JP2017156634A - グレーティングカプラ、グレーティングカプラアレイ、結像光学系、光スキャナ、及びレーザレーダ装置 - Google Patents

グレーティングカプラ、グレーティングカプラアレイ、結像光学系、光スキャナ、及びレーザレーダ装置 Download PDF

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【課題】アレイ状に配置する場合において、集積密度を高くすると共に、相互の接続を容易にすることが可能なグレーティングカプラ、グレーティングカプラアレイ、結像光学系、光スキャナ、及びレーザレーダ装置を提供すること。【解決手段】光を導入させる導入導波路16と、導入導波路16の一端に所定の幅の端部が接続されると共に、端部の両端から略扇形形状に拡大され、かつ導入導波路16を伝播する光のスポットサイズを拡大するスポットサイズ変換部14と、導入導波路16とスポットサイズ変換部14との接続部分を中心としかつスポットサイズ変換部14の円弧部に沿って同心円状に形成された複数の円弧状の凹凸からなる回折格子部12と、を含み、円弧の長さが漸増した後漸減することにより全体の形状が略矩形形状を呈する。【選択図】図1

Description

本発明は、グレーティングカプラ、グレーティングカプラアレイ、結像光学系、光スキャナ、及びレーザレーダ装置に関する。
グレーティングカプラとは、導波路を伝播する光を外部へ放射させる素子、あるいは、外部から入力された光を入射し導波路に結合させる素子である。そのような機能を有するグレーティングカプラとして、非特許文献1に開示されたものが知られている。図10(a)に、非特許文献1に開示されたグレーティングカプラ80の概念図を示す。
図10(a)に示すように、グレーティングカプラ80は、導入導波路86、導入導波路86に接続された断熱的なテーパ部84、及び回折格子部82を備えている。グレーティングカプラ80では、導入導波路86を伝播してきた光が、テーパ部84を伝播した後、回折格子部82から放射される。一方、回折格子部82に入射した光は、テーパ部84を伝播し、導入導波路86に結合される。以下では、図10(a)に示すグレーティングカプラ80のような構造を有するグレーティングカプラを「テーパ型グレーティングカプラ」という。
一方、グレーティングカプラの他の例として、非特許文献2に開示されたものが知られている。図10(b)に、非特許文献2に開示されたグレーティングカプラ90の概念図を示す。図10(b)に示すように、グレーティングカプラ90は、導入導波路96、集光部94、及び回折格子部92を備えている。グレーティングカプラ90では、回折格子部92が、集光部94と導入導波路96との接続点を焦点とするレンズ効果を発現するように構成されている。
グレーティングカプラ90も、グレーティングカプラ80と同様、導入導波路96を伝播してきた光が、集光部94を伝播した後、回折格子部92から放射される。一方、回折格子部92に入射した光は、集光部94を伝播し、導入導波路96に結合される。以下では、図10(b)に示すグレーティングカプラ90のような構造を有するグレーティングカプラを「集光型グレーティングカプラ」という。
IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL.24, No.24, DECEMBER 15, 2012 IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL.19, No.23, DECEMBER 1, 2007
ところで、例えばレーザレーダ装置のような光アレイアンテナを用いる装置では、投光部、あるいは受光部にアレイ化されたグレーティングカプラ、つまりグレーティングカプラアレイを用いる場合がある。その際、レーザレーダ装置の小型化等の観点から、グレーティングカプラアレイには、集積密度が高いことが求められている。
しかしながら、上記のテーパ型グレーティングカプラでは、テーパ部84が伝播光の伝播モードを崩さないように「断熱的」に伝播モードを変化させていく必要があるため、テーパ部84の長さが非常に長くなり、小型化がしにくいという問題があった。
一方、上記の集光型グレーティングカプラでは、その構造に起因して、回折格子部92の有効な等受光面積(有効開口)に比して全体のサイズが大きくなり、やはり小型化がしにくいという問題があった。
他方、グレーティングカプラを光導波路技術によって集積化し、グレーティングカプラアレイを光集積回路として実現しようとした場合、従来技術に係るグレーティングカプラでは、導波路を接続して導波路配線を行う際に最小曲げ半径という制約があり、該最小曲げ半径を確保する部分には他の光素子を配置できないという問題がある。つまり、従来技術に係るグレーティングカプラでは、全体のサイズが大きい割には有効開口が小さく、また、集積密度も上げにくいという問題があった。
さらに、レーザレーダ装置等の光アレイアンテナでは、投光部及び受光部の構成として、結像光学系を用いた構成がある。結像光学系を用いた投光部及び受光部の構成では、グレーティングカプラを隙間なく、有効開口の占有率を高くしてアレイ化させることが望ましい。しかしながら、上記の従来技術に係るグレーティングカプラでは、このようにアレイ化することが難しい。
図11を参照して、上記問題についてより詳細に説明する。図11(a)は、従来技術に係るグレーティングカプラアレイを用いた受光器900を示す図であり、図11(b)は、出射側のグレーティングカプラ902を概念的に示す図であり、図11(c)は、入射側のグレーティングカプラ904を各々概念的に示す図である。受光器900は、グレーティングカプラ904がアレイ状に配置されたグレーティングカプラアレイ910、及びレンズ912を備えている。
図11(b)に示すように、出射側のグレーティングカプラ902では、投光領域906の占有面積は回折格子部全体の面積よりも小さくなり、回折格子部を有効に生かしきれていない。また、入射側のグレーティングカプラ904でも事情は同じであり、回折格子部全体に占める受光領域908の面積の割合は小さくなっている。このような従来技術に係るグレーティングカプラを用いて、例えば受光器900を構成した場合、受光器900において、受光光Prを入射し、受光領域908によって形成される対象物Oの点像は、図11(a)示すように、低密度なものとなってしまう。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、アレイ状に配置する場合において、集積密度を高くすると共に、相互の接続を容易にすることが可能なグレーティングカプラ、グレーティングカプラアレイ、結像光学系、光スキャナ、及びレーザレーダ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載のグレーティングカプラは、光を導入させる導入導波路と、前記導入導波路の一端に所定の幅の端部が接続されると共に、前記端部の両端から略扇形形状に拡大され、かつ前記導入導波路を伝播する光のスポットサイズを拡大するスポットサイズ変換部と、前記導入導波路と前記スポットサイズ変換部との接続部分を中心としかつ前記スポットサイズ変換部の円弧部に沿って同心円状に形成された複数の円弧状の凹凸からなる回折格子部と、を含み、前記円弧の長さが漸増した後漸減することにより全体の形状が略矩形形状を呈するものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記導入導波路は、前記スポットサイズ変換部との接続点近傍において、前記導入導波路の平面視における幅が前記導入導波路における伝播光の進行方向にテーパ状に拡大されたテーパ部を有するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の発明において、前記スポットサイズ変換部の前記端部は、前記導入導波路との接続点近傍において、前記進行方向と逆の方向に折り返されてフレア状に形成されているものである。
上記目的を達成するために、請求項4に記載のグレーティングカプラアレイは、所定の方向に延伸する導波路と、前記導波路に沿って設けられた複数の方向性結合器と、前記複数の方向性結合器に前記導入導波路が接続されると共に、前記所定の方向に前記略矩形形状の辺を対向させて配列された複数の請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のグレーティングカプラを含むものである。
上記目的を達成するために、請求項5に記載の結像光学系は、請求項4に記載のグレーティングカプラアレイと、前記グレーティングカプラアレイを構成する複数の前記グレーティングカプラの各々に対応したレンズを備えたレンズアレイと、を含むものである。
上記目的を達成するために、請求項6に記載の光スキャナは、光源と、前記光源に前記グレーティングカプラアレイの前記導波路の一端が接続された請求項5に記載の結像光学系と、前記グレーティングカプラアレイを構成する複数の前記グレーティングカプラの各々に接続された複数の光スイッチと、を含むものである。
上記目的を達成するために、請求項7に記載のグレーティングカプラアレイは、所定の方向に延伸する導波路、前記導波路に沿って設けられた複数の方向性結合器、及び前記複数の方向性結合器に前記導入導波路が接続されると共に、前記所定の方向に前記略矩形形状の辺を対向させて配列された複数の請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のグレーティングカプラを含むライングレーティングカプラを複数含み、複数の前記ライングレーティングカプラが前記所定の方向と交差する方向に配列されると共に、複数の前記ライングレーティングカプラを構成する複数の前記グレーティングカプラがマトリクス状に配置されたものである。
上記目的を達成するために、請求項8に記載の結像光学系は、請求項7に記載のグレーティングカプラアレイと、前記グレーティングカプラアレイを構成する複数の前記グレーティングカプラの各々に対応したレンズを備えたレンズアレイと、を含むものである。
上記目的を達成するために、請求項9に記載のレーザレーダ装置は、光源、前記光源に前記グレーティングカプラアレイの前記導波路の一端が接続された請求項8に記載の結像光学系、及び複数の前記ライングレーティングカプラの各々に接続された複数の光スイッチを含み、当該グレーティングカプラアレイから光を出射する投光部と、請求項8に記載のグレーティングカプラアレイ、及び当該グレーティングカプラアレイの前記導波路に接続されると共に当該グレーティングカプラアレイに入射された光を受光する受光部と、を含むものである。
本発明によれば、アレイ状に配置する場合において、集積密度を高くすると共に、相互の接続を容易にすることが可能なグレーティングカプラ、グレーティングカプラアレイ、結像光学系、光スキャナ、及びレーザレーダ装置を提供することが可能となるという効果を奏する。
第1の実施の形態に係るグレーティングカプラの構成の一例を示す平面図である。 第1の実施の形態に係るグレーティングカプラによる受光部と、従来技術に係るグレーティングカプラによる受光部との比較を示す平面図である。 第1の実施の形態に係るグレーティングカプラの形状を説明する図である。 第1の実施の形態に係るグレーティングカプラの放射特性のシミュレーション結果を、集光型グレーティングカプラの放射特性のシミュレーション結果と比較して示す図である。 第1の実施の形態に係るグレーティングカプラのNFPの実測結果を、集光型グレーティングカプラのNFPの実測結果と比較して示す図である。 第2の実施の形態に係る光スキャナの構成の一例を説明する図である。 第2の実施の形態に係るグレーティングカプラアレイの構成の一例を示す図である。 第3の実施の形態に係る光アレイアンテナ構成の一例を説明する図である。 第3の実施の形態に係る光アレイアンテナの投光部の構成の一例を示す図である。 従来技術に係るグレーティングカプラの構成を示す図である。 従来技術に係る受光器の構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1ないし図5を参照して、本実施の形態に係るグレーティングカプラ10、及びその特性について説明する。
図1に示すように、グレーティングカプラ10は、回折格子部12、テーパ部14(スポットサイズ変換部)、及び導入導波路16を備えている。回折格子部12は、光を出射又は入射する部位であり、テーパ部14は、出射する光又は入射する光を導入導波路16と効率よく結合させる部位である。導入導波路16は、グレーティングカプラ10をアレイ化する場合等において、他の導波路、あるいは他のグレーティングカプラ10と接続するための部位である。
図1に示すように、グレーティングカプラ10は、円弧状に形成された回折格子部12を有し、全体が矩形形状(略正方形、あるいは略ひし形)をなしており、導入導波路16は、該矩形の一の頂点に配置され、該一の頂点と、該一の頂点の対角にある頂点を結ぶ線分に対して対称な形状となっている。本実施の形態に係る回折格子部12の回折格子は、テーパ部14と導入導波路16との接続点を中心とする略扇形形状の凹凸により形成されており、集光作用を有する。なお、本実施の形態に係るグレーティングカプラ10の大きさは、一例として、約18μm×18μmである。
次に、図2を参照して、本実施の形態に係るグレーティングカプラ10を用いた受光部400について、従来技術に係るグレーティングカプラ80を用いた受光部800と比較して説明する。図2(a)は、受光部800を、図2(b)は、受光部400を各々示している。また、図2(c)は、従来技術に係るグレーティングカプラ80の受光領域RAを、図2(d)は、従来技術に係るグレーティングカプラ90の受光領域RAを、図2(e)は、本実施の形態に係るグレーティングカプラ10の受光領域RAを各々示している。なお、図2(c)ないし(e)に示す受光領域RAは、投光部の場合には投光領域となる。
図2(c)に示すように、グレーティングカプラ80では、伝播光のシングルモードを維持するためにテーパ部84の長さが長くなり、グレーティングカプラ全体に占める受光領域RAの割合(有効開口率)が小さくなる。集光型のグレーティングカプラ90では、この点改善され、サイズ自体はより小型化されるが、焦点fに集光させるための回折格子部92の屈曲よる制限が発生するので、やはりさらなる小型化が難しい。
以上のような従来技術に対し、グレーティングカプラ10では、図2(e)に示すように、受光に対する寄与の大きい部分を残し、受光に対する寄与の小さい部分を削除して、全体を矩形形状とすることにより、大幅な小型化が可能となった。しかも、矩形形状の2辺に沿う配線方向D1、D2に沿って導波路配線を行うことにより、無駄なスペースが抑制され高密度配線が可能となった。
図3を参照して、グレーティングカプラ10の外形形状の特徴についてより詳細に説明する。図3は、グレーティングカプラ10の形状について、原型形状から出発して、各部の形状の選択と共にグレーティングカプラ10の形状の決定プロセスを説明する図である。
図3(a)は、形状の検討に当たり、出発点となった原型形状である。次のプロセスとして、図3(b)に示すように、テーパ部14と導入導波路16との結合効率を改善し、製造工程における再現性を改善するために、テーパ部14と導入導波路16との接続部分にテーパTを設けた。次のプロセスとして、図3(c)に示すように、テーパTでの意図しない反射を抑制するために、フレアFを設けた。次のプロセスとして、図3(d)に示すように、図3(c)に示す図形の頂点における、投光あるいは受光に対する寄与の小さい領域(低寄与領域)Nを外形から除いた。以上のような決定プロセスを経て、図3(e)に示すグレーティングカプラ10の最終的な形状が決定された。
次に、受光部400と受光部800との比較について説明する。図2(a)に示すように、受光部800はグレーティングカプラ80、グレーティングカプラ80に導波路804で接続された光スイッチ802を備えている。一方、受光部400は、グレーティングカプラアレイ402、グレーティングカプラアレイ402に導波路406で接続された光スイッチアレイ404を備えている。グレーティングカプラ10は、上記のような特徴を有しているので、グレーティングカプラアレイ402では、グレーティングカプラ10の集積密度を格段に上げることが可能となった。そのため、図2(a)及び(b)に示すように、従来技術に係る受光部800と比較して、本実施の形態に係る受光部400では、有効受光面積を格段に拡大することが可能となった。
次に、図4及び図5を参照して、上記の低寄与領域Nの検討結果について説明する。図4は、グレーティングカプラ10の回折格子部12における光の照射状態を、グレーティングカプラ90の回折格子部92における光の照射状態と比較して示す図である。
図4(a)は、図4(b)に示すグレーティングカプラ10において、導入導波路16を伝播してきた光が、回折格子部12で放射される状態をシミュレーションした結果を示している。一方、図4(c)は、図4(d)に示すグレーティングカプラ90において、導入導波路96を伝播してきた光が、回折格子部12で放射される状態をシミュレーションした結果を示している。図4(a)と図4(c)を比較して明らかなように、グレーティングカプラ10における放射光の密度と、グレーティングカプラ90における放射光の密度とは大差なく、上記の低寄与領域Nの選定が適切なものであることが分かる。
図5は、実際に製作したグレーティングカプラ10及びグレーティングカプラ90を用いて、両者のNFP(Near Field Pattern:近視野像)を測定した結果を示している。図5(a)は、NFPの測定系50を示す概略構成図である。図5(a)に示すように、グレーティングカプラ10又は90を形成したチップ58に先球ファイバ56を結合させて入力光Pinを入射させ、TEモード励振を行う。その結果発生した放射光54のNFPを、カメラ等を含むNFPの測定器52によって測定する。
図4(d)は、図4(c)に示すグレーティングカプラ90のNFPの測定結果を、図4(f)は、図4(e)に示すグレーティングカプラ10のNFPの測定結果を、各々示している。図5(d)と図5(f)とを比較して明らかなように、両者に大きな違いはなく、形状を小型化した本実施の形態に係るグレーティングカプラ10は、従来技術に係るグレーティングカプラの性能をほぼ維持しているといえる。
なお、図5(b)は、グレーティングカプラ90における放射光のシミュレーション結果を示しており、図5(b)と図5(d)とを比較して明らかなように、NFPの実測結果はシミュレーション結果とよく一致している。
以上詳述したように、本実施の形態に係るグレーティングカプラは、例えば結像光学系を構成する場合に適した構成となっており、また、本実施の形態に係るグレーティングカプラによれば、アレイ状に配置する場合において、集積密度を高くすると共に、相互の接続を容易にすることが可能なグレーティングカプラを提供することが可能なる。
[第2の実施の形態]
図6及び図7を参照して、本実施の形態に係る光スキャナ100について説明する。光スキャナ100は、グレーティングカプラ10をアレイ状に配置したグレーティングカプラアレイを光スキャナに適用し、メカレススキャンを実現した形態である。なお、メカレススキャンとは、可動部を含まないスキャンをいう。
図6(d)に示すように、光スキャナ100は、光集積回路102、マイクロレンズ104、光ファイバ106、マウント108、及び制御基板110を備えている。
光集積回路102は、図6(b)に示すように、グレーティングカプラ10をアレイ化したグレーティングカプラアレイ120(図7(a)参照)、グレーティングカプラアレイ120への入力光Pinの入射/非入射を切り替える光スイッチ118等を光導波路技術によって集積化したものである。
マイクロレンズ104は、グレーティングカプラアレイ120を構成する個々のグレーティングカプラ10に対応させたマイクロレンズをアレイ状に配置し、グレーティングカプラアレイ120から出射された光を集光するものである。
光ファイバ106は、光源からの入力光Pinを光集積回路102に結合させる先球ファイバである。マウント108は、光集積回路102を搭載する基板である。制御基板110は、光スイッチ118のオン/オフ制御等、光スキャナ100の全体の制御を行う部位である。
図6(c)は、カメラによって観測した、グレーティングカプラアレイ120からの照射光を示した写真である。図6(c)に示す各光点は各グレーティグカプラ10からの放射光であり、各グレーティングカプラ10から放射光がほぼ均等に出射されていることがわかる。図6(a)は、図6(c)の放射光の測定系を示しており、光集積回路102を出射し、マイクロレンズ104を透過した光を赤外カメラ114で観測するように構成されている。図6(c)の写真は、この赤外カメラ114により撮影したものである。
次に、図7を参照して、本実施の形態に係るグレーティングカプラアレイ120についてより詳細に説明する。図7(a)は、グレーティングカプラアレイ120の全体を示す平面図、図7(b)は、図7(a)に示すグレーティングカプラアレイ120の部分拡大図、図7(c)は、グレーティングカプラアレイ120からの照射光を示す写真である。
なお、図7(c)は、図6(c)と同じ図を再掲している。
図7(a)及び(b)に示すように、グレーティングカプラアレイ120は、50個のグレーティングカプラ10を導波路18を介して直列に接続して構成したものである。図7(b)示すように、グレーティングカプラ10は、方向性結合器20及びMMI(Multimode Interference)分岐器22によって分岐されつつ配線方向D3に沿って配置されている。その際、グレーティングカプラ10を配線方向D3に対して45°傾け、略正方形のグレーティングカプラ10の辺の相互が対向するように配置する。このように配置することにより、グレーティングカプラ10を緻密に配置することができる。なお、本実施の形態に係るグレーティングカプラアレイ120は、約18μm×18μmのグレーティングカプラ10が、約2μmの間隔で50個配列されて構成されている。
上記のように構成されたグレーティングカプラアレイ120の導波路18の一端から入力光Pinが入射されると、方向性結合器20及びMMI分岐器22から導入導波路16を介して各グレーティングカプラ10に入力光Pinが分配され、各グレーティングカプラ10から光が出射し、図7(c)に示す光照射パターンで光が出力される。
以上詳述したように、本実施の形態に係る光スキャナによれば、アレイ状に配置する場合において、集積密度を高くすると共に、相互の接続を容易にすることが可能なグレーティングカプラを用いた光スキャナを提供することが可能なる。
[第3の実施の形態]
図8及び図9を参照して、本実施の形態に係る投光・受光器300について説明する。
投光・受光器300は、例えばレーザレーダ装置に搭載され、光を出射する投光部、及び光を受光する受光部を備えている。
まず、図8(d)、(e)を参照して、投光・受光器300の全体構成について説明する。図8(e)は、投光・受光器300の側面図であり、図8(d)は、光集積回路302の平面図である。図8(e)示すように、投光・受光器300は、投光部308、受光部310、及び投光、受光に関連する光スイッチ等の素子が形成された光集積回路302、マイクロレンズ306、及びPD(Photodiode)304を含んで構成されている。
図8(d)に示すように、光集積回路302には、グレーティングカプラアレイ312(光アレイアンテナ)を備えた投光部308、及びグレーティングカプラアレイ320(光アレイアンテナ)を備えた受光部310が配置されている。
入力光Pinは、導波路316の一端から入射され、グレーティングカプラアレイ312の各グレーティングカプラに対応する光スイッチ322がアレイ状に配置された光スイッチアレイ314を介して、投光部308のグレーティングカプラアレイ312に入力される。光スイッチ322によって入力光Pinが透過されると、対応するグレーティングカプラ10から投光光Poが出射される。
一方、入力光Pinの一部は方向性結合器等によって分岐され、参照光Prefとして受光部310のグレーティングカプラアレイ320に供給される。参照光Prefは、グレーティングカプラアレイ320に入射した受光光Prと混合され、例えばホモダイン検波が行われ、対象物Oまでの距離等が算出される。
図8(a)は、本実施の形態に係る光スイッチ322の構成の一例を示している。図8(a)に示すように、光スイッチ322は、一例として、リング状に構成されたリング導波路328、及びヒータ326を備えたリング共振器型の光スイッチによって構成されている。光スイッチ322では、ヒータ326によってリング導波路328の屈折率が制御され、リング導波路328の共振周波数に一致した光が透過される。
図8(b)は、グレーティングカプラアレイ312における入力光Pinの分配の状態を示している。図8(b)に示すように、グレーティングカプラ10は入力光Pinの進行方向に対して略45°傾けた状態で配置されており、導波路316と方向性結合器324によって結合された導入導波路16を介して入力光Pinが分配される。
図8(c)は、グレーティングカプラアレイ320における受光光Prの集光の状態を示している。図8(c)に示すように、グレーティングカプラ10は受光光Prの進行方向に対して略45°傾けた状態で配置されており、導波路316と方向性結合器324によって結合された導入導波路16を介して受光光Prが集光される。
図9を参照して、本実施の形態に係る投光部308についてより詳細に説明する。図9に示すように、本実施の形態に係るグレーティングカプラアレイ312は、一例として、グレーティングカプラ10が8×20のマトリクス状に配置されて構成されている。図8(b)で説明したように、グレーティングカプラアレイ312では、個々のグレーティングカプラ10を導波路316に対して略45°傾け、略正方形の辺同士を対向させて配置することにより、グレーティングカプラ10最密に配置されている。図9に示すように、グレーティングカプラアレイ312は、導波路316の進行方向に8個直列に接続されたグレーティングカプラ10(ライングレーティングカプラ)の単位で導波路316に接続されており、この単位で光スイッチ322からの光が入力される。
一方、光スイッチアレイ314は導波路316でグレーティングカプラアレイ312と接続されている。個々の光スイッチ322は、図8(a)で説明したようにリング導波路328、及びリング導波路328上に配置されたヒータ326を備え、ヒータ326の両端は電気配線318によって図示しない電源に接続されている。ヒータ326によりリング導波路328の屈折率が制御され、リング導波路328の共振周波数に一致した場合に入力光Pinがグレーティングカプラアレイ312に透過され、一致しない場合に遮断される。
以上詳述したように、本実施の形態に係る投光・受光器によれば、アレイ状に配置する場合において、集積密度を高くすると共に、相互の接続を容易にすることが可能なグレーティングカプラを用いたレーザレーダ装置を提供することが可能なる。
10 グレーティングカプラ
12 回折格子部
14 テーパー部
16 導入導波路
18 導波路
20 方向性結合器
22 MMI分岐器
50 測定系
52 測定器
54 放射光
56 先球ファイバ
58 チップ
80 グレーティングカプラ
82 回折格子部
84 テーパ部
86 導入導波路
90 グレーティングカプラ
92 回折格子部
94 集光部
96 導入導波路
100 光スキャナ
102 光集積回路
104 マイクロレンズ
106 光ファイバ
108 マウント
110 制御基板
114 赤外カメラ
118 光スイッチ
120 グレーティングカプラアレイ
300 投光・受光器
302 光集積回路
304 PD
306 マイクロレンズ
308 投光部
310 受光部
312 グレーティングカプラアレイ
314 光スイッチアレイ
316 導波路
318 電気配線
320 グレーティングカプラアレイ
322 光スイッチ
324 方向性結合器
326 ヒータ
328 リング導波路
400 受光部
402 グレーティングカプラアレイ
404 光スイッチアレイ
406 導波路
800 受光部
802 光スイッチ
804 導波路
900 受光器
902 グレーティングカプラ
904 グレーティングカプラ
906 投光領域
908 受光領域
910 グレーティングカプラアレイ
912 レンズ
D1、D2、D3 配線方向
F フレア
N 低寄与領域
O 対象物
Pin 入力光
Po 投光光
Pr 受光光
Pref 参照光
RA 受光領域
T テーパ

Claims (9)

  1. 光を導入させる導入導波路と、
    前記導入導波路の一端に所定の幅の端部が接続されると共に、前記端部の両端から略扇形形状に拡大され、かつ前記導入導波路を伝播する光のスポットサイズを拡大するスポットサイズ変換部と、
    前記導入導波路と前記スポットサイズ変換部との接続部分を中心としかつ前記スポットサイズ変換部の円弧部に沿って同心円状に形成された複数の円弧状の凹凸からなる回折格子部と、を含み、
    前記円弧の長さが漸増した後漸減することにより全体の形状が略矩形形状を呈する
    グレーティングカプラ。
  2. 前記導入導波路は、前記スポットサイズ変換部との接続点近傍において、前記導入導波路の平面視における幅が前記導入導波路における伝播光の進行方向にテーパ状に拡大されたテーパ部を有する
    請求項1に記載のグレーティングカプラ。
  3. 前記スポットサイズ変換部の前記端部は、前記導入導波路との接続点近傍において、前記進行方向と逆の方向に折り返されてフレア状に形成されている
    請求項2に記載のグレーティングカプラ。
  4. 所定の方向に延伸する導波路と、
    前記導波路に沿って設けられた複数の方向性結合器と、
    前記複数の方向性結合器に前記導入導波路が接続されると共に、前記所定の方向に前記略矩形形状の辺を対向させて配列された複数の請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のグレーティングカプラを含む、
    グレーティングカプラアレイ。
  5. 請求項4に記載のグレーティングカプラアレイと、
    前記グレーティングカプラアレイを構成する複数の前記グレーティングカプラの各々に対応したレンズを備えたレンズアレイと、
    を含む結像光学系。
  6. 光源と、
    前記光源に前記グレーティングカプラアレイの前記導波路の一端が接続された請求項5に記載の結像光学系と、
    前記グレーティングカプラアレイを構成する複数の前記グレーティングカプラの各々に接続された複数の光スイッチと、
    を含む光スキャナ。
  7. 所定の方向に延伸する導波路、前記導波路に沿って設けられた複数の方向性結合器、及び前記複数の方向性結合器に前記導入導波路が接続されると共に、前記所定の方向に前記略矩形形状の辺を対向させて配列された複数の請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のグレーティングカプラを含むライングレーティングカプラを複数含み、
    複数の前記ライングレーティングカプラが前記所定の方向と交差する方向に配列されると共に、複数の前記ライングレーティングカプラを構成する複数の前記グレーティングカプラがマトリクス状に配置された
    グレーティングカプラアレイ。
  8. 請求項7に記載のグレーティングカプラアレイと、
    前記グレーティングカプラアレイを構成する複数の前記グレーティングカプラの各々に対応したレンズを備えたレンズアレイと、
    を含む結像光学系。
  9. 光源、前記光源に前記グレーティングカプラアレイの前記導波路の一端が接続された請求項8に記載の結像光学系、及び複数の前記ライングレーティングカプラの各々に接続された複数の光スイッチを含み、当該グレーティングカプラアレイから光を出射する投光部と、
    請求項8に記載のグレーティングカプラアレイ、及び当該グレーティングカプラアレイの前記導波路に接続されると共に当該グレーティングカプラアレイに入射された光を受光する受光部と、
    を含むレーザレーダ装置。
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