JP2017150768A - 冷却装置 - Google Patents

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悠人 増田
Yuto Masuda
悠人 増田
忍 織戸
Shinobu Orito
忍 織戸
訓央 清本
Kunihisa Kiyomoto
訓央 清本
智之 樋口
Tomoyuki Higuchi
智之 樋口
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【課題】発熱体を収納した発熱体収容箱の冷却装置において、冷却装置から発生する騒音を低減することを目的とする。【解決手段】冷却装置1は、本体ケース4と、熱交換器5と、前記本体ケース4を覆う屋外カバー3とを備え、前記本体ケース4の背面部9は、室内吸気口10および室内吐出口11を有し、前記本体ケース4の正面部6は、室外吸気口12および室外吐出口13を有し、前記屋外カバー3の前面部16は、吸込開口20および吹出開口21を有し、前記吸込開口20は、第1吸込開口20aおよび第2吸込開口20bからなり、前記外気送風機15により前記吸込開口20を通過する外気は、前記第1吸込開口20aを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口20bを通過することとなり、前記吸込開口20の下端は前記室外吸気口12の上端よりも高いか、或いは、前記吸込開口20の上端は前記室外吸気口12の下端よりも低い。【選択図】図6

Description

本発明は、発熱体を収納した発熱体収容箱の冷却装置等に関するものである。
発熱体としては例えばパワーコンディショナー等があるが、パワーコンディショナーは太陽光発電システム等で使用される。
パワーコンディショナーは変電設備としてコンテナ等の発熱体収納箱の内部に収納され、コンテナは通常屋外に設置されている。パワーコンディショナーは直流電流を交流電流に変換する装置であり、発熱するため、コンテナ等を冷却する必要がある。
冷却のための電力消費を抑えるため、コンテナの内部空間を冷却する空気調和機と、コンテナの内部空間を換気する換気扇と、空気調和機および換気扇の使用を選択する制御装置とを備えた変電設備が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、換気扇の代わりに、外気を利用して、より電力消費を抑えることができる熱交換機としての冷却装置も提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2014−220878号公報 特開2006−336895号公報
このような熱交換機としての冷却装置は、発熱体収容箱の壁面に設けられ、屋外に露出する構造となっている。この冷却装置は屋外循環用送風機と屋内循環用送風機が必要であるため、送風機から騒音が発生することとなる。
一方、発熱体収容箱は隣地との敷地境界線付近に設置される可能性もあるため、冷却装置から発生する騒音が課題になっていた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、冷却装置から発生する騒音を低減することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明の一態様に係る冷却装置は、本体ケースと、前記本体ケースの内部に設けられた熱交換器と、前記本体ケースを覆う屋外カバーとを備え、発熱体収納箱の内部の空気である内気を冷却する冷却装置であって、前記本体ケースは、正面部、上面部、側面部、下面部、背面部からなり、前記背面部は、室内吸気口および室内吐出口を有し、前記正面部は、室外吸気口および室外吐出口を有し、前記屋外カバーは、前面部、上面部、側面部、下面部からなり、前記前面部は、吸込開口および吹出開口を有し、前記内気の一部は、内気送風機により、前記発熱体収納箱から前記室内吸気口を介して前記本体ケース内へ吸い込まれ、前記熱交換器を通って、前記室内吐出口から前記発熱体収納箱へ吐き出され、外気の一部は、外気送風機により、外部から前記吸込開口および前記室外吸気口を介して前記本体ケース内へ吸い込まれ、前記熱交換器および前記室外吐出口を通って、前記吹出開口から外部へ吹き出され、前記吸込開口は、第1吸込開口および第2吸込開口からなり、前記外気送風機により前記吸込開口を通過する外気は、前記第1吸込開口を通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口を通過することとなり、前記吸込開口の下端は前記室外吸気口の上端よりも高いか、或いは、前記吸込開口の上端は前記室外吸気口の下端よりも低いことを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、冷却装置の送風機の騒音は、屋外カバーの吸込開口または吹出開口において1回または複数回の回折をした後に外部へ伝わることとなるため、音が減衰し、冷却装置から発生する騒音を低減できる。
本発明の実施の形態1の冷却装置を示す斜視図 本発明の実施の形態1の冷却装置を示す斜視図 (a)同前面斜視図、(b)同背面斜視図 同分解斜視図 同冷却装置の屋外カバーを示す図(a)同前面斜視図、(b)同背面斜視図 同冷却装置の内部構成を示す図 同冷却装置の他の内部構成を示す図 同冷却装置の他の内部構成を示す図 同冷却装置の屋外カバーの第1吸込開口部の斜視図 同冷却装置の屋外カバーの第2吸込開口部の斜視図 同冷却装置の屋外カバーの開口部周辺での風の流れを示す図 同冷却装置の他の屋外カバーの開口部周辺での風の流れを示す図 同冷却装置の他の屋外カバーの開口部周辺での風の流れを示す図
本発明の一態様に係る冷却装置は、本体ケースと、前記本体ケースの内部に設けられた熱交換器と、前記本体ケースを覆う屋外カバーとを備え、発熱体収納箱の内部の空気である内気を冷却する冷却装置であって、前記本体ケースは、正面部、上面部、側面部、下面部、背面部からなり、前記背面部は、室内吸気口および室内吐出口を有し、前記正面部は、室外吸気口および室外吐出口を有し、前記屋外カバーは、前面部、上面部、側面部、下面部からなり、前記前面部は、吸込開口および吹出開口を有し、前記内気の一部は、内気送風機により、前記発熱体収納箱から前記室内吸気口を介して前記本体ケース内へ吸い込まれ、前記熱交換器を通って、前記室内吐出口から前記発熱体収納箱へ吐き出され、外気の一部は、外気送風機により、外部から前記吸込開口および前記室外吸気口を介して前記本体ケース内へ吸い込まれ、前記熱交換器および前記室外吐出口を通って、前記吹出開口から外部へ吹き出され、前記吸込開口は、第1吸込開口および第2吸込開口からなり、前記外気送風機により前記吸込開口を通過する外気は、前記第1吸込開口を通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口を通過することとなり、前記吸込開口の下端は前記室外吸気口の上端よりも高いか、或いは、前記吸込開口の上端は前記室外吸気口の下端よりも低いという構成を有する。
これにより、冷却装置の送風機(外気送風機など)の騒音は、屋外カバーの第1吸込開口と第2吸込開口との間において1回または複数回の回折をした後に外部へ伝わることとなるため音が減衰し、冷却装置から発生する騒音を低減できる。なお、送風機の騒音は、例えば、屋外カバーの裏面部に衝突した後で吸込開口に伝わるものや、送風機から直接吸込開口に伝わるものもある。様々な経路で吸込開口に伝播した騒音は、吸込開口において回折することにより減衰するのである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1に示すように、冷却装置1は発熱体を収納した発熱体収納箱2の側面などに設けられる。
図1、2に示すように、冷却装置1は屋外カバー3と本体ケース4とから構成され、屋外カバー3は本体ケース4を覆うように取り付けられる。
図3、図4に示すように、冷却装置1は、本体ケース4と、本体ケース4の内部に設けられた熱交換器5を備えている。本体ケース4は、正面部6と、上面部7と、側面部8と、背面部9とからなる。
背面部9は室内吸気口10および室内吐出口11を有する。
正面部6は室外吸気口12および室外吐出口13を有する。
本体ケース4の内部には、内気送風機14および外気送風機15が配置される。
図5に示すように、屋外カバーは前面部16と上面部17と、側面部18と、下面部19からなる。前面部16は吸込開口20と吹出開口21を有する。
図6に示すように、内気送風機14により、発熱体収納箱2から室内吸気口10を介して本体ケース4内へ吸い込まれ、熱交換器5を通って、室内吐出口11から発熱体収納箱2へ吐き出される。この流れを内気循環風路24とする。
一方、外気の一部は、外気送風機15により、外部から吸込開口20および室外吸気口12を介して本体ケース4内へ吸い込まれ、熱交換器5および室外吐出口13を通って、吹出開口21から外部へ吹き出される。この流れを外気風路23とする。
発熱体22により発熱体収納箱2の内気の温度は高くなるため、外気の温度は発熱体収納箱2の内気の温度よりも低くなっている。
熱交換器5を介して、内気循環風路24における内気と外気風路23における外気とが熱交換され、内気循環風路24の内気の温度を下げることができる。すなわち、室内吐出口11から吐き出される内気の温度を室内吸気口10から吸い込まれる内気の温度よりも下げることができる。
この結果、冷却装置1は発熱体収納箱2の内気を冷却できるのである。
図6、図7、図8を用いて、本実施形態の特徴部分を説明する。吸込開口20は、第1吸込開口20aおよび第2吸込開口20bからなり、外気送風機15により吸込開口20を通過する外気は、第1吸込開口20aを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に第2吸込開口20bを通過することとなり、吸込開口20の下端は室外吸気口12の上端よりも高いという構成を有する。
これにより、冷却装置1の送風機(外気送風機15など)の騒音は、屋外カバー3の第1吸込開口20aと第2吸込開口20bとの間において1回または複数回の回折をした後に外部へ伝わることとなるため、音が減衰し、冷却装置1から発生する騒音を低減できる。
また、図7のように屋外カバー3の側面部18には、図5とは異なるように側面吸込開口25を設けてもよい。すなわち、図7のように本体ケース4の室外吸気口12の高さ範囲が側面吸込開口25の上端と下端との間の範囲に収まるように、室外吸気口12が配置されるように冷却装置1を構成してもよい。
この構成によれば、冷却装置1として必要な開口面積(室外吸気口12の開口面積以上)を屋外カバー3の前面吸込開口20と側面吸込開口25で確保することとなる。そのため、外気送風機15からの騒音は屋外カバー3の吸込開口20と側面吸込開口25の各々に拡散することとなり、特に冷却装置1の前面吸込開口20での発生騒音をさらに低減できる。また、前面吸込開口20の面積をより小さくすることができるので、屋外カバー3を小型化することができる。
また、図7にあるように、前面吹出開口21は、第1吹出開口21aおよび第2吹出開口21bと構成してもよい。外気送風機15により吹出開口21を通過する外気は、第2吹出開口21bを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に第1吹出開口21aを通過することとなり、前面吹出開口21の下端は室外吐出口13の上端よりも高いという構成にしてもよい。
これにより、室外吐出口13からの騒音は一度屋外カバー3の裏面部に衝突したのち第1吹出開口21aと第2吹出開口21bとの間において1回または複数回の回折をし、前面吹出開口21から通過することとなるため音が減衰し、冷却装置1から発生する騒音をさらに低減することができる。
また、図8にあるように、図5とは異なるように屋外カバー3の側面部18は側面吹出開口26を有し、前面吹出開口21の下端は室外吐出口13の上端よりも高く、側面吹出開口26の下端は、室外吐出口13の上端よりも高いという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1として必要な開口面積(室外吐出口13の開口面積以上)を前面吹出開口21と側面吹出開口26で確保することとなる。そのため、室外吐出口13からの騒音は前面吹出開口21と側面吹出開口26の各々に拡散することとなり、前面吹出開口21での発生騒音を低減するという効果をさらに高めることができる。また、前面吹出開口21の面積をより小さくすることができるので、屋外カバー3を小型化することができる。また、側面吹出開口26の下端は、本体ケース4の前記室外吐出口13の上端よりも高いため、側面吹出開口26を通過する騒音もさらに低減できる。
また、図5にあるように、屋外カバー3の側面部18には側面吸込開口25を有し、屋外カバー3の下面部19には下面吸込開口27を有し、屋外カバー3の前面部16において、吹出開口21の開口面積は、吸込開口20の開口面積よりも大きいという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1の外気風路23の圧損を低減できることとなるので、冷却装置1の外気風路23の通過風量が増加し、熱交換器5の熱交換効率を増加させることができる。なお、吸込開口20の開口面積を比較的小さくしても、側面吸込開口25および下面吸込開口27により外気風路を確保できるので、外気送風機15から吸込開口20を通過する騒音をさらに低減することができる。外気送風機15からの騒音は側面や下面よりも前面に多く伝わるため、吸込開口20の開口面積を抑えることは、騒音を低減するのに効果的である。
図9は、第1吸込開口20aの例を示す。
図10に示すように、第2吸込開口20bは複数のルーバ28の隙間により構成されている。
図9、図10に示すように、吸込開口20は、第1吸込開口20aおよび第2吸込開口20bからなり、外気送風機15により吸込開口20を通過する外気は、第1吸込開口20aを通過し、ルーバ28によって上方または下方または横方向に曲げられた後に第2吸込開口20bを通過することとなるのである。
また、図10、図11に示すように、ルーバ28は傾斜部29を含み、傾斜部29は下方から上方に向かって本体ケース4の側に傾斜しているという構成にしてもよい。これにより、太陽光31がルーバ28の傾斜部29により遮られて、本体ケース4の外気送風機15部分に届きにくい構造となるので、太陽光31によって外気送風機15が劣化しにくくなる。なお、図11の×印は太陽光31をルーバ28によって遮っていることを表している。
また、図12に示すように、吸込開口20は、前記第1吸込開口20aと第2吸込開口20bとの間に第3吸込開口20cを有し、外気送風機15により吸込開口20を通過する外気は、第1吸込開口20aを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に第3吸込開口20cを通過し、さらに上方または下方または横方向に曲げられた後に第2吸込開口20bを通過するという構成にしてもよい。これにより、冷却装置1の外気送風機15から発生する騒音は吸込開口20でより複雑に回折することとなるので、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができる。なお、吹出開口21に関しても同様の構造にしてもよい。
また、外気送風機15により第1吸込開口20aを通過したすべての外気は、第2吸込開口20bを通過することが完了する前に上方または下方または横方向に曲げられることを特徴とするという構成にしてもよい。冷却装置1の外気送風機15から発生する騒音は吸込開口20でより複雑に回折することとなるので、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができる。
また、吸込開口20または吹出開口21の正面投影開口面積は実質的にゼロが好ましい。これにより、吸込開口20または吹出開口21での遮音効果がより高まり、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができる。ここで、正面投影開口面積とは、屋外カバー3の前面部16を真正面から見た場合に投影される開口面積のことである。吸込開口20または吹出開口21の正面投影開口面積は実質的にゼロであるため、吸込開口20または吹出開口21を通過する空気は、前面部16に垂直な方向において、真っ直ぐに進まない。騒音もまた吸込開口20または吹出開口21を通過する際に、前面部16に垂直な方向において、真っ直ぐに進まないため、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができるのである。
また、第1吹出開口21aも、図9のような第1吸込開口20aの形状としても良い。
また、第2吹出開口21bも、図10のような第2吸込開口20bの形状としても良い。
なお、実施の形態では、吸込開口20の下端は室外吸気口12の上端よりも高いとしたが、吸込開口20の上端は室外吸気口12の下端よりも低いという構成にしても同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態では、吹出開口21の下端は室外吐出口13の上端よりも高いとしたが、吹出開口21の上端は室外吐出口13の下端よりも低いという構成にしても同様の効果を得ることができる。
また、実施の形態では、吸込開口20は第1吸込開口20aおよび第2吸込開口20bからなることを説明したが、吸込開口20は通常の単なる開口であり、吹出開口21だけが第1吹出開口21aおよび第2吹出開口21bからなるという構成も可能である。
以下、実施の形態について、補足する。
本発明の一態様に係る冷却装置1は、本体ケース4と、前記本体ケース4の内部に設けられた熱交換器5と、前記本体ケース4を覆う屋外カバー3とを備え、発熱体収納箱2の内部の空気である内気を冷却する冷却装置1であって、前記本体ケース4は、正面部6、上面部7、側面部8、下面部(不図示)、背面部9からなり、前記背面部9は、室内吸気口10および室内吐出口11を有し、前記正面部6は、室外吸気口12および室外吐出口13を有し、前記屋外カバー3は、前面部16、上面部17、側面部18、下面部19からなり、前記前面部16は、吸込開口20および吹出開口21を有し、前記内気の一部は、内気送風機14により、前記発熱体収納箱2から前記室内吸気口10を介して前記本体ケース4内へ吸い込まれ、前記熱交換器5を通って、前記室内吐出口11から前記発熱体収納箱2へ吐き出され、外気の一部は、外気送風機15により、外部から前記吸込開口20および前記室外吸気口12を介して前記本体ケース4内へ吸い込まれ、前記熱交換器5および前記室外吐出口13を通って、前記吹出開口21から外部へ吹き出され、前記吸込開口20は、第1吸込開口20aおよび第2吸込開口20bからなり、前記外気送風機15により前記吸込開口20を通過する外気は、前記第1吸込開口20aを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口20bを通過することとなり、前記吸込開口20の下端は前記室外吸気口12の上端よりも高いか、或いは、前記吸込開口20の上端は前記室外吸気口12の下端よりも低いという構成を有する。
これにより、冷却装置1の送風機(外気送風機15など)の騒音は、屋外カバー3の第1吸込開口20aと第2吸込開口20bとの間において1回または複数回の回折をした後に外部へ伝わることとなるため音が減衰し、冷却装置1から発生する騒音を低減できる。なお、送風機の騒音は、例えば、屋外カバー3の裏面部に衝突した後で吸込開口20に伝わるものや、送風機から直接吸込開口20に伝わるものもある。様々な経路で吸込開口20に伝播した騒音は、吸込開口20において回折することにより減衰するのである。
また、前記屋外カバー3の前記側面部18は側面吸込開口25を有し、前記本体ケース4の前記室外吸気口12の高さ範囲が前記側面吸込開口25の上端と下端との間の範囲に収まるように、前記室外吸気口12が配置されているという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1として必要な開口面積(本体ケース4の前記室外吸気口12の開口面積以上)を屋外カバー3の前面吸込開口20および側面吸込開口25により確保することができる。そのため、外気送風機15からの騒音は屋外カバー3の前面吸込開口20と側面吸込開口25の各々に拡散することとなり、特に前面吸込開口20で発生する騒音を低減するという効果をさらに高めることができる。また、上記構成により前面吸込開口20の開口面積を小さくすることができるので、屋外カバー3を小さくすることも可能である。
また、前記吹出開口21は、第1吹出開口21aおよび第2吹出開口21bからなり、前記外気送風機15により前記吹出開口21を通過する外気は、前記第2吹出開口21bを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第1吹出開口21aを通過することとなり、前記吹出開口21の下端は前記室外吐出口13の上端よりも高いか、或いは、前記吹出開口21の上端は前記室外吐出口13の下端よりも低いという構成にしてもよい。
これにより、本体ケース4の室外吐出口13からの騒音は、屋外カバー3の第1吹出開口21aと第2吹出開口21bとの間において1回または複数回の回折をした後に外部へ伝わるため音、が減衰し、冷却装置1から発生する騒音をさらに低減できる。なお、室外吐出口13からの騒音は、例えば、屋外カバー3の裏面部に衝突した後で吹出開口21に伝わるものや、室外吐出口13から直接吹出開口21に伝わるものもある。様々な経路で吹出開口21に伝播した騒音は、吹出開口21において回折することにより減衰するのである。
また、前記吹出開口21の下端は前記室外吐出口13の上端よりも高く、屋外カバー3の前記側面部18は側面吹出開口26を有し、前記側面吹出開口26の下端は、前記本体ケース4の前記室外吐出口13の上端よりも高いという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1として必要な開口面積(本体ケース4の室外吐出口13の開口面積以上)を屋外カバー3の前面吹出開口21と側面吹出開口26で確保することができる。そのため、本体ケース4の室外吐出口13からの騒音は屋外カバー3の前面吹出開口21と側面吹出開口26の各々に拡散することとなり、冷却装置1の前面吹出開口21で発生する騒音を低減するという効果をさらに高めることができる。また、上記の構成よりも前面吹出開口21の開口面積を小さくすることができるので、屋外カバーを小さくするという効果をさらに高めることができる。また、前記側面吹出開口26の下端は、前記本体ケース4の前記室外吐出口13の上端よりも高いため、側面吹出開口26を通過する騒音もさらに低減できる。
また、前記屋外カバー3の前記側面部18は側面吸込開口25を有し、前記屋外カバー3の前記下面部19は下面吸込開口27を有し、前記屋外カバー3の前記前面部16において、前記吹出開口21の開口面積は、前記吸込開口20の開口面積よりも大きいという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1の外気風路圧損を低減できることとなるので、冷却装置1の室外側の通過風量が増加し、熱交換器5の熱交換効率をさらに増加させることができる。なお、吸込開口20の開口面積を比較的小さくしても、側面吸込開口25および下面吸込開口27により外気風路を確保できるので、外気送風機15から吸込開口20を通過する騒音をさらに低減することができる。外気送風機15からの騒音は側面や下面よりも前面に多く伝わるため、吸込開口20の開口面積を抑えることは、騒音を低減するのに効果的である。
また、前記第2吸込開口20bは複数のルーバ28の隙間により構成されており、前記ルーバ28は傾斜部29を含み、前記傾斜部29は下方から上方に向かって前記本体ケース4の側に傾斜しているという構成にしてもよい。
これにより、太陽光31がルーバ28の傾斜部29により遮られて、本体ケース4の外気送風機15に届きにくい構造となるので、太陽光31によって外気送風機部が劣化しにくくなるという効果を奏する。
また、前記吸込開口20は、前記第1吸込開口20aと前記第2吸込開口20bとの間に第3吸込開口20cを有し、前記外気送風機15により前記吸込開口20を通過する外気は、前記第1吸込開口20aを通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第3吸込開口20cを通過し、さらに上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口20bを通過するという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1の外気送風機15から発生する騒音は吸込開口20においてより複雑に回折することとなるので、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができる。
また、前記外気送風機15により前記第1吸込開口20aを通過したすべての外気は、前記第2吸込開口20bを通過することが完了する前に上方または下方または横方向に曲げられるという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1の外気送風機15から発生する騒音は吸込開口20においてより複雑に回折することとなるので、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができる。
また、前記吸込開口20の正面投影開口面積はゼロであるという構成にしてもよい。
これにより、冷却装置1の外気送風機15から発生する騒音は吸込開口20においてより複雑に回折することとなるので、冷却装置1から発生する騒音の低減効果をさらに高めることができる。
本発明に係る冷却装置は、冷却装置から発生する騒音を低減できる発熱体収納箱の冷却装置等として有用である。
1 冷却装置
2 発熱体収納箱
3 屋外カバー
4 本体ケース
5 熱交換器
6 正面部
7 上面部
8 側面部
9 背面部
10 室内吸気口
11 室内吐出口
12 室外吸気口
13 室外吐出口
14 内気送風機
15 外気送風機
16 前面部
17 上面部
18 側面部
19 下面部
20 吸込開口
20a 第1吸込開口
20b 第2吸込開口
20c 第3吸込開口
21 吹出開口
21a 第1吹出開口
21b 第2吹出開口
22 発熱体
23 外気風路
24 内気循環風路
25 側面吸込開口
26 側面吹出開口
27 下面吸込開口
28 ルーバ
29 傾斜部
31 太陽光

Claims (9)

  1. 本体ケースと、
    前記本体ケースの内部に設けられた熱交換器と、
    前記本体ケースを覆う屋外カバーとを備え、
    発熱体収納箱の内部の空気である内気を冷却する冷却装置であって、
    前記本体ケースは、正面部、上面部、側面部、下面部、背面部からなり、
    前記背面部は、室内吸気口および室内吐出口を有し、
    前記正面部は、室外吸気口および室外吐出口を有し、
    前記屋外カバーは、前面部、上面部、側面部、下面部からなり、
    前記前面部は、吸込開口および吹出開口を有し、
    前記内気の一部は、内気送風機により、前記発熱体収納箱から前記室内吸気口を介して前記本体ケース内へ吸い込まれ、前記熱交換器を通って、前記室内吐出口から前記発熱体収納箱へ吐き出され、
    外気の一部は、外気送風機により、外部から前記吸込開口および前記室外吸気口を介して前記本体ケース内へ吸い込まれ、前記熱交換器および前記室外吐出口を通って、前記吹出開口から外部へ吹き出され、
    前記吸込開口は、第1吸込開口および第2吸込開口からなり、
    前記外気送風機により前記吸込開口を通過する外気は、前記第1吸込開口を通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口を通過することとなり、
    前記吸込開口の下端は前記室外吸気口の上端よりも高いか、或いは、前記吸込開口の上端は前記室外吸気口の下端よりも低いことを特徴とする冷却装置。
  2. 前記屋外カバーの前記側面部は側面吸込開口を有し、
    前記本体ケースの前記室外吸気口の高さ範囲が前記側面吸込開口の上端と下端との間の範囲に収まるように、前記室外吸気口が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の冷却装置。
  3. 前記吹出開口は、第1吹出開口および第2吹出開口からなり、
    前記外気送風機により前記吹出開口を通過する外気は、前記第2吹出開口を通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第1吹出開口を通過することとなり、
    前記吹出開口の下端は前記室外吐出口の上端よりも高いか、或いは、前記吹出開口の上端は前記室外吐出口の下端よりも低いことを特徴とする請求項1または2に記載の冷却装置。
  4. 前記吹出開口の下端は前記室外吐出口の上端よりも高く、
    屋外カバーの前記側面部は側面吹出開口を有し、
    前記側面吹出開口の下端は、前記本体ケースの前記室外吐出口の上端よりも高いことを特徴とする請求項3に記載の冷却装置。
  5. 前記屋外カバーの前記側面部は側面吸込開口を有し、
    前記屋外カバーの前記下面部は下面吸込開口を有し、
    前記屋外カバーの前記前面部において、前記吹出開口の開口面積は、前記吸込開口の開口面積よりも大きいことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の冷却装置。
  6. 前記第2吸込開口は複数のルーバの隙間により構成されており、
    前記ルーバは傾斜部を含み、
    前記傾斜部は下方から上方に向かって前記本体ケースの側に傾斜していることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の冷却装置。
  7. 前記吸込開口は、前記第1吸込開口と前記第2吸込開口との間に第3吸込開口を有し、
    前記外気送風機により前記吸込開口を通過する外気は、前記第1吸込開口を通過し、上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第3吸込開口を通過し、さらに上方または下方または横方向に曲げられた後に前記第2吸込開口を通過することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の冷却装置。
  8. 前記外気送風機により前記第1吸込開口を通過したすべての外気は、前記第2吸込開口を通過することが完了する前に上方または下方または横方向に曲げられることを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の冷却装置。
  9. 前記吸込開口の正面投影開口面積はゼロであることを特徴とする請求項1〜8の何れか1項に記載の冷却装置。
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