JP2017172309A - サッシ部材 - Google Patents

サッシ部材 Download PDF

Info

Publication number
JP2017172309A
JP2017172309A JP2016076869A JP2016076869A JP2017172309A JP 2017172309 A JP2017172309 A JP 2017172309A JP 2016076869 A JP2016076869 A JP 2016076869A JP 2016076869 A JP2016076869 A JP 2016076869A JP 2017172309 A JP2017172309 A JP 2017172309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sash
piece
bent
base member
wall surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016076869A
Other languages
English (en)
Inventor
清 井出
Kiyoshi Ide
清 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2016076869A priority Critical patent/JP2017172309A/ja
Publication of JP2017172309A publication Critical patent/JP2017172309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

【課題】多くの時間と労力を必要とせず、更に溶接による火災の心配がないサッシ取付けを提供する。【解決手段】金属材の縦枠および上枠に使うサッシ部材であって、サッシ部材は凹状のガラス保持部とガラス保持部の裏面側に設けられ,壁面に固定するためのサッシ固定部を備え,サッシ固定部は,ガラス保持部から左右方向に延びるガラス枠片部と,ガラス枠片部から壁面方向に向けて直角に折り曲げられた外枠片部と,外枠片部から中心方向に向けて直角に折り曲げられた第1延長片と,第1延長片から壁面方向に向けて直角に折り曲げられた第2延長片とをそれぞれ備え,左右の第2延長片間に所定の開口幅を形成し,第2延長片間の開口幅と同寸法の断面コ字状のベース部材と組み合わせることで躯体の材質が同じ,又は異なっていても溶接を用いず,留具だけで取付ができる。【選択図】図13

Description

本発明は、金属材で構成されたサッシ部材であるアルミサッシ・ステンレスサッシ・スチールサッシの取付けで、該3つのサッシ部材を躯体(両壁と天井)に取付ける時、溶接を使用しないでも、留具(アンカーボルト・ビス・テックス)だけで取付けできるサッシに関する。
図4及び図5は従来のサッシ部材図を示し、サッシと躯体三方と土間との溶接が完了し、サッシのレベル調整に使用した四方のクサビ39を全て取り外した後の断面図の一例で、躯体の仕上げがコンクリート・アルミ・ステンレス・スチール・木・クロス等他の現場で溶接する時には、溶接周囲を養生して、溶接ノロ、熱による仕上げ材の変色、火災等に大変気を使う現場も数多く有った。
従来の溶接取付けは前記図4及び図5記載のとおり、溶接用アンカー38と鉄筋を溶接する為、片側で25mm、両側で50mmのクリアランス36が必要で、取付け後の仕上げをどんな額縁・どんな曲物・コーキングはどうするか等々、時間・労力・費用を必要とした。
従来の溶接取付けでは前記クリアランス36をサッシと躯体や床の四方にクサビ39を打ち込んで、サッシの垂直・水平・寄り等の建て付け調整しながらサッシを固定する為に、大量の前記クサビ39と多くの労力と時間を要した。
請求項1の本発明を備えた金属材サッシ部材である図1記載のアルミサッシ部材21と、請求項2の本発明を備えた図3記載のベース部材23を組合せると、駆体がコンクリート・アルミ・ステンレス・スチール・木等ほか材質が異なっても溶接せず、図11及び図12記載のとおり前記留具だけでも躯体に取付けできる。金属材で構成された請求項1の本発明を備えた図2記載のステンレスサッシ及びスチールサッシ部材22の取付け要領も段落0005と同じである。
本発明を備えた金属材サッシ部材を使用すると図11及び図12記載のとおり、前記クリアランス36が無くなりサッシ取付け終了時直ぐ、コーキング42や仕上げ作業ができる。
図1記載の前記アルミサッシ部材21と図3記載の前記ベース部材23を組み合わせると、図11及び図12記載のとおり、床のみに前記クサビ39を使うだけで、該クサビ39の使用量を大幅に減らすことができる。
躯体にサッシ部材を留具だけで取付けできるように、請求項1の本発明を備えた図1記載のアルミサッシ部材図及び図2記載のステンレスサッシ或いはスチールサッシ部材図で記載のとおり、金属材で構成された縦枠および上枠に使うサッシ部材であって、該サッシ部材は凹状のガラス保持部1と、該ガラス保持部1の裏面側に設けられ、壁面に固定するためのサッシ固定部とを備え、該サッシ固定部は、前記ガラス保持部から左右方向に延びるガラス枠片部と、該ガラス枠片部から壁面方向に向けて直角に折り曲げられた外枠片部2と、該外枠片部2から中心部方向に向けて直角に折り曲げられた第1延長片3と、該第1延長片3からさらに壁面方向に向けて直角に折り曲げられた第2延長片4とをそれぞれ備え、前記左右の第2延長片4の間に所定の開口幅5aを形成したことを特徴とするサッシ部材で、機能として前記サッシ部材の固定部は、請求項2の本発明を備えた図3記載のベース部材23を出し入れする機能と第2延長片から該ベース部材23に前記留具による取付け機能、第1延長片3及び第2延長片4のコーキング機能、前記ベース部材23を一時的に収納する収納スペース6aの機能が備わる。更に従来のサッシが持つ溶接用アンカー取付け部7を併せ持つサッシ部材。
請求項2は請求項1記載のサッシ部材で該サッシ部材の第2延長片間の開口幅5aと同寸法の幅を持つベース部11aと該ベース部の両端からそれぞれ第2延長片間の開口内に延び、該第2延長片の内面に接する折り曲げ片12aを備えた断面コ字状のベース部材23が設けられていることを特徴とする請求項1記載のサッシ部材で、前記ベース部材23の長手方向には、全長に亘って等間隔のピッチP(200mm又は300mmが使い易い)で外側3方に横線の付いた基準線13と該基準線13と交わる前記ベース部11aの中央に取付け基準穴14を備え、前記図1或いは図2のサッシ部材を躯体に固定させる目的を持つ前記ベース部材23として使う時は、前記基準線13の内1本をメートル墨(サッシレベル基準線)15と一致させ、サッシ取付けのレベル基準線の役目を持たせ、他の基準線13はサッシ固定の為の前記留具の目印になる機能を持たせる。前記ベース部材23の垂直方向はレーザー墨出器の寄り墨(サッシ垂直基準墨)16から追い出して留具で固定する。前記取付け基準穴14は現場で前記留具に合った穴に明け直して、該留具で躯体と前記ベース部材23を留める機能、前記折り曲げ片12aは前記サッシ部材を留具で固定する機能と、コーキング下地の機能等を備えた前記ベース部材23が設けられていることを特長とする請求項1記載のサッシ部材。
図4及び図5記載のとおり、従来の溶接取付けでは溶接焼けや火災に気を配り、片側25mm両側50mmの前記クリアランス36の処理に課題が有りましたが、請求項1の図1或いは図2記載の本発明を備えたサッシ部材と、請求項2の図3記載の本発明を備えたベース部材23を組み合せると、図11及び図12記載の通り、溶接を使用しないでも前記留具だけで躯体と取付けができ、サッシ取付け終了時にはコーキング下地ができる。その上コーキング幅も小さくなり、多彩な仕上がりが生まれ、床の溶接と床仕上げすれば、すぐ仕上げ工程に入れる為工事期間の短縮ができる。又クサビ39の使用量も少なくなり、本発明のサッシ部材の利便性が有効に発揮される。
請求項1の本発明を備えたアルミサッシ部材図 請求項1の本発明を備えたステンレスサッシ或いはスチールサッシ部材図 請求項2の本発明を備えたベース部材図 従来サッシの溶接取付けの平断面図 同上縦断面図 本発明を備えたベース部材を打ち込み式アンカーで留めた平断面図 同上の縦断面図 図6記載のベース部材を一旦外しサッシに収納した平断面図 クサビでレベル調整の縦断面図 図8のベース部材にボルトを差込、再度アンカーに固定した平断面図 図10記載のサッシ部材を第2延長片4からビス留めした平断面図 同上の縦断面図 図11をコーキングした平断面図 図12をコーキングした縦断面図 本発明を備えた取付けベースを溶接留めしてコーキングした平断面図 同上の縦断面図
請求項1の本発明を備えた図1記載のアルミサッシ部材21と本発明を備えた図2記載のステンレスサッシ或いはスチールサッシ部材22は材質も形状も異なるが、取付け要領は同じなので、前記アルミサッシ部材21と請求項2の本発明を備えた図3ベース部材23を組み合せ、躯体とを溶接しないサッシ取付けを説明する。まずレーザー墨出器等で躯体32と床33を計測し図6及び図7記載の通り、躯体の両壁に前記ベース部材23の基準線13の中から各々1本サッシ用メートル墨(サッシレベル基準線)15を選び、レーザー墨出器の寄り墨(サッシ垂直基準線)16に合わせて、ピッチは300又は400位で取付け基準穴14へ打込み式アンカーボルト37(以後アンカーと略す)を留めることで、図6及び図7のように、ベース部材23が躯体三方に設置される。次に一旦外す側の前記ベース部材23のアンカー37の位置を全て計測し、前記アルミサッシ部材21のガラス保持部1に計測通りに前記アンカー37のボルト差込穴31を開ける。該アンカー37は取付け基準穴14に留めていたので前記31の穴開けは正確にできる。次に前記ベース部材23を一旦外し、図8記載のとおり穴を開けた側の前記アルミサッシ部材21に外した前記ベース部材23を入れる。これからがサッシ本体の取付けで、反対側の壁の前記ベース部材23と天井の該ベース部材23に、前記アルミサッシ部材21を差し込み、サッシが倒れないように天井から紐かロープで結ぶ。次に床のハツリ部分40にクサビ39を入れ、図9記載のとおりサッシ全体のレベルや倒れを見ながら、前記ボルト差込穴31とサッシレベル基準線のアンカー位置を一致する高さまで調整。図10記載のとおり前記差込穴31からボルトを差し込み、図11記載のとおりレベル確認しながら前記取付け基準穴14から前記ベース部材23を躯体に締付ける。次に図12記載のとおり床のハツリ部分40に溶接用アンカー38を打ち込み、再度サッシの通りを確認し、決まれば図11及び図12記載のとおり、第2延長片4から前記ベース部材23にビス又はテックス41で留め、床も溶接すればサッシ取付け終了。図13及び図14記載のとおり床仕上げ43、コーキング42をすればサッシ関連の工事終了。
ここでは前記アルミサッシ部材21と前記ベース部材23を組み合せ、溶接を使った取付けを簡単に説明する。レーザー墨出器等で躯体に止める該ベース部材23の基準線の中からサッシレベル基準線の位置を決めて計測し、片側の壁と天井に該ベース部材23を溶接44。反対側の壁は前記ベース部材23のサッシレベル基準線を決め、アンカーボルト37をP600又は800で留める。該アンカーボルト37の位置を計測し前もって前記アルミサッシ部材21にはガラス保持部1からボルト差込穴31を開けておく。一旦前記ベース部材23を前記アンカーボルト37から外し前記アルミサッシ部材21の中に入れ、溶接済みの壁と天井の前記ベース部材23に前記アルミサッシ部材21を差し込み、サッシが倒れないように天井から紐かロープで結ぶ。前述で決めたサッシレベル基準線を再度計測し、決まれば前記差込穴31よりボルトを差込んで前記取付け基準穴14からベース部材23を締付ける。決まれば該ベース部材23と壁を溶接45。後は段落0012と同じ。終了図は図15及び図16。
本発明を備えたアルミサッシ部材21或いはステンレスサッシ或いはスチールサッシ部材22と本発明を備えたベース部材23を組み合せると、留具方式の他に躯体の状況に応じて溶接方式や折衷方式でも幅広いサッシ取付けが選択でき、取付け終了時にはコーキング下地ができているので、現場に応じた仕上げが生れる。また前記アルミサッシ部材21、ステンレス或いはスチールサッシ部材22と前記ベース部材23のみ追加製作すれば、躯体溶接と関係しない他のサッシ部材は従来通りの形状で良く、利用される可能性は大いに有る。又前記ベース部材23を使用せず前記アルミサッシ部材21、ステンレスサッシ或いはスチールサッシ部材22単独の場合は、従来サッシと同じ溶接取付けとなるが、従来サッシには無いコーキング下地の第1延長片3と第2延長片4が備わっているので利便性は有る。
1. ガラス保持部
2. 外枠片部
3. 第1延長片
4. 第2延長片
5a. 開口幅
6a. ベース部材収納部
7. 溶接用アンカー取付け部
11a.ベース部
12a.折り曲げ片
13. 基準線
14. 取付け基準穴(アンカーの種類に応じ、現場で穴あけ加工をする)
15. メートル墨(サッシレベル基準線)
16. 寄り墨(サッシ垂直基準線)
P. 基準線ピッチ(寸法は200mm又は300mm)
21. 図1記載の本発明を備えたアルミサッシ部材
22. 図2記載の本発明を備えたステンレスサッシ及びスチールサッシ部材
23. 図3および図4記載の本発明を備えたベース部材
31. ボルト差込穴
32. 駆体(左右の壁と天井)
33. 床
36. 駆体とサッシ間のクリアランス
37. 打込み式アンカーボルト
38. 溶接用アンカー
39. クサビ
40. 床のハツリ部分
41. ビス又はテックス
42. コーキング
43. 床仕上げ
44. 片側の壁及び天井との溶接部
45. 反対側の壁との溶接部

Claims (2)

  1. 金属材で構成され、縦枠及び上枠に使うサッシ部材であって、該サッシ部材は凹状のガラス保持部と、該ガラス保持部の裏面側に設けられ、壁面に固定するためのサッシ固定部とを備え、該サッシ固定部は、前記ガラス保持部から左右方向に延びるガラス枠片部と、該ガラス枠片部から壁面方向に向けて直角に折り曲げられた外枠片部と、該外枠片部から中心方向に向けて直角に折り曲げられた第1延長片と、該第1延長片からさらに壁面方向に向けて直角に折り曲げられた第2延長片とをそれぞれ備え、前記左右の第2延長片間に所定の開口幅を形成したことを特徴とするサッシ部材。
  2. 前記左右の第2延長片の間には、該第2延長片間の開口幅と同寸法の幅を持つベース部と、該ベース部の両端からそれぞれ第2延長片間の開口内に延び、前記第2延長片の内面に接する折り曲げ片を備えた断面コ字状のベース部材が設けられていることを特徴とする請求項1記載のサッシ部材。
JP2016076869A 2016-03-21 2016-03-21 サッシ部材 Pending JP2017172309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016076869A JP2017172309A (ja) 2016-03-21 2016-03-21 サッシ部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016076869A JP2017172309A (ja) 2016-03-21 2016-03-21 サッシ部材

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017172309A true JP2017172309A (ja) 2017-09-28

Family

ID=59970676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016076869A Pending JP2017172309A (ja) 2016-03-21 2016-03-21 サッシ部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017172309A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128630A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 Ykk Ap株式会社 建具取付構造、玄関庇および建具取付方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020128630A (ja) * 2019-02-07 2020-08-27 Ykk Ap株式会社 建具取付構造、玄関庇および建具取付方法
JP7071303B2 (ja) 2019-02-07 2022-05-18 Ykk Ap株式会社 建具取付構造、玄関庇および建具取付方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100987700B1 (ko) 건물의 외장재와 외단열재 동시 시공용 브라켓
TWM534756U (zh) 樑架對接裝置
JP2017172309A (ja) サッシ部材
JP2008240243A (ja) プレキャストコンクリート製の腰壁の取付け方法
KR20110108902A (ko) 건축물의 외장재 고정장치
JP6855607B1 (ja) エレベータの三方枠取付具及び三方枠取付方法
JP3734571B2 (ja) 壁パネルの取付構造
JP5102111B2 (ja) 木造建物における壁パネルの取付け装置
JP3183226U (ja) 引違い戸用仮施錠装置
JP3172435U (ja) コンクリート基礎
JP4098140B2 (ja) 押出成形セメント板の取付金具及び取付方法
JP4607978B2 (ja) 木造建築物における筋交の補強構造
JP5486559B2 (ja) 木造建物における柱の接合装置
JP4993487B2 (ja) 外壁パネル・鋼製基礎使用建物の土間コンクリート施工方法
JP2008297825A (ja) 基礎補強金具
JP5185163B2 (ja) トンネル用内装パネルおよびトンネル覆工内面への内装パネル取付方法
JP2010077645A (ja) 木造建築物における接合構造
JP5166353B2 (ja) 単管足場支柱用の足場板受け金具及び足場板受け装置
JP2014066077A (ja) ささら桁固定金具、該固定金具を用いた階段の取付構造および施工方法
KR200410222Y1 (ko) 비계 결합용 클램프
JPH0128190Y2 (ja)
JP6472293B2 (ja) 壁連結治具
JP3106211U (ja) 木製残存型枠
JP2003314030A (ja) 建物外壁の表面に外装材を取り付けるための外装材取付装置
KR101539717B1 (ko) 가설방음벽용 클램프