JP2015055965A - 携帯情報端末、電子機器の制御方法及び電子機器の制御プログラム - Google Patents

携帯情報端末、電子機器の制御方法及び電子機器の制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】表示画面内の操作対象が指の先端部よりも小さい場合であっても、操作対象が指に隠れて見づらくなるのを抑制し、操作対象を正しく選択することができる携帯情報端末を提供する。
【解決手段】ホバー状態にあるか否かを判別するホバー状態判別部101と、ホバー状態にある指の位置に基づいて、y方向の第1操作位置を表示する第1操作位置表示部103と、ダウン操作に基づいて、第1操作位置を確定する第1操作位置確定部105と、スライド操作の操作位置に基づいて、x方向の第2操作位置を表示する第2操作位置表示部107と、アップ操作に基づいて、第2操作位置を確定する第2操作位置確定部108と、確定された第1操作位置及び第2操作位置に基づいて、表示画面内の操作対象位置を決定する操作対象決定部109により構成される。
【選択図】図6

Description

本発明は、携帯情報端末、電子機器の制御方法及び電子機器の制御プログラムに係り、さらに詳しくは、表示画面を有するタッチパネルを備えた携帯情報端末の改良に関する。
携帯電話機、タブレット端末などの携帯型の端末装置は、手で保持しながら操作することから、据置型の端末装置に比べ、表示画面のサイズが小さい。特に、表示画面に対する指の接触を検知するタッチパネルを備え、タッチ操作の操作位置に応じた入力処理を行う携帯情報端末では、表示画面内の操作対象が指の先端部よりも小さい場合、表示画面に指先を接触させる際に、当該指先によって操作対象が隠れてしまうことがある。このため、上述した従来の携帯情報端末では、表示画面内の操作対象に対し正しくタッチ操作が行えず、タッチ操作を何度もやり直さなければならない場合が生じるという問題があった。
例えば、メール本文などの文書を編集するための編集画面には、2以上の文字行が上下方向の位置を異ならせて表示される。編集画面に表示されている文字の中からいずれか一つの文字を編集する場合、編集対象の文字に対し、タッチ操作を行えば、当該文字を選択することができる。ところが、文字の表示サイズが指先よりも小さければ、編集対象文字に対しタッチ操作を行う際に、編集対象文字が指先の背後に隠れ、正しくタッチ操作が行えず、隣接する文字が誤って選択されてしまうことがあった。
また、互いに異なる文字を割り当てた2以上のソフトキーが2次元配置された操作画面では、ソフトキーに対し、タッチ操作を行うことにより、所望の文字を入力することができる。また、個別に選択可能な2以上のメニュー項目が配置された操作画面では、所望のメニュー項目に対し、タッチ操作を行うことにより、当該メニュー項目に割り当てられている機能を実行させることができる。ところが、ソフトキーやメニュー項目といった操作オブジェクトの表示サイズが指先よりも小さければ、所望の操作オブジェクトに対しタッチ操作を行う際に、当該操作オブジェクトが指先の背後に隠れ、正しくタッチ操作が行えず、隣接する操作オブジェクトが誤って選択されてしまうことがあった。
なお、特許文献1には、操作体の近接を検知して操作オブジェクトを拡大し、隣接する操作オブジェクトを重複しないように移動させる技術が開示されている。しかし、この種の方法では、操作オブジェクトに対し、タッチ操作を行う際に、操作オブジェクトが指先の背後に隠れ、見づらいという問題を解決することはできない。また、操作オブジェクトを拡大することにより、周囲の操作オブジェクトが見づらくなってしまう。
また、特許文献2には、タッチ操作を行う手や指によって遮蔽される領域を特定し、当該領域内に表示されている情報を他の領域に表示する技術が開示されている。しかし、この種の方法では、遮蔽領域以外の領域に表示されている情報が見づらくなってしまう。また、特許文献3には、タッチ操作された操作オブジェクトの表示態様を変化させるとともに、当該操作オブジェクトが見易くなるように画面表示を一方向へシフトさせる技術が開示されている。しかし、この種の方法では、タッチ操作によって選択された操作オブジェクトの視認性が向上するものの、操作オブジェクトに対し、タッチ操作を行う際に、操作オブジェクトが指先の背後に隠れ、正しくタッチ操作が行えないという問題を解決することはできない。
特開2010−67135号公報 特開2013−41348号公報 特開2012−141696号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表示画面内の操作対象が指の先端部よりも小さい場合であっても、操作対象が指に隠れて見づらくなるのを抑制し、操作対象を正しく選択することができる携帯情報端末を提供することを目的とする。
本発明による携帯情報端末は、表示画面を有するタッチパネルと、上記タッチパネルの出力に基づいて、指を上記表示画面に接触させることなく当該表示画面の上方で保持するホバー状態にあるか否かを判別するホバー状態判別手段と、上記ホバー状態にある指の位置に基づいて、第1方向における第1操作位置を上記表示画面に表示する第1操作位置表示手段と、指を上記表示画面に接触させるダウン操作に基づいて、第1操作位置を確定する第1操作位置確定手段と、指を接触させながら上記表示画面に沿って移動させるスライド操作の操作位置に基づいて、第1方向と交差する第2方向における第2操作位置を上記表示画面に表示する第2操作位置表示手段と、指を上記表示画面から離すアップ操作に基づいて、第2操作位置を確定する第2操作位置確定手段と、確定された第1操作位置及び第2操作位置に基づいて、上記表示画面内の操作対象位置を決定する操作対象決定手段とを備えて構成される。
この様な構成によれば、表示画面の上方において指をホバー状態に保持することにより、第1方向における第1操作位置が表示され、ダウン操作を行うことによって第1操作位置が確定されるので、指を表示画面から離間させた状態で第1操作位置を選択することができる。このため、第1操作位置の操作対象が指に隠れて見づらくなるのを抑制することができる。
また、第1方向の第1操作位置がダウン操作によって確定した後は、スライド操作に応じて第2方向における第2操作位置が表示され、アップ操作によって第2操作位置が確定される。つまり、第1操作位置の確定後は、スライド操作によって指を移動させても第1操作位置は不変であり、第1方向について、第1操作位置以外の位置を操作して第2操作位置を選択することができる。このため、スライド操作時に表示画面に接触させた指の先端部に第1操作位置の操作対象が隠れることはなく、表示画面内の操作対象を正しく選択することができる。
本発明によれば、表示画面内の操作対象が指の先端部よりも小さい場合であっても、操作対象が指に隠れて見づらくなるのを抑制し、操作対象を正しく選択することができる携帯情報端末を提供することができる。
本発明の実施の形態による携帯情報端末1の一構成例を示した斜視図である。 図1の携帯情報端末1の動作の一例を模式的に示した説明図であり、ホバー状態にある指2を検知する際の様子が示されている。 図1の携帯情報端末1の動作の一例を示した図であり、ホバー状態にある指2を移動させて行選択フォーカス3をy方向へ移動させる場合が示されている。 図1の携帯情報端末1の動作の一例を示した図であり、スライド操作によって列選択フォーカス4をx方向へ移動させる場合が示されている。 図1の携帯情報端末1内の機能構成の一例を示したブロック図である。 図5の主制御部30の構成例を示したブロック図である。 図5の携帯情報端末1における文書編集時の動作の一例を示したフローチャートである。 図1の携帯情報端末1の動作の他の一例を示した図であり、y座標選択カーソル6及びx座標選択カーソル7を操作画面40上で移動させる場合が示されている。
<携帯情報端末1>
図1は、本発明の実施の形態による携帯情報端末1の一構成例を示した斜視図である。この携帯情報端末1は、メール本文等の文書をタッチ操作によって編集し、或いは、ソフトキー、メニュー項目等の操作オブジェクトをタッチ操作によって選択することができる端末装置であり、薄型筐体10、受話用のレシーバ11、タッチパネル12、送話用のマイクロホン13及び操作キー14a〜14cを備えて構成される。例えば、携帯情報端末1は、移動体電話網に接続可能な携帯電話機である。
また、携帯情報端末1は、制御プログラムに基づいてコンピュータを動作させることにより実現することができる。また、その様な制御プログラムは、CD−ROMなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して提供され、或いは、通信ネットワークを介して提供される。
薄型筐体10は、薄型の直方体形状からなり、一方の主面が前面であり、他方の主面が背面である。この薄型筐体10は、端末操作者から見て、上下方向を長手方向とする縦長形状からなり、レシーバ11、タッチパネル12、マイクロホン13及び操作キー14a〜14cは、薄型筐体10の前面に配置されている。ここでは、端末操作者から見た場合の上下方向をy方向と呼び、左右方向をx方向と呼ぶ。
レシーバ11は、薄型筐体10の長手方向における一方の端部、すなわち、上端部に配置され、マイクロホン13及び操作キー14a〜14cは、他方の端部、すなわち、下端部に配置されている。
タッチパネル12は、文字や画像からなる各種情報を表示する表示画面を有するLCD(液晶ディスプレイ)などの表示装置と、表示画面に対する指の接触を検知する位置入力装置により構成される。上記表示画面は、y方向を長手方向とする矩形形状からなる。レシーバ11は、受話音を出力するための音声出力装置である。マイクロホン13は、送話音を入力するための音声入力装置である。
操作キー14a〜14cは、いずれも押下型の接点式スイッチからなり、各種機能が割り当てられる。例えば、操作キー14aは、前の画面に戻るためのリターンキーである。また、操作キー14bは、ホーム画面を表示するためのホームキーである。また、操作キー14cは、メニュー画面を表示するためのメニューキーである。
この携帯情報端末1では、タッチパネル12の出力に基づいて、指を表示画面に接触させることなく当該表示画面の上方で保持するホバー状態にあるか否かが判別され、ホバー状態にある指の位置に基づいて、表示画面内におけるy方向の位置が第1操作位置として表示される。ホバー状態は、表示画面からの高さが概ね一定の範囲内に一定時間以上滞在している状態である。つまり、この携帯情報端末1には、その様なホバー状態にある指を検出可能なタッチパネル12が用いられる。
例えば、指を表示画面に近づけた際に、指先と電極との間の静電容量の変化を検出する静電容量方式で投射型のタッチパネル12が用いられる。タッチパネル12のセンサ部分、すなわち、位置入力装置は、絶縁体フィルム、電極層及び基板層により構成され、x方向に延びる電極パターンとy方向に延びる電極パターンとで電極層が格子状にパターニングされる。指を電極層に近づけた際に、指先付近の電極の静電容量の変化及びその2次元位置が検知される。
図2は、図1の携帯情報端末1の動作の一例を模式的に示した説明図であり、ホバー状態にある指2を検知する際の様子が示されている。図中には、自己キャパシタンス方式のタッチパネル12における静電容量の分布が示されている。図中の(a)には、タッチパネル12の上方に指2が存在しない場合が示され、(b)には、指2がホバー状態にある場合が示され、(c)には、指をタッチパネル12に接触させた場合が示されている。
指2をタッチパネル12の表示画面に近づけた場合、指先付近の静電容量は、指2が表示画面の上方に存在しない場合に比べて増加する。例えば、表示画面から所定の高さまで指2を近づければ、指先付近の静電容量は、一定の値a以上になり、静電容量の分布曲線は、指先の位置をピークとする概ね正規分布型の形状からなる(図中の(b))。
指2をタッチパネル12の表示画面に接触させた場合には、指先付近の静電容量は、さらに増加し、一定の値a以上になる(図中の(c))。従って、ホバー状態は、指先付近の静電容量がa以上かつa以下のホバー検知範囲内にあり、その状態が一定時間T1以上継続することによって検知される。
<行選択フォーカス3>
図3は、図1の携帯情報端末1の動作の一例を示した図であり、ホバー状態にある指2を移動させて行選択フォーカス3をy方向へ移動させる場合が示されている。この図では、メール本文などの文書を編集する場合が示され、編集画面20がタッチパネル12上に表示されている。この編集画面20は、横書用の編集画面であり、2以上の文字行がy方向の位置を異ならせて表示されている。各文字行には、x方向に1又は2以上の文字が配列されている。
図中の(a)には、表示画面の上方において指2をホバー状態に保持した場合が示されている。表示画面の上方において指2をホバー状態に保持することにより、指2の下方に位置している文字行が操作対象行として選択され、行選択フォーカス3が当てられている。この行選択フォーカス3は、編集画面20内におけるy方向の第1操作位置を示し、ホバー状態にある指2のy方向の位置に基づいて表示される。操作対象行は、第1操作位置を含む文字行からなる。
この例では、上から2行目の文字行「お元気ですか?」が操作対象行として選択されている。行選択フォーカス3は、ホバー状態の検出をトリガーとして表示され、ダウン操作が行われることなくホバー状態が解除されれば、行選択フォーカス3の表示は終了する。
図中の(b)には、指2をホバー状態に保持しながら、指2を編集画面20に沿って下方向へ移動させた場合が示されている。指2をホバー状態に保持しながら、指2をy方向に移動させることにより、行選択フォーカス3をy方向へ移動させ、ユーザが意図するy方向の位置を第1操作位置として選択することができる。この例では、上から4行目の文字行「旅行に行きましょう。」が操作対象行として選択されている。
図中の(c)には、ダウン操作を行うことによって第1操作位置を確定した場合が示されている。ダウン操作は、指2を編集画面20に接触させるユーザ操作である。第1操作位置は、ホバー状態にある指2によってダウン操作が行われた場合に、当該ダウン操作の操作位置に基づいて確定され、操作対象行も確定される。つまり、ダウン操作によって第1操作位置を確定させた後は、スライド操作によって指2を移動させても、行選択フォーカス3は移動しない。
<列選択フォーカス4>
図4は、図1の携帯情報端末1の動作の一例を示した図であり、スライド操作によって列選択フォーカス4をx方向へ移動させる場合が示されている。この図では、ホバー状態にある指2によってダウン操作を行った後のスライド操作によって、列選択フォーカス4をx方向へ移動させる場合が示されている。
図中の(a)には、ホバー状態にある指2によってダウン操作を行った後、当該指2を下方向へ移動させるスライド操作を行った場合が示されている。スライド操作は、指2を接触させながら編集画面20に沿って移動させるユーザ操作である。ダウン操作によって第1操作位置を確定させた後、指2を下方向へ移動させることにより、操作対象行が指2の背後に隠れて見づらくなるのを防止することができる。
列選択フォーカス4は、編集画面20内におけるx方向の第2操作位置を示し、スライド操作の操作位置、すなわち、指2のx方向の位置に基づいて表示される。この例では、指2が位置している文字列が操作対象列として選択され、列選択フォーカス4が当てられている。具体的には、左から6列目の文字列が操作対象列として選択されている。この列選択フォーカス4は、ダウン操作の検出をトリガーとして表示され、アップ操作が行われれば、列選択フォーカス4の表示は終了する。操作対象列は、第2操作位置を含む文字列からなる。
図中の(b)には、指2を左方向へ移動させるスライド操作を行った場合が示されている。指2を編集画面20に沿ってx方向に移動させることにより、列選択フォーカス4をx方向へ移動させ、ユーザが意図するx方向の位置を第2操作位置として選択することができる。この例では、左から4列目の文字列が操作対象列として選択されている。
図中の(c)には、アップ操作を行うことによって第2操作位置を確定した場合が示されている。アップ操作は、指2を編集画面20から離すユーザ操作である。第2操作位置は、アップ操作の操作位置に基づいて確定され、操作対象列も確定される。
操作対象行及び操作対象列が確定されれば、操作対象位置が決定され、操作対象文字5が選択される。操作対象位置は、第1操作位置及び第2操作位置によって特定される。また、操作対象文字5は、確定された操作対象行に含まれる文字のうち、操作対象列が交差する位置にある文字が選択される。この様な構成により、表示画面内に表示されている文字が指2の先端部よりも小さい場合であっても、文字が指2に隠れて見づらくなるのを抑制し、所望の文字を操作対象文字5として正しく選択することができる。この操作対象文字5は、非操作対象文字とは表示態様を異ならせて表示され、任意に編集することができる。例えば、他の文字に変更し、或いは、文字フォント、文字サイズを変更することができる。
なお、ホバー状態にない指2によってダウン操作が行われた場合には、当該ダウン操作後のアップ操作時におけるy方向及びx方向の操作位置に基づいて、操作対象位置が決定される。つまり、指2を素早く近づけて編集画面20に接触させることにより、ホバー状態が検出されることなく、タッチ操作を行うことができる。
図5は、図1の携帯情報端末1内の機能構成の一例を示したブロック図である。この携帯情報端末1は、主制御部30、セルラー通信部31、操作部32、表示制御部33、音声処理部34及びメモリ35により構成される。
主制御部30は、通話制御などの主要な制御を行う。セルラー通信部31は、移動体電話網に接続し、セルラー基地局を介して相手先端末と通信する無線通信部である。操作部32は、ユーザ操作に応じた操作信号を生成し、主制御部30へ出力する。
表示制御部33は、タッチパネル12の表示制御を行う。音声処理部34は、マイクロホン13により集音された音声信号を増幅し、デジタルデータに変換して主制御部30へ出力する一方、主制御部30から出力された音声データをアナログ信号に変換して駆動信号を生成し、レシーバ11へ出力する。
主制御部30は、2以上の文字行が配置された編集画面20を表示し、ホバー状態にある指2を検出して行選択フォーカス3を編集画面20に表示する。そして、ダウン操作、スライド操作及びアップ操作からなる一連のタッチ操作を検出して列選択フォーカス4を編集画面20に表示し、操作対象位置を決定して操作対象文字5を選択する処理を行う。
また、主制御部30は、2以上の操作オブジェクトが配置された操作画面を表示し、ホバー状態にある指2を検出してy座標選択カーソルを操作画面に表示する。そして、ダウン操作、スライド操作及びアップ操作からなる一連のタッチ操作を検出してx座標選択カーソルを操作画面に表示し、操作対象位置を決定して操作オブジェクトを選択する処理を行う。メモリ35には、主制御部30が上述した処理を実行するためのアプリケーションプログラム等が保持される。
<主制御部30>
図6は、図5の主制御部30の構成例を示したブロック図である。この主制御部30は、ホバー状態判別部101、第1操作位置検出部102、第1操作位置表示部103、タッチ操作検出部104、第1操作位置確定部105、第2操作位置検出部106、第2操作位置表示部107、第2操作位置確定部108、操作対象決定部109及び画面生成部110により構成される。
画面生成部110は、アプリケーションプログラムを実行し、編集画面又は操作画面をタッチパネル12上に表示するための画面データを生成する。例えば、文書編集時には、編集画面20をタッチパネル12上に表示する。また、ソフトキー、メニュー項目、アイコンなどの2以上の操作オブジェクトが配置された操作画面がタッチパネル12上に表示される。
ホバー状態判別部101は、タッチパネル12のセンサ出力に基づいて、指2を表示画面に接触させることなく当該表示画面の上方で保持するホバー状態にあるか否かを判別し、その判別結果を第1操作位置検出部102及び第1操作位置確定部105へ出力する。
第1操作位置検出部102は、ホバー状態にある指2のy方向の位置を求め、y方向における第1操作位置を選択する。第1操作位置表示部103は、第1操作位置を編集画面20又は操作画面に表示する。すなわち、文書編集時には、第1操作位置を含む文字行が選択され、行選択フォーカス3が編集画面20に表示される。また、操作画面の表示時には、第1操作位置を示すy座標選択カーソルが操作画面に表示される。
タッチ操作検出部104は、タッチパネル12のセンサ出力に基づいて、ダウン操作、スライド操作及びアップ操作からなる一連のタッチ操作を検出する。第1操作位置確定部105は、指2を表示画面に接触させるダウン操作に基づいて、第1操作位置を確定する。ここでは、ホバー状態にある指2によってダウン操作が行われた場合に、当該ダウン操作時におけるy方向の操作位置に基づいて、第1操作位置が確定される。
第2操作位置検出部106は、指2を接触させながら表示画面に沿って移動させるスライド操作時におけるx方向の操作位置を求め、x方向における第2操作位置を選択する。第2操作位置表示部107は、第2操作位置を編集画面20又は操作画面に表示する。すなわち、文書編集時には、第2操作位置を含む文字列が選択され、列選択フォーカス4が編集画面20に表示される。また、操作画面の表示時には、第2操作位置を示すx座標選択カーソルが操作画面に表示される。第2操作位置確定部108は、アップ操作に基づいて、第2操作位置を確定する。
操作対象決定部109は、確定された第1操作位置及び第2操作位置に基づいて、編集画面20又は操作画面内の操作対象位置を決定する。文書編集時には、選択された文字行、すなわち、操作対象行中のいずれか一つの文字が操作対象文字5として選択される。操作画面の表示時には、操作対象位置を含む操作オブジェクトが選択される。
この操作対象決定部109は、ホバー状態にない指2によってダウン操作が行われた場合に、当該ダウン操作後のアップ操作時におけるy方向及びx方向の操作位置に基づいて、操作対象位置を決定する。この様な構成により、指2を表示画面に素早く接触させるタッチ操作によって、所望の操作対象を選択する動作と、ホバー状態を経由したタッチ操作によって、所望の操作対象を選択する動作とを両立させることができる。
図7のステップS101〜S109は、図5の携帯情報端末1における文書編集時の動作の一例を示したフローチャートである。まず、主制御部30は、ホバー状態が検出されれば、指2の編集画面20内における位置を算出し、y方向の第1操作位置を選択して行選択フォーカス3を編集画面20内に表示する(ステップS101〜S103)。このとき、主制御部30は、指2のy方向の位置に応じて行選択フォーカス3をy方向へ移動させる。
次に、主制御部30は、ホバー状態にある指2によるダウン操作が検出されれば、当該ダウン操作の操作位置を算出し、操作対象行を確定する(ステップS104,S105)。主制御部30は、ダウン操作後にスライド操作が検出されれば、スライド操作の操作位置を算出し、x方向の第2操作位置を選択して列選択フォーカス4を編集画面20内に表示する(ステップS106,S107)。このとき、主制御部30は、指2のx方向の位置に応じて列選択フォーカス4をx方向へ移動させる。
次に、主制御部30は、アップ操作が検出されれば、アップ操作の操作位置を算出し、操作対象列を確定し、操作対象文字5を選択してこの処理を終了する(ステップS108,S109)。
図8は、図1の携帯情報端末1の動作の他の一例を示した図であり、y座標選択カーソル6及びx座標選択カーソル7を操作画面40上で移動させる場合が示されている。この図では、2以上の操作オブジェクト8が配置された操作画面40をタッチパネル12上に表示し、操作オブジェクト8のいずれか一つを操作対象オブジェクトとして選択する場合が示されている。
操作オブジェクト8は、操作対象の表示オブジェクトであり、各種機能が割り当てられ、個別に選択することができる。y座標選択カーソル6は、操作画面40内におけるy方向の第1操作位置を示すシンボルであり、直線形状の図形からなる。x座標選択カーソル7は、第2操作位置を示すシンボルであり、y座標選択カーソル6と同様に、直線形状の図形からなる。
図中の(a)には、ホバー状態にある指2を移動させてy座標選択カーソル6をy方向へ移動させる場合が示されている。y座標選択カーソル6は、ホバー状態にある指2の位置に基づいて表示される。第1操作位置は、ホバー状態にある指2によってダウン操作が行われた場合に、当該ダウン操作の操作位置に基づいて確定され、y座標選択カーソル6の位置も確定される。つまり、ダウン操作によって第1操作位置を確定させた後は、スライド操作によって指2を移動させても、y座標選択カーソル6は移動しない。
図中の(b)には、スライド操作によってx座標選択カーソル7をx方向へ移動させる場合が示されている。x座標選択カーソル7は、ホバー状態にある指2によってダウン操作を行った後のスライド操作の操作位置に基づいて表示される。指2を操作画面40に沿ってx方向に移動させることにより、x座標選択カーソル7をx方向へ移動させ、ユーザが意図するx方向の位置を第2操作位置として選択することができる。第2操作位置は、アップ操作の操作位置に基づいて確定され、x座標選択カーソル7の位置も確定される。
第1操作位置及び第2操作位置が確定されれば、操作対象位置が決定され、操作対象オブジェクトが選択される。この例では、y座標選択カーソル6及びx座標選択カーソル7の交差点を含む操作オブジェクト8が操作対象オブジェクトとして選択される。この様な構成により、表示画面内に表示されている操作オブジェクト8が指2の先端部よりも小さい場合であっても、操作オブジェクト8が指2に隠れて見づらくなるのを抑制し、所望の操作オブジェクト8を正しく選択することができる。この操作対象オブジェクトは、非操作対象オブジェクトとは表示態様を異ならせて表示され、予め割り当てられている機能を実行させることができる。図中の(b)に示した状態では、操作オブジェクト「オブジェクトD」が操作対象オブジェクトとして選択される。
本実施の形態によれば、表示画面の上方において指2をホバー状態に保持することにより、y方向における第1操作位置が表示され、ダウン操作を行うことによって第1操作位置が確定されるので、指2を表示画面から離間させた状態で第1操作位置を選択することができる。このため、第1操作位置の操作対象が指2に隠れて見づらくなるのを防止することができる。
また、y方向の第1操作位置がダウン操作によって確定した後は、スライド操作に応じてx方向における第2操作位置が表示され、アップ操作によって第2操作位置が確定される。つまり、第1操作位置の確定後は、スライド操作によって指2を移動させても第1操作位置は不変であり、y方向について、第1操作位置以外の位置を操作して第2操作位置を選択することができる。このため、スライド操作時に表示画面に接触させた指2の先端部に第1操作位置の操作対象が隠れることはなく、表示画面内の操作対象を正しく選択することができる。
なお、本実施の形態では、x方向の第2操作位置をy方向に延びる列選択フォーカス4又はx座標選択カーソル7によって表示する場合の例について説明したが、本発明は、第2操作位置の表示態様をこれに限定するものではない。例えば、y方向の位置を異ならせて配置された文字行のうち、確定した文字行、すなわち、操作対象行上のみ表示態様を変化させることによって、第2操作位置を表示するような構成であっても良い。図4の(a)に例示した編集画面20を用いて、具体的に説明すれば、確定した第4行目の文字行において、第6列目の文字「ま」のみ、背景色を変化させ、或いは、文字色を変化させ、或いは、背景及び文字の表示色を反転させることにより、x方向の第2操作位置が表示される。
また、本実施の形態では、ホバー状態にある指2の位置に基づいてy方向の操作位置を表示し、スライド操作の操作位置に基づいてx方向の操作位置を表示する場合の例について説明したが、本発明は、操作位置の制御方法をこれに限定するものではない。例えば、ホバー状態にある指2の位置に基づいて、x方向の操作位置を表示し、スライド操作の操作位置に基づいて、y方向の操作位置を表示するような構成であっても良い。
また、本実施の形態では、2以上の文字行がy方向の位置を異ならせて配置された横書用の編集画面20が表示され、ホバー状態にある指2を移動させて行選択フォーカス3をy方向へ移動させる場合の例について説明した。しかし、本発明は、2以上の文字行がx方向の位置を異ならせて配置された縦書用の編集画面を表示するものにも適用することができる。例えば、縦書用の編集画面における各文字行には、y方向に1又は2以上の文字が配列される。行選択フォーカス3は、ホバー状態にある指2をx方向に移動させることにより、x方向へ移動させることができる。列選択フォーカス4は、指2をy方向に移動させるスライド操作により、y方向へ移動させることができる。
また、本実施の形態では、携帯情報端末1が携帯電話機である場合の例について説明したが、本発明は、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)などの電子機器に適用することができる。
1 携帯情報端末
10 薄型筐体
11 受話用のレシーバ
12 タッチパネル
13 送話用のマイクロホン
14a〜14c 操作キー
20 編集画面
30 主制御部
101 ホバー状態判別部
102 第1操作位置検出部
103 第1操作位置表示部
104 タッチ操作検出部
105 第1操作位置確定部
106 第2操作位置検出部
107 第2操作位置表示部
108 第2操作位置確定部
109 操作対象決定部
110 画面生成部
31 セルラー通信部
32 操作部
33 表示制御部
34 音声処理部
40 操作画面
2 指
3 行選択フォーカス
4 列選択フォーカス
5 操作対象文字
6 y座標選択カーソル
7 x座標選択カーソル
8 操作オブジェクト

Claims (5)

  1. 表示画面を有するタッチパネルと、
    上記タッチパネルの出力に基づいて、指を上記表示画面に接触させることなく当該表示画面の上方で保持するホバー状態にあるか否かを判別するホバー状態判別手段と、
    上記ホバー状態にある指の位置に基づいて、第1方向における第1操作位置を上記表示画面に表示する第1操作位置表示手段と、
    指を上記表示画面に接触させるダウン操作に基づいて、第1操作位置を確定する第1操作位置確定手段と、
    指を接触させながら上記表示画面に沿って移動させるスライド操作の操作位置に基づいて、第1方向と交差する第2方向における第2操作位置を上記表示画面に表示する第2操作位置表示手段と、
    指を上記表示画面から離すアップ操作に基づいて、第2操作位置を確定する第2操作位置確定手段と、
    確定された第1操作位置及び第2操作位置に基づいて、上記表示画面内の操作対象位置を決定する操作対象決定手段とを備えたことを特徴とする携帯情報端末。
  2. 第1操作位置確定手段は、上記ホバー状態にある指によって上記ダウン操作が行われた場合に、当該ダウン操作の操作位置に基づいて、第1操作位置を確定し、
    上記操作対象決定手段は、上記ホバー状態にない指によって上記ダウン操作が行われた場合に、当該ダウン操作後の上記アップ操作時における第1方向及び第2方向の操作位置に基づいて、上記操作対象位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末。
  3. 上記表示画面には、2以上の文字行が第1方向の位置を異ならせて表示され、
    第1操作位置表示手段は、第1操作位置を含む上記文字行を選択し、
    上記操作対象決定手段は、選択された文字行中のいずれか一つの文字を操作対象文字として選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯情報端末。
  4. 表示画面を有するタッチパネルを備えた電子機器の制御方法であって、
    上記タッチパネルの出力に基づいて、指を上記表示画面に接触させることなく当該表示画面の上方で保持するホバー状態にあるか否かを判別するホバー状態判別ステップと、
    上記ホバー状態にある指の位置に基づいて、第1方向における第1操作位置を上記表示画面に表示する第1操作位置表示ステップと、
    指を上記表示画面に接触させるダウン操作に基づいて、第1操作位置を確定する第1操作位置確定ステップと、
    指を接触させながら上記表示画面に沿って移動させるスライド操作の操作位置に基づいて、第1方向と交差する第2方向における第2操作位置を上記表示画面に表示する第2操作位置表示ステップと、
    指を上記表示画面から離すアップ操作に基づいて、第2操作位置を確定する第2操作位置確定ステップと、
    確定された第1操作位置及び第2操作位置に基づいて、上記表示画面内の操作対象位置を決定する操作対象決定ステップとからなることを特徴とする電子機器の制御方法。
  5. 表示画面を有するタッチパネルを備えた電子機器の制御プログラムであって、
    上記タッチパネルの出力に基づいて、指を上記表示画面に接触させることなく当該表示画面の上方で保持するホバー状態にあるか否かを判別するホバー状態判別手順と、
    上記ホバー状態にある指の位置に基づいて、第1方向における第1操作位置を上記表示画面に表示する第1操作位置表示手順と、
    指を上記表示画面に接触させるダウン操作に基づいて、第1操作位置を確定する第1操作位置確定手順と、
    指を接触させながら上記表示画面に沿って移動させるスライド操作の操作位置に基づいて、第1方向と交差する第2方向における第2操作位置を上記表示画面に表示する第2操作位置表示手順と、
    指を上記表示画面から離すアップ操作に基づいて、第2操作位置を確定する第2操作位置確定手順と、
    確定された第1操作位置及び第2操作位置に基づいて、上記表示画面内の操作対象位置を決定する操作対象決定手順とをコンピュータに実行させることを特徴とする電子機器の制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017220194A (ja) * 2016-06-01 2017-12-14 キヤノン株式会社 表示制御装置およびその制御方法
US10764485B2 (en) 2016-06-01 2020-09-01 Canon Kabushiki Kaisha Display control apparatus and control method therefor

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