JP2017159634A - 情報処理装置、制御方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を、別の代替造形装置に適用可能であるか否かの情報を表示するための仕組みを提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、3次元のオブジェクトを造形する複数の造形装置についての情報を管理する情報処理装置であって、オブジェクトの造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を示す設定情報を取得し、前記指示を受け付けた前記造形装置とは別の代替造形装置で提供可能な造形に係る機能を示す性能情報を取得し、前記指示に係るオブジェクトを前記代替造形装置で造形するために、前記取得した前記代替造形装置の性能情報に基づき、前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かを判定し、前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かの情報の表示を制御する。【選択図】 図8

Description

本発明は、3次元のオブジェクトを造形する造形装置での造形に係る情報処理装置、制御方法、及びプログラムに関する。
モデルデータをもとに、立体物である3次元のオブジェクトを造形する造形装置は、一般的に、3D(3−dimensional)プリンターと呼ばれており、近年、3Dプリンターは急速に普及してきている。立体造形に係る技術については、Additive Manufacturing(付加製造)とも呼ばれる。これに対して、2D(2−dimensional)プリンターは、紙(シート)などに平面的に印刷する印刷装置を示す。
3Dプリンターの造形方式には、例えば、熱溶解積層法(FDM: Fused Deposition Modeling)や光造形方式(STL:Stereo lithography)などがある。さらに、粉末燃結方式(SLS:Selective Laser Sintering)、インクジェット方式などもある。これらの造形方式に応じた素材の消耗材がオブジェクトの造形に使用される。3Dプリンターに対して消耗材を補給する形態の例として、専用のカートリッジを装着する形態や、フィラメント状のマテリアルが芯に巻きつけられているものを用いる形態、液体または粉末の消耗材がボトルなどの容器を用いる形態がある。
上述した3Dプリンターで造形するために、3Dプリンターに対する造形のための設定である造形設定の情報を含むジョブが3Dプリンターに送られる。造形設定とは、3Dプリンターでの造形の際に、3Dプリンターに対して指定される造形のための設定である。具体的には、消耗材を出力するヘッドの移動速度や、そのヘッドから出力される消耗材の積み上げ幅を示す積層ピッチなどである。造形設定の情報を含むジョブが3Dプリンターに送られた後、その3Dプリンターの故障が発生して、造形が中断される場合がある。特に、造形に必要なハードウェア部品、例えば駆動モーター、加熱ヒーター、エクストルーダー等で故障が発生した場合、故障した部品の修理・交換を行うために多くの時間がかかってしまい、造形を再開することが難しい。造形の再開までに長い時間がかかると、造形物の研磨や組み立て、搬出等の必要な後工程のスケジュールに遅延が発生する。そこで、代替機となる他の3Dプリンターで造形を行うことが考えられる。
特許文献1には、指定された印刷装置が印刷可能でない場合に、印刷ジョブを代わりに実行する代替印刷装置の候補を特定する方法が記載されている。サーバーでは、複数台の印刷装置について、カラー/モノクロ対応、サポート用紙サイズ、両面印刷可否などの属性を管理している。ユーザーはそれらの属性について優先順位を指定し、サーバーはその優先順位の高い属性について、印刷不可となった印刷装置の属性と合致する印刷装置を代替機として決定する。
特開2007−87130号公報
上述した特許文献1は、3Dプリンターを想定しているわけではない。また、印刷不可となった印刷装置および代替機となる印刷装置について、それら装置間で印刷に係る機能を示す属性同士を比較している。そのため、特許文献1は、ユーザーによる当初の造形の指示に含まれる各設定項目やそれらの設定値といった造形のための設定に従い、代替機を見つけるための技術とは言えない。
ここで、3Dプリンターでサポートされる造形に関する設定項目や、各設定項目について設定可能な値や、設定可能な値の範囲といった造形に利用できる設定については、機種によって様々である。造形不可となった3Dプリンターに対する造形のための設定を適用可能な代替機を見つけるために、マニュアルを参照しながら造形に係る機能を示す性能情報を調べることはユーザーにとって手間がかかる。また、造形のための設定のうち一部について適用不可能な代替機であっても、造形物の仕上がりへの影響が小さければその一部の設定を変更することで代替機へ適用可能となる場合がある。このような場合に、変更すべき設定の項目などを把握することはユーザーにとって困難である。
本発明は、造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を、別の代替造形装置に適用可能であるか否かの情報を表示するための仕組みを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、3次元のオブジェクトを造形する複数の造形装置についての情報を管理する情報処理装置であって、オブジェクトの造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を示す設定情報を取得する第1の取得手段と、前記指示を受け付けた前記造形装置とは別の代替造形装置で提供可能な造形に係る機能を示す性能情報を取得する第2の取得手段と、前記指示に係るオブジェクトを前記代替造形装置で造形するために、前記第2の取得手段が取得した前記代替造形装置の性能情報に基づき、前記第1の取得手段が取得した設定情報で示される造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段が判定した、前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かの情報の表示を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記判定手段が前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能でないと判定した際に、前記代替造形装置に対して適用可能でない前記造形のための設定に関する情報の表示を制御することを特徴とする。
本発明によれば、造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を、別の代替造形装置に適用可能であるか否かの情報を表示することができる。
本発明の実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成の一例を示す図である。 情報処理機能のハードウェア構成例を示す図である。 ネットワークシステムのソフトウェア構成例を示す図である。 データ管理モジュール308内のテーブル構成例を示す図である。 クライアントアプリケーション301による処理の流れの例を示すフローチャートである。 図5のサブフローの例を示すフローチャートである。 造形ジョブ実行エラーの表示画面UIの例を示す図である 既存の造形設定に合わせ適切な造形装置一覧の表示画面UIの例を示す図である。 造形設定確認の表示画面UIの例を示す図である。 造形設定変更の表示画面UIの例を示す図である。 クライアントアプリケーション301による処理の流れの例を示すフローチャートである。 実行ジョブ選択の表示画面UIの例を示す図である。 クライアントアプリケーション301による処理の流れの例を示すフローチャートである。 作業工程手順データ出力の表示画面UIの例を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
なお、以下の本実施例では、主にFDM方式を用いた3Dプリンターを取り上げて説明するが、造形装置には光造形方式、粉末方式などのFDM方式以外の手法によって造形を行う3Dプリンターも含まれる。
(実施例1)
図1は、本発明の実施形態に係るネットワークシステムのシステム構成の一例を示す図である。
ネットワーク101は、イントラネットあるいはローカルエリアネットワーク(以下、LANと呼ぶ)などである。3Dプリンター102は、3Dモデルデータをもとに3次元のオブジェクトを造形可能な造形装置の一例である。コンピューター103は、造形制御ソフトウェアがインストールされているクライアントコンピューターである。なおコンピューター103は、3Dプリンター管理アプリケーションが動作する管理サーバーとしての機能を備えていてもよい。コンピューター103としては、パーソナルコンピューター(PC)、タブレットコンピューター、スマートフォンなどの種別が存在する。
本実施例の管理システムを構成する3Dプリンター102、105とコンピューター103は、ネットワーク101を介して、相互に情報の送受信が可能である。なお、ネットワーク101は、無線LANなどの無線ネットワークでも構わない。また、ネットワーク101は、情報の送信・受信が可能であれば、インターネットなどのパブリックネットワークでも構わない。
図2は、3Dプリンター102、105、コンピューター103の情報処理機能のハードウェア構成例を示す図である。ネットワークシステムは、ネットワーク101により接続されるコンピューター103、3Dプリンター102、105により構成される。なお、コンピューター103は汎用コンピューターの構成を有する。
コンピューター103において、CPU201は、ROM203あるいは外部メモリ211に記憶されたアプリケーションプログラム等に基づいて処理を実行し、システムバス212に接続される各デバイスを総括的に制御する。また、CPU201は、ディスプレイ209上の不図示のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登録された種々のアプリケーションウィンドウを開き、種々のデータ処理を実行する。
RAM202は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等として機能する。ROM203は、基本I/Oプログラム等の記憶領域として機能する読み出し専用のメモリである。このROM203あるいは外部メモリ211には、CPU201の制御プログラムであるオペレーティングシステムプログラム(以下OS)等が記憶される。さらにROM203あるいは外部メモリ211には上記アプリケーションプログラム等に基づく処理の際に使用するファイルやその他各種データを記憶する。
ネットワークI/F204は、ネットワーク101へ接続しネットワーク通信を行う。入力I/F205は、キーボード206やマウス等のポインティングデバイス207からの入力を制御する。ディスプレイI/F208は、ディスプレイ209の表示を制御する。外部メモリI/F210は、ハードディスク(HD)等の外部メモリ211とのアクセスを制御する。
外部メモリ211は、ブートプログラム、各種のアプリケーション、ユーザーファイル、編集ファイル等を記憶する。コンピューター103は、CPU201がROM203や外部メモリ211に書き込まれた基本I/OプログラムおよびOSを実行している状態で動作する。基本I/OプログラムはROM203に書き込まれており、OSはROM203または外部メモリ211に書き込まれている。そしてコンピューターの電源がONされたときに、基本I/Oプログラム中のイニシャルプログラムロード機能により、ROM203または外部メモリ211からOSがRAM202に書き込まれ、OSの動作が開始される。システムバス212は、各デバイスを接続する。
3Dプリンター102、105において、ネットワークI/F251は、ネットワーク101へ接続しネットワーク通信を行う。CPU252は、制御プログラム等に基づいてシステムバス265に接続されるモーター駆動I/F257を介してモーター258に出力情報としての制御信号を出力する。なお、制御プログラムはROM254や外部メモリ262等に記憶される。CPU252はネットワークI/F251を介してコンピューターとの通信処理が可能となっており、3Dプリンター102内の情報等をコンピューター103に通知可能なように構成されている。さらにCPU252はROM254あるいは外部メモリ262に記憶されたアプリケーションプログラム等に基づいて処理を実行する。
RAM253は、CPU252の主メモリ、ワークエリア等として機能し、図示しない増設ポートに接続されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張することができるように構成されている。なお、RAM253は、出力情報展開領域、環境データ格納領域、NVRAM等に用いられる。ROM254あるいは外部メモリ262には、CPU252の制御プログラムやアプリケーションプログラムおよび上記出力情報を生成する際に使用するフォントデータ、3Dプリンター102上で利用される情報等が記憶される。またROM254あるいは外部メモリ262には、3Dプリンター102のアプリケーションインストール時にアプリケーションが一時的に格納される。
操作部I/F255は、操作部256との間のインターフェースをつかさどり、表示すべき画像データを操作部256に対して出力する。また、ユーザーが操作部256を介して入力した情報の受信も行う。操作部256は、操作のためのスイッチおよびLED表示器等が配されている操作パネル等に相当する。モーター駆動I/F257は、モーター258(駆動部品)に出力情報としての制御信号を出力する。センサーI/F259は、センサー260(温度センサー、振動センサー、物体識別センサーなど)からの入力情報として信号を受信する。さらに、センサー260には、3Dプリンターにセットされるカートリッジ内の消耗材残量を検知するセンサーもある。
なお、消耗材の収納されるカートリッジは交換される形式であってもよいし、同じカートリッジに対して消耗材が追加で補給される形式もよい。なお、消耗材が収納されるカートリッジは、3Dプリンターにセットされたことを検知する検知部を持っていなくてもよい。また、カートリッジに消耗材が収納される形態の例として、フィラメント状のマテリアルが芯に巻きつけられていてもいいし、液体または粉末の消耗材がボトルなどの容器に入っていてもよい。また、本願における消耗材には、オブジェクトに使われるマテリアルや、造形中の支えとして必要に応じて造形されるサポートに使われるマテリアルなどを含む。
外部メモリI/F(メモリコントローラ)261は、ハードディスク(HD)、ICカード等の外部メモリ262へのアクセスを制御する。また、前述した外部メモリは1個に限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプションフォントカード、言語系の異なるプリンター制御言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続できるように構成されていてもよい。さらに、図示しないNVRAMを有し、操作部256からのプリンターモード設定情報を記憶するようにしてもよい。
オプション機器I/F263は、オプション機器264へのアクセスを制御する。オプション機器には、造形方式に応じて必要となる付帯設備や、カメラやICカードリーダー等の3Dプリンターの機能及び機構を拡張する周辺機器などがある。付帯設備の例として、インクジェット方式の場合に粉末対策として必要な装置や、光造形(SLA)の場合に必要となる洗浄装置などがある。システムバス265は、各デバイスを接続する。
図3は、ネットワークシステムのソフトウェア構成を示す図である。図3を用いて、ネットワーク101を介して通信を行う3Dプリンター102、105およびコンピューター103のソフトウェア構成を説明する。なお、以降の説明において、デバイスとは、造形装置の一例である3Dプリンターを指すものとする。
まず、コンピューター103のソフトウェア構成について説明する。コンピューター103において、クライアントアプリケーション301および各モジュールは、外部メモリ211に保存されたファイルとして存在する。これらは実行時にOSやそのモジュールを利用するモジュールによってRAM202にロードされ実行されるプログラムモジュールである。
また、クライアントアプリケーション301は、外部メモリ211の不図示のCD−ROM、あるいはネットワーク101を経由して外部メモリ211のHDに追加することが可能となっている。ネットワークモジュール309は、任意の通信プロトコルを使用して3Dプリンター102や他のコンピューター(不図示)とのネットワーク通信を行う。なお、クライアントアプリケーション301の動作する情報処理装置は、コンピューター103以外でもよく、例えば、3Dプリンター102に組み込まれるコンピューターや、3Dプリンター管理アプリケーションが動作するコンピューターなどであってもよい。
UIモジュール302は、クライアントアプリケーション301において、ユーザーにグラフィカルインターフェースを提供するモジュールである。例えば、アプリケーションウィンドウの起動や3Dモデルデータの描画、各種設定画面の表示の制御を行う。その他にも、ネットワーク101及びネットワークモジュール309を通して外部からのリクエストに応じてHTTP等のプロトコルによってアプリケーションを操作するためのインターフェースを提供しても良い。なお、その他の手段によってユーザーにGUI操作手段を提供しても良い。また、UIモジュール302は様々なモジュールを呼び出し実行することで、ユーザーに各種機能を提供する。
UIモジュール302が呼び出すモジュールの例として、オブジェクト管理モジュール303、デバイス管理モジュール304、ジョブ管理モジュール305、デバイス切り替えモジュール306を挙げる。また、UIモジュール302がこれら以外のモジュールを呼び出してもよい。
オブジェクト管理モジュール303は、UIモジュール302を介して入力されたオブジェクトデータ(3Dモデルデータ)を管理するモジュールである。オブジェクトデータのファイルフォーマットの例として、例えばSTL(Standard Triangulated Language)形式が挙げられる。STLは三次元形状を表現するデータを保存するファイルフォーマットであり、3Dモデルデータのファイル形式として利用されることが多い。なお、オブジェクトデータのファイル形式は、三次元形状を表現するファイルフォーマットであれば、STL以外でも良い。
デバイス管理モジュール304は、コンピューター103とネットワーク101で接続された3Dプリンター102を、任意の通信プロトコルを使って探索する。探索モジュール206が探索に使用する通信プロトコルの例としては、IPP(Internet Printing Protocol)や、WS−Discovery(Web Services Dynamic Discovery)などが挙げられる。
他にも、SNMP(Simple Network Management Protocol)やSLP(Service Location Protocol)などの通信プロトコルを使用してもよい。デバイス管理モジュール304は3Dプリンター102を探索し、3Dプリンター102から造形設定情報、造形性能情報、消耗材残量、ジョブの進捗情報、機器の状態情報などを取得して後述のデータ管理モジュール308へ格納する。
ジョブ管理モジュール305は、UIモジュール302およびオブジェクト管理モジュール303で受信したオブジェクトデータおよびデバイス管理モジュール304で受信した造形設定情報に基づき生成される制御命令を含むジョブを作成・管理する。造形設定とは、3Dプリンターでの造形の際に、3Dプリンターに対して指定される造形のための設定である。具体的には、消耗材を出力するヘッドの移動速度や、そのヘッドから出力される消耗材の積み上げ幅を示す積層ピッチなどである。制御命令は、オブジェクトデータおよび造形設定に基づいて、後述の制御命令生成モジュール307により生成される情報である。作成されたジョブは、ネットワークモジュール309およびネットワーク101を介して3Dプリンター102に送信される。
また、ジョブ管理モジュール305は、制御命令を解析し、造形設定に従う、3Dプリンターでの造形において必要となる必要な消耗材の使用量を算出する。算出された使用量の情報をもとに、ジョブが実行可能か否かの判断が行われる。なお、ジョブ管理モジュール305は、ジョブの送信や実行可否判断以外の操作を実行できても良く、例えば、ジョブの実行日時をスケジュールで定めてジョブの実行を予約するなどしてもよい。
デバイス切り替えモジュール306は、ジョブ管理モジュール305で作成された造形ジョブの造形設定を他の造形装置に適用可能か否かを判定し、造形装置の一覧画面をユーザーに提供する。利用可能な造形装置は、デバイス管理モジュール304がネットワーク101上の3Dプリンター102、105をTCP/IPによって探索してもよいし、予めクライアントアプリケーション301に造形装置情報を登録してもよい。造形設定の項目は、オブジェクトの充填密度・充填パターン・縮尺・消耗材種別などがある。なお、3Dプリンターの造形に関する設定であれば他の設定情報であっても良い。
データ管理モジュール308は、各種データおよびファイルを管理し、他モジュールからの要求に合わせてデータの格納と取り出しを行う。データ管理モジュール308は、クライアントアプリケーション301からアクセス可能な、コンピューター103とは別の機器上にあってもよい。データ管理モジュール308で管理されるデータについて、図4を用いて後述する。
制御命令生成モジュール307は、コンピューター103にインストールされて実行される造形制御ソフトウェアのモジュールの一つである。制御命令生成モジュール307は、オブジェクトデータを3Dプリンターで実行可能な命令形式に変換する。例えば、制御命令として、例えば、Gコード(G−code)という工作機械の命令を3Dプリンター用に拡張した形式のファイルが利用される。なお、クライアントアプリケーション301自体に、制御命令生成モジュール307を実装してもよい。
次に、3Dプリンター102のソフトウェア構成について説明する。
3Dプリンター102において、各種モジュールはROM254あるいは外部メモリ262に保存されたファイルとして存在し、実行時にRAM253にロードされ実行される。ネットワークモジュール326は、任意の通信プロトコルを使用してコンピューター103とのネットワーク通信を行う。組み込みアプリケーション320は、RAM253上にロードされ実行されるアプリケーションである。組み込みアプリケーション320は後述のハードウェア制御モジュール321、UIモジュール322、制御命令管理モジュール323、構成管理モジュール324などのモジュール群から構成される。また、3Dプリンターが造形を行う上で必要なモジュールが含まれても良い。
ハードウェア制御モジュール321は、3Dプリンターの各種駆動部品の制御を行うとともに、温度センサーや振動センサー等の各種センサー(不図示)から値の取得を行う。ハードウェア制御モジュール321は後述のUIモジュール322、制御命令管理モジュール323、構成管理モジュール324から造形に関する制御命令を受信し、またセンサー値等のフィードバック情報を各モジュールに送信する。なお、造形に関する制御はこれらの例に限られない。
UIモジュール322は、3Dプリンター102の操作部256に3Dプリンターの造形に関する情報を出力し、また制御命令や各種設定値情報の入力を受け付けるモジュールである。例えば、3Dプリンターに付属のパネルに造形の進捗情報を出力したり、エラーが発生した場合にその内容を表示したりする等の処理が挙げられる。また、パネル画面およびボタン等から3Dプリンターの設定値を変更する等の処理を受け付けてもいい。その他に、USBメモリ等の外部メモリ経由で制御命令を受け付ける等の処理を行っても良いし、ネットワークモジュール326を介して外部からHTTPプロトコルなどのWebプロトコルによって3DプリンターのUIを外部に提供できても良い。なお、造形に関する情報の入出力はこれらの例に限られない。
制御命令管理モジュール323は、クライアントアプリケーション301から送信された制御命令を受信し、管理、実行するモジュールである。制御命令管理モジュール323は、クライアントアプリケーション301から送信されたジョブデータに含まれる制御命令の保存・変更・削除や、ジョブに関する情報の管理を行う。例えば、クライアントアプリケーション301から受信した複数のジョブの進捗情報(開始・終了・エラー等)を更新し、制御命令を読み取りハードウェア制御モジュール321を介して各種駆動部品を操作することで、実際の造形処理を管理する。また、3Dプリンター102の機種性能によってクライアントアプリケーション301の制御命令生成モジュール307の機能を包含し、3Dプリンター上でオブジェクトデータを制御命令に変換し、生成した制御命令を管理・実行しても良い。なお、制御命令の管理に関する制御はこれらの例に限られない。
構成管理モジュール324は、3Dプリンター102のハードウェア構成情報とソフトウェア構成情報、さらに各種消耗材や部品の状態情報の管理を行う。ハードウェア構成情報とは、例えば、自機の製造番号や製造工場識別子等の自機固有情報、3Dプリンター102に接続されたオプション機器の製品情報や使用状態等が挙げられる。オプション機器の例としては、フィニッシャーやカセットユニット等が挙げられる。オプション機器内部に消耗材やヒンジ等の消耗摩耗品が使用されている場合、これらの消耗状態及び摩耗状態も取得し、ネットワークモジュール326及びネットワーク101を通してクライアントアプリケーション301に通知する。ソフトウェア構成情報とは、例えば3Dプリンター102のファームウェア情報、インストールされているアプリケーション情報等が挙げられる。また構成管理モジュール324は、クライアントアプリケーション301から送信されたファームウェアのアップデート要求を受信し、自機のファームウェアアップデート及びアプリケーションのインストールを実行しても良い。
図4は、データ管理モジュール308内のテーブル構成例を示す図である。なお、図4のテーブル構成はあくまで一例であり、本例とは異なるテーブル構成であってもよい。
デバイス管理テーブル401は、クライアントアプリケーション301が管理する3Dプリンター102に関する情報を管理するテーブルである。デバイス管理テーブル401で管理される情報は、例えば、デバイス識別子、デバイス名称、IPアドレス、接続ポート番号等が挙げられる。なお、以降の説明において、造形装置を単にデバイスと呼ぶ場合もある。
ここでデバイス識別子は、3Dプリンター102を一意に識別するための識別子である。デバイス名称は、3Dプリンター102を識別可能な任意の名称である。IPアドレス、接続ポート番号は、3Dプリンター102に接続しジョブの送信および状態情報の取得を行うためのアドレス情報である。
造形設定管理テーブル402は、各3Dプリンター情報に紐付く造形設定に関する情報を管理するテーブルである。造形設定管理テーブルで管理される情報は、例えば造形設定識別子、デバイス識別子、プリントスピード、レイヤー厚さ、充填密度、充填パターン、サポートなどの項目が挙げられる。
ここで造形設定識別子は、造形設定を一意に識別するための識別子である。プリントスピードは、3Dプリンターの造形速度である。例えば、FDM方式の3Dプリンターの場合、造形速度は消耗材(フィラメント素材)の圧出速度を用いる。レイヤー厚さは、層あたりの厚さ(ピッチ幅)である積層ピッチを示す。積層ピッチは、ヘッドから出力される造形材の積み上げ幅を示す。積層ピッチの値が小さいほど、より表面の滑らかな造形物が造形される。充填密度は、オブジェクトの内部構造の充填密度である。充填密度が高いほど、造形物内部の密度が上がり強度が増すが、消耗材の使用量も増加する。
充填パターンは、オブジェクトの内部構造の形状をいう。充填パターンには、例えば、Rectilinear(格子状)、Concentiric(同中心状)、Honeycomb(蜂の巣状)、hilbertcurve(ヒルベルト曲線状)などがある。充填パターンによって造形物の強度や弾性を調整することができる。
サポート(support structures)とは、造形中の支えとして必要に応じて造形される造形物(例えば、支柱など)である。サポートの造形を有効(“on”)にした場合、マテリアルの出力箇所においての支えとなるサポートが必要に応じて造形される。サポートの造形により、造形物の歪みを抑えて造形することができる。サポートの制御命令は、制御命令生成モジュール307によりオブジェクトの構造に応じて生成される。つまり、サポートについての情報はオブジェクトデータには含まれておらず、オブジェクトデータが制御命令に変換される際に、サポートの造形に関する情報がオブジェクトの制御命令に付加される。なお、充填密度、充填パターン、サポートは、ジョブに含まれる全てのオブジェクトに設定できても良いし、一部のオブジェクトに対して設定できても良い。また、サポートの部分のみに対して、充填密度や充填パターンが設定できてもよい。
消耗材管理テーブル403は、3Dプリンター102の消耗材情報を管理するテーブルである。消耗材管理テーブル403で管理される情報は、例えば、消耗材識別子、デバイス識別子、消耗材種別、消耗材残量などが挙げられる。
ここで消耗材識別子は、3Dプリンターに紐付けられる消耗材情報を一意に識別するための識別子である。消耗材種別は、素材や色など消耗材の種別を表す情報である。造形方式によって扱われる消耗材の素材が異なる。例えば、熱溶解積層法(FDM:Fused Deposition Modeling)では、ABS樹脂やPLA樹脂などの消耗材が使用される。また、サポートには、水溶性の消耗材が使用される場合もある。さらに、石膏などの特殊な粉末であるマテリアルと接着剤とを用いて造形する場合には、造形に用いられる接着剤も消耗材に含まれる。
消耗材残量は、3Dプリンター102の消耗材残量である。消耗材種別と消耗材残量はデバイス管理モジュール304が3Dプリンター102の構成管理モジュール324から取得する。なお、その他の手段によって3Dプリンター102の搭載する消耗材種別および消耗材残量を取得できてもよい。
オブジェクト管理テーブル404は、オブジェクトデータを管理するテーブルである。オブジェクト管理テーブルで管理する情報として、例えば、オブジェクト識別子、オブジェクトデータファイル、オブジェクト充填密度、オブジェクト充填パターン、使用素材種別、サポート充填密度、サポート充填パターンなどが挙げられる。
ここでオブジェクト識別子とは、オブジェクトデータを一意に識別する識別子である。オブジェクトデータファイルとは、オブジェクトデータのファイルが格納されたファイルパスである。使用素材とはオブジェクトの造形に使用する消耗材種別である。
デバイス性能情報管理テーブル405は、デバイス管理モジュール304で管理される造形装置の性能情報を管理するテーブルである。デバイス性能情報管理テーブル405で管理される情報として、例えば、性能情報識別子、造形装置識別子、最大造形サイズ、積層ピッチ幅、最大ヘッド移動速度、消耗材などが挙げられる。性能情報とは、造形装置で提供可能な造形に係る機能を示す情報である。
ここで性能情報識別子は、性能情報を一意に識別するための識別子である。最大造形サイズは、造形装置が造形可能な最大立体サイズである。積層ピッチ幅は、造形装置のエクストルーダーが圧出可能な積層ピッチの範囲である。最大ヘッド移動速度は、造形装置のヘッドが移動する際の最大速度である。消耗材は、造形装置で利用可能な消耗材情報である。消耗材情報は、消耗材のカートリッジ型番号であってもよいし、PLAやABSなどの樹脂素材名称等であってもよい。
造形ジョブ管理テーブル406は、ジョブ管理モジュール305で作成したジョブの情報を記録、管理するテーブルである。造形ジョブ管理テーブル406で管理する情報として、例えばジョブ識別子、オブジェクト識別子、造形設定識別子、造形予約日時、造形開始日時、造形終了日時、造形結果などが挙げられる。
ここでジョブ識別子は、ジョブ情報を一意に識別するための識別子である。造形予約日時はユーザーがクライアントアプリケーション301にジョブを登録した日時である。造形装置にジョブを送信した日時であってもよい。造形開始日時は、造形装置が造形処理を開始した日時である。造形処理の開始判断は、造形装置がジョブを受信した日時でも良いし、消耗材の圧出が開始された日時であっても良い。造形終了日時は、造形装置が造形処理を終了した日時である。造形結果は、造形装置が造形処理を完了したか否かの情報である。造形途中にエラーが発生した場合は、造形装置からエラー情報を取得し、エラーコードやエラーメッセージを格納しても良い。また、造形ジョブ管理テーブルで管理される情報として、造形装置のウォームアップ処理の開始終了日時や造形装置102の自機構成管理モジュール324で取得可能なセンサーの状態情報を管理しても良い。センサーの状態情報とは、例えば、温度や湿度、駆動部品の回転数、消費電力値などが挙げられる。もちろん、その他造形装置の管理に必要なセンサー情報の値が管理されても良い。
作業指示書管理テーブル407は、各造形装置の作業手順データを管理するテーブルである。作業手順データとは、特定の造形装置での造形の前処理や後処理の作業手順の情報である。作業手順データは、htmlなどのハイパーテキスト形式などであっても良い。もちろん、外部データベースサーバーやその他の手段によって作業手順データを管理しても良い。指示書管理テーブルで管理される情報として、例えば、指示書識別子、造形装置識別子、指示項目、指示書データリンクなどが挙げられる。
ここで指示書識別子とは、造形装置の作業手順データを一意に識別するための識別子である。指示項目とは、作業手順情報の概要を示す作業項目情報である。指示項目は、任意の作業手順データに紐づく形式であれば、例えば英数字の文字列でも良い。指示書データリンクは、指示項目に紐づく作業手順データのファイルアドレスである。もちろん、指示項目に紐づく作業手順データであれば、テキスト情報や外部サーバーへの接続情報であっても良い。
以上で、図4の説明を終わる。
図5は、クライアントアプリケーション301による処理の流れを示すフローチャートである。本処理は、造形装置102で実行されるジョブが生成され、造形装置102でジョブが実行される前に、クライアントアプリケーション301によって実行される処理である。図5および後述する図6のフローチャートの処理は、CPU201が、ROM203または外部メモリ211に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S501で、クライアントアプリケーション301のジョブ管理モジュール305が、造形指示を受け付けたと判断された場合に、S502へ処理を進める。造形指示には、造形対象を示すオブジェクトデータや、デバイス設定および造形設定の情報などが含まれる。オブジェクトデータは、STL形式などで表される3Dモデルデータである。オブジェクトデータを受信する方法には、例えば、クライアントアプリケーションの301のGUI画面上からファイルをインポートする方法や、ネットワークを介して外部のアプリケーションからインポートする方法などがある。なお、受信したオブジェクトデータはデータ管理モジュール308のオブジェクト管理テーブル404に格納される。
なお、受信したオブジェクトデータは、クライアントアプリケーション301のGUI画面上の操作で、オブジェクトの形状や縮尺などが変更される場合がある。また、3Dプリンター102のデバイス設定や造形設定が変更される場合がある。デバイス設定とは、例えばデータ管理モジュール308のデバイス管理テーブル401に格納される造形装置の接続設定である。造形設定には、例えばデータ管理モジュール308の造形設定管理テーブル402に格納される3Dプリンター102のプリントスピード、レイヤー厚さ、充填密度、充填パターン、サポートなどの設定項目とそれらに対する値が含まれる。オブジェクトの形状や縮尺、または、デバイス設定や造形設定が変更された場合は、S501で受け付ける造形指示には、それらの変更後のデータや設定の内容が含まれることとなる。
S502で、ジョブ管理モジュール305が、ジョブの実行とジョブ実行中にエラーが発生した際の判定処理を行う。図6(A)で示すサブフローを用いて、ジョブ実行中のエラー判定処理の詳細について説明する。
S602で、ジョブ管理モジュール305が、データ管理モジュール308の造形設定管理テーブル402から造形設定情報を取得する。この造形設定情報は、ユーザーによって予め指定された造形装置に関する造形設定情報である。
S603で、デバイス管理モジュール304がネットワークモジュール309、326を介して造形装置102の自機構成管理モジュール324に接続し、造形装置の状態情報を取得する。造形装置の状態情報とは、例えば造形装置の消耗材種別、消耗材残量、筐体内温度が造形開始可能値に達しているか否かの情報、造形中のジョブが実行中か否かの情報などが挙げられる。
S604で、ジョブ管理モジュール305が、S603で取得した造形装置の状態情報から造形装置102でジョブの実行が可能か否かを判断する。具体的には、ジョブが消費する消耗材使用量が造形装置102の消耗材残量を超えない場合、造形装置102の各種センサー・駆動部品に異常が無い場合、実行中のジョブが無くジョブの予約が可能な場合などに、造形可能と判断しS605に処理を進める。別のジョブが実行中でジョブの新規予約が出来ない場合や、造形中に消耗材が不足すると判断できる場合、各種センサー・駆動部品に異常を検知した場合は、エラー発生により造形不可と判断して処理をS609へ進める。このとき、ジョブ管理モジュール305は、ジョブの実行結果情報をエラー情報とともに造形ジョブ管理テーブル406に格納する。
S605で、ジョブ管理モジュール305が、造形装置102にジョブの実行を予約する。このとき、造形装置102が他のジョブを実行中でも、造形装置側でジョブ情報を保存し、任意のタイミングで保存したジョブを実行するよう予約できても良い。
S606で、ジョブ管理モジュール305が、造形装置102のハードウェア制御モジュール321からジョブの実行状態情報を取得する。ジョブの実行状態情報を取得する手段として、例えばIPPなどの標準規格プロトコルや造形装置ベンダー独自のプロトコルを用いても良い。実行状態情報には、造形ジョブの造形が終了しているか否かの情報、造形中の場合オブジェクトのどの層まで造形済みかの情報、消耗材の残量情報、センサー・駆動部品が正常に動作しているかなどの情報が含まれる。
S607で、ジョブ管理モジュール305がS606で取得した実行状態情報をもとに、造形ジョブが終了したか否かを判断する。造形ジョブが終了したと判断した場合はS608へ処理を進め、造形ジョブが終了していない、つまりジョブが未実行または継続中の場合は処理をS606に戻す。
S608で、ジョブ管理モジュール305がS606で取得した実行状態情報をもとに、造形ジョブの終了時に造形装置102でエラーが発生したか否かを判断する。例えば、実行状態情報に消耗材切れの状態情報が含まれている場合や、センサー・駆動部品に異常が発生したなどの情報が含まれていた場合は、造形装置102にてジョブの実行中にエラーが発生したと判断し処理をS609に進める。実行状態情報にエラー情報が含まれず、造形が完了した旨の情報が含まれると判断した場合は、正常に造形ジョブが実行されたと判断し処理を終了する。このとき、ジョブ管理モジュール305は、ジョブの実行結果情報をエラー情報とともに造形ジョブ管理テーブル406に格納する。
S609で、UIモジュール302が、造形ジョブが完了しなかった旨のエラー情報画面を表示する。例えば、図7で示す造形ジョブのエラー情報画面UIが表示される。701はジョブのエラー情報表示画面のウィンドウである。702、703は造形するオブジェクトのシミュレーション画像である。702は造形装置のビルドプレートを示しており、703は造形するオブジェクトの形状を三次元表示している。このとき、703は造形が完了した状態の三次元画像でも良いし、現在造形済み箇所のみを三次元画像で表示しても良い。704は、造形ジョブ中のどのオブジェクト、もしくはオブジェクトのどの位置でエラーが発生したかの注釈表示である。705では、エラーが発生した造形装置の造形装置情報およびジョブ情報を表示する。造形装置情報はデバイス管理テーブル401および造形ジョブ管理テーブル406から取得する。706は発生したエラーの詳細情報を示しており、造形ジョブ管理テーブル406に格納されたエラー情報を表示する。このとき、エラー情報が予め登録済みのエラーである場合は、エラーに応じた必要な付帯作業を表示する。例えば、消耗材の交換が必要な場合のエラーを検出した場合には、作業指示書管理テーブル407から造形装置102の消耗材交換手順情報を取得し、画面に表示しても良い。ユーザーは、図7で示すようなエラー情報をもとに、次のいずれかを選択する。別の造形装置でジョブを実行する場合は「造形可能なデバイスを探索」ボタン707、エラーが発生した造形装置に対して再度ジョブを実行する場合は「再実行」ボタン708、ジョブを終了する「キャンセル」ボタン709のいずれかを選択できる。UIモジュール302は、「キャンセル」ボタン709が押下されたことを検知すると、図6(A)および図5のフローが終了する。
続いて、図6のフローチャートに戻って説明する。
S610で、UIモジュール302が、S609のエラー情報画面UIで「再実行」ボタンが押下されたことを検知すると、処理をS602に戻し、再度ジョブの実行を行う。「再実行」ボタンが押下されない場合は、S611に処理を進める。S611で、UIモジュール302が「造形可能なデバイスを探索」ボタン707が押下されたことを検知すると、図6(A)の処理を図5のフローに戻し、処理をS503に進める。検知しない場合、すなわち「キャンセル」ボタン709が押下されたことを検知した場合は図6および図5の処理を終了する。以上で、図6(A)の説明を終わる。
図5のフローチャートに戻って説明する。
S503で、デバイス切り替えモジュール306がS502で実行したジョブの代替実行が可能な造形装置を探索し、代替造形装置の一覧をユーザーに提示、代替造形装置105の選択を促す処理を行う。図6(B)で示すサブフローを用いて、代替デバイス探索処理の詳細について説明する。
S602で、デバイス切り替えモジュール306がデータ管理モジュール308のデバイス管理テーブル401から造形装置のネットワークアドレス情報を取得する。このとき、ネットワーク101に接続された造形装置をTCP/IPのブロードキャスト、マルチキャストプロトコルを用いて探索しても良い。もちろん、造形装置ベンダー独自のネットワークプロトコルによってネットワーク101上の造形装置を探索できても良い。
S652〜S655で、S651で取得した各造形装置に対してS653およびS654の処理を実行する。全ての造形装置に対する処理が終了すると、ループを終了する。
S653で、デバイス管理モジュール304が造形装置102の自機構成管理モジュール324から造形装置の性能情報を取得する。性能情報には、例えば上述のデバイス性能情報管理テーブル405で管理されるような最大造形サイズ、積層ピッチ幅、最大ヘッド移動速度、消耗材情報などの項目が含まれる。その他にも、例えば、サポートの除去装置の有無や、塗装処理機能の有無などの造形装置に接続されるオプション機器の性能情報が含まれてもよい。もちろん、造形装置の性能に関連する情報であれば、その他の性能情報をデバイス性能情報管理テーブル405で管理しても良い。性能情報の取得はIPP等の共通規格プロトコル、もしくは造形装置ベンダー独自のプロトコルで取得する。ネットワーク接続に対応しない造形装置に関しては、USBやシリアルポートなどを用いて造形装置のドライバを介して性能情報を取得しても良い。
S654で、デバイス切り替えモジュール306が、S502で取得した造形装置の造形設定情報と、S653で取得した代替造形装置105の性能情報とを比較し、代替造形装置105で前述の造形設定情報の適用が可能か否かを判定する。デバイス切り替えモジュール306は、所定の項目について、造形設定情報の値が性能情報の値の範囲内である場合に、当該設定を代替造形装置に適用可能であると判定する。
造形設定の適用が不可と判定される具体例としては、ジョブの造形設定サイズが代替造形装置105の最大造形可能サイズを超えていた場合や、ジョブの積層ピッチ設定が代替造形装置105の適用可能範囲外の値の場合などである。また、ジョブに設定された使用消耗材の種類が代替造形装置105にセットされている消耗材と異なる場合なども、造形設定の適用が不可と判定される。さらに、代替造形装置105で造形した場合に消耗材が不足する場合には、作業指示書管理テーブル407から当該の付帯作業に関する指示書データが取得される。また、代替造形装置105に対してファームウェアの起動やビルドプレートの初期位置設定、筐体内温度の調整など、造形の前後に必要な付帯作業が発生する場合についても、当該の付帯作業に関する指示書データが取得される。
S655で、S652〜S655の処理がクライアントアプリケーション301に登録された全ての造形装置に対して実行されたと判断した場合に、処理をS656に進める。全ての造形装置に対して実行されていないと判断した場合は、S652に戻り残りの造形装置に対してS653の処理を行う。
S656で、UIモジュール302が、各造形装置に対して実行したS652〜S655の結果を造形装置一覧画面として表示するための制御を行う。例えば、図8で示す造形装置一覧画面UIが表示される。801は、クライアントアプリケーション301が提供する造形装置一覧画面のウィンドウである。802は、ジョブの実行に失敗した造形装置の情報が表示される。ここで表示される造形装置の情報は、デバイス管理テーブル401と造形設定管理テーブル402で管理されるようなS604およびS608でエラーが発生した造形装置と、実行したジョブに含まれる造形設定に関する情報である。
804はS651〜S655で探索した造形装置の探索結果である。803は、S604およびS608でエラーが発生した造形装置と、実行したジョブに含まれる造形設定に関する情報を表形式で表示したものである。805は造形装置探索結果の表示設定である。例えば、造形装置のデバイス名、状態、造形設定適用判定、工程変更判定、造形時間、積層ピッチ、造形装置、造形サイズ、消耗材種類、消耗材残量などの情報の表示を設定できる。ユーザーは表示したい項目を複数選択することで、任意の項目を表示できる。
806はS651〜S655で探索した造形装置を表形式で表示したものである。806で表示される項目として、例えばデバイス名、状態、造形設定適用判定、作業工程変更判定などの情報が挙げられる。ここで状態とは、造形装置が使用可能か否かの項目であり、S653で取得した造形装置性能情報を元に造形装置が使用可能であれば「使用可能」、使用不可であれば「使用不可」などの表示を行う。もちろん、造形装置の使用可否状態を示す表記であればその他の表記方法であっても良い。また、消耗材交換など特定の作業を行った上で使用可能となる場合は、その旨のメッセージを表示しても良い。
造形設定適用判定とは、S501で受け付けたジョブの造形設定を、代替造形装置105に対して適用可能か否かの表示を行う項目である。ここで造形設定は、造形設定管理テーブル402に格納されるジョブ及び造形装置に紐づく設定情報である。造形設定適用判定に表示する方法として、例えば、S501で受け付けたジョブの造形サイズが代替造形装置105の造形可能なサイズを超えている場合に、「造形サイズを修正してください」などの造形サイズの変更を促す表示を行う。造形設定の変更が必要か否かの提示と、造形設定のどの項目に変更が必要かの提示を行う方法であれば、その他の表示・通知方法であっても良い。
作業工程変更判定とは、造形装置の変更に伴う作業工程の有無と、作業内容を表示する項目である。例えば、代替機にセットされている消耗材の種類が、S501で受け付けたジョブに設定されている消耗材の種類と異なる場合に、「前工程作業の変更有り」として消耗材の交換を促す表示を行う。消耗材の交換手順は、作業指示書管理テーブル407から必要な工程に応じた指示書データを取得し、内容を表示しても良い。なお、工程変更の例として消耗材の交換を挙げたが、造形方式の変更によってオブジェクトの取り出しや廃液の除去が必要になるなどの例も挙げられる。もちろん、造形装置の変更に応じて必要となる作業工程に関する情報であれば、その他の作業工程情報をユーザーに表示・通知しても良い。
807は、任意の代替造形装置105を選択するためのラジオボタンである。ユーザーは、任意の代替造形装置105のラジオボタンを選択し、809の「選択」ボタンを押下することで、処理を進める。808は、ジョブの代替実行が可能な造形装置を再探索するための「再探索」ボタンである。810は「キャンセル」ボタンであり、UIモジュール302はキャンセルボタン810が押下されたことを検知すると、ユーザーによりジョブの代替実行処理が中断されたと判断し、図5および図6のフローを終了する。以上で図8の説明を終わる。
図6のサブフローに戻って説明する。
S657で、UIモジュール302は「再探索」ボタンが押下されたことを検知すると、S651へ処理を戻し、再度造形装置の探索処理を実行する。「再探索」ボタンが押下されていない場合は、処理をS658に進める。S658で、UIモジュール302が「選択」ボタンが押下されたことを検知した場合は、図6(B)のフローを図5のフローに戻し、S504に進む。「選択」ボタンが押下されない場合、つまり「キャンセル」ボタンが押下されたと検知した場合は、図6及び図5のフローを終了する。
図5のフローチャートの説明に戻る。
S504で、造形装置のデバイス切り替えモジュール306が、S654で判定したジョブの造形可否に関する情報をもとに、ジョブの造形設定の変更が必要か否かを判断する。造形設定の変更が必要か否かの判断は、上述の図8の806で述べた造形設定適用判定において修正箇所の有無によって判断できる。例えば、修正箇所がひとつ以上ある場合は、造形設定の変更が必要と判断し、修正箇所が無い場合は造形設定の変更が必要ないと判断する。造形設定の変更が必要と判断した場合は処理をS505に進め、造形設定の変更が必要無いと判断した場合は処理をS508に進める。
S505で、UIモジュール302が、ジョブの造形設定を確認、補正するための画面の表示を制御する。例えば、図9で示す造形設定確認・補正画面UIが表示される。
901は造形設定確認・補正画面のウィンドウである。画面左側の902では、S502でエラーが発生した造形装置に関する情報が表示される。画面右側の903では、ジョブを代替実行する造形装置に関する情報が表示される。
904は、S502で実行に失敗したジョブに含まれるオブジェクトのシミュレーション画像である。905は、S502で実行に失敗したジョブを、S658で選択された造形装置で実行する場合のオブジェクトのシミュレーション画像である。905で表示されるシミュレーション画像には、S658で選択された造形装置の造形設定が反映される。例えば、オブジェクトの縮尺設定が小さく変更された場合に、905のオブジェクトの表示サイズを904のオブジェクト表示サイズと比べ小さく表示する。これにより、ユーザーが設定変更に伴う造形物の形状変化を把握することができる。
906は、S502で実行に失敗したジョブの造形設定値である。907は、S654で取得した造形設定の適用可否判定結果が表示される。判定結果は、マルバツ形式で表示しても良いし、その他のメッセージやアイコンで表示されても良い。908は、S502で実行に失敗したジョブの、推定造形時間である。909は、S658で選択された造形装置で、新しい造形設定が反映された上での推定造形時間である。908、909で推定造形時間を表示することで、ユーザーが造形に必要な時間と、差異を把握することができる。901は、S502で実行に失敗したジョブの、推定される必要な消耗材の使用量である。911では、S658で選択された造形装置で、新しい造形設定が反映された上での消耗材使用量である。なお、推定される造形時間と、推定される消耗材の使用量のうちいずれかのみが表示されてもよい。
912は、S658で選択された造形装置でジョブを実行する際の作業工程情報が表示される。作業工程情報は、造形装置の変更に伴う作業工程の有無と、作業内容を表示する項目である。例えば、代替機にセットされている消耗材の種類が、S501で受け付けたジョブに設定されている消耗材の種類と異なる場合に、「前工程作業の変更有り」として消耗材の交換を促す表示を行う。消耗材の交換手順は、作業指示書管理テーブル407から必要な工程に応じた指示書データを取得し、内容を表示しても良い。
なお、工程変更の例として消耗材の交換を挙げたが、造形方式の変更によってオブジェクトの取り出しや廃液の除去が必要になるなどの例も挙げられる。もちろん、造形装置の変更に応じて必要となる作業工程に関する情報であれば、その他の作業工程情報をユーザーに表示・通知しても良い。913は「造形設定を変更」ボタンであり、代替造形装置105に適用するジョブの造形設定を変更するためのボタンである。914は「決定」ボタンであり、選択された代替造形装置105と、修正された造形設定でジョブを実行するボタンである。915は「戻る」ボタンであり、UIモジュール302は戻るボタン915が押下されたことを検知すると、図8の代替造形装置105の選択画面をユーザーに表示する。
ここで、「造形設定を変更」ボタンが押下された場合にUIモジュール302が表示する造形設定の入力画面UIの例を図10で示す。図10の入力画面が表示される際には、図9の906で示す設定値が反映されているものとする。
1001はクライアントアプリケーション301が提供する造形設定の入力画面のウィンドウである。1002は設定変更対象の造形装置を特定するための、造形装置名などの情報が表示される。1003は消耗材を出力するヘッドの移動速度の値(mm/sec)を設定する項目である。1004は積層ピッチの値(mm)を設定する項目である。1005は充填密度の値(%)を設定する項目である。1006は充填パターンを設定するプルダウンメニューである。1007はサポートの有無を設定する項目である。
1008は、造形するオブジェクトのサイズ(%)を設定する項目である。1009は、図9の907で適用不可と判定された項目に対し、ユーザーに変更を促すための表示である。例えば、ユーザーが1009の表示を選択すると、造形サイズを93%以下の値を設定するように促す表示がされる。なお、変更内容などの表示の方法はこれに限らない。また、1008では、オブジェクトのサイズの割合ではなく、縦横高さの数値を入力するようにしてもよい。
造形設定には、ヘッドの移動速度、積層ピッチ、充填密度、充填パターンのうち少なくとも1つが含まれるものとする。なお、ユーザーは適用可能な項目の値を変更することも可能である。1010は、1002〜1008の各種設定値を保存するボタンである。UIモジュール302は、保存ボタン1010が押下されたことを検知すると、各種設定項目値をデータ管理モジュール308に格納する。また、UIモジュール302は、キャンセルボタン1011が押下されたことを検知すると、図9の造形設定確認画面に戻る。なお、図9および図10は一つの画面で表示されてもよいし、また、図8の選択ボタン809が押下されたことに応じて、設定値を変更可能な図10の画面へ移ってもよい。以上で、図10の説明を終わる。
続いて、図5のフローチャートに戻って説明する。
S506で、UIモジュール302は「決定」ボタン914が押下されたことを検知すると、S507へ処理を進める。「決定」ボタン914が押下されない、つまり「戻る」ボタン915が押下されたことを検知した場合は、処理をS503に戻し、再度造形装置の探索処理を実行する。
S507で、デバイス切り替えモジュール306が、代替造形装置105の状態情報を取得するとともに、S505で設定された造形設定でジョブの実行が可能か否かを判断する。具体的には、ジョブの造形設定値がデバイス性能情報管理テーブル405で管理される代替造形装置105の値(閾値)を超えている場合は、ジョブの実行が不可と判断し、処理をS505に戻す。造形設定が代替造形装置105のサポートする値であると判断した場合は、ジョブの実行が可能と判断し、処理をS508に進める。
S508では、ジョブ管理モジュール305が、制御命令生成モジュール307に対して、オブジェクトを造形するためのジョブの生成を指示する。ここで生成されたジョブは、ネットワークモジュール309を介して、任意のタイミングで代替造形装置105に対して送信される。代替造形装置105では、このジョブに従い、オブジェクト造形を実行する。なお、ジョブ管理モジュール305は、生成されたジョブを造形装置102に送信する機能を備えていてもよい。ジョブには、造形対象のオブジェクトを造形するための制御命令が含まれる。ジョブの送信方法としては、上述したネットワーク101を介したジョブの送信でも良いし、USB等のシリアル接続による転送でも良い。また、3DプリンターがUSBメモリ等の外部メモリ対応機の場合は、外部メモリなどにジョブ情報を出力しても良い。ここで出力されるジョブ情報の形式は、専用アプリケーションで読み込み可能な形式(xml、json等)となる。
以上で、図5のフローチャートで示す処理の説明を終わる。
本実施例により、特定の造形装置が利用不能になった場合に、オブジェクトのデータに変更を加えずに、適切な代替機を提示して造形を実行する手段と、造形を行う造形装置の変更に伴う必要な付帯作業をユーザーに提示する仕組みを提供することが可能となる。
なお、コンピューター103は図7乃至図10などの画面を別のコンピューター(不図示)に提供し、その別のコンピューターでそれらの画面が表示されてもよい。ここで、コンピューターとしては、パーソナルコンピューター(PC)、タブレットコンピューター、スマートフォンなどが想定される。
(実施例2)
実施例1では、特定の造形装置が利用不能になった場合に、オブジェクトのデータに変更を加えずに、適切な代替機を提示して造形を実行する手段と、造形を行う3Dプリンターの変更に伴う必要な付帯作業をユーザーに提示する仕組みを提供する例を説明した。
実施例2では、過去のジョブ実行履歴から任意のジョブを選択し、ジョブの再実行が可能な造形装置の探索を行う方法について説明する。例えば、過去に実行したジョブを再度実行したい場合に、当該ジョブで使用した造形装置がメンテナンス等で予め使用できないことが分かっている場合などに、本実施例を適用できる。
図11は、クライアントアプリケーション301による処理の流れを示すフローチャートである。S503〜S508の処理は図5と同様であるため、説明を省略する。図11のフローチャートの処理は、CPU201が、ROM203または外部メモリ211に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S1101で、UIモジュール302がジョブ選択画面を表示する。例えば、図12で示すジョブ選択画面UIが表示される。ジョブ選択画面UIはクライアントアプリケーション301の起動直後に表示されても良いし、ユーザーのGUI操作によってユーザーの任意のタイミングで表示されても良い。
1201はジョブ選択画面のウィンドウである。1202はジョブ履歴を絞り込むための設定項目である。設定項目には、例えば、ジョブが実行されたデバイス名、ジョブに含まれるオブジェクトデータのファイルパス情報、ジョブの積層ピッチ設定、ジョブの造形サイズ、ジョブの消耗材種類、ジョブ予約日時、ジョブ開始日時、ジョブ終了日時などの項目がある。ここで消耗材種類は、プルダウン等によってABSやPLA等の任意の消耗材種類を選択できる。また、ジョブ予約日時、ジョブ開始日時、ジョブ終了日時は、表示したい日付を期間指定できても良い。ユーザーは表示したい項目を複数選択することで、任意の項目を表示できる。
1203は、クライアントアプリケーション301が過去に実行したジョブ履歴情報の一覧である。ジョブ履歴情報は、データ管理モジュール308のデバイス管理テーブル401、造形設定管理テーブル402、オブジェクト管理テーブル404、造形ジョブ管理テーブル406などのテーブルから、1202の表示設定に応じて取得する。例えば、1202でジョブ予約日時の表示期間が設定された場合は、造形ジョブ管理テーブル406から指定された表示期間に関するジョブ情報を検索し、関連テーブルから該当ジョブに関する情報を取得する。もちろん、その他の表示設定によって、1203のジョブ一覧をフィルタリングできても良い。
1204は、任意のジョブを選択するラジオボタンである。ユーザーは、任意のジョブのラジオボタンを選択し、1206の「造形可能なデバイスを探索」ボタンを押下することで、処理を進める。ボタン1205は、ユーザーが選択した任意のジョブの詳細情報を表示する「詳細」ボタンである。UIモジュール302は詳細ボタン1205が押下されたことを検知すると、ラジオボタン1204で選択されたジョブの詳細設定値情報を表示する。このとき、表示方法は1201と同一ウィンドウ内に表示されても良いし、別ウィンドウにて表示されても良い。詳細設定値情報画面の具体例として、例えば上述した図10のようなUIが挙げられる。ただしここでは、設定情報の変更は出来ないものとする。
1207は「キャンセル」ボタンであり、UIモジュール302はキャンセルボタン810が押下されたことを検知すると、ユーザー操作が終了したと判断し、図11のフローを終了する。以上で図12の説明を終わる。
S1102でUIモジュール302は「造形可能なデバイスを探索」ボタン1206が押下されたことを検知すると、処理をS503へ進める。「造形可能なデバイスを探索」ボタン1206が押下されない、つまり「キャンセル」ボタン1207が押下されたことを検知した場合は、図11の処理を終了する。
本実施例によって、ユーザーが過去のジョブ実行履歴から任意のジョブを選択し、ジョブの再実行が可能な造形装置の探索を行うことができるようになる。
(実施例3)
実施例1では、特定の造形装置が利用不能になった場合に、オブジェクトのデータに変更を加えずに、適切な代替機を提示して造形を実行する手段と、造形を行う造形装置の変更に伴う必要な付帯作業をユーザーに提示する仕組みを提供する例を説明した。また実施例2では、過去のジョブ実行履歴から任意のジョブを選択し、ジョブの再実行が可能な造形装置の探索を行う方法について説明した。
実施例3では、造形装置の変更による付帯作業が発生する場合に、ユーザーに必要な付帯作業を提示するとともに、付帯作業の内容をデータ形式で取得可能なインターフェースを提供する方法について説明する。付帯作業の例として、例えば造形前のビルドプレートの再調整作業や、造形装置の廃材・廃液の交換、造形後のクリーニングなどが挙げられる。ハイエンドモデルの造形装置では装置の機構が複雑な場合が多く、前述の付帯作業をマニュアル等で手順を確認しながら作業を行いたい場合がある。前述のように、造形装置の変更に伴って発生する付帯作業のマニュアル等を出力する際に、本実施例を適用できる。
図13は、クライアントアプリケーション301による処理の流れを示すフローチャートである。S501〜S504、S506〜S508の処理は図5と同様であるため、説明を省略する。図13のフローチャートの処理は、CPU201が、ROM203または外部メモリ211に記録されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。
S1301で、UIモジュール302が、ジョブの造形設定を確認、補正するための画面を表示する。例えば、図14で示す造形設定確認・補正画面UIが表示される。901〜915の項目は図9と同様であるため説明を省略する。
1401は「作業工程手順データ出力」ボタンであり、912で表示する作業工程内容および作業工程に関する造形装置の作業手順データをユーザーが取得するためのボタンである。ここで作業工程手順データとは、作業指示書管理テーブル407で管理されるような、各造形装置の指示書データである。UIモジュール302は「作業工程手順データ出力」ボタンが押下されたことを検知すると、作業工程手順データをユーザーに送信し、ユーザーは任意で前述のデータをダウンロードできる。作業工程手順データのデータ形式は、htmlなどのハイパーテキスト形式、テキストファイルなどである。もちろん、ユーザーが閲覧可能な形式であれば、その他の独自のデータ形式であっても良い。以上で、図10の説明を終わる。
続いて、図13のフローチャートに戻って説明する。
S1302で、UIモジュール302は「作業工程手順データ出力」ボタン1401が押下されたことを検知すると、S1303へ処理を進める。「作業工程手順データ出力」ボタン1401が押下されたことを検知しない場合は処理をS506に進める。
S1303で、デバイス切り替えモジュール306が、作業指示書管理テーブル407から必要な付帯作業に関連する指示書データを取得、結合し、作業工程手順データをユーザーに送信する。ユーザーは、任意で前述のデータをダウンロードできる。
本実施例により、造形装置の変更による付帯作業が発生する場合に、ユーザーに必要な付帯作業を提示するとともに、付帯作業の内容をデータ形式で取得可能なインターフェースを提供することができる。
(他の実施例)
本発明は、上述した実施形態を適宜組み合わせることにより構成された装置あるいはシステムやその方法も含まれるものとする。
ここで、本発明は、上述した実施形態の機能を実現する1つ以上のソフトウェア(プログラム)を実行する主体となる装置あるいはシステムである。また、その装置あるいはシステムで実行される上述した実施形態を実現するための方法も本発明の1つである。また、そのプログラムは、ネットワークまたは各種記憶媒体を介してシステムあるいは装置に供給され、そのシステムあるいは装置の1つ以上のコンピュータ(CPUやMPU等)によりそのプログラムが読み出され、実行される。つまり、本発明の1つとして、さらにそのプログラム自体、あるいは当該プログラムを格納したコンピューターにより読み取り可能な各種記憶媒体も含むものとする。また、上述した実施形態の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても、本発明は実現可能である。
103 コンピューター
304 デバイス管理モジュール
306 デバイス切り替えモジュール

Claims (12)

  1. 3次元のオブジェクトを造形する複数の造形装置についての情報を管理する情報処理装置であって、
    オブジェクトの造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を示す設定情報を取得する第1の取得手段と、
    前記指示を受け付けた前記造形装置とは別の代替造形装置で提供可能な造形に係る機能を示す性能情報を取得する第2の取得手段と、
    前記指示に係るオブジェクトを前記代替造形装置で造形するために、前記第2の取得手段が取得した前記代替造形装置の性能情報に基づき、前記第1の取得手段が取得した設定情報で示される造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定した、前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かの情報の表示を制御する制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記判定手段が前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能でないと判定した際に、前記代替造形装置に対して適用可能でない前記造形のための設定に関する情報の表示を制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記判定手段が前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能でないと判定した際に、前記代替造形装置に対する造形のための設定の変更する変更手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定情報および前記性能情報には、複数の項目が含まれており、
    前記判定手段は、
    前記第1の取得手段が取得した設定情報に含まれる所定の項目の値が、前記第2の取得手段が取得した前記代替造形装置の性能情報に含まれる該所定の項目の値の範囲内である場合に、該所定の項目に関する造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であると判定し、
    前記第1の取得手段が取得した設定情報に含まれる所定の項目の値が、前記第2の取得手段が取得した前記代替造形装置の性能情報に含まれる該所定の項目の値の範囲内でない場合に、該所定の項目に関する造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能でないと判定することを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数の項目には、消耗材を出力するヘッドの移動速度、該ヘッドから出力される造形材の積み上げ幅を示す積層ピッチ、オブジェクトの内部構造の形状、該オブジェクトの内部構造の充填密度のうち少なくともいずれかが含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段は、更に、前記指示に係るオブジェクトを前記代替造形装置で造形する際に、造形前の作業である前処理または造形後の作業である後処理に変更があるか否かを判定し、
    前記制御手段は、更に、前記判定手段が判定した、前記前処理または前記後処理に変更があるか否かの情報の表示を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記判定手段が、造形前の作業である前処理または造形後の作業である後処理に変更があると判定した際に、前記代替造形装置で造形する際に必要となる前記前処理または前記後処理の作業手順の表示を制御することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記判定手段が、前記代替造形装置に備わっている消耗材を交換する必要があると判定した際に、該消耗材の交換をユーザーに促すための表示を制御することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記制御手段は、更に、前記代替造形装置に対して前記造形のための設定を適用して、前記指示に係るオブジェクトを該代替造形装置で造形した場合の、造形時間および消耗材の使用量のうち少なくともいずれかについての表示を制御することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記代替造形装置での造形の対象となるオブジェクトを選択する選択手段を更に有し、
    前記情報処理装置で管理される複数の造形装置についての情報には、過去に実行された造形のジョブの履歴情報が含まれ、
    前記選択手段は、前記ジョブの履歴情報から、前記代替造形装置での造形の対象となるオブジェクトを選択することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記指示に係るオブジェクトを前記代替造形装置で造形するために、前記代替造形装置に対して適用する造形のための設定を示す設定情報を外部メモリに出力する出力手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 3次元のオブジェクトを造形する複数の造形装置についての情報を管理する情報処理装置の制御方法であって、
    オブジェクトの造形の指示を受け付けた造形装置に対する造形のための設定を示す設定情報を取得する第1の取得工程と、
    前記指示を受け付けた前記造形装置とは別の代替造形装置で提供可能な造形に係る機能を示す性能情報を取得する第2の取得工程と、
    前記指示に係るオブジェクトを前記代替造形装置で造形するために、前記第2の取得工程で取得された前記代替造形装置の性能情報に基づき、前記第1の取得工程で取得された設定情報で示される造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程で判定された、前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能であるか否かの情報の表示を制御する制御工程と、を有し、
    前記制御工程では、前記判定工程で前記造形のための設定を前記代替造形装置に対して適用可能でないと判定した際に、前記代替造形装置に対して適用可能でない前記造形のための設定に関する情報の表示が制御されることを特徴とする制御方法。
  12. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の手段としてコンピューターを機能させるためのプログラム。
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