JP2017159497A - 印刷制御装置、画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 - Google Patents

印刷制御装置、画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】利便性を向上させることを目的とする。
【解決手段】印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブが実行されるまでの間使用が禁止され給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、を対応付けたロック管理リストを生成するロック管理リスト生成部と、少なくとも給紙トレイ識別情報を含む、給紙トレイに関する設定情報が格納された設定情報記憶部と、少なくとも給紙トレイ識別情報を含む、用紙に関する用紙情報が格納された用紙情報記憶部と、設定情報又は用紙情報の変更指示を受け付ける変更指示受付部と、ロック管理リストにおいて、変更指示を受けた設定情報又は用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在するか否かを判定する変更可否判定部と、変更可否判定部による判定結果に応じて、設定情報又は用紙情報の変更を制限する変更制御部と、を有する。
【選択図】図12

Description

本発明は、印刷制御装置、画像形成装置、印刷制御プログラム及び印刷制御方法に関する。
従来の画像形成装置では、ユーザが印刷を実施する際に、使用する用紙を給紙トレイに給紙し、その給紙トレイを指定してから印刷を実施することで、所望の用紙を用いた印刷を実施することが一般的に行われている。
また、従来の画像形成装置は、給紙トレイの占有指示を含む印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブを送信したユーザに対してのみ、占有対象の給紙トレイの開閉操作及び印刷を許可する技術が知られている。従来では、この技術により、印刷ジョブが実行される前に、他のユーザに占有対象の給紙トレイに給紙された用紙が使用されることを防止する。
しかしながら、従来の技術では、給紙トレイの占有指示を含む印刷ジョブを受信しても、給紙トレイの使用が制限されるのみであり、給紙トレイに対する設定の変更や、給紙トレイに設定された用紙と対応する用紙情報の変更は制限されていない。このため、給紙トレイに対する設定や用紙情報が変更された場合には、給紙トレイの占有指示を行ったユーザの望む印刷が実施されない可能性があり、利便性の低下を招く虞がある。
開示の技術は、利便性を向上させることを目的とする。
開示の技術は、印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブが実行されるまでの間使用が禁止され給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、を対応付けたロック管理リストを生成するロック管理リスト生成部と、少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む、給紙トレイに関する設定情報が格納された設定情報記憶部と、少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む、用紙に関する用紙情報が格納された用紙情報記憶部と、前記設定情報又は前記用紙情報の変更指示を受け付ける変更指示受付部と、前記ロック管理リストにおいて、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在するか否かを判定する変更可否判定部と、前記変更可否判定部による判定結果に応じて、前記設定情報又は前記用紙情報の変更を制限する変更制御部と、を有する。
利便性を向上させる。
画像形成システムの一例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 ユーザデータベースの一例を示す図である。 用紙情報データベースの一例を示す図である。 給紙トレイ設定データベースの一例を示す図である。 画像形成装置の機能構成を説明する図である。 ロック管理部の機能を説明する図である。 ロック管理リストの一例を示す図である。 印刷制御装置の動作を説明する第一のフローチャートである。 印刷制御装置の動作を説明する第二のフローチャートである。 リスト管理部の処理を具体的に説明する図である。 印刷制御装置の動作を説明する第三のフローチャートである。 表示操作装置に表示された画面の例を示す第一の図である。 表示操作装置に表示された画面の例を示す第二の図である。
以下に図面を参照して実施形態について説明する。図1は、画像形成システムの一例を示す図である。
本実施形態の画像形成システム1は、画像形成装置100と、情報処理装置(以下、PC)200と、を有する。画像形成装置100とPC2とは、ネットワークNを介して接続される。本実施形態の画像形成装置100は、PC2において生成された印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに基づく画像形成を行う。尚、図1では、画像形成装置100と接続されたPC2は1台としているが、これに限定されない。画像形成装置100には、任意の数のPC2が接続されても良い。
本実施形態の画像形成装置100は、印刷制御装置200と、画像出力装置300とを有する。
印刷制御装置200は、ユーザデータベース210、用紙情報データベース220、給紙トレイ設定データベース230を有し、印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブに基づく印刷を行うための各種の制御を行い、画像データを画像出力装置300へ出力する。
ユーザデータベース210は、画像形成システム1のユーザに関する情報を格納する。用紙情報データベース220は、画像出力装置300に給紙される用紙に関する用紙情報を格納する。給紙トレイ設定データベース230は、給紙トレイに対する設定内容を示す設定情報を格納する。
画像出力装置300は、印刷制御装置200から出力された画像データに基づく画像を用紙に形成して出力する。
本実施形態の印刷制御装置200は、受信した印刷ジョブに、画像出力装置300の有する給紙トレイの占有の指示が含まれる場合に、占有が指示された給紙トレイと対応する設定情報と、この給紙トレイに給紙された用紙と対応する用紙情報の変更を制限する。また、本実施形態の印刷制御装置200は、給紙トレイの占有の指示を含む印刷ジョブが実行されると、変更が制限された設定情報と用紙情報に対し、変更の制限を解除する。
本実施形態では、以上の制御を行うことで、給紙トレイを占有しているにも関わらず、設定情報や用紙情報の変更によって、印刷ジョブを生成したユーザの望む印刷が実施されない、という事態を回避でき、画像形成装置100の利便性を向上させることができる。
尚、本実施形態における変更の制限とは、変更を禁止することと、条件を満たしたときのみ変更を許可することの両方を含む。また、本実施形態では、給紙トレイの設定情報や用紙情報を編集する画面を表示させないようにすることで、給紙トレイの設定情報や用紙情報の変更を制限する。
次に、図2を参照し、本実施形態の画像形成装置100のハードウェア構成について説明する。図2は、画像形成装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
本実施形態の画像形成装置100は、印刷制御装置200と画像出力装置300とを有し、印刷制御装置200は、演算処理装置21、主記憶装置22、補助記憶装置23、表示操作装置24、通信I/F(インターフェイス)装置25を有する。
演算処理装置21は、例えばCPU(Central Processing Unit)等であり、印刷制御装置200全体の制御を行う。主記憶装置22は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)であり、実行中の各種処理情報などを保持する。
補助記憶装置23は、不揮発性メモリ等であり、印刷制御装置200の印刷データ、各種設定、ログ等を記録する。尚、後述するロック管理リストは、演算処理装置21の制御下で、補助記憶装置23に記憶される。
表示操作装置24は、タッチパネル等であり、ユーザの操作を受け付ける。通信I/F装置25は、印刷制御装置200とネットワークNとの接続を制御する。ネットワークNを通じて取得された印刷データは、通信I/F装置25を介して演算処理装置21に渡される。
次に、図3乃至図5を参照し、本実施形態の印刷制御装置200の有する各データベースについて説明する。以下に説明する各データベースは、例えば主記憶装置22や補助記憶装置23等に格納されている。
図3は、ユーザデータベースの一例を示す図である。本実施形態のユーザデータベース210は、情報の項目として、ユーザID、ユーザ名、パスワード、メールアドレスを有する。
項目「ユーザID」の値は、画像形成システム1のユーザを識別する識別子を示し、項目「ユーザ名」の値は、ユーザの名称を示す。項目「パスワード」の値は、画像形成システム1にログインする際に用いられるパスワードを示し、項目「メールアドレス」の値は、メールの送信先となるアドレスを示す。
以下の説明では、項目「ユーザID」の値と、その他の項目の値とを含む情報をユーザ情報と呼ぶ。尚、ユーザ情報には、上述した項目以外の項目が含まれていても良い。
図4は、用紙情報データベースの一例を示す図である。本実施形態の用紙情報データベース220は、情報の項目として、用紙ID、用紙名、サイズ、紙種、坪量、給紙トレイ名、紙送り方向を有する。
用紙情報データベース220において、項目「用紙ID」の値と、その他の項目の値とは対応付けられている。以下の説明において、項目「用紙ID」の値と、その他の項目の値と含む情報を用紙情報と呼ぶ。
項目「用紙ID」の値は、用紙を識別するための識別子を示す。項目「用紙名」の値は、用紙の名称を示す。項目「サイズ」の値は、対応する用紙のサイズを示す。項目「紙種」の値は、用紙の種類を示す。
項目「坪量」の値は、用紙の1平方メートル当たりの重量を示す。項目「給紙トレイ名」の値は、対応する用紙に対して割り当てられた給紙トレイの名称を示す。言い換えれば、項目「給紙トレイ名」の値は、給紙トレイを識別する識別情報である。項目「紙送り方向」は、用紙の紙送りの方向を示す。
図5は、給紙トレイ設定データベースの一例を示す図である。本実施形態の給紙トレイ設定データベース230は、情報の項目として、給紙トレイ名、用紙ID、用紙名、サイズ、紙種、坪量、紙送り方向を有する。
給紙トレイ設定データベース230において、項目「給紙トレイ名」の値と、その他の項目の値とは対応付けられている。以下の説明において、項目「給紙トレイ名」の値と、その他の項目の値と含む情報を給紙トレイ設定情報と呼ぶ。
次に、図6を参照して本実施形態の画像形成装置100の機能について説明する。図6は、画像形成装置の機能構成を説明する図である。
本実施形態の画像形成装置100において、印刷制御装置200は、印刷制御処理部240を有する。印刷制御処理部240は、演算処理装置21が主記憶装置22や補助記憶装置23等に格納された印刷制御プログラムを実行することで実現される。
また、画像形成装置100において、画像出力装置300は、画像出力制御部310を有する。画像出力制御部310は、画像出力装置300の有する演算処理装置等により実現される。
始めに、印刷制御処理部240について説明する。本実施形態の印刷制御処理部240は、印刷ジョブ受信部241、用紙管理部242、印刷ジョブ管理部243、メイン印刷制御部244、画像データ生成部(RIP(Raster Image Processor)処理部)245、給紙トレイ設定管理部246、ロック管理部250を有する。
印刷ジョブ受信部241は、ネットワークを介してPC2から印刷ジョブを受信する。本実施形態の印刷ジョブは、印刷対象となる印刷データ、給紙トレイ名、ユーザ名、給紙トレイに対する占有指示等の書誌情報を含む。印刷ジョブの詳細は、後述する図11にて説明する。
用紙管理部242は、用紙情報データベース220の管理を行う。具体的には、用紙管理部242は、用紙情報の変更や更新等を用紙情報データベース220に反映させる。
印刷ジョブ管理部243は、受信した印刷ジョブの印刷設定や、画像データ生成部245で生成された印刷ジョブの画像データ、印刷ジョブを生成したユーザ情報等を管理する。
メイン印刷制御部244は、画像データ生成部245で印刷ジョブから変換された画像データを画像出力装置300へ渡し、印刷開始の指示を行う。
画像データ生成部245は、受信した印刷ジョブから画像データ(RIPデータ)を生成する。
給紙トレイ設定管理部246は、給紙トレイ設定データベース230を管理する。具体的には、給紙トレイ設定管理部246は、給紙トレイ設定情報の変更や更新等を給紙トレイ設定データベース230に反映させる。
ロック管理部250は、リスト管理部260と、変更制御部270と、を有し、給紙トレイの使用の制限、用紙情報と給紙トレイ設定情報に対する変更の可否の判定及び判定結果に応じた変更の制限の処理を行う。
リスト管理部260は、印刷ジョブ管理部243から印刷ジョブを受け取り、受け取った印刷ジョブに基づき、給紙トレイの使用を制限する処理と、ロック管理リスト280の生成や更新の処理を行う。具体的には、リスト管理部260は、印刷ジョブに、給紙トレイの指定及び占有指示がされているとき、この印刷ジョブが実行されるまで、指定された給紙トレイを使用不可能な状態とする。また、リスト管理部260は、印刷ジョブに給紙トレイの指定及び占有指示がされているか否かに応じて、ロック管理リスト280を生成する。さらに、リスト管理部260は、印刷ジョブが実行された際に、印刷ジョブに給紙トレイの指定及び占有指示がされているか否かに応じて、ロック管理リスト280の更新を行う。
尚、給紙トレイの指定及び占有指示は、印刷ジョブに含まれる書誌情報に含まれるものとする。書誌情報には、用紙を出力させるときの印刷設定に関する情報や、印刷ジョブを生成したユーザのユーザ名、メールアドレス等の情報が含まれる。
変更制御部270は、表示操作装置24において、変更の指示を受け付けた用紙情報や給紙トレイ設定情報の変更が可能か否かを判定し、判定結果に応じた処理を行う。具体的には、変更制御部270は、変更が制限されていた場合には、制限されたことを示すメッセージを表示操作装置24に表示させ、変更の指示を受け付けた用紙情報や給紙トレイ設定情報の変更を制限する。また、変更制御部270は、変更が許可されていた場合には、入力に応じた変更を反映させる。
尚、本実施形態では、変更制御部270は、変更が制限されているか否かの判定結果に応じた表示を表示操作装置24にさせるものとしたが、これに限定されない。本実施形態では、例えば給紙トレイ設定情報や用紙情報の変更指示をPC2から受け付けた場合には、変更が制限されているか否かの判定結果に応じた表示をPC2にさせても良い。
ロック管理部250の有する各部及びロック管理リスト280の詳細は後述する。
次に、画像出力制御部310について説明する。本実施形態の画像出力制御部310は、が画像出力装置300による画像形成の動作を制御する。言い換えれば、本実施形態の画像出力装置300は、画像形成を行い用紙に画像を定着させるエンジン部であり、画像出力制御部310は、エンジン部の動作を制御する制御部である。
本実施形態の画像出力制御部310は、印刷制御処理部240から画像データを受け取ると、画像出力装置300に、指定された給紙トレイから用紙を搬送させ、画像を定着させた後に、画像出力装置300の有する排紙トレイに排出させる。
次に、図7を参照して、ロック管理部250について説明する。図7は、ロック管理部の機能を説明する図である。
本実施形態のロック管理部250は、リスト管理部260、変更制御部270を有する。
本実施形態のロック管理部250には、印刷ジョブ、印刷ジョブの実行が開始したことを示す通知、用紙情報、給紙トレイ設定情報に対する変更の指示が入力される。より詳細には、ロック管理部250のリスト管理部260は、印刷ジョブ管理部243が印刷ジョブ受信部241を介して受信した印刷ジョブが入力される。また、リスト管理部260は、印刷ジョブ管理部243から受け取った印刷ジョブの実行が開始されると、印刷ジョブ管理部243から、印刷ジョブの実行が開始されたことを示す通知が入力される。
また、ロック管理部250の変更制御部270は、表示制御装置24において入力された用紙情報、給紙トレイ設定情報に対する変更の指示が入力される。
始めに、リスト管理部260について説明する。リスト管理部260は、ロック管理リスト生成部261、ロック管理リスト更新部262、トレイロック部263を有する。
ロック管理リスト生成部261は、印刷ジョブを受信した際に、ロック管理リスト280を生成する処理を行う。具体的には、ロック管理リスト生成部261は、印刷ジョブにおいて、給紙トレイの指定及び占有指示がされている場合に、印刷ジョブに含まれるユーザ名と、指定された給紙トレイ名とを取得して対応付け、ロック管理リスト280に格納する。ロック管理リスト生成部261の処理の詳細は後述する。
ロック管理リスト更新部262は、印刷ジョブが実行された際に、ロック管理リスト280を更新する。具体的には、ロック管理リスト更新部262は、給紙トレイの指定及び占有指示を含む印刷ジョブが実行された場合に、ロック管理リスト280から、実行された印刷ジョブに含まれるユーザ名と、指定された給紙トレイ名との対応付けを削除し、ロック管理リスト280を更新する。ロック管理リスト更新部262の処理の詳細は後述する。
トレイロック部263は、受信した印刷ジョブにおいて給紙トレイの指定及び占有指示がされていた場合に、この印刷ジョブが実行されるまで、該当する給紙トレイの使用を制限する制御を行う。具体的には、トレイロック部263は、該当する印刷ジョブが実行されるまで、占有指示された給紙トレイを選択できないようにしたり、占有指示された給紙トレイを指定しているその他の印刷ジョブの実行を見送ったりする。
次に、本実施形態の変更制御部270について説明する。本実施形態の変更制御部270は、変更指示受付部271、変更可否判定部272、表示制御部273を有する。
変更指示受付部271は、表示操作装置24において、用紙情報又は給紙トレイ設定情報に対する変更の指示の入力を受け付ける。
変更可否判定部272は、変更の指示の入力を受け付ける際に取得したユーザ名と、ロック管理リスト280とを参照し、変更の指示を行ったユーザによる用紙情報又は給紙トレイ設定情報の変更が許可されているか否かを判定する。
表示制御部273は、変更可否判定部272による判定結果に応じた画面を表示操作装置24に表示させる。
次に、図8を参照して本実施形態のロック管理リスト280について説明する。図8は、ロック管理リストの一例を示す図である。
本実施形態のロック管理リスト280は、項目「給紙トレイ」と項目「ユーザ名」とが対応付けられたテーブルである。ロック管理リスト280では、給紙トレイ名は、給紙トレイの占有指示を行ったユーザ名と対応付けられている。
本実施形態では、ユーザ名は印刷ジョブに含まれるものである。したがって、言い換えれば、ロック管理リスト280は、印刷ジョブと、その印刷ジョブを受信してから実行されまでの間使用が禁止される給紙トレイを識別する情報と、を対応付けたものである。
本実施形態のロック管理リスト280は、印刷ジョブと、印刷ジョブにおいて占有指示がなされた給紙トレイとを対応付けることができれば良い。したがって、ロック管理リスト280において対応付けられる項目は、ユーザ名と、給紙トレイ名に限定されない。具体的には、例えばユーザIDやジョブID等と、給紙トレイID等とが対応付けられていても良い。言い換えれば、本実施形態のロック管理リスト280では、印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、印刷ジョブが受信されてから実行されるまでの間、使用が禁止された給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、が対応付けられていれば良い。
図8の例では、給紙トレイ名が「トレイ1」の給紙トレイに対し、ユーザ名「AAA」とユーザ名「BBB」と対応付けられている。したがって、図8の例では、ユーザ名「AAA」とユーザ名「BBB」のそれぞれのユーザが、自身の印刷ジョブにおいて給紙トレイ名が「トレイ1」の給紙トレイの占有指示を行ったことを示している。よって、図8の例では、ユーザ名「AAA」とユーザ名「BBB」は、給紙トレイ名が「トレイ1」の給紙トレイ設定情報と、給紙トレイ名「トレイ1」を含む用紙情報の変更が許可されていることがわかる。また、図8の例では、給紙トレイ名「トレイ1」の給紙トレイ設定情報と、給紙トレイ名「トレイ1」を含む用紙情報は、ユーザ名「AAA」とユーザ名「BBB」の印刷ジョブが実行されるまで、他のユーザによる変更が禁止される。
また、図8の例では、給紙トレイ名が「トレイ3」の給紙トレイに対し、ユーザ名「CCC」が対応付けられている。したがって、図8の例では、ユーザ名「CCC」のユーザが、自身の印刷ジョブにおいて給紙トレイ名が「トレイ3」の給紙トレイの占有指示を行ったことを示している。よって、図8の例では、ユーザ名「CCC」は、給紙トレイ名が「トレイ3」の給紙トレイ設定情報と、給紙トレイ名「トレイ3」を含む用紙情報の変更が許可されていることがわかる。また、図8の例では、給紙トレイ名「トレイ3」の給紙トレイ設定情報と、給紙トレイ名「トレイ3」を含む用紙情報は、ユーザ名「CCC」の印刷ジョブが実行されるまで、他のユーザによる変更が禁止される。
また、図8の例では、給紙トレイ名「トレイ2」は存在しない。したがって、この場合、給紙トレイ名「トレイ2」に対して占有指示を行ったユーザがいないことがわかる。
次に、図9と図10を参照して、ロック管理部250の動作について説明する。図9は、印刷制御装置の動作を説明する第一のフローチャートである。図9では、ロック管理部250のリスト管理部260におけるロック管理リスト生成部261の処理を示しており、印刷ジョブを受信する度に行われる処理である。
本実施形態の印刷制御処理部240のロック管理部250において、リスト管理部260は、ロック管理リスト生成部261により、印刷ジョブを受信したか否かを判定する(ステップS901)。ステップS901において、印刷ジョブを受信していない場合、ロック管理リスト生成部261は印刷ジョブを受信するまで待機する。
ステップS901において印刷ジョブを受信すると、ロック管理リスト生成部261は、受信した印刷ジョブにおいて、給紙トレイの指定及び占有指示がなされているか否かを判定する(ステップS902)。ステップS902において、給紙トレイの指定及び占有指示が含まれない場合、ロック管理部260は、処理を終了する。
ステップS902において、給紙トレイの指定及び占有指示が含まれる場合、ロック管理部260は、ロック管理リスト生成部261により、印刷ジョブからユーザ名と指定された給紙トレイ名とを取得する(ステップS903)。
続いて、ロック管理リスト生成部261は、ロック管理リスト280が存在しているか否かを判定する(ステップS904)。言い換えれば、ロック管理リスト生成部261は、ロック管理リスト280が生成済みであるか否かを判定している。
ステップS904において、ロック管理リスト280が生成されていない場合、後述するステップS908へ進む。
ステップS904において、ロック管理リスト280が生成されていた場合、ロック管理部260は、ロック管理リスト更新部262により、ロック管理リスト280にステップS903で取得した給紙トレイ名が存在するか否かを判定する(ステップS905)。
ステップS905において、該当する給紙トレイ名が存在する場合、ロック管理リスト生成部261は、ロック管理リスト280において、該当する給紙トレイ名に、ステップS903で取得したユーザ名を対応付けて格納し(ステップS906)、処理を終了する。
ステップS905において、該当する給紙トレイ名が存在しない場合、ロック管理リスト生成部261は、ステップS903で取得した給紙トレイ名とユーザ名とを対応付けてロック管理リスト280へ格納し(ステップS907)、処理を終了する。
また、ステップS904において、ロック管理リスト280が存在しない場合、ロック管理部260は、ロック管理リスト生成部261により、ロック管理リスト280を生成し、ステップS903で取得した給紙トレイ名とユーザ名とを対応付けてロック管理リスト280へ格納し(ステップS908)、処理を終了する。
図10は、印刷制御装置の動作を説明する第二のフローチャートである。図10では、ロック管理部250のリスト管理部260におけるロック管理リスト更新部262の処理を示しており、印刷ジョブが実行される度に行われる処理である。
本実施形態の印刷制御処理部240のロック管理部250において、リスト管理部260は、ロック管理リスト更新部262により、印刷ジョブが実行されたか否かを判定する(ステップS1001)。具体的には、ロック管理リスト更新部262は、印刷ジョブ管理部243から印刷ジョブの実行の開始を示す通知を受けたか否かを判定している。
ステップS1001において、印刷ジョブが実行されていない場合、ロック管理リスト更新部262は印刷ジョブの実行が開始するまで待機する。
ステップS1001において、印刷ジョブの実行が開始されると、ロック管理リスト更新部262は、ロック管理リスト280に印刷ジョブに含まれるユーザ名が存在するか否かを判定する(ステップS1002)。ステップS1002において、ロック管理リスト280にユーザ名が存在しない場合、ロック管理リスト更新部262は処理を終了する。
ステップS1002において、ロック管理リスト280にユーザ名が存在した場合、ロック管理リスト更新部262は、実行された印刷ジョブに含まれるユーザ名と対応付けられた給紙トレイ名に、他のユーザ名が対応付けられているか否かを判定する(ステップS1003)。
ステップS1003において、他のユーザ名と対応付けられていた場合、ロック管理リスト更新部262は、ロック管理リスト280から、印刷ジョブに含まれるユーザ名のみを削除し(ステップS1004)、処理を終了する。
ステップS1003において、他のユーザ名と対応付けられていない場合、ロック管理リスト更新部262は、ロック管理リスト280から、印刷ジョブに含まれるユーザ名と、ユーザ名に対応付けられた給紙トレイ名とを削除し(ステップS1005)、処理を終了する。
以下に図11を参照し、ロック管理リスト生成部261とロック管理リスト更新部262の処理を具体的に説明する。図11は、リスト管理部の処理を具体的に説明する図である。
図11(A)は、印刷ジョブ101を受信したときに生成されたロック管理リスト280−1を示している。また、図11(A)では、印刷ジョブ101を受信したときにロック管理リスト280が生成されていなかった場合を示している。
印刷ジョブ101は、印刷対象となる印刷データ1と、給紙トレイ名「トレイ1」、ユーザ名「AAA」、占有指示を含む書誌情報とを含む。つまり、印刷ジョブ101は、ユーザ名「AAA」のユーザによって送信された、給紙トレイ名「トレイ1」の占有指示を含む印刷ジョブである。
ロック管理リスト生成部261は、印刷ジョブ101を受信したとき、給紙トレイの指定及び占有指示を含む印刷ジョブと判定し、給紙トレイ名「トレイ1」と、ユーザ名「AAA」とを対応付けてロック管理リスト280−1とする。
ロック管理リスト280−1には、印刷ジョブ101に含まれる給紙トレイ名「トレイ1」と、ユーザ名「AAA」とが対応付けられて格納されている。
次に、図11(B)を参照し、印刷制御装置200が、印刷ジョブ101の実行前に印刷ジョブ102、103、104を受信した場合を説明する。図11(B)のロック管理リスト280−2は、印刷ジョブ管理部243に、印刷ジョブ101〜印刷ジョブ104が格納されたときの状態を示している。
印刷ジョブ102は、印刷対象となる印刷データ2と、ユーザ名「CCC」を含む書誌情報を含む。つまり、印刷ジョブ102は、ユーザ名「CCC」のユーザによって送信された、給紙トレイの指定も占有指示も含まない印刷ジョブである。
印刷ジョブ103は、印刷対象となる印刷データ3と、給紙トレイ名「トレイ2」、ユーザ名「BBB」、占有指示を含む書誌情報とを含む。つまり、印刷ジョブ103は、ユーザ名「BBB」のユーザによって送信された、給紙トレイ名「トレイ2」の占有指示を含む印刷ジョブである。
印刷ジョブ104は、印刷対象となる印刷データ4と、給紙トレイ名「トレイ2」、ユーザ名「AAA」、占有指示を含む書誌情報とを含む。つまり、印刷ジョブ104は、ユーザ名「AAA」のユーザによって送信された、給紙トレイ名「トレイ2」の占有指示を含む印刷ジョブである。
ロック管理リスト生成部261は、印刷ジョブ102を受信すると、印刷ジョブ102が給紙トレイの指定も占有指示も含まない印刷ジョブであることを判定し、そのまま処理を終了する。したがって、ロック管理リスト280−2には、ユーザ名「CCC」は存在しない。
次に、ロック管理リスト生成部261は、印刷ジョブ103を受信すると、給紙トレイの指定及び占有指示を含む印刷ジョブと判定し、給紙トレイ名「トレイ2」と、ユーザ名「BBB」とを対応付けてロック管理リスト280−1に追加する。ロック管理リスト280−2では、給紙トレイ名「トレイ2」と、ユーザ名「BBB」とが対応付けられて格納されている。
また、ロック管理リスト生成部261は、印刷ジョブ104を受信すると、給紙トレイの指定及び占有指示を含む印刷ジョブと判定する。このとき、ロック管理リスト生成部261は、ロック管理リスト280−2に、給紙トレイ名「トレイ2」が既に存在しているため、給紙トレイ名「トレイ2」にユーザ名「AAA」を対応付ける。
よって、ロック管理リスト280−2では、給紙トレイ名「トレイ2」に、ユーザ名「BBB」とユーザ名「AAA」とが対応付けられている。つまり、ロック管理リスト280−2では、給紙トレイ名「トレイ2」の占有指示を行ったユーザが2名いることがわかる。
次に、図11(C)を参照し、印刷制御装置200が印刷ジョブ101と印刷ジョブ104を実行した場合について説明する。図11(C)のロック管理リスト280−3は、印刷ジョブ管理部243に、印刷ジョブ101〜印刷ジョブ104が格納された状態において、印刷ジョブ101と印刷ジョブ104が実行された場合を示している。
印刷ジョブ101が実行されると、印刷ジョブ管理部243から印刷ジョブ101が消去される。ロック管理リスト280−2には、印刷ジョブ101に含まれる給紙トレイ名「トレイ1」と、ユーザ名「AAA」とが格納されている。また、給紙トレイ名「トレイ1」には、ユーザ名「AAA」以外のユーザ名は対応付けられていない。
よって、ロック管理リスト更新部262は、ロック管理リスト280−2から、給紙トレイ名「トレイ1」とユーザ名「AAA」とを対応付けた組み合わせを削除する。ロック管理リスト280−3には、給紙トレイ名「トレイ1」とユーザ名「AAA」とを対応付けた組み合わせは削除されている。
また、印刷ジョブ104が実行されると、印刷ジョブ管理部243から印刷ジョブ104が消去される。ロック管理リスト280−2には、印刷ジョブ104に含まれる給紙トレイ名「トレイ2」と、ユーザ名「AAA」とが格納されている。また、給紙トレイ名「トレイ2」には、ユーザ名「AAA」以外にユーザ名「BBB」が対応付けられている。
よって、ロック管理リスト更新部262は、ロック管理リスト280−2から、給紙トレイ名「トレイ2」と対応付けられたユーザ名「AAA」を削除する。ロック管理リスト280−3には、給紙トレイ名「トレイ2」に対応付けられたユーザ名は、ユーザ名「BBB」となっている。
以上のように、本実施形態では、印刷ジョブ管理部243に格納されている印刷ジョブと、ロック管理リスト280を連携させる。言い換えれば、本実施形態では、ロック管理リスト280は、印刷ジョブ管理部243に格納されている、給紙トレイ名の指定及び占有指示を含む印刷ジョブと、印刷ジョブを送信したユーザ名とを特定する。
したがって、本実施形態では、ロック管理リスト280を参照するだけで、どの給紙トレイに対してどのユーザが占有指示を行っているかを判別でき、後述する用紙情報及び給紙トレイ設定情報の変更の制限を容易に行うことができる。
また、本実施形態では、ロック管理リスト280を参照するだけで、変更を制限する給紙トレイ設定情報と用紙情報を判別することができる。したがって、本実施形態では、既存の用紙情報データベース220や給紙トレイ設定データベース230に手を加えることなく、給紙トレイ設定情報と用紙情報の変更を制限できる。
次に、図12を参照して、本実施形態の変更制御部270の動作について説明する。図12は、印刷制御装置の動作を説明する第三のフローチャートである。図12では、ロック管理部250の変更制御部270の処理を示しており、用紙情報や給紙トレイ設定情報の変更の指示を受け付けた際の処理を示している。
本実施形態の変更制御部270は、表示操作装置24に対する操作を受け付けると、ユーザ情報を取得する(ステップS1201)。ユーザ情報は、例えばユーザが画像形成システム1にログインする際に入力したユーザ名を含む情報である。
続いて変更制御部270は、変更指示受付部271により、給紙トレイ設定情報の変更指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1202)。具体的には、変更指示受付部271は、給紙トレイ設定情報の変更対象となる給紙トレイ名の指定と、変更指示とを受け付けたか否かを判定している。ステップS1202において、給紙トレイ設定情報の変更指示を受け付けない場合、後述するステップS1211へ進む。
ステップS1202において、給紙トレイ設定情報の変更指示を受け付けた場合、変更制御部270は、変更可否判定部272により、変更対象として指定された給紙トレイ名と、ユーザ名とを取得する(ステップS1203)。
続いて変更可否判定部272は、ロック管理リスト280に、変更対象となる給紙トレイ名が存在するか否かを判定する(ステップS1204)。言い換えれば、変更可否判定部272は、変更対象の給紙トレイと対応する給紙トレイ設定情報の変更が制限されているか否かを判定している。
ステップS1204において、変更対象となる給紙トレイ名が存在しない場合、後述するステップS1208へ進む。変更対象となる給紙トレイ名が存在しない場合とは、変更対象の給紙トレイと対応する給紙トレイ設定情報の変更が制限されていない場合を示す。
ステップS1204において、変更対象となる給紙トレイ名が存在する場合、ロック管理リスト280に、ステップS1203で取得した給紙トレイ名とユーザ名との組み合わせが存在するか否かを判定する(ステップS1205)。変更対象となる給紙トレイ名が存在する場合とは、変更対象となる給紙トレイと対応する給紙トレイ設定情報の変更が制限されている場合である。
ステップS1205において、該当する組み合わせが存在しない場合、変更制御部270は後述するステップS1210へ進む。該当する組み合わせが存在しない場合とは、変更対象とされた給紙トレイが、他のユーザの印刷ジョブにより占有されている場合を示す。
ステップS1205において、該当する組み合わせが存在する場合、変更可否変更部272は、ロック管理リスト280において、変更対象となる給紙トレイ名と対応付けらたれユーザ名が複数存在するか否かを判定する(ステップS1206)。
ステップS1206において、対応付けられたユーザ名が複数である場合、変更制御部270は、表示制御部273は、表示操作装置24に、変更対象の給紙トレイが複数のユーザに占有されていることを示す警告メッセージを表示させる(ステップS1207)。
続いて、変更制御部270は、変更指示受付部271により、給紙トレイ設定情報の変更がなされたか否かを判定する(ステップS1208)。ステップS1208において、変更がなされない場合、変更制御部270は、処理を終了する。
ステップS1208において、変更がなされた場合、変更制御部270は、変更に応じて給紙トレイ設定情報を実施し(ステップS1209)、処理を終了する。具体的には、変更制御部270は、給紙トレイ設定管理部246に対し、給紙トレイ設定データベース230における、該当する給紙トレイ設定情報の変更を指示する。
ステップS1205において、該当する組み合わせが存在しない場合、変更制御部270は、表示制御部273により、表示操作装置24に、給紙トレイ設定情報の変更が制限されていることを示す警告メッセージを表示させ(ステップS1210)、処理を終了する。
ステップS1202において、給紙トレイ設定情報の変更指示を受け付けない場合、変更指示受付部271は、用紙情報の変更指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS1211)。ステップS1211において、変更指示を受け付けない場合、変更制御部270は処理を終了する。
ステップS1211において、変更指示を受け付けた場合、変更制御部270は、変更可否判定部272により、ユーザ名と、変更対象とされた用紙情報を取得する(ステップS1212)。具体的には、変更可否判定部272は、用紙情報データベース220を参照し、変更指示を受け付けた用紙名又は用紙IDを含む用紙情報を取得する。
続いて、変更可否判定部272は、取得した用紙情報に給紙トレイ名が指定されているか否かを判定する(ステップS1213)。言い換えれば、変更可否判定部272は、取得した用紙情報に給紙トレイ名が含まれるか否かを判定している。
ステップS1213において、給紙トレイ名が含まれる場合、変更可否判定部272は、用紙情報から給紙トレイ名を取得し(ステップS1214)、ステップS1204へ進む。給紙トレイ名が含まれる場合とは、用紙と対応して給紙トレイが指定されている場合である。
ステップS1213において、給紙トレイ名が含まれない場合、変更制御部270は、表示制御部273により、用紙情報の編集画面を表示操作装置24に表示させ、変更指示に応じた用紙情報の変更を実施し(ステップS1215)、処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、給紙トレイの指定及び占有指示を含む印刷ジョブと、給紙トレイ設定情報又は用紙情報の変更指示と、をユーザ名により対応付けることで、ロック管理リスト280を用いた変更の制限を可能としている。
言い換えれば、本実施形態では、ロック管理リスト280において、給紙トレイの指定及び占有指示を含む印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、変更指示がなされた給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報との対応付けが存在するか否かを判定した結果に応じて、給紙トレイ設定情報と用紙情報の変更を制御している。
以下に、図13及び図14を参照し、表示操作装置24に表示される画面の例について説明する。
図13は、表示操作装置に表示された画面の例を示す第一の図である。図13(A)に示す画面131−1は、給紙トレイ情報の変更指示を行う画面を示している。
画面131−1には、給紙トレイ名の一覧132が表示されており、給紙トレイ名毎に、対応する給紙トレイ設定情報の変更指示を行う編集ボタン133、134、135が表示されている。
例えば、画面131−1において、編集ボタン133が操作された際に、トレイ1が操作を行ったユーザ以外のユーザに占有されていた場合、画面131−1は、図14に示す警告画面に遷移する。
また、画面131−1において、編集ボタン134が操作された際に、トレイ2が操作を行ったユーザ以外のユーザに占有されていない場合又は操作を行ったユーザがトレイ2を占有している場合に、画面131−1は、図13(B)に示す画面131−2に遷移する。
図13(B)に示す画面131−2は、給紙トレイ設定情報の編集画面の一例を示す。画面131−2では、トレイ2と対応する給紙トレイ設定情報の編集欄136が表示されている。
変更制御部270は、編集欄136において行われた変更の内容を給紙トレイ設定管理部246に通知する。給紙トレイ設定管理部246は、通知された変更の内容に沿って、給紙トレイ設定データベース230において、トレイ2と対応する給紙トレイ設定情報を変更する。
図14は、表示操作装置に表示された画面の例を示す第二の図である。図14(A)の画面141−1は、編集ボタン133が操作された際に、トレイ1が操作を行ったユーザ以外のユーザに占有されていた場合に表示される警告画面の例を示している。
画面141−1には、メッセージ142と、変更対象となる給紙トレイ名143が表示されている。画面141−1では、給紙トレイ名143は「トレイ1」である。メッセージ142は、変更対象となる給紙トレイ名「トレイ1」は、変更指示を行ったユーザ以外のユーザにより占有されている旨、給紙トレイ名「トレイ1」を含む給紙トレイ設定情報の変更が禁止されている旨を示している。
画面141−1において、ボタン144が操作されると、画面141−1は、画面131−1へ戻っても良いし、画像形成装置100のホーム画面に戻っても良い。
図14(B)の画面141−2は、編集ボタン133が操作された際に、トレイ1が操作を行ったユーザを含む複数のユーザに占有されていた場合に表示される警告画面の例を示している。
画面141−2に表示されたメッセージ145は、変更対象となる給紙トレイ名「トレイ1」は、変更指示を行ったユーザを含む複数のユーザにより占有されている旨、給紙トレイ名「トレイ1」を含む給紙トレイ設定情報を変更した場合、他のユーザに影響を及ぼす可能性がある旨を示している。
画面141−2に表示されたボタン146が操作されると、表示制御部273は、メッセージ145に示す警告が了承されたものとして、画面141−2を給紙トレイ名「トレイ1」を含む給紙トレイ設定情報の編集画面へ遷移させる。
以上のように、本実施形態では、給紙トレイ設定情報の変更指示を受け付けた場合、変更対象の給紙トレイ設定情報が示す給紙トレイが、変更指示を行ったユーザ以外のユーザから占有されていない場合に、変更指示を行ったユーザに対して給紙トレイ設定情報の変更を許可する。また、本実施形態では、変更対象の給紙トレイ設定情報が示す給紙トレイが、変更指示を行ったユーザ以外のユーザからのみ占有されていた場合、変更指示を行ったユーザに対して給紙トレイ設定情報の変更を禁止する。
また、本実施形態では、用紙情報の変更指示を受け付けた際に、変更指示を受け付けた用紙情報に指定された給紙トレイが、変更指示を行ったユーザ以外のユーザから占有されていない場合に、変更指示を行ったユーザに対して用紙情報の変更を許可する。また、本実施形態では、変更対象の用紙情報が示す給紙トレイが、変更指示を行ったユーザ以外のユーザからのみ占有されていた場合、変更指示を行ったユーザに対して用紙情報の変更を禁止する。
したがって、本実施形態によれば、給紙トレイの占有と同期させて給紙トレイ設定情報と用紙情報の変更を制限することができる。よって、本実施形態では、給紙トレイの占有指示を行ったユーザが望む印刷を実施させことができ、画像形成装置の利便性を向上させることができる。
また、本実施形態のロック管理部250の処理は、印刷制御装置200内で実現されるものとしたが、これに限定されない。ロック管理部250は、例えばロック管理部を実現するプログラムをPC2にインストールすることで、PC2において実現することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1 画像形成システム
100 画像形成装置
200 印刷制御装置
220 用紙情報データベース
230 給紙トレイ設定データベース
240 印刷制御処理部
250 ロック管理部
260 リスト管理部
261 ロック管理リスト生成部
262 ロック管理リスト更新部
263 トレイロック部
270 変更制御部
271 変更指示受付部
272 変更可否判定部
273 表示制御部
280 ロック管理リスト
300 画像出力装置
特開2007−15295号公報

Claims (10)

  1. 印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブが実行されるまでの間使用が禁止され給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、を対応付けたロック管理リストを生成するロック管理リスト生成部と、
    少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む、給紙トレイに関する設定情報が格納された設定情報記憶部と、
    少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む、用紙に関する用紙情報が格納された用紙情報記憶部と、
    前記設定情報又は前記用紙情報の変更指示を受け付ける変更指示受付部と、
    前記ロック管理リストにおいて、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在するか否かを判定する変更可否判定部と、
    前記変更可否判定部による判定結果に応じて、前記設定情報又は前記用紙情報の変更を制限する変更制御部と、を有する印刷制御装置。
  2. 前記変更制御部は、
    前記ロック管理リストにおいて、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在する場合に、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報の変更が禁止されていることを示すメッセージを表示させる表示制御部を有する請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 前記表示制御部は、
    前記ロック管理リストにおいて、変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報と対応する給紙トレイ識別情報に、他の印刷ジョブ識別情報が対応付けられているとき、
    前記設定情報又は前記用紙情報を変更した場合に他の印刷ジョブの実行に影響を及ぼす可能性がある旨のメッセージを表示させる、請求項2記載の印刷制御装置。
  4. 前記ロック管理リスト生成部は、
    前記ロック管理リストに、受信した印刷ジョブに含まれる給紙トレイ識別情報が存在するとき、
    前記ロック管理リストに存在する前記給紙トレイ識別情報に、受信した前記印刷ジョブの印刷ジョブ識別情報を対応付ける、請求項1乃至3の何れか一項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報により特定される印刷ジョブが実行されたとき、前記ロック管理リストから、実行された印刷ジョブの印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブ識別情報と対応付けられた前記給紙トレイ識別情報と、を削除するロック管理リスト更新部を有する請求項1乃至4の何れか一項に記載の印刷制御装置。
  6. 前記ロック管理リスト更新部は、
    前記ロック管理リストにおいて、実行された印刷ジョブの印刷ジョブ識別情報と対応付けられた給紙トレイ識別情報に対し、他の印刷ジョブ識別情報が対応付けられていたとき、
    前記ロック管理リストから、実行された印刷ジョブの印刷ジョブ識別情報のみを削除する請求項5記載の印刷制御装置。
  7. 印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報は、前記印刷ジョブに含まれるユーザ情報であり、前記給紙トレイ識別情報は、前記給紙トレイの名称である、請求項1乃至6の何れか一項に記載の印刷制御装置。
  8. 印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブが実行されるまでの間使用が禁止され給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、を対応付けたロック管理リストを生成するロック管理リスト生成部と、
    少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む、給紙トレイに関する設定情報が格納された設定情報記憶部と、
    少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む、用紙に関する用紙情報が格納された用紙情報記憶部と、
    前記設定情報又は前記用紙情報の変更指示を受け付ける変更指示受付部と、
    前記ロック管理リストにおいて、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在するか否かを判定する変更可否判定部と、
    前記変更可否判定部による判定結果に応じて、前記設定情報又は前記用紙情報の変更を制限する変更制御部と、を有する印刷制御装置と、
    前記印刷制御装置から出力される画像データに基づき形成した画像を出力する画像出力装置と、を有する画像形成装置。
  9. 印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブが実行されるまでの間使用が禁止され給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、を対応付けたロック管理リストを生成する処理と、
    設定情報記憶部に格納された、少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む給紙トレイに関する設定情報、又は用紙情報記憶部に格納された、少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む用紙に関する用紙情報に対する変更指示を受け付ける処理と、
    前記ロック管理リストにおいて、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在するか否かを判定する処理と、
    前記判定の結果に応じて、前記設定情報又は前記用紙情報の変更を制限する処理と、をコンピュータに実行させる印刷制御プログラム。
  10. コンピュータによる印刷制御方法であって、該コンピュータが、
    印刷ジョブを識別する印刷ジョブ識別情報と、前記印刷ジョブが実行されるまでの間使用が禁止され給紙トレイを識別する給紙トレイ識別情報と、を対応付けたロック管理リストを生成し、
    設定情報記憶部に格納された、少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む給紙トレイに関する設定情報、又は用紙情報記憶部に格納された、少なくとも前記給紙トレイ識別情報を含む用紙に関する用紙情報に対する変更指示を受け付け、
    前記ロック管理リストにおいて、前記変更指示を受けた前記設定情報又は前記用紙情報に含まれる給紙トレイ識別情報と対応付けられた印刷ジョブ識別情報が存在するか否かを判定し、
    前記判定の結果に応じて、前記設定情報又は前記用紙情報の変更を制限する、印刷制御方法。
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