JP2017156046A - 熱交換器用フランジ - Google Patents

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Hirokazu Urano
浩和 浦野
弘仁 杉本
Hirohito Sugimoto
弘仁 杉本
将仁 関谷
Masahito Sekiya
将仁 関谷
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Abstract

【課題】 プレス成形により製造される熱交換器用フランジにおいて、その製造過程で、積層されたフランジのパッキン取付面に傷が生じることを防止し、フランジ表面の気密性・液密性を確保すること。【解決手段】 本発明のフランジは、平面4の外周の側縁部6の3個所以上に同一高さの突出縁7を形成し、その突出縁7のみが下側のフランジの平面4に部分的に接触するようにする。【選択図】図3

Description

本発明は、熱交換器の端部に配置される熱交換器用フランジであって、その表面のパッキンの取付部に損傷が生じにくいものに関する。
熱交換器の出入口にはフランジが配置され、それが配管の相フランジにパッキンを介して取付けられ、それらの間がボルト等により締結固定される。図7は、従来の熱交換器用フランジ16の一例を示している。図7(A)はその正面図、図7(B)は(A)のB−B矢視断面図である。図8はその接触部11を示し、略全周縁部が接触する。
この熱交換器用フランジ16は、その全体が略楕円形に形成され、その外周縁が長軸側の端部を除いて、平面4に対して直角な側縁部6が立ち下げられている。また、平面4の中心には筒部18が側縁部6側に形成され、その内周に図7では、図示しない熱交換器の出入口部が接合される。
そして、熱交換器用フランジ16の平面4に対向し、図示しない相フランジがパッキンを介して配置され、それらの各ボルト孔9にボルトおよびナットを介して両者間が締結固定される。
このようなフランジは、金属板をプレス成形して製作される。そのプレス成形時において、多数の熱交換器用フランジ16は、通常、図7(A)、(B)に示す如く、多数積層される。そのため、図8に示す如く、上側に位置する熱交換器用フランジ16の側縁部6の接触部11が、下側に位置する熱交換器用フランジ16の平面4に接触する。即ち、上下の熱交換器用フランジ16は、接触部11において接触する。この接触部11は、図8において、平面4の周縁部に位置する。そして、その底にパッキン2が取付けられる。このパッキン2は対向する相フランジとの間に位置する。
ところが、フランジの積層の際、この平面4の一部が上下の接触部11となる。即ち、この接触部11は、上側の側縁部6の下面と下側の熱交換器用フランジ16の上面との間にあり、各熱交換器用フランジ16の重量や振動により、そこに僅かな傷がつく。すると、熱交換器用フランジ16と相フランジとをパッキン2を介して締結した時、接触部11の傷によって、漏れが生じるおそれがある。
従来は、この問題を回避するため、その平面4の表面は熱交換器に取付ける前に、平坦に研磨する必要があった。このような研磨工程は、フランジの制作上、コスト増になる原因となっていた。
そこで、本発明は、パッキンの取付部に傷のつかないフランジを提供することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、対向する相フランジ(1)との間にパッキン(2)を介して締結具(3)で接続される熱交換器用フランジにおいて、
前記フランジは、パッキン(2)側の全面が平坦な平面(4)に形成された本体(5)と、その本体(5)の外周からパッキン(2)側と反対側に曲折された側縁部(6)と、を有し、
その平面(4)の中央部に、前記パッキン(2)が取付られ、
そのパッキン(2)の取付面を除いて、前記側縁部(6)の周方向に互いに離間し、側縁部(6)の先端方向に2以上の突出縁(7)が同一高さに突出され、その突出縁(7)間に相対的に凹陥した凹陥部(8)が形成され、
同一形状の複数のフランジの製作時において、その各側縁部(6)側を同一向きにして積層したとき、上側に位置するフランジの前記突出縁(7)が、下側のフランジの平面(4)のパッキン(2)の取付面とは接触せず、その取付面に傷が生じないように構成したことを特徴とする熱交換器用フランジである。
請求項2に記載の熱交換器用フランジは、請求項1において、
前記本体(5)の平面(4)が楕円形または円形に形成された熱交換器用フランジである。
請求項3に記載の熱交換器用フランジは、請求項2において、
前記楕円形の長軸方向の両端部で、前記側縁部(6)に側縁欠切部(10)が形成され且つ、その側縁欠切部(10)に隣接した側縁部(6)の四隅に前記突出縁(7)が形成された熱交換器用フランジである。
本発明のフランジは、本体5の外周の周縁部6の2箇所以上に同一高さの突出縁7を有し、その突出縁7のみが、下側のフランジの平面4に部分的に接触するように形成されたものである。
そのため、同一形状の複数のフランジの製作時において、その積層状態で平面4のパッキンの取付面には傷が生じない。そのため、体裁のよいフランジを提供できる。また、パッキン取付面には傷が付かないので、フランジ製作後に、その表面を研磨する必要がなく、量産性の高いフランジとなる。また、平面4に傷が生じないので、そこから漏れが生じるおそれがない。
請求項2に記載のフランジは、平面4が楕円形または円形に形成されたものである。
そのため、積層状態で下側のフランジの平面との接触がより少なくなると共に、フランジの取付面に傷を付けるおそれが、より少なくなる。
請求項3に記載のフランジは、平面楕円の長軸方向の両端部で、前記側縁部6に側縁欠切部が形成され且つ、その欠切部に隣接した側縁部6の四隅に前記突出縁7が形成されたものである。
そのため、フランジの積層時に安定しており、不用意に下側フランジのパッキンの取付面に傷を付けるおそれがない。
本発明のフランジの平面図(A)、正面図(B)、側面図(C)。 本発明の熱交換器用フランジ12の使用状態を示す側面図。 同熱交換器用フランジ12の積層時におけるフランジどうしの接触部11の説明図。 同積層状態を示す正面図(A)、B−B矢視断面図(B)。 本発明の他の実施例のフランジの平面図(A)、正面図(B)、側面図(C)。 本発明のさらに他の実施例のフランジの平面図(A)、正面図(B)。 従来型熱交換器用フランジ16の同積層状態を示す正面図(A)、B−B矢視断面図(B)。 同熱交換器用フランジ12の積層時におけるフランジどうしの接触部11の説明図。
次に、図面に基づいて、本発明の実施の形態につき説明する。
図1は、本発明の熱交換器用フランジ12の平面図(A)、正面図(B)、側面図(C)であり、図2は、その使用状態を示す平面図である。
この熱交換器用フランジ12の特徴は、図1の正面図(B)および側面図(C)の側縁部6の突出縁7として表されている。この熱交換器用フランジ12は、図1(A)(B)に示す如く、本体5とその両側縁に本体5から直角に折り曲げられた一対の側縁部6と、を有する。本体5は、平面視での形状が略楕円形状に形成され、その中心に中心孔20が穿設され、その長軸上に一対のボルト孔9が穿設されている。
その中心孔20には、筒部18が側縁部6の方向に突設され、そこにタンク19の出入口部17が嵌着される。本体5から直角に折り曲げられた一対の側縁部6は、図1(B)に示す如く、その両端部に一対ずつの突出縁7が形成されている。その各突出縁7は、本体5からの高さが等しく且つ、その下端縁が平面4に平行に形成されている。そして、一対の突出縁7の間には相対的にへこんだ凹陥部8が存在する。なお、各側縁部6の両端には、それが存在しない側縁欠切部10が存在する(図1(B))。
このようにしてなる熱交換器用フランジ12は、金属板のプレス成形により形成される。そして、その製造時において、熱交換器用フランジ12は図4(A)、図4(B)の如く、積層される。そして、上側に位置する熱交換器用フランジ12の突出縁7が、下側に位置する熱交換器用フランジ12の平面4に着座される。
図3に示す如く、その接触部11は、熱交換器用フランジ12の四隅に存在する。この接触部11の位置は、図3において、環状のパッキン2の取付面から外れた位置にある。そのため、仮に本体5の四隅に接触部11が傷として存在しても、熱交換器用フランジ12のシール性に影響を与えることがない。
なお、図2において、熱交換器13は熱交換器本体を示し(図2の右方側は省略)、その長手方向の両側にタンク19が突設されている。そして、そのタンク19の出入口部17が、熱交換器用フランジ12の筒部18に挿通され、そこがろう付される。また、熱交換器13の側部には冷却水パイプ14が設けられている。
このような熱交換器用フランジ12には、パッキン2を介して相フランジ1が対向し、その両者間がボルトおよびナットからなる締結具3によって締結される。このとき、パッキン2は両フランジ間を液密または気密に締結するものである。この例では、配管15から高温の流体が熱交換器13のコア内に導かれ、冷却水パイプ14から冷却水がコアの外周に導かれ、両流体間に熱交換が行われる。
なお、本実施例においては側縁部6を本体5に対し直角としたが、これに限定されるものではなく、適度に鋭角でも鈍角でも構わない。
次に、図5は、本発明の第2実施例であり、この例が図3の例と異なる点は、側縁部6の形状である。この例では、側縁部6が熱交換器用フランジ12の全周に形成されている。その他は図3のものと同一である。
次に、図6は本発明の第3実施例である。この熱交換器用フランジ12は、平面視での形状が円形に形成されている。図6の場合も、全周にわたり側縁部6が形成されているが、図1同様に一対の側縁欠切部10を設けてもよい。
なお、熱交換器用フランジ12は、平面視での形状は、略楕円形又は円形に限られるものではない。例えば、平面視で略方形、六角形等の多角形の形状にすることもできる。
(変形例)
上記の実施例では、パッキン2は外周が円形の環状に形成されているが、その形状を楕円形にしてもよい。その場合パッキンの長軸方向両端部にボルト孔が形成される。また、パッキンの長軸方向の両端部の外周はフランジの平面4より小さく形成される。
1 相フランジ
2 パッキン
3 締結具
4 平面
5 本体
6 側縁部
7 突出縁
8 凹陥部
9 ボルト孔
10 側縁欠切部
11 接触部
12 熱交換器用フランジ
13 熱交換器
14 冷却水パイプ
15 配管
16 熱交換器用フランジ
17 出入口部
18 筒部
19 タンク
20 中心孔

Claims (3)

  1. 対向する相フランジ(1)との間にパッキン(2)を介して締結具(3)で接続される熱交換器用フランジにおいて、
    前記フランジは、パッキン(2)側の全面が平坦な平面(4)に形成された本体(5)と、その本体(5)の外周からパッキン(2)側と反対側に曲折された側縁部(6)と、を有し、
    その平面(4)の中央部に、前記パッキン(2)が取付られ、
    そのパッキン(2)の取付面を除いて、前記側縁部(6)の周方向に互いに離間し、側縁部(6)の先端方向に2以上の突出縁(7)が同一高さに突出され、その突出縁(7)間に相対的に凹陥した凹陥部(8)が形成され、
    同一形状の複数のフランジの製作時において、その各側縁部(6)側を同一向きにして積層したとき、上側に位置するフランジの前記突出縁(7)が、下側のフランジの平面(4)のパッキン(2)の取付面とは接触せず、その取付面に傷が生じないように構成したことを特徴とする熱交換器用フランジ。
  2. 請求項1に記載の熱交換器用フランジにおいて、
    前記本体(5)の平面(4)が楕円形または円形に形成された熱交換器用フランジ。
  3. 請求項2に記載の熱交換器用フランジにおいて、
    前記楕円形の長軸方向の両端部で、前記側縁部(6)に側縁欠切部(10)が形成され且つ、その側縁欠切部(10)に隣接した側縁部(6)の四隅に前記突出縁(7)が形成された熱交換器用フランジ。
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Citations (5)

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