JP2017161179A - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、コンパクトなサイズに認識される空気調和機の室内機1を提供することを目的とする。【解決手段】空気調和機の室内機1は、筐体10と、右側面と前面と左側面を有し筐体10を覆う前面パネル20と、前面パネル20に係止され少なくとも前面パネル20の前面を覆う吸込グリル30と、前面パネル20の右側面と前面と左側面にわたる上辺に沿って配置される第1飾り帯部16と、前面パネルの右側面と前面と左側面にわたる下辺に沿って配置される第2飾り帯部17とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、空気調和機の室内機等に適用される飾り板の取付構造に関するものである。
昨今の空気調和機の室内機は、インテリアに調和する意匠とするため、筐体を空調室内の壁に溶け込む白色の前面パネルと前面パネルの前面を吸込桟のないフラットな吸込グリルで覆うものが主流であるが、シンプルな意匠のため同種の製品との差別化が図りにくい。そこで室内機の前面に透明材やメタリック素材を利用した装飾部品を設けることで、室内機に高級感を与え同種の製品との差別化を図るものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−65956号公報
一方で、室内機にはサイズのコンパクト性が求められる傾向があり、同じサイズでもよりコンパクトに見える外観が必要とされる。特に、白色は膨張色のため白色の室内機は、製品の特徴としてコンパクトなサイズを主張しても実際の大きさよりも大きく認識されがちである。
また、従来の室内機の形状は上下方向の長さが奥行方向の長さよりも長いことで側面の意匠はユーザーの視界に入らないので、重要視されていなかったが、昨今は熱交換器が折れ曲がり、熱交換器の前方にフィルター自動清掃機構などが設けられていることで、上下方向の長さよりも奥行方向の長さが長くなっており、空調室に突出する側面の面積がユーザーの視界に入るようになってきており、側面の意匠も重要となっている。
本発明は、上記問題点に鑑み、筐体が前面パネルと吸込グリルで覆われた空気調和機の室内機において、前面から側面までがコンパクトなサイズに認識される空気調和機を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために本発明は、筐体と、右側面と前面と左側面を有し前記筐体を覆う前面パネルと、前記前面パネルに係止され少なくとも前記前面パネルの前記前面を覆う吸込グリルと、前記前面パネルの前記右側面と前記前面と前記左側面にわたる上辺に沿って配置される第1飾り帯部と、前記前面パネルの前記右側面と前記前面と前記左側面にわたる下辺に沿って配置される第2飾り帯部とを有することを特徴とする。
また、前記前面パネルの前記右側面の上辺に沿って配置されるパネル飾り板右上と、
前記前面パネルの前記右側面の下辺に沿って配置されるパネル飾り板右下と、
前記前面パネルの前記左側面の上辺に沿って配置されるパネル飾り板左上と、
前記前面パネルの前記左側面の下辺に沿って配置されるパネル飾り板左下と、
前記前面パネルの前記前面の上辺に沿って配置され前記パネル飾り板右上と前記パネル飾り板左上を連結するグリル飾り板と、
前記前面パネルの前記前面の下辺に沿って配置され前記パネル飾り板右下と前記パネル飾り板左下を連結するパネル飾り板前を備え、
前記第1飾り帯部は前記パネル飾り板右上と前記グリル飾り板と前記パネル飾り板左上で形成され、
前記第2飾り帯部は前記パネル飾り板右下と前記パネル飾り板前と前記パネル飾り板左下で形成されること含まれる。
さらに、前記前面パネルの前記右側面は前記吸込グリルとの合わせ目に沿って配置されるパネル飾り板右中を備え、前記パネル飾り板右中は前記パネル飾り板右上と前記パネル飾り板右下を連結してパネル飾り板右を形成し、
前記前面パネルの前記左側面は前記吸込グリルとの合わせ目に沿って配置されるパネル飾り板左中を備え、前記パネル飾り板左中は前記パネル飾り板左上と前記パネル飾り板左下を連結してパネル飾り板左を形成することも含まれる。
上記のように構成した本発明の空気調和機の室内機は、第1飾り帯部と、第2飾り帯部との高さが筐体の高さと視認されコンパクトなサイズの室内機に認識される。
本発明の空気調和機の室内機を上方から見た斜視図である。 本発明の空気調和機の室内機を下方から見た斜視図である。 (A)は本発明の空気調和機の室内機の内部機構を省略した分解図で、(B)は(A)の矢視Zで示す前面パネルの部分図である。 前面パネルと吸込グリルの部分拡大図である。 他の実施例2の空気調和機の室内機の斜視図である。 他の実施例3の空気調和機の室内機の斜視図である。 本発明の空気調和機の室内機の上面部分の拡大図である。 図1のX部拡大図である。 図2のY部拡大図である。 本発明の吸込グリルを開閉する状態を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
本発明に係わる空気調和機は、屋外に設置される室外機(図示なし)と、空調室内に設置される室内機1とが冷媒配管を介して接続されて冷凍サイクルを構成する。なお、室内機1の内部構造の具体的な構成や仕様については、本発明において任意的事項であり、その説明は省略する。
図1は空気調和機の室内機1を上方から見た斜視図で、図2は空気調和機の室内機1を下方から見た斜視図である。図3の(A)は空気調和機の室内機1の内部機構を省略した分解図で、図3の(B)は前面パネル20の左側面を示す図で、図4は部分拡大図である。なお、図1における室内機1に沿わした座標軸において、Y方向を上面または上方、−Y方向を下面または下方、Z方向を前面または前方、−Z方向を背面または後方、X方向を右側面または右方、−X方向を左側面または左方として以下説明する。各部品においても同様である。
図1〜図4に示すように室内機1の筐体10は、背面以外をパネル右側面20a、パネル左側面20bとパネル上面20cとパネル下面20dとパネル前面20eからなる前面パネル20で覆われている。前面パネル20は左右方向に長い直方体でありパネル上面20cとパネル前面20eに開口された吸込口21を備える。パネル上面20cの吸込口21は波形の桟22で補強されている。前面パネル20のパネル前面20eとパネル下面20dの角部には傾斜面20fが設けられ、この傾斜面20fの一部が開口され吹出口23となる。吹出口23は運転停止時には風向板11で閉塞される。この風向板11は運転時には回動して筐体10内部から吹き出された気流を空調室内に送風する。前面パネル20の吹出口23の右隣りにはLEDの発光で運転状態を知らせる表示部12と図示しないリモコンからの赤外線を受信する受光部13を備える。
吸込口21に合わせ前面パネル20にはフィルター14が取り付けられる。また、前面パネル20のパネル前面20eには開閉可能な吸込グリル30を備える。吸込グリル30は、フラットな表面を備え前面パネル20のパネル前面20eを覆うグリル前面30aと、グリル前面30aから前面パネル20の左右側面まで回り込んでパネル右側面20a、パネル左側面20bそれぞれの一部を覆うグリル右側面30b、グリル左側面30cを有する。パネル右側面20a、パネル左側面20bのそれぞれにはグリル右側面30b、グリル左側面30cがそれぞれ嵌り込む右側凹部20g、左側凹部20hが形成されている。本実施例ではグリル右側面30b、グリル左側面30cの形状は上下方向の中央部分が後方に向かって三角形状に突出している。
前面パネル20と吸込グリル30と風向板11はポリスチレン等の樹脂製であり、同じ白色の色彩を備えている。これにより室内機1の本体色は白色となる。なお図1、図2、図4〜図10では室内機1の右側面についてのみ図示しているが、左側面も右側面の対称となる形状を備えるものである。
吸込グリル30はグリル前面30aの裏面で左右端の上部にアーム31とアーム31の先端から内側に向かって突き出した回転軸31aを有する。前面パネル20はパネル前面20eからパネル上面20cに掛けて左右端にそれぞれ切り欠いて設けたアーム受部24を有し、アーム31は回転軸31aがアーム受部24に軸支される。吸込グリル30の下端を持ち上げるとアーム受部24に軸支されたアーム31先端の回転軸31aが回転の支点となり、吸込グリル30の下端を上方に移動することができる。吸込グリル30を上方に移動するとフィルター14が外せるようになり、フィルター14を外して清掃することができる。
なお吸込グリル30のグリル前面30aの裏面下部には図示しないラッチがあり、前面パネル20にはラッチに対向する位置にラッチ受け25がある。開いた吸込グリル30を降ろしてラッチ部分を手で押すとラッチがラッチ受け25にロックされて吸込グリル30を前面パネル20に固定することができる。
前面パネル20のパネル右側面20aは、パネル右側面20aとパネル上面20cとが連続する角部である右側上辺26aと、パネル右側面20aに吸込グリル30の下端が接する位置から背面側の下方まで続く右側下辺26bと、吸込グリル30との右側合わせ目26cに沿って右側溝部26が設けられている。右側溝部26は樋状であり、樋状の底に当たる位置には後述する係止爪41に合わせ係止孔(図示なし)が設けられている。
右側溝部26にはパネル飾り板右40が取り付けられる。パネル飾り板右40は、右側上辺26aに沿って配置されるパネル飾り板右上40aと、右側下辺26bに沿って配置されるパネル飾り板右下40bと、右側合わせ目26cに沿って配置されパネル飾り板右上40aとパネル飾り板右下40bの前端を連結する飾り板右中40cで形成される。
パネル飾り板右40はパネル飾り板右上40aとパネル飾り板右下40bと三角形の飾り板右中40cによりM字を横に倒した横M字型をしている。パネル飾り板右40は前面パネル20側に複数個の係止爪41を備え、係止爪41が右側溝部26の係止孔に嵌ることで前面パネル20に取り付けられる。
前面パネル20のパネル左側面20bは、パネル左側面20bとパネル上面20cとが連続する角部である左側上辺28aと、パネル左側面20bに吸込グリル30の下端が接する位置から背面側の下方まで続く左側下辺28bと、吸込グリル30との左側合わせ目28cに沿って左側溝部28が設けられている。左側溝部28は樋状であり、樋状の底に当たる位置には後述する係止爪51に合わせ係止孔(図示なし)が設けられている。
左側溝部28にはパネル飾り板左50が取り付けられる。パネル飾り板左50は、左側上辺28aに沿って配置されるパネル飾り板左上50aと、左側下辺28bに沿って配置されるパネル飾り板左下50bと、左側合わせ目28cに沿って配置されパネル飾り板左上50aとパネル飾り板左下50bの前端を連結する飾り板左中50cで形成される。
パネル飾り板左50は飾り板左上50aと飾り板左下50bと三角形の飾り板左中50cによりM字を横に倒した横M字型をしている。パネル飾り板左50は前面パネル20側に複数個の係止爪51を備え、係止爪51が左側溝部28の係止孔に嵌ることで前面パネル20に取り付けられる。
吸込グリル30の上辺30dには樋状のグリル溝部33が設けられている。グリル溝部33には後述する係止爪71に合わせ係止孔(図示なし)とリブ331が設けられている。
グリル溝部33にはグリル飾り板70が取り付けられる。グリル飾り板70は前面パネル20のパネル前面20eの上辺に沿って配置された直線形状であり、左右端はパネル飾り板右上40aとパネル飾り板左上50aを連結するようにグリル右側面30b、グリル左側面30cまで回り込んでいる。グリル飾り板70は下端に複数の係止爪71を備える。係止爪71が係止孔に嵌り、リブ331で前後方向を固定されることで吸込グリル30に取り付けられる。
これにより、パネル飾り板右上40aとグリル飾り板70とパネル飾り板左上50aが繋がれた一本の帯(第1飾り帯部16とする)に視認されるようになっている。
また、前面パネル20のパネル前面20eの下辺(吸込グリル30の下端が接する位置)で傾斜面20fの上にも樋状の前側溝部27が設けられている。前側溝部27の左右端はパネル右側面20a、パネル左側面20bまで回り込んで、右側溝部26、左側溝部28と連結している。前側溝部27にも後述する係止爪61に合わせ係止孔(図示なし)が設けられている。
前側溝部27にはパネル飾り板前60が取り付けられる。パネル飾り板前60は前面パネル20のパネル前面20eの下辺に沿って配置された直線形状であり左右端はパネル右側面20a、パネル左側面20bまで回り込み、パネル飾り板右40、パネル飾り板左50と突き合わされる。
パネル飾り板前60は前面パネル20側に複数個の係止爪61を備え、係止爪61が前側溝部27の係止孔に嵌ることで前面パネル20に取り付けられる。なお、係止爪41、51、61、71および係止孔の具体的な構成や仕様については、本発明において任意的事項であり、その説明は省略する。
これにより、パネル飾り板右下40bとパネル飾り板前60とパネル飾り板左下50bが繋がれた一本の帯(第2飾り帯部17とする)に視認されるようになっている。
なお以下の説明において、パネル飾り板右40とパネル飾り板左50とパネル飾り板前60とグリル飾り板70をまとめて飾り板4とする。飾り板4は不透明の樹脂製であり室内機1の本体色の白色とは異なる成形色(色彩)となっている。また素材において異なる素材を用いても良い。例えばアクリルなどの透明素材を用いてもよいし、メッキ等のメタリック処理やパール塗装をしたものでもよいし、インモールド成型で柄を施してもよい。
室内機1の本体色と異なる色彩や素材を用いることにより、第1飾り帯部16と第2飾り帯部17がより目立つように視認される。これにより第1飾り帯部16と第2飾り帯部17の上下2本の帯が白色の室内機1の本体表面に存在する。空調室の壁に馴染んだ白色の本体色に対し、壁とは異なる色彩を備えた第1飾り帯部16と第2飾り帯部17の上下2本の帯が筐体10の高さと視認され、実物よりもコンパクトなサイズの室内機1と認識される。また、異なった素材により高級感を室内機1の意匠に与えることができる。
また、パネル飾り板右40とパネル飾り板左50が横M字型であることで、単調な白色の面積の大きい前面パネル20のパネル右側面20a、パネル左側面20bにアクセントを与え、白色の面積の大きさを感じさせなくさせる。
また、飾り板4をパネル飾り板右40とパネル飾り板左50とパネル飾り板前60とグリル飾り板70に分けずに一つの飾り板で形成しようとすると、成形のための金型が大型となり金型コストがアップするとともに、細い成形品である飾り板4は成形のソリや変形が発生しやすい。また、パネル前面20eのアーム受け部24で上辺の飾り板4が分断され第1飾り帯部16が形成されない。
そこで、飾り板4を4つの部品(パネル飾り板右40とパネル飾り板左50とパネル飾り板前60とグリル飾り板70)で構成すると、金型が大型とならないことで金型コストが掛らずに部品単価が削減でき、成形のソリや変形の発生も抑えられる。
また、パネル前面20eの上辺の飾り板4をグリル飾り板70として吸込グリル30側に設けることで、アーム受け部24で分断されることがなくなり、吸込グリル30を開いた時でもパネル飾り板右40とパネル飾り板左50とパネル飾り板前60が前面パネル20に残ることができる。
なお、飾り板4は図5に示すように、パネル飾り板右40とパネル飾り板左50がコ字型であってもよく、パネル飾り板右上40aとグリル飾り板70とパネル飾り板左上50aが繋がれた一本の帯に視認され、またパネル飾り板右下40bとパネル飾り板前60とパネル飾り板左下50bが繋がれた一本の帯に視認されることで、上下2本の帯が筐体10の高さと視認され、実物よりもコンパクトなサイズの室内機1と認識される効果は同じである。
また、飾り板4は図6に示すように、少なくともパネル飾り板右上40aとグリル飾り板70とパネル飾り板左上50aだけの構成でもよい。白色の室内機1の本体の上部に左右側面から前面に掛けて一本の第1飾り帯部16を設けることで意匠に高級感を与えることができる。
次に図7と図8を合わせて参照して、前述したように前面パネル20には、パネル右側面20aの右側上辺26aにパネル飾り板右40のパネル飾り板右上40aと、パネル左側面20bの左側上辺28aにパネル飾り板左50のパネル飾り板左上50aが取り付けられる。そして、吸込グリル30には、吸込グリル30の上辺30dにグリル飾り板70が取り付けられる。そして、パネル飾り板右40のパネル飾り板右上40aおよびパネル飾り板左50のパネル飾り板左上50aと、グリル飾り板70が接する当接部15には、パネル飾り板右40およびパネル飾り板左50に筐体10の内側に凹んだ段差部42が設けられる。
なお以下の説明では、パネル飾り板右40を説明するが、パネル飾り板左50のパネル飾り板左上50aとグリル飾り板70においても、同様の構成を有するものである。
グリル飾り板70側には段差部42で設けられた空間に延出して段差部42に重なる延出部72を設ける。これによりパネル飾り板右40とグリル飾り板70が重なり合うことで別部品でも連続した帯状に視認される。また延出部72はグリル飾り板70の前面側角部70aから上端72aが徐々に筐体10の内側に向かって傾斜する傾斜面721を設ける。傾斜面721を設けたことで、図9に示すように室内機1をユーザーが下方から見上げた場合に、グリル飾り板70とパネル飾り板右40の間に段差部42による段差があっても段差が目立たなくなり連続した一本の帯状の飾り板に視認され、パネル右側面20aの意匠性が向上される。
また図10に示すように、パネル飾り板右40のパネル飾り板右上40aから段差部42に至る壁面43aには吸込グリル30がアーム31の回転軸31a(図示なし)を回転中心として開く時に、延出部72とパネル飾り板右40の干渉を防止するために吸込グリル30の軌道に合わせて曲面を設けた干渉防止面43が形成されていることで、吸込グリル30の開閉を良好にすることができる。
以上に説明したように、本発明の空気調和機の室内機1は、前面パネル20のパネル右側面20aとパネル前面20eとパネル左側面20bにわたる上辺に沿って配置される第1飾り帯部16と、前面パネル20のパネル右側面20aとパネル前面20eとパネル左側面20bにわたる下辺に沿って配置される第2飾り帯部17とを有することで、第1飾り帯部と、第2飾り帯部との高さが筐体10の高さと視認されコンパクトなサイズの室内機1に認識される。
また、グリル飾り板70に延出部72を設け、延出部72にはグリル飾り板70の前面側角部70aから上端72aが徐々に筐体10の内側に向かって傾斜する傾斜面721を設けることで、室内機1をユーザーが下方から見上げた場合に、グリル飾り板70とパネル飾り板右40およびパネル飾り板左50の間に段差部42による段差があっても段差が目立たなくなり連続した一本の帯状の飾り板に視認され、前面パネル側面の意匠性が向上される。
さらに、パネル飾り板右40およびパネル飾り板左50にグリル飾り板70との干渉を防止するための干渉防止面43が形成されていることで、吸込グリル30の開閉を良好にすることができる。
1:室内機、10:筐体、11:風向板、15:当接部、16:第1飾り帯部、17:第2飾り帯部
20:前面パネル、20a:パネル右側面、20b:パネル左側面、20c:パネル上面、20d:パネル下面、20e:パネル前面、24:アーム受け部、26:右側溝部、26a:右側上辺、26b:右側下辺、26c:右側合わせ目、27:前側溝部、28:左側溝部、28a:左側上辺、28b:左側下辺、28c:左側合わせ目
30:吸込グリル、30a:グリル前面、30b:グリル右側面、30c:グリル左側面、31:アーム、31a:回転軸、33:グリル溝部
4:飾り板、40:パネル飾り板右、40a:パネル飾り板右上、40b:パネル飾り板右下、40c:パネル飾り板右中、42:段差部、43:干渉防止面
50:パネル飾り板左、50a:パネル飾り板左上、50b:パネル飾り板左下、50c:パネル飾り板左中、60:パネル飾り板前
70:グリル飾り板、72:延出部、721:傾斜面

Claims (3)

  1. 筐体と、右側面と前面と左側面を有し前記筐体を覆う前面パネルと、前記前面パネルに係止され少なくとも前記前面パネルの前記前面を覆う吸込グリルと、前記前面パネルの前記右側面と前記前面と前記左側面にわたる上辺に沿って配置される第1飾り帯部と、前記前面パネルの前記右側面と前記前面と前記左側面にわたる下辺に沿って配置される第2飾り帯部とを有することを特徴とする空気調和機の室内機。
  2. 前記前面パネルの前記右側面の上辺に沿って配置されるパネル飾り板右上と、
    前記前面パネルの前記右側面の下辺に沿って配置されるパネル飾り板右下と、
    前記前面パネルの前記左側面の上辺に沿って配置されるパネル飾り板左上と、
    前記前面パネルの前記左側面の下辺に沿って配置されるパネル飾り板左下と、
    前記前面パネルの前記前面の上辺に沿って配置され前記パネル飾り板右上と前記パネル飾り板左上を連結するグリル飾り板と、
    前記前面パネルの前記前面の下辺に沿って配置され前記パネル飾り板右下と前記パネル飾り板左下を連結するパネル飾り板前を備え、
    前記第1飾り帯部は前記パネル飾り板右上と前記グリル飾り板と前記パネル飾り板左上で形成され、
    前記第2飾り帯部は前記パネル飾り板右下と前記パネル飾り板前と前記パネル飾り板左下で形成されることを特徴とする請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記前面パネルの前記右側面は前記吸込グリルとの合わせ目に沿って配置されるパネル飾り板右中を備え、前記パネル飾り板右中は前記パネル飾り板右上と前記パネル飾り板右下を連結してパネル飾り板右を形成し、
    前記前面パネルの前記左側面は前記吸込グリルとの合わせ目に沿って配置されるパネル飾り板左中を備え、前記パネル飾り板左中は前記パネル飾り板左上と前記パネル飾り板左下を連結してパネル飾り板左を形成することを特徴とする請求項2に記載の空気調和機の室内機。

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