JP2017162295A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示内容からユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることを目的とする。【解決手段】所望の内容を表示する表示装置であって、表示されている内容をハードウェアキーの数N(Nは2以上の整数)に応じた領域に分割する表示分割部と、分割した前記領域のうち、前記ハードウェアキーにより操作された領域内に表示されている選択対象のオブジェクト数と前記ハードウェアキーの数Nとを比較し、前記領域に含まれる選択対象のオブジェクト数が前記ハードウェアキーの数Nとなるように表示内容の範囲を制御する表示範囲制御部と、有する表示装置が提供される。【選択図】図2

Description

本発明は、表示装置に関する。
画面に表示されている情報のうち所望の情報を拡大して表示する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、ポインティングを行うために用いられるN個(Nは2以上の整数)のキーが設けられ、N個のキーに対応して画面がN個に分割して表示される。ユーザが、目的とする選択対象のオブジェクトが表示されている領域に対応するキーを操作すると、そのキーに対応する領域が画面に拡大して表示される。
特開2000−214977号公報
しかしながら、特許文献1では、画面の分割数が多すぎる場合、拡大率が上がり過ぎて拡大後に表示される情報量が極端に減ることにより、表示内容が把握し難くなる場合がある。また、画面の分割位置が適当でない場合、選択した領域の表示内容が把握し難くなる場合がある。
例えば、分割した複数の領域に跨ったオブジェクトのうち一方の領域に表示されているオブジェクトの部分を拡大して表示したとき、他方の領域に表示されているオブジェクトの部分は表示されなくなる。これにより、オブジェクトのすべての内容が表示されず、オブジェクトの内容が把握し難くなる場合がある。
そこで、一側面では、本発明は、表示内容からユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることを目的とする。
一つの案では、所望の内容を表示する表示装置であって、表示されている内容をハードウェアキーの数N(Nは2以上の整数)に応じた領域に分割する表示分割部と、分割した前記領域のうち、前記ハードウェアキーにより操作された領域内に表示されている選択対象のオブジェクト数と前記ハードウェアキーの数Nとを比較し、前記領域に含まれる選択対象のオブジェクト数が前記ハードウェアキーの数Nとなるように表示内容の範囲を制御する表示範囲制御部と、有する表示装置が提供される。
一側面によれば、表示内容からユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることができる。
一実施形態にかかる表示装置のハードウェア構成の一例を示す図。 一実施形態にかかる表示装置の画面を示す図。 一実施形態にかかる表示装置の機能構成の一例を示す図。 一実施形態にかかる表示画面の一例を示す図。 一実施形態にかかる初期表示エリア情報DBの一例を示す図。 一実施形態にかかる表示中エリア情報DBの一例を示す図。 一実施形態にかかる選択対象情報DBの一例を示す図。 一実施形態にかかる画面上の座標の設定例を示す図。 一実施形態にかかる表示制御処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかる表示範囲制御処理の一例を示すフローチャート。 一実施形態にかかる表示範囲制御方法の一例を説明するための図。 一実施形態にかかる表示例を説明するための図。 一実施形態にかかる表示例を説明するための図。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複した説明を省く。
[表示装置]
スマートフォンに搭載されたタッチパネルに対するタッチ操作の代わりにハードウェアキーの押下により入力操作を行うフィーチャーホンがある。スマートフォン向けに開発されたコンテンツをフィーチャーホンで利用し、フィーチャーホンのハードウェアキーでコンテンツを操作する際に、操作性が悪くなる場合があり、操作性の向上が要求されている。なお、本実施形態にかかるフィーチャーホン10は、所望の内容を表示する表示装置の一例である。
[端末装置のハードウェア構成]
本発明の一実施形態にかかるフィーチャーホン10のハードウェア構成の一例について、図1を参照しながら説明する。本実施形態にかかるフィーチャーホン10は、CPU11、メモリ12、入出力I/F13、キーとして代表的なハードウェアキー14、ディスプレイ15、通信I/F16及びスピーカ18を有する。CPU11は、メモリ12に格納された表示制御処理プログラムに従って、フィーチャーホン10の表示を制御する。メモリ12は、例えば半導体メモリであり、CPU11に実行させるための表示制御処理プログラム等のプログラム、CPU11によって参照されるデータ、及び、表示制御処理プログラムに基づきCPU11が実行した表示制御処理の結果取得されたデータ等を格納する。
なお、図2のフィーチャーホン10は、ストレート型のフィーチャーホンを例示しており、且つハードウェアキー14として代表的に1〜9までの数字キーを開示している。
記録媒体17が表示制御処理プログラムを記録している場合、記録媒体17がCPU11に接続されると、CPU11は、必要に応じて表示制御処理プログラムを記録媒体17からメモリ12にコピーしてもよい。また、CPU11は、表示制御処理の結果取得されたデータをメモリ12から記録媒体17にコピーしてもよい。例えば、記録媒体17は、フラッシュメモリのような不揮発性の記録媒体であってもよい。
図2(a)に一例を示すように、フィーチャーホン10は、ハードウェアキー14及びディスプレイ15を有する。本実施形態のフィーチャーホン10は、9つのハードウェアキーを有するが、これに限らず、2以上の任意の整数Nのハードウェアキー14を有していればよい。また、ハードウェアキー14は数字キーに限らず、文字キーや記号キーであってもよい。
入出力I/F13は、ユーザが行うハードウェアキー14の操作に応じた情報を入力し、ユーザが行うキー操作に応じた情報をディスプレイ15に表示するためのインターフェースである。入出力I/F13は、ソフトウェアキー又はポインティングデバイス等から情報を入力してもよい。
入出力I/F13は、ディスプレイ15に表示されている内容に関する情報を音声によりスピーカ18から出力してもよい。通信I/F16は、ネットワークに接続され、他の装置と通信するインターフェースである。
[機能構成]
次に、一実施形態にかかるフィーチャーホン10の機能構成の一例について、図3を参照しながら説明する。本実施形態にかかるフィーチャーホン10は、記録部20、操作受付部21、表示分割部22、カウンタ部23、表示範囲制御部24、表示部25及び音声出力部26の各機能を有する。
記録部20は、初期表示エリア情報DB(データベース)27、表示中エリア情報DB28、選択対象情報DB29に所定のデータを記録する。
操作受付部21は、ユーザが行うハードウェアキー14の操作を受け付ける。表示分割部22は、表示されている内容をハードウェアキーの数Nに等分割する。例えば、図2(a)に示すフィーチャーホン10は、ハードウェアキーの数Nが9であるため、ディスプレイ15に表示されている内容を、破線で区切った9つの領域に等分割する。分割領域の表示は、図2(a)のように線で区切るだけでなく、色分けして区切る等の方法を用いることができる。以下では、等分割した各領域を「仮分割エリア」という。
表示分割部22は、表示されている内容をハードウェアキーの数Nと同数の仮分割エリアに分割する。特に、図2(a)に示すように、ハードウェアキー14とディスプレイ15を9等分した仮分割エリアとの配置が一致するように表示内容を分割する。これにより、ユーザの直感的な操作が可能になり、表示内容からユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることができる。
ただし、表示分割部22は、表示内容をハードウェアキーの数Nに分割する際、必ずしも等分割に分割しなくてもよい。
図3に戻り、カウンタ部23は、分割した仮分割エリアのうち、特定の仮分割エリアに対応するハードウェアキー14の操作により、仮分割エリア内の選択対象のオブジェクト数をカウントする。例えば、「1」のハードウェアキー14が操作された場合、カウンタ部23は、「1」のハードウェアキー14に対応するディスプレイ15の左上の仮分割エリア内の選択対象のオブジェクトの数をカウントする。ここでは、「国内」、「パンダの」、「6月24日(水」の3つのオブジェクトが表示されているため、カウンタ部23は、選択対象のオブジェクト数を「3」とカウントする。
表示範囲制御部24は、カウントした選択対象のオブジェクト数とハードウェアキーの数Nとを比較する。表示範囲制御部24は、比較の結果、オブジェクト数がハードウェアキーの数Nに満たない場合、仮分割エリアに含まれる選択対象のオブジェクト数がハードウェアキーの数Nとなるまで表示内容の範囲を制御する。先程の例では、カウンタ部23は、カウントした選択対象のオブジェクト数「3」が、ハードウェアキーの数「9」に満たないため、ユーザにより操作された領域に含まれる選択対象のオブジェクト数がハードウェアキーの数「9」となるまで表示範囲を制御する。表示範囲制御が終了し、選択対象のオブジェクト数がN個に制御されて表示された状態を以降「フォーカス状態」と記載する。
表示部25は、制御した範囲の表示内容をディスプレイ15の一画面のサイズに拡大表示する。また、表示部25は、表示内容に含まれる選択対象のオブジェクトに該オブジェクトを示す情報を付して表示する。
選択対象のオブジェクトを示す情報の一例として、図2(b)の例では、カウンタ部23がカウントした9つの選択対象のオブジェクトを示すインデックス番号1〜9が付されている。
表示部25は、ハードウェアキー14が押下される毎に、押下されたハードウェアキー14に対応する仮分割エリア内の、インデックス番号が付された選択対象のオブジェクトにマウスポインタ(又はハイライト)を移動してもよい。さらに、表示部25は、マウスポインタが指し示すテキストをカタカナ表記してもよい。音声出力部26は、マウスポインタが指し示す選択対象のオブジェクトの内容やマウスポインタが指し示す選択対象のオブジェクトに付されたテキストを読み上げる処理を行ってもよい。その際、音声出力部26は、選択対象のオブジェクトのテキストの読み上げ範囲を、行単位、句点までの一文単位、段落単位、テキストタグ全体等、選択が可能な画面上で見えない範囲も含めて読み上げを行うようにしてもよい。
なお、選択対象のオブジェクトにインデックス番号を付すこと(図2(b)参照)、選択対象のオブジェクトにテキストを付すこと(図4参照)、及び付したテキストを読み上げること、は表示内容に含まれる選択対象のオブジェクトを示す情報を付する一例である。
例えば、図4に示すように、表示部25は、フォーカス状態におけるハードウェアキー14の「2」が押下されたことにより、「2」のインデックス番号が付された選択対象のオブジェクトの中央にマウスポインタP(ハイライト)を移動させる。音声出力部26は、マウスポインタPで示されるオブジェクトにテキストを付す。音声出力部26は、テキストを読み上げる。このとき、音声出力部26は、画面上に見えていない範囲も含めたテキストを読み上げることで、ユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることができる。表示部25は、音声出力部26による音声出力の替わりに、又は音声出力とともに、画面上に見えていない範囲も含めたテキストを表示してもよい。ここでは、表示されていない「タンジョウ」も含めたテキスト「パンダノアカチャンガタンジョウ」が表示されている。
表示部25は、例えば図4に示すマウスポインタPが載った状態で、ハードウェアキー14の「2」を押下することで、ハードウェアキー14のキー番号に応じた実行動作(リンク先へジャンプ等)を行う。さらに、表示部25は、その後の対応するハードウェアキー14の押下により、例えばリンク実行などの実行操作を許可する処理を行ってもよい。
本実施形態にかかるフィーチャーホン10では、表示範囲制御部24が、ユーザにより操作された仮分割エリアに含まれる選択対象のオブジェクト数がハードウェアキーの数以上になるまで表示内容の範囲を制御する。これにより、図2(b)に示すように、表示の拡大率が上がり過ぎない表示範囲で表示内容を表示することができ、ユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることができる。
なお、操作受付部21は、図1の入出力I/F13及びハードウェアキー14により実現される。表示部25は、入出力I/F13及びディスプレイ15により実現される。音声出力部26は、入出力I/F13及びスピーカ18により実現される。
表示分割部22、カウンタ部23及び表示範囲制御部24は、CPU11により実現される。記録部20が記録する各種DBは、メモリ12により実現される。
図5は、本実施形態にかかる初期表示エリア情報DB27の一例を示す。図6は、本実施形態にかかる表示中エリア情報DB28の一例を示す。図7は、本実施形態にかかる選択対象情報DB29の一例を示す。例えば、図8に示すディスプレイ15の表示内容をハードウェアキーの数「9」の領域に分割した場合であって、ユーザ操作によって選択された領域が、図5の「仮分割エリア」と表示されている領域である場合の各種DBに記録されるデータ項目について説明する。
ディスプレイ15の幅はw1であり、ディスプレイ15の高さはh1である。仮分割エリアの幅はw2であり、仮分割エリアの高さはh2である。仮分割エリアに表示されている一の選択対象の幅はw3であり、高さはh3である。ディスプレイ15の座標(x、y)のうち、左上の基準座標を(x1、y1)で示し、仮分割エリアの左上の座標を(x2、y2)で示し、選択対象の左上の座標を(x3、y3)で示す。
図5の初期表示エリア情報DB27には、データ項目271が初期表示状態のエリア情報のデータ範囲・単位272に、初期表示状態の選択対象数、矩形左上のx座標、矩形左上のy座標、矩形横幅、矩形高さが記録される。図5の例では、初期表示状態の選択対象数に「M」、矩形左上のx座標に「x1」、矩形左上のy座標に「y1」、矩形横幅に「w1」、矩形高さに「h1」が記録されている。
図6の表示中エリア情報DB28には、データ項目281が表示中エリア情報のデータ範囲・単位282に、選択対象数、制御、矩形左上のx座標、矩形左上のy座標、矩形横幅、矩形高さ、ポインタが表示するx座標、ポインタが表示するy座標が記録される。図6の例では、選択対象数に「m」、制御に「左右方向(初期値)」、「上下方向」、「終了」のいずれかが記録される。また、矩形左上のx座標に「x2」、矩形左上のy座標に「y2」、矩形横幅に「w2」、矩形高さに「h2」が記録されている。また、ポインタが表示するx座標に、その時点でのポインタのx座標を示す「px」、ポインタ表示のy座標に、その時点でのポインタのy座標を示す「py」が記録されている。
図7の選択対象情報DB29には、データ項目291が選択対象情報[M]のデータ範囲・単位292に、インデックス番号、選択対象のオブジェクトの左上のx座標、選択対象のオブジェクトの左上のy座標、選択対象のオブジェクトの横幅、選択対象のオブジェクトの高さが記録される。図7の例では、インデックス番号に「idx(−1〜N)(初期値:−1)」、選択対象のオブジェクトの左上のx座標に「x3」、選択対象のオブジェクトの左上のy座標に「y3」、選択対象横幅に「w3」、選択対象高さに「h3」が記録されている。
なお、記録部20には、ハードウェアキーの数N、表示範囲の制御時に使用する左右方向移動単位量Δx及び上下方向移動単位量Δyが予め記録される。ハードウェアキーの数N、左右方向移動単位量Δx及び上下方向移動単位量Δyは、例えば、図1に示すメモリ12に記録される。
[表示制御処理]
次に、本実施形態に係る表示制御処理について図9を参照して説明する。本処理が開始されると、記録部20は、メモリ12内の情報を更新する(ステップS10)。記録部20は、メモリ12内のハードウェアキーの数N、表示範囲の制御時に使用する左右方向移動単位量Δx及び上下方向移動単位量Δyを更新する。
次に、操作受付部21は、ハードウェアキー14の押下を検出したかを判定し(ステップS12)、ハードウェアキー14の押下を検出するまでステップS12を繰り返し実行する。
操作受付部21が、ハードウェアキー14の押下を検出したとき、カウンタ部23は、押下したハードウェアキー14に対応する仮分割エリア内の選択対象のオブジェクト数mをカウントする(ステップS14)。次に、カウンタ部23は、選択対象のオブジェクト数mとハードウェアキーの数Nとを比較する(ステップS16)。比較の結果、選択対象のオブジェクト数mがハードウェアキーの数Nよりも大きい場合、表示部25は、対応する仮分割エリアを一画面に拡大して表示し(ステップS18)、ステップS10に戻ってステップS10以降の処理を繰り返す。
ステップS16の比較の結果、選択対象のオブジェクト数mがハードウェアキーの数Nに等しい場合、ステップS22に進む。選択対象のオブジェクト数mがハードウェアキーの数Nよりも小さい場合、図10に示す表示範囲制御処理を呼出して実行する(ステップS20)。
(表示範囲制御処理)
図10の表示範囲制御処理は、主に表示範囲制御部24により実行される。まず、表示範囲制御部24は、表示中エリア情報DB28に基づき、ハードウェアキー14の操作に対応する仮分割エリアの表示中エリア情報を取得する(ステップS50)。次に、表示範囲制御部24は、制御方向を左右方向とするか、又は上下方向とするかを判定する(ステップS52)。本実施形態では、制御方向は上下方向よりも左右方向が優先される。また、左右方向では、左方向よりも右方向が優先される。また、上下方向では、上方向よりも下方向が優先される。また、左右方向への制御及び上下方向への制御は交互に行われる。ただし、優先方向は、上記の方向に限られない。
表示範囲制御部24は、制御方向が左右方向であると判定すると、右の限界まで到達したかを判定する(ステップS54)。例えば、図11(a)は、仮分割エリア「1」が選択された場合の表示範囲制御の一例を示す。仮分割エリア「1」が選択された場合、表示範囲制御部24は、右方向へ表示範囲をΔxずつ拡大することができる。右拡大エリア「5」まで表示範囲が拡大されると、表示範囲制御部24は、右の限界まで到達したと判定する。また、表示範囲制御部24は、下方向へ表示範囲をΔyずつ拡大することができる。下拡大エリア「5」まで表示範囲が拡大されると、表示範囲制御部24は、下の限界まで到達したと判定する。仮分割エリア「1」が選択された場合、左方向及び上方向へ表示範囲を拡大することはできない。また、表示範囲制御部24は、表示範囲を右方向へΔxずつ拡大することと、下方向へΔyずつ拡大することとを交互に行う。
図11(b)は、仮分割エリア「6」が選択された場合の表示範囲制御の一例を示す。仮分割エリア「6」が選択された場合、表示範囲制御部24は、右方向へ表示範囲をΔxずつ拡大することができる。右拡大エリア「5」まで表示範囲が拡大されると、表示範囲制御部24は、右の限界まで到達したと判定する。また、表示範囲制御部24は、上方向へ表示範囲をΔyずつ拡大することができる。上拡大エリア「5」まで表示範囲が拡大されると、表示範囲制御部24は、上の限界まで到達したと判定する。仮分割エリア「6」が選択された場合、左方向及び下方向へ表示範囲を拡大することはできない。また、表示範囲制御部24は、表示範囲を右方向へΔxずつ拡大することと、上方向へΔyずつ拡大することとを交互に行う。
図10に戻り、ステップS54において、表示範囲制御部24は、右の限界まで到達していないと判定すると、仮分割エリアの幅w2にΔxを加算し、表示範囲をΔxだけ拡大するように制御する(ステップS56)。次に、表示範囲制御部24は、制御方向を上下方向に設定する(ステップS58)。
次に、表示範囲制御部24は、仮分割エリアの幅w2、仮分割エリアの左上のx座標x2、仮分割エリアの高さh2、仮分割エリアの左上のy座標y2により設定される表示範囲が、ディスプレイ15の表示範囲の限界を超えた場合、その表示範囲をディスプレイ15の表示範囲の限界値へ補正する(ステップS60)。
次に、記録部20は、表示中エリア情報DB28の表示中エリア情報を更新する(ステップS62)。次に、表示範囲制御部24は、仮分割エリア内の選択対象のオブジェクト数mがハードウェアキーの数N以上かを判定する(ステップS64)。表示範囲制御部24は、仮分割エリア内の選択対象のオブジェクト数mがハードウェアキーの数N以上であると判定した場合、本処理を終了する。
ステップS64において、表示範囲制御部24は、仮分割エリア内の選択対象のオブジェクト数mがハードウェアキーの数Nよりも小さい場合、表示範囲の制御を終了するかを判定する(ステップS66)。表示範囲制御部24は、表示範囲の制御が「終了」に設定されている場合、本処理を終了する。一方、表示範囲制御部24は、表示範囲の制御が終了しないに設定されている場合、ステップS52に戻り、ステップS52以降の処理を実行する。これにより、表示範囲の更なる制御が行われる。
ステップS52において、表示範囲制御部24は、制御方向が上下方向であると判定した場合、下の限界まで到達したか否かを判定する(ステップS72)。表示範囲制御部24は、下の限界まで到達していないと判定すると、仮分割エリアの高さh2にΔyを加算し(ステップS74)、仮分割エリアの高さ方向の表示範囲をΔyだけ拡大するように制御する。次に、表示範囲制御部24は、制御方向を左右方向に設定する(ステップS76)。
次に、表示範囲制御部24は、ステップS60〜ステップS66の処理を再び実行する。表示範囲制御部24は、ステップS66にて表示範囲の制御を終了しないと判定した場合、ステップS52に戻り、更に表示範囲の制御を行う。
ステップS52において、表示範囲制御部24は、制御方向は左右方向であると判定し、ステップS54において、右の限界まで到達したと判定すると、左の限界まで到達したかを判定する(ステップS68)。表示範囲制御部24は、左の限界まで到達していないと判定すると、仮分割エリアの左上のx座標x2からΔxを減算し、表示範囲をΔxだけ拡大するように制御する(ステップS70)。次に、表示範囲制御部24は、制御方向を上下方向に設定し(ステップS58)、ステップS60〜ステップS66の処理を再び実行する。表示範囲の制御を終了しないと判定された場合、ステップS52に戻り、更に表示範囲の制御が行われる。
ステップS52において、表示範囲制御部24は、制御方向は上下方向であると判定し、ステップS72において、下の限界まで到達したと判定すると、上の限界まで到達したかを判定する(ステップS78)。表示範囲制御部24は、上の限界まで到達していないと判定すると、仮分割エリアの左上のy座標y2からΔyを減算し、仮分割エリアの幅方向の表示範囲をΔyだけ拡大するように制御する(ステップS80)。次に、表示範囲制御部24は、制御方向を左右方向に設定し(ステップS76)、ステップS60〜ステップS66の処理を再び実行する。表示範囲の制御を終了しないと判定された場合、ステップS52に戻り、更に表示範囲の制御が行われる。
ステップS78において、表示範囲制御部24は、上の限界まで到達したと判定すると、制御方向に終了を設定する(ステップS82)。この後、ステップS60〜ステップS66の処理が実行され、ステップS66にて表示範囲の制御は終了であると判定されたとき、本処理が終了する。
図10の表示範囲制御処理が終了すると、図9のステップS22が実行される。すなわち、表示部25は、仮分割エリアの表示エリアを制御された表示範囲に変更して表示し、カウンタ部23は、変更された仮分割エリアの表示範囲の表示内容から選択対象のオブジェクトmをカウントする(ステップS22)。記録部20は、選択対象情報DB29に格納されている選択対象情報「M」内の各情報を現時点の表示内容の選択対象のオブジェクト情報に更新する(ステップS24)。次に、表示部25は、表示されている選択対象のオブジェクトにインデックス番号を付して、選択対象のオブジェクトにオーバーレイして表示する(ステップS26)。
次に、操作受付部21は、ハードウェアキー14の押下を検出したかを判定し(ステップS28)、ハードウェアキー14の押下を検出するまで、ステップS28を繰り返し実行する。次に、表示部25は、ハードウェアキー14の押下を検出したとき、選択対象のオブジェクトを検索する(ステップS30)。表示部25は、選択対象のオブジェクトの表示内にマウスポインタPの座標があるかを判定する(ステップS32)。表示部25は、選択対象のオブジェクトの表示内にマウスポインタPの座標がないと判定した場合、選択対象のオブジェクトの中央にマウスポインタPを移動させる(ステップS34)。
次に、表示部25は、表示中エリア情報DB28に記録されている表示中エリア情報を更新する(ステップS36)。次に、音声出力部26は、マウスポインタPが指し示す選択対象のオブジェクトに付されたテキストを読み上げ(ステップS38)、ステップS28に戻り、ステップS28以降の処理を繰り返す。
ステップS32において、表示部25は、選択対象のオブジェクトの表示内にマウスポインタPの座標があると判定した場合、マウスポインタPの移動先に表示されている選択対象のオブジェクトに応じた実行動作を行い、本処理を終了する。例えば、選択対象のオブジェクトに応じた実行動作には、オブジェクトのリンク先へジャンプ等が含まれる。
以上に説明したように、一実施形態に係るフィーチャーホン10が行う表示制御処理によれば、表示されている選択対象のオブジェクト数とハードウェアキーの数Nとが比較される。そして、比較の結果、オブジェクト数がハードウェアキーの数Nに満たない場合、表示範囲が制御される。例えば、ハードウェアキー14の「1」が押下された場合、表示範囲制御部24は、図11(a)に示すように、1→2→・・→5の順に、左右方向移動単位量Δxと上下方向移動単位量Δyの表示範囲を制御する。
このようにして、本実施形態にかかる表示範囲制御部24は、左右方向移動単位量Δx及び上下方向移動単位量Δyの範囲で徐々に仮分割エリアの表示範囲の制御を繰り返し行う。また、表示範囲制御部24は、制御の優先度は右方向が左方向よりも高く、下方向が上方向よりも高く、右方向への制御は初期表示の右端に到達した際に左方向の制御へ切り替え、下方向への制御は初期表示の下端に到達した際に上方向の制御に切り替える。表示範囲制御部24は、以上の表示範囲の制御を選択対象数のオブジェクト数がN個になるまで繰り返す。
これにより、本実施形態にかかるフィーチャーホン10によれば、適正な数の選択対象のオブジェクトが表示され、必要なオブジェクトを容易に認識することができる。これにより、表示内容からユーザが特定のオブジェクトを選択する際の操作性を向上させることができる。その結果、スマートフォン向けに最適化されたコンテンツをフィーチャーホン10のハードウェアキー14で操作する際の操作性を向上させることができる。
(変形例)
最後に、本実施形態に係るフィーチャーホン10が行う表示の変形例について、図12及び図13を参照して説明する。ユーザは、図12(a)に示すようにハードウェアキー14の「9」を操作した後、図12(b)に示すようにハードウェアキー14の「7」を操作することで、ディスプレイ15の画面の右側下寄りに示す「ベビー・マタニティ」のオブジェクトを選択可能である。また、ユーザは、ハードウェアキー14の「9」を操作した後、ハードウェアキー14の「9」を操作することで、ディスプレイ15の画面の最右下「出産内祝い」のオブジェクトを選択可能である。つまり、サイト構成が変わらない限り、常に同じ操作で同じ選択対象のオブジェクトを選択することができる。
よって、マウスポインタPの移動による選択対象のオブジェクトの実行時またはフォーカス状態時において、次回閲覧時に活用可能な「ベビー・マタニティ」や「大きいサイズ」を実行するインデックス番号を逆引きして表示してもよい。インデックス番号を逆引きして表示するとは、例えば、過去において「ベビー・マタニティ」の選択及び実行が行われていた場合、「ベビー・マタニティ」に到達するまでにオブジェクトを操作したときのインデックス番号の履歴情報を表示することをいう。
例えば、図13(a)に示すように、過去において「ベビー・マタニティ」の選択及び実行が行われていた場合、選択対象のオブジェクト「ベビー・マタニティ」を選択実行するためのインデックス番号「9」「7」を表示する。この場合、選択対象のオブジェクトのテキストである「ベビー・マタニティ」を表示したり、そのテキストを読み上げたりする機能を設けてもよい。
図13(b)に示すように、過去において操作された「オオキイサイズ10エルまで」が選択対象のオブジェクトである場合、「オオキイサイズ10エルまで」と、選択対象のオブジェクトを選択実行するためのインデックス番号「2」「2」を表示してもよい。また、「オオキイサイズ10エルまで」のテキストを読み上げてもよい。このようにして、マウスポインタPにより選択された仮分割エリアに、過去にその仮分割エリアのオブジェクトを操作したときの履歴情報が表示される。これにより、フィーチャーホン10のハードウェアキー14で操作する際の操作性をさらに向上させることができる。よく訪れるサイト(例は通販サイト)では、いっそう効果的に操作性を向上させることができる。
以上、表示装置を上記実施形態により説明したが、本発明にかかる表示装置は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。また、上記実施形態及び変形例が複数存在する場合、矛盾しない範囲で組み合わせることができる。
例えば、表示装置は、フィーチャーホン10に限らず、スマートフォン、携帯電話端末、PDA(Personal Digital Assistants)端末、ビデオカメラ、デジタルカメラ、携帯用音楽再生装置、携帯用映像処理装置、携帯用ゲーム機器、HMD(Head Mount Display)や時計型端末装置等のウェアラブル端末装置、その他の電子機器で適用され得る。
10 フィーチャーホン
11 CPU
12 メモリ
13 入出力I/F
14 ハードウェアキー
15 ディスプレイ15
18 スピーカ
20 記録部
21 操作受付部
22 表示分割部
23 カウンタ部
24 表示範囲制御部
25 表示部
26 音声出力部
27 初期表示エリア情報DB
28 表示中エリア情報DB
29 選択対象情報DB

Claims (4)

  1. 所望の内容を表示する表示装置であって、
    表示されている内容をハードウェアキーの数N(Nは2以上の整数)に応じた領域に分割する表示分割部と、
    分割した前記領域のうち、前記ハードウェアキーにより操作された領域内に表示されている選択対象のオブジェクト数と前記ハードウェアキーの数Nとを比較し、前記領域に含まれる選択対象のオブジェクト数が前記ハードウェアキーの数Nとなるように表示内容の範囲を制御する表示範囲制御部と、有する表示装置。
  2. 制御した範囲の前記表示内容を画面サイズに拡大し、前記表示内容に含まれる選択対象のオブジェクトに該オブジェクトを示す情報を付して表示する表示部を有する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 分割した前記領域内に表示されているオブジェクトを操作したときの履歴情報を表示する表示部を有する、
    請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 制御した範囲の前記表示内容を画面サイズに拡大した場合に画面に表示しきれなかった内容を含めて該表示内容を読み上げる音声出力部を有する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の表示装置。
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