JP2017156150A - 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 - Google Patents
振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017156150A JP2017156150A JP2016037759A JP2016037759A JP2017156150A JP 2017156150 A JP2017156150 A JP 2017156150A JP 2016037759 A JP2016037759 A JP 2016037759A JP 2016037759 A JP2016037759 A JP 2016037759A JP 2017156150 A JP2017156150 A JP 2017156150A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration
- annular member
- rotating shaft
- measuring device
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01H—MEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
- G01H1/00—Measuring characteristics of vibrations in solids by using direct conduction to the detector
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01H—MEASUREMENT OF MECHANICAL VIBRATIONS OR ULTRASONIC, SONIC OR INFRASONIC WAVES
- G01H17/00—Measuring mechanical vibrations or ultrasonic, sonic or infrasonic waves, not provided for in the preceding groups
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
【課題】回転機械の翼の振動をより直接的に計測できる振動計測装置を提供する。
【解決手段】振動計測装置は、回転軸との間に径方向に間隔をおいて配置される環状部材と、環状部材と回転軸との間の間隔に介在して振動を伝達する流体層と、流体層を介して環状部材に伝達された振動を計測するセンサと、を有する。
【選択図】図2
【解決手段】振動計測装置は、回転軸との間に径方向に間隔をおいて配置される環状部材と、環状部材と回転軸との間の間隔に介在して振動を伝達する流体層と、流体層を介して環状部材に伝達された振動を計測するセンサと、を有する。
【選択図】図2
Description
本発明は、回転機械の翼の振動を計測する振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法に関する。
タービン等の回転機械では、動翼の振動の監視が行われる。例えば、特許文献1には、動翼が結合された回転軸に摺動接触する軸受やケーシング等に振動センサを設置し、翼の振動を検出する方法が記載されている。また、例えば、低圧段に設けられた高さが高い翼の振動を検出する方法として、低圧段の静止側に翼の通過を検出するセンサを設け、翼の通過時間を検出し,その結果を演算して翼の振動形態および振動量を算出する方法が提供されている。
しかし、例えば、軸受に設けた振動センサによって動翼の振動を検出する方法の場合、動翼の振動が,軸受箱の振動センサへ振動が伝達する間には、軸本体、軸受油膜、軸受、軸受箱など、振動に対して影響する要素を介するため、検出対象信号のSN比が低下したり、軸受油膜で振動が減衰したり、軸受箱などの周辺部材に起因する暗振動により検出対象信号がマスキングされたりする可能性がある。また、高圧段の動翼の振動を検出する方法は提供されてこなかった。
そこでこの発明は、上述の課題を解決することのできる振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様によれば、振動計測装置は、回転軸との間に径方向に間隔をおいて配置される環状部材と、前記環状部材と前記回転軸との間隔に介在して振動を伝達する流体層と、前記流体層を介して前記環状部材に伝達された振動を計測するセンサと、を有する。
上記構成によれば、環状部材は回転軸の振動とほぼ同等の挙動をし、かつ、回転軸の振動はその回転軸が備える動翼の振動をよく反映していることから、回転軸の振動を直接的に計測することができ、計測精度が向上する。
上記構成によれば、環状部材は回転軸の振動とほぼ同等の挙動をし、かつ、回転軸の振動はその回転軸が備える動翼の振動をよく反映していることから、回転軸の振動を直接的に計測することができ、計測精度が向上する。
また、本発明の第2の態様によれば、前記流体層は、前記回転軸が回転している状態において、前記回転軸と前記環状部材との間で流体によって形成される流体膜であってよい。
上記構成によれば、回転軸の回転に伴い形成される剛性を持った流体膜により、回転軸の振動が流体層を介して環状部材に伝達されるので、振動の減衰や他の部材に起因する暗振動の影響を抑制し、精度よく振動を計測することができる。
上記構成によれば、回転軸の回転に伴い形成される剛性を持った流体膜により、回転軸の振動が流体層を介して環状部材に伝達されるので、振動の減衰や他の部材に起因する暗振動の影響を抑制し、精度よく振動を計測することができる。
また、本発明の第3の態様によれば、前記環状部材の内周に、前記回転軸との径方向の間隔が前記回転軸の回転方向に沿って減少する凹部を複数設けてもよい。
上記構成によれば、回転軸の周方向に回転に伴って生じる流体層くさび効果により、より一層高い圧力分布を形成させることができ、回転軸と環状部材との一体化を増進することで、回転軸の振動をより正確に環状部材に伝達することが可能になる。
上記構成によれば、回転軸の周方向に回転に伴って生じる流体層くさび効果により、より一層高い圧力分布を形成させることができ、回転軸と環状部材との一体化を増進することで、回転軸の振動をより正確に環状部材に伝達することが可能になる。
また、本発明の第4の態様によれば、前記凹部のそれぞれを円弧形状としてもよい。
上記構成によれば、回転軸の回転に伴って回転軸と環状部材の間隔が減少するにつれて連続的に圧力が増減する、第3の態様と同等の効果を、より簡単な加工にて得ることができる。
上記構成によれば、回転軸の回転に伴って回転軸と環状部材の間隔が減少するにつれて連続的に圧力が増減する、第3の態様と同等の効果を、より簡単な加工にて得ることができる。
また、本発明の第5の態様によれば、前記回転軸が備える翼の固有振動数に対する前記センサの応答が大きくなるように、前記環状部材の形状を形成してもよい。
上記構成によれば、計測したい翼の固有振動数に対して環状部材の形状を形成し、センサの応答を大きくすることで、対象とする翼の振動の計測精度を向上することができる。
上記構成によれば、計測したい翼の固有振動数に対して環状部材の形状を形成し、センサの応答を大きくすることで、対象とする翼の振動の計測精度を向上することができる。
また、本発明の第6の態様によれば、前記環状部材の外周に突起部を形成し、前記センサを前記突起部に設けてもよい。
上記構成によれば、計測したい複数の翼の固有振動数に応じて、形成された突起部の応答感度を個々に調整し、かつ、それに設けたセンサによって、所望の翼の振動を計測することができる。
上記構成によれば、計測したい複数の翼の固有振動数に応じて、形成された突起部の応答感度を個々に調整し、かつ、それに設けたセンサによって、所望の翼の振動を計測することができる。
また、本発明の第7の態様によれば、前記翼の固有振動数に対する前記センサの応答が高くなるように、前記環状部材を弾性支持ししてもよい。
上記構成によれば、計測したい翼の固有振動数に対して振動計測装置の支持方法を調整することで所望の振動数に対するセンサの応答を大きくし、対象とする翼の振動の計測精度を向上することができる。
上記構成によれば、計測したい翼の固有振動数に対して振動計測装置の支持方法を調整することで所望の振動数に対するセンサの応答を大きくし、対象とする翼の振動の計測精度を向上することができる。
また、本発明の第8の態様によれば、振動計測システムは、回転機械の回転軸に取り付けられた1つまたは複数の上記何れかの振動計測装置と、前記1つまたは複数の振動計測装置から取得した振動信号を解析する解析装置と、を備えていてもよい。
また、本発明の第9の態様によれば、振動計測方法として、回転軸との間に径方向に間隔をおいて環状部材を配置し、前記環状部材と前記回転軸との間隔に介在する流体層が振動を伝達し、前記流体層を介して前記環状部材に伝達された振動をセンサによって計測すてもよい。
本発明によれば、動翼が固定されたロータと振動計測装置との間に形成される流体層によって、振動計測装置により直接的に動翼の振動が伝達するので、振動の計測精度を高めることができる。
<第一実施形態>
以下、本発明の一実施形態による振動計測装置を図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第一実施形態におけるタービンの概要図である。
図示するようにタービン1は、軸線Oを中心として回転する回転軸2と、回転軸2を支持するケーシング3と、ケーシング3から回転軸2に向かって突出する静翼4と、回転軸2からケーシング3に向かって突出する動翼5とを備えている。回転軸2は、軸線Oの方向に延びる柱状部材である。ケーシング3は、回転軸2を外周側から覆う筒状をなしている。このケーシング3には軸受6が設けられている。ケーシング3は、この軸受6を介して回転軸2を支持することで回転軸2が回転可能となっている。軸受箱7は、軸受6を径方向の外側から覆うとともに、軸受6をタービン1の本体に固定している。
以下、本発明の一実施形態による振動計測装置を図1〜図3を参照して説明する。
図1は、本発明に係る第一実施形態におけるタービンの概要図である。
図示するようにタービン1は、軸線Oを中心として回転する回転軸2と、回転軸2を支持するケーシング3と、ケーシング3から回転軸2に向かって突出する静翼4と、回転軸2からケーシング3に向かって突出する動翼5とを備えている。回転軸2は、軸線Oの方向に延びる柱状部材である。ケーシング3は、回転軸2を外周側から覆う筒状をなしている。このケーシング3には軸受6が設けられている。ケーシング3は、この軸受6を介して回転軸2を支持することで回転軸2が回転可能となっている。軸受箱7は、軸受6を径方向の外側から覆うとともに、軸受6をタービン1の本体に固定している。
静翼4は、ケーシング3に固定されてケーシング3から軸線Oの径方向内側に突出して配され、軸線Oの方向に互いに間隔をあけて複数列に設けられている。動翼5は、回転軸2に固定されて回転軸2から軸線Oの径方向外側に突出して配され、軸線Oの方向に互いに間隔をあけて複数列に設けられている。動翼5は、回転軸2に結合されており、回転軸2は動翼5を回転駆動する。
静翼4と動翼5は、一対となって一個の「段」を構成しており、タービン1には、多数の段が設けられている。各段は、タービン1を流れるガスの流れる方向(紙面の左側から右側に向かう方向)に従って、静翼4及び動翼5の翼高さ(回転軸2に略直交する方向の翼の長さ)が、長くなるよう構成されている。つまり、タービン1に流入するガスが高温、高圧な位置の静翼4及び動翼5の翼高さの翼高さは低く、比較的低温、低圧な位置の静翼4及び動翼5の翼高さの翼高さは高くなっている。
振動計測装置10は、回転軸2の振動を計測する装置である。振動計測装置10は、環状をしており、回転軸2の何れかの位置に、回転軸2の軸回りに取り付けられる。振動計測装置10は、例えばケーシング3と結合されてタービン1の本体に固定されており、回転しない。
図2は、本発明に係る第一実施形態における振動計測装置を軸線方向から見た図である。
振動計測装置10は、回転軸2との間に径方向に間隔をおいて配置される環状部材11と、この環状部材と回転軸2との間の間隔に介在して振動を伝達する流体層12と、この流体層12を介して前記環状部材に伝達された振動を検出するセンサ13(13A、13B)と、を備える。環状部材11の内周および外周は、回転軸2と同心の真円である。流体層12は、回転軸2が回転している状態において、回転軸2と環状部材11との間で流体によって形成される流体膜である。回転軸2と環状部材11との間には、空気、又は、潤滑油などがシール機構により閉じ込められている。回転軸2が回転すると、環状部材11と回転軸2の間の流体(空気や潤滑油)がその回転に引きずられて回転しようとし、流体には圧力が生じる。この圧力により流体の剛性が高まり、流体は、回転軸2の軸回りに膜を形成する。本明細書において、流体層12とは、回転軸2の回転により形成されるこの膜(気膜または油膜)を指す。回転軸2と環状部材11との間隔が狭いほど気膜または油膜の剛性は高くなる。また、回転軸2が高速に回転するほど形成された気膜または油膜の剛性は高くなる。油膜などの剛性が高くなると、回転軸2の振動は、環状部材11により正確に伝達する。
振動計測装置10は、回転軸2との間に径方向に間隔をおいて配置される環状部材11と、この環状部材と回転軸2との間の間隔に介在して振動を伝達する流体層12と、この流体層12を介して前記環状部材に伝達された振動を検出するセンサ13(13A、13B)と、を備える。環状部材11の内周および外周は、回転軸2と同心の真円である。流体層12は、回転軸2が回転している状態において、回転軸2と環状部材11との間で流体によって形成される流体膜である。回転軸2と環状部材11との間には、空気、又は、潤滑油などがシール機構により閉じ込められている。回転軸2が回転すると、環状部材11と回転軸2の間の流体(空気や潤滑油)がその回転に引きずられて回転しようとし、流体には圧力が生じる。この圧力により流体の剛性が高まり、流体は、回転軸2の軸回りに膜を形成する。本明細書において、流体層12とは、回転軸2の回転により形成されるこの膜(気膜または油膜)を指す。回転軸2と環状部材11との間隔が狭いほど気膜または油膜の剛性は高くなる。また、回転軸2が高速に回転するほど形成された気膜または油膜の剛性は高くなる。油膜などの剛性が高くなると、回転軸2の振動は、環状部材11により正確に伝達する。
環状部材11に伝達した振動は、環状部材11に設けられたセンサ13A、13Bによって検出される。センサ13A、13Bは、例えば、加速度センサ、速度センサ、変位センサなどである。なお、センサ13A、13Bなどを総称してセンサ13と呼ぶ。センサ13Aは、例えば、環状部材11における回転軸2の中心を通る垂直方向の直線上に設けられる。センサ13Aは、環状部材11に伝達された上下方向の振動を計測する。また、センサ13Bは、例えば、環状部材11における回転軸2の中心を通る水平方向の直線上に設けられる。センサ13Bは、環状部材11に伝達された水平方向の振動を計測する。センサ13Aおよびセンサ13Bが計測するのは、回転軸2自身の振動の他、複数の動翼5それぞれに発生している翼振動が含まれた、様々な周波数が重なり合った振動である。センサ13Aおよびセンサ13Bと解析装置20とは、有線または無線によって通信可能に接続されている。解析装置20は、センサ13Aが計測した上下方向の振動信号を取得する。また、解析装置20は、センサ13Bが計測した水平方向の振動信号を取得する。解析装置20は、これらの振動情報をFFT(Fast Fourier Transform)等の手法で解析し、例えば、振動の周波数ごとに振動の大きさ(振幅)、振動の方向、単位時間当たりの振動の大きさおよび方向の変化などを解析する。解析装置20は、解析結果に基づいて、例えば、動翼5に異常振動が発生したかどうかなどを判定する。解析装置20は、異常を判定した場合にアラームなどを通知する機能を有していてもよい。
図3は、本発明に係る第一実施形態における振動計測装置を径方向から見た図である。
振動計測装置10は、回転軸2に環状部材11を取り付ける空間があり、振動計測装置10をタービン1に固定する固定部材を設置する空間があれば、回転軸2のどの位置に取り付けてもよい。例えば、複数の動翼5のうち、振動を検出したい動翼5の固有振動数が検出しやすい位置(最大応答点)(P1〜P4)が分かっている場合、その位置に振動計測装置10を取り付けてもよい。又は、所望の振動を検出できる位置に振動計測装置10を取り付けられるようタービン1を設計してもよい。検出したい振動数が複数ある場合、それぞれの振動数に対応する検出位置に1つずつ振動計測装置10を取り付けてもよい。また、振動計測装置10は、より取り付けやすいように、環状ではなく半割れ形状でもよい。
振動計測装置10は、回転軸2に環状部材11を取り付ける空間があり、振動計測装置10をタービン1に固定する固定部材を設置する空間があれば、回転軸2のどの位置に取り付けてもよい。例えば、複数の動翼5のうち、振動を検出したい動翼5の固有振動数が検出しやすい位置(最大応答点)(P1〜P4)が分かっている場合、その位置に振動計測装置10を取り付けてもよい。又は、所望の振動を検出できる位置に振動計測装置10を取り付けられるようタービン1を設計してもよい。検出したい振動数が複数ある場合、それぞれの振動数に対応する検出位置に1つずつ振動計測装置10を取り付けてもよい。また、振動計測装置10は、より取り付けやすいように、環状ではなく半割れ形状でもよい。
従来は、例えば、軸受箱7に加速度センサを設け、その加速度センサが検出した振動を解析して動翼5の振動を監視していた。このような方法の場合、加速度センサが計測する振動には、動翼5や回転軸2の振動だけではなく、軸受6、軸受箱7などの振動、軸受油膜による振動減衰の影響などが含まれていた。本実施形態の振動計測装置10によれば、回転軸2と環状部材11の間に形成される流体層12によって、軸受6などの振動を含まない、回転軸2などの振動が、より直接的に環状部材11に伝達されるので、振動計測の精度が高まる。特に環状部材11は回転軸2の振動とほぼ同等の挙動をし、かつ、回転軸2の振動は回転軸2が備える動翼5の振動をよく反映していることから、精度よく動翼5の振動を計測することができる。
<第二実施形態>
以下、本発明の第二実施形態による振動計測装置10を、図4を参照して説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の振動計測装置10は、環状部材11の内周の形状が第一実施形態と異なる。
以下、本発明の第二実施形態による振動計測装置10を、図4を参照して説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態の振動計測装置10は、環状部材11の内周の形状が第一実施形態と異なる。
図4は、本発明に係る第二実施形態における振動計測装置を軸線方向から見た図である。
本実施形態において、環状部材11の内周は、環状部材11の内周と回転軸2の外周との径方向の間隔が、回転軸2の回転方向に沿って徐々に狭まるように形成された複数の凹部が複数設けられた形状となっている。図4は、このような凹部の一例を示している。図4に示す環状部材11の内周は多円弧形状(5円弧)となっている。矢印Rは、回転軸2の回転方向を示している。圧力分布曲線Lは、回転軸2の回転に伴って流体層12に発生する圧力の分布を示している。範囲C1で示した部分の円弧に注目すると、環状部材11の内周と回転軸2との間隔は、回転軸2の矢印R方向への回転に伴って減少している。環状部材11と回転軸2との間に存在する流体は、回転軸2の回転に伴い矢印Rの方向に移動する。環状部材11と回転軸2との間隔は、回転軸2が回転するにつれて狭くなっているので、移動した流体は、狭い空間へ押し込められ圧力が高くなる。圧力分布曲線Lの内部に示した径方向の矢印は、この流体層12に発生した圧力の大きさを示している。図示するように、流体層12の圧力は、凹部の間隔が狭くなった部分では大きくなり、間隔が広くなった部分では小さくなる。圧力分布曲線Lが示すように、この圧力の変動は、環状部材11の内周の内部に設けられた凹部の数だけ繰り返される。
本実施形態において、環状部材11の内周は、環状部材11の内周と回転軸2の外周との径方向の間隔が、回転軸2の回転方向に沿って徐々に狭まるように形成された複数の凹部が複数設けられた形状となっている。図4は、このような凹部の一例を示している。図4に示す環状部材11の内周は多円弧形状(5円弧)となっている。矢印Rは、回転軸2の回転方向を示している。圧力分布曲線Lは、回転軸2の回転に伴って流体層12に発生する圧力の分布を示している。範囲C1で示した部分の円弧に注目すると、環状部材11の内周と回転軸2との間隔は、回転軸2の矢印R方向への回転に伴って減少している。環状部材11と回転軸2との間に存在する流体は、回転軸2の回転に伴い矢印Rの方向に移動する。環状部材11と回転軸2との間隔は、回転軸2が回転するにつれて狭くなっているので、移動した流体は、狭い空間へ押し込められ圧力が高くなる。圧力分布曲線Lの内部に示した径方向の矢印は、この流体層12に発生した圧力の大きさを示している。図示するように、流体層12の圧力は、凹部の間隔が狭くなった部分では大きくなり、間隔が広くなった部分では小さくなる。圧力分布曲線Lが示すように、この圧力の変動は、環状部材11の内周の内部に設けられた凹部の数だけ繰り返される。
複数の凹部と回転軸2の回転によって生じる流体層くさび効果による周方向の圧力分布により、内周を真円形状に形成した場合と比べて、高圧力となった部分における気膜または油膜の剛性がさらに高まる。これにより、流体層12の動きは回転軸2の動きに対してより緊密に追随し、回転軸2の振動は、流体層12を介してより正確に環状部材11に伝達される。このように本実施形態では、回転軸2に対し流体層くさび効果により、より一層高い周囲圧力分布を形成させることで環状部材11と回転軸2の一体化を増進し、環状部材11への振動伝達率を向上させることによって、センサ13A、13Bによる計測精度をより高めることができる。また、内周形状を真円とした場合には、なるべく環状部材11と回転軸2との間隔をなるべく狭く形成する必要があるが、本実施形態によれば、環状部材11と回転軸2との間隔を比較的広く形成することができ、加工などにおいて要求される精度を緩和することができる。また、本実施形態によれば、多円弧形状等により形成された圧力分布により、センサ13A、13Bの計測に対する重力等の外乱の影響を抑制できる可能性が高まる。
なお、内周に設ける凹部の数、形状、などは図4の例に限定されない。
なお、内周に設ける凹部の数、形状、などは図4の例に限定されない。
以上、説明したように、第一実施形態、第二実施形態によれば、振動計測装置10は、回転軸2に直接取り付けられるので、例えば、軸受箱7など、タービン1の静止部にセンサを設けて動翼の振動を計測する場合と比べ、振動伝達経路に存在する装置の数を減らし、所望の振動数の減衰やマスキング、暗振動などの影響を低減し、計測精度を向上することができる。また、振動計測装置10は、回転軸2の任意の位置に取り付けることができる。また、回転軸2が回転することによって環状部材11と回転軸2の間に形成される流体層12(気膜または油膜)により、回転軸2の振動が環状部材11へ伝達される効率を高め、より精度良く回転軸2の振動を計測することができる。
また、これまでは、高さが高い動翼5(低圧段)の振動を検出する方法は提供されているものの、翼の高さが低い高圧段での動翼5の振動については有効な方法が提供されてこなかった。第一実施形態、第二実施形態の振動計測装置10であれば、回転軸2の任意の位置に取り付けられるので、例えば、高圧段の動翼5の固有振動数に一致する振動モードが検出できる最大応答点に振動計測装置10を取り付けることによって、高圧段の翼振動を計測することができる。また、最大応答点に設けることができなかった場合であっても、振動数の減衰などの影響を受けないため、解析装置20での解析により、高圧段の翼振動を計測できる可能性が高まる。
<第三実施形態>
以下、本発明の第三実施形態による振動計測装置10を、図5〜図6を参照して説明する。
第三実施形態においては第一実施形態、第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の振動計測装置10では、環状部材11の形状や支持方法を工夫して、特定の振動数(周波数)に対するセンサ13の応答を高める点で、第一実施形態、第二実施形態と相違する。
以下、本発明の第三実施形態による振動計測装置10を、図5〜図6を参照して説明する。
第三実施形態においては第一実施形態、第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態の振動計測装置10では、環状部材11の形状や支持方法を工夫して、特定の振動数(周波数)に対するセンサ13の応答を高める点で、第一実施形態、第二実施形態と相違する。
図5は、本発明に係る第三実施形態における振動計測装置を軸線方向から見た第一の図である。
図5を用いて、環状部材11の形状によって特定の振動数に対するセンサ13の応答を高める例について説明する。
図5が示す振動計測装置10では、環状部材11の外周に径方向外側に突出する複数の突起部14(14A、14B、14C、14D)が形成されている。突起部14A、14B、14C、14Dは、周方向に互いに間隔をあけて配列されている。なお、突起部14A〜14Dなどを総称して突起部14と呼ぶ。突起部14は、予め検出対象とする振動数を設定して、その振動数(振動数Aとする)と同じ固有振動数(または、振動数Aと所定の範囲内の固有振動数)を突起部14が有するように調整して設けられている。振動数Aとは、例えば、高温、高圧環境下にあって計測が難しい高さが低い翼の振動について、それらの翼の固有振動数を演算で求めた値である。そして、突起部14が演算して求めた固有振動数で共振するように、突起部14の形状を設計する。すると、計測対象とする振動数の振動が発生した場合に、突起部14は共振し、突起部14に設けられたセンサ13A、13Bの応答が大きくなる。応答が大きくなることで、解析装置20での振動の解析が容易になり、高圧段の翼振動に対する計測精度を高めることができる。
図5を用いて、環状部材11の形状によって特定の振動数に対するセンサ13の応答を高める例について説明する。
図5が示す振動計測装置10では、環状部材11の外周に径方向外側に突出する複数の突起部14(14A、14B、14C、14D)が形成されている。突起部14A、14B、14C、14Dは、周方向に互いに間隔をあけて配列されている。なお、突起部14A〜14Dなどを総称して突起部14と呼ぶ。突起部14は、予め検出対象とする振動数を設定して、その振動数(振動数Aとする)と同じ固有振動数(または、振動数Aと所定の範囲内の固有振動数)を突起部14が有するように調整して設けられている。振動数Aとは、例えば、高温、高圧環境下にあって計測が難しい高さが低い翼の振動について、それらの翼の固有振動数を演算で求めた値である。そして、突起部14が演算して求めた固有振動数で共振するように、突起部14の形状を設計する。すると、計測対象とする振動数の振動が発生した場合に、突起部14は共振し、突起部14に設けられたセンサ13A、13Bの応答が大きくなる。応答が大きくなることで、解析装置20での振動の解析が容易になり、高圧段の翼振動に対する計測精度を高めることができる。
なお、突起部14の配置、数、大きさ等は、図5の例に限定されない。例えば、突起部14A、14Bだけでもよい。また、固有振動数を調整する方法は、突起部14を形成することに限らない。例えば、突起部14を設けず、環状部材11の厚さ(d)を変更することによって環状部材11の固有振動数を調整してもよい。
また、異なる高さを有する複数(例えば、3段)の翼各々の振動を計測したい場合、それぞれの翼の固有振動数について調整した、各翼に対応する突起部14(例えば14A、14B、14C)を形成し、それぞれの突起部14ごとにセンサ13(例えば13A、13B、13C)を設けて、センサ13A、13B、13Cのそれぞれで異なる翼の振動数を対象にして計測するように構成してもよい。あるいは、複数の翼のうち1つの翼の振動数で共振するように調整した突起部14を形成した振動計測装置10を、検出対象とする翼の数だけ(例えば、3つ)用意し、回転軸2の3ヶ所に振動計測装置10を取り付けてもよい。
図6は、本発明に係る第三実施形態における振動計測装置を軸線方向から見た第二の図である。
次に、振動計測装置10の支持方法によって特定の振動数に対するセンサ13の応答を高める例について説明する。
防振支持部30は、振動計測装置10を支持部40に支持している。支持部40は、タービン1に固定された部材である。防振支持部30は、ばねを介して振動計測装置10に対して弾性力を作用させて支持する弾性支持部31と、弾性支持部31にかかる力を減衰させるよう振動計測装置10を支持する減衰支持部32とを有する。弾性支持部31は、支持部40に固定され、ばねを介して振動計測装置10を支持している。本実施形態の弾性支持部31は、例えば、板バネであって弾性変形することで、振動計測装置10から支持部40に伝達される振動を吸収する。減衰支持部32は、弾性支持部31と並列して、支持部40に固定され、振動計測装置10を支持している。減衰支持部32は、弾性支持部31にかかる力を減衰している。本実施形態の減衰支持部32は、例えば、オイルダンパである。
次に、振動計測装置10の支持方法によって特定の振動数に対するセンサ13の応答を高める例について説明する。
防振支持部30は、振動計測装置10を支持部40に支持している。支持部40は、タービン1に固定された部材である。防振支持部30は、ばねを介して振動計測装置10に対して弾性力を作用させて支持する弾性支持部31と、弾性支持部31にかかる力を減衰させるよう振動計測装置10を支持する減衰支持部32とを有する。弾性支持部31は、支持部40に固定され、ばねを介して振動計測装置10を支持している。本実施形態の弾性支持部31は、例えば、板バネであって弾性変形することで、振動計測装置10から支持部40に伝達される振動を吸収する。減衰支持部32は、弾性支持部31と並列して、支持部40に固定され、振動計測装置10を支持している。減衰支持部32は、弾性支持部31にかかる力を減衰している。本実施形態の減衰支持部32は、例えば、オイルダンパである。
例えば、高圧段の翼の固有振動数を予め演算しておき、その固有振動数が回転軸2から流体層12を介在して振動計測装置10に伝達されたときに、センサ13の応答が高くなるように防振支持部30を調整する。これにより、所望の翼振動に対する計測精度を高めることができる。なお、防振支持部30の数、支持位置などは、図6の例に限定されない。また、例えば、ダンパの設置が困難な場合など、板バネだけで振動計測装置10を支示するようにしてもよい。
本実施形態の振動計測装置10によれば、第一実施形態、第二実施形態の効果に加え、検出対象とする翼の固有振動数に一致する回転軸2の振動モードの有無やその最大応答点への振動計測装置10の取り付け可否を問題にすることなく、回転軸2上の任意の位置に振動計測装置10を取り付けて、所望の翼振動を計測することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。また、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
1・・・タービン
2・・・回転軸
3・・・ケーシング
4・・・静翼
5・・・動翼
6・・・軸受
7・・・軸受箱
10・・・振動計測装置
11・・・環状部材
12・・・流体層
13、13A、13B、13C・・・センサ
14、14A、14B、14C、14D・・・突起部
30・・・防振支持部
31・・・弾性支持部
32・・・減衰支持部
40・・・支持部
2・・・回転軸
3・・・ケーシング
4・・・静翼
5・・・動翼
6・・・軸受
7・・・軸受箱
10・・・振動計測装置
11・・・環状部材
12・・・流体層
13、13A、13B、13C・・・センサ
14、14A、14B、14C、14D・・・突起部
30・・・防振支持部
31・・・弾性支持部
32・・・減衰支持部
40・・・支持部
Claims (9)
- 回転軸との間に径方向に間隔をおいて配置される環状部材と、
前記環状部材と前記回転軸との間の間隔に介在して振動を伝達する流体層と、
前記流体層を介して前記環状部材に伝達された振動を計測するセンサと、
を有する振動計測装置。 - 前記流体層は、前記回転軸が回転している状態において、前記回転軸と前記環状部材との間で流体によって形成される流体膜である、
請求項1に記載の振動計測装置。 - 前記環状部材の内周に、前記回転軸との径方向の間隔が前記回転軸の回転方向に沿って減少する凹部を複数設けた、
請求項1または請求項2に記載の振動計測装置。 - 前記凹部のそれぞれが円弧形状をした、
請求項3に記載の振動計測装置。 - 前記回転軸が備える翼の固有振動数に対する前記センサの応答が大きくなるように、前記環状部材の形状を形成した、
請求項1から請求項4の何れか1項に記載の振動計測装置。 - 前記環状部材の外周に突起部を形成し、
前記センサを前記突起部に設けた、
請求項5に記載の振動計測装置。 - 前記翼の固有振動数に対する前記センサの応答が高くなるように、前記環状部材を弾性支持した、
請求項5または請求項6に記載の振動計測装置。 - 回転軸に取り付けられた1つまたは複数の請求項1から請求項7の何れか1項に記載の振動計測装置と、
前記1つまたは複数の振動計測装置から取得した振動信号を解析する解析装置と、
を備えた振動計測システム。 - 回転軸との間に径方向に間隔をおいて環状部材を配置し、
前記環状部材と前記回転軸との間の間隔に介在する流体層が振動を伝達し、
前記流体層を介して前記環状部材に伝達された振動をセンサによって計測する、
振動計測方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016037759A JP2017156150A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 |
PCT/JP2017/000027 WO2017149921A1 (ja) | 2016-02-29 | 2017-01-04 | 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016037759A JP2017156150A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017156150A true JP2017156150A (ja) | 2017-09-07 |
Family
ID=59742711
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016037759A Pending JP2017156150A (ja) | 2016-02-29 | 2016-02-29 | 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017156150A (ja) |
WO (1) | WO2017149921A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112179480A (zh) * | 2020-08-26 | 2021-01-05 | 西安交通大学 | 一种谐波叠加拟合叶尖定时振动参数识别的方法、系统及电子设备 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5972519U (ja) * | 1982-11-08 | 1984-05-17 | 株式会社富士電機総合研究所 | 回転機械のラビング検出装置 |
US4817417A (en) * | 1987-05-06 | 1989-04-04 | Westinghouse Electric Corp. | Double eccentric mount |
US4984173A (en) * | 1989-06-09 | 1991-01-08 | General Electric Company | System for aligning a rotating line-shaft |
JPH06241880A (ja) * | 1993-02-18 | 1994-09-02 | Mitsubishi Kasei Corp | 回転機械の軸受監視装置及び軸受監視方法 |
US5686669A (en) * | 1996-02-29 | 1997-11-11 | Monitoring Technology Corporation | Apparatus and method for analyzing the condition and performance of turbomachines by processing signals representing rotor motion |
-
2016
- 2016-02-29 JP JP2016037759A patent/JP2017156150A/ja active Pending
-
2017
- 2017-01-04 WO PCT/JP2017/000027 patent/WO2017149921A1/ja active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112179480A (zh) * | 2020-08-26 | 2021-01-05 | 西安交通大学 | 一种谐波叠加拟合叶尖定时振动参数识别的方法、系统及电子设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
WO2017149921A1 (ja) | 2017-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5190464B2 (ja) | 非接触ブレード振動測定方法 | |
CN106523710B (zh) | 唇口密封件和确定唇口密封件或其所密封的单元的状态的方法 | |
US10704409B2 (en) | Systems and methods to detect a fluid induced instability condition in a turbomachine | |
JP5293406B2 (ja) | 回転翼の非接触翼振動計測方法 | |
CN106568565A (zh) | 一种旋转机械振动在线监测装置与方法 | |
Choy et al. | Vibration monitoring and damage quantification of faulty ball bearings | |
WO2017154492A1 (ja) | 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 | |
JP2018165677A (ja) | 翼異常検出装置、翼異常検出システム、回転機械システム及び翼異常検出方法 | |
WO2017149921A1 (ja) | 振動計測装置、振動計測システム及び振動計測方法 | |
US10495659B2 (en) | Speed and position sensing systems | |
JP2018145866A (ja) | 翼振動監視装置及び回転機械システム | |
JP2018141751A (ja) | 翼振動監視装置及び回転機械システム | |
JP6846953B2 (ja) | 翼監視装置及び回転機械システム | |
JP7116541B2 (ja) | 回転機械の翼の状態の監視センサ及びセンサの位置調節方法 | |
JP2021012129A (ja) | 軸振動監視システム、回転機械 | |
BR112017005102B1 (pt) | Máquina rotativa e instalação para converter energia hidráulica em energia mecânica ou elétrica | |
JP2023009580A (ja) | 転がり軸受の状態監視装置、風力発電装置、状態監視方法、およびプログラム | |
JP2016045060A (ja) | 回転体の振動計測方法と装置 | |
JP2018173297A (ja) | 翼振動監視装置、回転機械システム及び翼振動監視方法 | |
KR102257410B1 (ko) | 접촉 진동 검출 장치 및 그것을 구비하는 회전 기계, 그리고, 접촉 진동 검출 방법 | |
Peczalski et al. | Advanced Vibration Sensing with Radar-ADVISER | |
JP6081219B2 (ja) | 回転機械の監視システム及び回転機械の監視方法 | |
JP5440792B2 (ja) | 縦型バランス計測装置 | |
RU2695239C1 (ru) | Модернизированное периферийное уплотнение рабочего колеса | |
JP2013221741A (ja) | 異常検出装置および異常検出方法 |