JP2017156605A - 定着装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

定着装置およびこれを備える画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017156605A
JP2017156605A JP2016040963A JP2016040963A JP2017156605A JP 2017156605 A JP2017156605 A JP 2017156605A JP 2016040963 A JP2016040963 A JP 2016040963A JP 2016040963 A JP2016040963 A JP 2016040963A JP 2017156605 A JP2017156605 A JP 2017156605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
sheet
separation
claw
claw member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016040963A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6406286B2 (ja
Inventor
裕一郎 田中
Yuichiro Tanaka
裕一郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2016040963A priority Critical patent/JP6406286B2/ja
Priority to CN201710065067.7A priority patent/CN107153347B/zh
Priority to EP17158387.5A priority patent/EP3214502B1/en
Publication of JP2017156605A publication Critical patent/JP2017156605A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6406286B2 publication Critical patent/JP6406286B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2017Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means
    • G03G15/2028Structural details of the fixing unit in general, e.g. cooling means, heat shielding means with means for handling the copy material in the fixing nip, e.g. introduction guides, stripping means

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】シートの種類に応じて爪部材を最適な位置に設定する定着装置を提供する。
【解決手段】
本発明の定着装置12は、回転可能に設けられ、ヒーター34に加熱される定着ローラー31と、回転可能に設けられ、定着ローラー31に圧接して定着ニップNを形成する加圧ローラー32と、定着ニップNを通過して定着ローラー31に貼り付くシートSを分離可能に設けられる分離部35と、を備え、分離部35は、定着ローラー31の表面に接触させた状態で設けられる摺動部材40と、摺動部材40から定着ニップNに向けて延設され、その先端部を定着ローラー31の表面に接触させた状態で設けられる爪部材41と、摺動部材40および爪部材41を定着ローラー31の回転方向に沿って往復移動させる回動機構42と、を含む。
【選択図】図3

Description

本発明は、シートにトナー像を定着させる定着装置およびこれを備える画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、定着ローラーに圧接する加圧ローラーを含む定着装置を備えている。定着装置は、両ローラー間(定着ニップ)を通過するシートを加圧しながら加熱して、シートにトナー像を定着させる(定着処理)。なお、シートは、トナー像を転写した面を定着ローラー側に向けられて、定着ニップに進入する。
定着ニップを通過したシートは、融解したトナーの粘性によって定着ローラーに巻き付くことがある。このため、定着装置は、定着ローラーの表面に常に接触する分離爪を備えていた。この分離爪によって、定着処理後のシートが定着ローラーに巻き付くことが防止されていた。ところが、分離爪が定着ローラーに常に当接(摺接)しているため、定着ローラーが摩耗し易いという問題があった。
上記のような問題を解決するための技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載の定着装置は、定着ローラーに対して分離爪を当接・離間させる機構(ソレノイド)を備えている。当該機構は、定着処理を行うときにのみ、分離爪を定着ローラーに当接させるように制御されている。
特開2004−219854号公報
ところで、定着ローラーにシートが巻き付く現象は、薄紙等のコシの弱いシートに対する定着処理時に発生し易くなっている。一方、厚紙等のコシの強いシートに対する定着処理時には、当該巻き付き現象は発生し難くなっている。したがって、コシの強いシートに定着処理を行う場合、分離爪は不要であることが多い。
しかしながら、上記した定着装置は、シートの種類に関係なく、分離爪を定着ローラーの同じ位置に当接させていた。このため、例えば、定着ニップを通過したコシの強いシートが、分離爪に衝突し、定着ローラーに衝撃を与えることがあった。つまり、上記した定着装置は、定着ローラーの損傷や摩耗を抑制することができない虞があった。
本発明は上記した課題を解決すべく、シートの種類に応じて分離爪を最適な位置に設定する定着装置およびこれを備える画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、回転可能に設けられ、熱源に加熱される定着部材と、回転可能に設けられ、前記定着部材に圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着ニップを通過して前記定着部材に貼り付くシートを分離可能に設けられる分離部と、を備え、前記分離部は、前記定着部材の表面に接触させた状態で設けられる摺動部材と、前記摺動部材から前記定着ニップに向けて延設され、その先端部を前記定着部材の表面に接触させた状態で設けられる爪部材と、前記摺動部材および前記爪部材を前記定着部材の回転方向に沿って往復移動させる回動機構と、を含んでいる。
この構成によれば、爪部材は、摺動部材と共に定着部材の回転方向に沿って移動可能に設けられている。例えば、コシの弱い薄いシートに定着処理を実行する場合、回動機構は、爪部材を定着ニップの近傍に移動させる。この爪部材は、定着ニップを通過したシートを定着部材から引き剥がす。これにより、定着部材に対するシートの巻き付きを防止することができる。一方、コシの強い厚いシートに定着処理を実行する場合、回動機構は、爪部材を定着ニップから離れた位置に移動させる。すると、定着ニップを通過したシートが爪部材に衝突することが防止されるため、爪部材が定着部材に与える負荷を軽減することができる。これにより、定着部材の損傷や摩耗を抑制することができる。以上のように、シートの種類に応じて爪部材を最適な位置に設定することができる。また、摺動部材と爪部材とが定着部材の表面に接触しているため、爪部材は、定着部材の表面との接触角度を一定に保ちつつ移動することができる。これにより、爪部材の接触圧力が一定に維持されるため、定着部材の摩耗を抑制することができる。
この場合、前記シートの種類または前記シートに転写されるトナー像の位置に基づいて前記回動機構を制御する制御部を更に備え、前記摺動部材および前記爪部材は、前記定着ニップの近傍となる近接位置と、前記近接位置よりも前記定着部材の回転方向下流側となる離間位置と、の間で移動可能に設けられていることが好ましい。
この構成によれば、制御部は、シートの種類(厚さや材質等)やシート上の画像の位置に基づいて、爪部材等の移動を制御する。例えば、薄いシートに定着処理を実行する場合、または、シートの搬送方向先頭側に画像形成を行う場合、爪部材等は近接位置に移動される。これにより、適切にシートを定着部材から引き剥がすことができる。一方、例えば、厚いシートに定着処理を実行する場合等、爪部材等は離間位置に移動される。これにより、爪部材に対するシートの衝突を防止することができる。
この場合、前記回動機構は、前記摺動部材に接触させた状態で回転可能に設けられる偏心カムと、前記摺動部材を前記偏心カムのカム面に向けて付勢する付勢部材と、前記制御部に駆動制御され、前記偏心カムを回転させる駆動部と、を含んでいることが好ましい。
また、この場合、前記偏心カムの前記カム面は、前記摺動部材および前記爪部材を前記近接位置に移動させる近接カム面と、前記摺動部材および前記爪部材を前記離間位置に移動させる離間カム面と、を含み、前記近接カム面と前記離間カム面との間には、前記摺動部材および前記爪部材を前記近接位置と前記離間位置との間の中間位置に移動させる窪み部が形成されていることが好ましい。
これらの構成によれば、摺動部材は、付勢部材の付勢力によって偏心カムのカム面に押し付けられている。摺動部材が回転する偏心カムのカム面上を相対的に摺動することで、摺動部材および爪部材(爪部材等)は、定着部材の回転方向に沿って往復移動する。このように、回動機構としてカム機構を採用することで、安定した爪部材等の移動を担保することができる。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートにトナー像を転写させる画像形成部と、前記シートに前記トナー像を定着させる上記のいずれかに記載の定着装置と、を備えている。
この構成によれば、爪部材は、摺動部材と共に定着部材の回転方向に沿って移動可能に設けられている。例えば、回動機構は、シートの種類(厚さや材質等)等に応じて、爪部材等を往復移動させる。これにより、薄いシートを定着部材から引き剥がすことができる。また、爪部材に対する厚いシートの衝突を防止することができる。
本発明によれば、シートの種類に応じて、定着装置の爪部材を最適な位置に設定することができる。
本発明の一実施形態に係る複合機の内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の内部構造を模式的に示す平面図である。 図2のIII−III断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の内部構造を模式的に示す平面図であって、爪部材等を定着ニップに近接させた状態を示している。 図4のV−V断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の内部構造を模式的に示す平面図であって、爪部材等を定着ニップから離間させた状態を示している。 図6のVII−VII断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の制御系を示すブロック図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下、図1、図3、図5および図7の紙面手前側を正面とし、各図に示す方向を基準に説明する。なお、以下の説明で、「搬送方向」との用語は、シートSの搬送方向を指す。また、「上流」および「下流」並びにこれらに類する用語は、搬送方向の「上流」および「下流」並びにこれらに類する概念を指す。
図1を参照して、画像形成装置としての複合機1について説明する。図1は複合機1の内部構造を模式的に示す断面図である。
複合機1は、プリント装置1Aと、スキャン装置1Bと、を備えている。プリント装置1Aは、電子写真方式でシートSに画像を形成する。スキャン装置1Bは、原稿の画像情報を光学的に読み取る要素(図示せず)を含んでいる。スキャン装置1Bは、胴内空間1Cを挟んでプリント装置1Aの上部に設けられている。なお、スキャン装置1Bは公知の構造であるため、その詳細な説明は省略する。
プリント装置1Aは、装置本体2と、給紙カセット3と、排紙トレイ4と、を備えている。給紙カセット3は、装置本体2の下部で前後方向に着脱可能に設けられている。給紙カセット3には、枚葉のシートS(の束)が収容されている。排紙トレイ4は、装置本体2の上面(胴内空間1Cの底面)に設けられている。
装置本体2の内部には、主搬送路5と、反転搬送路6と、が形成されている。主搬送路5は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで上下方向に延設されている。反転搬送路6は、主搬送路5の上流部と下流部とを連通させるように上下方向に延設されている。
プリント装置1Aは、給紙部10と、画像形成部11と、定着装置12と、排紙ローラー対13と、制御装置14と、を備えている。給紙部10は、主搬送路5の上流端部に設けられている。給紙部10は、給紙カセット3内のシートSを1枚ずつ主搬送路5に向けて送り出す。画像形成部11および定着装置12は、主搬送路5の中間部に設けられている。排紙ローラー対13は、主搬送路5の下流端部に設けられている。制御装置14(制御部)は、複合機1の動作を統括制御する。
画像形成部11は、シートSにトナー像を転写させる。画像形成部11は、トナーコンテナ20と、ドラムユニット21と、光走査装置22と、を含んでいる。トナーコンテナ20は、例えば、黒色のトナー(現像剤)を収容している。ドラムユニット21は、感光体ドラム23と、帯電装置24と、現像装置25と、転写ローラー26と、クリーニング装置27と、を含んでいる。帯電装置24、現像装置25、転写ローラー26およびクリーニング装置27は、感光体ドラム23の周囲に転写プロセス順に配置されている。転写ローラー26は、下側から感光体ドラム23に圧接して転写ニップ26aを形成している。
詳細は後述するが、定着装置12は、定着ローラー31に圧接して定着ニップNを形成する加圧ローラー32を備えている。定着装置12は、定着ニップNを通過させるシートSを加圧しながら加熱して、シートSにトナー像を定着させる。
ここで、プリント装置1Aの動作について説明する。制御装置14は、スキャン装置1Bが読み取った画像データ等に基づいて、以下のように画像形成処理を実行する。
帯電装置24は、感光体ドラム23の表面を帯電させる。光走査装置22は、感光体ドラム23に向けて画像データに対応した露光(図1の破線矢印参照)を行う。現像装置25は、感光体ドラム23上の静電潜像をトナー像に現像する。一方、シートSは、供給カセット10から主搬送路5に送られる。トナー像は、転写ニップ26aを通過するシートSの表面に転写される。定着装置12は、シートSの表面にトナー像を定着させる。定着処理後のシートSは、排紙ローラー対13によって排紙トレイ4上に排出される。
なお、シートSの表裏両面に画像形成(両面印刷)を行う場合、定着処理後のシートSは、排紙ローラー対13によってスイッチバックされ、反転搬送路6に送り出される。以降、上記と同様に、トナー像の転写および定着処理が、シートSの裏面に行われる。そして、両面印刷されたシートSは、排紙トレイ4上に排出される。
次に、図2ないし図6を参照して、定着装置12について説明する。図2は定着装置12の内部構造を模式的に示す平面図である。図3は、図2のIII−III断面図である。図4は定着装置12の内部構造を模式的に示す平面図であって、爪部材41等を定着ニップNに近接させた状態を示している。図5は、図4のV−V断面図である。図6は定着装置12の内部構造を模式的に示す平面図であって、爪部材41等を定着ニップNから離間させた状態を示している。図7は、図6のVII−VII断面図である。図8は定着装置12の制御系を示すブロック図である。
図2および図3に示すように、定着装置12は、定着フレーム30と、定着ローラー31と、加圧ローラー32と、定着モーター33と、ヒーター34と、分離部35と、を含んでいる。
定着部材としての定着ローラー31は、前後方向に長い円筒状に形成されている。定着ローラー31は、定着フレーム30に回転可能に支持されている。図示は省略するが、定着ローラー31は、例えば、金属製(アルミニウムや鉄等)の芯材の外周面に離形層(フッ素樹脂)を積層して形成されている。
加圧部材としての加圧ローラー32は、前後方向に長い円筒状に形成されている。加圧ローラー32は、定着フレーム30に回転可能に支持されている。図示は省略するが、加圧ローラー32は、例えば、金属製(アルミニウムや鉄等)の芯材の外周面に弾性層(シリコンゴム等)を積層して形成されている。また、加圧ローラー32は、弾性層を被覆する離形層(フッ素樹脂)を有している(図示せず)。加圧ローラー32は、付勢部材(図示せず)に付勢され、定着ローラー31に圧接している。定着ニップNは、定着ローラー31と加圧ローラー32との間に形成されている。
定着モーター33は、ギア列(図示せず)を介して定着ローラー31に接続されている。定着モーター33は、定着ローラー31を軸周りに回転駆動させる。加圧ローラー32は、定着ローラー31に従動して定着ローラー31とは逆方向に回転する。
熱源としてのヒーター34は、例えば、ハロゲンヒーターやセラミックヒーター等である。ヒーター34は、定着ローラー31の内部空間に設けられている(図3参照)。ヒーター34は、定着ローラー31を加熱する。
シートSは、トナー像を転写された面を定着ローラー31側に向けて定着ニップNを通過する。これにより、トナー像(を構成するトナー)が融解するとともに加圧され、シートSの表面または裏面に定着される。定着ニップNを通過したシートSは、融解したトナーの影響で定着ローラー31に貼り付く(巻き付く)ことがある(図3参照)。そこで、定着装置12の分離部35は、定着ニップNを通過して定着ローラー31に貼り付くシートSを分離可能に設けられている。
図3に示すように、分離部35は、定着ニップNの下流側で、定着ローラー31に対向するように配置されている。分離部35は、定着ローラー31の外周面に接触する爪部材41を有している。爪部材41は、回転する定着ローラー31の外周面上を相対的に摺動し、定着ローラー31に貼り付いた(巻き付いた)シートSを引き剥がす。
ここで、定着ローラー31に対するシートSの巻き付き現象は、薄紙等のコシの弱いシートSに対する定着処理時に発生し易くなっている(図5参照)。他にも、この巻き付き現象は、シートSの搬送方向先頭側に画像形成する場合に発生することがある。なぜなら、シートSが融解したトナーによって定着ローラー31に貼り付くからである。一方、この巻き付き現象は、厚紙等のコシの強いシートSに対する定着処理時には発生し難くなっている(図7参照)。したがって、コシの強いシートSに定着処理を行う場合、爪部材41は不要であることが多い。そこで、定着装置12の分離部35は、シートSの種類(厚みや材質等)やシートS上の画像の位置に応じて爪部材41を最適な位置に設定するための構成を備えている。
図2および図3に示すように、分離部35は、摺動部材40と、爪部材41と、回動機構42と、を含んでいる。摺動部材40および爪部材41は、一体に形成されている。詳細は後述するが、回動機構42は、制御装置14に制御され、摺動部材40および爪部材41を定着ローラー31の回転方向に沿って往復移動させる。
摺動部材40は、摺動軸40aと、複数(例えば6つ)の摺動体40bと、を含んでいる。なお、摺動体40bは、シートSの幅に応じて1つ以上設けられていればよい。
摺動軸40aは、前後方向に長い円柱状(棒状)に形成されている。摺動軸40aの前後両端部は、定着フレーム30の前後両壁に凹設されたガイド溝Gに摺動可能に嵌合している。前後一対のガイド溝Gは、定着ローラー31の回転方向に沿って円弧状に形成されている(図3参照)。
各摺動体40bは、摺動軸40aよりも前後方向に短く、且つ摺動軸40aよりも大径となる円筒状に形成されている。複数の摺動体40bは、それぞれ、摺動軸40aの前後方向に所定間隔で固定されている。また、各摺動体40bは、摺動軸40aと同心円となるように配置されている。各摺動体40b(摺動部材40)は、定着ローラー31の外周面(表面)に接触させた状態で設けられている。
爪部材41は、複数(例えば6つ)の分離爪41aを含んでいる。各分離爪41aは、摺動体40bに対応して設けられている。各分離爪41aは、一端部(基端部)を摺動体40bの上部に固定された片持ち梁状に形成されている。各分離爪41aは、他端部(先端部)に向かって薄くなるように形成されている。各分離爪41aの先端部は、正面から見て鋭角に形成されている。各分離爪41a(爪部材41)は、摺動部材40から定着ニップNに向けて延設されている。爪部材41は、各分離爪41aの先端部を定着ローラー31の外周面(表面)に接触させた状態で設けられている。摺動部材40および爪部材41は、ガイド溝Gに案内されつつ、定着ローラー31の回転軸を中心に回動する。爪部材41は、摺動部材40と共に定着ローラー31の回転方向に沿って移動可能に設けられている。
摺動部材40および爪部材41(以下、「爪部材41等」ともいう。)は、各ガイド溝Gに案内されつつ、近接位置P1と離間位置P2との間で移動可能に設けられている。近接位置P1は、定着ニップNの近傍に設定されている(図5参照)。離間位置P2は、近接位置P2よりも前記定着部材の回転方向下流側に設定されている(図7参照)。なお、近接位置P1と離間位置P2との間には、中間位置P3が設定されている(図3参照)。
図2および図3に示すように、回動機構42は、回動軸43と、前後一対の偏心カム44と、前後一対の引張バネ45と、駆動モーター46と、を含んでいる。
回動軸43は、前後方向に長い略円柱状(棒状)に形成されている。正確には、回動軸43は、側面平面から見て一部を切り欠いた略扇状(略D字状)の断面を有している(図3参照)。回動軸43は、定着フレーム30の前後両壁に回転可能に支持されている。
前後一対の偏心カム44は、ボス部47を介して回動軸43の前後両側に固定されている。各ボス部47は、回動軸43を貫通させるように略円環状に形成されている。各ボス部47は、回動軸43に回転不能に固定されている。すなわち、各ボス部47および各偏心カム44は、回動軸43と一体となって回転する。なお、前後一対の偏心カム44は、同一形状であるため、以下、主に1つの偏心カム44について説明する。
図3に示すように、偏心カム44は、一端部(基端部)をボス部47に固定された片持ち梁状に形成されている。偏心カム44は、正面から見て、下面を円弧状に湾曲させる略扇状(半円状)に形成されている。偏心カム44の下面には、カム面44aが形成されている。カム面44aは、近接カム面F1と、離間カム面F2と、を含んでいる。
離間カム面F2は、ボス部47側(偏心カム44の基端側)に形成され、近接カム面F1は、偏心カム44の先端側に形成されている。近接カム面F1と離間カム面F2とは、それぞれ、回転中心(回動軸43)までの距離が異なる湾曲面として形成されている。近接カム面F1は、離間カム面F2よりも大きな曲率となるように形成されている。近接カム面F1と離間カム面F2との間(接続部分)には、窪み部F3が形成されている。窪み部F3は、2つのカム面F1,F2の曲率の切り換わり部分で凹むように形成されている。
偏心カム44は、カム面44aを1つの摺動体40b(摺動部材40)に接触させた状態で回転(揺動)可能に設けられている。近接カム面F1は、爪部材41等を近接位置P1に移動させるように設定されている。図4および図5に示すように、摺動体40bを近接カム面F1に接触させた状態で、爪部材41等は、近接位置P1に変位した状態になる。次に、離間カム面F2は、爪部材41等を離間位置P2に移動させるように設定されている。図6および図7に示すように、摺動体40bを離間カム面F2に接触させた状態で、爪部材41等は、離間位置P2に変位した状態になる。次に、窪み部F3は、爪部材41等を中間位置P3に移動させるように設定されている。図2および図3に示すように、摺動体40bを窪み部F3に位置(嵌合)させた状態で、爪部材41等は、中間位置P3に変位した状態になる。
図2に示すように、付勢部材としての前後一対の引張バネ45は、定着フレーム30の左壁内側に形成されたバネ受け部30aと摺動軸40aとの間に架設されている。引張バネ45は、摺動部材40を偏心カム44のカム面44aに向けて付勢するために設けられている。爪部材41等は、各引張バネ45の付勢力と、偏心カム44のカム面44a(F1,F2(窪み部F3も含む。以下同じ。))から受ける力とのバランスによって、各位置P1〜P3に保持される。
図3に示すように、駆動部としての駆動モーター46は、ギア列(図示せず)を介して回動軸43に接続されている。詳細は後述するが、駆動モーター46は、制御装置14に駆動制御され、回動軸43を正逆回転させる。つまり、駆動モーター46は、回動軸43を中心として各偏心カム44を揺動(往復回転)させる。
なお、複合機1は、ユーザーが入力操作を行うための操作パネル50(図8参照)を備えている。ユーザーは、操作パネル50または複合機1に接続された外部端末(図示せず)を操作して、シートSの大きさや種類(厚みや材質等)を入力する。なお、複合機1は、各装置等に電力を供給する電源(図示せず)等を含んでいる。
ここで、上記した制御装置14は、記憶部(図示せず)に記憶されたプログラム等に基づいて演算処理を実行する演算処理部(図示せず)を含んでいる。図8に示すように、定着モーター33、ヒーター34、駆動モーター46および操作パネル50等(各装置等)は、制御装置14に電気的に接続されている。各装置等は、制御装置14によって適宜制御される。なお、図示は省略するが、画像形成処理に必要な他の装置等も、制御装置14に接続され制御される。
次に、図2ないし図7を参照して、分離部35の作用(爪部材41等の変位制御)について説明する。なお、爪部材41等が中間位置P3に変位した状態を初期状態とする(図2および図3参照)。
ユーザーが操作パネル50または外部端末から入力したシートSの大きさや種類を示す情報は、制御装置14に送信される。また、制御装置14は、画像形成処理に用いる画像データに基づいて、シートS上における画像形成位置(印刷位置)を認識する。制御装置14は、シートSの種類またはシートSに転写されるトナー像の位置に基づいて回動機構42を制御する。
例えば、所謂普通紙等のシートSに対する定着処理は、爪部材41等を中間位置P3に移動した状態(初期状態)で実行される(図2および図3参照)。
次に、例えば、コシの弱い薄いシートSに定着処理を実行する場合、または、シートSの搬送方向先頭側に画像形成(トナー像の定着処理)を行う場合、爪部材41等は近接位置P1に移動される(図4および図5参照)。詳細には、回動機構42の駆動モーター46は、制御装置14に駆動制御され、回動軸43(各偏心カム44)を図3で時計回りに回転させる。すると、摺動部材40は、各引張バネ45の付勢力に抗して、回動する各偏心カム44によって右方向に押し出される(図4参照)。摺動部材40(各摺動体40b)は、相対的に窪み部F3から近接カム面F1に向かって摺動する。つまり、爪部材41等は、中間位置P3から近接位置P1に移動する(図4および図5参照)。爪部材41等が近接位置P1まで移動すると、制御装置14は、駆動モーター46を駆動停止させる。
制御装置14は、爪部材41等を近接位置P1に変位させた状態で、薄いシートSに対して画像形成処理を実行する。これにより、シートSを定着ローラー31から引き剥がすことができる。なお、爪部材41等に当接する近接カム面F1は小さな曲率半径であるため、各分離爪41aは、(離間カム面F2が爪部材41等に当接する場合に比べて)定着ローラー31に対して大きな圧力で接している。
一方、コシの強い厚いシートSに定着処理を実行する場合、爪部材41等は離間位置P2に移動される(図6および図7参照)。詳細には、初期状態である場合、駆動モーター46は、制御装置14に駆動制御され、各偏心カム44を図3で反時計回りに回転させる。すると、摺動部材40(各摺動体40b)は、各引張バネ45の付勢力によって、回動する各偏心カム44(左方向)に押し付けられる。摺動部材40(各摺動体40b)は、相対的に窪み部F3から離間カム面F2に向かって摺動する。つまり、爪部材41等は、中間位置P3から離間位置P2に移動する(図6および図7参照)。爪部材41等が離間位置P2まで移動すると、制御装置14は、駆動モーター46を駆動停止させる。
制御装置14は、爪部材41等を離間位置P2に変位させた状態で、厚いシートSに対して画像形成処理を実行する。これにより、爪部材41(各分離爪41a)に対するシートSの衝突を防止することができる。
以上のように、摺動部材40は、揺動する各偏心カム44から押圧力を受けると共に、各引張バネ45から張力を受ける。摺動部材40が受ける押圧力と張力との比率によって、爪部材41等は、近接位置P1と離間位置P2との間で移動可能に設けられている。そして、制御装置14は、シートSの種類やシートS上の画像の位置に基づいて、爪部材41等の移動を制御する。
以上説明した定着装置12によれば、例えば、薄いシートSに定着処理を実行する場合、または、シートSの搬送方向先頭側に画像形成する場合、回動機構42は、爪部材41を定着ニップNの近傍(近接位置P1)に移動させる。この爪部材41は、定着ニップNを通過したシートSを定着ローラー31から引き剥がす。これにより、定着ローラー31に対するシートSの巻き付きを防止することができる。一方、厚いシートSに定着処理を実行する場合、回動機構42は、爪部材41を定着ニップNから離れた離間位置P2に移動させる。すると、定着ニップNを通過したシートSが爪部材41に衝突することが防止されるため、爪部材41が定着ローラー31に与える負荷を軽減することができる。これにより、定着ローラー31の損傷や摩耗を抑制することができる。以上のように、シートSの種類等に応じて爪部材41を最適な位置に設定することができる。
なお、近接位置P1は、定着ローラー31からシートSを分離可能な位置に設定されている。離間位置P2は、シートSの衝突を防止可能な位置に設定されている。中間位置P3は、所謂普通紙に対する定着処理を適切に行うことができる位置に設定されている。つまり、中間位置P3は、ホームポジションとして設定されている。近接位置P1、離間位置P2および中間位置P3は、各ローラー31,32の外径や温度、定着ニップNの圧力およびトナーの特性等に基づいて設定されることが好ましい。
各摺動体40b(摺動部材40)と各分離爪41a(爪部材41)とが定着ローラー31の表面に接触しているため、各分離爪41a(爪部材41)は、定着ローラー31の表面との接触角度を一定に保ちつつ移動することができる。各分離爪41a(爪部材41)の接触圧力が一定に維持されるため、定着ローラー31の摩耗を抑制することができる。
また、以上説明した定着装置12によれば、摺動部材40は、引張バネ45の付勢力によって各偏心カム44のカム面44a(F1〜F3)に押し付けられている。摺動部材40が回転する各偏心カム44のカム面44a上を相対的に摺動することで、爪部材41等は、定着ローラー31の回転方向に沿って往復移動する。このように、回動機構42としてカム機構を採用することで、安定した爪部材41等の移動を担保することができる。
なお、本実施形態に係る定着装置12の各偏心カム44は、揺動(往復移動)するように構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、各偏心カム44に代えて、360度回転可能な円板カムを採用してもよい。
なお、以上説明した本実施形態に係る定着装置12の制御装置14は、複合機1を統括制御するものであったが、本発明はこれに限定されない。例えば、制御装置14の他に、定着装置12を制御するための制御部を独立して備えてもよい。
なお、各実施形態では、一例として、本発明を複合機1(モノクロ)に適用した場合を説明したが、これに限らず、例えば、カラープリンター、ファクシミリ等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る定着装置およびこれを備える画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。上記実施形態における構成要素は、適宜、既存の構成要素等との置き換えや組合せが可能であって、上記実施形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 複合機(画像形成装置)
11 画像形成部
12 定着装置
14 制御装置(制御部)
31 定着ローラー(定着部材)
32 加圧ローラー(加圧部材)
34 ヒーター(熱源)
35 分離部
40 摺動部材
41 爪部材
42 回動機構
44 偏心カム
44a カム面
45 引張バネ(付勢部材)
46 駆動モーター(駆動部)
F1 近接カム面
F2 離間カム面
F3 窪み部
N 定着ニップ
P1 近接位置
P2 離間位置
P3 中間位置
S シート

Claims (5)

  1. 回転可能に設けられ、熱源に加熱される定着部材と、
    回転可能に設けられ、前記定着部材に圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、
    前記定着ニップを通過して前記定着部材に貼り付くシートを分離可能に設けられる分離部と、を備え、
    前記分離部は、
    前記定着部材の表面に接触させた状態で設けられる摺動部材と、
    前記摺動部材から前記定着ニップに向けて延設され、その先端部を前記定着部材の表面に接触させた状態で設けられる爪部材と、
    前記摺動部材および前記爪部材を前記定着部材の回転方向に沿って往復移動させる回動機構と、を含んでいることを特徴とする定着装置。
  2. 前記シートの種類または前記シートに転写されるトナー像の位置に基づいて前記回動機構を制御する制御部を更に備え、
    前記摺動部材および前記爪部材は、前記定着ニップの近傍となる近接位置と、前記近接位置よりも前記定着部材の回転方向下流側となる離間位置と、の間で移動可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記回動機構は、
    前記摺動部材に接触させた状態で回転可能に設けられる偏心カムと、
    前記摺動部材を前記偏心カムのカム面に向けて付勢する付勢部材と、
    前記制御部に駆動制御され、前記偏心カムを回転させる駆動部と、を含んでいることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記偏心カムの前記カム面は、
    前記摺動部材および前記爪部材を前記近接位置に移動させる近接カム面と、
    前記摺動部材および前記爪部材を前記離間位置に移動させる離間カム面と、を含み、
    前記近接カム面と前記離間カム面との間には、前記摺動部材および前記爪部材を前記近接位置と前記離間位置との間の中間位置に移動させる窪み部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. シートにトナー像を転写させる画像形成部と、
    前記シートに前記トナー像を定着させる請求項1ないし4のいずれかに記載の定着装置と、を備えていることを特徴とする画像形成装置。
JP2016040963A 2016-03-03 2016-03-03 定着装置およびこれを備える画像形成装置 Active JP6406286B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016040963A JP6406286B2 (ja) 2016-03-03 2016-03-03 定着装置およびこれを備える画像形成装置
CN201710065067.7A CN107153347B (zh) 2016-03-03 2017-02-04 定影装置以及包括该定影装置的图像形成装置
EP17158387.5A EP3214502B1 (en) 2016-03-03 2017-02-28 Fixing device capable of setting position of claw member in accordance with kind of sheet, and image forming apparatus including the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016040963A JP6406286B2 (ja) 2016-03-03 2016-03-03 定着装置およびこれを備える画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017156605A true JP2017156605A (ja) 2017-09-07
JP6406286B2 JP6406286B2 (ja) 2018-10-17

Family

ID=58212933

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016040963A Active JP6406286B2 (ja) 2016-03-03 2016-03-03 定着装置およびこれを備える画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP3214502B1 (ja)
JP (1) JP6406286B2 (ja)
CN (1) CN107153347B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10838333B2 (en) * 2017-09-28 2020-11-17 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus capable of suppressing generation of noise upon turning on image forming apparatus
JP7102916B2 (ja) * 2018-05-08 2022-07-20 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置および画像形成装置

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133451U (ja) * 1979-03-15 1980-09-22
JPH0235154U (ja) * 1988-08-29 1990-03-07
JPH04249277A (ja) * 1991-02-05 1992-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の用紙剥離案内装置
JP2013210552A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Oki Data Corp 現像装置、及び画像形成装置
JP2015132733A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 コニカミノルタ株式会社 定着装置および定着方法
JP2015184320A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003076203A (ja) * 2001-09-05 2003-03-14 Sharp Corp 画像形成装置の定着機構
JP2005308955A (ja) * 2004-04-20 2005-11-04 Sharp Corp 定着装置,画像形成装置
JP2009258396A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Ricoh Co Ltd 分離部材および定着装置ならびに画像形成装置
JP4645722B2 (ja) * 2008-10-08 2011-03-09 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP5645729B2 (ja) * 2011-03-25 2014-12-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 定着装置及びそれを備えた画像形成装置
US9323195B2 (en) * 2014-04-25 2016-04-26 Oki Data Corporation Fixing device and image forming apparatus

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55133451U (ja) * 1979-03-15 1980-09-22
JPH0235154U (ja) * 1988-08-29 1990-03-07
JPH04249277A (ja) * 1991-02-05 1992-09-04 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置の用紙剥離案内装置
JP2013210552A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Oki Data Corp 現像装置、及び画像形成装置
JP2015132733A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 コニカミノルタ株式会社 定着装置および定着方法
JP2015184320A (ja) * 2014-03-20 2015-10-22 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP3214502A1 (en) 2017-09-06
EP3214502B1 (en) 2019-01-02
JP6406286B2 (ja) 2018-10-17
CN107153347B (zh) 2020-04-14
CN107153347A (zh) 2017-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4452670B2 (ja) 用紙搬送装置、画像形成装置、画像読取装置、自動原稿送り装置
JP5527499B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US9395654B2 (en) Image forming apparatus having simple and compact configuration to separate secondary transfer member from primary transfer belt
JP2016095326A (ja) 画像形成装置
US10564584B2 (en) Sheet-conveying device, image-forming apparatus, and image-reading apparatus
JP6406286B2 (ja) 定着装置およびこれを備える画像形成装置
JP6485145B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2015219485A (ja) 画像形成装置
JP6543977B2 (ja) 画像形成装置
CN110456622B (zh) 定影装置和图像形成装置
CN110398888B (zh) 定影装置、图像形成装置以及压接状态切换装置
JP6082708B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US10437183B1 (en) Fixing device that enables setting of position of claw member of fixing device in accordance with kind of sheet, and image forming apparatus including the same
JP2019168525A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4947066B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2018120132A (ja) ベルト装置、定着装置、及び画像形成装置
JP6743766B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP2017026811A (ja) 画像形成装置
JP2017016072A (ja) 画像形成装置
JP6724595B2 (ja) シート搬送装置およびこれを備える画像形成装置
JP2017044849A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6525575B2 (ja) 転写ユニットおよび画像形成装置
JP5093002B2 (ja) 画像形成装置
JP6035220B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5736855B2 (ja) 転写装置、画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180626

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180713

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180807

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180903

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6406286

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150