JP2017158270A - 電動機駆動電源・制御回路及び空調機 - Google Patents

電動機駆動電源・制御回路及び空調機 Download PDF

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Abstract

【課題】空調機の組立作業の効率性を改善することができる。【解決手段】電動機駆動電源・制御回路1は、交流電力を伝送する一次側電力線α1、α2と、交流電力を整流する整流回路12と、整流回路12によって整流されてなる直流電力を伝送する二次側電力線β1、β2と、空調機制御用電力を生成するスイッチング電源回路13と、一次側電力線α1、α2上、及び、二次側電力線β1、β2上の少なくとも何れか一方に設けられ、フェライトコアで除去可能なノイズを除去の対象とする第1ノイズフィルタ部10と、一次側電力線α1、α2上に設けられ、フェライトコアで除去可能なノイズよりも低い周波数帯域に属するノイズを除去の対象とする第2ノイズフィルタ部11と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、電動機駆動電源・制御回路及び空調機に関する。
空気調和機(空調機)には、主として、商用電源から電力変換回路が内蔵されたファンモータ等を駆動させるための駆動電力の生成及び制御を行う電動機駆動電源・制御回路が搭載されている。近年、装置全体の小型化が進められている状況においては、商用電源が接続される配線(一次側)と電力変換回路が内蔵されたファンモータ等に接続される配線(二次側)との近接、接触が避けられない場合がある。ここで、電力変換回路が内蔵されたファンモータ等の電動機は、特に大きなノイズ源となっているため、装置の小型化は、電力供給源(商用電源)へ出力されるノイズレベルを悪化させ得る。
この問題への対策として、電動機駆動電源・制御回路から、ノイズ源である電力変換回路が内蔵されたファンモータ等へと接続される配線にフェライトコアを取り付けることで一次側へ伝わるノイズの低減が図られている。
また、一般に、小電力系の信号線に生じ得るノイズのフィルタとして、フェライトビーズインダクタ等が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実開平05−041221号公報
上述したように、小型化が進められている近年の空調機(特に室内機)においては、空調機を制御する回路が実装された基板、電力変換回路が内蔵されたファンモータ等の設置スペースが極めて狭い。そうすると、空調機の組立作業に許容される空間が限定されてしまい、それ故、フェライトコアを取り付けながらの配線の引き回し等、複雑な作業を行うことが困難になっている。
即ち、空調機の組立作業において、フェライトコアを取り付ける作業を要することが組立作業の効率性の悪化を招いている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、空調機の組立作業の効率性を改善することができる電動機駆動電源・制御回路及び空調機を提供することにある。
本発明の一態様は、基板上に実装され、商用電源から電力変換回路が内蔵された電動機を駆動させるための駆動電力の生成及び制御を行う電動機駆動電源・制御回路であって、前記商用電源からの交流電力を伝送する一次側電力線と、前記一次側電力線を通じて伝送された前記交流電力を整流する整流回路と、前記交流電力が前記整流回路によって整流されてなる直流電力を前記電動機に向けて伝送する二次側電力線と、前記二次側電力線を通じて伝送された前記直流電力から所定の定電圧を生成するスイッチング電源回路と、前記一次側電力線上、及び、前記二次側電力線上の少なくとも何れか一方に設けられ、フェライトコアで除去可能なノイズを除去の対象とする第1ノイズフィルタ部と、前記一次側電力線上に設けられ、前記フェライトコアで除去可能なノイズよりも低い周波数帯域に属するノイズを除去の対象とする第2ノイズフィルタ部と、を備える電動機駆動電源・制御回路である。
また、本発明の一態様によれば、前記第1ノイズフィルタ部は、前記一次側電力線上、及び、前記二次側電力線上の少なくとも何れか一方における、前記スイッチング電源回路よりも前記商用電源に近い位置に設けられる。
また、本発明の一態様によれば、前記第1ノイズフィルタ部は、前記一次側電力線上における、前記第2ノイズフィルタ部よりも前記商用電源に近い位置に設けられる。
また、本発明の一態様によれば、前記第1ノイズフィルタ部は、前記一次側電力線上、及び、前記二次側電力線上の少なくとも何れか一方において直列接続されたインダクタ素子を有してなる。
また、本発明の一態様によれば、前記基板は、前記インダクタ素子が実装される2つのインダクタ接続端子の間に開口部を有する。
また、本発明の一態様によれば、前記インダクタ素子は、フェライトビーズにリード線を通してなるフェライトビーズインダクタである。
また、本発明の一態様は、上記に記載の電動機駆動電源・制御回路と、前記電動機と、を備える空調機である。
上述の電動機駆動電源・制御回路及び空調機によれば、空調機の組立作業の効率性を改善することができる。
第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。 第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部の構造を示す第1の図である。 第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部の構造を示す第2の図である。 第1の実施形態の対比例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。 第1の実施形態の第3の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。 第1の実施形態の第4の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路について、図1〜図4を参照しながら説明する。
(回路の全体構成)
図1は、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
図1に示す電動機駆動電源・制御回路1は、商用電源2から電力変換回路30が内蔵された電動機(ファンモータ3)を駆動させるための駆動電力の生成及び制御を行う電気回路である。電動機駆動電源・制御回路1は、複数の電気回路素子を有して基板1A上に実装されてなる。基板1Aは、電気回路の形成に用いられる一般的なプリント基板である。
図1に示すように、電動機駆動電源・制御回路1の一次側接続端子I1、I2には、商用電源である商用電源2が接続される。また、電動機駆動電源・制御回路1の二次側接続端子O1、O2には電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3が接続される。電動機駆動電源・制御回路1は、商用電源2から供給された交流電力を、電動機(電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3)を動作させるための直流電力に変換して出力する。
ここで、「商用電源2から供給された交流電力」とは、本実施形態においては、例えば、AC200V(50Hz又は60Hz)の交流電力である。
本実施形態においては、図1に示す電動機駆動電源・制御回路1及び電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3は、空気調和機(空調機)の室内機に搭載される。
図1に示すように、電動機駆動電源・制御回路1は、第1ノイズフィルタ部10と、第2ノイズフィルタ部11と、整流回路12と、スイッチング電源回路13と、一次側電力線α1、α2と、二次側電力線β1、β2と、を備えている。
一次側接続端子I1、I2から整流回路12にかけては、対となる2本の一次側電力線α1、α2を通じて、商用電源2から供給された交流電力(AC200V)が伝送される。また、整流回路12から二次側接続端子O1、O2までは、二次側電力線β1、β2を通じて直流電力が伝送される。
第1ノイズフィルタ部10は、一次側電力線α1、α2上に接続され、フェライトコアで除去可能なノイズ(10MHz〜1GHzの周波数帯域)を除去の対象とするノイズフィルタである。第1ノイズフィルタ部10の具体的な構成については後述する。
第2ノイズフィルタ部11は、一次側電力線α1、α2上に設けられ、フェライトコアで除去可能なノイズよりも低い周波数帯域(例えば、1MHz前後の周波数帯域)に属するノイズを除去の対象とするノイズフィルタである。
第2ノイズフィルタ部11は、一次側電力線α1、α2上に重畳されるコモンモードノイズを低減可能なコモンモードチョークコイル110a、110bと、一次側電力線α1、α2及びグランド線Gの各々の間に接続されたコンデンサ素子111a、111b、111cを有している。
整流回路12は、一次側電力線α1、α2を通じて伝送された交流電力(AC200V)を整流する回路であって、例えば、4個のダイオード素子がブリッジ接続されてなる。整流回路12は、整流して得られた直流電力を二次側電力線β1、β2に出力する。
二次側電力線β1、β2は、商用電源2からの交流電力が整流回路12によって整流されてなる直流電力を、二次側接続端子O1、O2を通じて、ファンモータ3に向けて伝送する。
スイッチング電源回路13は、二次側電力線β1、β2を通じて伝送された直流電力(整流回路12によって整流されてなる直流電力)から空調機制御用の所定の定電圧を生成する。より具体的に説明すると、スイッチング電源回路13は、電動機駆動電源・制御回路1及びファンモータ3が搭載された室内機の動作全体を制御する空調機制御用回路14(マイコン)に必要な定電圧を出力する電源回路である。スイッチング電源回路13は、内部に有する半導体スイッチ素子(図示せず)のスイッチング動作に基づき、整流回路12を通じて得られた直流電力から空調機制御用回路14用の定電圧を生成する。
ファンモータ3に内蔵された電力変換回路30は、二次側電力線β1、β2及び二次側接続端子O1、O2を通じて伝送された直流電力から電動機駆動用電力を生成する電源回路である。電力変換回路30は、所定の制御手段によって半導体スイッチ素子のオン・オフ時間比率(デューティ比)をコントロールする事により安定化された所望の電圧レベルを出力可能とする。
(第1ノイズフィルタの回路構成)
図1に示すように、第1ノイズフィルタ部10は、一次側電力線α1、α2上における、第2ノイズフィルタ部11よりも商用電源2に近い位置に設けられている。
第1ノイズフィルタ部10は、商用電源2及び整流回路12を結ぶ一方の一次側電力線α1上において直列に接続されたフェライトビーズインダクタ101aと、商用電源2及び整流回路12を結ぶ他方の一次側電力線α2上において直列に接続されたフェライトビーズインダクタ101bと、を有してなる。
本実施形態においてフェライトビーズインダクタ101a、101bは、いずれも、0.5〜1μH程度のインダクタンスを有し、フェライトコアで除去可能なノイズの周波数帯域において高いインピーダンスを示すインピーダンス特性を有している。
(第1ノイズフィルタ部の構造)
図2、図3は、それぞれ、第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部の構造を示す第1の図、第2の図である。
図2は、第1ノイズフィルタ部10のフェライトビーズインダクタ101a及びその周辺の基板1Aの構造を示す斜視図である。
図3は、基板1Aのうちフェライトビーズインダクタ101aが実装される領域の平面図である。
次に、図2、図3を参照しながら、第1ノイズフィルタ部10の構造について説明する。
図2に示すように、フェライトビーズインダクタ101aは、リード線1010と、2個のフェライトビーズ1011と、備えている。
リード線1010は、2個の筒状のフェライトビーズ1011に通されながら、逆U字型に一次側電力線α1上に直列接続されている。ここで、図2に示すように、一次側電力線α1は、基板1A上に形成されたインダクタ接続端子P1及びインダクタ接続端子P2の間において絶縁(物理的に切断)されている。リード線1010の一端は、一次側電力線α1上のインダクタ接続端子P1で半田付けされる。また、リード線1010の他端は、一次側電力線α1上のインダクタ接続端子P2で半田付けされる。これにより、フェライトビーズインダクタ101aのリード線1010を介して、一次側電力線α1が結線される。
図2、図3に示すように、基板1Aは、フェライトビーズインダクタ101aが実装される2つのインダクタ接続端子P1、P2の間に開口部Wを有している。逆U字型に形成されたリード線1010は、開口部Wを跨ぐように、インダクタ接続端子P1とインダクタ接続端子P2との間を接続する。
図3に示すように、開口部Wは、基板1Aの平面内において、インダクタ接続端子P1とインダクタ接続端子P2とを結ぶ軸(図3の軸X)を短軸とし、短軸方向に直交する軸(図3の軸Y)を長軸とする形状で、基板1Aに開口されてなる長穴である。本実施形態において、開口部Wは、電力線についてIEC(International Electrotechnical Commission)標準規格にて定められている絶縁性能を満足するために形成されている。
具体的には、開口部Wの幅d3(短軸方向の間隔)は、1.6mmとされている。また、開口部Wの長軸方向端部からインダクタ接続端子P1までの距離d1、及び、開口部Wの長軸方向端部からインダクタ接続端子P2までの距離d2は、共に、2mmとされている。これにより、インダクタ接続端子P1からインダクタ接続端子P2までの沿面距離(基板1Aの面に沿う距離(d1+d2))が4mmとなる。
このように、基板1Aに開口部Wが設けられることで、仮に、フェライトビーズインダクタ101aが故障(絶縁)した場合であっても、一次側電力線α1上におけるインダクタ接続端子P1からインダクタ接続端子P2までの間の絶縁性が担保される。
なお、フェライトビーズインダクタ101b及び一次側電力線α2の構造的関係は、フェライトビーズインダクタ101a及び一次側電力線α1と同様であるため説明を省略する。
(作用・効果)
図4は、第1の実施形態の対比例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
図4に示すように、第1の実施形態の対比例に係る電動機駆動電源・制御回路9は、電動機駆動電源・制御回路1と同様に、一次側において商用電源2が接続され、二次側において電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3が接続される。また、電動機駆動電源・制御回路9の二次側接続端子O1、O2と、電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3と、を接続する配線には、リング状のフェライトコア4が取り付けられている。
他方、電動機駆動電源・制御回路9には、第1ノイズフィルタ部10が設けられていない。
以下、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路1における作用、効果について、対比例に係る電動機駆動電源・制御回路9と対比しながら説明する。
まず、対比例(図4)の場合、電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3で生じたノイズのうち所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズは、フェライトコア4で除去可能であるため、電動機駆動電源・制御回路9への伝搬が抑制される。したがって、上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズのノイズレベルは、商用電源2への伝搬が抑制される。
他方、第1の実施形態(図1)の場合、フェライトコア4が取り付けられていないため、電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3で生じた同周波数帯域に属するノイズは、二次側接続端子O1、O2を通じて電動機駆動電源・制御回路1へ伝搬する。電動機駆動電源・制御回路1に進入したノイズは、二次側電力線β1、β2及び整流回路12を介して一次側電力線α1、α2に伝搬する。ここで、一次側電力線α1、α2に設けられた第2ノイズフィルタ部11は、上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズを除去の対象としていない。したがって、同周波数帯域に属するノイズのノイズレベルは、第2ノイズフィルタ部11によっては低減されない。
しかしながら、第1ノイズフィルタ部10は、2個のフェライトビーズ1011(図2)を有するフェライトビーズインダクタ101で構成されるため、フェライトコア4で除去可能なノイズを除去の対象とすることができる。したがって、上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズのノイズレベルは、第1ノイズフィルタ部10によって低減され、商用電源2への伝搬が抑制される。
以上のように、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路1は、一次側電力線α1、α2上に設けられ、フェライトコア4で除去可能なノイズを除去の対象とする第1ノイズフィルタ部10を備えている。
これにより、フェライトコア4を排しながらも、商用電源2へ出力されるノイズレベルを抑制することができる。また、第1ノイズフィルタ部10は、予め基板1A上に実装されるものであり、空調機の組立作業時において複雑な組立工程をもたらすものではない。したがって、商用電源2へのノイズレベルを悪化させることなく空調機の組立作業の効率性を改善することができる。
また、電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3の他、半導体スイッチ素子を有するスイッチング電源回路13も、主要なノイズ発生源である。
ここで、対比例(図4)の場合、スイッチング電源回路13で生じたノイズのうち上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズは、二次側電力線β1、β2及び整流回路12を介して一次側電力線α1、α2に伝搬する。一次側電力線α1、α2に設けられた第2ノイズフィルタ部11は、上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズを除去の対象としていない。したがって、同周波数帯域に属するノイズのノイズレベルは、第2ノイズフィルタ部11によっては低減されない。
以上より、スイッチング電源回路13で生じたノイズのうち上記所定の周波数帯域に属するノイズは、低減されないまま商用電源2へ伝搬する。
他方、第1の実施形態(図1)の場合、スイッチング電源回路13で生じたノイズのうち上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズは、二次側電力線β1、β2及び整流回路12を介して一次側電力線α1、α2に伝搬する。そして、上記所定の周波数帯域に属するノイズのノイズレベルは、第1ノイズフィルタ部10によって低減され、商用電源2への伝搬が抑制される。
このように、第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部10は、スイッチング電源回路13よりも商用電源2に近い位置に設けられている。
このようにすることで、電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3によるノイズのみならず、スイッチング電源回路13で生じたノイズをも除去することができるので、商用電源2へのノイズレベルを改善することができる。
また、対比例(図4)に係る電動機駆動電源・制御回路9も、フェライトコア4で除去可能なノイズよりも低い周波数帯域に属するノイズを除去の対象とする第2ノイズフィルタ部11を有している。ここで、第2ノイズフィルタ部11は、図4(図1)に示すように、複数の受動素子(インダクタ素子及びコンデンサ素子)によって構成されている。そうすると、例えば、電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3に結線される配線と、一次側電力線α1、α2と、が近接して設置された場合、これによって発生した浮遊容量等に起因して、第2ノイズフィルタ部11において予期しない共振回路が形成され、上記所定の周波数帯域(10MHz〜1GHz)に属するノイズが励振され、商用電源2へ伝搬することが想定される。
他方、第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部10(図1)は、一次側電力線α1、α2上における、第2ノイズフィルタ部11よりも商用電源2に近い位置に設けられている。
このようにすることで、第1ノイズフィルタ部10は、上記のように電力変換回路30が内蔵されたファンモータ3から浮遊容量及び第2ノイズフィルタ部11を通じて伝搬されたノイズをも低減することができる。
また、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路1は、基板1Aのうち、フェライトビーズインダクタ101が実装される2つのインダクタ接続端子P1、P2の間に開口部Wが設けられている。
これにより、一次側電力線α1(α2)上におけるインダクタ接続端子P1からインダクタ接続端子P2までの間の絶縁性が担保される。
また、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路1は、第1ノイズフィルタ部10を構成するインダクタ素子として、2個のフェライトビーズ1011にリード線1010を通してなるフェライトビーズインダクタ101a、101bを用いている。
このように、リードタイプのフェライトビーズインダクタを用いることで、開口部Wを挟むように配置されたインダクタ接続端子P1、P2への実装(半田付け)工程を容易化することができる。
<第1の実施形態の変形例>
以上、第1の実施形態に係る電動機駆動電源・制御回路1について詳細に説明したが、電動機駆動電源・制御回路1の具体的な態様は、上述のものに限定されることはなく、要旨を逸脱しない範囲内において種々の設計変更等を加えることは可能である。
図5は、第1の実施形態の第1の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
第1の変形例に係る第1ノイズフィルタ部10は、図5に示すように、フェライトビーズインダクタ101bを有しておらず、一次側電力線α1に接続されたフェライトビーズインダクタ101aのみからなる点で第1の実施形態(図1)と異なる。
このようにしても、フェライトビーズインダクタ101aにより一次側電力線α1を伝搬するノイズを除去することができる。また、第1の実施形態よりも、部品点数を少なくすることができるので、電動機駆動電源・制御回路1の小面積化を図ることができる。
また、更に他の変形例では、第1ノイズフィルタ部10は、フェライトビーズインダクタ101aを有しておらず、一次側電力線α2に接続されたフェライトビーズインダクタ101bのみからなる態様であってもよい。
図6は、第1の実施形態の第2の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
第2の変形例に係る第1ノイズフィルタ部10は、図6に示すように、一次側電力線α1、α2上における、第2ノイズフィルタ部11よりも商用電源2から遠い位置(整流回路12に近い位置)に設けられる点で第1の実施形態(図1)と異なる。
このようにしても、フェライトビーズインダクタ101a、101bにより一次側電力線α1、α2を伝搬するノイズの除去効果を得ることができる。
図7は、第1の実施形態の第3の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
第3の変形例に係る第1ノイズフィルタ部10は、第2の変形例(図6)と同様に、一次側電力線α1、α2上における、第2ノイズフィルタ部11よりも商用電源2から遠い位置に設けられる。しかし、第3の変形例に係る第1ノイズフィルタ部10は、図7に示すように、フェライトビーズインダクタ101bを有しておらず、一次側電力線α1に接続されたフェライトビーズインダクタ101aのみからなる点で第2の変形例(図6)と異なる。
このようにしても、フェライトビーズインダクタ101aにより一次側電力線α1を伝搬するノイズを除去することができる。また、第1の実施形態及び第2の変形例よりも、部品点数を少なくすることができるので、電動機駆動電源・制御回路1の小面積化を図ることができる。
また、更に他の変形例では、第1ノイズフィルタ部10は、第2ノイズフィルタ部11よりも商用電源2から遠い位置において、フェライトビーズインダクタ101aを有しておらず、一次側電力線α2に接続されたフェライトビーズインダクタ101bのみからなる態様であってもよい。
図8は、第1の実施形態の第4の変形例に係る電動機駆動電源・制御回路の回路構成を示す図である。
第4の変形例に係る第1ノイズフィルタ部10は、図8に示すように、二次側電力線β1、β2上における、整流回路12とスイッチング電源回路13との間に設けられる点で第1の実施形態(図1)と異なる。
このようにしても、フェライトビーズインダクタ101a、101bにより二次側電力線β1、β2を伝搬するノイズの除去効果を得ることができる。
更に他の変形例では、第1ノイズフィルタ部10は、二次側電力線β1、β2上において、フェライトビーズインダクタ101bを有しておらず、一次側電力線α1に接続されたフェライトビーズインダクタ101aのみからなる態様であってもよい。また、更に別の変形例では、第1ノイズフィルタ部10は、二次側電力線β1、β2上において、フェライトビーズインダクタ101aを有しておらず、一次側電力線α2に接続されたフェライトビーズインダクタ101bのみからなる態様であってもよい。
また、更に他の変形例においては、第1ノイズフィルタ部10を一次側電力線α1、α2上、及び、二次側電力線β1、β2上の少なくとも何れか一方に複数設けられる態様(例えば、第1の実施形態(図1)、上述の第2の変形例(図6)、及び、上述の第4の変形例(図8)を組み合わせた態様)であってもよい。
また、第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部10を構成するインダクタ素子は、フェライトビーズインダクタ101a、101bであるものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
即ち、他の変形例に係る第1ノイズフィルタ部10は、フェライトビーズインダクタではないインダクタ素子、コンデンサ素子等の受動素子の組み合わせにより、フェライトコアで除去可能なノイズを除去の対象とするように調整されたノイズフィルタ回路であってもよい。
また、第1の実施形態に係る第1ノイズフィルタ部10を構成するフェライトビーズインダクタ101a、101bは、リード線1010と2個のフェライトビーズ1011で構成されるものとして説明したが、他の実施形態においてはこの態様に限定されない。
他の実施形態に係るフェライトビーズインダクタ101a、101bは、例えば、1個の、又は、3個以上のフェライトビーズ1011を有する態様であってもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものとする。
1 電動機駆動電源・制御回路
1A 基板
10 第1ノイズフィルタ部
101a、101b フェライトビーズインダクタ(インダクタ素子)
1010 リード線
1011 フェライトビーズ
11 第2ノイズフィルタ部
110a、110b コモンモードチョークコイル
111a、111b、111c コンデンサ素子
12 整流回路
13 スイッチング電源回路
14 空調機制御用回路
2 商用電源
3 ファンモータ(電動機)
30 電力変換回路
4 フェライトコア
9 電動機駆動電源・制御回路
I1、I2 一次側接続端子
O1、O2 二次側接続端子
P1、P2 インダクタ接続端子
α1、α2 一次側電力線
β1、β2 二次側電力線
G グランド線
W 開口部

Claims (7)

  1. 基板上に実装され、商用電源から電力変換回路が内蔵された電動機を駆動させるための駆動電力の生成及び制御を行う電動機駆動電源・制御回路であって、
    前記商用電源からの交流電力を伝送する一次側電力線と、
    前記一次側電力線を通じて伝送された前記交流電力を整流する整流回路と、
    前記交流電力が前記整流回路によって整流されてなる直流電力を前記電動機に向けて伝送する二次側電力線と、
    前記二次側電力線を通じて伝送された前記直流電力から所定の定電圧を生成するスイッチング電源回路と、
    前記一次側電力線上、及び、前記二次側電力線上の少なくとも何れか一方に設けられ、フェライトコアで除去可能なノイズを除去の対象とする第1ノイズフィルタ部と、
    前記一次側電力線上に設けられ、前記フェライトコアで除去可能なノイズよりも低い周波数帯域に属するノイズを除去の対象とする第2ノイズフィルタ部と、
    を備える電動機駆動電源・制御回路。
  2. 前記第1ノイズフィルタ部は、
    前記一次側電力線上、及び、前記二次側電力線上の少なくとも何れか一方における、前記スイッチング電源回路よりも前記商用電源に近い位置に設けられる
    請求項1に記載の電動機駆動電源・制御回路。
  3. 前記第1ノイズフィルタ部は、
    前記一次側電力線上における、前記第2ノイズフィルタ部よりも前記商用電源に近い位置に設けられる
    請求項1に記載の電動機駆動電源・制御回路。
  4. 前記第1ノイズフィルタ部は、
    前記一次側電力線上、及び、前記二次側電力線上の少なくとも何れか一方において直列接続されたインダクタ素子を有してなる
    請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の電動機駆動電源・制御回路。
  5. 前記基板は、
    前記インダクタ素子が実装される2つのインダクタ接続端子の間に開口部を有する
    請求項4に記載の電動機駆動電源・制御回路。
  6. 前記インダクタ素子は、
    フェライトビーズにリード線を通してなるフェライトビーズインダクタである
    請求項4又は請求項5に記載の電動機駆動電源・制御回路。
  7. 請求項1から請求項6の何れか一項に記載の電動機駆動電源・制御回路と、
    前記電動機と、
    を備える空調機。
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