JP2017160776A - 重機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンジンの小型化を図りながらも必要なエンジン容量を確保し、全高を低く抑え込むことを可能にする。【解決手段】 メインフレーム1と、該メインフレーム1を重機100の全高内に支持する走行体2と、荷役系の油圧回路によって駆動され、前記メインフレーム1の前方位置で前記メインフレーム1の高さ内に保持可能とされる俯仰自在のバケット6と、走行系の油圧回路を構成して前記走行体2を駆動する油圧ポンプ12と、該油圧ポンプ12を駆動するディーゼルエンジン4と、該ディーゼルエンジン4の出力軸に回転慣性を付与するフライホイール5と、前記走行体2、前記油圧ポンプ12、前記バケット6の動作を無線制御する制御盤Pと、を備え、前記油圧ポンプ12と前記ディーゼルエンジン4と前記フライホイール5と前記制御盤Pとが、前記メインフレーム1の高さ内に収められる。【選択図】 図2

Description

本発明は重機に関し、特に、高さに制限がある現場での作業に適する全高の低い重機に関する。本発明に係る重機は、限定はされないが、例えば、製鉄所において鉱石運搬用のベルトコンベアから落下した鉱石等を回収(処理)する落下物処理重機として具現化することができる。
例えば製鉄所においては、鉱石を原料ヤードから処理ヤードへ搬送するのにベルトコンベアが広く用いられている。このベルトコンベアは無端状をなし、複数の回転ロールによって支承されている。このため、ベルトコンベア上の鉱石は、回転ロールで支えられる部位と、回転ロールで支えられない部位とで異なった振幅、周期の振動を受け、搬送される鉱石の一部が地面へ落下することがある。従来は、これらの落下した鉱石はパワーショベル等の重機を用いて回収(処理)していた。また、これらの重機が走行不可能な狭隘な場所やベルトコンベアから鉱石が落下した地面までの高さが低い作業現場では、落下した地面上の鉱石の回収(処理)を作業者が人力で行っていた。このため、狭隘またはベルトコンベアから地面までの高さが低い作業現場では、鉱石の回収(処理)作業の効率が極めて悪く、しかも作業の安全性に問題があった。
一方、ベルトコンベアからに地面に落下した鉱石を効率的に回収(処理)するのに、ベルトコンベアの下方を走行可能にした低床ローダ(例えば、特許文献1参照)が提案されている。この低床ローダは、車体と、この車体に回転可能に設けられた左右の走行体と、車体に設けられて走行体を回転させる回転駆動装置(モータ)と、車体と略同高になる様に当該車体に設けられたバケットを含む作業装置と、これらの回転駆動装置と作業装置の動きを無線制御する無線制御装置と、を備えて構成される。
この低床ローダでは、無線制御装置より回転駆動装置と作業装置を無線制御し、回転駆動装置が作動すると、走行体が回転するので、車体が走行される。また、作業装置が作動すると鉱石の回収(処理)作業が開始され、作業者は、無線制御装置により低床ローダを遠隔操作することで、作業現場に直接立ち入らずに安全に作業が行なえる。車体と走行体と作業装置は略同高になる様にしているので、低床ローダはベルトコンベアと地面との間に入って作業をすることができる。
特許第2681142号公報
しかしながら、ベルトコンベアと地面との間隙は作業現場によってまちまちであり、その間隙が十分でない作業現場では、低床ローダが十分活動できない場合がある。従って、かかる鉱石の回収(処理)作業にはできるだけ背丈(高さ)が低い低床ローダの開発が望まれている。
ところが、前記従来の低床ローダにあっては、走行体の動力源として例えば21kWレベルの大型のエンジンが用いられており、そのエンジン容量に応じて、つまりエンジンサイズに応じて、その低床ローダ全体の高さが必然的に680mmを超えるものとなっていた。このため、前記間隙が十分でない作業現場では、低床ローダを用いて鉱石を回収(処理)することができないという不都合があった。
また、従来の低床ローダは、電動式であり、バッテリーを搭載しDCモータで油圧ポンプを駆動し走行及び荷役の稼働を行うものである。従って、バッテリーの容量から最大で4時間程度の稼働しかできず、バッテリーが劣化してくると3時間、2時間と連続稼働時間が短くなる課題があり、長時間(例えば、8時間)連続で稼働できる装置の要望がある。
本発明は前述のような従来の問題点を解消するものであり、その目的とするところは、エンジンの小型化を図りながらも必要なエンジン容量を確保し、重機の全高を可能な限り低く抑え込むことができ、しかも、長時間(例えば、8時間)連続して稼働することができる重機を提供することにある。
前記目的達成のために、本発明の請求項1に係る重機は、メインフレームと、該メインフレームの左右両側に回転可能に備えられ、メインフレームを重機の全高内に支持する走行体と、荷役系の油圧回路によって駆動され、前記メインフレームの前方位置で前記メインフレームの高さ内に保持可能とされる俯仰自在のバケットと、走行系の油圧回路を構成して前記走行体を駆動する油圧ポンプと、該油圧ポンプを駆動するディーゼルエンジンと、該ディーゼルエンジンの出力軸に回転慣性を付与するフライホイールと、前記走行体、前記油圧ポンプ、前記バケットの動作を無線制御する制御盤と、を備え、前記油圧ポンプと、前記ディーゼルエンジンと、前記フライホイールと、前記制御盤とが、前記メインフレームの高さ内に収められていることを特徴とする。
本発明によれば、ディーゼルエンジンによって油圧ポンプが駆動され、この油圧ポンプを含む走行系の油圧回路によって走行体が駆動され、さらに、荷役系の油圧回路によってバケットが駆動される。そして、走行体、油圧ポンプ、バケットの動作は制御盤によって無線制御される。ディーゼルエンジンの始動後はフライホイールの回転慣性により大きな回転トルクが長時間連続して確保できる。
このため、ディーゼルエンジンとして小型のものを用いることが可能となり、重機の全高を可能な限り低く抑え込むことができる。メインフレームが走行体によって重機の全高内に支持され、且つ、油圧ポンプとディーゼルエンジンとフライホイールと制御盤とがメインフレームの高さ内に収められているので、高さ制限のある作業現場でも円滑に作業を行うことができる。
本発明の請求項2に係る重機は、落下物処理重機であって、全高が略550mm以下に設定されていることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る重機は、製鉄所構内において鉄鉱石搬送用のベルトコンベアから落下した鉄鉱石を回収(処理)するための落下物処理重機であって、前記メインフレームは、底板と側板とを有する上方開口の薄型箱形状であり、前記ディーゼルエンジンは、前記メインフレームの前記底板上に防振ゴムおよびエンジン取付ベースを介して設置されていることを特徴とする。この構成により、製鉄所構内のベルトコンベアと地面との間の狭い空間に落下した鉱石の回収(処理)作業を速やかに実施できる。
本発明の請求項4に係る重機は、前記メインフレームの前記底板には、下方に彫り込んだ凹所が形成されており、前記フライホイールが前記凹所を通過するように配設されていることを特徴とする。この構成により、フライホイールを大径化しつつ、重機の全高を抑制することができる。これにより、フライホイールは、ディーゼルエンジンの出力軸に大きな回転慣性を付与することができる。
本発明の請求項5に係る重機は、前記ディーゼルエンジンが、前記メインフレーム上に分離して2基設けられていることを特徴とする。ディーゼルエンジンが分離して2基設けられているため、メインフレーム内のレイアウト性を阻害することなく、必要な出力を得ることができる。結果として、重機の全高を容易に低くできる。
さらに、本発明の請求項6に係る重機は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の重機において、前記走行系の油圧回路と前記荷役系の油圧回路を同一回路で兼用することを特徴とする。この構成により、バケットの荷役能力を向上させることができる。
本発明の請求項7に係る重機は、前記重機の進行方向前側の回りに生じた電波を検出可能な第1のセンサーと、前記重機の進行方向後側の回りに生じた電波を検出可能な第2のセンサーと、を備え、前記制御盤は、前記第1及び第2のセンサーと通信可能に構成されており、前記第1及び第2のセンサーのうち少なくとも一方が電波を検出したときに前記重機を停止させることを特徴とする。この構成によれば、第1、第2のセンサーのうち少なくとも一方が電波を検出すると重機は停止することができる。そのため、電波を発生させるタグを備えた作業者と重機との接触が確実に避けられるので安全である。
本発明の重機の実施形態による落下物処理重機を示す側面図である。 図1に示した落下物処理重機のボンネットを取り除いた状態の平面図である。 (a)は、図1におけるフライホイールを持つ小型のディーゼルエンジンの設置構造を示す要部の説明図であり、(b)は、(a)のものよりフライホイールを小径にして凹溝を省略した場合の説明図である。 本発明の重機の実施形態による落下物処理重機のメインフレームを示す斜視図である。 本発明の重機の実施形態による落下物処理重機に安全装置を適用した場合の平面説明図である。
以下、本発明の重機の実施の形態にかかる落下物処理重機100を、図1乃至図4を参照して説明する。
図1および図2は、本発明の重機の実施の形態にかかる落下物処理重機100の全体を示す側面図およびボンネットを取り除いた状態の平面図である。図3はフライホイールを持つ小型のディーゼルエンジンの設置構造を示す要部の説明図、図4は本発明の重機の実施形態に係るメインフレームの斜視図である。
図1乃至図4において、重機の一例としての落下物処理重機100は、車体101とバケット6とを備えており、車体101は、メインフレーム1と、クローラ2と、油圧モータ3と、小型のディーゼルエンジン4と、フライホール5と、を備えて構成される。これらのうち、メインフレーム1は、全体として鋼板を用いて大型で矩形の容器形状、詳しくは、図4に示すように底板1aと側板1bで上方開口の長方形の薄型箱形状で高さhは略480mm以下(330mm〜480mm)である。前記油圧モータ3やディーゼルエンジンである小型のディーゼルエンジン4などは、このメインフレーム1の内部に設置される。詳しくは、メインフレーム1の内部に区画した複数の設置スペースに、油圧モータ3、小型のディーゼルエンジン4、エアクリーナ10、ラジエータ用ウオータポンプ11、油圧ポンプ12、ラジエータ13、バッテリー14、燃料タンク15、16、等が整列配置されている。この各種の部品が設置されたメインフレーム1の上部開口は、ボンネット1c(図1参照)で閉塞されている。すなわち、前記各種の部品はすべて、メインフレーム1内に設置され、且つ、メインフレーム1の高さh内に収められている。
走行体としての前記クローラ2はメインフレーム1の左右側部に回転自在に設置され、メインフレーム1を落下物処理重機100の全高H内に支持している。クローラ2は、メインフレーム1内後部に設置された油圧モータ3によって駆動される駆動輪7とメインフレーム1前部に設置された従動輪8との間に、無端ベルト状の履帯2aが掛け渡され、一定の張力を保持するように架設されて構成されている。これはメインフレーム1の両側に存在する。なお、メインフレーム1の側面の上部および下部の適所には複数の転輪9が設置されて、クローラ2の履帯2aの一部を支承して、これの張力維持の安定化に寄与している。
油圧モータ3は、小型のディーゼルエンジン4に連結され駆動される。この小型のディーゼルエンジン4の側部にはエアクリーナ10、ラジエータ用ウオータポンプ11が設置されている。従来の電動式ではバッテリーの容量で最大で4時間程度の稼働しかできなかったが、本発明では、これをディーゼルエンジンとすることで長時間(例えば、8時間)稼働を可能にしている。
また、従来のディーゼルエンジンは、21kW(28ps)程度の能力で、高さが所望する高さ390mm以下のものは存在しなかった。これは従来のエンジンでは、このエンジン本体の冷却を効率化するために、エアクリーナやラジエータ、燃料タンクがこのエンジン本体に連設され、エンジン全体のサイズを大きくしているからである。しかし、本実施形態のエンジンは、これに付設されるラジエータ、燃料タンク、エアクリーナ等を取り外して、これらをメインフレーム内に分離配置することで、エンジン本体の小型化(例えば、高さ390mm以下(280mm〜390mm)まで小型化)並びにメインフレームの低床化を図っている。
さらに詳しくは、横型ディーゼルエンジン8.8kW(12ps)のシリンダ、クランクシャフト、ピストン、オイルパン、燃料噴射ポンプ、フライトホイール等の基本構造以外の、冷却機構(ラジエータ)、発電機能、スロットル機構、セルモータ、燃料タンク、エンジンベース(防振ゴム、エンジン取付ベース)、冷却用水ポンプ、燃料ポンプおよび循環冷却水取り出しブロック等を新規に製作及び改造しメインフレーム内に分離配置することで、8.8kW(12ps)の1台のエンジンに事実上2ポンプ構成の可変式ピストンポンプをセットし、このエンジンAssyを2基搭載することで17.6kW(24ps)の出力を可能とした。これによりエンジン出力は多少低いが実際の仕事量には影響なく、落下物処理重機100の全高Hを略550mm以下(380mm〜550mm)とすることが可能となった。前記横型ディーゼルエンジン8.8kwとしては、例えば、ヤンマー農機製造株式会社製の横型水冷ディーゼルエンジンTF120V−Eを挙げることができる。
小型のディーゼルエンジン4、4間には各エンジン4により駆動される油圧ポンプ12が、小型のディーゼルエンジン4の後部および前部にはラジエータ13が、小型のエンジンの後部にはバッテリー14、燃料タンク15、作動油タンク16などが、それぞれ設置されている。また、これらの燃料タンク15、作動油タンク16の後部には、バケット6を駆動するためのチルトシリンダ18およびリフトシリンダ19の作動を制御する電磁比例弁や、油圧モータ3を駆動する可変油圧ポンプ12などを制御する制御部品が集められた制御盤Pが配置されている。油圧モータ3およびクローラ2は走行装置を構成している。
前記バケット6はメインフレーム1の前部に、これと略同一高さとなるように複数本のブーム17によって支持され、これらのブーム17がリフトシリンダ18やチルドシリンダ19によって俯仰可能に支承されている。なお、油圧モータ3、小型のディーゼルエンジン4およびバッテリー14はメインフレーム1の左右に1基ずつ設けられているが、これはディーゼルエンジン4の小型化に伴う出力低下を十二分に補うのに好都合である。なお、ディーゼルエンジンが小型でもある程度の出力が得られるものであれば、1基のみとすることは可能である。
また、前記フライホイール5は小型のディーゼルエンジン4の出力軸に取り付けられて、小型のディーゼルエンジン4の回転エネルギーを蓄積し、小型のディーゼルエンジン4の回転が不安定になったときその蓄積エネルギーを放出することで、エンジン回転動作を安定化するように機能する。このフライホイール5は小型のディーゼルエンジン4を使用することによる負荷安定性を確保するために必要、かつ十分な重量およびサイズのものが用いられる。前述のように、落下物処理重機100の全高Hを略550mm以下(380mm〜550mm)程度に小さく抑制する場合には、ディーゼルエンジン4のサイズを小型化する必要がある。なお、図3(a)に示されるように、本実施形態のディーゼルエンジン4にはフライホイール5として大径のものが取り付けられているため、安定した回転軸出力を得ることができる。
小型のディーゼルエンジン4は図3に示すようにメインフレーム1の底板1a上に、防振ゴム20およびエンジン取付ベース21を介して設置され、この小型のディーゼルエンジン4の出力軸にはこの小型のディーゼルエンジン4の外形より大きいサイズのフライホイール5が固定されている。従って、小型のディーゼルエンジン4の稼働中におけるフライホイール5との直接的な干渉を避けるために、このメインフレーム1の底板1aにフライホイール5の外周部分との干渉を回避する凹溝(凹所)22が刻設されている。フライホイール5は、フライホイール5の外周部分を前記凹溝22内に突入させた状態で回転する。これにより、落下物処理重機100の全高Hを高くすることなく、大径のフライホイールを搭載することが可能となる。なお、安定した回転軸出力を得ることができればよいのであって、図3(b)に示されるようにフライホイール5の外径をディーゼルエンジン4の外形よりも小さくすることでこれを達成しても良い。この場合には、フライホイール5の外径は大径とならないため、前記凹溝22を設ける必要はない。
メインフレーム1の前部には走行用比例制御弁、リフト用電磁弁、オルタネータなどの制御部Qが設置され、メインフレーム1の後部にはテレコンセンサー、エリアセンサ−などの無線制御部品、表示器、ブザーなどの警報器を含む制御盤Pが設置されている。
また、左右のクローラ2を駆動する油圧モータ3を含む走行系の油圧回路とバケット6やブーム17を駆動するリフトシリンダ18やチルトシリンダ19を含む荷役系の油圧回路を兼用し油圧MPaを同一とすることで、この荷役系の出力を増加させることができる。即ち、走行系の油圧回路と荷役系の油圧回路とを別系統とすると、走行系の油圧回路の回路圧力は、ピストンポンプの圧力20.6MPaとなり、荷役系の油圧回路の回路圧力は、ギャーポンプの圧力13.7MPaとなる。しかしながら、本実施形態においては走行系の油圧回路と荷役系の油圧回路とを兼用の油圧回路としている。そのため、兼用の油圧回路の回路圧力は、20.6MPaとなり、荷役系の油圧回路の回路圧力は向上する。この場合において、油圧モータと油圧ポンプを組み合わせた従来形式(HST)のものに比べ、油圧回路のポンプを可変ピストンポンプ(1台で2ポンプを駆動する形式のもの)とすることで、油圧を必要なところに必要な圧力と流量にて供給でき、油圧系統の効率化を図ることができ、比較的小さい動力(つまり、小型のエンジン)で所望の油圧を容易に得ることができる。
また、小型のエンジンを2台設けることで、大型のエンジンを1台用いる場合に比べ、小型のエンジンごとの容量、サイズを少なめに抑えることができる。さらに、これと合わせてウオータポンプ11や燃料タンク15などの配置、構成を工夫することで、これらをメインフレーム1の全高内に収めることができる。
かかる構成になる落下物処理重機100では、作業者Mが携帯するリモートコントローラ(図示しない)から前記無線制御部に駆動制御用信号が発信されると、この無線制御部を通して小型のディーゼルエンジン4にエンジン駆動信号が入力され、小型のディーゼルエンジン4が始動する。この小型のディーゼルエンジン4の始動により油圧ポンプ12が駆動されて、リフトシリンダ18、チルトシリンダ19、ブーム17がバケット6を駆動制御する。さらに、油圧モータ3が回転駆動制御される。
このため、油圧モータ3の回転とともにクローラ2が回転し、落下物処理重機100の走行が開始される。また、無線制御部を通してリフトシリンダ18、チルトシリンダ19がブーム17を駆動制御することとなり、床面に散乱している鉱石を収集、回収(処理)させる。すなわち、バケット6は製鉄所の鉱石運搬用ベルトコンベアから落ちた鉱石を取り除く回収(処理)(収集)作業を行う。作業者は、前記無線制御部を通して落下物処理重機100の走行を遠隔操作することができ、従って、作業現場に直接立ち入らなくても、安全に作業が行なえる。
メインフレーム1とクローラ2とバケット6は、それぞれ略同高になるように、しかも全高を極力低くしているので、製鉄所における鉱石運搬用のベルトコンベアと地面との間隙が狭くても、該間隙内に速やかに走行して、鉱石の処理作業を自動的かつ安全に実施することができる。なお、鉱石の回収(処理)作業中、小型のディーゼルエンジン4の回転数が設定回転数より下がると、小型のディーゼルエンジン4の負荷が大きくなったとして、小型のディーゼルエンジン4は定出力制御によって小型のディーゼルエンジン4の許容負荷以上にバケット6や油圧モータ3などに負荷を掛け過ぎることを回避している。
メインフレームの左右の両側に走行体であるクローラ2を設け、このメインフレーム1内に油圧モータ3や小型のディーゼルエンジン4を設けることで、落下物処理重機100の全高を低く抑えることができる。また、メインフレーム1を箱型構造にしたことで、冷却風の流れが良くなり、小型のディーゼルエンジン4の冷却効果が向上できる。また、落下物処理重機100の全高が略550mm以下(380mm〜550mm)であるため、ベルトコンベアと地面との間の高さが600mm程度の狭い作業空間であっても、鉱石の回収(処理)作業を速やかに、かつ容易に実施できる。なお、クローラ2に代えて4輪以上のタイヤを走行体として用いても良い。この場合、タイヤの直径が落下物処理重機100の全高Hの範囲内に収まっている必要がある。
要するに、小型のディーゼルエンジン4を小型化し、この小型のディーゼルエンジン4を支える防振(緩衝)ゴム20やエンジン取付ベース21の厚み(高さ)を抑制し、メインフレーム1に対するカバー(図示しない)の被覆高さを適切に抑えることで、メインフレーム1を含む落下物処理重機100の全高を大幅に低く抑えることができる。
以上のように、本実施形態による落下物処理重機100の全高Hがメインフレーム1と略同等高さとなるように、このメインフレーム1にクローラ2を回転可能に設け、そのメインフレーム1の高さ内に、前記クローラ2を駆動する油圧モータ3を収納し、前記メインフレーム1の底板1a上に防振ゴム20およびエンジン取付ベース21を介して前記油圧モータ3を駆動する小型のディーゼルエンジン4を設置し、この小型のディーゼルエンジン4に回転慣性を付与するフライホイール5を、エンジン取付ベース21上面から下方に彫り込んだ凹溝22内で回転可能に設け、メインフレーム1の前部にメインフレーム1と同等高さとなる位置を維持するバケット6を有して構成されてなる。
従って、本実施形態における落下物処理重機100においては、荷役ポンプ圧力が走行系と兼用回路の為、従来以上の荷役能力を得ることができる。即ち、走行制御を可変ポンプと比例弁を用いて任意の速度(0〜最高速度)で実施でき、初期の荷役能力および作業効率を確保できる。要するに、落下物処理重機100に従来の大型エンジンを搭載した場合に比べ本発明の小型のディーゼルエンジンを搭載した場合は、最大走行速度も勝り走行トルクも遜色なく、更に荷役系を同回路(走行系と兼用)とすることにより、従来の低床ローダより大きい荷役能力で効率的に作業できる。
また、ディーゼルエンジン4の小型化により落下物処理重機100の全高を550mm以下(380mm〜550mm)に抑制でき、この結果落下物処理重機100は、これまで不可能だったベルトコンベアと地面との間の狭い空間に入って、地面に落下した鉱石を回収(処理)する作業を速やかに実施できる。また、小型のディーゼルエンジンを、メインフレーム1上に分離して2基設けた場合には、各エンジン単位の構成、特に高さを抑えながらも、ディーゼルエンジン2個分の出力を得ることができ、結果として落下物処理重機100の全高Hを容易に抑えることができる。
つまり、本実施の形態に係る落下物処理重機100によれば次のような効果が奏される。
(1)落下物処理重機100に390mm以下(280mm〜390mm)の小型のディーゼルエンジンを搭載することにより、落下物処理重機100の全高を550mm以下(380mm〜550mm)とすることができた。
(2)これにより鉱石を運搬するベルトコンベアと地面との間が狭い間隔(600mm)でも落下物処理重機100は移動(走行)可能となり、ベルトコンベアと地面との間隔が狭くても落下鉱石の回収(処理)作業が可能である。
(3)要するに、落下物処理重機100の全高を550mm以下(380mm〜550mm)に抑え込むことで、鉱石を運搬するベルトコンベアから地面に落下した鉱石を、このベルトコンベアと地面との間の狭い作業空間を移動しながら容易に回収(処理)することができる。
(4)また、落下物処理重機100に搭載されるエンジンをディーゼルエンジンとしたため、落下物処理重機100を長時間稼働させることが可能である。
(5)加えて、走行系の油圧回路と荷役系の油圧回路を同一回路で兼用することにより、チルトシリンダやリフトシリンダによるバケットの荷役能力を向上させることができる。
次に、前記落下物処理重機100から作業者Mを保護するための安全装置について説明する。既に述べたように、作業者は、リモートコントローラを携帯して落下物処理重機100を遠隔制御する。落下物処理重機100は障害物の多い狭隘な空間内で鉱石の回収(処理)作業を行うものであるため、作業者は落下物処理重機100に極力接近してリモートコントローラの操作を行う必要がある。一方、落下鉱石の回収(処理)作業中に、作業者が落下物処理重機100の進行方向において接近し過ぎるのは危険であり、何らの措置も講じないと大きな事故につながる危険性がある。そこで、落下物処理重機100に安全装置を設け、作業者が落下物処理重機100に近づきすぎたら、落下物処理重機100を自動的に停止させるようにしてある。
本実施の形態では、前記安全装置として、RFID(Radio Frequency Identification)タグ方式のものを採用している。
すなわち、安全装置は、図2に示すように、落下物処理重機100の進行方向前側には、落下物処理重機100の前方回りに生じた電波を検出可能な第1のセンサー23が設けられており、落下物処理重機100の進行方向後側には、落下物処理重機100の後方周りに生じた電波を検出可能な第2のセンサー24が設けられている。前記制御盤Pは、前記第1及び第2のセンサー23,24と通信可能に構成される。
前記各センサー23,24は、磁界発生装置26と受信アンテナ27とを備える。このため、作業者Mにタグ25(図5参照)を付けることで、各磁界発生装置26によって生ずる磁界の範囲内にタグ25を有する作業者が進入すると、タグ25は電波を発生する。タグ25を有する作業者Mが落下物処理重機100に接近し、第1及び第2のセンサー23,24のうち少なくとも一方が電波を検出すると、制御盤Pは、落下物処理重機100を強制的に停止させる。これにより、タグ25を有する作業者Mと落下物処理重機100との接触が避けられるため、作業者Mは安全性を確保しつつ、落下物処理重機100に近づくことができる。これによって、作業者Mは落下物処理重機100に接近した状態で落下物処理重機100を操作することができるため、精度よく操作することができる。
第1及び第2のセンサー23,24を用いたのは、落下物処理重機100の進行方向前側の回りに生じた電波と、落下物処理重機100の進行方向後側の回りに生じた電波を検出可能とするためである。例えば、各センサー23,24の検知範囲を図5に示すような半径2.5m程度の円C1,C2とすれば、第1のセンサー23を落下物処理重機100の進行方向前側に設置し、第2のセンサー24を落下物処理重機100の進行方向後側に設置することで、落下物処理重機100の進行方向前側の回りの安全性と、落下物処理重機100の進行方向後側の回りの安全性とについて確保できる。さらに、各センサー23,24の検知範囲が半径2.5m程度の円C1、C2であるため、落下物処理重機100の左右両側は検出範囲外となる。そのため、タグ25を付けた作業者Mは、各センサー23,24の検知範囲C1,C2の外側にいれば落下物処理重機100を安全に遠隔操作できるので、図5から明らかなように、比較的安全な落下物処理重機100の左右両側にはごく近くまで接近することができ、各センサー23,24の検知範囲C1,C2の外側であるにもかかわらず、安全かつ正確に落下物処理重機100を操作することができる。
比較例として、落下物処理重機100の回りの電界(微弱無線)の強度が所定値以上となったときに落下物処理重機100の停止信号を発生させる方式(RFIDタグ方式)を採用すると、誤作動の発生が多い。これは、製鉄所内には、鉄製構造物による反射波等、ノイズ源が多いことに起因する。これに対し、本実施の形態のように、落下物処理重機100の回りに電波が生じたときに落下物処理重機100の強制停止信号を発生させるようにすれば、誤作動がなく、安全装置の信頼性が向上する。
本発明の重機は、既に述べたように、例えば、製鉄所において鉄鉱石運搬用のベルトコンベアから落下した鉄鉱石を回収(処理)する落下物処理重機100として有用である。しかし、回収(処理)対象が鉄鉱石に限定されないことは勿論であり、コークス、粉塵、灰、砂利、ゴミ等、種々の物が回収(処理)対象となり得る。要するに、本発明の重機は、高さ制限のある空間内において落下物の寄せ集め作業や回収(処理)作業等を行うのに適するものである。
1 メインフレーム
2 クローラ(走行体)
2a 履帯
3 油圧モータ
4 小型のディーゼルエンジン
5 フライホイール
6 バケット
7 駆動輪
8 従動輪
9 転輪
10 エアクリーナ
11 ウオータポンプ
12 油圧ポンプ
13 ラジエータ
14 バッテリー
15 燃料タンク
16 作動油タンク
17 ブーム
18 リフトシリンダ
19 チルトシリンダ
20 防振ゴム
21 エンジン取付ベース
22 凹溝(凹所)
23 第1のセンサー
24 第2のセンサー
25 タグ
100 落下物処理重機
H 落下物処理重機の全高
P 制御盤
Q 制御部

Claims (7)

  1. メインフレームと、
    該メインフレームの左右両側に回転可能に備えられ、メインフレームを重機の全高内に支持する走行体と、
    荷役系の油圧回路によって駆動され、前記メインフレームの前方位置で前記メインフレームの高さ内に保持可能とされる俯仰自在のバケットと、
    走行系の油圧回路を構成して前記走行体を駆動する油圧ポンプと、
    該油圧ポンプを駆動するディーゼルエンジンと、
    該ディーゼルエンジンの出力軸に回転慣性を付与するフライホイールと、
    前記走行体、前記油圧ポンプ、前記バケットの動作を無線制御する制御盤と、を備え、
    前記油圧ポンプと、前記ディーゼルエンジンと、前記フライホイールと、前記制御盤とが、前記メインフレームの高さ内に収められていることを特徴とする、重機。
  2. 前記重機は全高の低い落下物処理重機であって、全高が略550mm以下に設定されていることを特徴とする、請求項1に記載の重機。
  3. 前記重機は、製鉄所構内において鉄鉱石搬送用のベルトコンベアから落下した鉄鉱石を処理するための落下物処理重機であって、
    前記メインフレームは、底板と側板とを有する上方開口の薄型箱形状であり、
    前記ディーゼルエンジンは、前記メインフレームの前記底板上に防振ゴムおよびエンジン取付ベースを介して設置されていることを特徴とする、請求項1又は2に記載の重機。
  4. 前記メインフレームの前記底板には、下方に彫り込んだ凹所が形成されており、
    前記フライホイールが前記凹所を通過するように配設されていることを特徴とする、請求項1,2又は3に記載の重機。
  5. 前記ディーゼルエンジンが、前記メインフレーム上に分離して2基設けられていることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の重機。
  6. 前記走行系の油圧回路と前記荷役系の油圧回路とを同一回路で兼用することを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の重機。
  7. 前記重機の進行方向前側の回りに生じた電波を検出可能な第1のセンサーと、
    前記重機の進行方向後側の回りに生じた電波を検出可能な第2のセンサーと、
    を備え、
    前記制御盤は、前記第1及び第2のセンサーと通信可能に構成されており、前記第1及び第2のセンサーのうち少なくとも一方が電波を検出したときに前記重機を停止させることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の重機。
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