JP2017169882A - スコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラム - Google Patents

スコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】参照スコア情報に含まれない情報を有効活用することが可能なスコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラムを提供する。【解決手段】スコアブック作成装置100は、スコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部10と、スコア情報を表示可能な表示部20と、参照スコア情報を受信可能な通信部30と、通信部で受信した参照スコア情報を記憶する記憶部40と、参照スコア情報を表示部20に表示させ、参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定し、入力情報に基づいて編集対象部分を編集して編集情報を生成し、生成した編集情報を表示部20に表示させる制御部50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、スコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラムに関する。
野球の試合では、対戦するチームや個人が独自にスコアブックを記載する場合がある。一方、野球大会等においては、大会の主催者等による公式のスコアブックが作成される場合がある。作成された公式のスコアブックは、例えば特許文献1に記載のように、電子データ化されてサーバに保存され、利用者端末との間で共有される場合がある。
特開2013−141590号公報
対戦するチームや個人が独自にスコアブックを記載する場合、1つのイベントに対する判定がスコアラーによって異なる場合がある。また、1つのイベントに対する反省点やチーム特有の問題点等、公式のスコアブックには記載されない情報をスコアブックに追加記載する場合がある。特許文献1に記載の技術では、このような情報をスコアブックに記載して活用することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、参照スコア情報に含まれない情報を有効活用することが可能なスコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係るスコアブック作成装置は、野球のスコアブックのスコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部と、前記スコア情報を表示可能な表示部と、所定の試合について作成された参照スコア情報を受信可能な通信部と、前記通信部で受信した前記参照スコア情報を記憶する記憶部と、前記参照スコア情報を前記表示部に表示させ、前記参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定し、前記入力情報に基づいて前記編集対象部分を編集して編集情報を生成し、生成した前記編集情報を前記表示部に表示させる制御部と、を備える。
本発明に係るスコアブック作成方法は、野球のスコアブックのスコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部と、前記スコア情報を表示可能な表示部と、所定の試合について作成された参照スコア情報を受信可能な通信部と、前記通信部で受信した前記参照スコア情報を記憶する記憶部と、を備えるスコアブック作成装置を用いたスコアブック作成方法であって、前記参照スコア情報を前記表示部に表示し、前記参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定し、前記入力情報に基づいて前記編集対象部分を編集して編集情報を生成し、生成した前記編集情報を前記表示部に表示する。
本発明に係るスコアブック作成プログラムは、野球のスコアブックのスコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部と、前記スコア情報を表示可能な表示部と、所定の試合について作成された参照スコア情報を受信可能な通信部と、前記通信部で受信した前記参照スコア情報を記憶する記憶部と、を備えるスコアブック作成装置を用いてスコアブックを作成するスコアブック作成プログラムであって、前記参照スコア情報を前記表示部に表示させる処理と、前記参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定する処理と、前記入力情報に基づいて前記編集対象部分を編集して編集情報を生成する処理と、生成した前記編集情報を前記表示部に表示させる処理とを前記スコアブック作成装置に実行させる。
本発明によれば、参照スコア情報に含まれない情報を有効活用することが可能なスコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラムを提供することができる。
図1は、本実施形態に係るスコアブック作成装置の一例を示すブロック図である。 図2は、本実施形態に係るスコアブック作成装置の一例を示す図である。 図3は、記憶部に記憶されるスコア情報の一例を示す図である。 図4は、記憶部に記憶される同期情報の一例を示す図である。 図5は、本実施形態に係るスコアブック作成装置の受信動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態に係るスコアブック作成装置の編集動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図8は、スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図9は、スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。 図10は、スコアブック作成装置の表示部の表示内容を示す図である。
以下、本発明に係るスコアブック作成装置、スコアブック作成方法、及びスコアブック作成プログラムの実施形態を図面に基づいて説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
図1は、本実施形態に係るスコアブック作成装置100の一例を示すブロック図である。図1に示すスコアブック作成装置100は、例えば予め撮影された野球の試合についてのスコアブックを作成するための装置である。図1に示すように、スコアブック作成装置100は、入力部10と、表示部20と、通信部30と、記憶部40と、制御部50とを有している。入力部10、表示部20、通信部30、記憶部40及び制御部50は、例えばバスライン5等を介して接続されている。
入力部10は、野球のスコアブックのスコア情報を含む情報を入力する。ここで、スコア情報は、野球のスコアブックに記載されるスコアを構成する情報であり、投手の投球を起点とした一連のイベントを構成する個々のイベントである。スコアは、スコア情報の集合である。したがって、投手が1球投げるごとに複数のスコア情報が作成され、これにより1つのスコアが作成される。例えば、1塁に出塁している状態での打撃結果がライトフライアウトになって1塁走者もタッチアウトになった場合、打者がアウトというスコア情報と、ライトフライというスコア情報と、1塁走者がアウトというスコア情報が作成され、これらのスコア情報から1つのスコアが構成されることになる。
スコアには、上記に例示したスコア情報の他にも、打者のアクション、野手のアクション、カウントの確定、既に出塁している走者がいる場合はその走者の進塁状況、その他、打者や野手のその他の行動などのスコア情報が含まれ得る。具体的には、スコアには、ストライク、ボール、ファウル、打撃結果、打球の種類、捕球野手、進塁結果などのスコア情報が含まれ得る。打撃結果は、アウト、1塁打、2塁打、3塁打、本塁打などの情報である。打球の種類は、ゴロ、ライナー、フライ、バントなどの情報であり、さらに細かく分類してもよい。捕球野手は、実際に打球を捕球した野手または野手の守備位置を特定するための情報である。進塁結果は、たとえば‘1塁から2塁’など、出塁していた走者の進塁に関する情報であり、その他に打者や野手のその他の行動などを含めることができる。
入力部10は、スコア情報を含む情報を入力するための所定の入力操作が可能である。入力部10は、入力操作に応じて、制御部50に対する指示信号を出力する。入力部10としては、例えばタッチパネル等の入力装置が用いられる。なお、入力部10として、タッチパネルに加えて又はタッチパネルに代えて、ボタン、レバー、ダイヤル、スイッチ又は他の入力装置が用いられてもよい。入力部10は、所定の入力操作に応じた指示信号を出力する。表示部20は、文字及び画像を含む各種情報を表示する。表示部20は、液晶パネル等の表示パネルを有する。表示部20は、映像を含む情報を表示可能である。
図2は、本実施形態に係るスコアブック作成装置100の一例を示す図である。図2に示すように、スコアブック作成装置100は、例えば携帯端末型の筐体101を有している。入力部10及び表示部20は、筐体101の表面に設けられている。なお、通信部30、記憶部40及び制御部50は、筐体101の内部に設けられている。また、入力部10及び表示部20としては、表示部20である表示パネルに入力部10であるタッチパネルが重ねて配置されている。表示部20は、例えばスコア入力画面21、操作用画像等を表示可能である。入力部10は、タッチパネルの表面のうち操作用画像に対応する領域にタッチ操作が行われた場合、タッチ操作が行われた領域の位置情報を含む所定の指示信号を出力する。当該位置情報は、例えば表示部20の位置に対応して設定されている。なお、入力部10及び表示部20の構成は、上記構成に限定するものではない。
図1に示すように、通信部30は、有線又は無線によって外部機器との間で情報の通信を行う。通信部30は、例えば外部のサーバ200や、他のスコアブック作成装置300との間でスコア情報等の送受信を行う。スコアブック作成装置300は、本実施形態におけるスコアブック作成装置100と同様の構成を有している。
サーバ200及びスコアブック作成装置300には、参照スコア情報が記憶されている。サーバ200に記憶される参照スコア情報は、例えば野球大会等において、主催者等によって作成される公式のスコア情報である。スコアブック作成装置300に記憶される参照スコア情報は、スコアブック作成装置300の使用者が入力部10から入力した内容によって作成されたスコア情報である。この場合、参照スコア情報の作成者は、電子データ化されたスコア情報を予め作成してサーバ200又はスコアブック作成装置300に記憶させることができる。または、実際に行われている野球の試合について、イベントが発生する毎に電子データ化されたスコア情報を作成し、1つのスコア情報を作成する毎にリアルタイムでサーバ200又はスコアブック作成装置300に記憶させることができる。
記憶部40は、例えばハードディスクドライブ、ソリッドステートドライブ等のストレージを有している。なお、記憶部40として、リムーバブルディスク等の外部記憶媒体が用いられてもよい。記憶部40は、スコアブック作成装置100のオペレーティングシステムや、入力部10、表示部20及び通信部30の動作を制御するための各種プログラム、スコア情報を入力するための各種プログラム、及びデータ等を記憶する。
また、記憶部40は、スコアブック作成装置100を用いたスコアブック作成プログラムであって、参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定する処理と、入力情報に基づいて編集対象部分を編集する処理とをスコアブック作成装置100に実行させるプログラムを記憶する。
記憶部40は、入力情報記憶部41と、参照スコア情報記憶部42と、編集情報記憶部43と、映像記憶部44と、同期情報記憶部45とを有している。
入力情報記憶部41は、入力部10によって入力されたスコア情報である入力スコア情報や、入力部10によって入力されたコメント等の情報を記憶する。参照スコア情報記憶部42は、通信部30で受信した参照スコア情報を記憶させる。編集情報記憶部43は、参照スコア情報を編集した結果の編集スコア情報を記憶させる。
図3は、入力情報記憶部41、参照スコア情報記憶部42及び編集情報記憶部43に記憶されるスコア情報の一例を示す図である。図3に示す例では、2回表の全スコア情報と、2回裏の1つのスコア情報とが示されている。図3に示すように、スコア情報は、打者スコア情報61と、走者スコア情報62と、タグ情報63とを有している。打者スコア情報61は、投球レコード64と、打席レコード65と、イニング情報66と、表裏情報67と、打順情報68と、個人ID69と、投球結果情報70と、出塁情報71とを有している。
投球レコード64は、投手が投球を行う毎に1つ作成される。投球レコード64は、インデックスとして投球レコード番号が投球順に昇順で付与される。打席レコード65は、1つの打席が完了する毎、つまり、スコアが確定される毎に1つ作成される。同一の打席には、1つ又は複数の投球が含まれる。打席レコード65は、1つの打席について、インデックスとして打席レコード番号が昇順で付与される。
イニング情報66は、投球レコード64及び打席レコード65が作成されるイニング数を示す情報である。表裏情報67は、イニングにおける表及び裏を示す情報である。打順情報68は、1つのスコアに対応する打順を示す情報であり、1から9までの整数で表される。個人ID69は、1つのスコアにおける打者を識別する情報である。個人ID69は、不図示のテーブル等によって該当する打者の氏名等の情報と関連づけられている。
投球結果情報70は、1つの投球レコードについての結果を示す情報である。1つの打席における最後の投球に対する投球結果情報は、当該1つの打席における打撃結果に相当する。出塁情報71は、打席レコード65における打者の出塁状況を示す情報である。出塁情報71は、例えば1から4の整数で表される。
また、打者スコア情報は、上述したスコア情報における打者のアクション、野手のアクション、カウントの確定、既に出塁している走者がいる場合はその走者の進塁状況、その他、打者や野手のその他の行動などのスコア情報に該当する。その他の行動などのスコア情報とは、通常のスコアとは分けて記録した方がよいイレギュラーなイベント、つまり、打者妨害、守備妨害、振り逃げ、ボークなどを示す。
走者スコア情報62は、上記のスコア情報のうち、進塁結果に関するスコア情報である。走者スコア情報62は、1塁走者情報72と、2塁走者情報73と、3塁走者情報74とを有している。1塁走者情報72、2塁走者情報73及び3塁走者情報74は、投球レコード64毎に作成される。図3において、1塁走者情報72、2塁走者情報73及び3塁走者情報74は、各欄の上側に示すように、当該投球レコード64において進塁した場合に、どの塁まで進塁したかの情報を含む。また、1塁走者情報72、2塁走者情報73及び3塁走者情報74は、各欄の下側に示すように、各塁の走者が誰であるかを特定するための個人IDを含む。
タグ情報63は、投球レコード64毎に作成されるスコア情報を識別する情報である。タグ情報63は、投球レコード64が作成される毎に1つ作成される。タグ情報63は、インデックスとしてタグ番号(TA0015、TA0016、…)が昇順で付与される。なお、投球レコード64の投球レコード番号をタグ情報として用いてもよい。
なお、編集情報記憶部43に記憶される編集情報は、打者スコア情報61及び走者スコア情報62の全ての情報を有している構成に限定するものではなく、例えば打者スコア情報61及び走者スコア情報62のうち編集された箇所に係る情報にタグ情報63が付された構成であってもよい。また、スコア情報とは別個に付加されるコメント等の編集情報については、打者スコア情報61及び走者スコア情報62を有しなくてもよい。この場合、編集情報は、例えばコメント等の入力情報にタグ情報63が付加された構成であってもよい。
映像記憶部44は、映像情報を記憶する。映像情報は、野球の試合について予め撮影された試合映像についてのデータを含む。映像情報は、時刻情報に対応付けられている。時刻情報は、例えば試合映像の撮影時の時刻であってもよいし、試合映像の撮影開始からの経過時間であってもよい。映像記憶部44は、複数の映像情報を記憶することができる。
同期情報記憶部45は、スコア情報と映像情報とを対応付ける同期情報を記憶する。図4は、同期情報記憶部45に記憶される同期情報の一例を示す図である。図4に示すように、同期情報は、タグ情報75及び時刻情報76を有している。タグ情報75は、タグ情報63に対応する情報である。タグ情報75は、タグ毎にインデックスとしてタグ番号(TA0015、TA0016、…)が昇順で付与される。タグ情報63及びタグ情報75は、例えば同一のタグ番号が付与されたタグ同士が対応付けされている。また、時刻情報76は、映像記憶部44に記憶された映像情報の時刻に対応する情報である。タグ情報75及び時刻情報76により、スコア情報と、映像情報における試合映像の時刻とが対応付けられることになる。
図1に示す制御部50は、入力部10、表示部20及び通信部30の各部の制御を行う。また、制御部50は、入力部10による指示信号に応じた演算、処理等を行う。制御部50は、入力情報処理部51と、参照スコア受信制御部52と、変更不可設定部53と、編集対象部分設定部54と、編集処理部55と、履歴情報付加部56と、スコア表示制御部57と、映像処理部58とを有している。
入力情報処理部51は、入力部10におけるスコア情報の入力処理を行う。入力情報処理部51は、例えば、操作者が所定の入力操作を行うことにより、スコア情報を入力するためのプログラムを起動させる。入力情報処理部51は、当該プログラムに従って操作者にスコア情報の入力を行わせる。また、入力情報処理部51は、操作者によって入力された入力スコア情報を記憶部40の入力情報記憶部41に記憶させる。また、入力情報処理部51は、プログラムに従い、スコア情報に付加するコメント等の入力を行わせる。
参照スコア受信制御部52は、通信部30に参照スコア情報を受信させる処理を行わせる。なお、参照スコア受信制御部52は、サーバ200から参照スコア情報を受信する際に認証等が必要な場合、当該認証等の処理を行わせる。
変更不可設定部53は、予め設定された内容又は入力部10における入力情報に基づいて、受信した参照スコア情報に対して変更不可部分を設定し、あるいは変更不可部分を設定しないこととし、記憶部40の参照スコア情報記憶部42に記憶させる。例えば「参照スコア情報のうちボールカウント部分」を変更不可部分にするように予め設定している場合、変更不可設定部53は、表示部20に参照スコア情報が表示された場合、ボールカウント部分を変更不可部分として設定する。また、変更不可設定部53は、表示部20に表示された参照スコア情報にタッチ操作を行わせるようにし、タッチ操作が行われた部分を変更不可部分として設定してもよい。
編集対象部分設定部54は、参照スコア情報のうち編集を行う対象となる部分を設定する。編集対象部分設定部54は、参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定可能である。編集対象部分設定部54は、予め設定された条件又は入力部10の入力情報に基づいて編集対象部分を設定する。例えば「参照スコア情報のうち打球の動きに関する部分」が編集対象部分として予め設定されている場合、編集対象部分設定部54は、表示部20に参照スコア情報が表示された場合、打球の動きに関する部分を編集対象部分として設定する。また、編集対象部分設定部54は、表示部20に表示された参照スコア情報にタッチ操作を行わせるようにし、タッチ操作が行われた部分を編集対象部分として設定してもよい。
編集処理部55は、入力情報に基づいて編集対象部分を編集し、編集情報を生成する。編集処理部55による編集は、編集対象部分の変更、削除及び情報の付加を含む。編集対象部分に付加可能な情報としては、例えば文字情報、画像情報、映像情報、音声情報等が挙げられる。
履歴情報付加部56は、予め設定された内容又は入力部10から入力される情報に基づいて、編集対象部分を編集する場合の履歴情報を表示部20に表示させる。スコア表示制御部57は、参照スコア情報、編集情報及び履歴情報を表示部20に表示させる。
映像処理部58は、入力部10の入力操作に基づいてスコア情報が特定された場合に、試合映像のうち当該特定されたスコア情報に対応する場面を表示させる。例えば、編集処理部55によって修正スコア情報が生成された場合には、修正された比較情報等を入力部10によって特定することにより、試合映像のうち修正スコア情報に対応する場面を表示させることができる。
次に、上記のように構成されたスコアブック作成装置100の動作を説明する。スコアブック作成装置100は、参照スコア情報を受信し、受信した参照スコア情報に対して編集を行う。図5は、本実施形態に係るスコアブック作成装置100の受信動作の一例を示すフローチャートである。図5に示すように、参照スコアを受信する場合、参照スコア受信制御部52は、通信部30に対して、サーバ200又は他のスコアブック作成装置300から参照スコア情報を受信させる(ステップS10)。
参照スコア情報が受信された場合、変更不可設定部53は、変更不可設定部53は、予め設定された設定内容又は入力部10の入力内容に基づいて、受信された参照スコア情報に対して変更不可部分を設定するか否かを判断する(ステップS20)。変更不可設定部53は、変更不可部分を設定すると判断した場合(ステップS20のYes)、予め設定された設定内容又は入力部10の入力内容に基づいて、参照スコア情報に変更不可部分を設定する(ステップS30)。入力部10の入力内容に基づいて変更不可部分を設定する場合、参照スコア情報を表示部20に表示させてもよい。
ステップS20において変更不可部分を設定しないと判断した場合(ステップS20のNo)、又は参照スコア情報に変更部分を設定した場合、変更不可設定部53は、参照スコア情報を記憶部40の参照スコア情報記憶部42に記憶させる(ステップS40)。これにより、参照スコア情報の受信処理が完了する。
次に、参照スコア情報を編集する処理を説明する。図6は、本実施形態に係るスコアブック作成装置100の編集動作の一例を示すフローチャートである。図6に示すように、編集動作を行う場合、スコア表示制御部57は、参照スコア情報を表示部20の所定の表示位置に表示させる(ステップS110)。ステップS110により、使用者は、表示部20に表示された参照スコア情報を確認しつつ、編集を行うことができる。
参照スコア情報を表示部20に表示した後、編集対象部分設定部54は、予め設定された設定内容又は入力部10の入力内容に基づいて、参照スコア情報に編集対象部分を設定する(ステップS120)。なお、参照スコア情報に変更不可部分が設定されている場合、編集対象部分設定部54は、ステップS120において、変更不可部分を除外して編集対象部分を設定する。例えば、参照スコア情報のうちボールカウント部分が変更不可部分に設定されている場合には、編集対象部分を参照スコア情報全体として設定しても、変更不可部分であるボールカウント部分が除外された状態で設定される。つまり、変更不可部分であるボールカウント部分が編集されないように設定される。
編集対象部分設定部54が編集対象部分を設定した後、入力情報処理部51は、編集対象部分に対して変更、削除又は情報の付加を行う入力情報を入力可能な状態とする(ステップS130)。ステップS130により、使用者は入力部10に入力情報を入力可能となる。ステップS130において、入力情報処理部51は、例えば既成のスコア入力画面に対してスコア情報の書き換え、削除、書き込みを行うための情報を入力させることができる。また、入力情報処理部51は、既成のスコア入力画面に対して新たに入力欄を書き加えるための情報を入力させることができる。また、入力情報処理部51は、新たに書き加えられた入力欄にコメント等を書き込むための情報を入力させることができる。
入力情報処理部51は、入力情報の入力が完了したか否かを判断する(ステップS140)。入力情報処理部51は、入力情報の入力が完了していないと判断した場合(ステップS140のNo)、編集対象部分に対して入力情報を入力可能な状態を維持する。また、入力情報処理部51が入力情報の入力が完了した判断した場合(ステップS140のYes)、編集処理部55は、入力情報に基づいて編集対象部分を編集し、編集情報を生成する(ステップS150)。ステップS150において、編集処理部55は、入力部10で入力された入力情報に基づいて、参照スコア情報に対して変更、削除及び情報の付加を行う。なお、編集処理部55は、生成した編集情報を編集情報記憶部43に記憶させる。
編集情報が生成された場合、履歴情報付加部56は、編集内容を示す履歴情報を表示部20に表示させるか否かの判定を行う(ステップS160)。履歴情報は、編集前のスコア情報が編集後にどのように変化したかを示す情報を含む。また、履歴情報は、編集を行った主体についての情報や、編集前のスコア情報の入手先についての情報等を含んでもよい。例えば、サーバ200から得られた「エラー」のスコア情報を、1人のスコアラーAが「ヒット」に変更する編集を行った場合があるとする。この場合、履歴情報は、スコア情報が「エラー」から「ヒット」に変更されたことを示す情報を含む。また、履歴情報は、編集を行った主体がスコアラーAであることを示す情報や、編集前の「エラー」のスコア情報の入手先がサーバ200であることを示す情報等を含んでもよい。履歴情報付加部56は、履歴情報を表示部20に表示させるか否かは、例えば予め設定可能としてもよいし、編集情報を生成する毎に使用者に選択させてもよい。履歴情報を表示させる場合(ステップS160のYes)、履歴情報付加部56は、表示部20に表示させる内容に履歴情報を付加する(ステップS170)。
その後、スコア表示制御部57は、編集情報を表示部20に表示させる(ステップS180)。ステップS170により表示部20に表示させる内容に履歴情報が付加されている場合、スコア表示制御部57は、編集情報と共に履歴情報を付加した状態で表示部20の所定の表示位置に表示させる。また、履歴情報を表示させない場合(ステップS160のNo)、スコア表示制御部57は、履歴情報を表示しない状態で編集情報を表示部20の所定の表示位置に表示させる。このように編集動作が行われる。
図7及び図8は、スコアブック作成装置100の表示部20の表示内容を示す図である。図7は、表示部20に参照スコア情報21aが表示された場合の例を示している。図7に示す参照スコア情報21aでは、サーバ200から得られたスコア情報である「1アウト、2ボール、0ストライクの状態から打者が3球目の投球を打ち、1塁手がエラーをして1塁に進塁した」という内容と、スコアブック作成装置300でスコアラーBが作成した「1塁手がエラーをして1塁に進塁した」という内容のスコア情報とが示されている。
図8は、参照スコア情報21aを編集した結果の編集情報21bが表示された場合の例を示している。図8に示す編集情報21bでは、スコアラーA及びスコアラーBの2人のスコアラーによる判定が書き込まれている。つまり、スコアラーAは、「1アウト、2ボール、0ストライクの状態から打者が3球目の投球を打ち、1塁手が捕球して1塁打となった」と判定し、スコアラーBは、「1アウト、2ボール、0ストライクの状態から打者が3球目の投球を打ち、1塁手がエラーをして1塁に進塁した」と判定していることが読み取れる。
また、編集情報21bには、既成のスコア入力画面に対して、新たな入力欄21cが書き加えられている。この入力欄21cには、「走塁良し」及び「カーブ」というスコアラーAのコメントが記載されている。
このように、編集情報21bは、参照スコア情報に加えて、スコアラーによる判定の相違や、投球等に関してスコアラーが独自の視点で判断又は考察した内容等の情報についても含んでいる。
なお、上記のように編集情報21bを表示部20に表示させた場合、スコアブック作成装置100は、記憶部40の映像記憶部44に記憶された試合映像のうち、編集情報21bに対応する場面を表示部20に表示させるようにしてもよい。図9は、スコアブック作成装置100の表示部20の表示内容を示す図である。図9に示すように、表示部20には、例えば「1塁手がエラーをして一塁に進塁した」という編集対象部分に対応する領域22aや、ボールカウントに対応する領域22bが示されている。入力部10は、タッチパネルの表面のうち当該領域22aや領域22b等に対応する領域にタッチ操作が行われた場合に、映像処理部58に対して所定信号を出力する。映像処理部58は、入力部10から所定信号が出力された場合に、タッチ操作が行われた領域(領域22a、22b等)に対応するスコア情報を所定信号に基づいて特定する。この場合、例えば映像処理部58は、タッチ操作が行われた領域の位置情報に基づいて、表示部20のうち当該領域に対応する表示位置を抽出し、抽出した表示位置に表示されるスコア情報を特定する。スコア情報を特定した場合、映像処理部58は、試合映像のうち特定したスコア情報に対応する場面を表示部20に表示させる。
図10は、スコアブック作成装置100の表示部20の表示内容を示す図である。図10に示すように、例えば、タッチパネルの表面のうち編集対象部分に対応する領域22aにタッチ操作が行われた場合、表示部20には、試合映像のうち編集対象部分に対応する場面23が表示される。使用者は、表示部20に表示された場面23を見ることにより、編集内容に係る場面を確認することができる。
この場合、映像処理部58は、編集情報21bの画像を表示部20の一部(図10では表示部20の左下)に表示させるようにしてもよい。また、使用者により、入力部10のうち当該編集情報21bの画像に重なる部分にタッチ操作が行われた場合、表示部20の表示を編集情報21bの画像に切り替えるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態に係るスコアブック作成装置100は、参照スコア情報21aを表示部20に表示させ、参照スコア情報21aの少なくとも一部に編集対象部分を設定し、入力情報に基づいて編集対象部分を編集して編集情報を生成し、生成した編集情報21bを表示部20に表示させるため、参照スコア情報21aに含まれない情報を編集情報21bに含ませることができる。これにより、スコアラー毎の判定の相違やチーム特有の問題点等、参照スコア情報21aに含まれない情報を有効活用することができる。
本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更を加えることができる。例えば、上記実施形態では、映像処理部58は、映像記憶部44に記憶された試合映像の場面23を表示部20に表示させる場合を例に挙げて説明したが、これに限定するものではない。例えばサーバ200や他のスコアブック作成装置300に試合映像が記憶される場合には、映像処理部58は、当該通信部30でサーバ200又は他のスコアブック作成装置300の試合映像を受信し、受信した試合映像を表示部20に表示させるようにしてもよい。
10 入力部
20 表示部
21 スコア入力画面
21a 参照スコア情報
21b 編集情報
21c 入力欄
22a,22b 領域
23 場面
30 通信部
40 記憶部
41 入力情報記憶部
42 参照スコア情報記憶部
43 編集情報記憶部
44 映像記憶部
45 同期情報記憶部
50 制御部
51 入力情報処理部
52 参照スコア受信制御部
53 変更不可設定部
54 編集対象部分設定部
55 編集処理部
56 履歴情報付加部
57 スコア表示制御部
58 映像処理部
100,300 スコアブック作成装置
101 筐体
200 サーバ

Claims (8)

  1. 野球のスコアブックのスコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部と、
    前記スコア情報を表示可能な表示部と、
    所定の試合について作成された参照スコア情報を受信可能な通信部と、
    前記通信部で受信した前記参照スコア情報を記憶する記憶部と、
    前記参照スコア情報を前記表示部に表示させ、前記参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定し、前記入力情報に基づいて前記編集対象部分を編集して編集情報を生成し、生成した前記編集情報を前記表示部に表示させる制御部と、
    を備えるスコアブック作成装置。
  2. 前記制御部は、前記編集対象部分を編集する場合の履歴情報を前記表示部に表示させる請求項1に記載のスコアブック作成装置。
  3. 前記記憶部は、前記所定の試合についての試合映像を前記スコア情報に対応付けて記憶し、
    前記入力部は、前記表示部に設けられたタッチパネルを有し、かつ、前記タッチパネルの表面のうち前記表示部に表示される前記スコア情報に対応する領域にタッチ操作が行われた場合に前記制御部に対して所定信号を出力し、
    前記制御部は、前記所定信号が出力された場合に、前記タッチ操作が行われた領域に対応する前記スコア情報を前記所定信号に基づいて特定し、前記試合映像のうち特定した前記スコア情報に対応する場面を表示させる請求項1又は請求項2に記載のスコアブック作成装置。
  4. 前記入力部は、前記表示部に表示される前記編集対象部分に対応する領域に前記タッチ操作が行われた場合に前記制御部に対して前記所定信号を出力する請求項3に記載のスコアブック作成装置。
  5. 前記制御部は、前記通信部で受信した前記参照スコア情報の一部に変更不可部分を設定し、設定後に前記参照スコア情報を前記記憶部に記憶させる請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のスコアブック作成装置。
  6. 前記制御部は、前記変更不可部分を除外して前記編集対象部分を設定する請求項5に記載のスコアブック作成装置。
  7. 野球のスコアブックのスコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部と、
    前記スコア情報を表示可能な表示部と、
    所定の試合について作成された参照スコア情報を受信可能な通信部と、
    前記通信部で受信した前記参照スコア情報を記憶する記憶部と、を備えるスコアブック作成装置を用いたスコアブック作成方法であって、
    前記参照スコア情報を前記表示部に表示し、
    前記参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定し、
    前記入力情報に基づいて前記編集対象部分を編集して編集情報を生成し、
    生成した前記編集情報を前記表示部に表示する
    スコアブック作成方法。
  8. 野球のスコアブックのスコア情報を含む入力情報を入力可能な入力部と、
    前記スコア情報を表示可能な表示部と、
    所定の試合について作成された参照スコア情報を受信可能な通信部と、
    前記通信部で受信した前記参照スコア情報を記憶する記憶部と、を備えるスコアブック作成装置を用いてスコアブックを作成するスコアブック作成プログラムであって、
    前記参照スコア情報を前記表示部に表示させる処理と、
    前記参照スコア情報の少なくとも一部に編集対象部分を設定する処理と、
    前記入力情報に基づいて前記編集対象部分を編集して編集情報を生成する処理と、
    生成した前記編集情報を前記表示部に表示させる処理と
    を前記スコアブック作成装置に実行させるスコアブック作成プログラム。
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