JP2017149434A - 太陽電池モジュール用梱包体および梱包体付き太陽電池モジュール - Google Patents

太陽電池モジュール用梱包体および梱包体付き太陽電池モジュール Download PDF

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Abstract

【課題】太陽電池モジュールのコネクタを簡易に保護する技術を提供する。【解決手段】受光面側保護部10は、太陽電池モジュール200の受光面270の一部を覆う。裏面272は、受光面270に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュール200の裏面272の一部を覆う。側面側保護部14は、裏面側保護部12と受光面側保護部10との間に設けられ、かつ太陽電池モジュール200の1つの長側面274を覆う。コネクタ保護部24は、裏面側保護部12と切目線26を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュール200の裏面272に設置された端子ボックス216から延びるケーブル218の先端に設けられたコネクタ220を差し込み可能な穴部28を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、梱包技術、特に太陽電池モジュールを梱包する太陽電池モジュール用梱包体および梱包体付き太陽電池モジュールに関する。
太陽電池モジュールは、保管・運搬中の破損を防止するために、梱包される。例えば、梱包材には段ボールが使用され、太陽電池モジュールの側面と裏面とが覆われる。その際、太陽電池モジュールのケーブル・コネクタのばたつきによって、太陽電池モジュール裏面のバックフィルムが損傷することも防止しなくてはならない。そのために、切込み付きの穴が梱包材に設けられ、当該穴にコネクタが差し込まれる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−985号公報
太陽電池モジュールを覆う梱包材に設けた穴にコネクタを差し込むことによって、保管・運搬中の破損が防止される。しかしながら、太陽電池モジュールを例えば屋根に設置する場合、設置前に梱包材を取り外してから、太陽電池モジュールは屋根まで運ばれる。屋根まで運ばれる間、コネクタは保護されていないので、コネクタが太陽電池モジュールを損傷させてしまうおそれがある。一方、コネクタを保護するためだけに保護材を使用した場合、部品点数が増加し、コストが増加する。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、太陽電池モジュールのコネクタを簡易に保護する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の太陽電池モジュール用梱包体は、互いに反対を向いた受光面と裏面とを側面で囲んで構成された太陽電池モジュールの1つの側面を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体であって、太陽電池モジュールの受光面の一部を覆う受光面側保護部と、受光面側保護部に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部と、裏面側保護部と受光面側保護部との間に設けられ、かつ太陽電池モジュールの1つの側面を覆う側面側保護部と、裏面側保護部と切目線を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュールの裏面に設置された端子ボックスから延びるケーブルの先端に設けられたコネクタを差し込み可能な穴部を有するコネクタ保護部と、を備える。
本発明の別の態様もまた、太陽電池モジュール用梱包体である。この太陽電池モジュール用梱包体は、互いに反対を向いた受光面と裏面とを側面で囲んで構成された太陽電池モジュールの1つの側面を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体であって、太陽電池モジュールの受光面の一部を覆う受光面側保護部と、受光面側保護部に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部と、裏面側保護部と受光面側保護部との間に設けられ、かつ太陽電池モジュールの1つの側面を覆う側面側保護部と、裏面側保護部と切目線を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュールの裏面に設置された端子ボックスから延びるケーブルの先端に設けられたコネクタが取りつけられるコネクタ保護部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、梱包体付き太陽電池モジュールである。この梱包体付き太陽電池モジュールは、互いに反対を向いた受光面と裏面とを側面で囲んで構成された太陽電池モジュールと、太陽電池モジュールの1つの側面を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体とを備える。太陽電池モジュール用梱包体は、太陽電池モジュールの受光面の一部を覆う受光面側保護部と、受光面側保護部に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部と、裏面側保護部と受光面側保護部との間に設けられ、かつ太陽電池モジュールの1つの側面を覆う側面側保護部と、裏面側保護部と切目線を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュールの裏面に設置された端子ボックスから延びるケーブルの先端に設けられたコネクタを差し込み可能な穴部を有するコネクタ保護部と、を備える。
本発明によれば、太陽電池モジュールのコネクタを簡易に保護できる。
本発明の実施例に係る梱包体付き太陽電池モジュールの構成を示す分解斜視図である。 図2(a)−(c)は、図1の太陽電池モジュール用梱包体の構成を示す展開図である。 図3(a)−(c)は、図1の梱包体付き太陽電池モジュールの構成を示す斜視図である。 図3(a)−(c)の梱包体付き太陽電池モジュールのy軸に沿った断面図である。 図1のコネクタ保護部の構成を示す斜視図である。
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例は、太陽電池モジュールの破損を防止するために、太陽電池モジュールの一部を覆う太陽電池モジュール用梱包体に関する。太陽電池モジュールは、矩形状を有しており、互いに対向した2つの長側面と、互いに対向した2つの短側面とによって囲まれている。また、太陽電池モジュールの裏面には、端子ボックスが設置されており、端子ボックスに接続されたケーブルの先端にコネクタが設けられている。太陽電池モジュールにおける2つの長側面のそれぞれに対して、太陽電池モジュール用梱包体が取りつけられる。太陽電池モジュール用梱包体は、例えば、段ボールにより形成されており、その構成には、太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部が含まれる。裏面側保護部は、コネクタ保護部と一体的に形成されており、両者の間に切目線が設けられる。
コネクタ保護部には穴部が設けられており、穴部にコネクタが差し込まれることによって、コネクタが固定される。このような構成により、保管・運搬中の破損が防止される。このように太陽電池モジュール用梱包体が取りつけられた太陽電池モジュール(以下、「梱包体付き太陽電池モジュール」という)は、太陽電池モジュールを設置すべき屋根の近くまで運搬される。太陽電池モジュールの設置前に、太陽電池モジュール用梱包体が太陽電池モジュールから取り外される。その際、切目線に沿って、コネクタ保護部が裏面側保護部から切り離される。そのため、太陽電池モジュール用梱包体が太陽電池モジュールから取り外された状態であっても、コネクタはコネクタ保護部に保護され続けている。屋根に太陽電池モジュールを設置した後、コネクタ保護部は、コネクタから取り外される。なお、以下の説明において、「平行」は、完全な平行だけではなく、誤差の範囲で平行からずれている場合も含むものとする。また、「略」は、おおよその範囲で同一であるという意味である。
図1は、本発明の実施例に係る梱包体付き太陽電池モジュール300の構成を示す分解斜視図である。梱包体付き太陽電池モジュール300は、太陽電池モジュール用梱包体100と総称される第1太陽電池モジュール用梱包体100a、第2太陽電池モジュール用梱包体100b、太陽電池モジュール200を含む。太陽電池モジュール用梱包体100は、受光面側保護部10、裏面側保護部12、側面側保護部14、壁面側保護部16と総称される第1壁面側保護部16a、第2壁面側保護部16b、折返し面18と総称される第1折返し面18a、第2折返し面18b、差込片20と総称される第1差込片20a、第2差込片20b、差込穴22と総称される第1差込穴22a、第2差込穴22b、コネクタ保護部24、切目線26を含む。また、太陽電池モジュール200は、太陽電池パネル210、長フレーム212、短フレーム214、端子ボックス216、ケーブル218と総称される第1ケーブル218a、第2ケーブル218b、コネクタ220と総称される第1コネクタ220a、第2コネクタ220bを含む。
図1に示すように、x軸、y軸、z軸からなる直交座標系が規定される。x軸、y軸は、太陽電池モジュール200の平面内において互いに直交する。z軸は、x軸およびy軸に垂直であり、太陽電池モジュール200の厚み方向に延びる。また、x軸、y軸、z軸のそれぞれの正の方向は、図1における矢印の方向に規定され、負の方向は、矢印と逆向きの方向に規定される。太陽電池モジュール200を形成する2つの主表面であって、かつx−y平面に平行な2つの主表面のうち、z軸の正方向側に配置される主平面が受光面270であり、z軸の負方向側に配置される主平面が裏面272である。以下では、z軸の正方向側を「受光面側」とよび、z軸の負方向側を「裏面側」とよぶ。さらに、受光面270、裏面272を囲むように、x軸に沿った長側面274、y軸に沿った短側面276が配置されている。
太陽電池パネル210は、z軸方向に互いに反対を向いた受光面270と裏面272を含みながら、y軸方向よりもx軸方向に長い矩形状を有する。太陽電池パネル210の受光面270側には透光性基板が配置され、裏面272側には裏面保護部材であるバックシートが配置される。また、透光性基板とバックシートとの間には、封止部材が配置されており、封止部材によって複数の太陽電池セルが封止されている。例えば、透光性基板には、ガラス基板、透光性プラスチック等が使用され、バックシートには、PET(ポリエチレンテレフタラート)等の樹脂フィルム、Al箔を樹脂フィルムで挟んだ構造を有する積層フィルムが使用される。また、封止部材には、ポリオレフィン、EVA(エチレンビニルアセテート)、PVB(ポリビニルブチラール)、ポリイミド等の樹脂フィルムのような熱可塑性樹脂が使用される。太陽電池パネル210のy軸方向の両端には、x軸方向に延びる長フレーム212が配置され、太陽電池パネル210のx軸方向の両端には、y軸方向に延びる短フレーム214が配置される。
隣接した長フレーム212と短フレーム214は互いに連結されることによって、2つの長フレーム212と2つの短フレーム214は、太陽電池パネル210を囲むような枠形状に配置される。長フレーム212と短フレーム214は、押出成形によって形成されるので、延びる方向を横切る方向において同一形状の断面を有する。また、長フレーム212と短フレーム214は、太陽電池パネル210を保護するために、例えば、アルミニウム、あるいはアルミニウム合金で構成される。
なお、太陽電池パネル210に長フレーム212、短フレーム214、後述の端子ボックス216、ケーブル218、コネクタ220を取りつけたものが、太陽電池モジュール200である。前述のごとく、太陽電池モジュール200は、長側面274、短側面276で囲まれている。そのため、長側面274は長フレーム212に一致し、短側面276は短フレーム214に一致する。
太陽電池パネル210の裏面272には、端子ボックス216が取りつけられる。また、2本のケーブル218のそれぞれの一端側は、端子ボックス216に接続され、2本のケーブル218のそれぞれの他端側には、コネクタ220が接続される。端子ボックス216、ケーブル218、コネクタ220は、太陽電池パネル210に電気的に接続され、太陽電池パネル210から電力を取り出す。ここで、コネクタ220の外周は、例えば、熱可塑性プラスチック等によって覆われている。
第1太陽電池モジュール用梱包体100aは、y軸の正方向側から太陽電池モジュール200の長フレーム212、つまり長側面274の近傍を被覆する。近傍とは、長フレーム212だけでなく、太陽電池パネル210の一部も含まれるという意味である。第1太陽電池モジュール用梱包体100aは、例えば、段ボールを材料として形成される。また、第2太陽電池モジュール用梱包体100bは、y軸の負方向側から太陽電池モジュール200の長フレーム212、つまり長側面274の近傍を被覆する。このように太陽電池モジュール200は、y軸の両方向側から太陽電池モジュール用梱包体100によって被覆される。ここで、第1太陽電池モジュール用梱包体100aと第2太陽電池モジュール用梱包体100bは、向きが異なるだけで、同一の構成を有する。以下では、第2太陽電池モジュール用梱包体100bをもとに太陽電池モジュール用梱包体100の構成を説明する。
受光面側保護部10は、x−y平面上に配置されるとともに、y軸方向よりもx軸方向に長い矩形状を有する。受光面側保護部10のx軸方向の長さは、長フレーム212を被覆することが可能な長さである。一方、受光面側保護部10のy軸方向の長さは、長フレーム212のy軸方向の長さよりも長い。受光面側保護部10は、太陽電池モジュール200の受光面270の一部を覆う。一部とは、前述の近傍と同義である。
裏面側保護部12は、x−y平面上に配置されるとともに、受光面側保護部10よりもz軸の負方向側において、受光面側保護部10に対向して設けられる。裏面側保護部12のx軸方向の長さは、受光面側保護部10のx軸方向の長さと同一である。裏面側保護部12は、太陽電池モジュール200の裏面272の一部を覆う。
側面側保護部14は、z−x平面上に配置されるとともに、裏面側保護部12と受光面側保護部10との間に設けられる。また、側面側保護部14は、z軸方向よりもx軸方向に長い矩形状を有し、側面側保護部14のx軸方向の長さは、受光面側保護部10のx軸方向の長さと同一である。側面側保護部14のz軸方向の長さは、長フレーム212を被覆することが可能な長さである。側面側保護部14は、太陽電池モジュール200の長側面274、つまり長フレーム212を覆う。
ここで、受光面側保護部10のx軸の正方向側端からz軸の負方向に向かって第2壁面側保護部16bが配置され、第2壁面側保護部16bのz軸の負方向側端からx軸の負方向に向かって第2折返し面18bが配置される。さらに、第2折返し面18bのx軸の負方向側端からx軸の負方向に向かって第2差込片20bが配置される。ここで、受光面側保護部10、第2壁面側保護部16b、第2折返し面18b、第2差込片20bは、一体的に形成されている。さらに、第2差込片20bは、裏面側保護部12に設けられた第2差込穴22bに差し込まれることによって、裏面側保護部12に固定される。このような構成は、第1壁面側保護部16a、第1折返し面18a、第1差込片20a、第1差込穴22aについても同様である。
コネクタ保護部24は、裏面側保護部12のy軸の正方向側において、裏面側保護部12と切目線26を介して一体的に形成される。図1の状態では、コネクタ保護部24は、裏面側保護部12の一部分のように構成されているが、切目線26に沿って、コネクタ保護部24を裏面側保護部12から切り離すことが可能である。コネクタ保護部24のx軸方向の長さは、裏面側保護部12のx軸方向の長さよりも短い。コネクタ保護部24には、穴部28が備えられ、穴部28には、太陽電池モジュール200の裏面272に設置された端子ボックス216から延びるケーブル218の先端に設けられたコネクタ220を差し込み可能である。
図2(a)−(c)は、太陽電池モジュール用梱包体100の構成を示す展開図である。これは、図1に示した太陽電池モジュール用梱包体100を組み立てる前の構成であり、太陽電池モジュール用梱包体100は展開状態においてシート状に形成される。ここでは、図1の第2太陽電池モジュール用梱包体100bの裏面側保護部12に合わせるように、直交座標系を示す。図示のごとく、受光面側保護部10、側面側保護部14、裏面側保護部12がy軸方向に並べられているが、それらは折目50、折目52を介して連接されている。
また、第1差込片20a、第1折返し面18a、第1壁面側保護部16a、受光面側保護部10、第2壁面側保護部16b、第2折返し面18b、第2差込片20bがx軸方向に並べられている。それらは、折目54、折目56、折目58、折目60を介して連接されている。折目50から折目60に沿って、太陽電池モジュール用梱包体100が折り曲げられ、かつ第1差込片20aが第1差込穴22aに、第2差込片20bが第2差込穴22bに差し込まれることによって、図1に示した太陽電池モジュール用梱包体100が構成される。
前述のごとく、コネクタ保護部24は、切目線26を介して裏面側保護部12と一体的に形成される。切目線26は、図示のごとく、1カ所で屈曲した形状、つまり向きの異なった2つの直線が1点で結ばれる形状に設けられる。ここで、コネクタ保護部24では、x軸の負方向から正方向に向かって、第1保護部32、第2保護部34、第3保護部36がx−y平面上に並べられ、それらは折目62、折目64を介して連接される。さらに、コネクタ保護部24には、穴部28に接続するように切込み部30が設けられる。
図2(b)では、図2(a)と比較して、切目線26の形状が異なる。切目線26は、円弧の一部のように、曲線状に設けられる。また、図2(c)では、図2(a)−(b)と比較して、切目線26の形状が異なる。切目線26は、直線状に設けられる。このように切目線26は、図2(a)−(c)のような様々な形状で設けることが可能である。
図3(a)−(c)は、梱包体付き太陽電池モジュール300の構成を示す斜視図である。図3(a)における梱包体付き太陽電池モジュール300では、図1における第1太陽電池モジュール用梱包体100a、第2太陽電池モジュール用梱包体100bが太陽電池モジュール200に取りつけられる。図3(b)は、図3(a)に示した梱包体付き太陽電池モジュール300において、第1コネクタ220aと第2コネクタ220bとが、第2太陽電池モジュール用梱包体100bの穴部28に差し込まれた状態を示す。図3(c)は、図3(a)に示した梱包体付き太陽電池モジュール300において、第1コネクタ220aと第2コネクタ220bとが、第1太陽電池モジュール用梱包体100aの穴部28に差し込まれた状態を示す。梱包体付き太陽電池モジュール300は、図3(b)−(c)のいずれかの状態で、保管されたり、太陽電池モジュール200を設置すべき屋根の近くまで運搬されたりする。
図4は、梱包体付き太陽電池モジュール300のy軸、具体的にはA−A’線に沿った断面図であり、特に、第2太陽電池モジュール用梱包体100bの周辺部分を示す部分断面図である。長フレーム212は、嵌合部240、支持部242、脚部244、底部246を含み、支持部242は、天面部248、中空部250を含む。ここで、嵌合部240、支持部242、脚部244、底部246は、一体的に形成される。
嵌合部240は、後述の支持部242のz軸の正方向側に配置され、支持部242の天面部248と組み合わされることによって、y軸の正方向側に凹んだ断面を有する。このような形状によって、嵌合部240には、y軸の正方向側から太陽電池パネル210の外縁部222が嵌め込まれる。なお、嵌合部240および天面部248と、太陽電池パネル210とは、ブチル系の封止材またはシリコン系の接着剤などによって固定される。
支持部242は、嵌合部240をz軸の負方向側から支持する。支持部242のz軸の正方向側には、嵌合部240と対向するように天面部248が配置される。また、支持部242は、略矩形状の断面を有するとともに、中空構造のために内部に中空部250を備える。支持部242のz軸の負方向側、かつy軸の正方向側から、z軸の負方向に向かって脚部244が備えられる。なお、脚部244は、支持部242のz軸の負方向側のどの部分に接続されてもよい。脚部244のz軸の負方向側には、底部246が配置される。底部246は、y軸方向に延びた断面を有し、底部246をz軸の負方向側から支持する。
このような長フレーム212において、嵌合部240および支持部242のy軸の負方向側の面と、底部246のy軸の負方向側端が、前述の長側面274に相当する。受光面側保護部10、側面側保護部14、裏面側保護部12の組合せによって、y軸の正方向側に凹んだ断面が形成されており、これらによって、長側面274側から、長フレーム212と、太陽電池パネル210の一部とが覆われる。図示のごとく、側面側保護部14のz軸方向の長さは、長フレーム212のz軸方向の長さに合わされており、受光面側保護部10および裏面側保護部12のy軸方向の長さは、長フレーム212のy軸方向の長さよりも長くされる。
図5は、コネクタ保護部24の構成を示す斜視図である。これは、太陽電池モジュール200を設置すべき屋根の近くまで、図3(b)−(c)のいずれかの状態で梱包体付き太陽電池モジュール300を運搬した後、太陽電池モジュール200を屋根に設置する状況での構成を示す。そのような状況において、コネクタ保護部24は、切目線26に沿って裏面側保護部12から切り離される。また、コネクタ保護部24を残して、太陽電池モジュール用梱包体100は太陽電池モジュール200から取り外される。そのときのコネクタ保護部24の構成が図5のように示される。
コネクタ保護部24は、折目62、折目64において折り曲げられることによって、第1保護部32と第3保護部36とが対向し、それらの間に第2保護部34が配置される。また、第1保護部32から第3保護部36によって囲まれた空間の中に、当該空間の外から穴部28、切込み部30を介して、ケーブル218が進入している。そのため、第1保護部32から第3保護部36によって囲まれた空間の中に、コネクタ220が収められている。その結果、太陽電池モジュール用梱包体100が太陽電池モジュール200から取り外された後であっても、コネクタ220は、コネクタ保護部24によって保護される。
本発明の実施例によれば、コネクタ保護部24が裏面側保護部12と切目線26を介して一体的に形成されるので、太陽電池モジュール用梱包体100を取りつけるだけで、保管・運搬中における太陽電池モジュール200の破損を簡易に抑制できる。また、コネクタ保護部24に設けられた穴部28にコネクタ220を差し込むので、コネクタ220の破損を抑制できる。また、切目線26が設けられるので、コネクタ保護部24を裏面側保護部12から簡易に切り離すことができる。また、コネクタ保護部24が裏面側保護部12から簡易に切り離されるので、太陽電池モジュール200を屋根に設置する際の処理を簡易にできる。また、太陽電池モジュール200を屋根に設置する際に、コネクタ220をコネクタ保護部24で保護するので、太陽電池モジュール200の破損を抑制できる。
また、切目線26が屈曲した形状に設けられるので、コネクタ保護部24のサイズを大きくできる。また、コネクタ保護部24のサイズが大きくなるので、コネクタ220をより保護できる。また、切目線26が曲線状に設けられるので、コネクタ保護部24の安全性を向上できる。また、コネクタ保護部24の安全性が向上するので、作業効率を向上できる。また、切目線26が直線状に設けられるので、裏面側保護部12からの切り離しを容易にできる。また、裏面側保護部12からのコネクタ保護部24の切り離しが容易になるので、作業効率を向上できる。
本実施例の概要は、次の通りである。本発明のある態様の太陽電池モジュール用梱包体100は、互いに反対を向いた受光面270と裏面272とを長側面274で囲んで構成された太陽電池モジュール200の1つの長側面274を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体100であって、太陽電池モジュール200の受光面270の一部を覆う受光面側保護部10と、受光面側保護部10に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュール200の裏面272の一部を覆う裏面側保護部12と、裏面側保護部12と受光面側保護部10との間に設けられ、かつ太陽電池モジュール200の1つの長側面274を覆う側面側保護部14と、裏面側保護部12と切目線26を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュール200の裏面272に設置された端子ボックス216から延びるケーブル218の先端に設けられたコネクタ220を差し込み可能な穴部28を有するコネクタ保護部24と、を備える。
切目線26は、直線状に設けられてもよい。
切目線26は、曲線状に設けられてもよい。
切目線26は、屈曲した形状に設けられてもよい。
本発明の別の態様もまた、太陽電池モジュール用梱包体100である。この太陽電池モジュール用梱包体100は、互いに反対を向いた受光面270と裏面272とを長側面274で囲んで構成された太陽電池モジュール200の1つの長側面274を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体100であって、太陽電池モジュール200の受光面270の一部を覆う受光面側保護部10と、受光面側保護部10に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュール200の裏面272の一部を覆う裏面側保護部12と、裏面側保護部12と受光面側保護部10との間に設けられ、かつ太陽電池モジュール200の1つの長側面274を覆う側面側保護部14と、裏面側保護部12と切目線26を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュール200の裏面272に設置された端子ボックス216から延びるケーブル218の先端に設けられたコネクタ220が取りつけられるコネクタ保護部24と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、梱包体付き太陽電池モジュールである。この梱包体付き太陽電池モジュール300は、互いに反対を向いた受光面270と裏面272とを長側面274で囲んで構成された太陽電池モジュール200と、太陽電池モジュール200の1つの長側面274を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体100とを備える。太陽電池モジュール用梱包体100は、太陽電池モジュール200の受光面270の一部を覆う受光面側保護部10と、受光面側保護部10に対向して設けられ、かつ太陽電池モジュール200の裏面272の一部を覆う裏面側保護部12と、裏面側保護部12と受光面側保護部10との間に設けられ、かつ太陽電池モジュール200の1つの長側面274を覆う側面側保護部14と、裏面側保護部12と切目線26を介して一体的に形成され、かつ太陽電池モジュール200の裏面272に設置された端子ボックス216から延びるケーブル218の先端に設けられたコネクタ220を差し込み可能な穴部28を有するコネクタ保護部24と、を備える。
以上、本発明について実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、コネクタ保護部24には、コネクタ220を差し込み可能な穴部28、切込み部30が設けられる。しかしながらこれに限らず例えば、コネクタ保護部24には、穴部28、切込み部30が設けられず、コネクタ220がテープ等の接着部材によってコネクタ保護部24に取りつけられてもよい。本変形例によれば、穴部28、切込み部30の作成を不要にできる。
10 受光面側保護部、 12 裏面側保護部、 14 側面側保護部、 16 壁面側保護部、 18 折返し面、 20 差込片、 22 差込穴、 24 コネクタ保護部、 26 切目線、 28 穴部、 30 切込み部、 32 第1保護部、 34 第2保護部、 36 第3保護部、 100 太陽電池モジュール用梱包体、 200 太陽電池モジュール、 270 受光面、 272 裏面、 274 長側面(側面)、 276 短側面、 300 梱包体付き太陽電池モジュール。

Claims (6)

  1. 互いに反対を向いた受光面と裏面とを側面で囲んで構成された太陽電池モジュールの1つの側面を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体であって、
    前記太陽電池モジュールの受光面の一部を覆う受光面側保護部と、
    前記受光面側保護部に対向して設けられ、かつ前記太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部と、
    前記裏面側保護部と前記受光面側保護部との間に設けられ、かつ前記太陽電池モジュールの1つの側面を覆う側面側保護部と、
    前記裏面側保護部と切目線を介して一体的に形成され、かつ前記太陽電池モジュールの裏面に設置された端子ボックスから延びるケーブルの先端に設けられたコネクタを差し込み可能な穴部を有するコネクタ保護部と、
    を備えることを特徴とする太陽電池モジュール用梱包体。
  2. 前記切目線は、直線状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用梱包体。
  3. 前記切目線は、曲線状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用梱包体。
  4. 前記切目線は、屈曲した形状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール用梱包体。
  5. 互いに反対を向いた受光面と裏面とを側面で囲んで構成された太陽電池モジュールの1つの側面を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体であって、
    前記太陽電池モジュールの受光面の一部を覆う受光面側保護部と、
    前記受光面側保護部に対向して設けられ、かつ前記太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部と、
    前記裏面側保護部と前記受光面側保護部との間に設けられ、かつ前記太陽電池モジュールの1つの側面を覆う側面側保護部と、
    前記裏面側保護部と切目線を介して一体的に形成され、かつ前記太陽電池モジュールの裏面に設置された端子ボックスから延びるケーブルの先端に設けられたコネクタが取りつけられるコネクタ保護部と、
    を備えることを特徴とする太陽電池モジュール用梱包体。
  6. 互いに反対を向いた受光面と裏面とを側面で囲んで構成された太陽電池モジュールと、
    前記太陽電池モジュールの1つの側面を含んで被覆する太陽電池モジュール用梱包体とを備え、
    前記太陽電池モジュール用梱包体は、
    前記太陽電池モジュールの受光面の一部を覆う受光面側保護部と、
    前記受光面側保護部に対向して設けられ、かつ前記太陽電池モジュールの裏面の一部を覆う裏面側保護部と、
    前記裏面側保護部と前記受光面側保護部との間に設けられ、かつ前記太陽電池モジュールの1つの側面を覆う側面側保護部と、
    前記裏面側保護部と切目線を介して一体的に形成され、かつ前記太陽電池モジュールの裏面に設置された端子ボックスから延びるケーブルの先端に設けられたコネクタを差し込み可能な穴部を有するコネクタ保護部と、
    を備えることを特徴とする梱包体付き太陽電池モジュール。
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