JP2017169382A - 電子制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる電子制御装置を提供する。
【解決手段】電子制御装置14は、電動アクチュエータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第1機能要素11,12、及び第1機能要素とは異なる状態パラメータを検出する第2機能要素26,22に動作電源を供給する主電源回路28と、上記操作量演算に使用するパラメータを検出する第1冗長機能要素32,33、及び第1冗長機能要素とは異なる状態パラメータを検出する第2冗長機能要素27,34に動作電源を供給する冗長電源回路29を備える。主電源回路から第1及び第2機能要素の少なくとも一方への電源供給に異常が発生した場合に、冗長電源回路から第1または第2冗長機能要素に電源を供給し、第1または第2機能要素に代えて、第1または第2冗長機能要素で動作を継続する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用などのように高い信頼性と安全性が要求される電子制御装置に関する。
従来、この種の電子制御装置において、センサをECU(Electronic Control Unit)の筐体の外部に設ける構成では、電源ラインがハーネス上で天地絡する可能性がある。そこで、センサの電源ラインが天地絡した場合でも、他のセンサとマイクロコンピュータ(マイコンと略称する)を使って縮退動作ができるように、マイコン用とセンサ用の電源電圧を、別々のレギュレータにより生成している。このように、各々の機能専用のレギュレータを設けることで、共通原因故障を回避できる。
特開2011−152027号公報
しかし、故障時における縮退動作は、本来の機能に対して性能の低下が避けられず、多数のレギュレータを設けることで電源電圧のモニタ数が多くなるため、主制御装置であるマイコンの処理負荷も増大することになる。
しかも、近年は、自動運転対応として、単一の故障(電源やマイコンの故障も含む)が起きても、アシスト動作を継続することが求められているため、各回路を2系統化している。例えば特許文献1には、電動パワーステアリング(EPS)装置におけるアシスト用モータを駆動するインバータを2系統化することによって、1系統の故障を許容できるようにしたシステムが開示されている。
しかしながら、共通原因故障を回避する構成で2系統化を行うと、1系統に複数存在したレギュレータが、更に2倍に増えてしまうことになりコストの増加を招く。
本発明は上記のような事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる電子制御装置を提供することにある。
本発明の電子制御装置は、所定の機能動作をする第1機能要素、及びこの第1機能要素とは異なる所定の機能動作をする第2機能要素にそれぞれ動作電源を供給する主電源回路と、前記第1機能要素の冗長動作をする第1冗長機能要素、及び前記第2機能要素の冗長動作をする第2冗長機能要素にそれぞれ動作電源を供給する冗長電源回路とを具備し、前記主電源回路から前記第1及び第2機能要素の少なくとも一方への電源供給に異常が発生した場合に、前記冗長電源回路から前記第1または第2冗長機能要素に電源を供給し、前記第1または第2機能要素に代えて、前記第1または第2冗長機能要素で動作を継続することを特徴とする。
本発明によれば、第1及び第2機能要素に主電源回路から電源を供給し、第1及び第2冗長機能要素に冗長電源回路から電源を供給するように構成したので、第1及び第2機能要素に別々の電源回路から電源を供給し、この構成を2系統化する場合に比べて電源回路を削減でき、コストの増加を抑制できる。また、2系統化したことで、故障時に一方の系統の動作を停止させて他方の系統で実質的に同じ機能動作を継続できるので、縮退動作により性能が低下したり、マイコンの処理負荷が増大したりするのを抑えることができる。従って、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る電子制御装置のブロック図である。 図1に示した電子制御装置が適用されるEPS装置の概略構成図である。 本発明の第2の実施形態に係る電子制御装置のブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電子制御装置の構成例を示しており、図2はこの電子制御装置が適用されるEPS装置の概略構成を示している。まず、EPS装置について簡単に説明し、続いてこのEPS装置において操舵力をアシストするモータ(電動アクチュエータ)を制御する電子制御装置を説明する。
図2に示すように、EPS装置は、ステアリングホイール10、操舵トルクセンサ11、冗長用の操舵トルクセンサ32、ステア角センサ12、冗長用のステア角センサ33、アシスト用のモータ13、及びこのモータ13を制御する電子制御装置14などを含んで構成されている。また、ステアリングシャフト15を内包するステアリングコラム16内には、操舵トルクセンサ11,32、ステア角センサ12,33及び減速機17が設けられている。
そして、運転者がステアリング操作を行う際に、ステアリングシャフト15に発生する操舵トルクを操舵トルクセンサ11(または冗長用の操舵トルクセンサ32)によって検出し、ステアリングの角度をステア角センサ12(または冗長用のステア角センサ33)によって検出する。これらのセンサ11,12(またはセンサ32,33)から得られた操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて、電子制御装置14でモータ13を駆動制御することにより、車両の走行状態に応じた操舵アシスト力をモータ13から発生させる。これによって、ステアリングシャフト15の先端に設けられたピニオンギア18が回転すると、ラック軸19が進行方向左右に水平移動することで、運転者のステアリング操作が車輪(タイヤ)20に伝達されて車両の向きを変える。
次に、本発明の第1の実施形態に係る電子制御装置について図1により詳しく説明する。バッテリ21の電圧(例えば12V)は、電子制御装置14の筐体内に設けられている6Vのレギュレータ(6VREG)23、プリドライバ24、インバータ25、モータ電流センサ26、及び冗長用のモータ電流センサ27にそれぞれ供給される。レギュレータ23で降圧されて生成された6Vの内部電圧は、5Vのレギュレータ(5VREG)28、5Vのレギュレータ(5V REG)29、5Vのレギュレータ(5VREG)30、及び1Vのレギュレータ(1V REG)31にそれぞれ供給されて、各々の機能用の電圧に降下される。
レギュレータ28は、センサ用の主電源回路として働くもので、操舵トルクセンサ11、ステア角センサ12、モータ電流センサ26及びモータ角度センサ22にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。レギュレータ29は、センサ用の冗長電源回路として働くもので、冗長用の操舵トルクセンサ32、冗長用のステア角センサ33、冗長用のモータ電流センサ27及び冗長用のモータ角度センサ34にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。
なお、上記操舵トルクセンサ11、ステア角センサ12、冗長用の操舵トルクセンサ32、及び冗長用のステア角センサ33は、電子制御装置14の筐体の外部に設けられている。筐体にはコネクタが設けられており、これらのコネクタを介して各センサ11,12,32,33が筐体に搭載される。コネクタからレギュレータ28または29までの配線長は、マイコン35からコネクタまでの配線長よりも短くなっている。
また、レギュレータ30は、演算処理装置(または集積回路装置)用の主電源回路として働くもので、マイコン35内のA/D変換器36、及びCANドライバ37に5Vの動作電源を供給する。A/D変換器36は、破線の矢印で示すように、レギュレータ28からセンサ11,12に供給される電圧をA/D変換すると共に、レギュレータ29からセンサ32,33に供給される電圧をA/D変換し、各レギュレータ28,29の出力電圧をマイコン35でモニタするようになっている。CANドライバ37は、外部の他のECU38とマイコン35との間で通信を行ってデータの授受を行う。
更に、レギュレータ31は、マイコン35内の演算部39に1Vの動作電源を供給するように構成されている。
上記のような構成において、通常のアシスト動作では、マイコン35は、プリドライバ24にPWM信号を出力する。プリドライバ24中の各H側ドライバとL側ドライバはそれぞれ、PWM信号に基づいて、インバータ25中の各上アームスイッチ素子と下アームスイッチ素子の制御端にそれぞれPWM信号に基づく駆動信号を供給して選択的にオン/オフ制御する。
そして、モータ13をインバータ25で駆動する際に、センサ11,12で検出した操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて操作量演算を行い、演算結果の操作量に応じてPWM信号のデューティを可変し、モータ13の出力トルクをそれぞれ制御することでアシスト力を変化させる。この際、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22でモータ13の状態変化を検出する。
アシスト動作中は、マイコン35はA/D変換器36を用いて各レギュレータ28の出力電圧をモニタしており、例えばレギュレータ28から操舵トルクセンサ11あるいはステア角センサ12へ動作電源を供給する電源ラインに天地絡が発生したことを検知すると、レギュレータ28を停止させ、センサ11,12から出力される操舵トルク信号S1とステア角信号S2は使用しないようにする。そして、レギュレータ29から操舵トルクセンサ32あるいはステア角センサ33へ動作電源を供給し、冗長用のセンサ32,33を用いてアシストを継続する。この場合には、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22に代えて冗長用のモータ電流センサ27と冗長用のモータ角度センサ34を用いて、モータ13の状態変化を検出することになる。
このような構成によれば、操舵トルクセンサとステア角センサ、レギュレータ及びモータ電流センサとモータ角度センサを2系統備えているので、一方の系統に異常が発生しても、他方の系統で本来の機能と同様にモータを制御することができ、アシスト動作を継続することができる。よって、故障時に、縮退動作により性能の低下を招くことはない。また、マイコン35は、センサ11,12またはセンサ32,33に動作電源を供給している一方のレギュレータ28または29の出力電圧をモニタすれば良いので、マイコンの処理負荷を増大させることもない。
更に、単純に2系統化するのではなく、マイコン35に動作電源を与えるレギュレータ30,31は1系統しか設けないので、コストの増加も抑制できる。このように構成できるのは、レギュレータ30,31からマイコン35及びCANドライバ37への電源ラインは、電子制御装置14の筐体の内部のみに形成され、天地絡の可能性が低いからである。
従って、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を最小限に抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる。
[第2の実施形態]
図2は、本発明の第2の実施形態に係る電子制御装置の構成例を示している。上述した第1の実施形態では1台のマイコンで1つのモータを制御したが、本第2の実施形態では2台のマイコンで2つのモータを制御するようにしている。バッテリ21の電圧(例えば12V)は、電子制御装置14の筐体内に設けられている6Vのレギュレータ(6VREG)23a、6Vのレギュレータ(6V REG)23b、プリドライバ24a、インバータ25a,25b、モータ電流センサ26、及び冗長用のモータ電流センサ27にそれぞれ供給される。レギュレータ23aで降圧されて生成された6Vの内部電圧は、5Vのレギュレータ(5VREG)28、及び1Vのレギュレータ(1V REG)31aにそれぞれ供給される。また、レギュレータ23bで降圧されて生成された6Vの内部電圧は、5Vのレギュレータ(5VREG)29、及び1Vのレギュレータ(1V REG)31bにそれぞれ供給される。
レギュレータ28は、主電源回路として働くもので、操舵トルクセンサ11及びステア角センサ12にそれぞれ電源ラインから抵抗R1,R2を介して5Vの動作電源を供給する。また、CANドライバ37a及びマイコン35a中のA/D変換器36aに電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。更に、このレギュレータ28は、モータ電流センサ26及びモータ角度センサ22にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給するようになっている。
同様に、レギュレータ29は、冗長電源回路として働くもので、冗長用の操舵トルクセンサ32及び冗長用のステア角センサ33にそれぞれ電源ラインから抵抗R3,R4を介して5Vの動作電源を供給する。また、CANドライバ37b及びマイコン35b中のA/D変換器36bに電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。更に、このレギュレータ29は、冗長用のプリドライバ24b、冗長用のモータ電流センサ27及び冗長用のモータ角度センサ34にそれぞれ電源ラインを介して5Vの動作電源を供給する。
なお、上記抵抗R1〜R4は、筐体に設けられているコネクタから筐体内部にサージが印加されるのを防止するためのものである。
A/D変換器36aは、レギュレータ28からセンサ11,12に供給される電圧をA/D変換する。また、A/D変換器36bは、レギュレータ29からセンサ32,33に供給される電圧をA/D変換する。マイコン35a,35bはそれぞれ、これらのA/D変換結果に基づいて、各レギュレータ28,29の出力電圧をモニタするようになっている。CANドライバ37a,37bはそれぞれ、外部の他のECU38a,38bとマイコン35a,35bとの間で通信を行ってデータの授受を行う。
なお、上記操舵トルクセンサ11、ステア角センサ12、冗長用の操舵トルクセンサ32、及び冗長用のステア角センサ33は、電子制御装置14の筐体の外部に設けられている。
また、レギュレータ31aは、マイコン35a内の演算部39a用の電源回路として働き1Vの動作電源を供給する。また、レギュレータ31bは、マイコン35b内の演算部39b用の電源回路として働き1Vの動作電源を供給するように構成されている。
そして、マイコン35aでプリドライバ24aからインバータ25aを介してモータ13aを駆動制御し、マイコン35bでプリドライバ24bからインバータ25bを介してモータ13bを駆動制御する。このように、2つのモータ13a,13bを2系統の回路で独立して駆動するようになっている。
すなわち、通常のアシスト動作では、マイコン35aは、プリドライバ24aにPWM信号を出力する。プリドライバ24a中の各H側ドライバとL側ドライバはそれぞれ、PWM信号に基づいて、インバータ25a中の各上アームスイッチ素子と下アームスイッチ素子の制御端にそれぞれPWM信号に基づく駆動信号を供給して選択的にオン/オフ制御する。
そして、モータ13aをインバータ25aで駆動する際に、センサ11,12で検出した操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて操作量演算を行い、演算結果の操作量に応じてPWM信号のデューティを可変し、モータ13aの出力トルクをそれぞれ制御することでアシスト力を変化させる。この際、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22でモータ13の状態変化を検出する。
アシスト動作中は、マイコン35aはA/D変換器36aを用いてレギュレータ28の出力電圧をモニタしており、例えばレギュレータ28から操舵トルクセンサ11あるいはステア角センサ12へ動作電源を供給する電源ラインに天地絡が発生したことを検知するとレギュレータ28を停止させ、センサ11,12から出力される操舵トルク信号S1とステア角信号S2は使用しないようにする。そして、レギュレータ29から操舵トルクセンサ32あるいはステア角センサ33へ動作電源を供給し、冗長用のセンサ32,33を用いてアシストを継続する。
系統の切り替えが行われると、マイコン35bは、プリドライバ24bにPWM信号を出力する。プリドライバ24b中の各H側ドライバとL側ドライバはそれぞれ、PWM信号に基づいて、インバータ25b中の各上アームスイッチ素子と下アームスイッチ素子の制御端にそれぞれPWM信号に基づく駆動信号を供給して選択的にオン/オフ制御する。
モータ13bをインバータ25bで駆動する際に、センサ32,33で検出した操舵トルク信号S1とステア角信号S2、及び車両で検出した車速信号S3などに基づいて操作量演算を行い、演算結果の操作量に応じてPWM信号のデューティを可変し、モータ13bの出力トルクをそれぞれ制御することでアシスト力を変化させる。この場合には、モータ電流センサ26とモータ角度センサ22に代えて冗長用のモータ電流センサ27と冗長用のモータ角度センサ34を用いて、モータ13bの状態変化を検出することになる。
このような構成によれば、故障時には系統を切り替えるだけで冗長機能を利用できる。2系統の構成であるので、マイコンの処理負荷を増大させることはなく、本来の機能に対して性能の低下を招くこともない。また、各種機能のうちの1つが故障した時はもとより、主電源回路または冗長電源回路のいずれかが故障した場合にも最小限の性能低下で動作を継続させることができる。
従って、コスト増加及び主制御装置の処理負荷の増大を最小限に抑えながら、故障時における性能の低下を抑制できる。
なお、本発明は上述した第1、第2の実施形態に限定されるものではなく、種々変形して実施することが可能である。例えば、第2の実施形態において、2つの系統の回路を1つの筐体内に搭載する場合を例に取って説明したが、系統毎に2つの筐体に搭載しても良いのはもちろんである。
11…操舵トルクセンサ、12…ステア角センサ、13,13a,13b…モータ(電動アクチュエータ)、14…電子制御装置、23…レギュレータ、28…レギュレータ(主電源回路)、29…レギュレータ(冗長電源回路)、30,31…レギュレータ、32…冗長用の操舵トルクセンサ、33…冗長用のステア角センサ、35,35a,35b…マイクロコンピュータ(主制御装置)

Claims (7)

  1. 所定の機能動作をする第1機能要素、及びこの第1機能要素とは異なる所定の機能動作をする第2機能要素にそれぞれ動作電源を供給する主電源回路と、
    前記第1機能要素の冗長動作をする第1冗長機能要素、及び前記第2機能要素の冗長動作をする第2冗長機能要素にそれぞれ動作電源を供給する冗長電源回路とを具備し、
    前記主電源回路から前記第1及び第2機能要素の少なくとも一方への電源供給に異常が発生した場合に、前記冗長電源回路から前記第1または第2冗長機能要素に電源を供給し、前記第1または第2機能要素に代えて、前記第1または第2冗長機能要素で動作を継続すること
    を特徴とする電子制御装置。
  2. 請求項1の電子制御装置において、
    前記第1機能要素が、電動アクチュエータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第1センサを含み、
    前記第2機能要素が、前記第1機能要素で検出する前記操作量演算に使用するパラメータとは異なる状態パラメータを検出する第2センサを含むこと
    を特徴とする電子制御装置。
  3. 請求項1の電子制御装置において、
    前記第1及び第2機能要素の少なくとも一方が、電動アクチュエータの操作量演算を行う演算処理装置または集積回路装置を含むこと
    を特徴とする電子制御装置。
  4. 請求項3の電子制御装置において、
    前記第1及び第2機能要素の少なくとも一方が、他の電子制御装置との通信を行う通信要素を更に含み、
    前記演算処理装置または集積回路装置と前記他の電子制御装置とでデータの授受を行うこと
    を特徴とする電子制御装置。
  5. 請求項1の電子制御装置において、
    前記第1機能要素が、電動アクチュエータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第1センサを含み、
    前記第2機能要素が、前記電動アクチュエータの操作量演算を行う演算処理装置または集積回路装置を含むこと
    を特徴とする電子制御装置。
  6. 請求項5の電子制御装置において、
    前記主電源回路が、前記第1機能要素に電源を供給する電源ラインに接続されたコネクタを備え、該コネクタから前記主電源回路までの配線長が、前記演算処理装置または集積回路装置から前記コネクタまでの配線長よりも短いこと
    を特徴とする電子制御装置。
  7. 請求項1の電子制御装置において、
    前記第1機能要素は、第1の電動アクチュエータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第1のセンサを含み、
    前記第2機能要素が、前記第1の電動アクチュエータの操作量演算を行う第1の演算処理装置または第1の集積回路装置を含み、
    前記第1冗長機能要素は、第2の電動アクチュエータの操作量演算に使用するパラメータを検出する第2のセンサを含み、
    前記第2冗長機能要素が、前記第2の電動アクチュエータの操作量演算を行う第2の演算処理装置または第2の集積回路装置を含むこと
    を特徴とする電子制御装置。
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