JP2017164730A - 電気浸透脱水装置およびその運転方法 - Google Patents

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敏機 吉村
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猛 岡田
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圭介 内村
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書廷 張
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Abstract

【課題】電気浸透脱水装置が本来有する脱水効果を最大限に発揮させることにより、含水率が極めて小さい脱水ケーキが得られ、さらに無駄な時間を一切含まず、単位電極面積に対する、単位時間あたりの処理容量を最大とし得る電気浸透脱水装置およびその運転方法を提供する。
【解決手段】ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有する電気浸透脱水装置において、被処理汚泥を貯留する被処理汚泥貯槽と、前記無端ろ布上に被処理汚泥を供給するための供給口を有する被処理汚泥供給手段と、前記被処理汚泥貯槽から前記被処理供給手段に向けて被処理汚泥を圧入する被処理汚泥圧入手段とを備えたことを特徴とする電気浸透脱水装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、下水処理場、し尿処理場、あるいはその他の有機物含有排水の生物処理工程等の処理工程で発生する余剰汚泥等を脱水処理する電気浸透脱水装置およびその運転方法に関する。
従来から汚泥を脱水処理するにあたり、遠心分離式脱水装置、スクリュー式脱水装置、フイルタープレス式脱水装置、ベルトプレス式脱水装置等の各種脱水装置が用いられてきた。これらの脱水装置で脱水処理した脱水汚泥をさらに処理し、より含水率を低下させる装置として電気浸透脱水装置が用いられている。
従来から用いられている電気浸透脱水装置は、エンドレスに掛け回された無端ろ布の下側に陰極板を配し、無端ろ布の上側に上下動可能な陽極板を配し、無端ろ布の上部に、遠心分離式脱水装置、スクリュー式脱水装置、フイルタープレス式脱水装置、ベルトプレス式脱水装置等の各種脱水装置によって脱水処理した脱水汚泥を供給し、陽極を押圧して脱水汚泥を圧搾するとともに両電極間に直流電圧を印加して脱水処理するものである。
このように両電極間に電圧を印加して圧搾処理すると、正に荷電する水分は陰極側に流動するように作用するので、機械的圧搾力と上記電気作用との総和作用によってさらに脱水処理されるのである(たとえば特許文献1〜3)。
しかしながら従来の電気浸透脱水装置は無端ろ布上に被処理汚泥を供給する際に、無端ろ布の上方に設置した上部が開放したホッパーから被処理汚泥の自重によって供給するので、無端ろ布上に均等に被処理汚泥を供給することができず、ろ布上の当該汚泥の厚みに凹凸が生じ、その結果被処理汚泥に均等に圧搾力および電気作用力が加わらず、所期の効果が得られないという欠点があった。
さらに電気浸透脱水装置には、無端ろ布上に被処理汚泥を供給する操作と、脱水処理操作と、処理後の脱水汚泥を無端ろ布から剥離する操作との三工程を必要とするが、これらの工程を効率よく行うことができる装置やその運転方法が従来から開示されておらず、脱水処理操作に無駄な時間が含まれ、単位電極面積に対する、単位時間あたりの処理容量が小さかった。
特開2015−202481号公報 特許第5736659号公報 特公平6−85845号公報
本発明は従来の電気浸透脱水装置の上記欠点を解決し、無端ろ布上に被処理汚泥を均等な厚さで供給することによって、電気浸透脱水装置が本来有する脱水効果を最大限に発揮させることにより、含水率が極めて小さい脱水ケーキが得られる電気浸透脱水装置を提供することを目的とし、さらに無端ろ布上に被処理汚泥を供給する操作と、処理後の脱水汚泥を無端ろ布から剥離する操作とを同時に行うことで、無駄な時間を一切含まず、単位電極面積に対する、単位時間あたりの処理容量を最大とし得る、電気浸透脱水装置およびその運転方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
(1)ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有する電気浸透脱水装置において、被処理汚泥を貯留する被処理汚泥貯槽と、前記無端ろ布上に被処理汚泥を供給するための供給口を有する被処理汚泥供給手段と、前記被処理汚泥貯槽から前記被処理供給手段に向けて被処理汚泥を圧入する被処理汚泥圧入手段とを備えたことを特徴とする電気浸透脱水装置。
(2)前記無端ろ布の下方に陰極板が設けられ、前記無端ろ布の上方に陽極板が設けられている、(1)の電気浸透脱水装置。
(3)前記被処理汚泥供給手段が、前記被処理汚泥圧入手段との連結部から前記供給口に向けて広がる扇状に形成されている、(1)または(2)の電気浸透脱水装置。
(4)前記被処理汚泥供給手段に、被処理汚泥の流れに指向性を付与する整流板が設けられている、(1)〜(3)の電気浸透脱水装置。
(5)前記供給口の断面積を調節する調節機構が設けられている、(1)〜(4)の電気浸透脱水装置。
(6)前記被処理汚泥圧入手段と前記被処理汚泥供給手段との間に、被処理汚泥の流通を遮断する遮断弁が設けられている、(1)〜(5)の電気浸透脱水装置。
(7)前記供給口が複数設けられている、(1)〜(6)の電気浸透脱水装置。
(8)前記供給口形状が円形状、楕円形状、半円形状、半楕円形状、角形状から選ばれる一種または複数種である、(1)〜(7)の電気浸透脱水装置。
(9)ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有する電気浸透脱水装置において、前記無端ろ布の水平面下流側に被処理汚泥を圧搾するための圧搾領域が設けられ、前記無端ろ布の水平面上流側に前記圧搾領域以上の面積を有する被処理汚泥の待機領域が設けられたことを特徴とする電気浸透脱水装置。
(10)ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有し、前記無端ろ布の水平面下流側に被処理汚泥を圧搾するための圧搾領域が設けられ、前記無端ろ布の水平面上流側に前記圧搾領域以上の面積を有する被処理汚泥の待機領域が設けられた電気浸透脱水装置の運転方法であって、前記無端ろ布を回動させて被処理汚泥を前記待機領域から前記圧搾領域に移動させ、前記一および他の電極間に電圧を印加しつつ被処理汚泥を圧搾した後に前記無端ろ布をさらに回動させ、得られた脱水ケーキを前記圧搾領域の外部にて前記無端ろ布から剥離させながら前記待機領域に被処理汚泥を供給することによって、前記待機領域に被処理汚泥層を形成することを特徴とする電気浸透脱水装置の運転方法。
本発明の電気浸透脱水装置は、被処理汚泥圧入手段と、被処理汚泥供給手段とを設けて無端ろ布上に被処理汚泥を供給するので、無端ろ布上に被処理汚泥を均等な厚さで供給することができ、被処理汚泥に均等に圧搾力および電気作用力が加わり、電気浸透脱水装置が本来有している脱水効果を最大限に発揮させることができる。
さらに無端ろ布上に被処理汚泥を供給する操作と、処理後の脱水汚泥を無端ろ布から剥離する操作とを同時に行うことができるので、無駄な時間を一切含まず、単位電極面積に対する、単位時間あたりの処理容量を最大とし得る。
本発明の実施態様の一例を示す電気浸透脱水装置の説明図である。 被処理汚泥供給装置の上から見た断面図である。 図2のA−A断面図である。 無端ろ布に対する被処理汚泥の供給操作と脱水汚泥の剥離操作を示す説明図である。 他の実施態様を示した被処理汚泥供給装置の側面図である。 他の実施態様の被処理汚泥供給装置を示した説明図である。 他の実施対象の被処理汚泥供給装置の被処理汚泥供給口を示した説明図である。 他の実施態様の被処理汚泥供給装置の要部を示した説明図である。 他の実施態様の被処理汚泥供給装置の要部を示した説明図である。 他の実施態様の電気浸透脱水装置の説明図である。
以下に本発明を、図面を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の実施態様の一例である電気浸透脱水装置であって、電気脱水処理直後の状態を示す説明図であり、無端ろ布1が回転ローラ2に掛け回されている。
無端ろ布1の回転方向下流部の上部には陽極板3が配置され、陽極板3には当該陽極板3を上下に駆動して汚泥を圧搾し得る圧搾手段4が設置されている。当該圧搾手段4には油圧式あるいは空圧式のシリンダー、エアーバッグ等の従来から用いられている圧搾手段を用いることができる。
陽極板3の下側には無端ろ布1を挟んで陰極板5が配置され、当該陰極板5は上部から圧迫力を受けてもそれに堪え得る強度で固定されている。また陰極板5は汚泥からの脱離水が通過し得るように多数の穴を有しており、このような陰極板5としてはパンチングメタルとその下方に付設したH鋼、補強グリッド等が好ましく用いられる。
図1に示した実施態様では、無端ろ布の水平面下流側には陽極板3と陰極板5の間で被処理汚泥を圧搾するための圧搾領域が設けられているが、無端ろ布の水平面上流側に設けられた被処理汚泥層19Bの待機領域には陽極板及び陰極板が配置されておらず、かつ待機領域は圧搾領域以上の面積を有している。
掛け回された下側無端ろ布1を挟んでシャワーノズル6が付設されており、陰極板5の下方および下側無端ろ布1の下方には脱離水の受け槽7がそれぞれ設置されている。また両電極板のすぐ下流に位置する回転ローラ2には脱水ケーキ20を掻き取るためのスクレーパ8が設置されている。
また被処理汚泥貯槽9が設置されており、被処理汚泥貯槽9の下方に付設された連結管10を介して被処理汚泥圧入装置11が連通している。さらに被処理汚泥圧入装置11の出口側には連結管12および遮断弁13を介して被処理汚泥供給手段14が連通している。
被処理汚泥圧入装置11としてはスクリューポンプや回転容積式一軸偏心ねじポンプ等が好ましく用いられる。また遮断弁としてはボール弁、ゲート弁等が好ましく用いられる。
なお被処理汚泥貯槽9の下方内部に回転翼15を付設し、回転させることにより、被処理汚泥槽9内における、被処理汚泥19のブリッジによる空間部の形成を防止することができる。
次に被処理汚泥供給装置14について詳しく説明する。
図2は被処理汚泥供給装置14を上から見た断面図であり、図3は図2のA−A断面図である。
被処理汚泥供給装置14は側面が密閉された容器であって、連結部16から被処理汚泥供給口17に向かって末広がりの扇状となっており、さらに図3に示したごとく側面から見ると、連結部16から被処理汚泥供給口17に向かって絞られた構造となっている。なお被処理汚泥供給装置14内には末広がりの傾斜に沿って一対の整流板18を設けることが好ましい。
整流板18を設置しなくとも被処理汚泥圧入装置11の駆動により被処理汚泥19は被処理汚泥供給口17から排出されるが、被処理汚泥供給装置14内の被処理汚泥19の流通距離は、中央部より両側面部の方が長いので、被処理汚泥19の種類によっては当該供給口17の両端部から排出される被処理汚泥19の量が少なくなる傾向となる。
整流板18を設置することにより被処理汚泥供給装置14内の両側面部の被処理汚泥19の流通が円滑となり、当該供給口から均等に被処理汚泥が排出されるようになる。
図2および図3に示した被処理汚泥供給装置14の被処理汚泥供給口17は幅広状であって一つであるが、後で説明するように被処理汚泥供給口17は複数設けても差し支えない。
無端ろ布1を回転しながら被処理汚泥圧入装置11を駆動させて被処理汚泥供給口17から被処理汚泥19を押し出すと、図2および図3に示すように無端ろ布1上に被処理汚泥層19Aが形成される。
[電気浸透脱水装置の操作例]
前述したように図1は電気脱水処理直後の状態を示しており、陽極板3は圧搾手段4によって引き上げられている。本状態から無端ろ布1を回転させながら被処理汚泥圧入装置11を駆動させると図4(イ)に示したように、被処理汚泥供給装置14の被処理汚泥口17から被処理汚泥19が押し出され、無端ろ布1上に被処理汚泥層19Aが形成される。また陽極板3の下部に形成されていた脱水ケーキ20は無端ろ布の1の回転に伴い下流側に移動し、スクレーパ8によって掻き取られる。さらに前工程によって待機領域の無端ろ布1上に形成されていた被処理汚泥層19Bも下流側に移動する。
なお無端ろ布の回転走行速度は0.5〜10m/min、被処理汚泥層19A、19Bの厚みは5〜30mmとし、被処理汚泥19の種類によって適当な速度と厚みを選択するとよい。
そして図4(ロ)に示すように脱水ケーキ20がすべてスクレーパ8によって掻き取られ、被処理汚泥層19Bが陽極板3の真下の所定の位置に達した際に被処理汚泥圧入装置11の駆動を止めるとともに遮断弁13を閉じて被処理汚泥19の供給を止める。さらに無端ろ布1の回転も止める。このような操作によって両電極板が配置されていない無端ろ布の上流側には被処理汚泥層19Aが形成される。
次いで図4(ハ)に示すように圧搾手段4を操作して陽極板3で被処理汚泥層19Bを圧搾するとともに、両極間に直流電圧を印加し電気浸透脱水処理を行う。
電気浸透脱水処理を所定時間行った後、再び図4(イ)に示したように陽極板3を引き上げ、無端ろ布1を回転させて脱水ケーキ20の剥離と被処理汚泥19の供給を行う。なお、図4(ハ)に示した被処理汚泥層19Aは、電気浸透脱水処理中は待機領域にて待機することとなり、その後図4(イ)に示す被処理汚泥層19Bとなる。
次に他の実施態様について説明する。
図2に示した被処理汚泥供給装置14は、押し出されて形成される被処理汚泥層19Aの厚みが予め定めた厚さになるように被処理汚泥供給口17の幅が固定されているものであるが、図5に示したように被処理汚泥供給装置14の先端部を支点21によって可動可能とし、被処理汚泥供給口17の断面積を可変し得るようにしてもよい。このような構造の絞り機構を付設することにより、被処理汚泥19の性状の変化に伴い、先端部を可動させて被処理汚泥層19Aの厚みを調節することができる。
また図2に示した被処理汚泥供給装置14は、無端ろ布1の幅とほぼ等しい幅の被処理汚泥供給口17を有するものであるが、図6に示したように無端ろ布1の幅のほぼ2分の1の幅の被処理汚泥供給口17を有する被処理汚泥供給装置14を二つ設置してもよい。
また被処理汚泥供給装置14に有する被処理汚泥供給口17は一つとは限らず、図7(イ)に示したようにその断面が角形の被処理汚泥供給口17を複数設けてもよく、あるいは図7(ロ)に示したようにその断面が円形の被処理汚泥供給口17を複数設けてもよい。
なお被処理汚泥供給口17の断面は角形、円形の他、楕円形、半円形、半楕円形としてもよい。
なお図7に示したような角形あるいは円形の被処理汚泥供給口17を複数設けた被処理汚泥供給装置14を用いる場合は、図8に示すように被処理汚泥供給口17から押出された直後の被処理汚泥層19Aは離間して形成されるので、無端ろ布1の上部に押圧ローラ22を設けて、図9に示すように離間した被処理汚泥層19Aをならし、層の高さが均等になるようにすることもできる。
図10は本発明の他の実施態様の電気浸透脱水装置を示す説明図である。図1とは異なり、被処理汚泥層19Aは被処理汚泥供給装置14から連続的に無端ろ布1上に供給されており、被処理汚泥層19Aと脱水ケーキ20とがつながった状態で無端ろ布1上を下流方向に移動する。さらに無端ろ布の水平面上流側に設けられた被処理汚泥の待機領域の面積は、図1と比較して小さくなっている。その他の点については図1と同様であるため、図1と同じ符号を付して説明を省略する。
1・・・無端ろ布 2・・・回転ローラ
3・・・陽極板 4・・・圧搾手段
5・・・陰極板 6・・・シャワーノズル
7・・・受け槽 8・・・スクレーパ
9・・・被処理汚泥貯槽 10・・・連通管
11・・・被処理汚泥圧入装置 12・・・連通管
13・・・遮断弁 14・・・被処理汚泥供給装置
15・・・回転翼 16・・・連結部
17・・・被処理汚泥供給口 18・・・整流板
19・・・被処理汚泥 19A、19B・・・被処理汚泥層
20・・・脱水ケーキ 21・・・支点
22・・・押圧ローラ

Claims (10)

  1. ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有する電気浸透脱水装置において、被処理汚泥を貯留する被処理汚泥貯槽と、前記無端ろ布上に被処理汚泥を供給するための供給口を有する被処理汚泥供給手段と、前記被処理汚泥貯槽から前記被処理供給手段に向けて被処理汚泥を圧入する被処理汚泥圧入手段とを備えたことを特徴とする電気浸透脱水装置。
  2. 前記無端ろ布の下方に陰極板が設けられ、前記無端ろ布の上方に陽極板が設けられている、請求項1に記載の電気浸透脱水装置。
  3. 前記被処理汚泥供給手段が、前記被処理汚泥圧入手段との連結部から前記供給口に向けて広がる扇状に形成されている、請求項1または2に記載の電気浸透脱水装置。
  4. 前記被処理汚泥供給手段に、被処理汚泥の流れに指向性を付与する整流板が設けられている、請求項1〜3のいずれかに記載の電気浸透脱水装置。
  5. 前記供給口の断面積を調節する調節機構が設けられている、請求項1〜4のいずれかに記載の電気浸透脱水装置。
  6. 前記被処理汚泥圧入手段と前記被処理汚泥供給手段との間に、被処理汚泥の流通を遮断する遮断弁が設けられている、請求項1〜5のいずれかに記載の電気浸透脱水装置。
  7. 前記供給口が複数設けられている、請求項1〜6のいずれかに記載の電気浸透脱水装置。
  8. 前記供給口形状が円形状、楕円形状、半円形状、半楕円形状、角形状から選ばれる一種または複数種である、請求項1〜7のいずれかに記載の電気浸透脱水装置。
  9. ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有する電気浸透脱水装置において、前記無端ろ布の水平面下流側に被処理汚泥を圧搾するための圧搾領域が設けられ、前記無端ろ布の水平面上流側に前記圧搾領域以上の面積を有する被処理汚泥の待機領域が設けられたことを特徴とする電気浸透脱水装置。
  10. ローラ間に掛け回された無端ろ布と、該無端ろ布の下方に配置された一の電極と、前記無端ろ布の上方に配置された他の電極と、前記無端ろ布上に供給された被処理汚泥を前記一および他の電極間で圧搾する圧搾手段とを有し、前記無端ろ布の水平面下流側に被処理汚泥を圧搾するための圧搾領域が設けられ、前記無端ろ布の水平面上流側に前記圧搾領域以上の面積を有する被処理汚泥の待機領域が設けられた電気浸透脱水装置の運転方法であって、
    前記無端ろ布を回動させて被処理汚泥を前記待機領域から前記圧搾領域に移動させ、前記一および他の電極間に電圧を印加しつつ被処理汚泥を圧搾した後に前記無端ろ布をさらに回動させ、得られた脱水ケーキを前記圧搾領域の外部にて前記無端ろ布から剥離させながら前記待機領域に被処理汚泥を供給することによって、前記待機領域に被処理汚泥層を形成することを特徴とする電気浸透脱水装置の運転方法。
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