭素冷媒の過熱度が大きくなりやすい。
カスケード熱交換器340の出口における二酸化炭素冷媒の過熱度が大きくなると、カスケード熱交換器340において空調用冷媒との温度差が取れなくなるため、カスケード熱交換器340での交換熱量が低下し、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒は過冷却度が取れず、気液二相状態となるため、比エンタルピーが大きくなる。
カスケード熱交換器340から気液二相状態で流出した空調用冷媒は、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を通過して、熱生成ユニット300から流出し、液管170を経由して、冷房運転している室内機200に流入する。室内機200に流入した冷媒は、室内機冷媒流量調整弁220にて減圧された後、室内空気熱交換器215に流入する。
このとき、室内空気熱交換器215に流入する空調用冷媒の比エンタルピーは、カスケード熱交換器340の出口における比エンタルピーと略同一であることから、入水温度が高くなることで、比エンタルピーも大きくなる。
したがって、室内空気熱交換器215において蒸発する空調用冷媒は、入口と出口における比エンタルピー差が小さくなり、十分な蒸発潜熱が得られなくなる。
本実施形態においては、制御部410による過冷却度安定化モードを備えているので、制御部410は入水温度が所定値より高くなったことを検知した場合に、給湯用冷媒流量調整弁330を開いて、二酸化炭素冷媒の循環量を増加させることができ、カスケード熱交換器340における交換熱量が大きくなり、カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の比エンタルピーを小さくすることができる。
また、制御部410は、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定範囲より小さくなった場合に、第2冷凍を循環する空調用冷媒の流量を小さくするため、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を絞るように制御することで、カスケード熱交換器340の空調用冷媒出口の比エンタルピーを小さくすることができる。また、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定範囲より大きくなった場合に、第2冷凍を循環する空調用冷媒の流量を大きくするため、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を開くように制御することで、カスケード熱交換器340の空調用冷媒出口の比エンタルピーを大きくすることができる。
次に、室外ユニット100、室内機200、熱生成ユニット300の全体の動作について、図1の冷凍サイクル図を参照しながら説明する。
冷房単独運転時は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121を開、室外吸入管開閉弁122を閉に設定し、室内機200において、室内ガス管開閉弁221を閉、室内吸入管開閉弁222を開に設定し、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を全閉に設定する。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒は、室外ガス管開閉弁121を経由して室外空気熱交換器115に入り、室外ユニット100周囲の空気により冷却され液状態になる。液状態の空調用冷媒は、全開状態の室外冷媒流量調整弁120を経由して液管170に流入し、室内機200に到達する。
室内機200に到達した空調用冷媒は、室内冷媒流量調整弁220で減圧されて低温低圧の気液二相状態になった後、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気から熱を奪って冷房を行う。この過程で空調用冷媒は蒸発し、室内吸入管開閉弁222を経由して吸入管160に入り、室外ユニット100に戻る。室外ユニット100に戻った空調用冷媒はアキュムレータ111を経由して、空調用圧縮機110に戻る。
暖房単独運転時は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121を閉、室外吸入管開閉弁122を開に設定し、室内機200において、室内ガス管開閉弁221を開、室内吸入管開閉弁222を閉に設定し、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を全閉に設定する。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒はガス管150に流入し、室内機200に到達する。室内機200に到達した空調用冷媒は、室内ガス管開閉弁221を経由して、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気に放熱し暖房を行う。この過程で空調用冷媒は凝縮して液化し、全開状態の室内冷媒流量調整弁220を経由して液管170に流入し、室外ユニット100に戻る。
室外ユニット100に戻った空調用冷媒は、室外冷媒流量調整弁120で減圧されて低温低圧の気液二相状態になった後、室外空気熱交換器115に入り、室外ユニット100周囲の空気により加熱されて蒸発する。蒸発し気化した空調用冷媒は、室外吸入管開閉弁122、アキュムレータ111を経由して空調用圧縮機110に戻る。
給湯単独運転時は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121を閉、室外吸入管開閉弁122を開に設定し、室内機200において、室内ガス管開閉弁221と室内吸入管開閉弁222をともに閉に設定し、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を開く。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒はガス管150に流入し、熱生成ユニット300に到達する。一方で、熱生成ユニット300内では、給湯用圧縮機310が稼動し、給湯用冷媒が、給湯用圧縮機310、給湯用熱交換器320、給湯用冷媒流量調整弁330、カスケード熱交換器340の順で循環する。
熱生成ユニット300に到達した空調用冷媒は、カスケード熱交換器340にて給湯用冷媒を加熱し、自身は冷却されて液化した後、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を経由して、液管170に流入し、室外ユニット100に戻る。
室外ユニット100に戻った空調用冷媒は、室外冷媒流量調整弁120で減圧されて低温低圧の気液二相状態になった後、室外空気熱交換器115に入り、室外ユニット100周囲の空気により加熱されて蒸発する。蒸発し気化した空調用冷媒は、室外吸入管開閉弁122、アキュムレータ111を経由して空調用圧縮機110に戻る。
一方、カスケード熱交換器340で空調用冷媒により加熱された給湯用冷媒は気化し、給湯用圧縮機310に入る。給湯用圧縮機310で高温高圧に圧縮された給湯用冷媒は、給湯用熱交換器320に入り、熱媒体を65〜90℃にまで加熱する。この過程で給湯用冷媒は冷却されて液化し、給湯用冷媒流量調整弁330で減圧された後、再びカスケード熱交換器340に戻る。
冷房と暖房の同時運転時において、冷房負荷と暖房負荷がほぼ等しい場合は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121と室外吸入管開閉弁122はともに閉に設定する。冷房を行う室内機200では、室内ガス管開閉弁221を閉、室内吸入管開閉弁222を開に設定し、暖房を行う室内機200では、室内ガス管開閉弁221を開、室内吸入管開閉弁222を閉に設定する。また、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を全閉に設定する。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒はガス管150に流入し、暖房を行う室内機200に到達する。暖房を行う室内機200に到達した空調用冷媒は、室内ガス管開閉弁221を経由して、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気に放熱し暖房を行う。この過程で空調用冷媒は凝縮して液化し、全開状態の室内冷媒流量調整弁220を経由して液管170に流入する。
液管170に流入した液状態の空調用冷媒は、冷房を行う室内機200に到達する。冷房を行う室内機200に到達した空調用冷媒は、室内冷媒流量調整弁220で減圧されて低温低圧の気液二相状態になった後、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気から熱を奪って冷房を行う。この過程で空調用冷媒は蒸発し、室内吸入管開閉弁222を経由して吸入管160に入り、室外ユニット100に戻る。室外ユニット100に戻った空調用冷媒はアキュムレータ111を経由して、空調用圧縮機110に戻る。
なお、冷房負荷の方が暖房負荷より大きい場合は、暖房を行う室内機200から、冷房を行う室内機200に供給する液冷媒が足りないため、その一部を室外ユニット100の室外空気熱交換器115で生成する。すなわち、室外吸入管開閉弁122を閉としたままで室外ガス管開閉弁121を開として、空調用圧縮機110が吐出した冷媒の一部を、室外空気熱交換器115に供給して液化し、室外冷媒流量調整弁120と液管170を経由して、冷房を行う室内機200に供給する。
逆に、暖房負荷の方が冷房負荷より大きい場合は、暖房を行う室内機200から供給される液冷媒を、冷房を行う室内機200では全て蒸発させることができないため、液冷媒の一部を室外ユニット100の室外空気熱交換器115で蒸発させる。すなわち、室外ガス管開閉弁121を閉としたままで室外吸入管開閉弁122を開として、暖房を行う室内機200から流出した液冷媒を、液管170経由で室外ユニット100に戻す。室外ユニット100に戻った液冷媒は、室外冷媒流量調整弁120で減圧した後、室外空気熱交換器115にて蒸発する。気化した空調用冷媒は室外吸入管開閉弁122を経由して、アキュムレータ111、空調用圧縮機110に戻る。
冷房と給湯の同時運転時において、冷房負荷と給湯負荷がほぼ等しい場合は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121と室外吸入管開閉弁122はともに閉に設定する。冷房を行う室内機200では、室内ガス管開閉弁221を閉、室内吸入管開閉弁222を開に設定し、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を開く。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒はガス管150に流入し、熱生成ユニット300に到達する。一方で、熱生成ユニット300内では、給湯用圧縮機310が稼動し、給湯用冷媒が、給湯用圧縮機310、給湯用熱交換器320、給湯用冷媒流量調整弁330、カスケード熱交換器340の順で循環する。
熱生成ユニット300に到達した空調用冷媒は、カスケード熱交換器340にて給湯用冷媒を加熱し、自身は冷却されて液化した後、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を経由して、液管170に流入する。
液管170に流入した液状態の空調用冷媒は、冷房を行う室内機200に到達する。冷房を行う室内機200に到達した空調用冷媒は、室内冷媒流量調整弁220で減圧されて低温低圧の気液二相状態になった後、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気から熱を奪って冷房を行う。この過程で空調用冷媒は蒸発し、室内吸入管開閉弁222を経由して吸入管160に入り、室外ユニット100に戻る。室外ユニット100に戻った空調用冷媒はアキュムレータ111を経由して、空調用圧縮機110に戻る。
一方、カスケード熱交換器340で空調用冷媒により加熱された給湯用冷媒は気化し、給湯用圧縮機310に入る。給湯用圧縮機310で高温高圧に圧縮された給湯用冷媒は、給湯用熱交換器320に入り、熱媒体を65〜90℃にまで加熱する。この過程で給湯用冷媒は冷却されて液化し、給湯用冷媒流量調整弁330で減圧された後、再びカスケード熱交換器340に戻る。
なお、冷房負荷が給湯負荷よりも大きい場合は、熱生成ユニット300から冷房を行う室内機200に供給する液冷媒が足りないため、その一部を室外ユニット100の室外空気熱交換器115で生成する。すなわち、室外吸入管開閉弁122を閉としたままで室外ガス管開閉弁121を開として、空調用圧縮機110が吐出した冷媒の一部を、室外空気熱交換器115に供給して液化し、室外冷媒流量調整弁120と液管170を経由して、冷房を行う室内機200に供給する。
一方、給湯負荷の方が冷房負荷より大きい場合は、熱生成ユニット300から供給される液冷媒を、冷房を行う室内機200では全て蒸発させることができないため、液冷媒の一部を室外ユニット100の室外空気熱交換器115で蒸発させる。すなわち、室外ガス管開閉弁121を閉としたままで室外吸入管開閉弁122を開として、暖房を行う室内機200から流出した液冷媒の一部を、液管170経由で室外ユニット100に戻す。
室外ユニット100に戻った液冷媒は、室外冷媒流量調整弁120で減圧した後、室外空気熱交換器115にて蒸発する。気化した空調用冷媒は室外吸入管開閉弁122を経由して、アキュムレータ111、空調用圧縮機110に戻る。
暖房と給湯の同時運転時は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121を閉、室外吸入管開閉弁122を開に設定し、室内機200において、室内ガス管開閉弁221を開、室内吸入管開閉弁222を閉に設定し、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を開く。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒はガス管150に流入し、室内機200と熱生成ユニット300に到達する。室内機200に到達した空調用冷媒は、室内ガス管開閉弁221を経由して、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気に放熱し暖房を行う。この過程で空調用冷媒は凝縮して液化し、全開状態の室内冷媒流量調整弁220を経由して液管170に流入する。
熱生成ユニット300に到達した空調用冷媒は、カスケード熱交換器340にて給湯用冷媒を加熱し、自身は冷却されて液化した後、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を経由して、液管170に流入する。この液冷媒は、暖房を行う室内機200から流出した液冷媒と合流し、室外ユニット100に戻る。室外ユニットに戻った液冷媒は、室外冷媒流量調整弁120で減圧した後、室外空気熱交換器115にて蒸発させる。気化した空調用冷媒は室外吸入管開閉弁122を経由して、アキュムレータ111、空調用圧縮機110に戻る。
一方、カスケード熱交換器340で空調用冷媒により加熱された給湯用冷媒は気化し、給湯用圧縮機310に入る。給湯用圧縮機310で高温高圧に圧縮された給湯用冷媒は、給湯用熱交換器320に入り、熱媒体を65〜90℃にまで加熱する。この過程で給湯用冷媒は冷却されて液化し、給湯用冷媒流量調整弁330で減圧された後、再びカスケード熱交換器340に戻る。
冷房と暖房と給湯の同時運転時は、冷房負荷と、暖房負荷と給湯負荷との和がほぼ等しい場合は、室外ユニット100において、室外ガス管開閉弁121と室外吸入管開閉弁122はともに閉に設定する。冷房を行う室内機200では、室内ガス管開閉弁221を閉、室内吸入管開閉弁222を開に設定し、暖房を行う室内機200では、室内ガス管開閉弁221を開、室内吸入管開閉弁222を閉に設定する。また、熱生成ユニット300において、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を開く。
空調用圧縮機110で圧縮された高温高圧の空調用冷媒はガス管150に流入し、暖房を行う室内機200と熱生成ユニット300に到達する。一方で、熱生成ユニット300内では、給湯用圧縮機310が稼動し、給湯用冷媒が、給湯用圧縮機310、給湯用熱交換器320、給湯用冷媒流量調整弁330、カスケード熱交換器340の順で循環する。
暖房を行う室内機200に到達した空調用冷媒は、室内ガス管開閉弁221を経由して、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気に放熱し暖房を行う。この過程で空調用冷媒は凝縮して液化し、全開状態の室内冷媒流量調整弁220を経由して液管170に流入する。
熱生成ユニット300に到達した空調用冷媒は、カスケード熱交換器340にて給湯用冷媒を加熱し、自身は冷却されて液化した後、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を経由して、液管170に流入する。
暖房を行う室内機200と熱生成ユニット300から液管170に流入した液化した空調用冷媒は合流し、冷房を行う室内機200に到達する。冷房を行う室内機200に到達した空調用冷媒は、室内冷媒流量調整弁220で減圧されて低温低圧の気液二相状態になった後、室内空気熱交換器215に流入して、室内空気から熱を奪って冷房を行う。この過程で空調用冷媒は蒸発し、室内吸入管開閉弁222を経由して吸入管160に入り、室外ユニット100に戻る。室外ユニット100に戻った空調用冷媒はアキュムレータ111を経由して、空調用圧縮機110に戻る。
一方、カスケード熱交換器340で空調用冷媒により加熱された給湯用冷媒は気化し、給湯用圧縮機310に入る。給湯用圧縮機310で高温高圧に圧縮された給湯用冷媒は、給湯用熱交換器320に入り、熱媒体を65〜90℃にまで加熱する。この過程で給湯用冷媒は冷却されて液化し、給湯用冷媒流量調整弁330で減圧された後、再びカスケード熱交換器340に戻る。
なお、冷房負荷が、暖房負荷と給湯負荷の和よりも大きい場合は、暖房を行う室内機200と熱生成ユニット300から冷房を行う室内機200に供給する液冷媒が足りないため、その一部を室外ユニット100の室外空気熱交換器115で生成する。すなわち、室外吸入管開閉弁122を閉としたままで室外ガス管開閉弁121を開として、空調用圧縮機110が吐出した冷媒の一部を、室外空気熱交換器115に供給して液化し、室外冷媒流量調整弁120と液管170を経由して、冷房を行う室内機200に供給する。
一方、暖房負荷と給湯負荷の和が冷房負荷より大きい場合は、暖房を行う室内機200と熱生成ユニット300から供給される液冷媒を、冷房を行う室内機200では全て蒸発させることができないため、液冷媒の一部を室外ユニット100の室外空気熱交換器115で蒸発させる。すなわち、室外ガス管開閉弁121を閉としたままで室外吸入管開閉弁122を開として、暖房を行う室内機200と熱生成ユニット300から流出した液冷媒の一部を、液管170経由で室外ユニット100に戻す。
室外ユニット100に戻った液冷媒は、室外冷媒流量調整弁120で減圧した後、室外空気熱交換器115にて蒸発する。気化した空調用冷媒は室外吸入管開閉弁122を経由して、アキュムレータ111、空調用圧縮機110に戻る。
次に、熱生成ユニット300における熱媒体の動作について、図2を参照しながら説明する。
給湯単独運転時、冷房と給湯の同時運転時、暖房と給湯の同時運転時、冷房と暖房と給湯の同時運転時に、給湯用圧縮機310と熱媒体ポンプ360は稼動する。熱媒体ポンプが稼働中、熱媒体は、上水道などの熱生成ユニット300外から熱生成ユニット300内に流入し、熱媒体配管380aを通って熱媒体ポンプ360に入る。
熱媒体ポンプ360に流入した熱媒体は、吐出口から熱媒体配管380bに流入し、給湯用熱交換器320に入る。熱媒体は、二重管式熱交換器である給湯用熱交換器320にて、給湯用圧縮機310が吐出した高温の給湯用冷媒と熱交換し、65〜90℃まで加熱された後、熱媒体配管380cを経由して、熱生成ユニット300外に送出される。
次に、本実施形態における過冷却度安定化モードによる制御について、図5に示すフローチャートを参照して説明する。
運転を開始している状態で、制御部410は、入水温度検知手段420により熱媒体の入水温度(Twin)の検知結果を取得し、熱媒体の入水温度が前回検知した入水温度(Twin_old)より高いか否かを判断する(ST1)。
そして、制御部410は、入水温度が前回検知した入水温度より高いと判断した場合は(ST1:YES)、給湯用冷媒流量調整弁330の開度を開くように制御する(ST2)。一方、入水温度が前回検知した入水温度以下と判断した場合は(ST1:NO)、給湯用冷媒流量調整弁330の開度をそのまま維持するように制御する(ST3)。
また、制御部410は、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度(SCexpv_i)が所定範囲(3K≦SCexpv_i≦15K)にあるか否かを判断し(ST4)、空調用冷媒の過冷却度が所定範囲にあると判断した場合は(ST4:YES)、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度をそのまま維持するように制御する(ST5)。
一方、制御部410は、空調用冷媒の過冷却度が所定範囲外であると判断した場合は(ST4:NO)、過冷却度(SCexpv_i)が所定値(SCexpv_i<3K)より小さいか否かを判断する(ST6)。
そして、制御部410は、空調用冷媒の過冷却度が所定値(SCexpv_i<3K)より大きいと判断した場合は(ST6:NO)、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を開くように制御する(ST7)。
一方、制御部410は、空調用冷媒の過冷却度が所定値(SCexpv_i<3K)より小さいと判断した場合は(ST6:YES)、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を絞るように制御する(ST8)。
以上の記述から明らかなように、本実施形態では、制御部410は、給湯用冷媒流量調整弁330および熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を調整する過冷却度安定化モードを備え、過冷却度安定化モードにより、入水温度検知手段420により検知される熱媒体の入水温度が所定値より高くなった場合に、給湯用冷媒流量調整弁330の開度を開くように制御するとともに、過冷却度検知手段430により検知されるカスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定値より小さくなった場合に、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350の開度を絞るように制御する。
これにより、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒の比エンタルピーが大きくなるのを抑制し、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒が過冷却状態を維持することができるため、熱生成ユニット300から流出し、液管170を経由して、冷房運転している室内機200の室内空気熱交換器215に流入する空調用冷媒の比エンタルピーを小さくすることができる。
その結果、沸き終い時などで入水温度が高くなる条件においても、カスケード熱交換器340の出口における空調用冷媒が過冷却状態を維持することができ、室内空気熱交換器215において十分な蒸発潜熱を得ることができ、室内機200の冷房能力の低下を抑制することができる。
なお、本発明における空調給湯システムは、前述のとおり過冷却度安定化モードを備え、制御部410は、入水温度が所定値より高くなったことを検知すると、給湯用冷媒流量調整弁330を開いて、二酸化炭素冷媒の循環量を増加させるので、カスケード熱交換器340における二酸化炭素冷媒の入口と出口における比エンタルピー差が小さくなり、カスケード熱交換器340の出口における過熱度が減少し、給湯用圧縮機310の吸入温度が低下する。
このとき、給湯用冷媒流量調整弁330を開くため、給湯サイクルの高圧と低圧の差は小さくなり、給湯サイクルの低圧圧力は上昇する。
また、制御部410は、過冷却度が所定範囲より小さくなったことを検知すると、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を絞り、空調用冷媒の循環量を低下させるので、カスケード熱交換器340の空調用冷媒出口の過冷却度を増加させることができる。
そのため、カスケード熱交換器340の空調用冷媒出口において二酸化炭素冷媒との温度差が小さくなり、かつカスケード熱交換器340を流れる空調用冷媒の流速が低下するのに伴って空調用冷媒の熱伝達率が低下するため、カスケード熱交換器340における二酸化炭素冷媒との熱交換量が低下する。その結果、カスケード熱交換器340の出口における二酸化炭素冷媒の過熱度が減少し、給湯用圧縮機310の吸入温度が低下する。
また、このとき、カスケード熱交換器340を流れる空調用冷媒の熱伝達率が低下し、給湯用冷媒の蒸発が抑制されるため、給湯サイクルの低圧圧力は低下する。
したがって、本実施の形態では、制御部410と、第1冷凍サイクル500の過冷却度安定化モードを備えていることで、入水温度が高くなる場合において給湯用冷媒流量調整弁330を開いて、二酸化炭素冷媒の循環量を増加させ、かつ、熱生成ユニット冷媒流量調整弁350を絞り、空調用冷媒の循環量を低下させるので、カスケード熱交換器340の出口における二酸化炭素冷媒の過熱度を減少させ、給湯用圧縮機310の吸入温度の過昇を抑制することができる。
よって、沸き終い時などで入水温度が高くなる条件においても、給湯用圧縮機310の吸込温度の過昇を抑制することで、給湯用圧縮機310の吐出温度の過昇を抑制できるため、給湯用圧縮機310に封入されている冷凍機油の劣化を抑制する。
したがって、冷凍機油の劣化によって生じる給湯用圧縮機310を構成する摺動材料の摩耗による給湯用圧縮機310の体積効率の低下を抑制し、熱生成ユニット300の給湯能力の低下を抑制することもできる。
なお、本発明の空調給湯システムでは、沸き終い時などで入水温度が高くなる場合において、給湯サイクルの低圧圧力の過昇を抑制し、適正な圧力に維持することもできるため、超臨界流体が給湯用圧縮機310に流入し、給湯用圧縮機310に封入されている冷凍機油に対して冷媒の溶解量が増大し、冷凍機油の粘度が低下するのを防ぐことができる。
そのため、冷凍機油の粘度低下によって生じる給湯用圧縮機310を構成する摺動材料の摩耗による給湯用圧縮機310の体積効率の低下を抑制し、熱生成ユニット300の給湯能力の低下を抑制することもできる。
本発明は、冷房、暖房、給湯に必要な温冷熱を同時に供給できる空調給湯システムにおいて、沸き終いで入水温度が高くなるときもカスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却状態を維持することで、室内機の冷房能力を低下させることなく、快適性の高い空調給湯システムを提供するものとして好適に利用することができる。
100 室外ユニット
110 空調用圧縮機
115 室外空気熱交換器
116 室外空気熱交換器ファン
150 ガス管
160 吸入管
170 液管
200 室内機
215 室内空気熱交換器
216 室内空気熱交換器ファン
220 室内機冷媒流量調整弁
300 熱生成ユニット
310 給湯用圧縮機
320 給湯用熱交換器
330 給湯用冷媒流量調整弁
340 カスケード熱交換器
350 熱生成ユニット冷媒流量調整弁
360 熱媒体ポンプ
410 制御部
420 入水温度検知手段
430 過冷却度検知手段

Claims (2)

  1. 給湯用冷媒を圧縮する給湯用圧縮機と、前記給湯用冷媒と給湯用の熱媒体とが熱交換する給湯用熱交換器と、前記給湯用冷媒の流量を制御する給湯用冷媒流量調整弁と、前記給湯用冷媒と空調用冷媒とが熱交換するカスケード熱交換器とを環状に接続した熱生成ユニットと、
    前記カスケード熱交換器に供給する前記空調用冷媒の流量を制御する熱生成ユニット冷媒流量調整弁と、
    制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記給湯用冷媒流量調整弁および前記熱生成ユニット冷媒流量調整弁の開度を調整する過冷却度安定化モードを備えていることを特徴とする空調給湯システム。
  2. 前記給湯用熱交換器に流入する熱媒体の温度を検知する入水温度検知手段および前記カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度を検知する過冷却度検知手段をさらに備え、
    前記制御部による過冷却度安定化モードは、前記入水温度検知手段により検知される熱媒体の入水温度が所定値より高くなった場合に、前記給湯用冷媒流量調整弁の開度を開くように制御するとともに、前記過冷却度検知手段により検知される前記カスケード熱交換器の出口における空調用冷媒の過冷却度が所定値より小さくなった場合に、前記熱生成ユニット冷媒流量調整弁の開度を絞るように制御することを特徴とする請求項1に記載の空調給湯システム。
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