JP2017153414A - 水耕栽培具 - Google Patents

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拓也 長谷川
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Abstract

【課題】容器の口部に装着した状態での給水時、容器の内圧の上昇を抑えて水の円滑な流下を可能とする水耕栽培具を提供すること。【解決手段】保水性を有する苗床2を容器3の口部4に装着可能な水耕栽培具1において、上方に開放すると共に苗床2が配置される中空部16を有し、容器3の口部4に挿入される苗床保持部11と、苗床保持部11の上端開口部11aから外方に向かって延在した拡径部12と、苗床保持部11の下面部11cを貫通する通水穴13と、苗床保持部11の周面部11bの外表面に形成され、苗床保持部11の延在方向に延びた通気用凹部17によって少なくとも一部が構成されて、容器3の内部空間を外気に連通させる通気経路14と、を備える構成とした。【選択図】図4

Description

本発明は、保水性を有する苗床を、飲料用ボトル等の容器の口部に装着可能な水耕栽培具に関する発明である。
従来、ボトル口に形成されたねじ部に着脱可能に螺合するキャップ部材と、上方に開放すると共に保水性を有する苗床を保持する中空部を有する苗床保持部と、を備え、キャップ部材の上端に苗床保持部の上端開口部が係合している水耕栽培具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3168217号
ところで、従来の水耕栽培具にあっては、苗床保持部をボトル口内に挿入し、キャップ部材をボトル口に形成されたねじ部に螺合することで、このボトル口に装着される。そのため、ボトル口は、このキャップ部及び苗床保持部によって塞がれる。
しかしながら、ボトル口がキャップ部及び苗床保持部によって塞がれたことで、この水耕栽培具をボトル口に装着した状態で苗床保持部の上端開口部から水を注ぎ入れたときには、ボトル内の内圧が上昇してしまう。この結果、給水した水が円滑に流下せず、上端開口部からあふれてしまうという問題が生じていた。
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、容器の口部に装着した状態での給水時、水の円滑な流下を可能とする水耕栽培具を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明の保水性を有する苗床を容器の口部に装着可能な水耕栽培具は、苗床保持部と、拡径部と、通水穴と、通気経路と、を備えている。
前記苗床保持部は、上方に開放すると共に苗床が配置される中空部を有し、容器の口部に挿入される。
前記拡径部は、苗床保持部の上端部から外方に向かって延在して形成されている。
前記通水穴は、前記苗床保持部の周面部又は下面部の少なくとも一方を貫通する。
前記通気経路は、苗床保持部の周面の外表面に形成され、苗床保持部の延在方向に延びた通気用凹部によって一部が構成されて、容器の内部空間を外気に連通させる。
よって、本発明の水耕栽培具では、苗床保持部が容器の口部に挿入されると、容器の口部は、この苗床保持部によって塞がれた状態になる。しかし、苗床保持部の周面部の外表面に形成された通気用凹部によって一部が構成されて、容器の内部空間を外気に連通させる通気経路を備えているので、この通気経路を介して、容器の内部空間と外気との間で空気の流通が可能となる。
つまり、容器の口部が苗床保持部によって塞がれても、この通気用凹部によって口部と苗床保持部との間に隙間(通気経路)を確保することができる。
そのため、苗床保持部の中空部への水を給水した際、容器内の空気が通気経路を介して外気へと流れ出ることができ、容器内の内圧の上昇を抑制することができる。これにより、給水された水は中空部から通水穴を介して速やかに流下することができ、容器の口部に装着した状態での給水時、水の速やかな流下を可能とすることができる。
実施例1の水耕栽培具を示す分解斜視図である。 実施例1の水耕栽培具を下方から見たときの分解斜視図である。 実施例1の水耕栽培具の組立状態での図1におけるA−A断面図である。 実施例1の水耕栽培具の組立状態での図1におけるB−B断面図である。 実施例1の水耕栽培具の組立及び使用方法を示す説明図であり、(a)は苗床セット工程を示し、(b)は苗床装着工程を示し、(c)は栽培具本体装着工程を示し、(d)は播種工程を示す。 実施例1の水耕栽培具の給水時の通気状態を示す説明図である。 苗床保持部が全て容器の口部に挿入されたときの給水時の通気状態を示す説明図である。 実施例1の水耕栽培具の他の第1使用例を示す説明図である。 実施例1の水耕栽培具の他の第2使用例を示す説明図である。 本発明の水耕栽培具の他の第1例を示す説明図である。 本発明の水耕栽培具の他の第2例を示す縦断面図である。 本発明の水耕栽培具の他の第3例を示す説明図であり、(a)は下方から見たときの栽培具本体の斜視図を示し、(b)は縦断面図を示す。
以下、本発明の水耕栽培具を実施するための形態を、図面に示す実施例1に基づいて説明する。
(実施例1)
図1及び図2は、実施例1の水耕栽培具を示す分解斜視図であり、図3及び図4は、実施例1の水耕栽培具を示す縦断面図である。以下、図1〜図4に基づき、実施例1の水耕栽培具の構成を説明する。
実施例1の水耕栽培具1は、図1に示すように、保水性を有する苗床2をペットボトルやワインボトルのような容器3の口部4に装着可能となっている。この水耕栽培具1は、栽培具本体10と、苗床支持具20と、を備え、可撓性を有するシリコーンによって形成されている。
なお、「シリコーン」とは、ケイ素と酸素が交互に結びついたシロキサン結合(Si-O-Si)を結合の主骨格とし、これに有機基が結びついた合成樹脂である。
前記栽培具本体10は、容器3の口部4に挿入される苗床保持部11と、苗床保持部11の上端部から延在した拡径部12と、苗床保持部11に形成された通水穴13(図2参照)と、苗床保持部11の外側に形成された通気経路14(図4参照)と、苗床保持部11を取り囲む外壁部15と、を有している。
前記苗床保持部11は、上方に開放した上端開口部11aと、円筒状の周面部11bと、周面部11bの下端に設けられた下面部11cと、を有する円筒部分であり、苗床2が配置される中空部16を有している。この苗床保持部11は、図3及び図4に示すように、周面部11bが、上端に形成された上端開口部11aから下端に形成された下面部11cに向かうにつれて次第に縮径するテーパ形状を呈している。すなわち、中空部16の内径寸法は、上部から下部に向かって次第に小さくなる。
また、下面部11cには、通水穴13が形成されている。この通水穴13は、下面部11cを貫通し、中空部16に対する水の流通を可能とする穴である。なお、通水穴13は、図2に示すように、下面部11cの中央に形成され、この通水穴13の周囲には下面部11cの一部が張り出している。
前記拡径部12は、苗床保持部11の上端開口部11aを中心として、この苗床保持部11から外方に向かって延在した板状部分である。この拡径部12は、図3及び図4に示すように、上方に臨む上面12aが漏斗状に傾斜している。なお、容器3の口部4に対向する下面12bは水平になっており、この拡径部12の厚みは、上端開口部11aから離れるほど厚くなっている。
また、この拡径部12の上面12aには、一対の凹部12c,12c(図3参照)と、支柱挿入穴12d(図4参照)と、が形成されている。一対の凹部12c,12cは、苗床支持具20の後述する腕部22が嵌合するへこみである。また、支柱挿入穴12dは、苗床2上に生育した植物を支持する支柱(不図示)が挿入されるへこみである。なお、ここでは、支柱挿入穴12dは拡径部12を貫通するが、外壁部15の隅角部に形成された支柱支持凹部15gに連通している(図4参照)。
さらに、この拡径部12の漏斗状に傾斜した上面12aの周縁には、鉛直方向に立ち上がった囲い壁12eが形成されている(図1参照)。この囲い壁12eは、上面12aの全周を取り囲んでいる。
前記通気経路14は、少なくとも一部が、苗床保持部11の周面部11bの外表面に形成された通気用凹部17によって構成され、容器3の内部空間を外気に連通させる隙間部分である。
ここで、通気用凹部17は、周面部11bの一部を中空部16に向かってへこませることで形成されており、苗床保持部11の延在方向に延びている。さらに、ここでは、拡径部12の下面12bにも、通気用凹部17から連続する第2通気用凹部17aが形成されている。この第2通気用凹部17aは、下面12bの表面をへこませることで形成されており、上端開口部11aの中心から放射方向に外壁部15に至るまで延在されている(図2参照)。
前記外壁部15は、拡径部12の外周縁から苗床保持部11の延在方向に沿って垂下した壁面部分である。この外壁部15は、互いに直交して四角筒状を呈する4つの壁面15A,15B,15C,15Dを有し、苗床保持部11の全周を取り囲んでいる。
この外壁部15は、図3及び図4に示すように、下端部15eの軸方向位置が、苗床保持部11の下端部(下面部11c)の軸方向位置と同一の位置になるまで延びている。つまり、下端部15eの軸方向位置と、苗床保持部11の下端部(下面部11c)の軸方向位置とが一致している。これにより、苗床保持部11の下端部(下面部11c)が、外壁部15によって区画された空間から突出することはない。
さらに、この外壁部15の4つの壁面15A,15B,15C,15Dのうち、互いに対向する一対の壁面15B,15Dのそれぞれに切欠部18が形成されている。この一対の切欠部18,18は、下端部が開放すると共に、苗床保持部11の延在方向に沿って延在している。また、壁面15Bに形成された切欠部18と、壁面15Dに形成された切欠部18は、対向する位置に形成されている(図2参照)。
そして、壁面15Aと壁面15Bとが直交することで形成された隅角部には、図2に示すように、外壁部15の内側に膨出した厚板領域15fが形成されている。この厚板領域15fの内部には、支柱挿入穴12dに連通する支柱支持凹部15gが形成されている。
前記苗床支持具20は、栽培具本体10の上部に着脱可能に装着される部材であり、可撓性を有するシリコーンによって形成されている。この苗床支持具20は、上下方向に開放した環状部材21と、この環状部材21から放射方向に突出した一対の腕部22,22と、を備えている。
前記環状部材21は、最小内径寸法R1が苗床2を挿入可能に設定され、最小外径寸法R2が苗床保持部11の上端開口部11aの内径寸法よりも小さくなるように設定された円筒形状を呈している。この環状部材21の周面は、下端に向かうにつれて次第に縮径するテーパ形状となっている。
また、この環状部材21の上端部にはフランジ部21aが形成されている。このフランジ部21aの外径寸法は、苗床保持部11の上端開口部11aの内径寸法よりも大きくなるように設定されている。
前記一対の腕部22,22は、環状部材21の上端から放射方向に突出し、互いに反対方向に延在され、先端に嵌合部22aが形成されている。この嵌合部22aは、拡径部12に形成された凹部12cに嵌合可能な外形形状となっている。また、この一対の腕部22,22は、フランジ部21aの下側に形成されており、嵌合部22aが凹部12cに嵌合し、栽培具本体10に装着された際、囲い壁12eの内側に没入する(図3参照)。
次に、実施例1の水耕栽培具における作用を、「植物栽培作用」と、「給水時の通気作用」と、「大開口容器への装着作用」に分けて説明する。
[植物栽培作用]
図5は、実施例1の水耕栽培具の組立及び使用方法を示す説明図であり、(a)は苗床セット工程を示し、(b)は苗床装着工程を示し、(c)は容器への装着工程を示し、(d)は播種工程を示す。以下、図5に基づき、実施例1の水耕栽培具における植物栽培作用を説明する。
実施例1の水耕栽培具1を用いて植物を栽培するには、まず、図5(a)に示すように、円柱状に形成されたウレタンスポンジや吸水性繊維からなる苗床2の上端部2aを、苗床支持具20の環状部材21の内側に下方から挿入する。
このとき、苗床2の外径寸法を環状部材21の最小内径寸法R1とほぼ同じ大きさに設定しておくことで、環状部材21の内側に苗床2を隙間なく入り込ませることができる。また、苗床2の上端部2aが環状部材21の内側に位置するように、つまり、苗床2が環状部材21の上端から突出しないように挿入寸法を調整する。これにより、苗床2の上端部が、環状部材21によって取り囲まれる。
次に、図5(b)に示すように、苗床2をセットした苗床支持具20を、栽培具本体10に装着する。このとき、苗床2を苗床保持部11の中空部16に差し込んでから、苗床支持具20の一対の腕部22,22を、拡径部12の上面12aに形成された凹部12c,12cに嵌合する。これにより、苗床支持具20が拡径部12に係止され、苗床2の上端部2aのぐらつきが防止される。
つまり、苗床2の上端部2aを環状部材21に挿入したことで、苗床2の上端部2aの外径寸法が環状部材21によって規制され、苗床保持部11の上端開口部11aと苗床2との間に隙間を確保することができる。そのため、給水時により多くの水を供給することができる。しかしながら、この隙間によって、円柱状の苗床2が苗床保持部11内で傾いたり、変形したりするおそれがある。これに対し、苗床2の上端部2aを苗床支持具20の環状部材21に挿入し、この環状部材21から突出した一対の腕部22,22を凹部12c,12cに嵌合することで、苗床2の上端部2aの位置が固定され、苗床2の傾き等を防止して中空部16内に安定して配置することができる。
また、苗床保持部11の下面部11cは、一部が通水穴13の周囲に張り出している。そのため、下面部11cが苗床2に干渉し、苗床2が通水穴13から脱落することを防止できる。
さらにここでは、環状部材21の上端部に形成されたフランジ部21aの外径寸法が、苗床保持部11の上端開口部11aの内径寸法よりも大きくなるように設定されている。そのため、苗床支持具20を栽培具本体10に装着すると、フランジ部21aによって上端開口部11aが遮蔽される。これにより、上端開口部11aと環状部材21との隙間が上方から見えにくくなり、見栄えを良くすることができる。
そして、図5(c)に示すように、苗床2を挿入した栽培具本体10を、ワインボトル等の口部4の開口面積が苗床保持部11の横断面積よりも大きく、拡径部12の面積よりも小さい容器3に装着する。このとき、苗床保持部11を口部4内に挿入し、テーパ形状を呈している周面部11bの外径寸法が口部4の内径寸法に達するまで押し込む。これにより、口部4に対して苗床保持部11が安定して接触し、苗床保持部11のがたつきを防止して、栽培具本体10を安定した状態で装着することができる。
特に、この実施例1では、栽培具本体10がシリコーンによって形成されているため、苗床保持部11が口部4に接触すると、内側に向かって僅かに撓んだ状態となる。このため、口部4と苗床保持部11との密着性が向上し、栽培具本体10のぐらつきや抜けを抑制することができる。また、容器3が倒れた場合であっても、苗床保持部11が抜けにくく、水の漏れを防止することができる。
そして、栽培具本体10を容器3に装着したら、図5(d)に示すように、苗床2の上方に臨む上面2bに種子Tを載置する。ここで、苗床2の挿入寸法を調整し、苗床2の上端部2aを環状部材21の内側に位置させることで、環状部材21によって種子Tが苗床2から落下することを防止することができ、種子Tを容易に載置することができる。
その後、栽培具本体10の上方から給水したり、容器3内の貯水量を調整して苗床保持部11の下面部11cを浸漬させて吸水させたりすることで、苗床2に一定量の水分を保水させる。これにより、種子Tを絶えず保水状態にして生育することができる。
[給水時の通気作用]
図6は、実施例1の水耕栽培具の給水時の通気状態を示す説明図である。以下、図6に基づき、実施例1の給水時の流水作用を説明する。
実施例1の水耕栽培具1において、容器3に装着した状態で上方から給水する場合を説明する。
このとき、供給される水には、苗床支持具20の環状部材21の内側から直接苗床2に供給される水と、環状部材21の周囲、つまり拡径部12の上面12aに沿って苗床保持部11の中空部16内に流れ込んでから苗床2に供給される水がある。
つまり、環状部材21の内側へと流れ込んだ水は、この環状部材21に挿入された苗床2の上面2bからそのまま吸水される。
一方、拡径部12の上面12aに沿って流れ込んだ水は、苗床支持具20の環状部材21と上端開口部11aの間から中空部16内に流れ込む。このとき、苗床保持部11の周面部11bが下端に向かうほど縮径するテーパ形状を呈する一方、苗床2の外径寸法は環状部材21の最小内径寸法R1とほぼ同じ大きさに設定されている。これにより、苗床2と苗床保持部11の周面部11bとの間には、下端へ向かうほど次第に狭くなる隙間が生じている。
そのため、中空部16に流れ込んだ水は、この苗床2と周面部11bとの間に生じた隙間に入り込み、苗床2の周面から吸水される。これにより、短時間で大量の水を供給することができる。
また、この実施例1では、拡径部12の上面12aが漏斗状に傾斜している。そのため、拡径部12の上面12aに沿って流れる水が、上端開口部11aに向かって速やかに流れることになり、給水を円滑に行うことができる。
さらに、この実施例1では、拡径部12の上面12aが囲い壁12eによって取り囲まれている。そのため、囲い壁12eによって上面12aから溢れる水を堰き止めることができ、この上面12aに沿って流れる水をこぼれにくくすることができる。
そして、苗床2における保水可能量以上の水が供給されたら、苗床2に保水できない水分は通水穴13を介して容器3内に流下する。このとき、水分が流下することで容器3内の内圧が上昇するが、苗床保持部11の外側には、少なくとも一部が、苗床保持部11の周面部11bの外表面に形成された通気用凹部17によって構成された通気経路14が形成されている。
すなわち、通気用凹部17を苗床保持部11の周面部11bの外表面に形成したことで、周面部11bの外表面が口部4の内面に接触した状態であっても、苗床保持部11と容器3との間に隙間を確保することができる。
これにより、容器3の内部空間は、口部4の内面と苗床保持部11との間から通気用凹部17に至り、この通気用凹部17を介して、口部4の外面と外壁部15との間の空間に連通する通気経路14によって外気に連通する。
このため、図6に示すように、容器3内の空気は、口部4の内面と苗床保持部11との間に生じた隙間空間から、通気用凹部17を通り、口部4の外面と外壁部15との間の空間に流れ出る。ここで、外壁部15の下端部15eは開放しているので、容器3内の空気は、この下端部15eから外気へと排出される。この結果、容器3内の内圧の上昇を抑えることができ、水耕栽培具1を容器3に装着した状態での給水時であっても、供給した水を円滑に流下させることができて、上端開口部11aからあふれ出ることを防止できる。
なお、図6には、苗床保持部11が、容器3の口部4に対して、中間部までしか挿入されない状態を示している。しかしながら、容器の形状によっては、苗床保持部11が全て挿入され、拡径部12の下面12bが口部4を塞ぐ場合がある。
以下、図7に基づいて、苗床保持部11が全て容器3の口部4に挿入されたときの給水時の通気作用を説明する。
容器3の口部4の内径寸法が苗床保持部11の最大外径寸法よりも大きいときには、苗床保持部11は口部4内に全て挿入され、口部4の開口には、拡径部12の下面12bが接触し、口部4はこの拡径部12によって塞がれた状態になる(図7参照)。
ここで、拡径部12の下面12bには、苗床保持部11に形成された通気用凹部17に連続する第2通気用凹部17aが形成されている。
そのため、拡径部12の下面12bが口部4の開口に接触した際、通気用凹部17及び第2通気用凹部17aによって下面12bと口部4の開口との間に隙間を確保することができる。
これにより、容器3の内部空間は、口部4の内面と苗床保持部11との間から通気用凹部17を通って第2通気用凹部17aに至り、この第2通気用凹部17aを介して、口部4の外面と外壁部15との間の空間に連通する通気経路14によって外気に連通する。
このため、図7に示すように、容器3内の空気は、口部4の内面と苗床保持部11との間に生じた隙間空間から、通気用凹部17→第2通気用凹部17aを順に通り、口部4の外面と外壁部15との間の空間に流れ出て外気へと排出される。この結果、容器3内の内圧の上昇を抑えることができ、水耕栽培具1を容器3に装着した状態での給水時であっても、供給した水を円滑に流下させることができて、上端開口部11aからあふれ出ることを防止できる。
このように、拡径部12の下面12bに第2通気用凹部17aを形成し、通気経路14の一部を、この第2通気用凹部17aによって構成したことで、苗床保持部11が全て容器3内に挿入された場合であっても、容器3内の内圧の上昇を抑えて、供給した水を円滑に流下させることができる。
[大開口容器への装着作用]
図8及び図9は、実施例1の水耕栽培具の他の使用例を示す説明図である。以下、図8及び図9に基づき、実施例1の大開口容器への装着作用を説明する。
実施例1の水耕栽培具1は、拡径部12の外周縁から苗床保持部11の延在方向に沿って垂下し、苗床保持部11の全周を取り囲んだ外壁部15を備えている。
ここで、この外壁部15は、下端部15eの軸方向位置が、苗床保持部11の下端部(下面部11c)の軸方向位置と同一の位置となっており、苗床保持部11の下端部(下面部11c)が、外壁部15によって区画された空間から突出することはない(図4参照)。
そのため、実施例1の水耕栽培具1を、図8に示すような平皿等の容器3Aの内側に形成された平坦な底面5に載置したときには、外壁部15の下端部15eが底面5に接触し、この外壁部15によって苗床保持部11を起立状態で安定して支持することができる。すなわち、図8に示すような大開口の容器3Aであって、容器3Aの口部に苗床保持部11を差し込んで苗床保持部11を支持することができない場合であっても、水耕栽培具1を用いた植物栽培を可能とすることができる。
また、この実施例1では、外壁部15が、互いに直交する4つの壁面15A,15B,15C,15Dを有し、外観が四角筒状を呈している。そのため、水耕栽培具1の外観をブロック状とすることができ、各壁面15A,15B,15C,15Dに印刷等によって任意の意匠を施しやすく、インテリア性を向上することができる。
なお、図8では、支柱挿入穴12dに、苗床2上に生育した植物を支持する支柱Sを差し込んだ状態を示している。ここで、支柱挿入穴12dは、拡径部12に形成されている。そのため、支柱Sを苗床2が配置される苗床保持部11の中空部16から離間した位置に設けることができ、苗床2上に生育した植物の根を傷つけることを防止できる。
さらに、この実施例1では、外壁部15の4つの壁面15A,15B,15C,15Dのうち、互いに対向する一対の壁面15B,15Dのそれぞれに、下端部が開放すると共に、苗床保持部11の延在方向に沿って延在した切欠部18が形成されている。
そのため、コップ等の容器3Bの口部4Bの開口面積が、拡径部12の面積よりも大きい場合には、図9に示すように、栽培具本体10を容器3Bの中に配置すると共に、一対の切欠部18,18に口部4Bの一部を挿入する。これにより、栽培具本体10を、口部4Bに係止することができる。
そのため、容器3Bの口部4Bに苗床保持部11を差し込むことで苗床保持部11を支持することができず、さらに容器3の底面5に栽培具本体10を載置することができない場合であっても、水耕栽培具1を用いた植物栽培を可能とすることができる。
特に、実施例1では、切欠部18が互いに対向する一対の壁面15B,15Dのそれぞれに形成されているので、切欠部18が形成されていない壁面15A,15Cのうちの一方(ここでは壁面15A)を、容器3Bの内側に向けることができる。そのため、この容器3Bの内側に向けた壁面15Aを目立たせることができて、意匠性を高めることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1の水耕栽培具1にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
(1) 保水性を有する苗床2を容器3の口部4に装着可能な水耕栽培具1において、
上方に開放すると共に前記苗床2が配置される中空部16を有し、前記容器3の口部4に挿入される苗床保持部11と、
前記苗床保持部11の上端部(上端開口部11a)から外方に向かって延在した拡径部12と、
前記苗床保持部11の下面部11cを貫通する通水穴13と、
前記苗床保持部11の周面部11bの外表面に形成され、前記苗床保持部11の延在方向に延びた通気用凹部17によって少なくとも一部が構成されて、前記容器3の内部空間を外気に連通させる通気経路14と、
を備える構成とした。
これにより、容器3の口部4に装着した状態での給水時、容器3の内圧の上昇を抑えて水の円滑な流下を可能とする。
(2) 前記苗床保持部11は、前記周面部11bが下端に向かうにつれて次第に縮径するテーパ形状を呈している構成とした。
これにより、(1)の効果に加え、苗床保持部11を口部4内に挿入した際、口部4に対して安定して挿入することができ、がたつきを防止できる。また、苗床2が円筒形状であれば、中空部16に配置した苗床2の周囲に隙間を生じさせ、短時間で大量の水を供給することができる。
(3) 前記拡径部12は、上面12aが漏斗状に傾斜している構成とした。
これにより、(1)又は(2)の効果に加え、拡径部12の上面12aに沿って流れる水を、上端開口部11aに向かって速やかに流すことができ、円滑な給水を行うことができる。
(4) 前記拡径部12の外周縁から前記苗床保持部11の延在方向に沿って垂下し、前記苗床保持部11を取り囲む外壁部15を備え、
前記外壁部15は、下端部15eの軸方向位置が、前記苗床保持部11の下端部(下面部11c)の軸方向位置と同一の位置になるまで延びている構成とした。
これにより、(1)〜(3)のいずれかの効果に加え、外壁部15によって苗床保持部11を起立状態で支持することができ、容器3Aの口部に苗床保持部11を差し込んで苗床保持部11を支持することができない大開口の容器3Aであっても、水耕栽培具1を用いた植物栽培を可能とすることができる。
(5) 前記外壁部15は、下端部が開放すると共に、前記苗床保持部11の延在方向に沿って延在した一対の切欠部18を有する構成とした。
これにより、(4)の効果に加え、栽培具本体10を、口部4Bに係止することができ、容器3Bの口部に苗床保持部11を差し込んで苗床保持部11を支持することができない場合であっても、水耕栽培具1を用いた植物栽培を可能とすることができる。
(6) 前記外壁部15は、四角筒状を呈する4つの壁面15A,15B,15C,15Dを有し、
前記一対の切欠部18,18は、前記4つの壁面15A,15B,15C,15Dのうち、互いに対向する一対の壁面15B,15Cにそれぞれ形成されている構成とした。
これにより、(5)の効果に加え、切欠部18が形成されていない壁面15A,15Cのうちの一方(ここでは壁面15A)を、容器3Bの内側に向けて目立たせることができ、意匠性を高めることができる。
(7) 前記苗床2を挿入可能な環状部材21と、前記環状部材21から放射方向に突出して前記拡径部12に係止する腕部22と、を有する苗床支持具20を備える構成とした。
これにより、(1)〜(6)のいずれかの効果に加え、苗床2の位置が固定され、苗床2の傾き等を防止して中空部16内に安定して配置することができる。
(8) 前記拡径部12は、前記苗床2上に生育した植物を支持する支柱Sが挿入される支柱挿入穴12dを有する構成とした。
これにより、(1)〜(7)のいずれかの効果に加え、支柱Sを苗床2が配置される苗床保持部11の中空部16から離間した位置に設けることができ、苗床2上に生育した植物の根を傷つけることを防止できる。
以上、本発明の水耕栽培具を実施例1に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施例1に限られるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
実施例1では、一対の切欠部18,18を、4つの壁面15A,15B,15C,15Dのうち、互いに対向する一対の壁面にそれぞれ形成した例を示した。しかしながら、これに限らない。例えば、図10に示すように、一対の切欠部18,18を、4つの壁面15A,15B,15C,15Dのうち、直角に隣接する一対の壁面15C,15Dにそれぞれ形成してもよい。
この場合では、栽培具本体10を容器3Bの中に配置すると共に、一対の切欠部18,18に口部4Bの一部を挿入することで、栽培具本体10を口部4Bに係止した際、切欠部18が形成されていない壁面15A,15Bによって形成される隅角部αを容器3Bの内側に向けることができる。そのため、この容器3Bの内側に向いた面の面積を、実施例1の場合よりも拡大することができ、この壁面15A,15Bを利用して更なる意匠性の向上を図ることができる。
また、実施例1では、苗床保持部11の下面部11cのみに一つの通水穴13を設けているが、これに限らない。例えば、周面部11bにも通水穴13を設けてもよいし、下面部11cに複数の通水穴13を設けてもよい。なお、下面部11cに通水穴13を設ける場合には、下面部11cの一部を残すことで、苗床2の脱落を防止することができる。
また、実施例1では、苗床支持具20が栽培具本体10と別体に形成されているが、一体に形成されていてもよい。また、腕部22,22は、環状部材21を支持できればよいので、一対以上あればよい。なお、この苗床支持具20は設けなくてもよい。
さらに、実施例1では、苗床保持部11の周面部11bに通気用凹部17を一つだけ設けた例を示したが、これに限らず、複数設けてもよい。
そして、実施例1では、外壁部15が四角筒状を呈する4つの壁面15A,15B,15C,15Dを有する例を示したが、これに限らない。例えば、外壁部15を、三角筒状を呈する3つの壁面で構成してもよいし、5角筒状を呈する5つの壁面や、6角筒状を呈する6つの壁面で構成してもよい。また、この外壁部15を、円筒状を呈する局面によって構成してもよい。なお、この外壁部15は設けなくてもよい。
また、外壁部15は、下端部15eの軸方向位置が、苗床保持部11の下面部11cの軸方向位置と同一の位置になるまで延びている例を示したが、これに限らない。図11に示すように、下端部15eの軸方向位置が、苗床保持部11の下面部11cの軸方向位置よりも突出する位置まで延びていてもよい。
この場合であっても、外壁部15によって苗床保持部11を起立状態で保持することができ、大開口の容器3Aの底面5に載置して使用することが可能となる。また、この場合には、苗床保持部11と容器3Aの底面5との間に隙間を生じさせることができ、苗床保持部11の下面部11cと容器3Aの底面5との密着を防止して、通水穴13からの水の流入を確実に確保することができる。
なお、外壁部15の下端部15eの軸方向位置が、苗床保持部11の下面部11cの軸方向位置と同一の位置になるまで延びているときには、栽培具本体10を大開口の容器3Aの底面5に載置した際、栽培初期段階において、苗床保持部11の下面部11cと容器3Aの底面5が密着することが考えられる。この場合では、容器3Aの底面5によって下面部11cに形成した通水穴13がふさがれてしまい、この通水穴13から容器3A内の水が流入できず、苗床2が水に浸されないことがある。
これに対し、図12(a),(b)に示すように、苗床保持部11の周面部11bに、下面部11cを貫通する通水穴13に連続する側面穴13aを設ける。これにより、苗床保持部11の下面部11cと容器3Aの底面5が密着していても、この側面穴13aから水が苗床保持部11の内部に流入することができ、苗床2を水に浸すことができる。
そして、この実施例1では、栽培具本体10及び苗床支持具20を、いずれもシリコーンによって形成する例を示したが、これに限らない。シリコーンで形成することで、ポリエチレンやポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の合成樹脂と比べて、耐熱性・耐寒性が高く、外壁部15に印刷した表示が劣化しにくいという利点がある。また、これらの合成樹脂よりもひけが発生しにくく、見栄えがよくて高級感を感じさせることもできる。しかしながら、シリコーン以外の合成樹脂(ポリエチレン等)や金属等によって形成することも可能である。
1 水耕栽培具
2 苗床
3 容器
4 口部
10 栽培具本体
11 苗床保持部
12 拡径部
12d 支柱挿入穴
13 通水穴
14 通気経路
15 外壁部
16 中空部
17 通気用凹部
17a 第2通気用凹部
18 切欠部
20 苗床支持具

Claims (10)

  1. 保水性を有する苗床を容器の口部に装着可能な水耕栽培具において、
    上方に開放すると共に前記苗床が配置される中空部を有し、前記容器の口部に挿入される苗床保持部と、
    前記苗床保持部の上端部から外方に向かって延在した拡径部と、
    前記苗床保持部の周面部又は下面部の少なくとも一方を貫通する通水穴と、
    前記苗床保持部の周面部の外表面に形成され、前記苗床保持部の延在方向に延びた通気用凹部によって一部が構成されて、前記容器の内部空間を外気に連通させる通気経路と、
    を備えることを特徴とする水耕栽培具。
  2. 請求項1に記載された水耕栽培具において、
    前記苗床保持部は、前記周面部が下端に向かうにつれて次第に縮径するテーパ形状を呈している
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  3. 請求項1又は請求項2に記載された水耕栽培具において、
    前記拡径部は、上面が漏斗状に傾斜している
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載された水耕栽培具において、
    前記拡径部の外周縁から前記苗床保持部の延在方向に沿って垂下し、前記苗床保持部を取り囲む外壁部を備え、
    前記外壁部は、下端部の軸方向位置が、前記苗床保持部の下端部の軸方向位置と同一の位置以上になるまで延びている
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  5. 請求項4に記載された水耕栽培具において、
    前記外壁部は、下端部が開放すると共に、前記苗床保持部の延在方向に沿って延在した一対の切欠部を有する
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  6. 請求項5に記載された水耕栽培具において、
    前記外壁部は、四角筒状を呈する4つの壁面を有し、
    前記一対の切欠部は、前記4つの壁面のうち、互いに対向する一対の壁面にそれぞれ形成されている
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  7. 請求項5に記載された水耕栽培具において、
    前記外壁部は、四角筒状を呈する4つの壁面を有し、
    前記一対の切欠部は、前記4つの壁面のうち、直角に隣接する一対の壁面にそれぞれ形成されている
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  8. 請求項4から請求項7のいずれか一項に記載された水耕栽培具において、
    前記苗床保持部は、前記下面部を貫通する通水穴と、前記周面部を貫通すると共に前記通水穴に連続する側面穴と、を有する
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか一項に記載された水耕栽培具において、
    前記苗床を挿入可能な環状部材と、前記環状部材から放射方向に突出して前記拡径部に係止する腕部と、を有する苗床支持具を備える
    ことを特徴とする水耕栽培具。
  10. 請求項1から請求項9のいずれか一項に記載された水耕栽培具において、
    前記拡径部は、前記苗床上に生育した植物を支持する支柱が挿入される支柱挿入穴を有する
    ことを特徴とする水耕栽培具。
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