JP2017155795A - ロータリー弁装置、過給機、および、多段過給システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロータリー弁装置5は、軸線O4を中心とした径方向で軸線O4を挟んで第一ポート27および第二ポート28があるいは少なくとも計2つ以上のポートが少なくとも形成されて軸線O4に直交する断面が円形に形成されたチャンバー23を有するハウジングと、軸線を中心に全開位置と全閉位置との間で回転可能にチャンバー23に収容される筒状に形成され、全開位置に配されたときに第一ポート27と第二ポート28とを連通するバルブ24と、を備え、チャンバー23の周方向で第一ポート27以外のポートの両側の少なくとも2箇所で軸線O4の延びる方向に延びてチャンバー23の内周面26とバルブ24の外周面38との間をシールする第一シール部39を有する。
【選択図】図3
Description
さらに、ウェストゲートバルブは、排気ガスの圧力により押される。そのため、筒状のウェストゲートバルブとシリンダーとの中心がずれて、ウェストゲートバルブとシリンダーの内面との間に形成される隙間が広がってしまう可能性が有る。
例えば、第一ポート側の圧力が高く、第二ポート側の圧力が低い場合に、バルブが第二ポート側に押される。この場合、バルブの外周面のうち、最も第二ポート側に配される箇所がチャンバーの内周面に当たる。そのため、チャンバーの周方向で第二ポートの両側のバルブとチャンバーとの間に隙間が生じてしまう。つまり、第一ポートからチャンバー内に流れ込んだ流体が、チャンバーの内周面とバルブの外周面との隙間を介して第二ポートから流れ出る可能性がある。しかし、上記第一態様のロータリー弁装置のように、チャンバーの周方向で第二ポートの両側に第一シール部が形成されることで、第一ポートからチャンバーの内周面とバルブの外周面との隙間に流体が流入したとしても、第一シール部によって流体が第二ポートから流れ出ることを抑制できる。したがって、構造が複雑化することを抑制しつつ、流体の漏れを抑制することができる。
このように構成することで、バルブの形状が複雑化することを抑制できる。
このように構成することで、例えば、バルブを全閉位置にしたときに、第一ポート側の流体の圧力によってバルブが第二ポート側に押されたとしても、断面が円形のチャンバーの内周面に対して、バルブの外周面をチャンバーの周方向における第二ポートの両側で接触させることができる。そのため、第一シール部を容易に形成することができる。
このように構成することで、軸線を中心とした周方向における第二ポートの両側で、バルブの外周面を前記チャンバーの内周面に接触させてシールすることができる。
これにより、バルブを回転させることで、チャンバーの内周面にバルブの外周面を押し付けることができる。その結果、第一シール部の信頼性を向上することができる。
このように構成することで、チャンバーの周方向における第二ポートの両側をパッキンによってシールすることができる。その結果、チャンバーの内周面とバルブの外周面との間から流体が漏れることを抑制できる。
このように構成することで、チャンバーの軸線方向における第二ポートの両側で第二シール部によってバルブの外周面とチャンバーの内周面との隙間をシールすることができる。
このように構成することで、バルブが第二ポート側に押された場合であっても、軸線方向における第二ポートの両側だけではなく、バルブの全周でバルブの外周面とチャンバーの内周面との間をシールすることができる。そのため、流体が漏れることをより一層抑制できる。
このように構成することで、バルブが全閉位置にある場合に第二ポートの周囲を切れ目なくシールすることができる。そのため、バルブが全閉位置にある場合に第二ポートから流体が漏れることをより一層低減することができる。
このように構成することで、付勢部によってバルブがハウジングの挿通孔側に付勢される。そのため、挿通孔側の内周面にバルブを押し付けることができる。これにより、挿通孔の周りをシールして、挿通孔を介して流体がハウジングの外部に漏れることを抑制できる。
このように構成することで、座金によって、付勢部とハウジングとの間に生じる摩擦を低減することができる。
このように構成することで、タービンの高圧側の通路とタービンの低圧側の通路とをバイパスするウェストゲート機構が複雑化することを抑制しつつ、排気ガスが漏れることを抑制できる。
このように構成することで、構造の複雑化や排気ガスが漏れることを抑制しつつ、多段過給システムにおいて内燃機関の運転状況に応じた効率のよい過給を行うことができる。
以下、この発明の第一実施形態のロータリー弁装置、過給機、および、多段過給システムについて説明する。
この実施形態の過給機は、内燃機関としてレシプロエンジン(以下、単にエンジンと称する)を駆動源として有した自動車等の車両に搭載されている。この過給機は、エンジンの排気ガスを利用して吸気を圧縮する、いわゆるターボチャージャーである。
図1に示すように、過給機1は、コンプレッサー部2と、タービン部3と、軸受部4と、ウェストゲート機構(ロータリー弁装置)5と、備えている。
コンプレッサー部2は、エアクリーナー(図示せず)から導入された吸気を圧縮して、エンジン6のシリンダー7に送り込む。コンプレッサー部2は、コンプレッサーホイール8と、コンプレッサーハウジング9とを備えている。
コンプレッサーホイール8は、その軸線O1を中心に回転する。コンプレッサーホイール8は、その遠心力により、軸線O1方向から流入する吸気Aを、軸線を中心とした径方向の内側から外側に向かって圧縮しながら流す。このコンプレッサーホイール8により圧縮された圧縮空気Bは、軸線O1を中心とする径方向において、コンプレッサーホイール8の外側に向かって排出される。
タービンホイール16は、エンジン6から排出される排気ガスCの熱エネルギーの一部を回収して、その軸線O2回りに回転する。
タービンハウジング17は、タービンホイール収容部19と、排気導入部20と、排気排出部21と、を備えている。
排気導入部20は、エンジン6の排気ガスをタービンホイール収容部19へ導入する排気導入通路(高圧側の通路)20aを形成する。
タービンホイール収容部19は、タービンホイール16の径方向外側で排気導入部20と連通している。
排気排出部21は、コンプレッサーホイール8の回転中心の近くでタービンホイール収容部19に連通する排気排出通路(低圧側の通路)21aを形成する。
回転軸18は、タービンホイール16の回転を、コンプレッサーホイール8に伝達する。回転軸18は、その第一端部18aにタービンホイール16が固定され、その第二端部18bにコンプレッサーホイール8が固定されている。
軸受ハウジングは、回転軸18を外側から覆う。この軸受ハウジングは、回転軸18を回転自在に支持する軸受(図示せず)を有している。この軸受としては、例えば、すべり軸受や、転がり軸受などが例示できる。軸受ハウジングには、上述したコンプレッサーハウジング9やタービンハウジング17がそれぞれ固定される。
図2、図3に示すように、ウェストゲート機構5は、チャンバー23と、ウェストゲートバルブ(バルブ)24と、を備えている。
図4に示すように、ウェストゲートバルブ24は、弁本体29と、駆動軸30とを有している。
弁本体29は、筒状(言い換えれば、バレル状)に形成されている。弁本体29は、その径方向に貫通する貫通孔31を有している。この貫通孔31は、弁本体29の軸線O4方向に長い長孔に形成されている。この貫通孔31は、上述した第一ポート27と第二ポート28と同等の大きさの開口を有する長孔とされている。弁本体29は、チャンバー23内において、全開位置から全閉位置の間で回転することができる。ここで、全開位置とは、貫通孔31の開口が第一ポート27および第二ポート28と重なり、第一ポート27と第二ポート28とが連通される位置である。全閉位置とは、貫通孔31の開口部が第一ポート27および第二ポート28と一切重ならず、第一ポート27と第二ポート28とが連通されない位置である。弁本体29は、全閉位置から全開位置までの間において、全開位置に向かって、貫通孔31の開口部と、第一ポート27および第二ポート28との重なりが徐々に大きくなる。これにより第一ポート27と第二ポート28とを連通する流路断面(言い換えれば、弁開度)が徐々に増加していく。
上述したウェストゲートバルブ124は、第一ポート127側の排気ガスの圧力よりも第二ポート128側の排気ガスの圧力が低圧となる。そのため、ウェストゲートバルブ124は、全閉位置にある場合に、排気ガスの圧力により第一ポート127側から第二ポート128側へ押圧される。
図6において、実線は、この第一実施形態のウェストゲートバルブ24のグラフである。破線は、比較例におけるウェストゲートバルブのグラフである。この比較例は、一般的なフラップ式のウェストゲートバルブである。
図6に示すように、第一実施形態におけるウェストゲートバルブ24の場合、弁開度が大きくなるにつれて、流量の増加率が徐々に上昇する。つまり、第一実施形態のウェストゲートバルブ24のグラフは、主に下方に向かって凸状の曲線になる。
そのため、第一実施形態のウェストゲートバルブ24は、特に弁開度が小さい領域において、比較例のウェストゲートバルブと比べて、細かい流量制御が可能になる。
図7において、実線は第一実施形態のウェストゲートバルブ24の漏れ量である。破線は、図5に示す比較例のウェストゲートバルブの漏れ量である。
図7に示すように、比較例におけるウェストゲートバルブの場合、横軸の圧力が大きくなるにつれて、縦軸の漏れ量が急激に上昇する。これに対して、第一実施形態のウェストゲートバルブ24の場合、比較例と比較して、同じ圧力における漏れ量が、大幅に低減され、1/3以下になっている。この実施形態のウェストゲートバルブ24の場合、更に、圧力増加に対する漏れ量の増加率が低くなっている。これは、チャンバー23の周方向で、第二ポート28の両側のシール部39が良好に機能していることを意味する。
その結果、ウェストゲート機構5が複雑化することを抑制しつつ、排気ガスの漏れを抑制することができる。
次に、この発明の第二実施形態を図面に基づき説明する。この第二実施形態は、上述した第一実施形態とウェストゲートバルブおよびチャンバーの形状が異なるだけである。そのため、第二実施形態の説明においては、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明する。加えて、第二実施形態の説明においては、第一実施形態と重複する説明を省略する。
図8は、この発明の第二実施形態における図4に相当する図である。
図8に示すように、ウェストゲート機構5は、チャンバー23と、ウェストゲートバルブ24と、を備えている。
ウェストゲートバルブ24は、弁本体29と、駆動軸30とを備えている。この実施形態における弁本体29は、円筒状に形成されている。駆動軸30は、第一実施形態と同様に、弁本体29の軸線O4の延長線と重なる軸線O5を有している。弁本体29は、駆動軸30がアクチュエータにより回転することで、軸線O4回りに回転する。
上述した第二実施形態においては、突出部41がチャンバー23の内周面26を部分的に面取りした平面42を有する場合(図8参照)について説明した。しかし、突出部41の形状は、チャンバー23の内周面26から、その径方向における内側に向かって突出していればよく、図8に示す形状に限られない。
例えば、図9に示す第一変形例のように、突出部41が、チャンバー23の内周面26から、その径方向における内側に向かって突出する凸曲面43を有していても良い。
図10に示すように、この実施形態のウェストゲートバルブ24は、その駆動軸30の軸線O5が弁本体29の軸線O4に対して偏心している。より具体的には、ウェストゲートバルブ24の駆動軸30は、その軸線(偏心軸)O5の延長線が円筒状の弁本体29の軸線O4と平行に延びて、且つ、駆動軸30の軸線O5の延長線と弁本体29の軸線O4とが重ならないように形成されている。
上述した第一実施形態、第二実施形態、第二実施形態の第一変形例、および、第二実施形態の第二変形例においては、ウェストゲートバルブ24の弁本体29の外周面38と、チャンバー23の内周面26とを接触させることでシール部39を構成する場合について説明した。
上述した第二実施形態の第三変形例においては、チャンバー23の周方向における第二ポート28の両側に軸線O4に沿ってパッキン45を設ける場合を説明した。しかし、パッキン45は、上述した配置のパッキン45に限られない。
次に、この発明の第三実施形態を図面に基づき説明する。この第三実施形態は、上述した各実施形態の構成に対して付勢部50を追加している点でのみ相違している。そのため、上述した各実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図14は、この発明の第三実施形態におけるウェストゲート機構5の軸線に沿う断面を示す図である。
付勢部50は、アーム36と、チャンバー23を形成するタービンハウジング17との間に配置されている。この実施形態における付勢部50は、ばね座金51である。駆動軸30は、この付勢部50に挿通されている。この付勢部50は、タービンハウジング17の外面から離れる方向(図13中、矢印で示す方向)にアーム36を付勢する。
図15の変形例に示すように、駆動軸30の軸線O5方向で、付勢部50のチャンバー23側、および、アーム36側に座金51を配置しても良い。付勢部50とアーム36との間に座金51を配置することで、アーム36の揺動による付勢部50とアーム36との間に生じる摩擦力を低減できる。さらに、付勢部50とハウジングとの間に座金51を配置することで、駆動軸30の回転により付勢部50が回転した場合に、付勢部50とハウジングとの間に生じる摩擦力を低減できる。そのため、付勢部50を設ける場合に、駆動軸30の回転に伴う摩耗を低減できる。
次に、この発明の第四実施形態を図面に基づき説明する。この第四実施形態は、上述した第一実施形態の構成に対してバルブの形状が異なる点でのみ相違している。そのため、上述した第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図16は、この発明の第四実施形態におけるウェストゲート機構の軸線に沿う断面を示す図である。図17は、この発明の第四実施形態におけるバルブの斜視図である。
ウェストゲートバルブ60は、第一実施形態と同様に、第一ポート27と第二ポート28との間の連通、非連通を切り替える。このウェストゲートバルブ60は、弁箱であるチャンバー23の収容空間62に収容されている。
弁本体63は、軸線O4に直交する断面の一部が弧状に形成されている。より具体的には、弁本体63は、軸線O4方向から見た輪郭が楕円形状とされ、軸線O4と直交する断面において、軸線O4を通る長軸32よりも軸線O4を通る短軸33方向で一方側に配置された楕円形の曲面65を備えている。この曲面65は、第二ポート28を閉塞可能な周方向長さを有している。さらに言い換えれば、弁本体63は、軸線O4を挟んで断面楕円形の曲面65の反対側に、長軸32方向から見てU字状に形成された凹部66を備えている。この凹部66は、弁本体63が全開位置に配置された場合には、第一ポート27と第二ポート28とを連通する。この実施形態においては、凹部66は、長軸32を中心とした短軸33方向の一方に凹部66の底部67と曲面65との両方が配置されている。
次に、この発明の第五実施形態を図面に基づき説明する。この第五実施形態は、上述した第四実施形態の構成に対して3つのポートを形成し、複数のターボを備える多段過給システムに適用した点でのみ相違している。そのため、上述した各実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複する説明を省略する。
図18は、この発明の第五実施形態における多段過給システムの概略構成を示す図である。
エキゾーストシステムは、第三排気管80を介して送り込まれた排気ガスを触媒等を用いて浄化するとともに消音して外部に放出する。
上述した各実施形態、および、各変形例においては、自動車等の車両に搭載される過給機を一例にして説明した。しかし、過給機1は、車両に搭載される過給機に限られない。
上述した各実施形態、および、各変形例においては、この発明のロータリー弁装置を、過給機のウェストゲート機構に適用する場合について説明した。しかし、この発明のロータリー弁装置の適用箇所は、過給機や、ウェストゲート機構に限られない。
Claims (13)
- 軸線を中心とした径方向で前記軸線を挟んで第一ポートおよび第二ポートがあるいは少なくとも計2つ以上のポートが形成されて前記軸線に直交する断面が円形に形成されたチャンバーを有するハウジングと、
前記軸線を中心に全開位置と全閉位置との間で回転可能に前記チャンバーに収容されて前記軸線に直交する断面の少なくとも一部が弧状に形成され、全開位置に配されたときに前記第一ポートと前記第二ポートとを連通するバルブと、を備え、
前記チャンバーの周方向で前記第一ポート以外のポートの両側の少なくとも2箇所で前記軸線の延びる方向に延びて前記チャンバーの内周面と前記バルブの外周面との間をシールする第一シール部を有するロータリー弁装置。 - 前記チャンバーは、軸線を中心とした径方向で前記軸線を挟んで第一ポートおよび第二ポートが形成され、
前記バルブは、前記チャンバーに収容される筒状に形成され、全開位置に配されたときに前記第一ポートと前記第二ポートとを連通する貫通孔を有する請求項1に記載のロータリー弁装置。 - 前記バルブは、
前記軸線に直交する断面が楕円に形成され、この楕円の短軸が、全閉位置にあるときに、前記第一ポートと前記第二ポートとを結ぶ方向を向く請求項2に記載のロータリー弁装置。 - 前記ハウジングは、
前記軸線を中心とした周方向で、前記第二ポートを挟んだ両側に、前記軸線の径方向で内側に向かって突出する突出部を有する請求項1から3の何れか一項に記載のロータリー弁装置。 - 前記バルブは、その筒状の中心からずれた偏心軸を中心に回転する請求項1から4の何れか一項に記載のロータリー弁装置。
- 前記第一シール部は、
前記チャンバーの内周面と前記バルブの外周面との間に挟まれるパッキンを有する請求項1から5の何れか一項に記載のロータリー弁装置。 - 前記チャンバーの軸線方向における前記第二ポートの両側に、前記チャンバーの周方向に延びるパッキンを有する第二シール部を備える請求項6に記載のロータリー弁装置。
- 前記第一シール部は、前記チャンバーの内周面と前記バルブの外周面との間に挟まれるパッキンを有し、
前記チャンバーの軸線方向における前記第二ポートの両側に、前記チャンバーの周方向に延びるパッキンを有する第二シール部を備え、
前記第二シール部のパッキンは、
前記バルブの周方向の全周に渡って連続するリング状に形成されている請求項2に記載のロータリー弁装置。 - 前記第一シール部と、前記第二シール部とは、
前記バルブが全閉位置にある場合に、前記第二ポートの周囲を囲むように連続して配されている請求項7に記載のロータリー弁装置。 - 前記ハウジングは、前記バルブの駆動軸が回転可能に挿通される挿通孔を備え、
前記バルブを前記軸線方向で前記駆動軸側に向かって付勢する付勢部を備える請求項1から9の何れか一項に記載のロータリー弁装置。 - 前記付勢部は、前記ハウジングとの間に座金を有する請求項10に記載のロータリー弁装置。
- 内燃機関の排気ガスを作動流体として回転するタービンを備え、
前記タービンよりも高圧側の通路と前記タービンよりも低圧側の通路との間に請求項1から11の何れか一項に記載のロータリー弁装置を備える過給機。 - 作動流体として内燃機関の排気ガスを使用して回転させるように構成された複数段のタービンと、
請求項1に記載のロータリー弁装置と、を備え、
前記ロータリー弁装置は、複数のポートを備え、前記内燃機関の排気ガスを、前記複数のタービンと、最も低圧側に配置されるタービンから排気する排気通路と、の少なくとも一つに供給する多段過給システム。
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