JP2017167521A - 蛍光体ホイール、光源装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents

蛍光体ホイール、光源装置及び投写型映像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】蛍光体層と基板との位置合わせの精度が良い蛍光体ホイールを提供する。
【解決手段】円盤状の基板と、この基板に接着固定される蛍光体リングと、からなる蛍光体ホイールであって、基板の周縁部には少なくとも3箇所に切欠部もしくは開口部が設けられており、基板の中心から切欠部もしくは開口部の縁までの最短の長さと、蛍光体リングの外周縁の半径とが略一致する、蛍光体ホイール。
【選択図】図6A

Description

本開示は、例えば投写型映像表示装置の光源装置に用いられる蛍光体ホイールに関する。
特許文献1は、基板上に酸化チタン層を設けて、その上に蛍光体層を設けることを特徴とする蛍光体ホイールの構成が開示されている。かかる蛍光体ホイールは、励起光源に対向配置された蛍光発光部と、励起光源の反対側であって蛍光発光部に接合するように配置された酸化チタンを含む反射部とを有する蛍光発光板である。反射部を有する構成であるため、励起光源からの励起光が蛍光発光部に照射されると、蛍光発光部からは蛍光発光光が出射され、反射部からは反射した蛍光発光光が出射される。従って、蛍光発光光の利用効率を高めることができる。また、基板上に酸化チタン層を設けて反射部とする構成であるため、低コスト化を実現することができる。
特開2013−228598号公報
本開示は、蛍光体層と基板との位置合わせの精度が良い蛍光体ホイールを提供する。
本開示における蛍光体ホイールは、円盤状の基板と、この基板に接着固定される蛍光体リングと、からなる蛍光体ホイールであって、基板の周縁部には少なくとも3箇所に切欠部もしくは開口部が設けられており、基板の中心から切欠部もしくは開口部の縁までの最短の長さと、蛍光体リングの外周縁の半径とが略一致する。
本開示によれば、蛍光体層と基板との位置合わせの制度が良い蛍光体ホイールを提供する。
図1Aは実施の形態1に係る基板を示す平面図である。 図1Bは実施の形態1に係る基板を示す側面図である。 図2Aは実施の形態1に係る基板に接着剤層を形成した状態を示す平面図である。 図2Bは実施の形態1に係る基板に接着剤層を形成した状態を示す側面図である。 図3Aは実施の形態1に係る位置決め用治具を示す平面図である。 図3Bは実施の形態1に係る位置決め用治具を示す側面図である。 図4は実施の形態1に係る基板を位置決め用治具に取り付けた状態を示す平面図である。 図5Aは実施の形態1に係る蛍光体リングを示す平面図である。 図5Bは実施の形態1に係る蛍光体リングを示す側面図である。 図6Aは実施の形態1に係る基板および蛍光体リングを位置決め用治具に取り付けた状態を示す平面図である。 図6Bは図6Aの6B−6B線における断面拡大図である。 図7Aは実施の形態2に係る基板を示す平面図である。 図7Bは実施の形態2に係る基板を示す側面図である。 図8Aは実施の形態2に係る基板に接着剤層を形成した状態を示す平面図である。 図8Bは実施の形態2に係る基板に接着剤層を形成した状態を示す側面図である。 図9は実施の形態2に係る基板を位置決め用治具に取り付けた状態を示す平面図である。 図10Aは実施の形態2に係る蛍光体リングを示す平面図である。 図10Bは実施の形態2に係る蛍光体リングを示す側面図である。 図11Aは実施の形態2に係る基板および蛍光体リングを位置決め用治具に取り付けた状態を示す平面図である。 図11Bは図11Aの11B−11B線における断面拡大図である。 図12は実施の形態1に係る蛍光体ホイールを備えた光源装置の構成を示す図である。 図13は実施の形態1に係る光源装置を備えた投写型映像表示装置の構成を示す図である。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
[1−1]蛍光体ホイールの構成、製造法
実施の形態1に係る蛍光体ホイールについて、図1A〜図6Bを用いて説明する。
図1Aは、実施の形態1に係る基板101を示す平面図である。図1Bは、実施の形態1に係る基板101を示す側面図である。実施の形態1に係る蛍光体ホイール111(図6A参照)で使用される基板101は、アルミニウムからなる円盤状をなしており、その中心Oにモータ112(図12参照)の回転軸が取り付けられる取付け孔102が開設されており、基板101はモータ112によって回転駆動される。基板101の周縁部には、円周方向に沿ってθ=120°の角度を隔てて、3箇所に切欠部103が設けられている。ここで、基板101の中心Oから切欠部103の縁までの最短の長さを長さR1とする。実施の形態1では中心Oから切欠部103の内側縁103aまでの長さが長さR1に該当する。また、基板101の少なくとも片側表面には、表面拡散反射率を向上させるため、図示しないアンダーコートおよびトップコートからなる増反射膜層104が形成されている。
図2Aは、実施の形態1に係る基板101に接着剤層105を形成した状態を示す平面図である。図2Bは、実施の形態1に係る基板101に接着剤層105を形成した状態を示す側面図である。
増反射膜層104上において、図2A,図2Bに示すように基板101の中心Oからの長さが等しい円周上に、所定の幅を有するリング状の接着剤層105が形成される。図2Aに示す幅D1は接着剤層105の半径方向の幅であって、上記所定の幅に該当する。接着剤層105を形成するには、例えば、図示しない塗布用ノズルを、基板101上における接着剤層105を形成したい位置に配置し、基板101を、中心Oを回転中心として回転させながら、塗布用ノズルから接着剤を吐出する。これにより、基板101の中心Oからの長さが等しい円周上に、所定の幅を有するリング状の接着剤層105を形成できる。接着剤は、樹脂シリコーン106(図6B参照)内に拡散反射率と熱伝導率を上昇させる含有粒子107(図6B参照)を含んでいる。
接着剤層105を形成する接着剤に用いる材料としては、基板101と、蛍光体層である蛍光体リング108(図5A参照)との熱膨張係数の差によって生じる歪を緩衝し、蛍光体ホイール111の構成を維持するために、樹脂シリコーンを用いることが望ましい。また、歪を緩衝する特性から、接着剤に用いる樹脂シリコーンとしては、ジメチル系の樹脂シリコーンを用いることが望ましい。
図3Aは、実施の形態1に係る位置決め用治具500を示す平面図である。図3Bは、実施の形態1に係る位置決め用治具500を示す側面図である。位置決め用治具500は、基台501に3本の位置決めピン502が配置されている。これら位置決めピン502は、切欠部103の内側縁103aと当接する位置に配置される。図4は、実施の形態1に係る基板101を位置決め用治具500に取り付けた状態を示す平面図である。接着剤層105が形成された基板101は、位置決め用治具500に図4のように取り付けられる。
図5Aは、実施の形態1に係る蛍光体リング108を示す平面図である。図5Bは、実施の形態1に係る蛍光体リング108を示す側面図である。図6Aは実施の形態1に係る基板101および蛍光体リング108を位置決め用治具500に取り付けた状態を示す平面図である。図6Bは、図6Aの6B−6B線における断面拡大図である。蛍光体リング108は、図6Bに示すように蛍光体粒子109と、混合物であるバインダ110とで構成されている。蛍光体粒子109は、励起光によって励起され蛍光を発光する。蛍光体リング108は、図5Aに示すように外周縁108aの半径が半径P1、内周縁108bの半径が半径P2、半径方向の幅が幅P3の長さとなるようリング状に予め形成されている。
バインダ110としては、熱伝導率の高い無機物質、例えばアルミナを主成分とした混合物が望ましい。アルミナは、ジメチル系のシリコーンに対し、10倍以上の熱伝導率を有しており、蛍光体粒子109と、アルミナを主成分とした混合物であるバインダ110とで蛍光体リング108を構成することにより、高熱伝導率を有する蛍光体リング108(蛍光体層)を実現することができる。
図1A、図5Aおよび図6Aから分かるように、基板101の中心Oから切欠部103の縁103aまでの最短の長さR1と、蛍光体リング108の外周縁108aの半径P1とが略一致する。ここでいう略一致とは、長さR1と半径P1とが等しい(R1=P1)、または長さR1が半径P1より大きい(R1>P1)関係で近似していることを言う。また、実施の形態1では、接着剤層105の幅D1は蛍光体リング108の幅P3よりも少し幅広になっているが、同じ幅であってもよい。
このようにして、蛍光体リング108は、図6Aに示すように、その外周縁108aが位置決めピン502に当接するように配置される。これによって、蛍光体リング108は、基板101の増反射膜層104上に形成された接着剤層105上の所定位置(基板101の中心Oから半径方向の長さP2以上長さP1以下の領域)に配置されることになる。蛍光体リング108が配置された後、熱により接着剤を硬化して、蛍光体リング108を基板101に接着固定することにより、蛍光体ホイール111として構成される。すなわち、蛍光体ホイール111は、基板101と、増反射膜層104と、接着剤層105と、蛍光体層である蛍光体リング108とから構成される。そして、この蛍光体ホイール111の取付け孔102にモータ112の回転軸を取り付けることによって、蛍光体ホイール111が回転駆動される蛍光体ホイール装置1として構成される。
なお、実施の形態1では、切欠部103は3つ設けられているが、これに限定されず、切欠部103は少なくとも3つあればよく、従って、4つ以上の切欠部103を設ける構成としてもよい。切欠部103の位置も、蛍光体ホイール111の回転バランスがとれるような位置であれば良く、120°間隔に限定されない。また、実施の形態1では基板101の周縁部に切欠部103を設けたが、周縁部に開口部を設ける構成としてもよい。基板101の中心Oから開口部の縁までの最短の長さと、蛍光体リング108の外周縁108aの半径P1とが略一致するように開口部を設ければ、切欠部103を設けた場合と同様の効果を得ることができる。
また、基板101は放熱性の良い金属であればよく、アルミニウムには限定されない。アルミニウム以外の材料としては、例えばガラスやアルミナのようなセラミックス材料、銅やステンレスのような金属材料などがある。さらに、接着剤層105は、塗布用ノズルで形成する方法に代えて、スクリーン印刷により形成するようにしても良い。
[1−2]効果
実施の形態1に係る蛍光体ホイールの組み立てに当たっては、基板101に蛍光体リング108を接着する際に、まず、接着剤層105を設けた基板101を、基板101の切欠部103に対応する位置決めピン502を設けた基台501に、切欠部103に位置決めピン502を通して配置する。その後、蛍光体リング108の外周縁108aと、位置決めピン502が当接するように位置合わせし接着する。
上記のようにすることにより、基板101と蛍光体リング108が所定の位置で位置合わせされた状態でそれらを接着することが可能となり、蛍光体層である蛍光体リング108と基板101とを接着する際の位置合わせ精度の向上が図れる。これにより、基板101と蛍光体リング108の回転中心が合うことになり、回転時のバランスが調整された状態で、接着することが可能となる。
(実施の形態2)
[2−1]蛍光体ホイールの構成、製造法
実施の形態2に係る蛍光体ホイールについて、図7A〜図11Bを用いて説明する。
図7Aは、実施の形態2に係る基板201を示す平面図である。図7Bは、実施の形態2に係る基板201を示す側面図である。実施の形態2に係る蛍光体ホイール211(図11A参照)で使用される基板201は、アルミニウムからなる円盤状をなしており、その中心O2にモータ112(図12参照)の回転軸が取り付けられる取付け孔202が開設されており、基板201はモータ112によって回転駆動される。基板201には、円周方向に沿ってθ=120°の角度を隔てて、3箇所に開口部203が設けられている。ここで、基板201の中心O2から開口部203の縁までの最長の長さを長さR2とする。実施の形態2では中心O2から開口部203の外側縁203aまでの長さが長さR2に該当する。また、基板201の少なくとも片側表面には、表面拡散反射率を向上させるため、図示しないアンダーコートおよびトップコートからなる増反射膜層204が形成されている。
図8Aは、実施の形態2に係る基板201に接着剤層205を形成した状態を示す平面図である。図8Bは、実施の形態2に係る基板201に接着剤層205を形成した状態を示す側面図である。
増反射膜層204上において、図8A,図8Bに示すように基板201の中心O2からの長さが等しい円周上に、所定の幅を有するリング状の接着剤層205が形成される。図8Aに示す幅D2は接着剤層205の半径方向の幅であって、上記所定の幅に該当する。接着剤層205を形成するには、例えば、図示しない塗布用ノズルを、基板201上における接着剤層205を形成したい位置に配置し、基板201を、中心O2を回転中心として回転させながら、塗布用ノズルから接着剤を吐出する。これにより、基板201の中心O2からの長さが等しい円周上に、所定の幅を有するリング状の接着剤層205を形成できる。接着剤は、樹脂シリコーン206(図11B参照)内に拡散反射率と熱伝導率を上昇させる含有粒子207(図11B参照)を含んでいる。
接着剤層205を形成する接着剤に用いる材料としては、基板201と、蛍光体層である蛍光体リング208(図10A参照)との熱膨張係数の差によって生じる歪を緩衝し、蛍光体ホイール211の構成を維持するために、樹脂シリコーンを用いることが望ましい。また、歪を緩衝する特性から、接着剤に用いる樹脂シリコーンとしては、ジメチル系の樹脂シリコーンを用いることが望ましい。
実施の形態2でも、図3Aに示したような基台501と位置決めピン502とからなる位置決め用治具500を使用する。位置決め用治具500は、実施の形態2に適用できるように、位置決めピン502が、開口部203の外側縁203aと当接する位置に配置される。図9は実施の形態2に係る基板201を位置決め用治具500に取り付けた状態を示す平面図である。接着剤層205が形成された基板201は、位置決め用治具500に図9のように取り付けられる。
図10Aは、実施の形態2に係る蛍光体リング208を示す平面図である。図10Bは、実施の形態2に係る蛍光体リング208を示す側面図である。図11Aは、実施の形態2に係る基板201および蛍光体リング208を位置決め用治具500に取り付けた状態を示す平面図である。図11Bは、図11Aの11B−11B線における断面拡大図である。蛍光体リング208は、図11Bに示すように蛍光体粒子209と、混合物であるバインダ210とで構成されている。蛍光体粒子209は、励起光によって励起され蛍光を発光する。蛍光体リング208は、図10Aに示すように外周縁208aの半径が半径P1、内周縁208bの半径が半径P2、半径方向の幅が幅P3となるようリング状に予め形成されている。
バインダ210としては、熱伝導率の高い無機物質、例えばアルミナを主成分とした混合物が望ましい。アルミナは、ジメチル系のシリコーンに対し、10倍以上の熱伝導率を有しており、蛍光体粒子209と、アルミナを主成分とした混合物であるバインダ210とで蛍光体リング208を構成することにより、高熱伝導率を有する蛍光体リング208(蛍光体層)を実現することができる。
図7A、図10Aおよび図11Aから分かるように、基板201の中心O2から開口部203の縁203aまでの最長の長さR2と、蛍光体リング208の内周縁208bの半径P2とが略一致する。ここでいう略一致とは、長さR2と半径P2とが等しい(R2=P2)、または長さR2が半径P2より小さい(R2<P2)関係で近似していることを言う。また、実施の形態2では、接着剤層205の幅D2は蛍光体リング208の幅P3よりも少し幅広になっているが、同じ幅であってもよい。
このようにして、蛍光体リング208は、図11Aに示すように、その内周縁208bが位置決めピン502に当接するように配置される。これによって、蛍光体リング208は基板201の増反射膜層204上に形成された接着剤層205上の所定位置(基板201の中心O2から半径方向の長さP2以上P1以下の領域)に配置されることになる。蛍光体リング208が配置された後、熱により接着剤を硬化して、蛍光体リング208を基板201に接着固定することにより、蛍光体ホイール211として構成される。すなわち、蛍光体ホイール211は、基板201と、増反射膜層204と、接着剤層205と、蛍光体層である蛍光体リング208とから構成される。そして、この蛍光体ホイール211の取付け孔202にモータ112の回転軸を取り付けることによって、蛍光体ホイール211が回転駆動される蛍光体ホイール装置10として構成される。
なお、実施の形態2では、開口部203は3つ設けられているが、これに限定されず、開口部203は少なくとも3つあればよく、従って、4つ以上の開口部203を設ける構成としてもよい。開口部203の位置も、蛍光体ホイール211の回転バランスがとれるような位置であれば良く、120°間隔に限定されない。
また、基板201の材料は放熱性の良い金属であればよく、アルミニウムには限定されない。アルミニウム以外の材料としては、例えばガラスやアルミナのようなセラミックス材料、銅やステンレスのような金属材料などがある。さらに、接着剤層205は、塗布用ノズルで形成する方法に代えて、スクリーン印刷により形成するようにしても良い。
[2−2]効果
実施の形態2に係る蛍光体ホイールの組み立てに当たっては、基板201に蛍光体リング208を接着する際に、まず、接着剤層205を設けた基板201を、基板201の開口部203に対応する位置決めピン502を設けた基台501に、開口部203に位置決めピン502を通して配置する。その後、蛍光体リング208の内周縁208bと、位置決めピン502が当接するように位置合わせし接着する。
上記のようにすることにより、基板201と蛍光体リング208が所定の位置で位置合わせた状態でそれらを接着することが可能となり、蛍光体層である蛍光体リング208と基板201とを接着する際の位置合わせ精度の向上が図れる。これにより、基板201と蛍光体リング208の回転中心が合うことになり、回転時のバランスが調整された状態で、接着することが可能となる。
[3−1]蛍光体ホイールを用いた光源装置
図12は実施の形態1に係る蛍光体ホイール111を備えた光源装置3の構成を示す図である。実施の形態2の蛍光体ホイール211を用いても光源装置3を構成できるが、ここでは便宜上、実施の形態1の蛍光体ホイール111を用いて説明する。従って、蛍光体ホイール装置1は、蛍光体ホイール111と、これを回転駆動するモータ112とから構成される。
複数の第1のレーザ302から出射される光は、各第1のレーザ302の出射側に配置されたコリメータレンズ303により平行光化される。コリメータレンズ303の出射側には、複数のコリメータレンズ303から出射される第1のレーザ302の光をまとめて、光束幅を小さくする凸レンズ304を備える。また、凸レンズ304は、コリメータレンズ303を通過した状態で発生している第1のレーザ302から出射された光の光束の粗密を解消する機能も備えている。凸レンズ304で光束幅を小さくされた出射光は、凸レンズ304の出射側に位置する拡散板305に入射する。拡散板305では、凸レンズ304で解消しきれなかった光束の粗密を解消する。ここで、第1のレーザ302は、励起光源の一例である。
拡散板305から出射された光は、凹レンズ306に入射する。凹レンズ306は、拡散板305から入射した光を平行光化する。
凹レンズ306を出射した平行光化された光は、光軸に対して45度の角度で出射側に配置されたダイクロイックミラー307に入射する。ダイクロイックミラー307は、第1のレーザ302の出射光の波長域の光を透過し、後述する蛍光体ホイール111からの蛍光の波長域の光を反射する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー307に入射した凹レンズ306からの光は透過し、複数の凸レンズ308、309へ順に入射することで、光束が収束され、蛍光体ホイール111に入射する。
蛍光体ホイール111は、蛍光体層である蛍光体リング108が凸レンズ308、309に対向するように配置されている。併せて、蛍光体ホイール111は、図6Aに示す通り、蛍光体ホイール111の回転中心から長さが等しい円周上に、蛍光体層である蛍光体リング108を有している。蛍光体リング108は、蛍光体ホイール111の回転に伴い、時系列に凸レンズ308、309で収束された第1のレーザ302の光が照射される。ここで、コリメータレンズ303、凸レンズ304、拡散板305、凹レンズ306、ダイクロイックミラー307、凸レンズ308、309は、導光光学系の一例である。
蛍光体層である蛍光体リング108に入射した第1のレーザ302からの励起光は、蛍光体層内の蛍光体粒子109を励起する。励起された蛍光体粒子109は第1のレーザ302の波長とは異なる波長域の蛍光を凸レンズ309側へ出射する。凸レンズ309に入射した蛍光は、凸レンズ308側へ出射後、凸レンズ308に入射し、平行光化され、ダイクロイックミラー307側へ出射後、ダイクロイックミラー307に入射する。
ダイクロイックミラー307は、前述の通り、蛍光の光軸に対して45度の角度で配置されており、第1のレーザ302の出射光の波長域の光を透過し、蛍光体ホイール111からの蛍光の波長域の光を反射する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー307に入射した蛍光は、その進行方向が90度曲げられる。
次に、複数の第2のレーザ322から出射された光は、各第2のレーザ322の出射側に配置されたコリメータレンズ323により平行光化される。コリメータレンズ323の出射側には、複数のコリメータレンズ323から出射される第2のレーザ322の光をまとめて、光束幅を小さくする凸レンズ324を備える。また、凸レンズ324は、コリメータレンズ323を通過した状態で発生している第2のレーザ322から出射された光の光束の粗密を解消する機能も備えている。凸レンズ324で光束幅を小さくされた出射光は、凸レンズ324の出射側に位置する拡散板325に入射する。拡散板325では、凸レンズ324で解消しきれなかった光束の粗密を解消する。
拡散板325から出射された光は、凹レンズ326に入射する。凹レンズ326は、拡散板325から入射した光を平行光化する。
凹レンズ326を出射した平行光化された光は、光軸に対して45度の角度で出射側に配置されたダイクロイックミラー307に、蛍光体ホイール111から出射した蛍光とは90度異なる方向から入射する。ダイクロイックミラー307は、第2のレーザ322の出射光の波長域の光を透過し、蛍光体ホイール111からの蛍光の波長域の光を反射する特性を有している。したがって、ダイクロイックミラー307に入射した凹レンズ326からの光を透過する。その結果、蛍光体ホイール111から出射した蛍光と、第2のレーザ322から出射した光は、同一の方向へ出射する。
蛍光体ホイール111からの蛍光と、第2のレーザ322からのレーザ光は、凸レンズ310で収束され、光均一化手段であるロッドインテグレータ311に入射する。ロッドインテグレータ311を出射した光の強度分布は均一化されている。
ここで、第2のレーザ322の出射する光は、青色の波長域の光であり、第1のレーザ302の出射する光は、紫外から青色の波長域の光である。また、蛍光体ホイール111の蛍光体リング108に含まれる蛍光体粒子109は、第1のレーザ302の波長域の光で励起され、緑色と赤色の両波長域を含んだ黄色の蛍光を出射する。
上記の構成により、光源装置3のロッドインテグレータ311からは、強度分布が均一化された白色の光が出射する。
[3−2]蛍光体ホイールを用いた光源装置を備えた投写型映像表示装置
図13は、実施の形態1に係る光源装置3を備えた投写型映像表示装置の構成を示す図である。
当該投写型映像表示装置は、図12を用いて説明した光源装置3を備えている。光源装置3の詳細に関しては、その重複説明は省略して、ロッドインテグレータ311を出射した白色光の挙動と投写型映像表示装置の構成につき説明する。
まず、ロッドインテグレータ311を出射した白色光は、3枚のレンズ331、332、333で構成されたリレーレンズ系にて、後述するDMD(Digital Micromirror Device)338、339、340に、ロッドインテグレータ311の出射面を写像する。
リレーレンズ系を構成するレンズ331、332、333を通過した光は、2つの硝子ブロックの間に微小ギャップ335を設けた全反射プリズム334に入射する。全反射プリズム334に入射した光は、前述した微小ギャップ335で反射し、3つの硝子ブロックで構成されたカラープリズム336に入射する。カラープリズム336は、第1の硝子ブロックと第2の硝子ブロックの間に微小ギャップ337と第1のガラスブロック側に青色の波長域の光を反射するダイクロイック面を有している。
全反射プリズム334から、カラープリズム336に入射した白色光のうち、青色波長域の光は、カラープリズムの微小ギャップ337の前側の第1のガラスブロックに設けられた青色領域を反射するダイクロイック面で反射し、カラープリズム336と全反射プリズム334の間に設けられたギャップで全反射し、光の進行方向を変えて、青色用のDMD338に入射する。
続いて、カラープリズムの微小ギャップ337を通過した赤色と緑色領域の両方の領域の光を含む黄色の光は、カラープリズム336の第2のガラスブロックと第3のガラスブロックの境界面に設けられた、赤色の波長域の光を反射し、緑色の波長域の光を透過するダイクロイック面で、赤色光と緑色光に分離され、赤色光は反射し、第2のガラスブロックに、緑色光は透過し第3のガラスブロックに入射する。
第2のガラスブロックと第3のガラスブロックの界面で反射した赤色光は、第2のガラスブロックと第1のガラスブロックの間の設けられた微小ギャップ337に、全反射以上の角度で入射することで反射し、赤色用のDMD339に入射する。
第3のガラスブロックに入射した緑色光はそのまま直進し、緑色用のDMD340に入射する。
3枚のDMD338、339、340は、図示されない映像回路によって駆動され、画像情報に対応して各画素のON/OFFが切り替わり反射方向が変わる。
三枚のDMD338、339、340のONの画素からの光は、前述した経路を逆に通り、カラープリズム336で合成され、白色光となって、全反射プリズム334に入射する。全反射プリズム334に入射した光は、全反射プリズム334の微小ギャップ335に全反射角以下の角度で入射し、そのまま透過して、投写レンズ341によって、図示していないスクリーンに拡大投写される。
本開示は、投写型映像表示装置の照明装置に適用可能である。
1,10 蛍光体ホイール装置
101,201 基板
102,202 取付け孔
103 切欠部
103a 内側縁(縁)
104,204 増反射膜層
105,205 接着剤層
106,206 樹脂シリコーン
107,207 含有粒子
108,208 蛍光体リング
109,209 蛍光体粒子
110,210 バインダ
111,211 蛍光体ホイール
112 モータ
203 開口部
203a 外側縁(縁)
3 光源装置
302 第1のレーザ
303 コリメータレンズ
304 凸レンズ
305 拡散板
306 凹レンズ
307 ダイクロイックミラー
308,309,310 凸レンズ
311 ロッドインテグレータ
322 第2のレーザ
323 コリメータレンズ
324 凸レンズ
325 拡散板
326 凹レンズ
331,332,333 レンズ
338,339,340 DMD
334 全反射プリズム
335,337 微小ギャップ
336 カラープリズム
341 投写レンズ
500 位置決め用治具
501 基台
502 位置決めピン
D1,D2 接着剤層の半径方向の幅(幅)
P1 外周縁の半径(半径)
P2 内周縁の半径(半径)
P3 蛍光体リングの半径方向の幅(幅)
R1 最短の長さ(長さ)
R2 最長の長さ(長さ)

Claims (4)

  1. 円盤状の基板と、この基板に接着固定される蛍光体リングと、からなる蛍光体ホイールであって、
    前記基板の周縁部には少なくとも3箇所に切欠部もしくは開口部が設けられており、前記基板の中心から前記切欠部もしくは開口部の縁までの最短の長さと、前記蛍光体リングの外周縁の半径とが略一致する、蛍光体ホイール。
  2. 円盤状の基板と、この基板に接着固定される蛍光体リングと、からなる蛍光体ホイールであって、
    前記基板には円周方向に沿って少なくとも3箇所に開口部が設けられており、前記基板の中心から前記開口部の縁までの最長の長さと、前記蛍光体リングの内周縁の半径とが略一致する、蛍光体ホイール。
  3. 励起光源と、
    前記励起光源からの出射光を導光する導光光学系と、
    請求項1または2に記載の蛍光体ホイールと、を備え、
    前記導光光学系からの励起光が、前記蛍光体ホイールの蛍光体リングに照射されることにより蛍光を発光する、光源装置。
  4. 請求項3に記載の光源装置を備えた投写型映像表示装置。
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