JP2017150186A - 太陽光発電パネル取付フレーム - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽光発電パネルの設置を容易にする取付フレームの提供。
【解決手段】太陽光発電パネルが取付られるフレーム18は、細長い主フレーム20と、細長い中間フレーム22とを備えている。中間フレーム22は、主フレーム20に長手方向を平行にして連結されている。中間フレーム22は、主フレーム20に対して、長手方向に移動可能にされている。好ましくは、このフレーム18は、パネル取付具26を備えている。主フレーム20の外面に長手方向に延びる溝36が形成されている。上記パネル取付具26が溝36に挿入されて、溝36に沿って移動可能にされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、太陽光発電パネルを取り付けるフレームに関する。
太陽光発電では、太陽光発電パネル(以下、パネルと称する)が用いられている。このパネルは、種々の構造物に固定される。例えば、このパネルは、パネル支持専用の構造物、家屋の屋根、屋上等に固定される。
特開平8−312088号公報には、パネルの屋根上設置具が開示されている。この設置具では、細長いフレームからなるベース支持架台が間隔を空けて設置されている。このベース支持架台に、細長いフレームからなるパネル連結部材が直交して固定されている。このパネル連結部材に、パネルが固定されている。
例えば、木造家屋では、平行に延びる棟木と軒桁との間に、複数の母屋が平行に延びている。複数の垂木が、母屋に直行して、棟木から軒桁までの延びている。この垂木の上に屋根材が載置されている。この様な木造家屋では、取付具が垂木や母屋に固定される。取付具が屋根材を貫通して、前述のベース支持架台を固定する。ベース支持架台を垂木や母屋に固定することで、パネルは木造家屋に強固に固定される。
特開2013−100654公報には、パネルが固定される架台を、建屋の梁に固定する取付具が開示されている。この取付具は、例えば鉄骨構造の梁に固定される。取付具のボルトが屋根材を貫通して突出する。このボルトに架台が固定される。
特開平8−312088公報 特開2013−100654公報
パネルの大きさはメーカーや用途によって異なる。また、パネルの枚数やレイアウト等も様々である。更に、家屋の垂木や母屋の配置も様々である。更に、屋根材が波板状の形状を備える建屋では、屋根材の凹凸のピッチに対応させて、取付具が配置されなければならない。この取付具の配置のずれは、ベース支持架台やパネルの固定に支障を来す。
特開平8−312088公報の設置具では、パネルの大きさ、枚数、レイアウト、屋根構造等に対応して、ベース支持架台とパネル連結部材とが準備される。このため、パネルの枚数やレイアウトに対応した仕様で、ベース支持架台やパネル連結部材が準備される。ベース支持台やパネル連結部材には、他部材を連結するための追加工が必要となる場合がある。また、このベース支持架台やパネル連結部材等の長さや本数を事前に確認する必要がある。必要なベース支持架台やパネル連結部材等の準備期間が必要とされる。
このパネルの設置には、ベース支持架台やパネル連結部材等の据付部材の準備に手間が掛かる。更に、場合によっては、現地での孔加工や切断などの追加工が必要とされる。
本発明の目的は、太陽光発電パネルの設置を容易にする取付フレームの提供にある。
本発明にかかる太陽光発電パネルの取付フレームは、細長い主フレームと、細長い中間フレームとを備えている。上記中間フレームと上記主フレームとのいずれか一方は、他方に挿入されている。上記中間フレームは、上記主フレームに対して長手方向に移動可能にされている。
好ましくは、このフレームは、上記太陽光発電パネルを固定するパネル取付具を備えている。上記主フレームの外面に長手方向に延びる溝が形成されている。上記パネル取付具は、上記溝に挿入されて上記溝に沿って移動可能にされている。
好ましくは、このフレームは、構造物に上記主フレームを固定する据付具を備えている。上記据付具は、本体とこの本体に上記主フレームを固定する固定具とを備えている。上記固定具は、上記溝に挿入されている。上記固定具は、上記溝に沿って移動可能にされている。
好ましくは、上記据付具は、回動体を備えている。上記回動体は、上記本体に上記主フレームの長手方向に直交する方向を回動軸にして回動可能に取り付けれている。上記固定具は、上記回動体に主フレームを固定する。
好ましくは、このフレームは、移動フレームを備えている。上記中間フレームは、上記移動フレームを貫通している。上記移動フレームは、上記中間フレームに対して、長手方向に移動可能にされている。
好ましくは、このフレームは、上記太陽光発電パネルを固定するパネル取付具を備えている。上記パネル取付具は、上記移動フレームの外面に取り付けられている。
好ましくは、このフレームは、構造物に上記移動フレームを固定する据付具を備えている。上記据付具は、本体と、この本体に上記移動フレームを固定する固定具とを備えている。上記固定具は、上記移動フレームの外面に取り付けられている。
本発明に係る取付フレームでは、主フレームに対して中間フレームを移動させることことで、その全長が変更可能にされている。長さの異なる複数のフレームを準備する必要がない。また現地で切断などの追加工の手間が省かれる。このフレームを用いることで、パネルの設置工事の準備の手間が軽減され、その準備期間が短縮できる。
図1は、本発明の一実施形態に係る太陽光発電パネル取付フレームの使用状態が示された斜視図である。 図2は、図1の太陽光発電パネル取付フレームの一部が示された側面図である。 図3は、図2の線分III−IIIに沿った断面図である。 図4は、図1の太陽光発電パネル取付フレームの他の一部が示された斜視図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る太陽光発電パネル取付フレームの一部が示された斜視図である。 図6は、図5の太陽光発電パネル取付フレームの他の一部が示された断面図である。 図7は、本発明の更に他の実施形態に係る太陽光発電パネル取付フレームの一部が示された断面図である。 図8は、本発明の更に他の実施形態に係る太陽光発電パネル取付フレームの一部が示された断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、鉄骨構造の建屋2の一部と、架台4と、太陽光発電パネル6とが示されている。この建屋2は、棟つなぎ梁8、軒つなぎ梁10、梁12、母屋14及び屋根材16を備えている。軒つなぎ梁10は、棟つなぎ梁8の斜め下方に配置され、棟つなぎ梁8に平行に延びている。梁12は、棟つなぎ梁8から軒つなぎ梁10まで傾斜して延びている。梁12は、棟つなぎ梁8の端と軒つなぎ梁10の端とに固定されている。母屋14は、梁12に固定されている。母屋14は、棟つなぎ梁8及び軒つなぎ梁10に平行に延びている。この母屋14に屋根材16が葺かれている。図1には示されないが、この母屋14と屋根材16との間に野地板や防水シートが介在されてもよい。この屋根材16の形状は、平板状であるが、波板状であってもよい。例えば、波板状の凹凸が母屋に直交して延びていてもよい。
この屋根材16に架台4が載置されている。この建屋2では、架台4は6本のフレーム18からなっている。フレーム18は、母屋14に直交して延びている。フレーム18は、互いに間隔を空けて平行の延びている。フレーム18は、母屋14に固定されている。図示されないが、取付具が母屋14に固定されている。この取付具は、屋根材16を貫通して突出している。この取付具に、フレーム18が固定されている。
この架台4に、9枚のパネル6が固定されている。2本のフレーム18に、それぞれ3枚のパネル6が固定されている。架台4に固定されるパネルの枚数は1枚でもよく、2枚以上の複数枚あってもよい。この架台4では、一対のフレーム18によって、パネル6が固定されている。この架台4は、2本以上の複数のフレーム18からなっている。
図2に示される様に、フレーム18は、主フレーム20、中間フレーム22、移動フレーム24及びパネル取付具26を備えている。図3には、図2の線分III−IIIに沿った断面が示されている。更に、図4に示される様に、このフレーム18は、据付具28を備えている。
図2の主フレーム20は、細長い形状を備えている。主フレーム20は、上壁30、左右一対の側壁32、下壁34及び溝36を備えている。溝36は、上壁30に形成されている。溝36は、主フレーム30の長手方向一端から他端まで、その長手方向に平行に延在している。
図3に示される様に、上壁30と左右一対の側壁32と下壁34とは一体に形成されている。この主フレーム20は中空にされている。この上壁30の内面30aと左右一対の側壁32の内面32aと下壁34の内面34aとに囲まれる空間が形成されている。
溝36は、上壁30に長手方向に沿って延在する開口38を形成している。溝36は、開口38が狭く、開口38より奥が広く形成されている。この溝36は、逆T字形状に形成されている。
主フレーム20は、例えば、アルミニウム合金からなる。主フレーム20は、アルムニウム合金が押出成形されて形成されている。主フレーム20の材料はアルミニウム合金に限られない。主フレーム20の材料は、鋼、ステンレス鋼、炭素繊維強化樹脂、ガラス繊維強化樹脂、ポリウレタンや各種樹脂であってもよい。図3では、主フレーム20の断面形状は、略矩形にされているが、この形状に限られない。主フレーム20の断面形状は、三角形以上の多角形であってもよく、更には略円形、略楕円形であってもよい。主フレーム20は、パネル6を固定し、据付具28によって固定される観点から、上壁30の外面30bは、平面で形成されることが好ましい。
図2に示され様に、中間フレーム22は細長い形状を備えている。中間フレーム22は、上壁40、左右一対の側壁42、下壁44を備えている。上壁40と左右一対の側壁42と下壁44とは一体に形成されている。この中間フレーム22は中空にされている。中間フレーム22は,内部に空間を備えない中実であってもよい。
中間フレーム22は、主フレーム20と同じ材料からなる。中間フレーム22の断面形状は、略矩形にされているが、三角形以上の多角形であってもよく、更には略円形、略楕円形であってもよい。
中間フレーム22は、主フレーム20の空間に挿入されている。中間フレーム22は、主フレーム20に連結されている。中間フレーム22は、内面30aと左右一対の内面32aと内面34aとに案内されて、主フレーム20の長手方向に移動可能にされている。この観点から、中間フレーム22は、主フレーム20の内面30a、32a及び34aに案内される外形形状を備えていればよい。
移動フレーム24は、主フレーム20や中間フレーム22に比べて短い。移動フレーム24は、例えば、5cm以上20cm以下である。上壁46、図示されない左右一対の側壁48、下壁50及び溝52を備えている。溝52は、上壁46に形成されている。溝52は、移動フレーム24の移動方向に平行に延在している。この溝52は、溝36と同様の断面形状を備えている。
上壁46と左右一対の側壁48と下壁50とは、上壁30と左右一対の側壁32と下壁34と同様に、一体に形成されている。この移動フレーム24は中空にされている。この上壁46の内面46aと左右一対の側壁48の内面48aと下壁50の内面50aとに囲まれる空間が形成されている。
移動フレーム24は、主フレーム20と同じ材料からなる。移動フレーム24の断面形状は特に限定されないが、このフレーム18では、主フレーム20のそれと同じ形状にされている。このフレーム18では、移動フレーム24は、主フレーム20と同じ押出成形材から切り出されている。上壁46、側壁48及び下壁50は、主フレーム20の上壁30、側壁32及び下壁34に相当する。内面46a、内面48a及び内面50aは、主フレーム20の内面30a、内面32a及び内面34aに相当する。
この移動フレーム24に、中間フレーム22が通されて貫通している。内面46aと内面48aと内面50aとが中間フレーム22の外面に案内されている。移動フレーム24は、中間フレーム22の長手方向に移動可能にされている。
図2及び図3に示される様に、パネル取付具26は、ボルト54、ナット56及びパネル押さえ具58を備えている。ボルト54の頭部54aは、主フレーム20の溝36に挿入されている。ネジ部54bは溝36の開口38から突出している。この頭部54aは溝36に係合して、ボルト54は溝36に沿って移動可能にされている。ナット56は、ネジ部54bに螺合されている。ネジ部54bは、パネル押さえ具58を貫通している。パネル押さえ具58は、頭部54aとナット56との間に位置している。
図2及び図3の二点鎖線は、パネル6を表している。パネル6は、主フレーム20に載置される。このボルト54にナット56が螺合して、パネル押さえ具58がパネル6を主フレーム20に固定する。図2に示される様に、このフレーム18では、移動フレーム24の溝52にも、同様に、パネル押さえ具58が取り付けられている。パネル押さえ具58が、パネル6を移動フレーム24に固定する。
図4に示される様に、据付具28は、本体60、ボルト62及びナット64を備えている。据付具28は、主フレーム20の端部に取り付けられている。このボルト62は、ボルト54と同様にして、溝36に係合している。ボルト62は、溝36に沿って移動可能にされている。このボルト62とナット64とが螺合して、主フレーム20が据付具28に固定される。この据付具28では、ボルト62及びナット64が固定具を構成している。
図示されないが、この据付具28は、取付具に固定される。取付具は、母屋14に固定され、屋根材16を貫通して突出する。この据付具28が取付具に固定されることで、フレーム18は建屋2に固定されている。図4では、据付具28は、主フレーム20の端部に取り付けられているが、主フレーム20の長手方向の任意の位置に取り付けられうる。また、この据付具28は、移動フレーム24に取り付けられてもよい。
このフレーム18では、主フレーム20に対して、中間フレーム22が長手方向に移動可能にされている。これにより、フレーム18の全長が調整可能にされている。このフレーム18は、長さの異なるフレームを準備する必要がない。現地で、フレーム18を切断する必要がない。このフレーム18を用いることで、パネル6の設置工事が容易にされている。この設置工事の準備期間が短縮される。この設置工事の作業時間が短縮される。このフレーム18では、主フレーム20に中間フレーム22に挿入されたが、中間フレーム22に主フレーム20が挿入されてもよい。言い換えると、主フレーム20と中間フレーム22とのいずれか一方が他方に挿入されていればよい。
更に、主フレーム20の溝36に沿ってパネル取付具26が移動可能にされている。移動フレーム24の溝52に沿ってパネル取付具26が移動可能にされている。これにより、このフレーム18は、パネル6の大きさに合わせて、パネル取付具26の位置を調整できる。このフレーム18は、パネル6を一層容易に固定できる。移動フレーム24は溝52を備えなくてもよい。移動フレーム24に、パネル取付具26が固定されてもよい。移動フレーム24が長手方向に移動してパネル取付具26が移動されてもよい。
また、主フレーム20の溝36や移動フレーム24の溝52に沿って、据付具28が移動可能にされている。これにより、母屋14や垂木等の位置に合わせて、据付具28の位置を調整できる。このフレーム18は、パネル6の設置工事を一層容易にしている。移動フレーム24は溝52を備えなくてもよい。移動フレーム24に、据付具28が固定されてもよい。移動フレーム24が長手方向に移動して据付具28が移動されてもよい。
更に、移動フレーム24を備えているので、中間フレーム22の長手方向の任意の位置で、パネル6が固定されうる。また、中間フレーム22の長手方向の任意の位置で、据付具28で、フレーム18は固定されうる。このフレーム18は、種々の大きさのパネル6を、容易に固定できる。このフレーム18は、種々の建造物に容易に固定される。
この架台4では、2以上の複数のフレーム18からなる。このフレーム18は、互いにフレームで連結されておらず、個々に独立に並べられている。フレーム18は、平行に並べられている。この架台4は、フレーム18の互いの間隔を自由に変更できる。フレーム18の間隔は、建屋2に固定されることによって定まる。フレーム18は、パネル6がフレーム18に取り付けられることによって、パネル6を介して連結される。複数のフレーム18からなる架台4は、種々の大きさのパネル6の固定が可能であり、種々の建造物への固定とが一層容易にされている。この架台4は、汎用性に優れている。
このフレーム18では、主フレーム20に中間フレーム22が挿入されている。主フレーム20と中間フレーム22とが長手方向に相対的に移動しうる。温度変化によって、主フレーム20や中間フレーム22が熱膨張や熱収縮の熱膨張等をした場合にも、その伸縮を吸収できる。このフレーム18は、熱膨張等による歪みの発生が抑制されている。
この主フレーム20と中間フレーム22との間には、パネル取付具26でパネル6を固定することと、据付具28に固定することとで、摺動抵抗が生じうる。これにより、ストッパーを設けなくても、主フレーム20と中間フレーム22との長手方向の位置ずれが抑制されている。このフレーム18は、この長手方向の位置ずれを規制するストッパーを備えてもよい。ストッパーを備える場合には、熱膨張等による相対的な位置ずれ分の移動を許容して、ストッパーを設けることが好ましい。この移動フレーム24と中間フレーム22との間にも、主フレーム20と中間フレーム22との間と同様に、摺動抵抗が生じうる。このため、長手方向の位置ずれを規制するストッパーを設けなくても良いが、前述の様に、ストッパーが設けられてもよい。
このフレーム18は、1本の主フレーム20と1本の中間フレーム22とが連結されていてもよく、複数の主フレーム20と複数の中間フレーム22とが連結されていてもよい。このフレーム18は、様々な長さに対応できる。このフレーム18は、長さの異なる複数のフレームを在庫として保管する必要がない。フレーム18は分解された、主フレーム20や中間フレーム22として運搬される。このため、長尺のフレームの運搬が必要とされない。このフレーム18の運搬には、大型車両等が必要とされない。このフレーム18は、現場での運搬も容易にされている。
この架台4では、設置後においても、主フレーム20、中間フレーム22及び移動フレーム24を追加できる。また、設置後においても架台4の一部の主フレーム20、中間フレーム22及び移動フレーム24を取り外すことができる。この架台4は、増設、減設及びレイアウト変更などが容易にできる。
このフレーム18では、ボルト54及びナット56を例に説明がされたが、締結部材はこれに限定されない。この締結部材は、一方の部材と他方の部材が締結されて主フレーム20又は移動フレーム24にパネル6を固定できる機能と、一方の部材と他方の部材とのいずれかが溝36又は溝52に係合して移動可能にできる機能とを備えていればよい。
このフレーム18では、据付具28の固定具として、ボルト62とナット64を例に説明がされたが、これに限定されない。この固定具は、一方の部材と他方の部材が締結されて本体60に主フレーム20又は移動フレーム24を固定できる機能と、一方の部材と他方の部材とのいずれかが溝36又は溝52に係合して移動可能にできる機能とを備えていればよい。
図5には、本発明に係る他のフレーム66が示されている。架台4は、フレーム18に代えてフレーム66を備えていてもよい。ここでは、フレーム66について、フレーム18と異なる構成が説明され、フレーム18と同様の構成の説明が省略される。また、フレーム18と同様の構成については、同じ符号を用いて説明がされる。
このフレーム66は、主フレーム68、中間フレーム70、移動フレーム72及びパネル取付具74を備えている。更に、図6に示される様に、フレーム66は、据付具76を備えている。
主フレーム68は、上壁78、左右一対の側壁80、下壁82及び溝84を備えている。溝84は、上壁78に形成されている。溝84は、主フレーム68の長手方向に平行に延在している。溝84は、上壁78を切り欠いている。溝84は、上壁78、左右一対の側壁80及び下壁82に囲まれた空間と主フレーム68の外側の空間とを連通させている。主フレーム68は、例えば、メッキ鋼板やステンレス鋼板からなる。
中間フレーム70は、上壁86、左右一対の側壁88、下壁90及び溝92を備えている。上壁86と左右一対の側壁88と下壁90とは一体に形成されている。この中間フレーム70は中空にされている。溝92は、溝84と同様に、上壁86を切り欠いている。中間フレーム70は、主フレーム68と同じ材料からなる。
中間フレーム70は、主フレーム68の空間に挿入されている。中間フレーム70は、主フレーム68に連結されている。中間フレーム70の溝92と主フレーム68の溝84の位置は、フレーム66の外周方向において、合わせられている。中間フレーム70は、主フレーム68の上壁78、左右一対の側壁80及び下壁82の内面に案内されて、長手方向に移動可能にされている。
移動フレーム72は、主フレーム68と同じ材料からなる。移動フレーム72の断面形状は特に限定されないが、このフレーム66では、主フレーム68のそれと同じ形状にされている。移動フレーム72は、主フレーム68と同様に、溝84を備えている。この移動フレーム72は、主フレーム68と同じ構造材から切り出されている。この移動フレーム72に、中間フレーム70が通されている。移動フレーム72は、中間フレーム70の長手方向に移動可能にされている。
パネル取付具74は、ボルト94、ナット96及びパネル押さえ具98を備えている。ナット96は、中間フレーム70の空間に挿入されている。ボルト94のネジ部94bは溝84及び溝92を通されて、中間フレーム70の空間に突出している。このボルト94は溝84及び溝92に沿って移動可能にされている。ナット96は、ネジ部94bに螺合されている。ネジ部94bは、パネル押さえ具98を貫通している。パネル押さえ具98は、頭部94aとナット96との間に位置している。
このナット96の形状は、略矩形の板状にされている。このナット96は、中間フレーム70の空間で回り止めとして機能する。これにより、ボルト94を回すことで、ボルト94をナット96に更にねじ込むことが可能にされており、この締結を緩めることが可能にされている。図示されないが、このパネル取付具74は、主フレーム68に取り付けられてもよい。ナット96は、主フレーム68の空間に挿入される。このナット96は、主フレーム68の空間で回り止めとして機能する。ボルト94のネジ部94bは溝84を通されて、主フレーム68の空間に突出する。このボルト94は溝84に沿って移動可能にされる。
図6に示される様に、据付具76は、本体100と、固定具としてのボルト102及びナット104とを備えている。このボルト102は、溝84に係合している。ボルト102は、溝84に沿って移動可能にされている。このボルト102とナット104とが螺合して、主フレーム68が据付具76に固定される。据付具76は、主フレーム68の長手方向のいずれの位置に取り付けられてもよい。更に、この据付具76は、移動フレーム72に取り付けられてもよい。
図7及び図8には、本発明に係る他の実施形態が示されている。ここでは、フレーム66と異なる構成が説明され、フレーム66と同様の構成の説明が省略される。また、フレーム66と同様の構成については、同じ符号を用いて説明がされる。
図7には、据付具106が示されている。この据付具106は、本体108を備えている。図7に示される様に、本体108の断面形状は、側面が開口されて、カタカナのコ字形状にされている。
図8には、据付具110が示されている。この据付具110は、本体112及び回動体114を備えている。回動体114は回動軸116を備えている。図8に示される様に、本体112の断面形状は、略L字形状にされている。回動軸116は、本体112を貫通している。回動体114は、本体112に回動可能に取り付けられている。回動体114は、主フレーム68の長手方向と直交する方向を回転軸にして、回動可能にされている。主フレーム68は、回動体114に取り付けられている。これにより、主フレーム68は、回動可能にされている。
図8の一点鎖線L1は、主フレーム68の長手方向に直交し、上下方向に延びる直線を表している。一点鎖線L2は、主フレーム68の長手方向に直交し、水平方向に延びる直線を表している。この直線L2は、回動体114の回転軸を表している。
複数の据付具110でフレーム66を支持する場合、据付具110は、互いに、フレーム66の長手方向に間隔を空けて位置する。この据付具110に固定されたフレーム66の長手方向がずれると、隣の据付具110での位置ずれが生じる。据付具110の間隔が大きい場合には、この位置ずれも大きくなる。この位置ずれは、フレーム66に曲げを生じる。フレーム66の曲げは、主フレーム68と中間フレーム70との相対的な移動を阻害する。
この据付具110では、直線L1を回転軸として、本体112によって、主フレーム68の長手方向向きが微調整されうる。更に、直線L2を回転軸として、回動体114によって、主フレーム68の長手方向向きが微調整されうる。これにより、フレーム66の曲げが抑制される。これにより、主フレーム68と中間フレーム70との長手方向の相対的な移動が容易にされている。この据付具110を用いることで、パネル6の据付が一層容易にされている。
以上説明されたフレーム及び架台は、太陽光発電パネルを取り付けるフレーム及び架台として広く適用されうる。
4・・・架台
6・・・パネル
18、66・・・フレーム
20、68・・・主フレーム
22、70・・・中間フレーム
24、72・・・移動フレーム
26、74、98・・・パネル取付具
28、76、106、110・・・据付具
36、52、84、92・・・溝
38・・・開口
54、62、94、102・・・ボルト
56、64、96、104・・・ナット
58・・・パネル押さえ具
60、100、108、112・・・本体
114・・・回動体
116・・・回動軸

Claims (7)

  1. 細長い主フレームと、細長い中間フレームとを備えており、
    上記中間フレームと上記主フレームとのいずれか一方が他方に挿入されており、
    上記中間フレームが上記主フレームに対して長手方向に移動可能にされている、
    太陽光発電パネルが取り付けられるフレーム。
  2. 上記太陽光発電パネルを固定するパネル取付具を備えており、
    上記主フレームの外面に長手方向に延びる溝が形成されており、
    上記パネル取付具が上記溝に挿入されて上記溝に沿って移動可能にされている請求項1に記載のフレーム。
  3. 構造物に上記主フレームを固定する据付具を備えており、
    上記据付具が本体とこの本体に上記主フレームを固定する固定具とを備えており
    上記固定具が上記溝に挿入されており、
    上記固定具が上記溝に沿って移動可能にされている請求項2に記載のフレーム。
  4. 上記据付具が回動体を備えており、
    上記回動体が上記本体に上記主フレームの長手方向に直交する方向を回動軸にして回動可能に取り付けれており、
    上記固定具が上記回動体に主フレームを固定する請求項3に記載のフレーム。
  5. 移動フレームを備えており、
    上記中間フレームが上記移動フレームを貫通しており、
    上記移動フレームが上記中間フレームに対して、長手方向に移動可能にされている請求項1から4のいずれかに記載のフレーム。
  6. 上記太陽光発電パネルを固定するパネル取付具を備えており、
    上記パネル取付具が上記移動フレームの外面に取り付けられている請求項5に記載のフレーム。
  7. 構造物に上記移動フレームを固定する据付具を備えており、
    上記据付具が本体とこの本体に上記移動フレームを固定する固定具とを備えており、
    上記固定具が上記移動フレームの外面に取り付けられている請求項5又は6に記載のフレーム。
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