JP2017164960A - 棒付き発泡成形体の製造装置および製造方法 - Google Patents

棒付き発泡成形体の製造装置および製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】棒付き発泡成形体の搬出作業の自動化を図り得る製造装置と、該製造装置を使用した棒付き発泡成形体の製造方法を提供する。【解決手段】第2蓋型部43には、ステー12の脚部12bをその短手方向から着脱可能に取り付けて支持可能なステー支持部48が設けられる。また、第2蓋型部43には、型開き状態において、ステー支持部18に取り付けた前記ステー12の脚部12bを取り付け方向と反対方向へ押す離脱装置50が配設される。これにより、離脱装置50により脚部12bを押すことで、ヘッドレスト10を第2蓋型部43から離脱させ得る。第2蓋型部43から離脱したヘッドレスト10は、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aに移動する。【選択図】図6

Description

この発明は、弾力性を有する本体から棒体が延出した棒付き発泡成形体を製造する装置と、該棒付き発泡成形体を製造する方法に関するものである。
自動車等のシートを構成するヘッドレスト10は、図7に示すように、乗員の頭部を当て受ける弾力性を有するヘッドレスト本体11と、該ヘッドレスト本体11から外方へ延出してシートの背もたれに差し込まれる棒状のステー12とを備えた所謂棒付き発泡成形体である。前記ヘッドレスト本体11は、織布や合成樹脂等からなる袋状の表皮13と、表皮13内で発泡成形された弾性体14とからなり、前記ステー12における表皮13内に収容された部分は、前記弾性体14に埋設されて該弾性体14に支持されている。
図8は、図7に示すヘッドレスト10におけるヘッドレスト本体11の弾性体14を成形する製造装置20を、断面状態で示す説明図である。この製造装置20は、下部でヒンジ連結された第1型21および第2型22を備え、第1型21および第2型22は、開閉自在な蓋型部21a,22aを夫々備えている。第1型21および第2型22には、キャビティ23を画成する壁面が形成されて、該第1型21および第2型22を型閉めすることで内部にキャビティ23が画成される。また、第1型21および第2型22および各蓋型部21a,22aを型開き状態とすることでキャビティ23が開放され、ヘッドレスト本体11が該キャビティ23から型外へ搬出可能となっている。また、前記第2型22の蓋型部22aには、前記第1型21の蓋型部21aと対向する壁面に、ステー12を支持する溝状のステー支持部24が設けられており、第1型21および第2型22の型閉めを前記ステー12が干渉するのを回避するようになっている。このような製造装置20は、特許文献1に開示されている。
前記製造装置20によるヘッドレスト10の成形では、先ず、第1型21および第2型22を型開き状態として、ステー12の一部を中に挿入した袋状の前記表皮13をキャビティ23にセットすると共に、該表皮13から延出したステー12を前記ステー支持部24に支持させる。そして、第1型21および第2型22を型閉め状態とし、表皮13内に発泡材料を注入して、発泡材料の発泡により前記弾性体14を成形する。そして、所要の時間の経過後に、第1型21および第2型22を型開き状態として、前記ステー12をステー支持部24から離脱させると共に、表皮13および弾性体14からなるヘッドレスト本体11をキャビティ23から離脱させることで、該ヘッドレスト10を搬出する。
特開2005−41106号公報
ところで、図8に示す従来の製造装置20では、第1型21および第2型22を型開き状態に姿勢変位させた際に、ヘッドレスト10が該第2型22の蓋型部22aに取り付いた状態となる。このため、上方から近接移動した搬出手段でヘッドレスト10を上方へ搬出する場合には、該ヘッドレスト10を蓋型部22aから脱型させる作業を該搬出手段に行わせる必要があり、該搬出手段によるヘッドレスト10の搬出が困難な場合もある。このような場合には、製造装置20からのヘッドレスト10の脱型作業は作業員の手作業に頼らざるを得ず、製造効率が低下すると共に製造コストが嵩む難点がある。
この発明は、前述した欠点に鑑み、これを好適に解決するべく提案されたものであって、棒付き発泡成形体の搬出作業の自動化を図り得る製造装置と、該製造装置を使用した棒付き発泡成形体の製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
型閉め状態および型開き状態に姿勢変位可能な複数の型部を備え、袋状の表皮内に弾性体が配設された本体から棒体が延出した棒付き発泡成形体を発泡成形するキャビティが前記型閉め状態で画成される製造装置において、
前記型部のうちの何れかの型部に設けられ、前記棒体をその短手方向から着脱可能に取り付けて支持可能な支持部と、
前記型開き状態において、前記支持部に取り付けた前記棒体を取り付け方向と反対方向へ押して、該支持部が設けられた前記型部から前記棒付き発泡成形体を離脱させる離脱手段とを備え、
前記支持部が設けられた前記型部から離脱した前記棒付き発泡成形体を、該支持部が設けられた型部とは異なる別の型部の型面に移動させるよう構成し、
前記型開き状態においては、前記別の型部の型面に移動した前記棒付き発泡成形体を、前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢で支持するように当該別の型部の型面が構成されていることを要旨とする。
請求項1に係る発明によれば、支持部に取り付けた棒体を取り付け方向と反対方向へ押す離脱手段を備えているので、該支持部が設けられた型部から棒付き発泡成形体を離脱させて別の型部の型面に移動させることができる。そして、別の型部の型面により、棒付き発泡成形体を、棒体が本体から立ち上がった姿勢に支持させるので、搬出手段により棒付き発泡成形体の搬出が可能となり、該棒付き発泡成形体の搬出作業の自動化が図られて製造効率を向上させ得ると共に製造コストを低減させ得る。
請求項2に記載の発明では、
前記離脱手段は、前記支持部に支持した前記棒体に隣接した位置に配設された押出し部と、前記押出し部を、前記棒体に接触した状態で前記取り付け方向と反対方向へ移動させる作動手段とを備えたことを要旨とする。
請求項2に記載の発明によれば、支持部に取り付けた棒体を、作動手段の作動により移動した押出し部で取り付け方向と反対方向へ移動させるので、該支持部が形成された型部から棒付き発泡成形体を離脱させることができる。
請求項3に記載の発明では、
前記支持部が設けられた型部は、前記型閉め状態から型開き状態に姿勢変位する際の姿勢変位領域が、型閉め状態における前記本体の一部または前記棒体の一部と重なる形状であることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、支持部が設けられた型部が、型開き時に本体の一部または棒体の一部と重なる形状であることで、型開き時に当該型部に棒付き発泡成形体が取り付いた状態となるが、離脱手段により当該型部から棒付き発泡成形体を離脱させることができる。
請求項4に記載の発明では、
前記型開き状態において、前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢で前記別の型部の型面に支持された前記棒状発泡成形体を、該棒体を把持した搬出手段により搬出可能に構成したことを要旨とする。
請求項4に記載の発明では、別の型部の型面に支持された棒付き発泡成形体を、本体から立ち上がった棒体を搬出手段で把持して搬出可能となっているので、該棒付き発泡成形体の搬出作業の効率化を図り得る。
また、前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項5に係る発明は、
型閉め状態および型開き状態に姿勢変位可能な複数の型部を型開き状態に姿勢変位して、型閉め状態においてキャビティを画成する壁面に、本体を構成する袋状の表皮をセットすると共に、
前記型部における何れかの型部に設けられた支持部に、前記表皮から外方へ延出した棒体を取り付け、
前記各型部を型閉め状態に姿勢変位したもとで前記袋体内に発泡材料を注入して、前記キャビティ内に収容された該表皮内で発泡した前記発泡材料から弾性体を成形し、
前記各型部を型開き状態に姿勢変位し、これに伴って前記支持部に取り付けた前記棒体を取り付け方向と反対方向へ離脱手段で押して、該支持部が設けられた前記型部から前記棒付き発泡成形体を離脱させ、
前記支持部が設けられた前記型部から離脱した前記棒付き発泡成形体を、該支持部が設けられた型部とは異なる別の型部の型面に移動させ、
前記別の型部の型面に移動した前記棒付き発泡成形体の本体を該型面に接触させて、該棒付き発泡成形体の姿勢を、前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢とすることを要旨とする。
請求項5に係る発明によれば、離脱手段により、支持部に取り付けた棒体を該支持部に対する取り付け方向と反対方向へ押すことで、該支持部が設けられた型部から棒付き発泡成形体を離脱させることができる。そして、支持部が設けられた型部から別の型部の型面に移動した棒付き発泡成形体を、棒体を把持した搬出手段により製造装置から搬出するので、該棒付き発泡成形体の搬出作業の自動化が図られて製造効率を向上させ得ると共に製造コストを低減させ得る。
請求項6の記載の発明では、
前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢となった前記棒付き発泡成形体を、前記棒体を搬出手段により把持して搬出することを要旨とする。
請求項6に係る発明によれば、棒付き発泡成形体の搬出の効率化が図られるので、該棒付き発泡成形体の製造効率を高めることができる。
本発明に係る棒付き発泡成形体の製造装置および棒付き発泡成形体の製造方法によれば、ヘッドレストなどの棒付き発泡成形体の搬出作業の自動化を図ることができるので、棒付き発泡成形体の製造効率を向上させ得ると共に製造コストを低減させ得る。
型閉めした実施例の製造装置の断面図である。 製造装置におけるステー支持部および離脱装置を示す斜視図である。 型開きした第1型および第2型に、表皮および該表皮から外方へ延出したステーをセットした状態を示す縦断面図である。 型閉めした第1型および第2型のキャビティに収容した表皮内で弾性体を発泡成形した状態を示す縦断面図である。 弾性体の成形後に第1型および第2型を型開きした際に、ヘッドレストが第2蓋型部に取り付いた状態を示す断面図である。 離脱装置の作動によりステーをステー支持部から離脱させることで、第2蓋型部から離脱したヘッドレストが、第1本体型部および第2本体型部の壁面に載置された状態を示す断面図である。 実施例の製造装置により製造されるヘッドレストの斜視図である。 (a)は、従来の製造装置の第1型および第2型を型閉めして表皮内で弾性体を発泡成形している状態を示す断面図であり、(b)は、製造装置を型開きした状態で示す断面図である。
次に、本発明に係る棒付き発泡成形体の製造装置および製造方法につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。ここで、実施例では、棒付き発泡成形体として図7に示すヘッドレスト10を例示し、該ヘッドレスト10を製造する装置および該ヘッドレスト10を製造する方法について説明する。
(製造装置30について)
先ず、実施例の製造装置30について、図1を引用して説明する。実施例の製造装置30は、複数(実施例では2つ)の型(第1型31および第2型32)を備え、これら第1型31および第2型32は、下部に配設されたメインヒンジ34で互いに回転可能に連結されている。第1型31は、図示省略したフレームに配設されており、第2型32は、該フレームに本体が連結された開閉手段としてのメインアクチュエータ35のロッド35aに連係されている。これにより、製造装置30は、メインアクチュエータ35をロッド35aが前進するよう作動させることで、第2型32が第1型31に当接した型閉め状態(図1参照)となると共に、メインアクチュエータ35をロッド35aが後退するよう作動させることで、第2型32が第1型31から離間した型開き状態(図5参照)となる。そして、製造装置30は、前記型閉め状態において、図7に示すヘッドレスト10のヘッドレスト本体11の外形形状と同じ空間形状のキャビティ33が内部に画成されるようになっている。なお、以降の説明においては、第2型32が型開き状態に姿勢変位する方向を、製造装置の「前側」とする。
(第1型31について)
前記第1型31は、図1、図4および図5に示すように、第1本体型部36と、該第1本体型部(型部)36の上部に配設された第1蓋型部(型部)37とから構成され、これら第1本体型部36および第1蓋型部37は、該第1本体型部36の後面上部に配設された第1ヒンジ38で互いに回転可能に連結されている。第1本体型部36は、図示省略した前記フレームに配設されており、第1蓋型部37は、該フレームに本体が連結された開閉手段としての第1アクチュエータ39のロッド39aに連結されている。これにより、第1型31は、第1アクチュエータ39をロッド39aが前進するよう作動させることで、第1蓋型部37が第1本体型部36に当接した閉成状態(図4参照)となると共に、第1アクチュエータ39をロッド39aが後退するよう作動させることで、第1蓋型部37が第1本体型部36から後上方へ開放した開放状態(図5参照)となる。そして、第1本体型部36には、前記キャビティ33を画成する型面36aが形成され、第1蓋型部37には、該キャビティ33を画成する型面37aが形成されている。
(第2型32について)
前記第2型32は、図1、図4および図5に示すように、第2本体型部(型部)42と、該第2本体型部42の上部に配設された第2蓋型部(型部)43とから構成され、これら第2本体型部42および第2蓋型部43は、該第2本体型部42の前面上部に配設された第2ヒンジ44で互いに回転可能に連結されている。第2本体型部42は、前記第1型31の第1本体型部36に前記メインヒンジ34により連結されており、第2蓋型部43は、第2本体型部42に本体が連結された開閉手段としての第2アクチュエータ45のロッド45aに連結されている。これにより、第2型32は、第2アクチュエータ45をロッド45aが前進するよう作動させることで、第2蓋型部43が第2本体型部42に当接した閉成状態(図4参照)となると共に、第2アクチュエータ45をロッド45aが後退するよう作動させることで、第2蓋型部43が第2本体型部42から前上方へ開放した開放状態(図5参照)となる。そして、第2本体型部42には、前記キャビティ33を画成する型面42aが形成され、第2蓋型部43には、該キャビティ33を画成する型面43aが形成されている。
前述のように構成された実施例の製造装置30は、前記メインアクチュエータ35のロッド35aを前進させ、前記第1アクチュエータ39のロッド39aおよび第2アクチュエータ45のロッド45aを夫々前進させることで、第1蓋型部37が第1本体型部36に当接すると共に第2蓋型部43が第2本体型部42に当接し、更に、第1本体型部36と第2本体型部42が当接すると共に第1蓋型部37と第2蓋型部43とが当接して、内部に前記キャビティ33が画成される。また、第1本体型部36および第2本体型部42には、加熱された温水またはオイルが流通可能な流通路40,46が形成されており、該第1本体型部36および第2本体型部42が、発泡材料の発泡反応を促進する温度に加熱されるようになっている。
(ステー支持部48について)
前記第2型32の第2蓋型部43には、図1〜図3に示すように、ヘッドレスト10を構成する前記ステー12を支持するステー支持部(支持部)48,48が設けられている。ここで、実施例のヘッドレスト10のステー12は、図7に示すように、単一の丸パイプ材を折曲成形して形成されたもので、略コ字形に折曲して弾性体14内に埋設された支持部12aと、該支持部12aの両側に連なりヘッドレスト本体11の左右方向に離間した位置から外方へ延出する脚部12b,12bとからなり、ステー支持部48,48は、各脚部12b,12bに対応して設けられている。各ステー支持部48,48は、第2型32の第2蓋型部43において、第1蓋型部37と対向する端面に位置しており、該端面から第1蓋型部37側へ突出した凸状部43bに設けられている。そして、各ステー支持部48,48は、第1蓋型部37に対向する側が開口すると共に、第1蓋型部37の外壁面および内壁面の夫々に開口した半樋状(溝状)に形成されており、ステー12の脚部12bが該脚部12bの径方向からステー支持部48に嵌め込んで支持されるようになっている。ここで、各ステー支持部48は、凸状部43bの端面からの深さHが、ステー12の脚部12bの直径D以上に形成されており、該脚部12bを該ステー支持部48に嵌め込んで取り付けた際に、該脚部12bが凸状部43bの端面より突出しないようになっている。従って、製造装置30の型閉め状態では、第1蓋型部37の端面と第2蓋型部43の端面とが密着状態で当接することを可能とする。
また、各ステー支持部48は、製造装置30の型閉め状態(図4参照)では、前記キャビティ33側から上方にいくにつれて前方へ変位する傾斜状となり、製造装置30の型開き状態(図5参照)では、略水平状に前方へ延出するように設定されている。なお、図5に示すように、第1蓋型部37における第2蓋型部43と対向する端面には、前記ステー支持部48,48が設けられた凸状部43b,43bに整合する凹状部37b,37bが設けられており、第1型31と第2型32との型閉め時に凸状部43b,43bと凹状部37b,37bとが整合することで、第1蓋型部37と第2蓋型部43とが左右方向で位置決めされるようになっている。
(位置決め部について)
図2に示すように、左のステー支持部48には、ステー12の位置決めを図ると共に、該ステー12が脚部12bの軸方向へ移動するのを規制する係止片49が配設されている。ここで、係止片49は、ステー支持部48における脚部12bが収容される凹溝に向けて突出すると共に、第2蓋型部43の型開き状態において上下方向に延在する突部である。また、ステー12における左の脚部12bには、前記係止片49が係止する係止溝12cが設けられている。この係止溝12cは、左の脚部12bの外周面において、該脚部12bの軸心方向と直交する方向が長手となる凹部である。これにより、係止溝12cを係止片49に整合させたもとで、ステー12の左の脚部12bをその短手方向からステー支持部48へ嵌め込むことで、係止溝12cと係止片49とが係止する。このように係止溝12cと係止片49とが係止することで、第2蓋型部43に対する該ステー12の位置決めが図られると共に、第2蓋型部43が姿勢変位する際に、該第2蓋型部43に対してステー12がずれるのを規制し得る。そして、キャビティ33に収容した表皮13に対するステー12の支持部12aの位置決めが図られ、ヘッドレスト本体11とステー12との相対位置を適切にすることができる。
実施例の製造装置30は、図1および図4に示すように、前記ステー12を倒立させた状態で表皮13内で弾性体14を発泡成形する。ここで、ヘッドレスト本体11は、図7に示すように、前側部分が下方へ突出した形状となっている。このため、製造装置30の第1型31および第2型32により画成されるキャビティ33は、該キャビティ33の前側部分(図4において左側部分)が後側部分(図4において右側部分)よりも上方へ延在している。また、前記ステー12は、上方へいくにつれて前方へ変位した傾斜状に保持される。従って、前記第2型32の第2蓋型部43は、第2ヒンジ44を中心として図4の型閉め状態から図5の型開き状態へ変位する際の姿勢変位領域が、図4に示す型閉め状態における前記ヘッドレスト本体11の一部または前記ステー12の一部と重なる形状(アンダーカット形状)となっている。一方、前記第1型31の第1蓋型部37と、第2型32の第2本体型部42とは、図4の型閉め状態から図5の型開き状態へ変位する際の姿勢変位領域が、ヘッドレスト本体11またはステー12と重ならない形状となっている。このため、第1型31および第2型32が型開き状態へ姿勢変位する際には、ヘッドレスト10が第2蓋型部43から離脱せず、姿勢変位する第2蓋型部43に該ヘッドレスト10が取り付いた状態となる。
(離脱装置50について)
実施例の製造装置30は、前述すると共に図5に示すように、前記第2蓋型部43が型開き状態に姿勢変位する際に該第2蓋型部43にヘッドレスト10が取り付いた状態となる。このため、図1〜図3に示すように、前記ステー支持部48,48に支持された前記ステー12の脚部12b,12bを該ステー支持部48,48から離脱させる離脱装置(離脱手段)50を備えている。この離脱装置50は、前記第1型31および第2型32が離間した型開き状態または型閉め状態から型開き状態へ姿勢変位中において作動することで、ステー12の各脚部12b,12bを、ステー支持部48,48に対する取り付け方向と反対方向へ離脱させる。
前記離脱装置50は、各ステー支持部48,48に対応して設けられている。離脱装置50は、ステー支持部48に臨む位置に配設されたステー押出し部材(押出し部)51と、第2蓋型部43の外面に固定ブラケット53に固定され、前記ステー押出し部材51を該ステー支持部48に対して進退移動させる作動手段としての離脱アクチュエータ52とを備えている。すなわち、離脱装置50は、離脱アクチュエータ52を作動させることで、ステー押出し部材51を、前記ステー支持部48に整合させた待機位置(図3〜図5参照)と、ステー押出し部材51を前記ステー12の脚部12bの長手方向に交差する方向に移動させた押出位置(図6参照)との間で姿勢変位させる。
前記ステー押出し部材51は、図4に示すように、前記離脱アクチュエータ52のロッド52aに連結される基部51aと、ステー支持部48の長手方向に離間して位置する第1押出片51bおよび第2押出片51cとを備えている。ここで、前記第1押出片51bは、ステー支持部48の先端側に隣接して位置し、第2押出片51cは、当該ステー支持部48の長手方向における中間部に形成された凹部48aに位置するようになっている。これにより、ステー押出し部材51は、前記待機位置から押出位置へ移動する際に、ステー支持部48に保持された前記ステー12の脚部12bの長手方向に離間した部位に第1押出片51bおよび第2押出片51cが夫々接触して移動することで、該脚部12bを、該ステー支持部48に対する取り付け方向と反対方向(ステー支持部48から離間する方向)へ離脱させる。
(離脱後のヘッドレスト10の姿勢について)
実施例の製造装置30は、図6に示すように、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aの上方において、前記第2蓋型部43が姿勢変位するようになる。このため、第2蓋型部43から離脱したヘッドレスト10は、ヘッドレスト本体11が下方となった姿勢で、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aに載置される。そして実施例では、図6に示すように、前記型開き状態においては、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aに移動したヘッドレスト10を、前記ステー12の脚部12b,12bが前記ヘッドレスト本体11から立ち上がった姿勢で支持するよう当該型面36a,42aが位置している。従って、第2蓋型部43から離脱したヘッドレスト10は、前記型面36a,42aにヘッドレスト本体11が接触することで、ステー12の各脚部12b,12bがヘッドレスト本体11から上方へ立ち上がった姿勢となる。すなわち、第1型31および第2型32が型開き状態となった場合における第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aは、ヘッドレスト本体11からステー12の脚部12b,12bが立ち上がった状態にヘッドレスト10の姿勢を調整する支持面として機能する。特に、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aよりなる支持面は、外縁部分よりも中央側が低い曲面形状となっていることで、第2蓋型部43から離脱したヘッドレスト10の姿勢を前述の如く調整し易くなっている。
そして、実施例の製造装置30は、図6に示すように、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42aに載置されたヘッドレスト10を、ヘッドレスト本体11からステー12の脚部12b,12bが立ち上がった姿勢とすることで、上方から接近する搬送装置(搬送手段)55の把持片56,56で前記脚部12b,12bを簡単に把持させ得るようになっている。また、型開き状態における第1蓋型部37および第2蓋型部43との前後間隔が、ヘッドレスト本体11の前後幅よりも大きくなっている。従って、ステー12の各脚部12b,12bを把持片56,56で把持した搬出装置55を上方へ移動させるだけで、ヘッドレスト10が第1型31および第2型32から容易に搬出することが可能に構成されている。
従って、実施例の製造装置30によれば、離脱装置50の作動によりステー押出し部材51を待機位置から押出し位置へ移動させることで、ステー支持部48に保持されたステー12の脚部12bを、該ステー支持部48に対する取り付け方向と反対方向へ離脱させることができる。そして、第1型31の第1本体型部36の型面36aおよび第2型32の第2本体型部42の型面42a上に移動したヘッドレスト10を、ヘッドレスト本体11からステー12の脚部12b,12bが立ち上がった姿勢とし得る。これにより、ヘッドレスト本体11から立ち上がったステー12の脚部12b,12bを、搬出装置55の把持片56で把持することが可能となり、該搬出装置55によりヘッドレスト10を製造装置30から搬出することができる。従って、製造装置30からのヘッドレスト10の搬出作業の自動化が図られ、製造効率を向上させ得ると共に製造コストを低減させ得る。
そして、前記離脱装置50は、ステー支持部48に臨むように位置するステー押出し部材51を、離脱アクチュエータ52により待機位置および押出し位置の間を移動させる構成であるから、該ステー押出し部材51を押出し位置へ移動させることで、ステー支持部48に保持したステー12の脚部12bを該ステー支持部48から確実に離脱させ得る。
(ヘッドレスト10の製造方法について)
次に、前述のように構成された製造装置30を使用したヘッドレストの製造方法について説明する。
(表皮13およびステー12のセット工程)
先ず、第1型31および第2型32を離間させて型開き状態とした製造装置30に、表皮13およびステー12をセットする。すなわち、第1型31は、図3に示すように、第1本体型部36に対して第1蓋型部37を開放位置に開放させる共に、第1型31に対して回転した第2型32は、第2本体型部42に対して第2蓋型部43を開放位置に開放させる。そして、ステー12の支持部12aを収容した表皮13を、第1型31および第2型32におけるキャビティ33を画成する型面36a,37a,42a,43aの間にセットすると共に、ステー12の各脚部12b,12bを各ステー支持部48,48に夫々セットする。この際に、左の脚部12bに形成した係止溝12cを左のステー支持部48に形成された係止片49に係止させることで、ステー支持部48,48に対するステー12の位置決めおよび保持が図られる。
(発泡材料の注入工程)
次に、図4に示すように、前記第1型31に対して前記第2型32を回転させて製造装置30を型閉め状態とする。これにより、前記表皮13は、製造装置30のキャビティ33内にセットされ、各ステー支持部48にセットされたステー12の脚部12b,12bの先端部が、該製造装置30から外方へ延出する。そして、前記弾性体14を発泡成形するための発泡材料を、製造装置30にセットした前記表皮13内に注入する。すなわち、発泡材料は、図示省略した発泡材料注入装置の注入ノズルを、表皮13に形成した前記スリット13aを介して該表皮13内に注入する。
(弾性体14の発泡成形工程)
前記表皮13内に対する規定量の発泡材料の注入が完了したら、表皮13内に注入した前記発泡材料の発泡反応が進行することで、該発泡材料の発泡圧により該表皮13がキャビティ33を画成する各型面36a,37a,42a,43aに押し付けられ、所定の時間が経過することで弾性体14が発泡成形される。
(ステー12の離脱工程)
所定の時間が経過して発泡材料が発泡硬化した後、図5に示すように、第1型31および第2型32を離間させて製造装置30を型開き状態とする。製造装置30の型開き状態では、ヘッドレスト10が第2蓋型部43に取り付いていることで、ヘッドレスト本体11は、第2型32の第2蓋型部43の型面43aだけに接触しており、第2型32における第2本体型部42の型面42a、第1型31における第1本体型部36の型面36aおよび第1蓋型部37の型面37bからは離間している。
前記製造装置30が型開き状態となったら、図6に示すように、前記離脱装置50,50の離脱アクチュエータ52,52を作動して、ステー押出し部材51,51を待機位置から押出位置へ姿勢変位させる。これにより、各ステー支持部48,48に支持されていたステー12の各脚部12b,12bが、該ステー支持部48,48に対する取り付け方向と反対方向(ステー支持部48,48から離間する方向)へ押されて、該ステー支持部48,48から離脱する(図6に2点鎖線で表示)。これにより、ヘッドレスト10は、第2蓋型部43から離脱して、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42a上へ移動する。
前記第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42a上へ移動した前記ヘッドレスト10は、ヘッドレスト本体11における下を向く外面が、該型面36a,42aによりなる支持面に沿うようになることで、ヘッドレスト本体11からステー12の各脚部12b,12bが立ち上がった姿勢となる(図6に実線で表示)。これにより、上方から近接する搬出装置55の把持片56,56が、ステー12の各脚部12b,12bを把持可能となる。
(ヘッドレスト10の搬出について)
前記ヘッドレスト10が、前記第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42a上へ移動したら、搬出装置55をヘッドレスト10の上方へ到来させて、該搬出装置55の把持片56,56により該ステー12の脚部12b,12bを把持する。そして、把持片56,56によりステー12の脚部12b,12bを把持した状態で、搬送装置55を上方へ移動させることで、ヘッドレスト本体11が、第1蓋型部37および第2蓋型部43の両方に引っ掛かることなく両蓋型部37,43の間から上方へ移動し、これにより当該ヘッドレスト10が搬出される。
従って、実施例の製造方法によれば、離脱装置50を作動させてステー押出し部材51を押出し位置へ移動させることで、ステー支持部48に支持されたステー12の脚部12b,12bを、該ステー支持部48に対する取り付け方向と反対方向へに離脱させ得る。これにより、ヘッドレスト10を第2蓋型部43から離脱させることができる。そして、第2蓋型部43から離脱したヘッドレスト10を、第1本体型部36の型面36aおよび第2本体型部42の型面42a上に移動させることで、ヘッドレスト本体11からステー12の脚部12bが立ち上がった姿勢にヘッドレスト10を待機させることができる。これにより、立ち上がったステー12の脚部12bを搬出装置55の把持片56で把持して、当該搬出装置55によりヘッドレスト10を製造装置30から搬出するようにした。従って、製造装置30からのヘッドレスト10の搬出作業が自動化されるので、ヘッドレスト10の製造効率を向上させ得ると共に製造コストを低減させ得る。特に、ヘッドレスト10の姿勢が、搬出装置55の把持片56,56がステー12の脚部12b,12bを把持して搬出し易い姿勢としたので、該ヘッドレスト10の搬出作業の効率化を図り得る。
(変更例)
本発明は、前記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
(1)実施例では、棒付き発泡成形体としてヘッドレストを例示したが、棒付き発泡成形体はこのヘッドレストに限定されるものではない。
(2)本願の製造装置および製造方法により製造可能なヘッドレストは、図7に示した構成のものに限らず、金属製または合成樹脂製の芯材が表皮内において弾性体に埋設されて、該芯材にステーが固定された構成のものも対象とされる。また、ヘッドレストは、ステーに対してヘッドレスト本体が固定されたものだけでなく、ステーに対してヘッドレスト本体が姿勢変位および位置変位が可能に構成されたものであってもよい。更に、ヘッドレストは、ヘッドレスト本体から延出した脚部が1本のものも対象とされる。
(3)製造装置は、第1型および第2型の各々が本体および蓋体に分割構成されたものに限らず、棒付き発泡成形体の搬出が可能であることを前提として、第1型および第2型をモノブロックとして、第1型または第2型の何れかにステー支持部および離脱手段を設けたものであってもよい。
(4)ヘッドレストの製造方法では、製造装置の各型が型開き状態となってから離脱手段を作動させてもよいし、製造装置の各型が型閉め状態から型開き状態に姿勢変位する途中の適宜タイミングで離脱手段を作動するようにしてもよい。
(5)離脱手段は、第2蓋型部に配設せずに、第2本体型部やそれ以外の部材に設けてもよい。また、離脱手段は、第2蓋型部以外に設けた場合には、該第2蓋型部が型閉め状態から型開き状態に姿勢変位する際に、ステーの脚部に当接する固定された当接部であってもよい。すなわち、離脱手段が固定タイプであっても、姿勢変位するステーの脚部と該離脱手段の相対位置が変位することで、該離脱手段がステーの脚部を押すようになる。
11 ヘッドレスト本体(本体),12 ステー(棒体),13 表皮,14 弾性体
32 第2型(型部),33 キャビティ,36 第1本体型部(型部),36a 型面
37 第1蓋型部(型部),42 第2本体型部(型部),42a 型面,
43 第2蓋型部(型部),48 ステー支持部(支持部),50 離脱装置(離脱手段)
51 ステー押出し部材(押出し部),52 離脱アクチュエータ(作動手段)
55 搬送装置,56 把持片

Claims (6)

  1. 型閉め状態および型開き状態に姿勢変位可能な複数の型部を備え、袋状の表皮内に弾性体が配設された本体から棒体が延出した棒付き発泡成形体を発泡成形するキャビティが前記型閉め状態で画成される製造装置において、
    前記型部のうちの何れかの型部に設けられ、前記棒体をその短手方向から着脱可能に取り付けて支持可能な支持部と、
    前記型開き状態において、前記支持部に取り付けた前記棒体を取り付け方向と反対方向へ押して、該支持部が設けられた前記型部から前記棒付き発泡成形体を離脱させる離脱手段とを備え、
    前記支持部が設けられた前記型部から離脱した前記棒付き発泡成形体を、該支持部が設けられた型部とは異なる別の型部の型面に移動させるよう構成し、
    前記型開き状態においては、前記別の型部の型面に移動した前記棒付き発泡成形体を、前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢で支持するよう当該別の型部の型面が位置するよう構成されている
    ことを特徴とする棒付き発泡成形体の製造装置。
  2. 前記離脱手段は、前記支持部に支持した前記棒体に隣接した位置に配設された押出し部と、前記押出し部を、前記棒体に接触した状態で前記取り付け方向と反対方向へ移動させる作動手段とを備えた請求項1記載の棒付き発泡成形体の製造装置。
  3. 前記支持部が設けられた型部は、前記型閉め状態から型開き状態に姿勢変位する際の姿勢変位領域が、型閉め状態における前記本体の一部または前記棒体の一部と重なる形状である請求項1または2記載の棒付き発泡成形体の製造装置。
  4. 前記型開き状態において、前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢で前記別の型部の型面に支持された前記棒状発泡成形体を、該棒体を把持した搬出手段により搬出可能に構成した請求項1〜3の何れか一項に記載の棒付き発泡成形体の製造装置。
  5. 型閉め状態および型開き状態に姿勢変位可能な複数の型部を型開き状態に姿勢変位して、型閉め状態においてキャビティを画成する壁面に、本体を構成する袋状の表皮をセットすると共に、
    前記型部における何れかの型部に設けられた支持部に、前記表皮から外方へ延出した棒体を取り付け、
    前記各型部を型閉め状態に姿勢変位したもとで前記袋体内に発泡材料を注入して、前記キャビティ内に収容された該表皮内で発泡した前記発泡材料から弾性体を成形し、
    前記各型部を型開き状態に姿勢変位し、これに伴って前記支持部に取り付けた前記棒体を取り付け方向と反対方向へ離脱手段で押して、該支持部が設けられた前記型部から前記棒付き発泡成形体を離脱させ、
    前記支持部が設けられた前記型部から離脱した前記棒付き発泡成形体を、該支持部が設けられた型部とは異なる別の型部の型面に移動させ、
    前記別の型部の型面に移動した前記棒付き発泡成形体の本体を該型面に接触させて、該棒付き発泡成形体の姿勢を、前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢とする
    ことを特徴とする棒付き発泡成形体の製造方法。
  6. 前記棒体が前記本体から立ち上がった姿勢となった前記棒付き発泡成形体を、前記棒体を搬出手段により把持して搬出する請求項5記載の棒付き発泡成形体の製造方法。
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