JP2017164025A - 透析排液貯留装置およびそれを備える透析システム - Google Patents

透析排液貯留装置およびそれを備える透析システム Download PDF

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Abstract

【課題】省エネルギー化の向上を図る。【解決手段】透析装置にて使用された透析液からなる透析排液22を貯える第1タンク160と、透析装置と第1タンク160とを接続し、透析排液22の流路となる第1排液管161と、第1タンク160の内部に位置し、第1排液管161と接続されて透析装置から排出された透析排液22が内部に流入する第2タンク170と、第1タンク160の外に配置された排液熱交換器と第2タンク170とを接続し、透析排液22の流路となる第2排液管162と、第2排液管162に接続され、第2タンク170内の透析排液22を排液熱交換器に送り出すポンプ180と、排液熱交換器と第1タンク160とを接続し、透析排液22の流路となる第3排液管163とを備える。第3排液管163を流れた透析排液22は、第1タンク160内において第2タンク170の外に排出される。【選択図】図2

Description

本発明は、透析排液貯留装置およびそれを備える透析システムに関する。
多人数用透析装置における使用済透析液の排出方法を開示した先行文献として、特開2013−17492号公報(特許文献1)がある。特許文献1の図3に記載された多人数用透析装置における使用済透析液の排出方法においては、逆浸透排水を第1の熱交換器に供給し、原水と逆浸透排水との温度差を利用して、熱交換により原水を温める。さらに、各コンソールから排出された使用済透析液を、第2の熱交換器を備えた1つの配管に集め、使用済透析液と逆浸透水との温度差を利用して熱交換により逆浸透水を温めた後、この熱交換に使用した使用済透析液を排出する。
特開2013−17492号公報
特許文献1に記載された多人数用透析装置における使用済透析液の排出方法においては、各コンソールから排出された大量の使用済透析液が1つの配管を連続して流れるため、熱交換効率を改善してさらに省エネルギー化を図れる余地があった。
本発明に基づく透析排液貯留装置は、透析装置にて使用された透析液からなる透析排液を貯える第1タンクと、透析装置と第1タンクとを接続し、透析排液の流路となる第1排液管と、第1タンクの内部に位置し、第1排液管と接続されて透析装置から排出された透析排液が内部に流入する第2タンクと、第1タンクの外に配置された排液熱交換器と第2タンクとを接続し、透析排液の流路となる第2排液管と、第2排液管に接続され、第2タンク内の透析排液を排液熱交換器に送り出すポンプと、排液熱交換器と第1タンクとを接続し、透析排液の流路となる第3排液管とを備える。第3排液管を流れた透析排液は、第1タンク内において第2タンクの外に排出される。
本発明の一形態においては、第2タンクは、第1タンク内の透析排液上に浮かぶように設けられている。
本発明の一形態においては、第2タンクは、第1タンク内において第2タンクの外に第2タンク内の透析排液を排出する溢水口を有する。
本発明の一形態においては、第2タンク内に配置され、ポンプに接続されてポンプを稼働可能状態および停止状態のいずれかに択一的に切り替えるフロートスイッチをさらに備える。
本発明の第1の局面に基づく透析システムは、上記のいずれかに記載の透析排液貯留装置と、原水を供給する原水供給部と、逆浸透膜を有し、原水を、逆浸透膜を透過した逆浸透水と、逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水とに、分離する逆浸透装置と、逆浸透水を一時的に貯える逆浸透水用タンクと、逆浸透水用タンクから送り出された逆浸透水が調製されてなる透析液を供給する透析液供給装置と、透析液供給装置から透析液の供給を受ける透析装置と、原水供給部から供給された原水と逆浸透装置から排出された濃縮水とを熱交換させる濃縮水熱交換器と、濃縮水熱交換器を通過した原水と第2タンクから送り出された透析排液とを熱交換させる排液熱交換器とを備える。
本発明の一形態においては、逆浸透装置は間欠運転する。逆浸透装置の運転中においては、逆浸透水用タンクでの逆浸透水の貯水量が増加しつつ第2タンクでの透析排液の貯液量が減少し、かつ、逆浸透装置の停止中においては、逆浸透水用タンクでの逆浸透水の貯水量が減少しつつ第2タンクでの透析排液の貯液量が増加する。
本発明の第2の局面に基づく透析システムは、上記のいずれかに記載の透析排液貯留装置と、原水を供給する原水供給部と、逆浸透膜を有し、原水を、逆浸透膜を透過した逆浸透水と、逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水とに、分離する逆浸透装置と、逆浸透水を一時的に貯える逆浸透水用タンクと、逆浸透水用タンクから送り出された逆浸透水が調製されてなる透析液を供給する透析液供給装置と、透析液供給装置から透析液の供給を受ける透析装置と、逆浸透装置から排出された濃縮水と第2タンクから送り出された透析排液とを熱交換させる排液熱交換器と、原水供給部から供給された原水と排液熱交換器を通過した濃縮水とを熱交換させる濃縮水熱交換器とを備える。
本発明によれば、省エネルギー化の向上を図れる、透析排液貯留装置およびそれを備える透析システムを提供することを目的とする。
本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置を備える透析システムの構成を示す系統図である。 本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置の構成を示す断面図である。 本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置を備える透析システムにおいて、逆浸透装置が運転中の状態を示す系統図である。 本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置を備える透析システムにおいて、逆浸透装置が停止中の状態を示す系統図である。 本発明の実施形態2に係る透析排液貯留装置の構成を示す透視斜視図である。 図5の透析排液貯留装置のVI部を拡大して示す透視斜視図である。 本発明の実施形態3に係る透析排液貯留装置の構成を示す透視斜視図である。 図7の透析排液貯留装置のVIII部を拡大して示す透視斜視図である。 本発明の実施形態4に係る透析排液貯留装置を備える透析システムの構成を示す系統図である。
以下、本発明の各実施形態に係る透析排液貯留装置およびそれを備える透析システムについて図面を参照して説明する。以下の実施形態の説明においては、図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置を備える透析システムの構成を示す系統図である。図2は、本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置の構成を示す断面図である。
図1に示すように、本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置30を備える透析システム1は、原水111を供給する原水供給部110と、逆浸透膜を有し、原水111を、逆浸透膜を透過した逆浸透水141と、逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水142とに分離する逆浸透装置140と、逆浸透水141を一時的に貯える逆浸透水用タンク150とを備える。
また、透析システム1は、逆浸透水用タンク150から送り出された逆浸透水141が調製されてなる透析液211を供給する透析液供給装置210と、透析液供給装置210から透析液211の供給を受ける複数の透析装置と、透析装置にて使用された透析液211からなる透析排液22を貯える透析排液貯留装置30と、透析排液22を排水基準値を満たすように処理する透析排液処理装置190とを備える。
さらに、透析システム1は、原水供給部110から供給された原水111と逆浸透装置140から排出された濃縮水142とを熱交換させる濃縮水熱交換器120と、濃縮水熱交換器120を通過した原水111と透析排液貯留装置30の後述する第2タンク170から送り出された透析排液22とを熱交換させる排液熱交換器130とを備える。
本実施形態においては、複数の透析装置は、3つのグループに分かれて配置されている。具体的には、複数の透析装置を各々含む、第1透析装置グループ220と第2透析装置グループ221と第3透析装置グループ222とが構成されている。複数の透析装置の各々は、第1排液管161と接続されている。ただし、複数の透析装置の構成および配置は、上記に限られず、設置場所に応じて適宜決定される。
原水供給部110と濃縮水熱交換器120と排液熱交換器130と逆浸透装置140と逆浸透水用タンク150と透析排液貯留装置30と透析排液処理装置190とは、機械室10に配置されている。透析液供給装置210と全ての透析装置は、透析室20に配置されている。なお、透析排液貯留装置30および透析排液処理装置190は、屋外に配置されていてもよいし、1つの装置として一体で構成されていてもよい。
図1,2に示すように、本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置30は、第1タンク160と、第2タンク170と、第1排液管161と、第2排液管162と、第3排液管163と、水中ポンプ180とを備える。
第1タンク160は、透析装置にて使用された透析液211からなる透析排液22を貯える。第1タンク160は、透析排液22の流路となる第4排液管164によって透析排液処理装置190と接続されている。第1タンク160は、たとえば、3トン程度の透析排液22を貯えることができる。
第1排液管161は、透析装置と第1タンク160とを接続し、透析排液22の流路となる。第1排液管161を流れた透析排液22は、第1タンク160の内部に位置する第2タンク170の内部に流入する。
本実施形態においては、第2タンク170は、第1タンク160内の透析排液22上に浮かぶように設けられている。具体的には、第2タンク170の外周面に浮子172が取り付けられていることにより、第2タンク170の内部が透析排液22で満たされた状態においても、第2タンク170が第1タンク160内の透析排液22中に沈まないようにされている。よって、第2タンク170は、第1タンク160内の透析排液22の水位変動に合わせて上下方向に移動する。ただし、第2タンク170は、第1タンク160内において、第2タンク170の少なくとも上部が透析排液22の液面より上方に位置するように固定されていてもよい。
第2タンク170は、第1タンク160内において第2タンク170の外に第2タンク170内の透析排液22を排出する溢水口171を有する。すなわち、第2タンク170の溢水口171から溢れ出た透析排液22は、第1タンク160内に流入する。溢水口171は、第2タンク170の上端に設けられている。なお、第2タンク170の天面が全体的に開口しており、その開口が溢水口171となっていてもよい。また、第2タンク170の上部の側面に、溢水口171が設けられていてもよい。
第2タンク170は、ポリエチレンなどの耐薬品性を有する、樹脂または金属で構成されている。なお、第2タンク170を構成する材料は、第2タンク170内に貯えられる透析排液22の温度を維持するために、熱伝導率の低い材料であることが好ましい。また、第2タンク170の表面に、断熱材が設けられていてもよい。第2タンク170は、たとえば、30リットル〜200リットル程度の透析排液22を貯えることができる。
第2排液管162は、第1タンク160の外に配置された排液熱交換器130と第2タンク170とを接続し、透析排液22の流路となる。第2排液管162は、排液熱交換器130の第2配管132の上流端と接続されている。
水中ポンプ180は、第2タンク170内に位置している。水中ポンプ180は、第2排液管162に接続されており、第2タンク170内の透析排液22を排液熱交換器130に送り出す。水中ポンプ180は、第2タンク170の底面上に配置され、バランサーとして機能する。水中ポンプ180には、電力供給線181が接続されている。
第3排液管163は、排液熱交換器130と第1タンク160とを接続し、透析排液22の流路となる。第3排液管163は、排液熱交換器130の第2配管132の下流端と接続されている。第3排液管163を流れた透析排液22は、第1タンク160内において第2タンク170の外に排出される。
透析排液貯留装置30は、フロートスイッチ182をさらに備えている。フロートスイッチ182は、第2タンク170内に配置されている。フロートスイッチ182は、水中ポンプ180に接続されて水中ポンプ180を稼働可能状態および停止状態のいずれかに択一的に切り替える。
具体的には、フロートスイッチ182は、第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さLより高い状態において、水中ポンプ180を稼働可能状態にし、第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さL以下の状態において、水中ポンプ180を停止状態にする。
なお、水中ポンプ180は、第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さLから上昇し始めて所定時間経過するまでは、稼働可能状態ではあるが停止したままであるように制御されている。所定時間としては、たとえば、5分程度である。この制御は、チャタリングによる水中ポンプ180および図示しない継電器の故障率を低下させるために行なわれる。
第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さLより高い状態となっており、かつ、第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さLから上昇し始めて所定時間以上経過している場合、水中ポンプ180は、逆浸透装置140に連動して稼働するように制御される。すなわち、逆浸透装置140の運転開始と同時に水中ポンプ180が稼働し始める。また、逆浸透装置140の運転が停止するまでの間に、第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さLより高い状態を維持していた場合は、水中ポンプ180は、逆浸透装置140に連動して停止するように制御される。すなわち、逆浸透装置140の停止と同時に水中ポンプ180が停止する。
排液熱交換器130への透析排液22の送水が間欠的に行なわれ、透析排液22の送水が停止中に第2タンク170内が透析排液22で満たされた場合、透析排液22が溢水口171から溢れ出る状態となる。この状態においては、水中ポンプ180は、逆浸透装置140に連動して稼働する。
逆浸透装置140の運転中に、排液熱交換器130にて加熱された原水111が所定温度以上になったときは、原水111の過熱を防止するために水中ポンプ180が停止し、透析排液22の送水が停止される。所定温度としては、たとえば、30℃である。
水中ポンプ180が停止状態から稼働可能状態に切り替わるタイミングとして、上記のように第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が最低高さLから上昇し始めて所定時間経過した時点とする代わりに、第2タンク170内の透析排液22の液面の位置が設定高さに到達したことをフロートスイッチ182が検出した時点としてもよい。
水中ポンプ180が透析排液22を送出する流量より、第2タンク170内に流入する透析排液22の流量の方が大きい場合は、フロートスイッチ182が設けられる必要性がない。
第1排液管161、第2排液管162および第3排液管163の各々において、第1タンク160の外側においては、たとえば、ポリエチレン管で構成されており、第1タンク160の内側においては、たとえば、テトロンブレードホースで構成されている。第1排液管161、第2排液管162および電力供給線181の各々は、第2タンク170の上下移動に追従できるように、第1タンク160内においてたるみを有するように配設されている。本実施形態においては、第1排液管161、第2排液管162および電力供給線181の各々は、第2タンク170の天面から第2タンク170内に挿入されているが、これに限られず、第2タンク170の側面または底面から第2タンク170内に挿入されていてもよい。また、第1排液管161、第2排液管162および電力供給線181の少なくとも1つが、巻き回されるように配設されていてもよい。
次に、透析システム1における一連の動作について説明する。原水供給部110から供給された、たとえば水道水からなる原水111は、濃縮水熱交換器120、排液熱交換器130および逆浸透装置140に順に送られる。逆浸透装置140に送られた原水111は、逆浸透膜に沿って流れることにより、逆浸透膜を透過した逆浸透水141と逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水142とに分離される。
逆浸透装置140にて生成された逆浸透水141は、逆浸透水用タンク150に送られて一時的に貯えられる。逆浸透装置140にて生成された濃縮水142は、濃縮水熱交換器120に送られて、原水111と熱交換して冷却された後、排出される。すなわち、濃縮水熱交換器120の第1配管121を通過する原水111は、濃縮水熱交換器120の第2配管122を通過する濃縮水142と熱交換して加熱される。
逆浸透水用タンク150に貯えられた逆浸透水141は、透析液供給装置210に送られて、透析液211に調製される。透析液供給装置210にて調製された透析液211は、第1透析装置グループ220、第2透析装置グループ221および第3透析装置グループ222の各々に含まれる透析装置に供給される。
第1透析装置グループ220に含まれる透析装置から排出される透析排液22は、第1ポンプ250によって加圧されて第2タンク170に送られる。第2透析装置グループ221に含まれる透析装置から排出される透析排液22は、第2ポンプ251によって加圧されて第2タンク170に送られる。第3透析装置グループ222に含まれる透析装置から排出される透析排液22は、第3ポンプ252によって加圧されて第2タンク170に送られる。なお、第1ポンプ250、第2ポンプ251および第3ポンプ252の各々は、必ずしも設けられていなくてもよく、重力による自由落下により透析排液22が第2タンク170に送られてもよい。
第2タンク170に送られた透析排液22は、一時的に貯えられる。第2タンク170内の透析排液22の液面の高さが第2タンク170の上端に達した場合は、第2タンク170内にさらに流入した透析排液22が溢水口171から排出される。
第2タンク170に貯えられた透析排液22の一部は、水中ポンプ180によって加圧されて排液熱交換器130に送られ、原水111と熱交換して冷却された後、第1タンク160内に排出される。すなわち、排液熱交換器130の第1配管131を通過する原水111は、排液熱交換器130の第2配管132を通過する透析排液22と熱交換して加熱される。第1タンク160に貯えられた透析排液22は、透析排液処理装置190に送られて処理された後、下水道または河川に排出される。なお、排液熱交換器130内の原水111の圧力が透析排液22の圧力より高くなるように、排液熱交換器130が構成されている。
以下、透析システム1のシークエンスについて説明する。図3は、本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置を備える透析システムにおいて、逆浸透装置が運転中の状態を示す系統図である。図4は、本発明の実施形態1に係る透析排液貯留装置を備える透析システムにおいて、逆浸透装置が停止中の状態を示す系統図である。
図3,4に示すように、逆浸透装置140は間欠運転する。図3に示すように、逆浸透装置140の運転中においては、逆浸透水用タンク150での逆浸透水141の貯水量が増加しつつ第2タンク170での透析排液22の貯液量が減少し、かつ、図4に示すように、逆浸透装置140の停止中においては、逆浸透水用タンク150での逆浸透水141の貯水量が減少しつつ第2タンク170での透析排液22の貯液量が増加する。
具体的には、図3に示すように逆浸透装置140の運転開始時においては、逆浸透水用タンク150内にて逆浸透水141の液面が最低高さLに達した状態であり、第2タンク170内にて透析排液22の液面が最高高さHに達した状態である。
なお、本実施形態においては、逆浸透水用タンク150内にて逆浸透水141の液面が最低高さLの状態から最高高さHの状態まで変化した際の貯水量の変化量は70Lである。同様に、第2タンク170内にて透析排液22の液面が最高高さHの状態から最低高さLの状態まで変化した際の貯水量の変化量は70Lである。
逆浸透装置140が運転を開始することにより、逆浸透装置140から逆浸透水141が27.5L/minの流量で逆浸透水用タンク150に送られる。逆浸透水用タンク150から逆浸透水141が25L/minの流量で透析液供給装置210に送られる。よって、逆浸透水用タンク150内の逆浸透水141の貯水量は、2.5L/minの速度で増加する。
透析液供給装置210にて調製された透析液が各透析装置にて使用されて、透析排液22として25L/minの流量で第2タンク170に送られる。逆浸透装置140の運転開始と同時に水中ポンプ180が稼働することにより、第2タンク170から透析排液22が27.5L/minの流量で排液熱交換器130に送られ、第1タンク160内に排出される。よって、第2タンク170内の透析排液22の貯液量は、2.5L/minの速度で減少する。
逆浸透装置140の運転開始時から28分経過後に、図4に示すように、逆浸透水用タンク150内にて逆浸透水141の液面が最高高さHに達し、第2タンク170内にて透析排液22の液面が最低高さLに達している。この時点において、逆浸透装置140および水中ポンプ180の運転が停止する。
図4に示すように、逆浸透装置140の停止中においても、逆浸透水用タンク150から逆浸透水141が25L/minの流量で透析液供給装置210に送られる。よって、逆浸透水用タンク150内の逆浸透水141の貯水量は、25L/minの速度で減少する。
また、逆浸透装置140の停止中においても、透析液供給装置210にて調製された透析液が各透析装置にて使用されて、透析排液22として25L/minの流量で第2タンク170に送られる。よって、第2タンク170内の透析排液22の貯液量は、25L/minの速度で増加する。
逆浸透装置140の運転停止時から2.8分経過後に、図4に示すように、逆浸透水用タンク150内にて逆浸透水141の液面が最低高さLに達し、第2タンク170内にて透析排液22の液面が最高高さHに達している。
上記のように、本実施形態に係る透析システム1は、図3に示す状態と図4に示す状態とを交互に繰り返すシークエンスで運転される。すなわち、逆浸透装置140は、28分間の運転状態と2.8分間の停止状態とを繰り返す。このように、逆浸透装置140を間欠運転することにより、逆浸透装置140の運転に必要なエネルギーの削減を図れる。
また、透析排液22を第2タンク170に一時的に貯えることにより、上記のシークエンスを実行することが可能となり、無駄に排出される透析排液22を低減して熱交換効率を改善することにより省エネルギー化を図れる。さらに、透析装置にて使用された直後の比較的高温の透析排液22を第2タンク170に貯えて保温しつつ、その比較的高温の透析排液22と原水111とを熱交換させることにより、排液熱交換器130における熱交換効率を高めることができる。また、透析装置にて使用された直後の透析排液22においては微生物の繁殖などがまだ少ないため、透析装置にて使用されてからの経過時間が比較的短い透析排液22を熱交換に使用することにより、第2排液管162、第3排液管163および第2配管132の各々を汚れにくくすることができる。
上記のシークエンスは一例であって、逆浸透装置140を間欠運転しつつ、透析排液22の熱量を有効利用できるシークエンスであればよい。また、フロートスイッチ182が水中ポンプ180を停止させる際の第2タンク170内における透析排液22の液面の高さを最低高さLより低くしてもよい。この場合、フロートスイッチ182は、水中ポンプ180の空運転防止機構として機能する。
透析システム1は、第1および濃縮水熱交換器120での熱交換効率を向上するために、熱媒体を用いたヒートポンプを備えていてもよい。さらに、第2排液管162の途中に、機械室10に配置された別のタンクが設けられ、このタンクを経由して第2タンク170から排液熱交換器130に透析排液22が送られる構成であってもてもよい。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る透析排液貯留装置およびそれを備える透析システムについて図面を参照して説明する。本発明の実施形態2に係る透析排液貯留装置30aは、第1排液管161および第2排液管162の各々の第1タンク160内の配設形態が主に、実施形態1に係る透析排液貯留装置30と異なるため、実施形態1に係る透析排液貯留装置30と同様の構成については、説明を繰り返さない。
図5は、本発明の実施形態2に係る透析排液貯留装置の構成を示す透視斜視図である。図6は、図5の透析排液貯留装置のVI部を拡大して示す透視斜視図である。図5,6においては、浮子172およびフロートスイッチ182を図示していない。
図5,6に示すように、本発明の実施形態2に係る透析排液貯留装置30aにおいては、第2タンク170aの天面の全体に開口170ahが設けられている。開口170ahは、溢水口として機能する。
第1排液管161は、第1タンク160内において上下方向に直線状に延在している。第1排液管161は、開口170ahから第2タンク170a内に挿入されている。第2タンク170は、第1排液管161に沿って上下方向に移動する。
第2排液管162は、第2タンク170の外周面に巻き回された後、第2タンク170の側面に設けられた挿通孔170asから第2タンク170の内側に挿入されている。第2排液管162は、第2タンク170の内部において、第2タンク170の内周面に沿って水中ポンプ180の周りを巻き回された後、第2タンク170の吐出口186に接続されている。
水中ポンプ180の下部に、吸込口185が設けられている。水中ポンプ180は、吸込口185から第2タンク170内の透析排液22を吸込んで加圧した後、吐出口186から第2排液管162内に透析排液22を送出する。水中ポンプ180の上端には、半円環状の突出部184が設けられている。図6に示すように、水中ポンプ180の保守点検時には、突出部184に支持具189を掛けて引き上げることにより、水中ポンプ180を第2タンク170の外に取り出すことができる。
本実施形態においては、水中ポンプ180が第2タンク170のバランサーとして機能し、第2排液管162が第2タンク170の姿勢を保持する機能を有している。
本実施形態に係る透析排液貯留装置30aにおいても、透析排液22を第2タンク170aに一時的に貯えることにより、無駄に排出される透析排液22を低減して熱交換効率を改善することにより省エネルギー化を図れる。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3に係る透析排液貯留装置およびそれを備える透析システムについて図面を参照して説明する。本発明の実施形態3に係る透析排液貯留装置30bは、第1排液管161の構成および水中ポンプ180の支持構造が主に、実施形態1に係る透析排液貯留装置30と異なるため、実施形態1に係る透析排液貯留装置30と同様の構成については、説明を繰り返さない。
図7は、本発明の実施形態3に係る透析排液貯留装置の構成を示す透視斜視図である。図8は、図7の透析排液貯留装置のVIII部を拡大して示す透視斜視図である。図7,8においては、浮子172およびフロートスイッチ182を図示していない。
図7,8に示すように、本発明の実施形態3に係る透析排液貯留装置30bの水中ポンプ180は、第1タンク160の天面から吊り下げられた懸架部183の先端が突出部184に引っ掛けられていることにより、懸架部183によって宙吊り状態で支持されている。本実施形態においては、懸架部183は、ステンレス鋼製のチェーンで構成されているが、懸架部183の構成は、チェーンに限られず、フレキシブル性および耐薬品性を有する樹脂製のベルトなどであってもよい。
第1排液管161の端部には、水平方向に延在して2本に分岐した分岐配管161dが設けられている。分岐配管161dには、上下方向に延在する4本の排出管が設けられている。具体的には、分岐配管161dのうちの一方に、第1排出管161d1および第2排出管161d2が設けられている。分岐配管161dのうちの他方に、第3排出管161d3および第4排出管161d4が設けられている。
第1排出管161d1、第2排出管161d2、第3排出管161d3および第4排出管161d4の各々は、第2タンク170の内壁面に沿って上下方向に延在している。第1排出管161d1、第2排出管161d2、第3排出管161d3および第4排出管161d4の各々は、平面視にて、同一円周上において略等間隔に配置されていることが好ましい。第1排液管161を流れる透析排液22は、第1排出管161d1、第2排出管161d2、第3排出管161d3および第4排出管161d4の各々から排出される。これにより、第2タンク170の姿勢安定性を向上することができる。
本実施形態に係る透析排液貯留装置30bにおいては、懸架部183によって宙吊り状態で支持されている水中ポンプ180の下面は、第2タンク170の底面から離間している。第2タンク170が上昇した場合には、水中ポンプ180の下面と第2タンク170の底面とが接触する。さらに第2タンク170が上昇した場合には、懸架部183は弛んだ状態となり、第2タンク170が水中ポンプ180を支持する状態となる。
本実施形態に係る透析排液貯留装置30bにおいても、透析排液22を第2タンク170aに一時的に貯えることにより、無駄に排出される透析排液22を低減して熱交換効率を改善することにより省エネルギー化を図れる。
(実施形態4)
以下、本発明の実施形態4に係る透析排液貯留装置およびそれを備える透析システムについて図面を参照して説明する。本発明の実施形態4に係る透析システム2は、濃縮水142を循環可能とする濃縮水用タンク143をさらに備える点、および、排液熱交換器130にて透析排液22と濃縮水142とを熱交換させる点が主に、実施形態1に係る透析システム1と異なるため、実施形態1に係る透析システム1と同様の構成については、説明を繰り返さない。
図9は、本発明の実施形態4に係る透析排液貯留装置を備える透析システムの構成を示す系統図である。図9に示すように、本発明の実施形態4に係る透析システム2は、逆浸透装置140から排出された濃縮水142を貯える濃縮水用タンク143をさらに備える。排液熱交換器130は、逆浸透装置140から排出された濃縮水142と第2タンク170から送り出された透析排液22とを熱交換させる。濃縮水熱交換器120は、原水供給部110から供給された原水111と排液熱交換器130を通過した濃縮水142とを熱交換させる。
透析システム2における一連の動作について説明する。原水供給部110から供給された、たとえば水道水からなる原水111は、濃縮水熱交換器120および逆浸透装置140に順に送られる。逆浸透装置140に送られた原水111は、逆浸透膜に沿って流れることにより、逆浸透膜を透過した逆浸透水141と逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水142とに分離される。
逆浸透装置140にて生成された濃縮水142は、濃縮水用タンク143に貯えられる。濃縮水用タンク143に貯えられた濃縮水142の一部は、ポンプによって加圧されて排液熱交換器130に送られ、透析排液22と熱交換して加熱された後、濃縮水熱交換器120に送られる。すなわち、排液熱交換器130の第1配管131を通過する濃縮水142は、排液熱交換器130の第2配管132を通過する透析排液22と熱交換して加熱される。
濃縮水熱交換器120に送られた濃縮水142は、原水供給部110から供給された原水111と熱交換して冷却された後、濃縮水用タンク143に送られる。すなわち、濃縮水熱交換器120の第1配管121を通過する原水111は、濃縮水熱交換器120の第2配管122を通過する濃縮水142と熱交換して加熱される。
本実施形態に係る透析システム2においては、濃縮水142を循環させて熱交換に利用することにより、逆浸透装置140の消費電力量を削減することができる。また、排液熱交換器130において、透析排液22の代わりに濃縮水142を原水111と熱交換させることにより、仮に、排液熱交換器130における第1配管131と第2配管132との仕切壁に穴が開いた場合においても、原水111が透析排液22によって汚染されることを防止できる。なお、濃縮水用タンク143は、必ずしも設けられていなくてもよく、透析システム2は、濃縮水熱交換器120を通過した濃縮水142が下水道または河川に排出される構成であってもよい。
上述した実施形態の説明において、組み合わせ可能な構成を相互に組み合わせてもよい。
なお、今回開示した上記実施形態はすべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
1 透析システム、10 機械室、20 透析室、22 透析排液、30,30a 透析排液貯留装置、110 原水供給部、111 原水、120 濃縮水熱交換器、121,131 第1配管、122,132 第2配管、130 排液熱交換器、140 逆浸透装置、141 逆浸透水、142 濃縮水、143 濃縮水用タンク、150 逆浸透水用タンク、160 第1タンク、161 第1排液管、161d 分岐配管、161d1 第1排出管、161d2 第2排出管、161d3 第3排出管、161d4 第4排出管、162 第2排液管、163 第3排液管、170,170a 第2タンク、170ah 開口、170as 挿通孔、171 溢水口、172 浮子、180 水中ポンプ、181 電力供給線、182 フロートスイッチ、183 懸架部、184 突出部、185 吸込口、186 吐出口、189 支持具、190 透析排液処理装置、210 透析液供給装置、211 透析液、220 第1透析装置グループ、221 第2透析装置グループ、222 第3透析装置グループ、230 第1排液回収部、231 第2排液回収部、232 第3排液回収部、250 第1ポンプ、251 第2ポンプ、252 第3ポンプ、260 第1溢水管、261 第2溢水管、262 第3溢水管。

Claims (7)

  1. 透析装置にて使用された透析液からなる透析排液を貯える第1タンクと、
    前記透析装置と前記第1タンクとを接続し、透析排液の流路となる第1排液管と、
    前記第1タンクの内部に位置し、前記第1排液管と接続されて前記透析装置から排出された透析排液が内部に流入する第2タンクと、
    前記第1タンクの外に配置された排液熱交換器と前記第2タンクとを接続し、透析排液の流路となる第2排液管と、
    前記第2排液管に接続され、前記第2タンク内の透析排液を前記排液熱交換器に送り出すポンプと、
    前記排液熱交換器と前記第1タンクとを接続し、透析排液の流路となる第3排液管とを備え、
    前記第3排液管を流れた透析排液は、前記第1タンク内において前記第2タンクの外に排出される、透析排液貯留装置。
  2. 前記第2タンクは、前記第1タンク内の透析排液上に浮かぶように設けられている、請求項1に記載の透析排液貯留装置。
  3. 前記第2タンクは、前記第1タンク内において前記第2タンクの外に前記第2タンク内の透析排液を排出する溢水口を有する、請求項1または請求項2に記載の透析排液貯留装置。
  4. 前記第2タンク内に配置され、前記ポンプに接続されて前記ポンプを稼働可能状態および停止状態のいずれかに択一的に切り替えるフロートスイッチをさらに備える、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の透析排液貯留装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の透析排液貯留装置と、
    原水を供給する原水供給部と、
    逆浸透膜を有し、原水を、該逆浸透膜を透過した逆浸透水と、該逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水とに、分離する逆浸透装置と、
    逆浸透水を一時的に貯える逆浸透水用タンクと、
    前記逆浸透水用タンクから送り出された逆浸透水が調製されてなる透析液を供給する透析液供給装置と、
    前記透析液供給装置から透析液の供給を受ける前記透析装置と、
    前記原水供給部から供給された原水と前記逆浸透装置から排出された濃縮水とを熱交換させる濃縮水熱交換器と、
    前記濃縮水熱交換器を通過した原水と前記第2タンクから送り出された透析排液とを熱交換させる前記排液熱交換器とを備える、透析システム。
  6. 前記逆浸透装置は間欠運転し、
    前記逆浸透装置の運転中においては、前記逆浸透水用タンクでの逆浸透水の貯水量が増加しつつ前記第2タンクでの透析排液の貯液量が減少し、かつ、前記逆浸透装置の停止中においては、前記逆浸透水用タンクでの逆浸透水の貯水量が減少しつつ前記第2タンクでの透析排液の貯液量が増加する、請求項5に記載の透析システム。
  7. 請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の透析排液貯留装置と、
    原水を供給する原水供給部と、
    逆浸透膜を有し、原水を、該逆浸透膜を透過した逆浸透水と、該逆浸透膜を透過せずに不純物が濃縮された濃縮水とに、分離する逆浸透装置と、
    逆浸透水を一時的に貯える逆浸透水用タンクと、
    前記逆浸透水用タンクから送り出された逆浸透水が調製されてなる透析液を供給する透析液供給装置と、
    前記透析液供給装置から透析液の供給を受ける前記透析装置と、
    前記逆浸透装置から排出された濃縮水と前記第2タンクから送り出された透析排液とを熱交換させる前記排液熱交換器と、
    前記原水供給部から供給された原水と前記排液熱交換器を通過した濃縮水とを熱交換させる濃縮水熱交換器とを備える、透析システム。
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