JP2017149494A - リターンベルトの支持ローラ - Google Patents

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義昭 江副
Yoshiaki Ezoe
義昭 江副
晋治 末長
Shinji Suenaga
晋治 末長
尚也 杉本
Hisaya Sugimoto
尚也 杉本
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Abstract

【課題】ベルトコンベヤにおけるベルトの蛇行を修正できるようにする。【解決手段】ベルトコンベヤAの両側コンベヤフレーム1にリターン側ベルトaの上側を横切る水平材2を支持し、この水平材にそれぞれの下り勾配の末端側が昇降するように左右一対の傾動体4の先端を支軸5を介し支持し、この両傾動体にリターン側ベルトの側縁部を下り勾配に押さえ込むサイドローラ8のセンタ軸11を軸承し、コンベヤフレームと上記傾動体の末端とに前記傾動体の末端側昇降を調整する位置固定手段Bを設け、水平材のスタンドにリターン側ベルトの上面中央部を押さえ込むセンタローラ9のセンタ軸11を軸承した構成を採用する。【選択図】図1

Description

この発明は、ベルトコンベヤにおけるリターンベルトを支承する支持ローラに関する。
ベルトコンベヤは、運転中において、常にまたは突然に特有の蛇行をすることがある。
多くの場合は、風の影響やコンベヤベルトの癖で、あるいはキャリヤ側の片荷によるベルトの蛇行が修正未完了のままリターン側に移行しつつ蛇行を続けるためである。
さらに、現状のコンベヤ設備では、積載物の片荷や地盤沈下またはコンベヤフレームの歪み、あるいはそのコンベヤが持つ特有の癖と言われる現象が少なからず見られ、部分的に蛇行することがあり、その対策として部分的に集中した蛇行調整がとられてきた。
上記のベルトの蛇行調整を行うアイドラの方式としては、キャリヤ側で行う方式と、リターン側で行う方式が既に知られている。
しかし、キャリヤ側で行う場合は、ベルト上の搬送物等の負荷のため、蛇行調整に大きな力が必要となるので、小さな力でも蛇行修正ができるリターン側での蛇行調整法を用いることが多かった。
そこで、アイドラ類の延命策やベルト蛇行調整効果に対しても最も有効で期待される方式の一つとして、リターンベルト(帰り側ベルト)の上側、すなわち、ベルトに搬送物の残渣等の居着きがない面を制御(蛇行調整)する方法である。
多くのタイプは、リターンベルトの上側左右にローラが位置し、例えば15°や45°のような押さえ角度でベルトの両側縁部を上から固定的に押さえ込む方式や(例えば、特許文献1参照)、あるいは同形式に旋回機能を付与した自動調芯方法(例えば、特許文献2参照)である。
特許第5719547公報 特開2008−308252号公報
ところで、特許文献1の方式によると、リターン側ベルトの上側(上面)を押さえ込む左右の押さえローラ(調芯ローラ)の押さえ込む角度が一定で調整できないため、ベルトコンベヤのベルトの癖や、地盤沈下またはコンベヤフレームの歪みなどの原因で蛇行した際の調整ができないと共に、左右の押さえローラの押さえ込み角度が均一なため、左側或いは右側押さえローラの押さえ角度を変更した蛇行調整ができない、すなわち、左右の押さえローラの角度が据え付け場所毎の特異に合わせて変更することができない問題などがあった。
また、特許文献2の方式によると、左右の押さえローラを軸承した一本のローラスタンドをベルトの蛇行にともないベルト蛇行修正方向に自動的に旋回させる構造のため、構造が複雑になって勢い大幅なコストアップになるなどの問題があった。
そこで、この発明は、上述の各問題を解決したリターンベルトの支持ローラを提供することにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、ベルトコンベヤにおける両側のコンベヤフレームにリターン側ベルトの上側を横切る水平材の両端を支持し、この水平材の両端間中央にそれぞれの下り勾配の末端側が昇降するように左右一対の傾動体の先端を支軸を介し支持し、この両傾動体の末端側に上記リターン側ベルトの側縁部を下り勾配に押さえ込むサイドローラのセンタ軸を軸承し、上記コンベヤフレームと上記傾動体の末端とに前記傾動体の末端側昇降を調整することができるような位置固定手段を設け、上記水平材に設けてあるスタンドに上記リターン側ベルトの上面中央部を押さえ込むセンタローラのセンタ軸両端を軸承した構成を採用する。
以上のように、この発明のリターンベルトの支持ローラによれば、左右の両傾動体に軸承してあるサイドローラによりリターン側ベルトの上面両端縁部を下方に押さえ込んであるので、この押さえ込みにともなうリターン側ベルトの両側部分に屈曲にともない、リターン側ベルトに蛇行現象が発生しても、上述の屈曲部分で蛇行を解消しようとする。
このため、リターン側ベルトの安定した走行を保障すると共に、サイドローラによる押さえ込みにともなう屈曲部分の形状を、リターン側ベルトの上面中央部分をセンタローラでの押さえ込みで(浮き上がりを阻止して)安定した蛇行防止の形状を維持することができる。
そして、サイドローラの軸承傾動体を、位置固定手段の操作により所定の傾動角に調整することができるので、ベルトの癖や、風の影響或いは地盤沈下によるコンベヤフレームの歪みその他の原因にともなう蛇行修正を、原因に応じて調整できる特有な効果もある。すなわち、部分的な蛇行であっても、両側の傾動体の傾斜角を個々に調整することで解消する。
この発明の実施の形態を示す一部切欠正面図である。 同上の一部切欠平面図である。 同上の要部を示す一部切欠拡大正面図である。 同上の一部切欠拡大側面図である。 両傾動体の傾動支点部分を示す縦断拡大側面図である。 両傾動体の角度を調整した状態を示す一部切欠正面図である。
次に、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の実施形態の図1から図4に示す図示Aは、ベルトコンベヤである。
上記のベルトコンベヤAは、周知のようにヘッドプーリとテールプーリ(図示省略)との間に無端状のベルトをかけ渡して構成されている。
上記ベルトコンベヤAにおける両側のコンベヤフレーム1にリターン側ベルトaの上側を横切る水平材2の両端を支持する。
この支持は、図示の場合、水平材2の両端に溶接などで固着した取付片3をコンベヤフレーム1にボルト及びナットからなる固着具(図示省略)を介し取り付ける。
また、上記水平材2の両端間の中央には、それぞれの下り勾配の末端側が昇降するように左右一対の傾動体4、4の先端が支軸5を介し回動自在に取り付けてある。
上記の両傾動体4は、先端から途中迄が水平で、この水平部分から連なって末端方向に下り勾配になる傾斜部分とで、すなわち、ヘ字状に一体的に設けてあり、両傾動体4の先端両側に強度を付与するために設けてある(図5参照)片方外側、もう片側内方の突出板6を内外に嵌め込み、そして、水平材2の側板7と突出板6とに支軸5(ボルトとナットとからなる)を貫通させて、水平材2に対し左右の両傾動体4を傾動させるようにしたが、限定されず、その他の構成によって水平材2に対し両傾動体4を取り付けてもよい。
さらに、両傾動体4の下り勾配の末端側には、リターン側ベルトaの両側縁部分を上方から押さえ込んで、リターン側ベルトaの両側を屈曲させるサイドローラ8が左右ハ字状に軸承してある。
上記両サイドローラ8によるリターン側ベルトaの両側部分をへ字状に屈曲(押し下げる要因)は、両側の屈曲にともないリターン側ベルトaに蛇行を修正しようとする特性を付与することにある。
また、水平材2の片側には、リターン側ベルトaの上面中央部を押さえ込むセンタローラ9が軸承してある。
このセンタローラ9による押さえ込みの要因は、リターン側ベルトaのサイドローラ8による押さえ込みにともない、リターン側ベルトaの中央部分の上方への膨出を阻止することにある。
なお、サイドローラ8及びセンタローラ9の軸承は、周知のように傾斜体4及び水平材2にスタンド10を設けて、このスタンド10の切欠きにサイドローラ8及びセンタローラ9のセンタ軸11の周面切欠き溝(いずれも図示省略)を嵌め込み係合させて、センタ軸11を不回転状態に支持するようになっている。
また、コンベヤフレーム1側と傾動体4とには、両傾動体4の末端側を昇降させたのち、その昇降を止める調整後の位置固定手段Bが設けてある。
上記の位置固定手段Bとしては、図示の場合、取付片3から下方に突出する板13と、傾動体4から上方に突出する板14を対向状に設け、片方の板13に支軸5を中心とする同芯弧状の内側線上と外側線上に点在的で、かつ千鳥状配列の透孔15を設け、もう片方の板14に内側線上及び外側線上の透孔15に移動にともない列毎の1つの透孔16を設け、合致する透孔15、16にピン17(抜け止めとして、図示ナット止めの)を貫通させ、透孔15の千鳥状配列で傾斜体4の昇降調整角を小刻みに多くできるようにしたが、限定されず、その他の構成の位置固定手段Bにより目的を達成することもできる。
上記のように構成すると、サイドローラ8によるリターン側ベルトaの押さえ込みを下方に強く、或いは押さえ込み(下方への)を弱くする場合、位置固定手段Bによる固定を解除し、次いで傾動体4を(支軸5を支点として)倒れ(末端降下方向)、或いは傾動体4を起動方向に傾動する。
傾動調整後に位置固定手段Bにより傾動体4の傾動を止める。
上記傾動体4の傾動にともなうリターン側ベルトaの押さえ込みは、左右の傾動体4を傾動する場合と、例えばベルトの癖や風の影響或いは地盤沈下によるコンベヤフレームの歪みその他の原因にともない片側傾動体4のみ或いは片側傾動体4の倒れ方向に対しもう片側傾動体4の起立方向に適宜決定する。
なお、図1、3に示すように、両(左右)傾動体4の先端プレート21上にボルト22を介し押さえ込みプレート23を取り付けて、両傾動体4の起立方向の傾動を止めて、サイドローラ8によるリターン側ベルトaの押さえ込みを左右均等にすることが(例えば蛇行がない場合など)でき、また、押さえ込みプレート23を図3鎖線に示すように撤去(この要因は、左右の傾動体4の傾動方向が相違するため)する。
A ベルトコンベヤ
a リターン側ベルト
B 位置固定手段
1 コンベヤフレーム
2 水平材
3 取付片
4 傾動体
5 支軸
6 突出板
7 側板
8 サイドローラ
9 センタローラ
10 スタンド
11 センタ軸
13 板
14 板
15 透孔
16 透孔
17 ピン

Claims (1)

  1. ベルトコンベヤにおける両側のコンベヤフレームにリターン側ベルトの上側を横切る水平材の両端を支持し、この水平材の両端間中央にそれぞれの下り勾配の末端側が昇降するように左右一対の傾動体の先端を支軸を介し支持し、この両傾動体の末端側に上記リターン側ベルトの側縁部を下り勾配に押さえ込むサイドローラのセンタ軸を軸承し、上記コンベヤフレームと上記傾動体の末端とに前記傾動体の末端側昇降を調整することができるような位置固定手段を設け、上記水平材に設けてあるスタンドに上記リターン側ベルトの上面中央部を押さえ込むセンタローラのセンタ軸両端を軸承したことを特徴とするリターンベルトの支持ローラ。
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