JP2017161737A - レンズ鏡筒 - Google Patents

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Abstract

【課題】ズーミング時の各レンズ群間の光軸方向移動距離が長くなっても、直進案内を精度良く実施可能なレンズ鏡筒を提供する。【解決手段】レンズ鏡筒100は、第4レンズ群5と、第4レンズ群5よりも後方に配置される第5レンズ群10と、第4レンズ群5を光軸の方向に駆動する貫通カム筒8と、第5レンズ群10の第12レンズ10cを保持する5群レンズ枠10aを備える。5群レンズ枠10aは、第12レンズ10cの周囲を保持する保持部と、保持部に固定されたアーム部10bを有する。アーム部10bは、後方に延びる第1延伸部10b1と、第1延伸部10b1から外側に延びる第2延伸部10b2と、第2延伸部10b2から前方に延びる第3延伸部10b3とを有する。第3延伸部10b3は、5群レンズ枠10aが光軸方向に駆動されるための第1カムピン10d1および10d2と直進ガイドキー部10e1および10e2を有する。【選択図】図5

Description

本開示は、カメラ等に用いられるレンズ鏡筒に関する。
特許文献1は、複数の部分直進案内部材で直進案内機構を構成するレンズ鏡筒を開示する。複数の部分直進案内部材は、異なる複数の移動範囲に分割して、一の直進移動部材に対する光軸方向の直進案内を行う。この複数の部分直進案内部材による一の直進移動部材に対する直進案内の移動範囲は、相互に重複する部分を有し、該重複部分において一の直進移動部材に対する複数の部分直進案内部材間の直進案内の切り替えを行う。
特開2012−42981号公報
本開示は、複数のレンズ群の直進案内を行いつつ、光軸方向のサイズを小型化することができるレンズ鏡筒を提供する。
本開示のレンズ鏡筒は、被写体の光学像を撮像素子上に形成する複数のレンズ群を含むレンズ鏡筒であって、光軸の方向における被写体の側を前方、撮像素子の側を後方とし、光軸に垂直な方向における光軸に近い側を内側、光軸から遠い側を外側とするとき、第1レンズ群と、第1レンズ群よりも後方に配置される第2レンズ群と、第1レンズ群を光軸の方向に駆動する第1回転筒と、第2レンズ群の少なくとも1つのレンズを保持するレンズ保持枠と、を備える。レンズ保持枠は、レンズの周囲を保持する保持部と、保持部に固定されたアーム部を有する。アーム部は、後方に延びる第1延伸部と、第1延伸部から外側に延びる第2延伸部と、第2延伸部から前方に延びる第3延伸部とを有する。第3延伸部は、レンズ保持枠が光軸方向に駆動されるためのカムピンと直進案内部を有する。沈胴時において、第1回転筒の後方側の端部が第1延伸部と第3延伸部との間に位置する。
本開示は、複数のレンズ群の直進案内を行いつつ、光軸方向のサイズを小型化することができるレンズ鏡筒を提供する。
実施の形態におけるレンズ鏡筒の分解斜視図 実施の形態におけるレンズ鏡筒の沈胴時の断面図 実施の形態におけるレンズ鏡筒のTele側の断面図 実施の形態におけるレンズ鏡筒のWide側の断面図 実施の形態における第5レンズ群の斜視図 実施の形態におけるWide側の4群移動枠と第5レンズ群の位置関係を示す斜視図 実施の形態におけるWide側の4群移動枠と第5レンズ群の位置関係を示す正面図 実施の形態におけるWide側の第5レンズ群と貫通カム筒の位置関係を示す斜視図 実施の形態におけるTele側の4群移動枠と第5レンズ群と貫通カム筒の位置関係を示す斜視図 実施の形態におけるTele側の第5レンズ群とマスターフランジの位置関係を示す斜視図
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態)
実施の形態において、光軸の方向における被写体の側を前方、撮像素子の側を後方とし、また、光軸に垂直な方向における光軸に近い側を内側、光軸から遠い側を外側として、説明する。
図1は実施の形態におけるレンズ鏡筒100の分解斜視図である。レンズ鏡筒100は、第1レンズ群1と、第2レンズ群2と、シャッター・絞りユニット3と、第3レンズ群4と、第4レンズ群5と、直進筒6と、カム筒7と、貫通カム筒8と、駆動筒9と、第5レンズ群10と、固定筒11と、マスターフランジ12と、撮像素子13とを含む。
第1レンズ群1が被写体側で、被写体側からの光が、各レンズ群のレンズを通過し、撮像素子13に到達する。
第1レンズ群1、第2レンズ群2、シャッター・絞りユニット3及び第3レンズ群4は、各レンズ群を構成する枠に備えられたカムピンが、カム筒7に備えられたカム溝に嵌合している。また、第1レンズ群1、第2レンズ群2、シャッター・絞りユニット3及び第3レンズ群4は、それぞれ、そのレンズ群に構成される枠に備えられた直進ガイド部キーが、直進筒6に備えられた直進案内溝に嵌合している。カム筒7はカムピンを備えている。このカムピンは貫通カム筒8に備えられたカム溝に嵌合している。またカム筒7のカムピンは、さらに駆動筒9の内周に備えられたカム溝に嵌合している。駆動筒9はギア部9aを備えている。ギア部9aは図示しない駆動ギアにかみ合っている。駆動ギアはさらにズームモーターユニット11aに備えられたギア群にかみ合っている。ズームモーターユニット11aには、DCモーターが備えられており、先述の駆動ギアを回転駆動する。駆動ギアが回転すると、それにかみ合っている駆動筒9が回転駆動される。駆動筒9が回転駆動すると、それに嵌合しているカム筒7が回転駆動される。カム筒7が回転駆動されることで、第1レンズ群1、第2レンズ群2、シャッター・絞りユニット3及び第3レンズ群4は、それぞれ、カム筒7のカム溝の形状にしたがって、光軸方向に直進移動する。
貫通カム筒8は、直進案内キーを備えている。直進案内キーは、固定筒11に備えられた直進案内溝に嵌合している。貫通カム筒8は、駆動筒9に光軸方向に相対移動しないように嵌合している。駆動筒9はカムピンを備えている。このカムピンは固定筒11に備えられたカム溝に嵌合している。ズームモーターユニット11aのDCモーターが回転駆動することで、先述のように駆動筒9が回転され、固定筒11のカム溝の形状にしたがって駆動筒9が光軸方向へ直進移動する。また駆動筒9と同時に貫通カム筒8も直進移動する。
第4レンズ群5は、貫通カム筒8にビスで締結されている。第4レンズ群5は、DCモーターの回転駆動により、貫通カム筒8と同時に光軸方向に移動する。第5レンズ群10は、レンズ枠にカムピンと直進案内キーを備えている。カムピンは駆動筒9の内周に備えられたカム溝に、直進案内キーは貫通カム筒8に備えられた直進案内溝に、それぞれ嵌合している。DCモーターの回転駆動により、駆動筒9が回転する。駆動筒9が回転することにより、駆動筒9のカム溝の形状にしたがって第5レンズ群10は光軸方向に直進移動する。
固定筒11は、マスターフランジ12に固定されている。マスターフランジ12には、撮像素子13を含むユニットが固定されている。マスターフランジ12はデジタルスチルカメラ等の本体構造に固定されている。
上述のようにして、ズームモーターユニット11aのDCモーターの回転駆動により、各レンズ群が光軸方向に直進移動し、光学的なズーミングがなされる。
図2は、レンズ鏡筒100の沈胴時の断面図である。高倍率化等のために、ズーミング時にレンズ群が撮像素子13から大きく離間する場合、各レンズ群をつなぐためにはカム溝を備えた枠を分割し、多段構成で繰り出す構成にすることが必要である。本開示の構成においては、カム筒7を光軸方向に小型化するにあたり、カム筒7をさらに光軸に沿って被写体方向に直進移動できるように、カム筒7を移動させるための貫通カム筒8および駆動筒9を備えている。直進移動させるための筒を多段にすることで、沈胴時の光軸方向サイズを小型化しつつ、撮像素子13から各レンズ群をより遠距離まで離間させることが可能になる。
図3は、レンズ鏡筒100のTele側(望遠時)の断面図である。カム筒7は撮像素子13に対して、大きく被写体側へ移動しており、第1レンズ群1、第2レンズ群2、シャッター・絞りユニット3及び第3レンズ群4のズーミング動作を可能にしている。カム筒7は固定筒11に対して離間しており、カム筒7と固定筒11とを接続可能にするために、貫通カム筒8と駆動筒9をさらに備えて多段構成にしている。
図4は、レンズ鏡筒100のWide側(広角時)の断面図である。
図2、図3及び図4において、第5レンズ群10の第12レンズ10cは、5群レンズ枠10aにより保持される。5群レンズ枠10aは、外周方向に放射状にのびたアーム部10bを備える。光学的な高倍率ズームの場合、図3に示すように、第1レンズ群1の最も被写体側に位置する第1レンズ1aと、最も撮像素子13側に位置する第12レンズ10cは光軸方向に大きく離間するため、カム筒7ですべてのレンズ群を嵌合駆動することが不可能である。そこで本構成では、第4レンズ群5および第5レンズ群10をカム筒7以外の部材により駆動している。
第4レンズ群5の第11レンズ5cは、4群レンズ枠5bにより保持されている。4群レンズ枠5bは、ステッピングモーター5dとそれに備えられたリードスクリューおよびナットによって光軸方向へ直進移動される。4群レンズ枠5bは、各ズーム位置における焦点合わせのために駆動される。ステッピングモーター5dおよび4群レンズ枠5bは、4群移動枠5aに保持されている。4群移動枠5aは貫通カム筒8に固定されている。第4レンズ群5は貫通カム筒8の移動に連動して光軸方向へ移動する。
第5レンズ群10のアーム部10bに備えられたカムピンが、駆動筒9の内周に備えられたカム溝9bに嵌合されている。このとき、駆動筒9の内周のカム溝9bにカムピンを嵌合させるために、アーム部10bが必要になる。沈胴時に、カム筒7等の構成部材を妨げないように、アーム部10bはこれらを迂回する形状としている。
図5は第5レンズ群10の斜視図である。アーム部10bは、沈胴時の各構成部材を迂回するため、撮像素子13の方向へ延びる第1延伸部10b1と、放射状に延伸する第2延伸部10b2と、被写体方向へ延びる第3延伸部10b3とを備えている。第3延伸部10b3は、第1カムピン10d1および第2カムピン10d2を備えている。第3延伸部10b3の光軸方向に略平行な辺は、直進ガイドキー部10e1および10e2を構成する。直進ガイドキー部10e1および10e2は、貫通カム筒8の直進案内溝に嵌合される。第5レンズ群10は、アーム部10bを3つ持ち、円周方向に120度間隔で配置される。第1カムピン10d1および第2カムピン10d2を一対とし、駆動筒9のカム溝に嵌合されている。さらに5群レンズ枠10aには、円周部に突起部10fを持つ。本構成では突起部10fは6箇所に配置されている。
図6はWide側(広角時)の4群移動枠5aと、第5レンズ群10との位置関係についての斜視図である。Wide側では4群移動枠5aと第5レンズ群10の光軸方向距離が近いため、突起部10fと4群移動枠5aに備えられた溝5eを図6のように嵌合させる。
図7はWide側の4群移動枠5aと、第5レンズ群10との位置関係についての正面図である。突起部10fは図7のように溝5eに嵌合しており、また突起部10fと溝5eは基本的に接触せずに離間している。
図8はWide側の第5レンズ群10と貫通カム筒8の位置関係を示す斜視図である。第5レンズ群10の直進ガイドキー部10e1および10e2と、貫通カム筒8の直進案内溝8aとは嵌合される。第5レンズ群10の直進ガイドキー部10e1および10e2は、直進案内溝8aに沿って、光軸方向に移動する。
繰り出しおよびズーミング時で各レンズ群が移動する際、第5レンズ群10の突起部10fは、図7のように4群移動枠5aの溝5eに嵌合された状態が保たれる。これは直進案内を複数の部品で乗り継ぎする際に発生する微小な衝撃などを防止するためである。
また先述のアーム部10bは変形をしやすいだけでなく、中央に保持する第12レンズ10cが重量的に重いため、落下衝撃などを受けた際に第12レンズ10cによりアーム部10bがたわみ、駆動筒9のカム溝に嵌合されている第1カムピン10d1および第2カムピン10d2が外れてしまう可能性がある。落下衝撃が加わった際に、突起部10fと溝5eの嵌合部があるために5群レンズ枠10aの動きが抑制されるため、第1カムピン10d1および第2カムピン10d2の外れが生じにくい効果が得られる。さらに、図7のように突起部10fと溝5eのような嵌合部があることで、例えばWide側で第12レンズ10cが偏心をしている際、通常は離間させている突起部10fと溝5eを、偏心を改善させるように当接させることで、この偏心を抑制させ、写真画像の品質を向上させることが可能になる。
5群レンズ枠10aは先述のように剛性が課題となるため、例えば樹脂成形材で構成する場合は高剛性材料(カーボンやガラス繊維で強化された材料)で構成することが望ましい。
図9はTele側の4群移動枠5aと、第5レンズ群10と、貫通カム筒8の位置関係を示す斜視図である。図10は第5レンズ群10とマスターフランジ12の位置関係を示す斜視図である。図9に示すように、Tele側では4群移動枠5aが第5レンズ群10から離間する。このとき、Wide側のように、第5レンズ群10の突起部10fと4群移動枠5aの溝5eを、嵌合させる構成をとることができない。そこで、図10に示すように、マスターフランジ12に備えられた直進ガイド部12aと、第5レンズ群10に備えられた第3延伸部10b3を嵌合させることで、Wide側と同様の効果をもたせている。なお、Wide側とTele側以外の区間については、両者のいずれかの嵌合状態を保持できるように嵌合部長を調整すれば良い。
以上のように、本実施の形態のレンズ鏡筒100は、第4レンズ群5と、第4レンズ群5よりも後方に配置される第5レンズ群10と、第4レンズ群5を光軸の方向に駆動する貫通カム筒8と、第5レンズ群10の第12レンズ10cを保持する5群レンズ枠10aを備える。5群レンズ枠10aは、第12レンズ10cの周囲を保持する保持部と、保持部に固定されたアーム部10bを有する。アーム部10bは、後方に延びる第1延伸部10b1と、第1延伸部10b1から外側に延びる第2延伸部10b2と、第2延伸部10b2から前方に延びる第3延伸部10b3とを有する。第3延伸部10b3は、5群レンズ枠10aが光軸方向に駆動されるための第1カムピン10d1および第2カムピン10d2と直進ガイドキー部10e1および10e2を有する。沈胴時において、貫通カム筒8の後方側の端部が第1延伸部10b1と第3延伸部10b3との間に位置する。
このように、レンズ鏡筒100は、後方に延びる第1延伸部10b1と、第1延伸部10b1から外側に延びる第2延伸部10b2と、第2延伸部10b2から前方に延びる第3延伸部10b3とを有するアーム部10bを備える。これにより、沈胴時において、貫通カム筒8の後方側の端部が第1延伸部10b1と第3延伸部10b3との間に位置するようにすることができ、第4レンズ群5と第5レンズ群10の直進案内を行いつつ、レンズ鏡筒100の光軸方向のサイズを小型化することができる。
本実施の形態のレンズ鏡筒100は、5群レンズ枠10aの外側に駆動筒9を備え、駆動筒9の内面に、第3延伸部10b3に設けられた第1カムピン10d1および第2カムピン10d2が嵌合するカム溝9bを設ける。これにより、第4レンズ群5と第5レンズ群10の直進案内を精度良く行うことができる。
本実施の形態のレンズ鏡筒100は、貫通カム筒8に、第3延伸部10b3に設けられた直進ガイドキー部10e1および10e2が嵌合する直進案内溝8aを設ける。これにより、第4レンズ群5と第5レンズ群10の直進案内を精度良く行うことができる。
本実施の形態のレンズ鏡筒100において、5群レンズ枠10aは、保持部の外周面に少なくとも1つの突起部10fを備え、突起部10fは、第4レンズ群5の少なくとも1つのレンズを光軸方向に駆動する4群移動枠5aに備えられた溝5eに嵌合される。
これにより、レンズ群の直進案内を複数の部品で乗り継ぎする際に発生する微小な衝撃などを防止することができる。また、落下衝撃などを受けた際に、5群レンズ枠10aの動きが抑制されるため、第1カムピン10d1および第2カムピン10d2の外れが生じにくくなる。さらに、通常は離間させている突起部10fと溝5eを、偏心を改善させるように当接させることで、この偏心を抑制させ、写真画像の品質を向上させることが可能になる。
本実施の形態のレンズ鏡筒100において、第5レンズ群10よりも後方のマスターフランジ12は、アーム部10bの第3延伸部10b3に嵌合させる、直進ガイド部12aを備える。これにより、Wide側のように、第5レンズ群10の突起部10fと4群移動枠5aの溝5eを、嵌合させる構成をとることができない場合でも、第5レンズ群10はマスターフランジ12と嵌合し、第4レンズ群5と第5レンズ群10の直進案内を精度良く行うことができる。
(その他の実施の形態)
以上のように、本出願において開示する技術の例示として、実施の形態を説明した。しかしながら、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施の形態にも適用できる。また、上記実施の形態で説明した各構成要素を組み合わせて、新たな実施の形態とすることも可能である。
そこで、以下、他の実施の形態を例示する。
本実施の形態において、レンズ鏡筒100は、撮像素子13を含む構成について説明した。しかしながら、レンズ鏡筒100は、撮像素子13を含まず、カメラ本体側に撮像素子を備え、カメラ本体に対して着脱可能な交換レンズであってもよい。
本実施の形態において、5群レンズ枠10aは、アーム部10bを3つ有し、円周方向に120度間隔で配置した構成について説明した。アーム部10bは3つに限らず、それ以外の数であってもよい。また、アーム部10bは円周方向にどのような角度で配置してもよく、アーム部10b間で異なる角度であってもよい。5群レンズ枠10aは、第5レンズ群10を、剛性を保って保持しつつ、沈胴時に、カム筒7等の構成部材の収納を妨げないよう配置されれば、アーム部10bの数、配置角度はどのようなものであってもよい。
本実施の形態において、5群レンズ枠10aは、円周部に突起部10fを6箇所配置した構成について説明した。突起部10fは6つに限らず、それ以外の数であってもよい。
本実施の形態において、5群レンズ枠10aは、円周部に突起部10fを6箇所配置した構成について説明した。突起部10fは、6箇所に限らず、それ以外の数であってもよい。5群レンズ枠10aと4群移動枠5aとの嵌合状態が保たれるのであれば、突起部10fの数はいくつであってもよい。
本実施の形態において、第3延伸部10b3が、2つのカムピン(第1カムピン10d1、第2カムピン10d2)を備えた構成について説明した。カムピンの数は2つに限らず、いくつであってもよい。カムピンの数は、駆動筒9のカム溝に嵌合され、嵌合状態が保たれるのであれば、いくつであってもよい。
ここに開示された技術は、たとえば、デジタルカメラ、カムコーダ、フィルムカメラ、携帯電話、プロジェクター等の投射光学系を有する機器等に用いられる、レンズ鏡筒として利用可能である。
1 第1レンズ群
2 第2レンズ群
3 シャッター・絞りユニット
4 第3レンズ群
5 第4レンズ群
5a 4群移動枠
6 直進筒
7 カム筒(第1の回転筒の一例)
8 貫通カム筒
9 駆動筒
9a ギア部
9b カム溝
10 第5レンズ群
10a 5群レンズ枠(レンズ保持枠の一例)
10b アーム部
10b1 第1延伸部
10b2 第2延伸部
10b3 第3延伸部
10d1 第1カムピン
10d2 第2カムピン
10e1、10e2 直進ガイドキー部
10f 突起部
11 固定筒
11a ズームモーターユニット
12 マスターフランジ
13 撮像素子

Claims (5)

  1. 被写体の光学像を撮像素子上に形成する複数のレンズ群を含むレンズ鏡筒であって、
    光軸の方向における前記被写体の側を前方、前記撮像素子の側を後方とし、前記光軸に垂直な方向における前記光軸に近い側を内側、前記光軸から遠い側を外側とするとき、
    第1レンズ群と、
    前記第1レンズ群よりも後方に配置される第2レンズ群と、
    前記第1レンズ群を光軸の方向に駆動する第1回転筒と、
    前記第2レンズ群の少なくとも1つのレンズを保持するレンズ保持枠と、を備え、
    前記レンズ保持枠は、前記レンズの周囲を保持する保持部と、前記保持部に固定されたアーム部を有し、
    前記アーム部は、後方に延びる第1延伸部と、前記第1延伸部から外側に延びる第2延伸部と、前記第2延伸部から前方に延びる第3延伸部とを有し、
    前記第3延伸部は、前記レンズ保持枠が光軸方向に駆動されるためのカムピンと直進案内部を有し、
    沈胴時において、前記第1回転筒の後方側の端部が前記第1延伸部と前記第3延伸部との間に位置する、
    レンズ鏡筒。
  2. 前記レンズ保持枠の外側に第2回転筒を備え、前記第2回転筒の内面に、前記第3延伸部に設けられた前記カムピンが嵌合するカム溝を設けた、
    請求項1に記載のレンズ鏡筒。
  3. 前記第1回転筒に、前記第3延伸部に設けられた前記直進案内部が嵌合する直進案内溝を設けた、
    請求項1または2に記載のレンズ鏡筒。
  4. 前記レンズ保持枠は、前記保持部の外周面に少なくとも1つの突起部を備え、
    前記突起部は、前記第1レンズ群の少なくとも1つのレンズを光軸方向に駆動する駆動部材に備えられた第2の直進案内溝に嵌合される、
    請求項1から3のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
  5. 前記第2レンズ群よりも後方の部材は、前記アーム部の前記第3延伸部に嵌合させる、第3の直進案内嵌合部を備える、
    請求項1から4のいずれかに記載のレンズ鏡筒。
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