JP2017163805A - 太陽電池の故障検出装置および太陽光発電システム - Google Patents

太陽電池の故障検出装置および太陽光発電システム Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池が断線故障している場合の作業者の負担を軽減する太陽電池の故障検出装置および太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】故障検出装置2では、故障判定部26が、I−V特性取得部25が取得したI−V特性に基づいて、太陽電池ストリング11の故障の有無および故障の種類を判定し、故障判定部26が断線故障ありと判定した場合に、制御部27が、故障位置検出部16により断線位置検出動作を行わせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽光発電システムに使用される太陽電池の故障検出装置および太陽光発電システムに関する。
従来、太陽光発電システムは、太陽電池ストリング(太陽電池)により発電された電力が、直流交流変換器等を含むパワーコンディショニングシステム(以下、単にPCS(Power Conditioning System)と称する)を介して、電力送電網に供給されるようになっている。
太陽電池ストリングは、運転中に種々の不具合や故障を生じることがあり、良好な稼働状態を維持するためには、それら不具合や故障に迅速に対処する必要がある。このために、従来では、例えば特許文献1〜3に記載されているように、太陽電池ストリングのI−V曲線を監視し、I−V曲線の形状から太陽電池ストリングにおける種々の不具合や故障の発生を検出している。また、太陽電池ストリングにおいて不具合や故障が生じた場合には、例えば太陽光発電システムの管理装置へその内容が通知され、通知内容を確認した作業者が太陽電池ストリングに駆けつけて、それら不具合や故障に対処している。
特開2007−311487号公報 特開2012−156343号公報 特開2006−201827号公報 特開2013−156125号公報 特許第5196607号公報 特許第4604250号公報
太陽電池ストリングの不具合や故障のうちには、太陽電池パネルの変色など、作業者が外見を目視することによって故障位置を判別可能なものがある。しかしながら、ケーブルの断線や太陽電池パネルの半田不良などの断線故障は、目視によって故障位置を容易に判別することができない。このため、作業者は、太陽電池ストリングに断線故障が生じている場合に、不具合や故障の通知を受けて駆けつけた場合であっても、断線故障の位置の特定に長時間を要するという問題点を有している。
したがって、本発明は、太陽電池が故障を生じており、その故障が断線故障である場合に、作業者の負担を軽減することができる太陽電池の故障検出装置および太陽光発電システムの提供を目的としている。
上記の課題を解決するために、本発明の太陽電池の故障検出装置は、太陽電池の出力電流を計測する電流計測部と、前記太陽電池の正負の出力端子間の電圧を計測する電圧計測部と、前記電流計測部による計測値および前記電圧計測部による計測値に基づいて、前記太陽電池のI−V特性を取得するI−V特性取得部と、前記I−V特性取得部が取得したI−V特性に基づいて、前記太陽電池における断線故障の有無を判定する故障判定部と、前記太陽電池の断線故障位置を検出する故障位置検出部と、前記故障判定部が断線故障ありと判定した場合に、前記故障位置検出部により断線故障を生じている太陽電池の断線位置検出動作を行わせる制御部とを備えている構成である。
上記の構成によれば、I−V特性取得部は、電流計測部による計測値および電圧計測部による計測値に基づいて、太陽電池のI−V特性を取得する。故障判定部は、I−V特性取得部が取得したI−V特性に基づいて、太陽電池における断線故障の有無を判定する。制御部は、故障判定部が太陽電池に断線故障ありと判定した場合に、故障位置検出部により断線故障を生じている太陽電池の断線位置検出動作を行わせ、故障位置検出部は、太陽電池の断線故障位置を検出する。
したがって、太陽電池に故障発生との通知を受けて駆け付けた作業者が、故障が断線故障である場合に、断線位置を検出する作業を行う必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。
上記の太陽電池の故障検出装置において、前記太陽電池は太陽電池ストリングであり、複数の前記太陽電池ストリングがマルチストリング方式のパワーコンディショニングシステムと接続されて太陽光発電システムが構成されており、複数の前記太陽電池ストリングを前記パワーコンディショニングシステムに接続する前記太陽電池ストリングごとの出力線路には、それぞれ逆流防止ダイオードまたは開閉スイッチが設けられ、前記制御部は、断線故障を生じている太陽電池ストリングについてのみ、前記パワーコンディショニングシステムへの発電電力の入力を停止させ、前記故障位置検出部に断線位置検出動作を行わせる構成としてもよい。
上記の構成によれば、故障位置検出部が断線位置検出動作を行う場合には、断線故障を生じている太陽電池ストリングについてのみ、パワーコンディショニングシステムへの発電電力の入力を停止させる。これにより、マルチストリング方式のパワーコンディショニングシステムを備えた太陽光発電システムに対しても適切に対応することができる。
また、断線故障を生じている太陽電池ストリングが存在する場合には、その太陽電池ストリングのみを運転停止させて安全に解列させることができる。また、断線故障を生じていない太陽電池ストリングについては発電を継続できるので、パワーコンディショニングシステムの運転を停止させる必要がなく、太陽電池ストリングの故障による発電量の減少を最小限に抑えることができる。
上記の太陽電池の故障検出装置において、複数の前記太陽電池ストリングを前記パワーコンディショニングシステムに接続する前記太陽電池ストリングごとの出力線路には、それぞれ逆流防止ダイオードが設けられ、前記断線位置検出動作において前記故障位置検出部が前記太陽電池へ出力する信号は、前記逆流防止ダイオードの順方向電圧以下の電圧に設定されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、断線位置検出動作において故障位置検出部が太陽電池へ出力する信号は、逆流防止ダイオードの順方向電圧以下の電圧に設定されているので、前記断線位置検出動作において前記故障位置検出部が前記太陽電池へ出力する信号は、前記逆流防止ダイオードの順方向電圧以下の電圧に設定されている。したがって、複数の前記太陽電池ストリングを前記パワーコンディショニングシステムに接続する前記太陽電池ストリングごとの出力線路には、それぞれ開閉スイッチではなく逆流防止ダイオードを設けることができる。これにより、部品点数の増加を抑制しながら、太陽電池への逆流防止機能を付与することができる。
上記の太陽電池の故障検出装置において、前記制御部は、前記故障判定部による判定結果および前記故障位置検出部による検出結果を太陽光発電システムの管理装置へ通知する構成としてもよい。
上記の構成によれば、故障検出装置の故障判定部による判定結果および故障位置検出部による検出結果が管理装置へ通知されるので、作業者は、太陽電池に故障が発生した場合に、故障検出装置から管理装置へ通知される、太陽電池の故障の種類、および太陽電池に断線故障が生じている場合の断線位置を管理装置によって確認することができる。
本発明の太陽光発電システムは、上記のいずれかの太陽電池の故障検出装置と、太陽電池と、前記太陽電池が接続されるパワーコンディショニングシステムと、前記制御部と通信する管理装置とを備えている構成である。
上記の構成によれば、上記のいずれかの太陽電池の故障検出装置による作用効果を奏する。
本発明の構成によれば、太陽電池に故障発生との通知を受けて駆け付けた作業者が、故障が断線故障である場合に、断線位置を検出する作業を行う必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。
本発明の実施形態の太陽電池の故障検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。 図1に示した太陽電池ストリングの等価回路である。 図1に示したPCSのI−V特性取得部が取得する、太陽電池ストリングにおける正常時および種々の故障発生時のI−V曲線を示すグラフである。 図4の(a)は、図1に示した太陽電池ストリングにおけるRs増加モード(実線、Vpm低下)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(b)は、Voc低下モード(実線)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(c)は、Rsh減少モード(実線、Ipm低下)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(d)は、Isc低下モード(実線)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(e)は、太陽電池ストリングの直列抵抗Rsが変化した場合(実線、段差発生)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(f)は、ケーブル断線が生じてI−V曲線を描けない場合(出力なし)を示す図である。 図1に示した故障検出装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態の太陽電池の故障検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。 図6に示した、太陽電池の故障検出装置を備えた太陽光発電システムの変形例示す概略の回路図である。 図7に示した太陽電池ストリングでの太陽電池ストリングの断線位置検出動作において、故障位置検出部が出力する故障位置検出信号の流れる方向を示す説明図である。 図7に示した逆流防止ダイオードの順方向電圧を示すグラフである。
〔実施形態1〕
本発明の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。図1は、本実施形態の太陽電池の故障検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。
(太陽光発電システムの構成)
図1に示すように、太陽光発電システム1は、複数の太陽電池ストリング(太陽電池)11、切替スイッチ12、接続箱13、開閉スイッチ14、パワーコンディショニングシステム(以下、PCS(Power Conditioning System)と称する)15、故障位置検出装置2およびサーバ(管理装置)19を備えている。
太陽電池ストリング11は、多数の太陽電池モジュール21が直列接続されて形成されている。各太陽電池モジュール21は、直列接続された複数の太陽電池セル(図示せず)を備え、パネル状に形成されている。各太陽電池ストリング11は、N側の出力線路22aおよびP側の出力線路23aを介して接続箱13と接続されている。
各太陽電池ストリング11の例えば出力線路22aには、PV電流計測回路(電流計測部)31が設けられ、出力線路22aと出力線路23aとの間には、PV電圧計測回路(電圧計測部)32が設けられている。PV電流計測回路31は、太陽電池ストリング11の出力電流を計測し、PV電圧計測回路32の出力電圧を計測する。なお、図1では、簡略化のため、PV電流計測回路31およびPV電圧計測回路32は、一つの太陽電池ストリング11にのみ設けた構成を示しているが、各太陽電池ストリング11に設けている。あるいは、PV電流計測回路31およびPV電圧計測回路32は、一対のみ設け、各太陽電池ストリング11を計測する場合、一対のPV電流計測回路31およびPV電圧計測回路32を切り替えて使用する構成であってもよい。
切替スイッチ12は、各太陽電池ストリング11と接続箱13との間の一対の出力線路22a,23aに設けられている。切替スイッチ12は、例えば切替リレーからなり、各太陽電池ストリング11の接続先を接続箱13と故障検出装置2の故障位置検出部16との間にて切り替えるようになっている。
接続箱13は、各太陽電池ストリング11を互いに並列接続し、一対の出力線路22,23によりPCS15と接続されている。接続箱13の内部には、太陽電池ストリング11ごとに逆流防止ダイオード24が設けられている。逆流防止ダイオード24は、太陽電池ストリング11により供給される電流と逆方向に電流が流れることを防止している。なお、逆流防止ダイオード24は、出力線路22a,23aのいずれに設けられていてもよい。また、逆流防止ダイオード24は、図1の例では、電力線路23aに配置しているが、電力線路22aに配置してもよい。この場合は、アノードをPCS15に接続し、カソードを太陽電池ストリング11に接続する。
開閉スイッチ14は、PCS15によって開閉動作を制御され、開動作により太陽電池ストリング11をPCS15から解列させる。
PCS15は、太陽電池ストリング11から入力された直流の電力を交流の電力に変換して、交流の電力系統18へ出力する。PCS15は、I−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27を備えている。これら各部は、例えばマイクロコンピュータによって構成されている。
(故障検出装置の構成)
故障検出装置2は、PCS15に設けられているI−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27に加えて、切替スイッチ12、故障位置検出部16、表示部17、PV電流計測回路31およびPV電圧計測回路32を備えている。
I−V特性取得部25は、PV電流計測回路31が計測する太陽電池ストリング11の出力電流、およびPV電圧計測回路32が計測する太陽電池ストリング11の出力電圧に基づいて、各太陽電池ストリング11のI−V特性を取得する。この場合、I−V特性取得部25は、太陽電池ストリング11の出力電流および太陽電池ストリング11の出力電圧に基づいて、太陽電池ストリング11のI−V曲線を作成する。
故障判定部26は、I−V特性取得部25が取得した各太陽電池ストリング11のI−V特性の問題の有無を判定する。すなわち、I−V特性取得部25は、各太陽電池ストリング11のI−V特性に基づいて、各太陽電池ストリング11における故障(不具合を含む)の有無を判定する。また、故障判定部26は、いずれかの太陽電池ストリング11について故障ありと判定した場合に、その太陽電池ストリング11の故障の種類すなわち故障モードを判定する。
制御部27は、故障判定部26での判定結果を太陽光発電システム1のサーバ19へ通知する。また、制御部27は、故障判定部26がいずれかの太陽電池ストリング11について断線故障ありと判定した場合に、その旨を故障位置検出部16へ通知して故障位置検出部16に断線位置検出動作を行わせるとともに、開閉スイッチ14を開動作させる。さらに、制御部27は、故障判定部26による検出結果をサーバ19へ通知する。
故障位置検出部16は、制御部27からの通知を受けて、断線故障を生じている太陽電池ストリング11について、断線故障の位置を検出し、検出結果を表示部17に表示させる。具体的には、例えば、断線故障を生じている太陽電池ストリング11を特定する情報、および断線故障位置を特定する情報を表示部17に表示させる。故障位置検出部16はさらに、表示部17に表示した情報を制御部27へ送信する。
ここで、I−V特性取得部25が作成するI−V曲線の一例について説明する。図2は、図1に示した太陽電池ストリング11の等価回路である。図3は、PCS15のI−V特性取得部25が取得する、太陽電池ストリング11における正常時および種々の故障発生時のI−V曲線を示すグラフである。
図3に示すように、I−V曲線は、太陽電池ストリング11の故障発生時に、故障の種類に応じて正常時のI−V曲線に対して変化する。したがって、故障判定部26は、I−V曲線を観察すれば、太陽電池ストリング11における故障発生の有無、および故障発生時における故障の種類(故障の状態)を判定することができる。
図3において、Voc低下モードは、太陽電池ストリング11の太陽電池モジュール21内の回路の断線や、経年劣化などによる、太陽電池ストリング11の開放電圧Vocの低下を想定したものである。このモードは、電流に対応する電圧が一様に低下する特徴を有する。
Isc低下モードは、太陽電池モジュール21の黄変や太陽電池セルと充填剤との界面の剥離などによる、太陽電池ストリング11の短絡電流Iscの低下を想定したものである。このモードは、電圧に対応する電流が一様に低下する特徴を有する。
Rs増加モードは、ターミナルの腐食やホットスポットなどによる、太陽電池ストリング11の直列抵抗Rsの増加を想定したものである。このモードは、電流に対応する電圧の低下が一様ではなく、特に電流が高い時に電圧の低下が大きい特徴を有する。
Rsh減少モードは、太陽電池モジュール21の封止材中の水分含有量の変化や、漏れ電流の増加による太陽電池ストリング11の並列抵抗の減少を想定したものである。このモードは、電圧に対応する電流の低下が一様ではなく、特に電圧が高い時に電流の低下が大きい特徴を有する。
図4の(a)は、Rs増加モード(実線、Vpm低下)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(b)は、Voc低下モード(実線)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(c)は、Rsh減少モード(実線、Ipm低下)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(d)は、Isc低下モード(実線)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(e)は、太陽電池ストリング11の直列抵抗Rsが変化した場合(実線、段差発生)および正常時(破線)のI−V曲線を示すグラフである。図4の(f)は、ケーブル断線が生じてI−V曲線を描けない場合(出力なし)の図である。
上記のうち、図4の(b)に示したVoc低下モードはクラスタ断線の場合に該当し、図4の(f)に示した出力なしの状態は、ケーブル断線に該当する。したがって、故障判定部26は、これらの状態を太陽電池ストリング11の断線故障と判定する。
故障判定部26は、I−V曲線が正常時(基準)の形状である場合に、I−V特性に異常なし(問題なし)、すなわち太陽電池ストリング11に故障なし判定する。一方、故障判定部26は、I−V曲線が正常時(基準)の形状とは異なる場合に、I−V特性に異常あり、すなわち太陽電池ストリング11に故障ありと判定する。この場合、故障判定部26は、I−V曲線から該当する故障を判定する。
(故障位置検出部の構成)
故障位置検出部16は、太陽電池ストリング11のクラスタ断線やケーブル断線など、太陽電池ストリング11の断線故障を検出する。故障位置検出部16は、太陽電池ストリング11の断線故障を検出する、従来周知の構成を有している。これらは、例えばいわゆるTDR(time domain reflectometry:時間領域反射)方式あるいは対地容量方式によるものである。TDR方式としては、特許文献4および5に開示されている技術を使用でき、対地容量方式としては、特許文献6に開示されている技術を使用できる。
故障位置検出部16は、太陽電池ストリング11の断線故障位置を検出すると、その結果を表示部17に表示させるとともに、制御部27へ送信する。
(故障検出装置の動作)
上記の構成において、故障検出装置2の動作を以下に説明する。図5は、故障検出装置2の動作を示すフローチャートである。
故障検出装置2のI−V特性取得部25は、PV電流計測回路31が計測する太陽電池ストリング11の出力電流、およびPV電圧計測回路32が計測する太陽電池ストリング11の出力電圧に基づいて、各太陽電池ストリング11のI−V特性を取得する(S11)。
次に、故障判定部26は、I−V特性取得部25が取得した各太陽電池ストリング11のI−V特性の問題の有無(不具合を含む故障の有無)を判定する(S12)。制御部27は、S12での判定の結果、各太陽電池ストリング11のI−V特性に問題がなければ、その旨を太陽光発電システム1のサーバ19へ通知する(S17)。
一方、故障判定部26は、S12での判定の結果、いずれかの太陽電池ストリング11がI−V特性に問題を有していれば、すなわち故障していれば、故障している太陽電池ストリング11の故障の種類(故障モード)を判定する(S13)。
制御部27は、S13での判定の結果、太陽電池ストリング11の故障の種類が断線故障以外であれば、故障している太陽電池ストリング11の故障状態(故障モード)を太陽光発電システム1のサーバ19へ通知する(S18)。
また、制御部27は、S13の判定結果において、故障している太陽電池ストリング11の故障の種類(故障モード)が断線故障であれば、開閉スイッチ14を開動作させて太陽電池ストリング11をPCS15から解列させ、故障位置検出部16に断線位置検出動作を行わせる(S14)。この場合、PCS15は運転を停止する。
次に、故障位置検出部16は、断線位置検出動作により、断線故障している太陽電池ストリング11の断線位置を検出する(S15)。この場合、故障位置検出部16は、断線故障している太陽電池ストリング11が故障位置検出部16と接続されるように、切替スイッチ12を切り替える。
故障位置検出部16は、断線故障している太陽電池ストリング11の断線位置を検出すると、検出結果を制御部27へ送信する。制御部27は、故障位置検出部16の検出結果を受けて、断線故障している太陽電池ストリング11を示す情報、およびその太陽電池ストリング11の断線位置を示す情報を太陽光発電システム1のサーバ19へ通知する(S16)。
太陽光発電システム1のサーバ19のところには作業者が待機している。あるいは作業者にはサーバ19から太陽電池ストリング11の故障状態が通知される。これにより、作業者は太陽電池ストリング11の故障に対応することができる。
(故障検出装置の利点)
故障検出装置2では、故障判定部26は、I−V特性取得部25が取得したI−V特性に基づいて太陽電池ストリング11の故障の有無を判定し、故障位置検出部16は、故障判定部26が太陽電池ストリング11の断線故障との判定結果を示した場合に、断線位置を検出するようになっている。
したがって、太陽電池ストリング11に故障発生との通知を受けて駆け付けた作業者が、故障が断線故障である場合に、断線位置を検出する作業を行う必要がなく、作業者の負担を軽減することができる。
また、故障検出装置2は、一般にPCS15が備えるI−V特性取得機能(I−V特性取得部25)を利用して構成しているので、構成の簡略化が可能となっている。
(変形例1)
図1に示した故障検出装置2は、I−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27がPCS15に設けられた構成としたが、これに限定されない。すなわち、I−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27の全て、あるいはそれらのうちの一部は、PCS15の外部に設けられていてもよい。また、I−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27がこれらの機能を備えた、PCS15とは別個に設けられているI−Vテスタによって構成されていてもよい。この変形例の構成は、他の実施形態の故障検出装置2においても同様に適用可能である。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図6は、本実施形態の太陽電池の故障検出装置を備えた太陽光発電システムの構成を示す概略の回路図である。
(太陽光発電システムの構成および故障検出装置の構成)
図6に示すように、本実施形態の太陽光発電システム1は、図1に示したPCS15に代えて、マルチストリング方式のPCS(以下、マルチストリングPCSと称する)51を備え、故障検出装置2に代えて故障検出装置3を備えている。
マルチストリングPCS51は、図6に示すように、DC/AC変換部52およびDC/DC変換部53を備えている。DC/AC変換部52は、直流の電力を交流の電力に変換して交流の電力系統18へ出力する。
DC/DC変換部53は、複数の太陽電池ストリング11ごとに設けられ、太陽電池ストリング11から入力される直流の電力を昇圧する。各DC/DC変換部53の出力側は、互いに並列接続され、DC/AC変換部52と接続されている。各DC/DC変換部53の入力側には、開閉スイッチ54を介して、対応する太陽電池ストリング11の出力線路22a,23aが接続されている。開閉スイッチ54は、出力線路22a,23aごとに開閉動作を行い、この開閉動作は制御部27により制御される。DC/DC変換部53には、前記のI−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27が設けられている。なお、図6では、便宜上、I−V特性取得部25、故障判定部26および制御部27は、一つのDC/DC変換部53のみに設けられている状態を示しているが、他のDC/DC変換部53についても同様に設けられている。
(故障検出装置の動作および利点)
本実施形態の故障検出装置3は、前記実施形態の故障検出装置2と同様、故障判定部26により断線故障ありと判定された太陽電池ストリング11について、故障位置検出部16が断線位置を検出する。この場合に、制御部27は、断線故障を生じている太陽電池ストリング11に対応する開閉スイッチ54を開動作させて、断線故障を生じている太陽電池ストリング11のみをマルチストリングPCS51から解列させ、故障位置検出部16により断線位置検出動作を行わせる。また、DC/DC変換部53は、断線故障している太陽電池ストリング11に対応するDC/DC変換部53のみが運転を停止する。これにより、故障検出装置3は、マルチストリング方式のパワーコンディショニングシステムを備えた太陽光発電システム1に対しても適切に対応することができる。
また、断線故障を生じている太陽電池ストリング11が存在する場合には、その太陽電池ストリング11のみを運転停止させて安全に解列させることができる。また、断線故障を生じていない太陽電池ストリング11については発電を継続できるので、故障発生太陽電池モジュール51の運転を停止させる必要がなく、太陽電池ストリング11の故障による発電量の減少を最小限に抑えることができる。故障検出装置3の他の動作および利点は、前記故障検出装置2と同様である。
(変形例2)
図6に示した太陽光発電システムの変形例を図面に基づいて以下に説明する。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図7は、図6に示した、太陽電池の故障検出装置を備えた太陽光発電システムの変形例示す概略の回路図である。図8は、図7に示した太陽光発電システム1での太陽電池ストリング11の断線位置検出動作において、故障位置検出部16が出力する故障位置検出信号の流れる方向を示す説明図である。図9は、逆流防止ダイオードの順方向電圧を示すグラフである。
図7に示すように、マルチストリングPCS51を備えた太陽光発電システム1では、図6に示した開閉スイッチ54に代えて、逆流防止ダイオード24を備えることができる。また、太陽電池ストリング11と故障位置検出部16とを接続するスイッチは、切替スイッチ12に代えて、2a接点のスイッチ33であってもよい。
図7に示した太陽光発電システム1では、故障位置検出部16が出力する、太陽電池ストリング11の断線位置を検出するための信号(故障位置検出信号)を、逆流防止ダイオー24ドの順方向電圧以下の電圧に設定する。なお、逆流防止ダイオード24の順方向電圧は図9に示すVfである。これにより、断線故障している太陽電池ストリング11に接続されたDC/DC53の運転を停止させた状態において、故障位置検出信号は、図8に示すように、マルチストリングPCS51側へは流れず(二点鎖線にて明示)、太陽電池ストリング11側へ流れる(実線にて明示)。したがって、故障検出装置3は、開閉スイッチ54がなくても太陽電池ストリング11の断線位置を検出することができる上、部品点数の増加を抑制しながら、太陽電池ストリング11への逆流防止機能を付与することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 太陽光発電システム
2 故障検出装置
3 故障検出装置
11 太陽電池ストリング
12 切替スイッチ
13 接続箱
14 開閉スイッチ
15 パワーコンディショニングシステム
16 故障位置検出部
19 サーバ(管理装置)
21 太陽電池モジュール
22,23 出力線路
22a,23a 出力線路
24 逆流防止ダイオード
25 I−V特性取得部
26 故障判定部
27 制御部
31 PV電流計測回路(電流計測部)
32 PV電圧計測回路(電圧計測部)
33 スイッチ
51 マルチストリングパワーコンディショニングシステム
52 DC/AC変換部
53 DC/DC変換部
54 開閉スイッチ

Claims (5)

  1. 太陽電池の出力電流を計測する電流計測部と、
    前記太陽電池の正負の出力端子間の電圧を計測する電圧計測部と、
    前記電流計測部による計測値および前記電圧計測部による計測値に基づいて、前記太陽電池のI−V特性を取得するI−V特性取得部と、
    前記I−V特性取得部が取得したI−V特性に基づいて、前記太陽電池における断線故障の有無を判定する故障判定部と、
    前記太陽電池の断線故障位置を検出する故障位置検出部と、
    前記故障判定部が断線故障ありと判定した場合に、前記故障位置検出部により断線故障を生じている太陽電池の断線位置検出動作を行わせる制御部とを備えている太陽電池の故障検出装置。
  2. 前記太陽電池は太陽電池ストリングであり、
    複数の前記太陽電池ストリングがマルチストリング方式のパワーコンディショニングシステムと接続されて太陽光発電システムが構成されており、
    複数の前記太陽電池ストリングを前記パワーコンディショニングシステムに接続する前記太陽電池ストリングごとの出力線路には、それぞれ逆流防止ダイオードまたは開閉スイッチが設けられ、
    前記制御部は、断線故障を生じている太陽電池ストリングについてのみ、前記パワーコンディショニングシステムへの発電電力の入力を停止させ、前記故障位置検出部に断線位置検出動作を行わせる請求項1に記載の太陽電池の故障検出装置。
  3. 複数の前記太陽電池ストリングを前記パワーコンディショニングシステムに接続する前記太陽電池ストリングごとの出力線路には、それぞれ逆流防止ダイオードが設けられ、
    前記断線位置検出動作において前記故障位置検出部が前記太陽電池へ出力する信号は、前記逆流防止ダイオードの順方向電圧以下の電圧に設定されている請求項2に記載の太陽電池の故障検出装置。
  4. 前記制御部は、前記故障判定部による判定結果および前記故障位置検出部による検出結果を太陽光発電システムの管理装置へ通知する請求項1から3のいずれか1項に記載の太陽電池の故障検出装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の太陽電池の故障検出装置と、
    太陽電池と、
    前記太陽電池が接続されるパワーコンディショニングシステムと、
    前記制御部と通信する管理装置とを備えている太陽光発電システム。
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