JP2015118249A - 表示制御装置、表示制御方法及びプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示装置に表示される画像の表示方向を適切に切り替えることを目的とする。【解決手段】表示画面に画像を表示する表示手段と、表示画面の傾斜角度を特定する傾斜特定手段と、傾斜角度と、画像の表示画面における表示方向とに基づいて、表示方向の変更が必要か否かを判定する変更判定手段と、表示画面へのユーザによるタッチ入力の有無を判定する入力判定手段と、表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力なしと判定された場合に、画像の表示方向の変更を許可し、表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力ありと判定された場合には、表示方向の変更を禁止する変更管理手段と、表示方向の変更が許可された場合に、画像の表示方向を変更するための画像編集を行う画像編集手段とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、表示制御装置、表示制御方法及びプログラムに関する。
従来、携帯電話、ディジタルフォトフレームといった小型ディスプレイを具備する電子機器が知られている。さらに、加速度センサやジャイロセンサにより電子機器本体の設置方向を検出し、検出した設置方向に基づいて、ディスプレイに表示される画像の表示方向を制御する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、装置が内蔵する角度センサにより検出された傾斜角度θに基づいて、ディスプレイに映像が常に正立するように表示させる技術が開示されている。また、特許文献2には、頻繁に表示方向が切り替わるのを避けるべく、機器が所定時間以上継続して傾いている場合に、表示画面の方向を切り替える技術が開示されている。
特開2005−221954号公報 特開2000−122635号公報
ディジタルフォトフレームや電子ペーパー等のポータブルの映像表示装置は、テーブル上に置かれたり、壁掛けとして設置されたり、といった配置状態での利用が考えられる。さらに、興味のある画像が表示された場合等には、ユーザが映像表示装置を手に取り、より近い状態で表示内容を見ることも想定される。また、ユーザが、映像表示装置を手に持った状態でソファに座ったり、寝転んだりと、姿勢を変えながら映像表示装置に表示された映像等を見ることも考えられる。
しかしながら、従来技術のように、傾斜角度のみに基づいて表示方向を制御することとした場合には、映像表示装置に表示された映像等の鑑賞中、ユーザの意図しないタイミングで映像の表示方向が変化し、快適な鑑賞の妨げになるという問題があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたもので、表示装置に表示される画像の表示方向を適切に切り替えることを目的とする。
そこで、本発明は、表示制御装置であって、表示画面に画像を表示する表示手段と、表示画面の傾斜角度を特定する傾斜特定手段と、前記傾斜角度と、前記画像の前記表示画面における表示方向とに基づいて、前記表示方向の変更が必要か否かを判定する変更判定手段と、前記表示画面へのユーザによるタッチ入力の有無を判定する入力判定手段と、前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力なしと判定された場合に、前記画像の表示方向の変更を許可し、前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力ありと判定された場合には、前記表示方向の変更を禁止する変更管理手段と、前記表示方向の変更が許可された場合に、前記画像の表示方向を変更するための画像編集を行う画像編集手段とを有する。
本発明によれば、表示装置に表示される画像の表示方向を適切に切り替えることができる。
表示装置を示す図である。 表示装置を示す図である。 傾斜角度を説明するための図である。 表示制御処理を示すフローチャートである。 グラフィックが合成された表示画像の一例を示す図である。 回転角度決定処理を示すフローチャートである。 射影ベクトルと表示面の関係を示す図である。 変更許否判定処理を示すフローチャートである。 変更例にかかる変更管理部の処理を示すフローチャートである。 変更例にかかる変更管理部の動作例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、表示制御装置100を示す図である。表示制御装置100は、携帯型の装置である。表示制御装置100は、CPU101と、ROM102と、RAM103と、HDD104と、タッチパネル105と、傾斜角度センサ106と、ネットワークI/F107とを備えている。
CPU101は、表示制御装置100の全体を総括的に制御する。ROM102は、制御プログラム等を記憶する。RAM103は、CPU101の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD104は、画像データや各種プログラム等を記憶する。HDD104は、例えば、タッチパネル105に表示する画像データを記憶する。ここで、画像データは、動画及び静止画いずれであってもよい。
タッチパネル105は、各種情報を表示する。タッチパネル105はまた、ユーザからのタッチ入力を受け付ける。すなわち、タッチパネル105は、ユーザからの操作を受け付ける操作部及び表示画面の一例である。
傾斜角度センサ106は、例えば、重力センサや加速度センサであり、タッチパネル105(表示画面)の3次元における傾きを検出する。ネットワークI/F107は、ネットワークに接続し、外部装置と通信する。
なお、後述する表示制御装置100の機能や処理は、CPU101がROM102又はHDD104に格納されているプログラムを読み出し、このプログラムを実行することにより実現されるものである。
図2は、表示制御装置100のソフトウェア構成を示す図である。表示制御装置100は、傾斜特定部201と、表示方向決定部202と、入力判定部203と、変更管理部204と、UI描画部205と、画像編集部206と、表示部209とを有している。
傾斜特定部201は、傾斜角度センサ106の検出結果から、タッチパネル105の傾斜角度を特定する。図3は、傾斜角度を説明するための図である。ここで、鉛直方向軸をV軸とする。また、タッチパネル105の主走査方向の軸をX軸、タッチパネル105の副走査方向の軸をY軸と、タッチパネル105の表示面に垂直な軸をZ軸とする。
傾斜特定部201は、鉛直方向軸(V軸)に対するタッチパネル105の表示面の3次元方向それぞれにおける傾斜角度(ΘX,ΘY,ΘZ)を特定する。ここで、ΘXは、X軸とV軸とのなす角の角度である。ΘYは、Y軸とV軸とのなす角の角度である。ΘZは、Z軸とV軸とのなす角の角度である。
表示方向決定部202は、傾斜特定部201により特定された傾斜角度に基づいて、タッチパネル105に表示する表示画像の表示方向を決定する。本実施形態においては、表示方向は、ランドスケープ/ポートレートの2通りとする。ランドスケープとは、画像の上下方向をタッチパネル105の長辺方向に合わせる表示方向である。ポートレートとは、表示する画像の上下方向をタッチパネル105の短辺方向に合わせる表示方向である。
表示方向決定部202はまた、処理時にタッチパネル105に表示されている画像の表示方向と、決定された表示方向とに基づいて、回転角度(RA)を決定する。ここで、回転角度は、処理時にタッチパネル105に表示されている画像の表示方向と、決定された表示方向との間の角度である。なお、回転角度(RA)を決定する処理については、後に詳述する。
入力判定部203は、タッチパネル105へのユーザによるタッチ入力の有無を判定する。変更管理部204は、回転角度が0°でない場合、すなわち、表示方向の変更が必要である場合であって、且つタッチ入力なしと判定された場合には、表示方向の変更を許可する。変更管理部204は、表示方向の変更が必要である場合であって、且つタッチ入力ありと判定された場合には、表示方向の変更を禁止する。変更管理部204はまた、回転角度が0°である場合、すなわち表示方向の変更が不要な場合には、表示方向の変更を禁止する。
UI描画部205は、タッチパネル105に画像と共に表示するグラフィックスを描画する。UI描画部205は、例えば、変更管理部204が表示方向の変更を禁止すると判断した場合に、表示方向の変更が行われない状態であることを示すグラフィックスを描画する。
画像編集部206は、画像合成部207と、回転・リサイズ処理部208とを有している。画像合成部207は、タッチパネル105に表示する画像と、UI描画部205により描画された画像とを合成する。
回転・リサイズ処理部208は、変更管理部204により、表示方向の変更が許可されている場合に、画像合成部207により合成された画像を、回転角度(RA)に基づいて回転させる。回転・リサイズ処理部208はさらに、回転後の画像がタッチパネル105に適切に表示されるようにリサイズやトリミング等の処理を行う。
表示部209は、回転・リサイズ処理部208による処理後の画像をタッチパネル105に表示する。
図4は、表示制御装置100による表示制御処理を示すフローチャートである。なお、表示制御処理の実行時、タッチパネル105には、表示対象となる表示画像が表示されているものとする。まず、S401において、傾斜特定部201は、タッチパネル105の傾斜角度(ΘX,ΘY,ΘZ)を特定する(傾斜特定処理)。次に、S402において、表示方向決定部202は、傾斜角度に基づいて、表示画像の表示方向を決定する。
次に、S403において、表示方向決定部202は、処理時にタッチパネル105に表示されている画像の表示方向と、決定された表示方向とに基づいて、回転角度(RA)を決定する。ここで、回転角度0°は、回転が不要であることを意味する。また、回転角度が0°以外の値である場合には、回転が必要であることを意味する。ここで、S403は、表示画像の回転、すなわち表示方向の変更が必要か否かを判定する変更判定処理の一例である。
次に、S404において、変更管理部204は、回転角度と、タッチ入力の有無に基づいて、表示方向の変更を許可するか、禁止するかを判定する。なお、S404における処理については後に詳述するが、変更管理部204は、タッチ入力が行われている場合には、回転角度によらず、表示方向の変更を禁止する。
次に、画像編集部206は、変更が許可された場合には(S405でYES)、処理をS406へ進める。S406において、画像編集部206は、表示画像の表示方向を変更するための画像編集を行う(画像編集処理)。次に、S408において、表示部209は、編集後の表示画像を表示する。
一方、S405において、画像編集部206は、変更が禁止された場合には(S4045でNO)、処理をS407へ進める。S407において、画像編集部206は、グラフィックを描画し、これを表示画像に合成する。そして、S408において、表示部209は、グラフィックが合成された表示画像を表示する。以上で、表示制御処理が終了する。
図5は、グラフィックが合成された表示画像の一例を示す図である。タッチパネル105の右上に、表示方向の変更が行われない状態であることを示す通知情報としてのグラフィック501が表示されている。これにより、ユーザは、現在、表示方向の変更が禁止されていることを把握することができる。
図6は、図4を参照しつつ説明した、回転角度決定処理(S403)における詳細な処理を示すフローチャートである。S601において、まず表示方向決定部202は、ΘZが角度範囲内の値か否かを判定する。具体的には、表示方向決定部202は、ΘZが180°−ThZ>ΘZ>Thを満たすか否かを判定する。ここで、ThZは、角度閾値であり、0°<ThZ<90°を満たす値とする。なお、角度閾値は、例えばRAM103等に予め格納されているものとする。
表示方向決定部202は、ΘZが角度範囲内の値である場合には(S601でYES)、処理をS603へ進め、傾斜角度に基づいて、回転角度(RA)を決定する。一方、表示方向決定部202は、ΘZが角度範囲外の値である場合には(S601でNO)、回転角度(RA)を0°と決定し(S602)、処理をS611へ進める。
S601の処理は、タッチパネル105の表示面の方向(面方向)が鉛直方向に近い状態に保たれているか否かを判定するための処理である。S601において、表示方向決定部202は、ΘZが角度範囲内の値である場合には、面方向が鉛直方向に近い状態に保たれているものとみなすこととする。一方、表示方向決定部202は、ΘZが角度範囲外の値である場合には、面方向が水平方向に近い状態に保たれているものとみなすこととする。そして、表示方向決定部202は、面方向が垂直方向に近い状態に保たれている場合にのみ、S603以降の処理により、傾斜角度に応じて表示画像の表示方向を制御することとする。
S603において、表示方向決定部202は、射影ベクトルVs=(cosΘX、cosΘY)を算出する。図7は、射影ベクトルと表示面の関係を示す図である。表示面は、Θ1の角度範囲(Θ1範囲)と、Θ2の角度範囲(Θ2範囲)と、Θ3の角度範囲(Θ3範囲)と、Θ4の角度範囲(Θ4範囲)とに分割されている。表示方向決定部202は、S604以降の処理において、射影ベクトルVsの表示面上の位置に基づいて、回転角度(RA)を決定する。
図6に戻り、表示方向決定部202は、射影ベクトルVsがΘ1範囲内の値である場合には(S604でYES)、回転角度(RA)を0°に設定し(S605)、処理をS611へ進める。表示方向決定部202は、射影ベクトルVsがΘ2範囲内の値である場合には(S604でNO,S606でYES)、回転角度(RA)を90°に設定し(S607)、処理をS611へ進める。
表示方向決定部202は、射影ベクトルVsがΘ3範囲内の値である場合には(S604でNO,S606でNO,S608でYES)、回転角度(RA)を180°に設定し(S609)、処理をS611へ進める。
表示方向決定部202は、射影ベクトルVsがΘ4範囲内の値である場合には(S604でNO,S606でNO,S608でNO)、回転角度(RA)を270°に設定し(S610)、処理をS611へ進める。
S611において、表示方向決定部202は、表示中の表示画面の表示方向を確認する。表示方向がポートレートである場合には(S611でYES)、処理をS612へ進める。S612において、表示方向決定部202は、S602,S605,S607,S609又はS610において決定された回転角度(RA)から90°を減じた値を回転角度(RA)として決定する。以上で、回転角度決定処理(S403)は終了する。S611において、表示方向がランドスケープである場合には、表示方向決定部202は、回転角度決定処理(S403)を終了する。
図8は、図4を参照しつつ説明した、変更許否判定処理(S404)における詳細な処理を示すフローチャートである。変更管理部204は、変更許否判定処理において、タッチ入力の解除後、一定時間を計測するためのワンショット動作のタイマー(以下単にタイマーと称する)を使用する。
まず、S801において、変更管理部204は、回転角度(RA)を確認する。変更管理部204は、回転角度(RA)が0°の場合には(S801でYES)、処理をS803へ進める。変更管理部204は、回転角度(RA)が0°以外の場合には(S801でNO)、処理をS802へ進める。S802において、変更管理部204は、タイマー状態を確認する。変更管理部204は、タイマー状態がONの場合には(S802でYES)、処理をS803へ進める。変更管理部204は、タイマー状態がOFFの場合には(S802でNO)、処理をS804へ進める。ここで、タイマー状態がONの状態とは、タイマーがカウント処理を実行している状態であり、タイマー状態がOFFの状態とは、タイマーがカウント処理を実行していない状態である。
S803において、変更管理部204は、表示方向の変更を禁止すると判定する。なお、S803の処理は、表示方向の変更を禁止する変更管理処理の一例である。S804において、変更管理部204は、S804の処理時点におけるタッチ入力の有無を判定する(タッチ入力判定処理)。変更管理部204は、タッチ入力ありと判定した場合には(S804でYES)、処理をS805へ進める。変更管理部204は、タッチ入力なしと判定した場合には(S804でNO)、処理をS808へ進める。
S805において、変更管理部204は、タッチ状態を確認する。変更管理部204は、タッチ状態がタッチ入力を検出しない非検出の状態から検出の状態への遷移タイミングである場合には(S805でYES)、処理をS807へ進める。変更管理部204は、タッチ状態が非検出から検出への遷移タイミングでない場合には(S805でNO)、処理をS806へ進める。
S806において、変更管理部204は、タイマー状態を確認する。変更管理部204は、タイマー状態がONからOFFへの遷移タイミングである場合に(S806でYES)、処理をS807へ進める。変更管理部204は、タイマー状態がONからOFFへの遷移タイミングでない場合には(S806でNO)、処理をS803へ進め、表示方向の変更を禁止する。
S807において、変更管理部204は、表示方向の変更を許可すると判定する。なお、S807の処理は、表示方向の変更を許可する変更管理処理の一例である。S808において、変更管理部204は、タッチ状態を確認する。変更管理部204は、タッチ状態が検出から非検出への遷移タイミングである場合には(S808でYES)、処理をS809へ進める。S809において、変更管理部204は、タイマーをスタートさせ、その後、処理をS803へ進める。変更管理部204は、タッチ状態が検出から非検出への遷移タイミングでない場合には(S808でNO)、処理をS807へ進める。以上で、変更許否判定処理が終了する。
以上のように、本実施形態にかかる表示制御装置100は、タッチパネル105の傾斜角度から表示方向の変更が必要であり、且つタッチ入力が行われている場合又はタッチ入力の解除後一定時間が経過するまでの間に限り、表示方向の切り替えを許可する。すなわち、表示制御装置100は、タッチパネル105の傾斜角度だけでなく、ユーザによるタッチ入力の有無に基づいて、表示方向の切り替えを制御する。これにより、表示制御装置100は、表示画像の表示方向を適切に切り替えることができる。
次に、表示制御装置100の変更例について説明する。変更例にかかる表示制御装置100は、図2に示す各部をハードウェア構成として備えていてもよい。この場合、表示画像が表示方向決定部202及び画像編集部206に入力される。
傾斜特定部201は、傾斜角度センサ106からの入力に基づいて、傾斜角度を示す傾斜情報をリアルタイムに生成し、これを表示方向決定部202に入力する。表示方向決定部202は、傾斜情報と、タッチパネル105に表示中の表示画像の表示方向とに基づいて、回転角度(RA)を決定する。なお、表示方向決定部202は、具体的には、図6に示す回転角度決定処理を繰り返すことにより、回転角度を決定し、回転角度を示す回転制御情報を変更管理部204に入力する。
入力判定部203は、タッチ入力が検出された場合に、タッチ入力が検出されたことを示すタッチ検出情報をリアルタイムに生成し、これを変更管理部204に入力する。
変更管理部204は、表示方向決定部202により決定された回転角度を格納する保持部を有している。変更管理部204はさらに、遅延回路を有し、タッチ検出情報の入力の有無に基づいて、タッチ状態の検出から非検出への状態遷移を検出する。
変更管理部204は、状態遷移を検出した場合に、入力タイミングから一定時間遅延したタイミングにおいて、自身が備えるワンショット動作のタイマー(以下単にタイマーと称する)をONする。そして、変更管理部204は、タッチ入力解除後一定時間の間、タイマーをONの状態に保つ。
図9は、変更管理部204の処理を示すフローチャートである。まず、S901において、タイマー状態を確認する。変更管理部204は、タイマー状態がONの場合には(S901でYES)、処理をS902へ進める。S204は、タイマー状態がOFFの場合には(S901でNO)、処理をS903へ進める。
S902において、変更管理部204は、保持部に格納されている回転制御情報を、UI描画部205及び画像編集部206に出力し、処理をS901へ進める。S903において、変更管理部204は、タッチ状態を確認する。変更管理部204は、タッチ入力があった場合には(S903でYES)、処理をS904へ進める。変更管理部204は、タッチ入力がない場合には(S903でNO)、処理をS907へ進める。
S904において、変更管理部204は、タッチ状態を確認する。変更管理部204は、タッチ状態が非検出から検出への遷移状態である場合には(S904でYES)、処理をS906へ進める。変更管理部204は、タッチ状態が非検出から検出への遷移状態でない場合には(S904でNO)、処理をS905へ進める。
S905において、変更管理部204は、タイマー状態を確認する。変更管理部204は、タイマー状態がONからOFFへの遷移状態である場合には(S905でYES)、処理をS906へ進める。変更管理部204は、タイマー状態がONからOFFへの遷移状態でない場合には(S905でNO)、処理をS902へ進める。S906において、変更管理部204は、入力された回転制御情報を保持部に格納し、処理をS902へ進める。
S907において、変更管理部204は、タッチ状態を確認する。変更管理部204は、タッチ状態が検出から非検出への遷移状態である場合には(S907でYES)、処理をS908へ進める。S908において、変更管理部204は、タイマーをスタートさせ、その後、処理をS902へ進める。変更管理部204はまた、S907において、タッチ状態が検出から非検出への遷移状態でない場合には(S907でNO)、処理をS909へ進める。
S909において、変更管理部204は、入力された回転制御情報を画像編集部206に出力し、処理をS901へ進める。
以上の処理により、変更管理部204は、タッチ入力中及び、タッチ入力後一定時間の間は、保持部に格納されている回転制御情報を出力し、これ以外のタイミングにおいては、表示方向決定部202から入力された回転制御情報を出力する。
図10は、変更管理部204の動作例を示す図である。図10に示すt2、t5、t7の時間範囲において、タッチ入力が行われたとする(S903でYES)。この場合、時刻t11において、変更管理部204において、検出を示すタッチ検出情報の入力が開始し、タッチ状態が「検出」に遷移する(S904でYES)。そして、変更管理部204は、入力された回転制御情報を保持部に格納する(S906)。以降のタイミングにおいて、変更管理部204は、保持部に格納されている回転制御情報を出力する(S902)。図10に示す例においては、変更管理部204は、t2及びt3の時間範囲において、保持部に格納されている回転制御情報を出力する。
時刻t12において、変更管理部204は、タッチ検出情報が入力されなくなり、タッチ状態が「非検出」に遷移すると(S903でNO、S907でYES)、変更管理部204は、タイマーをスタートさせる(S908)。このとき、変更管理部204は、保持部に格納されている回転制御情報の出力を継続する(S902)。
タイマーが一定時間をカウントし、時刻t13において、タイマー状態がOFFになると(S907でNO)、変更管理部204は、表示方向決定部202から入力された回転制御情報を出力する(S909)。以降のタイミングにおいて、変更管理部204は、タッチ入力がなされるまで、表示方向決定部202から入力された回転制御情報の出力を継続する。図10に示す例においては、変更管理部204は、t4の時間範囲において、表示方向決定部202から入力された回転制御情報を出力する。
さらに、時刻t14において、変更管理部204には、タイマー状態がONのタイミングにおいて、再度タッチ検出情報が入力されている。この場合には、t6〜t7の時間範囲において、変更管理部204は、保持部の回転制御情報の出力を継続する(S902)。
<その他の実施形態>
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給する。そして、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
以上、上述した各実施形態によれば、表示装置に表示される画像の表示方向を適切に切り替えることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
100 表示制御装置、101 CPU、102 ROM、103 RAM、104 HDD、105 タッチパネル、106 傾斜角度センサ、107 ネットワークI/F、201 傾斜特定部、202 表示方向決定部、203 入力判定部、204 変更管理部、205 UI描画部、206 画像編集部、207 画像合成部、208 回転・リサイズ処理部、209 表示部

Claims (5)

  1. 表示画面に画像を表示する表示手段と、
    表示画面の傾斜角度を特定する傾斜特定手段と、
    前記傾斜角度と、前記画像の前記表示画面における表示方向とに基づいて、前記表示方向の変更が必要か否かを判定する変更判定手段と、
    前記表示画面へのユーザによるタッチ入力の有無を判定する入力判定手段と、
    前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力なしと判定された場合に、前記画像の表示方向の変更を許可し、前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力ありと判定された場合には、前記表示方向の変更を禁止する変更管理手段と、
    前記表示方向の変更が許可された場合に、前記画像の表示方向を変更するための画像編集を行う画像編集手段と
    を有する表示制御装置。
  2. 前記変更管理手段は、前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力ありと判定されたタイミングから一定時間が経過するまでの間、前記表示方向の変更を禁止する請求項1に記載の表示制御装置。
  3. 前記表示手段は、前記表示方向の変更が禁止されている場合に、前記表示方向の変更が行われない状態であることを示す通知情報を前記表示画面に表示する請求項1又は2に記載の表示制御装置。
  4. 表示制御装置が実行する表示制御方法であって、
    表示画面に画像を表示する表示ステップと、
    表示画面の傾斜角度を特定する傾斜特定ステップと、
    前記傾斜角度と、前記画像の前記表示画面における表示方向とに基づいて、前記表示方向の変更が必要か否かを判定する変更判定ステップと、
    前記表示画面へのユーザによるタッチ入力の有無を判定する入力判定ステップと、
    前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力なしと判定された場合に、前記画像の表示方向の変更を許可し、前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力ありと判定された場合には、前記表示方向の変更を禁止する変更管理ステップと、
    前記表示方向の変更が許可された場合に、前記画像の表示方向を変更するための画像編集を行う画像編集ステップと
    を含む表示制御方法。
  5. コンピュータを、
    表示画面に画像を表示する表示手段と、
    表示画面の傾斜角度を特定する傾斜特定手段と、
    前記傾斜角度と、前記画像の前記表示画面における表示方向とに基づいて、前記表示方向の変更が必要か否かを判定する変更判定手段と、
    前記表示画面へのユーザによるタッチ入力の有無を判定する入力判定手段と、
    前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力なしと判定された場合に、前記画像の表示方向の変更を許可し、前記表示方向の変更が必要であると判定され、且つタッチ入力ありと判定された場合には、前記表示方向の変更を禁止する変更管理手段と、
    前記表示方向の変更が許可された場合に、前記画像の表示方向を変更するための画像編集を行う画像編集手段と
    して機能させるためのプログラム。
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