JP2017169252A - 支持部材 - Google Patents

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康介 曽根
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Abstract

【課題】導電部材を支持する部分を樹脂製とした支持部材の製造コストを低減する。【解決手段】支持部材10は、電線50などの導電部材を支持する支持面23を有する樹脂製の本体部20と、ボルト80の通し孔64を有して装置に取り付けられる金属製のプレート60とを備える。本体部20は、プレート60を圧入して固定する受け部25を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、電線などの導電部材を支持する支持部材に関する。
特許文献1には、電線を支持して自動変速機に搭載される金属製の保持プレートが開示されている。保持プレートは、円形に開口するボルト差し込み孔を有し、ボルト差し込み孔に挿通されるボルトを介して、自動変速機に取り付けられるようになっている。
特開2014−199071号公報
ところで、電線の組み付け性の改善、加工性及び軽量化などを勘案し、保持プレートを樹脂で成形することが求められることがある。これに対し、例えば、保持プレートに金属カラーをインサート成形によって一体化させ、金属カラーにボルトを差し込む構成にすることが考えられる。しかし、切削加工を施した金属カラーをインサート成形するというのは、製造コストが高くつくという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、その目的とするところは、導電部材を支持する部分を樹脂製とした支持部材の製造コストを低減することにある。
本発明の支持部材は、導電部材を支持する支持面を有する樹脂製の本体部と、ボルトの通し孔を有して装置に取り付けられる金属製のプレートとを備え、前記本体部は、前記プレートを圧入して固定する受け部を有しているところに特徴を有する。
上記構成によれば、導電部材を支持する樹脂製の本体部が金属製のプレートを介して装置に取り付けられる。プレートはプレス加工などで容易に成形され、しかも本体部の受け部に圧入されるに過ぎない。このため、製造コストを低減することができる。
本発明の実施例1の支持部材の斜視図である。 プレートが受け部に圧入された部分の斜視図である。 プレートと受け部の分離斜視図である。 図2の平面図である。 支持部材がボルトを介して装置に取り付けられた部分の正面視方向の断面図である。 プレートの正面図である。 本発明の実施例2の支持部材の図2相当図である。 図3相当図である。 図4相当図である。 支持部材がボルトを介して装置に取り付けられた部分の側面視方向の断面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記プレートは、側端部に突起を有し、前記受け部は前記支持面の面方向と交差する方向に沿った壁面を有し、前記プレートの側端部が前記壁面に沿って配置され、前記壁面に前記突起が食い込んで係止される構成であるとよい。これによれば、本体部の支持面の面方向と交差する方向からプレートを受け部に圧入することができ、プレートの圧入作業を円滑に行うことができる。
前記プレートは、前記突起を有する圧入部と、前記圧入部に屈曲して連なり前記通し孔を有する固定部とを有し、前記受け部は、前記通し孔と連通し、前記固定部を前記装置に臨ませる開口部を有しているとよい。圧入部が受け部に圧入されると、固定部が開口部を介して装置に臨むことが可能となるため、固定部の通し孔に挿通されるボルトを介して、プレートを装置に迅速に取り付けることができる。
前記プレートは、側端部に前記受け部への圧入方向に並ぶ複数の突起を有し、前記受け部は、前記突起が食い込んで係止される壁面を有しており、前記複数の突起は、圧入方向前方のものから圧入方向後方のものにかけて段々大きく突出するように構成されているとよい。突起が受け部の壁面に食い込んで係止される構成であると、受け部の壁面が突起で削られて、削りカスが発生し、装置内の流体などに削りカスが混入するおそれがある。その点、上記のように、圧入方向後方の突起ほど大きく突出する形態であると、圧入方向前方の突起が受け部の壁面を削って削りカスを発生しても、発生した削りカスがこの突起と圧入方向後方で隣接する突起との間に形成された溝に効果的に捕捉されるため、装置内の流体などに削りカスが混入する事態を回避することができる。
前記プレートは、側端部に突起を有し、前記受け部は、前記突起が食い込んで係止される壁面を有し、かつ前記壁面を奥側に配置して前記プレートの側端部を覆う封入部を有しているとよい。これによれば、突起が受け部の壁面を削って削りカスを発生しても、発生した削りカスが封入部の内部に捕捉され、装置内の流体などに混入する事態を回避することができる。
前記本体部は、前記プレートに対し前記受け部からの抜け出しを規制する弾性をもった弾性ロック部を有している。これによれば、プレートの受け部からの抜け出しがプレート自体の圧入作用と弾性ロック部のロック作用によって二重に防止される。
<実施例1>
本発明の実施例1を図1〜図6によって説明する。実施例1の支持部材10は、自動車の自動変速機の油圧制御装置90に搭載されるものであって、合成樹脂製の本体部20と、本体部20に固定される金属製のプレート60とを備えている。なお、以下の説明において、上下方向は、自動車に搭載された状態を基準とする。
図1に示すように、本体部20は、平板状の底壁21と、底壁21の外周縁から起立する周壁22とを有している。底壁21の上面のうち、後述する受け部25を除く部分は、導電部材としての電線50を支持する平坦な支持面23になっている。本体部20の外周部のうち、周方向に間隔をあけた適宜箇所には、周壁22を切欠する形態の取出部24が設けられている。電線50は、支持面23から本体部20の取出部24を通して外部へ取り出され、先端部が図示しないコネクタに接続されるようになっている。
また、本体部20の外周部のうち、取出部24と隣接して周方向に間隔をあけた適宜箇所には、受け部25が設けられている。図3に示すように、受け部25は、底壁21を貫通する略矩形の開口部26と、底壁21の上面における開口部26の周辺から立ち上がる左右一対の側壁27及び背壁28とを有している。両側壁27は、開口部26を挟んだ左右両側に互いに対向して配置され、対向面が上下方向(支持面23の面方向と交差する方向)に沿って切り立つ壁面29になっている。背壁28は、両側壁27の奥端部にほぼ直交して連なる形態になっている。両側壁27及び背壁28は、平面視で開口部26の三辺を囲むように配置され、上方に開放された圧入空間30を区画している。受け部25の圧入空間30には、上方からプレート60が圧入されるようになっている。
また、受け部25は、両側壁27の先端部(背壁28が連なる側と反対側の端部)にほぼ直交して互いに接近する方向に短く突出する左右一対の端壁31を有している。両端壁31は、背壁28の左右両端部と対向する位置に配置されている。圧入空間30は、両端壁31間にも開放されている。また、受け部25の底壁21の上面には、開口部26の三辺に沿って取り囲むように配置され、両端壁31で閉止される平坦な載置面32が設けられている。
プレート60は、金属板をプレス加工で打ち抜いた後、曲げ加工して成形され、受け部25の圧入空間30に上方から圧入されて固定される。図3及び図6に示すように、プレート60は、固定部61と、固定部61に屈曲して連なる圧入部62とからなり、全体としてL字形に形成されている。プレート60が受け部25に固定された状態では、固定部61が底壁21の支持面23の面方向に沿って配置され、圧入部62が背壁28の壁面部分に沿って配置される。
圧入部62の下部には、固定部61との連結部分にまたがって略矩形の抜き孔63が設けられている。圧入部62と固定部61との連結部分は、抜き孔63によって強度が低くされ、曲げ加工が容易な構造になっている。
固定部61の中央には、ボルト80を挿通可能な円形の通し孔64が貫通して設けられている。固定部61の上面は、ボルト80の頭部81が載置される平坦な座面65になっている。固定部61の先端の左右両側角部には、断面L字に切欠された形態の凹所66が設けられている。図4に示すように、プレート60が受け部25に固定された状態では、凹所66が端壁31の一角に嵌り込み、端壁31と背壁28との間にプレート60の後述する固定部61が挟まれるようになっている。
圧入部62は、両側壁27間の距離と同じ幅寸法を有する基部67と、基部67の左右両側縁において上下方向に間隔をあけて並ぶ複数の複数の突起71、72、73とを有している。図6に示すように、各突起71、72、73は、下端が先端へ向けて上り勾配となるテーパ状に配置され、上端が左右方向にほぼ沿って配置され、先端が上下方向にほぼ沿って配置されている。
具体的には、複数の突起は、下方に位置する左右一対の第1突起71と、上方に位置する左右一対の第3突起73と、第1突起71と第3突起73との間に位置する左右一対の第2突起72とからなる。第1突起71は、プレート60の受け部25への圧入方向の最前方位置に配置されている。第3突起73は、プレート60の受け部25への圧入方向の最後方位置に配置され、上端が基部67の上端と左右方向に連続している。
第1突起71は、第2突起72及び第3突起73に比べ、基部67の側縁から側方への突出寸法が小さくされている。一方、第3突起73は、第1突起71及び第2突起72に比べ、基部67の側縁から側方への突出寸法が大きくされている。このため、基部67の側縁から側方への突出寸法は、プレート60の圧入方向前方のものから圧入方向後方のものにかけて、第1突起71、第2突起72、第3突起73と段々大きくなっている。第1突起71は、第2突起72の先端部を除去した形状と近似し、先端の上下寸法が第2突起72の先端の上下寸法より大きくされている。
第1突起71と第2突起72と基部67の側縁との間には、第1溝部74が区画され、第2突起72と第3突起73と基部67の側縁との間には、第2溝部75が区画されている。第1突起71、第2突起72、第3突起73の順に突出寸法が大きくなることに起因し、第1溝部74は、第1突起71側より第2突起72側のほうで深くなっており、第2溝部75は、第2突起72側より第3突起73側のほうで深くなっている。
次に、支持部材10を油圧制御装置90に取り付ける際の作業手順について説明する。
まず、プレート60が、本体部20の上方から受け部25に向けて降ろされ、受け部25の圧入空間30に圧入される。プレート60の圧入過程では、圧入部62の基部67が背壁28の壁面部分に沿ってスライドされるとともに、各突起71、72、73が両側壁27の壁面29に食い込むように進入する。この際、第1突起71、第2突起72、第3突起73の順に壁面29への食い込みが開始される。
第1突起71が壁面29に食い込んで壁面29を削ることにより、削りカスが発生すると、発生した削りカスは第1溝部74に移行するが、第1溝部74において第1突起71より突出寸法の大きい第2突起72側の部分によって削りカスが効果的に捕捉される。同様に、第2突起72が壁面29を削ることで削りカスが発生しても、第2溝部75において第2突起72より突出寸法の大きい第3突起73側の部分によって削りカスが効果的に捕捉される。第3突起73は、圧入部62の上端部に位置しているため、第3突起73が壁面29を削る範囲は小さく、発生した削りカスは外部に迅速に排出される。
プレート60が受け部25に正規に圧入されると、固定部61が載置面32に載置されて、通し孔64が開口部26と連通するとともに、凹所66が端壁31に嵌り込み、且つ各突起71、72、73が壁面29に食い込んだ状態で固定される。これにより、プレート60が本体部20からの抜け出しを規制された状態に保持される。なお、第3突起73の上端は、受け部25の上面に露出して配置される。
続いて、支持部材10が油圧制御装置90に取り付けられる。図5に示すように、油圧制御装置90のボディ部分にはボス部91が突設されており、ボス部91の上端面にプレート60の固定部61が開口部26を介して載置される。ボス部91にはねじ孔92が上端面に開口して設けられており、固定部61がボス部91の上端面に載置される際には、固定部61の通し孔64がねじ孔92に連通するように位置合わせされる。
次いで、ボルト80の軸部82が固定部61の通し孔64を通してねじ孔92にねじ込まれる。ボルト80の頭部81が固定部61の座面65に当接し、固定部61がボルト80の頭部81とボス部91との間に挟み込まれる。これにより、プレート60が油圧制御装置90に固定されるとともに、プレート60を介して本体部20が油圧制御装置90に取り付けられる。なお、ここで言うボルト80は、ドライバーで締め付けられる小ねじなどのねじ部材を含む概念である。
以上説明したように、本実施例1によれば、金属製のプレート60が樹脂製の本体部20の受け部25に対し、インサート成形によらず、圧入されて固定され、しかも、プレート60がプレス加工で容易に成形されるものであるため、製造コストを低減することができる。
また、プレート60は、本体部20の支持面23に電線50を載せる場合と同じように、支持面23の面方向と交差する方向となる上方から下方へ降ろされて受け部25に圧入される。このため、プレート60の圧入作業を円滑に行うことができる。
また、受け部25が通し孔64と連通して固定部61を油圧制御装置90に臨ませる開口部26を有しているため、固定部61の通し孔64に挿通されるボルト80を介して、プレート60を油圧制御装置90に迅速に取り付けることができる。
さらに、複数の突起71、72、73が圧入方向前方のものから圧入方向後方のものにかけて段々大きく突出するように構成されているため、圧入方向前方の突起(第1突起71、第2突起72)が受け部25の壁面29を削って削りカスを発生しても、発生した削りカスがこの突起71、72と圧入方向後方で隣接する突起(第1突起71に対する第2突起72、第2突起72に対する第3突起73)との間に形成された第1溝部74、第2溝部75に効果的に捕捉される。その結果、油圧制御装置90の内部に存する作動油などの流体に削りカスが混入する事態を回避することができる。
<実施例2>
図7〜図10は、本発明の実施例2を示す。実施例2の支持部材10Aは、受け部25Aの形態が実施例1とは異なる。もっとも、受け部25Aの基本構造は、実施例1の受け部25Aと同様である。このため、以下においては、実施例1の受け部25Aに追加された部分を中心に説明し、実施例1と同一又は相当する部分については同一符号を付す。
受け部25Aは、図8及び図9に示すように、両側壁27の壁面29の背壁28寄りの位置から互いに接近する方向に突出する一対の封止壁33を有している。封止壁33は、背壁28との間に圧入部62の板厚とほぼ同一の間隙をあけて、背壁28に対向して配置されている。また、封止壁33は、両側壁27に全高にわたって連なる平板状の形態とされている。ここで、封止壁33と背壁28とは、側壁27の壁面29を奥側に配して扁平溝状の圧入空間30を区画した封入部34として構成される。
また、受け部25Aは、背壁28の左右方向中央部において、上下方向に延出して上端に開口する一対のスリット35が入れられ、両スリット35間に、上下方向に起立する弾性ロック部36を有している。弾性ロック部36は、その下端を支点として背壁28の板厚方向に撓み変形可能とされている。弾性ロック部36の上端部には、圧入空間30側へ向けて突出する爪状の係止突部37が設けられている。係止突部37は、上面が先端に向けて下り勾配となるテーパ部分を有し、下面が突出方向にほぼ水平に配置されている。
図8に示すように、プレート60Aは、基部67の上端縁の左右方向中央部に、係止突部37に係止可能な凹状の切欠部68を有している。また、プレート60Aは、実施例1の抜き孔63を有さず、固定部61と圧入部62との連結部分に幅方向に窄まる形態の括れ部69を有している。
組み付けに際し、実施例1と同様、プレート60Aは、本体部20Aの受け部25Aに上方から圧入される。プレート60Aの圧入過程では、圧入部62の基部67が背壁28の壁面部分に沿ってスライドされるとともに、基部67が係止突部37の上面のテーパ部分を摺動して、弾性ロック部36が圧入空間30から退避する向きに撓み変形させられる。プレート60Aが受け部25Aに正規に圧入されると、弾性ロック部36が弾性復帰し、係止突部37が切欠部68の底面に当接可能に配置される(図7を参照)。
また、プレート60Aが受け部25Aに正規に圧入されると、各突起71、72、73が両側壁27の壁面29に食い込むように進入するとともに、基部67の左右両端部が封入部34の圧入空間30に進入して背壁28と封止壁33とに当接する。これにより、圧入部62の左右両端部が封入部34の内部に実質的に封じ込められた状態になる。なお、封止壁33は括れ部69によって括れた部分に嵌り込むようにして配置される。その後、実施例1と同様、開口部26を介してプレート60の固定部61がボス部91の上端面に載置され、その状態で、ボルト80の軸部82がねじ孔92にねじ込まれて、支持部材10Aが油圧制御装置90に取り付けられる(図10を参照)。
実施例2の場合、各突起71、72、73が側壁27の壁面29を削って削りカスを発生しても、実施例1と同様、削りカスが第1溝部74及び第2溝部75に効果的に捕捉される。しかも、削りカスは、封入部34の内部にも捕捉され得るため、外部に排出されるのが二重に防止される。その結果、油圧制御装置90の内部に存する作動油などの流体に削りカスが混入する事態を高い確実性をもって回避することができる。
また、弾性ロック部36が圧入部62を弾性的に係止して押さえ付けることにより、プレート60Aの圧入状態が安定して維持される。仮に、プレート60Aの圧入力が経時的に減退しても、弾性ロック部36のロック作用によって、プレート60Aの受け部25Aからの抜け出しを阻止することができる。
<他の実施例>
本発明の他の実施例を簡単に説明する。
(1)本体部の支持面には、導電部材として、電線以外に、例えば、バスバーが支持されるものであってもよい。
(2)開口部は、受け部の底壁の外周縁に開放されていてもよい。
(3)本体部は、ブロック状の形態であってもよい。
(4)ボルトの頭部とプレートとの間に座金が介在していてもよい。また、固定部の座面には、ナットが載置される構成であってもよい。
(5)弾性ロック部は、受け部に2つ以上設けられていてもよい。
(6)受け部は、背壁と対向する位置に前壁を有し、四方を包囲する形態になっていてもよい。
(7)本発明は、油圧制御装置に限らず、導電部材を支持する支持部材が取り付けられる装置に広く適用可能である。
10、10A…支持部材
20、20A…本体部
23…支持面
25、25A…受け部
26…開口部
29…壁面
34…封入部
36…弾性ロック部
60、60A…プレート
61…固定部
62…圧入部
64…通し孔
71…第1突起(突起)
72…第2突起(突起)
73…第3突起(突起)
80…ボルト
90…油圧制御装置(装置)

Claims (6)

  1. 導電部材を支持する支持面を有する樹脂製の本体部と、ボルトの通し孔を有して装置に取り付けられる金属製のプレートとを備え、
    前記本体部は、前記プレートを圧入して固定する受け部を有していることを特徴とする支持部材。
  2. 前記プレートは、側端部に突起を有し、
    前記受け部は前記支持面の面方向と交差する方向に沿った壁面を有し、前記プレートの側端部が前記壁面に沿って配置され、前記壁面に前記突起が食い込んで係止される構成である請求項1記載の支持部材。
  3. 前記プレートは、前記突起を有する圧入部と、前記圧入部に屈曲して連なり前記通し孔を有する固定部とを有し、
    前記受け部は、前記通し孔と連通し、前記固定部を前記装置に臨ませる開口部を有している請求項2記載の支持部材。
  4. 前記プレートは、側端部に前記受け部への圧入方向に並ぶ複数の突起を有し、前記受け部は、前記突起が食い込んで係止される壁面を有しており、前記複数の突起は、圧入方向前方のものから圧入方向後方のものにかけて段々大きく突出するように構成されている請求項1ないし3のいずれか1項記載の支持部材。
  5. 前記プレートは、側端部に突起を有し、
    前記受け部は、前記突起が食い込んで係止される壁面を有し、かつ前記壁面を奥側に配置して前記プレートの側端部を覆う封入部を有している請求項1ないし4のいずれか1項記載の支持部材。
  6. 前記本体部は、前記プレートに対し前記受け部からの抜け出しを規制する弾性をもった弾性ロック部を有している請求項1ないし5のいずれか1項記載の支持部材。
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