JP2017162511A - 表示端末、表示方法及び表示プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減する。【解決手段】表示部を備える表示端末が、自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させる。【選択図】図1
Description
本発明は、端末での表示に関する制御を行うための、表示端末、表示方法及び表示プログラムに関する。
表示部での表示方向を切り替えることが可能な携帯端末装置が広く用いられている。このような携帯端末装置の中には、自携帯端末装置の姿勢をセンサ等により検知して、検知した姿勢と表示部の表示方向との対応が適切となるように、表示部の表示を縦画面表示、もしくは横画面表示に自動的に切り替える機能である表示方向切替機能を有するものがある。
しかしながら、このような表示方向切替機能を有する携帯端末装置では、携帯端末装置を使用中に、不必要に表示方向切替が行われる場合がある。例えば、表示部を参照しているユーザが意図していないタイミングで不必要に表示方向切替が行われる場合がある。
これを防止するためには、ユーザがキー押下等の所定の操作を行った場合に、表示方向切替機能を無効に設定できるようにすればよい。また、ユーザが所定の操作を再度行った場合に、無効と設定されている表示方向切替機能を有効に戻せるようにすればよい。
このような表示方向切替機能の設定に関連する技術が、例えば特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、姿勢を検知して姿勢に応じて表示方向を変更する画面回転機能を有する表示端末において、ユーザによる画面抑止操作を受け付けた場合に、一時的に画面回転機能を抑止することが記載されている。
上述したようなユーザが設定を行う技術を利用することにより、不必要に表示方向切替が行われることを防止できる。しかしながら、従来の技術では、表示方向切替機能を有効に設定したり無効に設定したりするための設定用の操作が、設定を変更するたびに要求される。例えば、特許文献1に記載の技術においても、画面回転機能を抑止するための操作が必要であり、更に画面回転機能の抑止を継続するためには、その間表示画面を押下し続けるという操作をする必要がある。
このような、表示方向切替機能を有効に設定したり無効に設定したりするための設定用の操作は、ユーザにとって煩わしさを感じさせるものとなる。
そこで、本発明は、表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減することが可能な、表示端末、表示方法及び表示プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点によれば、表示部を備える表示端末であって、自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする表示端末が提供される。
本発明の第2の観点によれば、表示部を備える表示端末が行う表示方法であって、自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定ステップと、前記測定ステップにて測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替ステップと、を備え、前記表示方向切替ステップを所定時間継続して行ったならば以後前記表示方向切替ステップを行なわないことを特徴とする表示方法が提供される。
本発明の第3の観点によれば、表示部を備えるコンピュータを表示端末として機能させる表示プログラムであって、前記表示部を備えるコンピュータを、自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させる表示端末として機能させることを特徴とする表示プログラムが提供される。
本発明によれば、表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減することが可能となる。
まず、以下で説明する本発明の4つの実施形態の概略について説明を行う。
第1の実施形態は、各実施形態の基本的構成であり、表示端末の起動に伴い表示方向切替機能を有効とすると共に、表示端末の起動から所定時間経過したならば、表示方向切替機能を無効に切り替えるというものである。
次に、第2の実施形態は、第1の実施形態のようにして表示方向切替機能の切り替えを行った後も、ユーザの操作に応じて、再度の切り替えを行うというものである。
次に、第3の実施形態は、アプリケーションプログラムの起動に伴い表示方向切替機能を有効とすると共に、表示端末の起動から所定時間経過したならば、表示方向切替機能を無効に切り替えるというものである。
次に、第4の第3の実施形態のようにして表示方向切替機能の切り替えを行った後も、ユーザの操作に応じて、再度の切り替えを行うというものである。
以上が本発明の実施形態の概略である。
次に、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。ここで、4つの実施形態における表示端末の構成は共通しているが、その動作はそれぞれ相違する。以下では、まずこの共通する構成について図1を参照して説明する。次に、表示方向切替機能について図2を参照して説明する。その後、各実施形態それぞれの動作について、図3、4、5及び6のフローチャートを参照して説明する。
<各実施形態共通の構成>
図1を参照すると、本発明の実施形態である表示端末100は、表示部110、操作受付部120、加速度センサ130、記憶部140及び制御部150を含む。
図1を参照すると、本発明の実施形態である表示端末100は、表示部110、操作受付部120、加速度センサ130、記憶部140及び制御部150を含む。
かかる表示端末100は、表示部110に情報を表示する端末であり、例えば、スマートフォンや、タブレット型の端末により実現される。
表示部110は、制御部150が表示部110に対して出力した情報を表示するための部分である。制御部150が表示部110に対して出力する情報は、例えば、静止画、動画、テキスト等や、ユーザインターフェイスであり、表示部110はこれらの情報を表示する。表示部110は、例えば、液晶ディスプレイにより実現することができる。
操作受付部120は、表示部110を利用するユーザからの操作を受け付ける部分である。操作受付部120は、例えば、ハードウェアやソフトウェアで実現されるボタンにより実現される。操作受付部120が受け付けた操作は、制御部150に対して出力される。なお、表示部110と操作受付部120を、タッチパネルディスプレイとして一体的に実現するようにしてもよい。
加速度センサ130は、3軸(X軸、Y軸、Z軸)の加速度を計測するセンサである。測定された加速度の値は、制御部150に出力される。
記憶部140は、各種情報を記憶する記憶部である。記憶部140には、後述する「対応表」や、各実施形態における処理を実現するためのプログラムや、複数のアプリケーションプログラムや、表示端末100のファームウェア等が格納されている。記憶部140に格納された各種情報は、制御部150に読み取って利用されると共に、制御部150の書き込みによって更新される。
制御部150は、表示端末100全体の制御を行う部分である。制御部150は、例えば、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置と、ROM(read only memory)やRAM(Random Access Memory)といった記憶装置の組み合わせにより実現される。そして、CPUがROMに格納されたソフトウェアを読み込み、RAMに展開させながらソフトウェアに基づいた演算処理を行い、演算処理の結果に基づいて表示端末100に含まれる各ハードウェアを制御することにより、表示端末100全体の制御は実現される。なお、かかるソフトウェアは、記憶部140に格納されていてもよい。
制御部150による制御によって、表示部110に情報を表示するための機能が実現される。また、制御部150による制御によって、表示部110における表示の表示方向を切り替えるための表示方向切替機能が実現される。かかる表示方向切替機能による表示方向の切り替えについて図2を参照して説明をする。
<表示方向切替機能>
図2を参照すると、表示端末100の姿勢と、表示部110における画面表示の関係が、(A)、(B)、(C)及び(D)として4パターン記載されている。
図2を参照すると、表示端末100の姿勢と、表示部110における画面表示の関係が、(A)、(B)、(C)及び(D)として4パターン記載されている。
まず、(A)であるが、本例は、長方形形状である表示部110の長手方向が表示部110に正対したユーザの視線における上下方向となり、表示部110の短手方向が表示部110に正対したユーザの視線における左右方向となっているという表示端末100の姿勢を表す図である。
加速度センサ130の測定した加速度の値に基づいて、表示端末100が(A)のような姿勢になっていることを特定した制御部150は、表示部110の長手方向に画像を表示させる。この場合、表示部110の長手方向が表示部110に表示される画像の上下方向となり、表示部110の短手方向が表示部110に表示される画像の左右方向となる。以下、かかる表示方法を縦画面表示と呼ぶ。
次に、ユーザが表示端末100を持ち替える等して、表示端末100を(A)における姿勢から、左右何れかに略90度傾けたとする(図中には右に傾けた例を記載する。)。すると、(B)として示すように、表示端末100は、長方形形状である表示部110の短手方向が表示部110に正対したユーザの視線における上下方向となり、表示部110の長手方向が表示部110に正対したユーザの視線における左右方向となっているという姿勢となる。
この姿勢となった時点では、(A)と同様に表示部110に縦画面表示がなされたままである。しかしながら、このままでは、ユーザは画面を参照することが困難である。
そこで、加速度センサ130の測定した加速度の値に基づいて、表示端末100が(A)のような姿勢から(B)のような姿勢になったことを特定した制御部150は、(C)として示すように表示部110の短手方向に画像を表示させる。この場合、表示部110の短手方向が表示部110に表示される画像の上下方向となり、表示部110の長手方向が表示部110に表示される画像の左右方向となる。つまり制御部150は表示方向を切り替えたこととなる。なお、以下かかる表示方法を横画面表示と呼ぶ。
次に、ユーザが表示端末100を持ち替える等して、表示端末100を(C)における姿勢から、左右何れかに略90度傾けたとする(図中には左に傾けた例を記載する。)。すると、(D)として示すように、表示端末100は、長方形形状である表示部110の長手方向が表示部110に正対したユーザの視線における上下方向となり、表示部110の短手方向が表示部110に正対したユーザの視線における左右方向となっているという姿勢となる。つまり、表示端末100は(A)と同じ姿勢となる。
この姿勢となった時点では、(C)と同様に表示部110に横画面表示がなされたままである。しかしながら、このままでは、ユーザは画面を参照することが困難である。
そこで、加速度センサ130の測定した加速度の値に基づいて、表示端末100が(C)のような姿勢から(D)のような姿勢になったことを特定した制御部150は、(A)として示すように表示部110の長手方向に画像を表示させる。この場合、上述したように、表示部110の長手方向が表示部110に表示される画像の上下方向となり、表示部110の短手方向が表示部110に表示される画像の左右方向となる。つまり制御部150は表示方向を再度切り替えたこととなる。
このようにして、表示端末100の姿勢に対応するように、表示方向を制御部150が自動的に切り替える。このようにして切り替えを行う機能を、本明細書では「表示方向切替機能」と呼ぶ。
次に、制御部150がどのようにして、表示方向切替機能を実現するのかについてより詳細に説明をする。
まず前提として、記憶部140には、表示端末100の姿勢と表示方向との対応関係を表す対応表が格納されている。すなわち、どの姿勢の場合に縦画面表示を行うか、一方でどの姿勢の場合に横画面表示を行うのか、という対応関係を表す対応表が格納されている。
そして、制御部150は、加速度センサ130が測定した加速度の値そのものや、値の経時的な変化の状況に基づいて、表示端末100の現在の姿勢が現在どのような姿勢であるかを特定する。そして、特定した姿勢と表示部110での表示の表示方向との対応が、予め定めた対応表での対応と一致しているか否かを確認する。具体例として、対応表では、(A)や(D)のような姿勢の場合には、縦画面表示を行うように対応付けられているとする。一方で、対応表では、(B)や(C)のような姿勢の場合には、横画面表示を行うように対応付けられているとする。
そして、制御部150は、確認の結果(A)や(C)のように姿勢と表示方向が対応表と一致している場合には、そのままの表示方向での表示を継続させる。一方で、確認の結果(B)や(D)のように姿勢と表示方向が対応表と一致していない場合は、表示部110の表示を縦画面表示、もしくは横画面表示に切り替える。例えば、(B)の状態であれば(C)のように横画面表示に切り替える。他にも、(D)の状態であれば(A)のように縦画面表示に切り替える。
制御部150は、以上のようにして表示方向切替機能を実現する。また、制御部150は表示方向切替機能を有効にするか、無効とするかを設定することができる。
表示方向切替機能を有効に設定した場合には、制御部150は、上述したように対応表を参照する等して、表示端末100の姿勢と表示方向が対応表と一致していない場合は、表示部110の表示を縦画面表示、もしくは横画面表示に切り替える。つまり、表示方向を切り替えるべきときに表示方向の切り替えを行う。
一方で、表示方向切替機能を無効に設定した場合には、制御部150は、上述したような表示方向切替機能に関する処理を行なわない。そのため、仮に、表示端末100の姿勢と表示方向が対応表と一致していない場合であっても、つまり、表示方向を切り替えるべきときであっても表示方向を切り替えない。そのため、例えば、(B)の状態となっても(C)のように横画面表示を切り替えるようなことはしない。これにより、表示方向の自動切り替えはなされなくなるが、その代わりに、ユーザの意図しないタイミング等で表示方向が切り替わってしまうようなことを防止できる。例えば、ユーザが少し手を動かして、たまたま一瞬だけ姿勢が変更してしまったような場合に、表示方向が切り替わってしまうようなことを防止できる。
次に、各実施形態それぞれの動作について、図3、4、5及び6のフローチャートを参照して説明する。なお、各フローチャートにおける各ステップの動作主体は、図1を参照した表示端末100である。
<第1の実施形態>
図3は、第1の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
図3は、第1の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
第1の実施形態では、表示端末100の電源がONとなったことにより表示端末100が使用可能状態となった後、所定時間のみ、表示方向切替機能を有効とし、以降は表示方向切替機能を無効とする。
ここで、表示端末100の電源がONとは、表示端末100に対して全く電力が供給されていない状態から起動のために電力の供給が開始された場合のみならず、即座に起動できるように制御部150に含まれるメモリ等に微量の電力が供給されている状態から起動のために電力の供給が開始された場合も含むようにしてもよい。つまり、いわゆるシャットダウン状態から電力供給が開始した場合と、いわゆるスリープ状態から電力供給が開始した場合の双方を含むようにしてもよい。
また、表示端末100が使用可能状態としては、表示端末100が起動することによりユーザが表示端末100を表示端末として使用可能な状態とするとよい。少なくとも、表示部110における表示の表示状態が、ユーザが表示の表示方向を認識可能な表示状態とするとよい。
所定時間としては、ユーザが表示端末100を使用する姿勢とすることに要する時間として充分な時間を設定するとよい。以下の説明では、一例として、所定時間を5秒と設定する。
具体的な動作としては、まず、表示端末100の電源がONとなると表示端末100内部で起動処理が開始される。かかる起動処理に伴い表示端末100が起動して使用可能な状態となると、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」に設定する(ステップS11)。
次に、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」に設定してから所定時間が経過していないか否かを判定する(ステップS12)。
ここで、所定時間(例えば5秒)経過していない場合は(ステップS12においてNo)、ステップS13に移行する。一方で、所定時間経過している場合は(ステップS12においてYes)、ステップS16に移行する。
ステップS13では、制御部150は、加速度センサ130が測定した加速度の値に基づいて表示端末100の姿勢を特定する(ステップS13)。
そして、制御部150は、記憶部140に格納されている予め定めた対応表を参照し、ステップS13で特定した表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致しているか否かを判定する(ステップS14)。表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致していない場合は(ステップS14においてNo)、ステップS15に移行する。一方で、表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致している場合は(ステップS14においてYes)、ステップS12に戻り上述の処理を再度行う。
そして、制御部150は、記憶部140に格納されている予め定めた対応表を参照し、ステップS13で特定した表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致しているか否かを判定する(ステップS14)。表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致していない場合は(ステップS14においてNo)、ステップS15に移行する。一方で、表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致している場合は(ステップS14においてYes)、ステップS12に戻り上述の処理を再度行う。
ステップS15では、制御部150は、表示方向切替機能により、表示端末100の姿勢と対応するように表示方向を切り替えて、ステップS12に戻り上述の処理を再度行う(ステップS15)。
他方で、表示方向切替機能を「有効」に設定してから所定時間経過している場合(ステップS12においてYes)、に移行したステップS16では、表示方向切替機能を「無効」に設定し、終了する(ステップS16)。
以上説明した第1の実施形態によれば、表示方向切替機能を有効に設定することと、表示方向切替機能を無効に設定することを制御部150が自動的に行う。そのため、ユーザは表示方向切替機能の設定に関する操作を行うことなく、適切な表示で表示端末を使用することができる。つまり、第1の実施形態によって、表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減することが可能となり、本発明が解決しようとする課題を解決することができる。
<第2の実施形態>
次に、第2の実施形態について図4を参照して説明する。図4は、第2の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
次に、第2の実施形態について図4を参照して説明する。図4は、第2の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
第2の実施形態の表示端末100の構成は、図1に示した通りであり他の実施形態と同一であるが、表示方向切替機能に関して、表示端末100の制御部150が実行する処理が一部異なる。
具体的には、第2の実施形態の表示端末100は、第1の実施形態と同様に電源ONして装置が使用可能状態となった後、所定時間のみ、表示方向切替機能を有効とし、その後表示方向切替機能を無効とする。そして、第2の実施形態ではこれに加えて、以降は表示方向切替機能を有効とする要求があれば表示方向切替機能を有効とし、表示方向切替機能を無効とする要求があれば表示方向切替機能を無効とする。つまり、第2の実施形態は、一度表示方向切替機能を「無効」とした後も、ユーザの要求に応じて表示方向切替機能の有効や無効の設定を事後的に変更できるという実施形態である。
図4を参照すると、表示端末100は、ステップS11乃至ステップS16の処理を行う。これらのステップにおける処理内容は、図3を参照して説明した同じ番号のステップにおける処理内容と同一であるので説明を省略する。
制御部150は、ステップS16において表示方向切替機能を「無効」に設定すると、ステップS21に移行する。
ステップS21では、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」にするための操作を、操作受付部120がユーザから受け付けたか否かを判定する(ステップS21)。例えば、表示方向切替機能を「有効」にするためのキーの押下等により、表示方向切替機能を「有効」にするための操作を受け付けた場合は(ステップS21においてYes)、ステップS22に移行する。一方で、表示方向切替機能を「有効」にする設定するための操作を、ユーザから受け付けない場合は(ステップS21においてNo)、ステップS21の判定を継続する。
ステップS22では、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」に設定し、ステップS23に移行する(ステップS22)。
次に、制御部150は、加速度センサ130が測定した加速度の値に基づいて表示端末100の姿勢を特定する(ステップS23)。
そして、制御部150は、記憶部140に格納されている予め定めた対応表を参照し、ステップS23で特定した表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致しているか否かを判定する(ステップS24)。表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致していない場合は(ステップS24においてNo)、ステップS25に移行する。一方で、表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致している場合は(ステップS24においてYes)、ステップS26に移行する。
ステップS25では、制御部150は、表示方向切替機能により、表示端末100の姿勢と対応するように表示方向を切り替えて、ステップS26に移行する。
ステップS26では、制御部150は、表示方向切替機能を「無効」にするための操作を、操作受付部120がユーザから受け付けたか否かを判定する(ステップS26)。例えば、表示方向切替機能を「無効」にするためのキーの押下等により、表示方向切替機能を「無効」にするための操作を受け付けた場合は(ステップS26においてYes)、ステップS16に移行する。そして、ステップS16にて制御部150は、表示方向切替機能を「無効」に設定すると(ステップS16)、ステップS21以降の処理を再度行う。一方で、表示方向切替機能を「無効」にする設定するための操作を、ユーザから受け付けない場合は(ステップS21においてNo)、ステップS23に戻りステップS23以降の処理を再度行う。
以上説明した第2の実施形態によれば、表示方向切替機能を有効に設定することと、表示方向切替機能を無効に設定することを制御部150が自動的に行う。そのため、第1の実施形態と同様に、表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減することが可能となり、解決すべき課題を解決することができる。加えて、第2の実施形態によれば、その後、表示方向切替機能に関するユーザの要求を受け付ける。そのため、一度表示方向切替機能を「無効」とした後も、ユーザの要求に応じて表示方向切替機能の有効や無効の設定を事後的に変更することが可能となり、ユーザの選択肢を広げることができる。
<第3の実施形態>
次に、第3の実施形態について図5を参照して説明する。図5は、第3の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
次に、第3の実施形態について図5を参照して説明する。図5は、第3の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
第3の実施形態の表示端末の構成は、図1に示した通りであり他の実施形態と同一であるが、表示方向切替機能に関して、表示端末100の制御部150が実行する処理が一部異なる。
具体的には、第3の実施形態の表示端末100は、複数のアプリケーションプログラムから、ユーザが任意のアプリケーションプログラムを選択し、選択に伴い起動したアプリケーションプログラムを実行することができる。そして、第3の実施形態の表示端末100は、電源ONに伴い表示端末100が起動して使用可能状態となり、その後アプリケーションプログラムのひとつが選択されたならば、それから所定時間(例えば5秒)のみ、表示方向切替機能を有効とし、所定時間経過した以降の選択されたアプリケーションプログラム実行中は表示方向切替機能を無効とする。つまり、第3の実施形態は、アプリケーションプログラムを起動時に表示方向切替機能を有効とすることで、起動したアプリケーションプログラムに応じてユーザが決定した表示端末100の姿勢に適した表示方向に切り替えを行うことができるという実施形態である。
具体的な動作としては、まず、表示端末100の電源がONとなると表示端末100内部で起動処理が開始される。かかる起動処理に伴い表示端末100が起動して使用可能な状態となる。
すると、制御部150は、複数のアプリケーションプログラムから、ユーザが任意のアプリケーションプログラムを選択するための操作を、操作受付部120がユーザから受け付けたか否かを判定する(ステップS31)。例えば、何れかのアプリケーションプログラムを選択するためのキーの押下等により、何れかのアプリケーションプログラムを選択するための操作を受け付けた場合は(ステップS31においてYes)、ステップS32に移行する。一方で、何れかのアプリケーションプログラムを選択するための操作を、ユーザから受け付けない場合は(ステップS31においてNo)、ステップS31の判定を継続する。
ステップS32では、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」に設定する(ステップS32)。
次に、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」に設定してから所定時間が経過していないか否かを判定する(ステップS33)。
ここで、所定時間(例えば5秒)経過していない場合は(ステップS33においてNo)、ステップS34に移行する。一方で、所定時間経過している場合は(ステップS33においてYes)、ステップS37に移行する。
ステップS34では、制御部150は、加速度センサ130が測定した加速度の値に基づいて表示端末100の姿勢を特定する(ステップS34)。
そして、制御部150は、記憶部140に格納されている予め定めた対応表を参照し、ステップS34で特定した表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致しているか否かを判定する(ステップS35)。表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致していない場合は(ステップS35においてNo)、ステップS36に移行する。一方で、表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致している場合は(ステップS35においてYes)、ステップS33に戻り上述の処理を再度行う。
そして、制御部150は、記憶部140に格納されている予め定めた対応表を参照し、ステップS34で特定した表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致しているか否かを判定する(ステップS35)。表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致していない場合は(ステップS35においてNo)、ステップS36に移行する。一方で、表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致している場合は(ステップS35においてYes)、ステップS33に戻り上述の処理を再度行う。
ステップS36では、制御部150は、表示方向切替機能により、表示端末100の姿勢と対応するように表示方向を切り替えて、ステップS33に戻り上述の処理を再度行う(ステップS36)。
他方で、表示方向切替機能を「有効」に設定してから所定時間経過している場合(ステップS33においてYes)、に移行したステップS37では、表示方向切替機能を「無効」に設定する(ステップS37)。
次に、制御部150は、ステップS31で起動したアプリケーションプログラムの実行が終了したか否かを判定する(ステップS38)。
アプリケーションプログラムの実行が終了した場合は(ステップS38においてYes)、ステップS31に移行し、再度アプリケーションプログラムが選択されるか否かの判定を開始する(ステップS31)。これにより、再度アプリケーションプログラムが選択されたのならば、上述の処理を再度行って、表示方向切替機能の設定を自動的に切り替えることが可能となる。一方、アプリケーションプログラムの実行が終了していない場合(ステップS38においてNo)は、ステップS38の判定を繰り返す(ステップS38)。
以上説明した第3の実施形態によれば、表示方向切替機能を有効に設定することと、表示方向切替機能を無効に設定することを制御部150が自動的に行う。そのため、第1の実施形態や第2の実施形態と同様に、表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減することが可能となり、解決すべき課題を解決することができる。
<第4の実施形態>
次に、第4の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、第4の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
次に、第4の実施形態について図6を参照して説明する。図6は、第4の実施形態において、表示端末100が表示方向切替機能に関して実行する処理のフローチャートである。
第4の実施形態の表示端末の構成は、図1に示した通りであり他の実施形態と同一であるが、表示方向切替機能に関して、表示端末100の制御部150が実行する処理が一部異なる。
具体的には、第4の実施形態の表示端末100は、第3の実施形態の表示端末100と同様に、複数のアプリケーションプログラムから、ユーザが任意のアプリケーションプログラムを選択し、選択に伴い起動したアプリケーションプログラムを実行することができる。そして、第4の実施形態の表示端末100は、電源ONに伴い表示端末100が起動して使用可能状態となり、その後アプリケーションプログラムのひとつが選択されたならば、それから所定時間(例えば5秒)のみ、表示方向切替機能を有効とし、所定時間経過した以降表示方向切替機能を無効とする。そして、第4の実施形態ではこれに加えて、以降は表示方向切替機能を有効とする要求があれば表示方向切替機能を有効とし、表示方向切替機能を無効とする要求があれば表示方向切替機能を無効とする。つまり、第4の実施形態は、一度表示方向切替機能を「無効」とした後も、ユーザの要求に応じて表示方向切替機能の有効や無効の設定を事後的に変更できるという実施形態である。
図6を参照すると、表示端末100は、ステップS31乃至ステップS37の処理を行う。これらのステップにおける処理内容は、図5を参照して説明した同じ番号のステップにおける処理内容と同一であるので説明を省略する。
制御部150は、ステップS37において表示方向切替機能を「無効」に設定すると、ステップS41に移行する。
ステップS41では、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」にするための操作を、操作受付部120がユーザから受け付けたか否かを判定する(ステップS41)。例えば、表示方向切替機能を「有効」にするためのキーの押下等により、表示方向切替機能を「有効」にするための操作を受け付けた場合は(ステップS41においてYes)、ステップS43に移行する。一方で、表示方向切替機能を「有効」にする設定するための操作を、ユーザから受け付けない場合は(ステップS41においてNo)、ステップS42に移行する。
ステップS42では、制御部150は、ステップS31で起動したアプリケーションプログラムの実行が終了したか否かを判定する(ステップS42)。
アプリケーションプログラムの実行が終了した場合は(ステップS42においてYes)、ステップS31に移行し、再度アプリケーションプログラムが選択されるか否かの判定を開始する(ステップS31)。これにより、再度アプリケーションプログラムが選択されたのならば、上述の処理を再度行って、表示方向切替機能の設定を自動的に切り替えることが可能となる。一方、アプリケーションプログラムの実行が終了していない場合(ステップS42においてNo)は、ステップS41に戻り、ステップS41の判定を再度行う(ステップS41)。
ステップS43では、制御部150は、表示方向切替機能を「有効」に設定し、ステップS44に移行する(ステップS43)。
次に、制御部150は、加速度センサ130が測定した加速度の値に基づいて表示端末100の姿勢を特定する(ステップS44)。
そして、制御部150は、記憶部140に格納されている予め定めた対応表を参照し、ステップS44で特定した表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致しているか否かを判定する(ステップS45)。表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致していない場合は(ステップS45においてNo)、ステップS46に移行する。一方で、表示端末100の姿勢と表示部110の表示の表示方向との対応が一致している場合は(ステップS45においてYes)、ステップS47に移行する。
ステップS46では、制御部150は、表示方向切替機能により、表示端末100の姿勢と対応するように表示方向を切り替えて、ステップS47に移行する。
ステップS47では、制御部150は、表示方向切替機能を「無効」にするための操作を、操作受付部120がユーザから受け付けたか否かを判定する(ステップS47)。例えば、表示方向切替機能を「無効」にするためのキーの押下等により、表示方向切替機能を「無効」にするための操作を受け付けた場合は(ステップS47においてYes)、ステップS37に移行する。そして、ステップS37にて制御部150は、表示方向切替機能を「無効」に設定すると(ステップS37)、ステップS41以降の処理を再度行う。一方で、表示方向切替機能を「無効」にする設定するための操作を、ユーザから受け付けない場合は(ステップS47においてNo)、ステップS48に移行する。
ステップS48では、制御部150は、ステップS31で起動したアプリケーションプログラムの実行が終了したか否かを判定する(ステップS48)。
アプリケーションプログラムの実行が終了した場合は(ステップS48においてYes)、ステップS31に移行し、再度アプリケーションプログラムが選択されるか否かの判定を開始する(ステップS31)。これにより、再度アプリケーションプログラムが選択されたのならば、上述の処理を再度行って、表示方向切替機能の設定を自動的に切り替えることが可能となる。一方、アプリケーションプログラムの実行が終了していない場合(ステップS48においてNo)は、ステップS44に戻りステップS44以降の処理を再度行う。
以上説明した第4の実施形態によれば、表示方向切替機能を有効に設定することと、表示方向切替機能を無効に設定することを制御部150が自動的に行う。そのため、第1の実施形態、第2の実施形態及び第3の実施形態と同様に、表示方向切替機能の設定に関する煩わしさを軽減することが可能となり、解決すべき課題を解決することができる。加えて、第4の実施形態によれば、その後、表示方向切替機能に関するユーザの要求を受け付ける。そのため、一度表示方向切替機能を「無効」とした後も、ユーザの要求に応じて表示方向切替機能の有効や無効の設定を事後的に変更することが可能となり、ユーザの選択肢を広げることができる。
以上4つの実施形態について説明した。上述した各実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記各実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。例えば、以下のように変形を施して実施することが可能である。
図1には図示はしていないが、無線通信を行う無線通信部等の他の機能ブロックを表示端末100が更に備えていてもよい。
また、表示端末100の姿勢を特定する場合に、加速度センサ130のみならず、地磁気センサ等の他のセンサの測定結果も考慮して姿勢を特定するようにしてもよい。
また、第2の実施形態や、第4の実施形態において、ユーザの操作により表示方向切替機能が有効にされた場合も、所定時間が経過したならば、表示方向切替機能を自動的に無効に切り替えるようにしてもよい。この場合、例えば第2の実施形態であれば、ステップS21においてYesの場合に、ステップS22ではなく、ステップS11に移行するようにすればよい。また、例えば第4の実施形態であれば、例えば、ステップS48でNoの場合に、所定時間が経過したかを判定するステップを追加して、所定時間が経過していないならばステップS44に移行し、所定時間が経過していたならばステップS37に移行するようにすればよい。
また、第1の実施形態や第2の実施形態では、ステップS11で表示方向切替機能を有効に設定していると説明したが、これを変形して、表示端末100がシャットダウンする際、表示方向切替機能を有効に設定した後にシャットダウンし、次回の起動時に表示方向切替機能が既に有効に設定されているようにしてもよい。このようにすれば、ステップS11を削除することが可能となる。例えば、第2の実施形態において、ユーザが表示方向切替機能を無効として設定した状態でシャットダウンするような状況で、制御部150が表示方向切替機能を有効に設定した後にシャットダウンするようにするとよい。
また、上述した各実施形態を組み合わせるようにしてもよい。例えば、第1の実施形態と第3の実施形態とを組み合わせて、表示端末100の起動時と、アプリケーションプログラムの選択時との双方において表示方向切替機能を有効に設定するようにしてもよい。この場合に、表示方向切替機能を有効に設定する契機となる事象毎に、所定時間の長さを異ならせるようにしてもよい。つまり、表示端末100の起動時において計測する所定時間の長さと、アプリケーションプログラムの選択時において計測する所定時間の長さとを異ならせるようにしてもよい。また、アプリケーションプログラムの種類に応じて所定時間を異ならせるようにしてもよい。
また、第3の実施形態や第4の実施形態において、複数のアプリケーションプログラムを同時に起動できるマルチタスク機能を追加するようにしてもよい。そして、最初に起動したアプリケーションプログラムが終了してない状態であっても、他のアプリケーションプログラムが起動したならば、ステップS32以降の処理を最初から行うようにしてもよい。
なお、上記の表示端末は、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。また、上記の表示端末により行なわれる表示方法も、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせにより実現することができる。ここで、ソフトウェアによって実現されるとは、コンピュータがプログラムを読み込んで実行することにより実現されることを意味する。
プログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 表示部を備える表示端末であって、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、
前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする表示端末。
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、
前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする表示端末。
(付記2) 自表示端末が起動したことを契機として、前記表示方向切替手段に動作を開始させ、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする付記1に記載の表示端末。
(付記3) 自表示端末上で動作するアプリケーションプログラムが起動したことを契機として、前記表示方向切替手段に動作を開始させ、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする付記1又は2に記載の表示端末。
(付記4) 前記アプリケーションプログラムは、自表示端末が起動後に、自表示端末上で動作する複数のアプリケーションプログラムの中から選択された場合に起動することを特徴とする付記3に記載の表示端末。
(付記5) 前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたことにより、以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることとした場合であっても、自表示端末上で動作するアプリケーションプログラムが起動したことを契機として、前記表示方向切替手段の動作を再度開始させることを特徴とする付記1乃至4の何れか1に記載の表示端末。
(付記6) 前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたことにより、以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることとした場合であっても、ユーザから第1の操作を受け付けたことを契機として前記表示方向切替手段の動作を再度開始させることを特徴とする付記1乃至5の何れか1に記載の表示端末。
(付記7) 前記ユーザから第1の操作を受け付けたことを契機として前記表示方向切替手段の動作を再度開始させた場合には、該再度の動作開始から前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたとしても、ユーザから第2の操作を受け付けるまでは前記表示方向切替手段の動作を停止させないことを特徴とする付記6に記載の表示端末。
(付記8) 自表示端末をシャットダウン時に、前記表示方向切替手段を動作させない設定に設定されているならば、前記表示方向切替手段を動作する設定としてからシャットダウンを行い、その後自端末が起動した場合に前記シャットダウン時の設定に応じて前記表示方向切替手段に動作を開始させ、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば前記表示方向切替手段を動作させない設定として以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする付記1乃至7の何れか1に記載の表示端末。
(付記9) 表示部を備える表示端末が行う表示方法であって、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定ステップと、
前記測定ステップにて測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替ステップと、を備え、
前記表示方向切替ステップを所定時間継続して行ったならば以後前記表示方向切替ステップを行なわないことを特徴とする表示方法。
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定ステップと、
前記測定ステップにて測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替ステップと、を備え、
前記表示方向切替ステップを所定時間継続して行ったならば以後前記表示方向切替ステップを行なわないことを特徴とする表示方法。
(付記10) 表示部を備えるコンピュータを表示端末として機能させる表示プログラムであって、
前記表示部を備えるコンピュータを、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、
前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させる表示端末として機能させることを特徴とする表示プログラム。
前記表示部を備えるコンピュータを、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、
前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させる表示端末として機能させることを特徴とする表示プログラム。
(付記11) 表示部を有し、姿勢を検知して姿勢に応じて、表示部の表示を縦画面表示もしくは横画面表示に切り替える表示方向切替機能を備える携帯端末装置において、使用可能な状態となった後、所定の時間内だけ表示方向切替機能を有効とし、所定の時間が経過した後は表示方向切替機能を無効とする携帯端末装置。
(付記12) 付記11に記載の携帯端末装置において、使用可能な状態になるとは、電源ON後に使用可能な状態となることである携帯端末装置。
(付記13) 付記11に記載の携帯端末装置において、使用可能な状態になるとは、電源ONした後に複数のアプリケーションプログラムの中からひとつのアプリケーションプログラムを選択し、選択したアプリケーションプログラムが立ち上がり、使用可能な状態となることである携帯端末装置。
100 表示端末
110 表示部
120 操作受付部
130 加速度センサ
140 記憶部
150 制御部
110 表示部
120 操作受付部
130 加速度センサ
140 記憶部
150 制御部
Claims (8)
- 表示部を備える表示端末であって、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、
自表示端末上で動作するアプリケーションプログラムが起動したことを契機として、前記表示方向切替手段に動作を開始させ、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする表示端末。 - 前記アプリケーションプログラムは、自表示端末が起動後に、自表示端末上で動作する複数のアプリケーションプログラムの中から選択された場合に起動することを特徴とする請求項1に記載の表示端末。
- 前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたことにより、以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることとした場合であっても、自表示端末上で動作するアプリケーションプログラムが起動したことを契機として、前記表示方向切替手段の動作を再度開始させることを特徴とする請求項1または2に記載の表示端末。
- 前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたことにより、以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることとした場合であっても、ユーザから第1の操作を受け付けたことを契機として前記表示方向切替手段の動作を再度開始させることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の表示端末。
- 前記ユーザから第1の操作を受け付けたことを契機として前記表示方向切替手段の動作を再度開始させた場合には、該再度の動作開始から前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたとしても、ユーザから第2の操作を受け付けるまでは前記表示方向切替手段の動作を停止させないことを特徴とする請求項4に記載の表示端末。
- 自表示端末をシャットダウン時に、前記表示方向切替手段を動作させない設定に設定されているならば、前記表示方向切替手段を動作する設定としてからシャットダウンを行い、その後自端末が起動した場合に前記シャットダウン時の設定に応じて前記表示方向切替手段に動作を開始させ、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば前記表示方向切替手段を動作させない設定として以後前記表示方向切替手段の動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の表示端末。
- 表示部を備える表示端末が行う表示方法であって、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定ステップと、
前記測定ステップにて測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替ステップと、を備え、
自表示端末上で動作するアプリケーションプログラムが起動したことを契機として、前記表示方向切替ステップを開始し、前記表示方向切替ステップを所定時間継続して行ったならば以後前記表示方向切替ステップを行なわないことを特徴とする表示方法。 - 表示部を備えるコンピュータを表示端末として機能させる表示プログラムであって、
前記表示部を備えるコンピュータを、
自表示端末の姿勢を特定するための情報を測定する測定手段と、
前記測定手段の測定した情報に基づいて自表示端末の姿勢を特定し、該特定した姿勢に対応する表示方向に前記表示部での表示の表示方向を切り替える表示方向切替手段と、を備え、
自表示端末上で動作するアプリケーションプログラムが起動したことを契機として、前記表示方向切替手段に動作を開始させ、前記表示方向切替手段を所定時間継続して動作させたならば以後前記表示方向切替手段の動作を停止させる表示端末として機能させることを特徴とする表示プログラム。
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