JP2017157932A - 通信モジュール - Google Patents

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【課題】さまざまな機器と携帯端末との通信を簡便に可能とすることのできる通信モジュールを提供する。【解決手段】通信モジュール300は、携帯端末との通信を可能とする通信モジュールであって、基板301と、所定の電波強度で送信を行う発信機302と、携帯端末と双方向通信が可能な通信装置303とを備える。必要に応じて、1又は複数のセンサ304も備えることができる。センサとしては、受光素子、マイクなどが挙げられる。また、センサなどの入力素子以外に、発光素子、スピーカーなどの出力素子も備えることができる。入力素子及び出力素子はそれぞれ、スマートデバイスと携帯端末との間の通信に関連づけられた入力及び出力を行うことが可能である。基板301は、単一の基板として示しているが、複数の別個の基板により構成されるものとしてもよい。発信機302及び通信装置303は、単一のBLEチップ上で時分割により構成することができる。【選択図】図3

Description

本発明は、通信モジュールに関し、より詳細には、さまざまな機器に取り付けられて携帯端末との通信を可能にする通信モジュールに関する。
近年、インターネットなどのネットワークに接続される機器が増加している。IoTとは、モノのインターネット(Internet of Things)の略であるが、さまざまなモノ、機器がインターネットにつながりIoT化することによって、これまでにない利便性が得られることへの注目が集まっている。
IoTへの注目の背景には、データ処理、センシング等を担うハードウェアの低価格化があり、これらをさまざまな機器に搭載することが可能となっているが、一部の用途では、スマートフォン、タブレットなどの高機能・多機能の携帯端末の普及も大きく影響している。機器側には最低限のハードウェアを設けるだけで、携帯端末に各用途に沿ったアプリをインストールして多くの人が既に持ち歩いている携帯端末側のハードウェアを利用することによって、これらの機器をIoT化することが可能となっている。
一例としては、アケルン(登録商標)などのスマートロックと呼ばれる電子錠が挙げられる。図1に示すように、扉101に取り付けられた既存の錠前のサムターンに通信機能を有する開錠補助装置102が取り付けられる。当該開錠補助装置102と通信可能なスマートフォンなどの携帯端末103は、各開錠補助装置102の開錠権限を管理する管理サーバと通信して、当該携帯端末103のユーザーに開錠権限が与えられていれば、開錠のための信号を取得し、当該開錠補助装置102を駆動させて開錠を行うことができる。開錠補助装置102と携帯端末103との間では、たとえば、Bluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)規格に基づく通信が行われる。
以下では、このようにスマートフォンなどの高機能・多機能の携帯端末と通信可能な機器を「スマートデバイス」と呼ぶ。
スマートデバイスが携帯端末と通信を開始するためには、携帯端末のユーザーが当該スマートデバイスと通信を行うためのアプリを起動し、特定の操作を行うことが必要となる。上述のアケルンの例では、アケルン102と通信を行うためのアプリがインストールされた携帯端末103をユーザーが操作して、画面上で開錠ボタンをクリック又はタップするか、つまみをフリック又はスライドすることによって(図2)、開錠信号を送信することになる。
しかしながら、ユーザー体験の改善という意味では、このようにユーザーの操作を必要とすることなく、あるいは操作を軽減して、スマートデバイスがユーザーごとに適した振る舞いをすることがさらに望まれると考えられる。
特に、今後スマートデバイスの数が爆発的に増加することが見込まれており、発明者らは、さまざまな機器をスマートデバイス化するとともに、ユーザーの操作負担を軽減することへの需要が急速に拡大することを見込んでいる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、さまざまな機器と携帯端末との通信を簡便に可能とすることのできる通信モジュール又は通信機器を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、携帯端末との通信を可能とする通信モジュールであって、基板と、前記基板上に設けられた所定の電波強度で送信を行う発信機と、前記基板上に設けられた前記携帯端末と双方向通信が可能な通信装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記発信機は、第1のデバイスアドレスを有し、前記通信装置は、前記第1のデバイスアドレスとは異なる第2のデバイスアドレスを有することを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記発信機は、前記携帯端末からの受信を行わないことを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記発信機は、iBeacon規格に基づく通信を行うことを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第1から第4のいずれかの態様において、前記発信機は、データ送信間隔が100ミリ秒に設定されていることを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第1又は第2の態様において、前記発信機は、前記携帯端末と双方向通信が可能であることを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第1から第6のいずれかの態様において、前記発信機及び前記通信装置は、単一の通信チップ上で時分割処理により構成されていることを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第7の態様において、前記通信チップは、前記携帯端末とBLE規格に基づく通信が可能なBLEチップであることを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第7又は第8の態様において、前記通信チップは、50ミリ秒毎の時分割により処理を切り替えることを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、第7から第9のいずれかの態様において、前記通信チップは、時分割の周期が前記発信機又は通信装置の少なくとも一方の通信規格により定められたデータ送信間隔に設定されていることを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、第7から第10のいずれかの態様において、前記発信機及び前記通信装置のデバイスアドレスとは異なるデバイスアドレスをそれぞれ割り振られた第2及び第3の発信機の少なくとも一方をさらに備えることを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、第11の態様において、前記第2及び第3の発信機の少なくとも一方は、前記通信チップ上で時分割処理により構成されていることを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、第1から第12のいずれかの態様において、前記通信装置は、前記発信機が送信する前記発信機の識別子と関連づけられた前記携帯端末上のアプリからの信号を受信することを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、第1から第13のいずれかの態様の通信モジュールが取り付けられた機器である。
また、本発明の第15の態様は、第14の態様において、前記機器は、錠前のサムターンに取り付けられる開錠補助装置であることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、基板上に設けられた所定の電波強度で送信を行う発信機と、当該基板上に設けられた携帯端末と通信が可能な通信装置とを備える通信モジュールを機器に取り付けることによってスマートデバイスと携帯端末との通信を簡便に可能にすることができる。
従来の錠前を電子錠として用いる例を示す図である。 スマートロック用のアプリで開錠信号を送信するための画面を示す図である。 本発明の一態様にかかる通信モジュールを示す図である。 本発明の一態様にかかる通信モジュールを用いたスマートデバイスとの通信の一例を説明するための流れ図である。 本発明の一態様にかかる通信モジュールを示す図である。 本発明の一態様にかかる通信モジュールを示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(本発明の概要)
図3に、本発明にかかる通信モジュールの概要を示す。通信モジュール300は、携帯端末との通信を可能とする通信モジュールであって、基板301と、所定の電波強度で送信を行う発信機302と、携帯端末と双方向通信が可能な通信装置303とを備える。必要に応じて、1又は複数のセンサ304も備えることができる。センサとしては、受光素子、マイクなどが挙げられる。また、センサなどの入力素子以外に、発光素子、スピーカーなどの出力素子も備えることができる。入力素子及び出力素子はそれぞれ、スマートデバイスと携帯端末との間の通信に関連づけられた入力及び出力を行うことが可能である。基板301は、単一の基板として示しているが、複数の別個の基板により構成されるものとしてもよい。外装はここでは点線で示している。
発信機302は、BLE規格に基づく通信が可能なBLEチップをアドバタイズモードで動作させることで構成することができる。アドバタイズモードでは、BLEチップは発信機302を識別する16バイトなどの識別子を不特定の端末に対してブロードキャストする。BLEチップは、1バイトなどの電波強度も送信情報に含むことができる。ここで本明細書においては、「BLE規格」とは、BLE規格を使用、拡張又は修正したものであるiBeacon(登録商標)規格、eddystone(商標)規格等も含む。たとえば、iBeacon規格により送信されるパケットには、特定のカンパニーID、UUID、Major/Minor番号、電波強度が含まれていることが求められる。iBeacon規格の場合には、発信機302は携帯端末からの受信を行わないが、発信機302は必ずしも携帯端末からの受信を行わないものに制限されるものではなく、双方向通信を可能とする用途もある。
通信装置303は、BLE規格に基づく通信が可能なBLEチップをペリフェラルモード又はセントラルモードで動作させることで構成することができる。ペリフェラルモードではコネクタブルにアドバタイズメント・パケットをブロードキャストしている通信装置303に対して携帯端末側から接続要求が出され、セントラルモードでは通信装置303側から接続要求が出され、その後、接続が確立された端末との間で双方向の信号の送受信を行うことができる。たとえば20バイト単位で複数回の通信を重ねることでリッチな通信が可能である。
本明細書では、以下BLE規格の文脈で説明を行うが、今後開発されるBluetooth関連規格においても本発明の精神は適用可能であり、また、ANT+などのその他の近距離通信規格においても同様である。また、発信機302と通信装置303において異なる通信規格を採用することも妨げられるものではない。たとえば、発信機302をiBeacon規格、通信装置303を、用途に応じて、クラシックBluetooth、Wi−Fi、赤外線などの通信とすることが挙げられる。
本発明の精神は、複数の通信方法の使用が求められる用途に広く適用可能なものであるが、一例として、以下のものがある。iOSをOSとするスマートフォン、タブレットなどの携帯端末では、バックグラウンド処理(又はフォアグラウンド処理)を直後に開始可能な信号がBLE規格の中ではiBeacon規格に制限されており、iBeacon規格以外のBLE規格のアドバタイズメント・パケットを契機として、アプリのバックグラウンド処理を開始することができない。ただし、iBeacon規格に基づくアドバタイズメント・パケットであれば、そのパケット情報に含まれる識別子(UUID、Major/Minor番号)等を受信して任意のアプリをバックグラウンド状態で実行させることができる。通信モジュール300が取り付けられたスマートデバイスに操作信号を自動で送信することでユーザーの操作負担を軽減することを考えた場合、操作信号の送信には携帯端末とスマートデバイスとの間で接続の確立が必要であるが、携帯端末を所持するユーザーがスマートロックに近づいたら発信機302からの第1のアドバタイズメント・パケットを受信して(S401)、当該パケットに含まれる識別子に関連づけられたアプリをバックグラウンド状態で動作させ(S402)、通信装置303からの第2のアドバタイズメント・パケットの検知(S403)、及び、通信装置303との接続の確立処理を開始させることができる(S404)。そして、接続確立後、自動で操作信号を携帯端末から通信装置303に送信(S405)するように構成することができる。または、接続確立後、必要なデータを通信装置303から受信することができる。
現時点では、OSによりスキャンされていて、発する電波を受信するとOS上でアプリがフォアグラウンド又はバックグランドで動作可能な通信規格はiBeacon規格に限られているが、同様の規格を「ビーコン規格」と呼び、将来的にOSにより許容されるiBeacon規格以外のビーコン規格によっても、同様の動作が実現されることに留意されたい。
また、別の例として、発信機302の電波送信を開始させるためのボタンを設け、ユーザーが当該ボタンを押下すると、携帯端末においてiBeacon規格に基づく第1のアドバタイズメント・パケットを受信して通信装置303からの第2のアドバタイズメント・パケットの検知、及び、通信装置303との接続の確立を行うアプリケーションもある。
この例の他にも、第1の通信方法によって、携帯端末が特定の位置に接近したことを当該携帯端末に通知し、第2の通信方法によって、当該携帯端末と当該特定の位置に関連づけられたスマートデバイスとの間の暗号化・個人認証等を含むリッチな通信が求められる用途は種々存在し、スマートロックを始め、ウェアラブルデバイス、センサーネットワーク、ユビキタスコンピューティング等応用は多岐にわたる。本発明にかかる通信モジュール300は、その機器への取り付け又は組み込みなどによって簡便に必要な通信を提供することができる。
上述及び以下の説明では、通信装置303はiBeacon規格(又はビーコン規格)以外のBLE規格によって携帯端末との間でリッチな通信を実現する例を挙げているものの、iBeacon規格のようにペリフェラルモードにおいて非コネクタブルな通信規格を採用しても、通信装置303と携帯端末との間での通信をリッチにすることも可能であり、本発明から除外する意図ではない。たとえば、通信装置303と携帯端末で交互にアドバタイズメント・パケットを受信して、受信したパケットに応じて送信するパケットの内容をインクリメント又は変化させることで通信をリッチにすることが可能である。
(単一チップ構成)
本発明の一態様では、図5に示すように、図3で示した発信機302及び通信装置303を単一のチップ上の機能として構成する。
本発明にかかる通信モジュールは、複数のデバイスアドレスを持たせることで、利便性の高い通信機能をスマートデバイスに与えることを可能とするものであるところ、複数のチップを使用することはコスト・サイズ・消費電力の増加を招く。そこで、本態様では、BLE規格に基づく通信が可能な単一のBLEチップ502の処理を時分割により切り換えることで、発信機の機能と通信装置の機能を共に実現する。
たとえば、100ミリ秒間隔で第1の情報の送信を行う発信機302と、100ミリ秒間隔で第2の情報の送信を行う通信装置303の機能を単一のBLEチップ502に集約するために、送信間隔を50ミリ秒として、交互に、第1の情報及び発信機用の第1のデバイスアドレスの送信と、第2の情報及び通信装置用の第2のデバイスアドレスの送信とを行うことができる。このようにすると、送信情報を受信する携帯端末側からは、100ミリ秒間隔で異なるデバイスアドレスの情報を受け取ることとなり、別個のBLEチップを用いて発信機及び通信装置を実現した場合と等価にみえる。
第1及び第2のアドバタイズメント・パケットに同一のデバイスアドレスを使用すると、携帯端末上でデバイスを区別させることができず、第1の通信方法による通知機能と、第2の通信方法によるリッチな通信のいずれかの処理しかできないこととなる。例えば、第1及び第2のアドバタイズメント・パケットが同一デバイスアドレスの場合、第1の通信方法による通知機能でアプリをバックグラウンドで起動した後、第2の通信方法によるリッチな通信はできなくなる。このような制約は、携帯端末を動作させるためのOSなどのプログラムによって課されているため、携帯端末側での解決は難しい。そこでBLEチップのファームウェアプログラム上で第1及び第2のアドバタイズメント・パケットに異なるデバイスアドレスを使用することで、携帯端末上のOSは2種類の異なるデバイスであると認識することになる。これにより、第1及び第2の処理を共に処理可能となる。
なお、iBeacon規格等の特定の規格では、データ送信間隔が100ミリ秒等に定められているため、時分割の周期は、規格上定められたデータ送信間隔と等しくする必要がある場合がある。
また、BLEチップ502上で構成される発信機及び通信装置はデバイスアドレスによって区別されているが、デバイスアドレスに応じて電波強度を異なる強度に設定することもできる。
具体例
図3のようにBLEチップを2つ、センサ1つを基板上に設けて外装を施し、電源としてボタン電池を1つ取り付ける構成の通信モジュールを考えると、BLEチップ300円、センサ50円、ボタン電池20円、基板30円、外装10円と考えると、原価は710円となる。これを図5のように単一のBLEチップで実現すると原価は410円であり、約42%の原価削減となる。今後、スマートデバイスの数が爆発的に増えていくことを考えると、各スマートデバイスに必要な通信モジュールのコスト削減も極めて重要になり、本態様にかかる通信モジュール400は高機能かつ低コストであり、有用性が高い。
実装面積についても、大幅な削減となるため、たとえばウェアラブル端末のように小型化の進む機器への通信機能の付加を行う上で大きな意味を有する。BLEチップの一例としておおよそ20mm×15mmのものがあるが、これを2つ用いて通信モジュールを作製すれば小さくとも40mm×30mm以上となる。このようなサイズでも問題の生じない用途もあるが、本態様によれば必要に応じた小型化を提供することができる。
加えて、消費電力についても、数10パーセントの削減が可能である。1時間当たり1チップ平均300μAhの消費がなされるとすると、2チップでは600μAhとなるが、1チップで同じ処理をするとおよそ500μAhの消費とすることが可能であるから、
電池持ちが1.2倍に長くなる。
(トリプルBLE、テトラBLE)
図3では、1つの発信機302と1つの通信装置303とを備える例を図示したが、本発明の別態様では、所定の電波強度で送信を行う第2、第3の発信機、携帯端末と双方向通信が可能な第2、第3の通信装置等をさらに備えることもできる。
図6に、本発明の一態様にかかる通信モジュールを示す。通信モジュール600は、基板601と、第1の通信方法で送信を行う第1の発信機602と、携帯端末と双方向通信が可能な通信装置603と、第2の通信方法で送信を行う第2の発信機604と、第3の通信方法で送信を行う第3の発信機605とを備える。図3と同様に、受光素子、発光素子、マイク、スピーカーなどの素子606を備えていてもよい。
第1の通信方法をiBeacon規格として第1の発信機602を携帯端末におけるアプリのバックグラウンド処理実行のトリガとして用い、第2の通信方法をiBeacon規格以外のBLE規格として通信装置603を携帯端末との接続確立、その後のデータ送受信等の双方向通信に用い、第2の発信機604及び第3の発信機605をそれぞれ特定の用途の電波発信に用いることができる。
図5では、図3に示した発信機302及び通信装置303を時分割により単一のBLEチップ502上で実現しているが、図6に示したような3以上の複数の機能を時分割により実現してもよい。
第1の発信機602がiBeacon規格に従う場合には、データ送信間隔があらかじめ定められた間隔(現時点では100ミリ秒)であることが求められるため、第1の発信機602による送信との関係で時分割の周期が当該間隔となるように処理の切り替えが行われる必要がある。
ただし、通信装置603、第2の発信機604、第3の発信機605については、たとえば第1の発信機602による送信との関係における時分割の周期の整数倍又は整数分の1としてもよい。具体例としては、第1の発信機602に50ミリ秒、通信装置603に25ミリ秒、第2の発信機604及び第3の発信機605に交互に25ミリ秒を割り当てることが挙げられる。この場合、第2の発信機604及び第3の発信機605による送信との関係では時分割の周期が第1の発信機602の周期の2倍である200ミリ秒となる。
101 扉
102 開錠補助装置
103 携帯端末
300 通信モジュール
301 基板
302 発信機
303 通信装置
304 センサ
500 通信モジュール
501 基板
502 通信チップ
503 センサ
600 通信モジュール
601 基板
602 第1の発信機
603 通信装置
604 第2の発信機
605 第3の発信機
606 センサ

Claims (15)

  1. 携帯端末との通信を可能とする通信モジュールであって、
    基板と、
    前記基板上に設けられた所定の電波強度で送信を行う発信機と、
    前記基板上に設けられた前記携帯端末と双方向通信が可能な通信装置と
    を備えることを特徴とする通信モジュール。
  2. 前記発信機は、第1のデバイスアドレスを有し、
    前記通信装置は、前記第1のデバイスアドレスとは異なる第2のデバイスアドレスを有することを特徴とする請求項1に記載の通信モジュール。
  3. 前記発信機は、前記携帯端末からの受信を行わないことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信モジュール。
  4. 前記発信機は、iBeacon規格に基づく通信を行うことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の通信モジュール。
  5. 前記発信機は、データ送信間隔が100ミリ秒に設定されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の通信モジュール。
  6. 前記発信機は、前記携帯端末と双方向通信が可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信モジュール。
  7. 前記発信機及び前記通信装置は、単一の通信チップ上で時分割処理により構成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の通信モジュール。
  8. 前記通信チップは、前記携帯端末とBLE規格に基づく通信が可能なBLEチップであることを特徴とする請求項7に記載の通信モジュール。
  9. 前記通信チップは、50ミリ秒毎の時分割により処理を切り替えることを特徴とする請求項7又は8に記載の通信モジュール。
  10. 前記通信チップは、時分割の周期が前記発信機又は通信装置の少なくとも一方の通信規格により定められたデータ送信間隔に設定されていることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の通信モジュール。
  11. 前記発信機及び前記通信装置のデバイスアドレスとは異なるデバイスアドレスをそれぞれ割り振られた第2及び第3の発信機の少なくとも一方をさらに備えることを特徴とする請求項7から10のいずれかに記載の通信モジュール。
  12. 前記第2及び第3の発信機の少なくとも一方は、前記通信チップ上で時分割処理により構成されていることを特徴とする請求項11に記載の通信モジュール。
  13. 前記通信装置は、前記発信機が送信する前記発信機の識別子と関連づけられた前記携帯端末上のアプリからの信号を受信することを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載の通信モジュール。
  14. 請求項1から13のいずれかに記載の通信モジュールが取り付けられた機器。
  15. 前記機器は、錠前のサムターンに取り付けられる開錠補助装置であることを特徴とする請求項14に記載の機器。
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