JP2017147656A - 画像プリント方法、画像プリント装置、画像プリントシステム、及びプログラム - Google Patents

画像プリント方法、画像プリント装置、画像プリントシステム、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】動画から切り出された静止画に対し好適な画像処理を施し、プリント物の仕上がり品質を向上させる。
【解決手段】携帯端末1は、カメラ12で撮影した動画から静止画を切り出し、切り出し静止画にコード情報を埋め込み、カメラ12で撮影した静止画データと、前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データとを画像プリント装置2へ送信する。画像プリント装置2は、携帯端末1から受信した静止画データに前記コード情報が埋め込まれているか否か検出し、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画に対し画像処理を施し、画像処理後の切り出し静止画を印画紙にプリントする。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像プリント方法、画像プリント装置、画像プリントシステム、及びプログラムに関する。
デジタルカメラやスマートフォンのカメラ等で撮影した画像データを読み込んでプリント出力する画像プリント装置が様々な場所に設置されている。例えば、ユーザは、スマートフォンを持参し、メモリに保存されている画像データを画像プリント装置に転送する。画像プリント装置は、スマートフォンから受信した画像データをプリント出力する。
デジタルカメラやスマートフォンのカメラは、静止画だけでなく、動画を撮影することができる。ユーザは、撮影した動画の中から特定のフレーム画像(静止画)を切り出し、切り出した静止画を画像プリント装置に入力し、プリント出力することができる。
動画から切り出された静止画は、静止画モードでカメラ撮影した静止画よりも画質が粗い。そのため、動画から切り出された静止画と、静止画モードでカメラ撮影した静止画とで、それぞれに最適な(互いに異なる)画像処理をかけることが画像プリント装置に望まれている。しかし、従来の画像プリント装置は、入力された静止画が、動画から切り出された静止画であるか、又は静止画モードでカメラ撮影した静止画であるかを区別することができなかった。そのため、動画から切り出された静止画に対して最適な画像処理をかけることができず、ユーザが満足する仕上がり品質のプリント物を作製することが困難であった。
また、動画から切り出された静止画のデータには、動画から切り出した日時の情報は設定されるが、実際に動画を撮影した日時の情報は含まれていなかった。そのため、動画と、静止画モードでカメラ撮影した静止画と、動画から切り出された静止画とを撮影日時でソートした場合、動画から切り出された静止画が動画に続いて並んで表示されず、ユーザにとって利便性のよいものではなかった。
特開2007−228608号公報 特開2001−251573号公報 特開2000−333123号公報
本発明は、上記従来の実状に鑑みてなされたものであり、動画から切り出された静止画に対し好適な画像処理を施し、プリント物の仕上がり品質を向上させることができる画像プリント方法、画像プリント装置、画像プリントシステム、及びプログラムを提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、静止画を撮影日順に表示する場合に、動画から切り出された静止画を、切り出し元の動画の撮影日に基づく位置に表示することができる画像プリント方法及びプログラムを提供することを課題とする。
本発明の一態様による画像プリント方法は、携帯端末が、保存している動画から静止画を切り出し、切り出し静止画データにコード情報を埋め込み、前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データを画像プリント装置へ送信する工程と、前記画像プリント装置が、前記携帯端末から受信した静止画データに前記コード情報が埋め込まれているか否か検出し、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画データを印画紙にプリントする工程と、を備えるものである。
本発明の一態様による画像プリント装置は、携帯端末から静止画データの入力を受け付ける入力部と、前記静止画データに、動画から切り出されたことを示すコード情報が埋め込まれているか否かを検出する検出部と、前記コード情報が埋め込まれた静止画データを印画紙にプリントするプリンタと、を備えるものである。
本発明の一態様による画像プリントシステムは、保存している動画から静止画を切り出し、切り出し静止画にコード情報を埋め込み、前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データを送信する携帯端末と、前記携帯端末から受信した静止画データに前記コード情報が埋め込まれているか否かを検出し、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画データを印画紙にプリントする画像プリント装置と、を備えるものである。
本発明の一態様によるプログラムは、保存している動画から静止画を切り出すステップと、切り出し静止画にコード情報を埋め込むステップと、前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データを画像プリント装置へ送信するステップと、を携帯端末のコンピュータに実行させることを特徴とするのである。
本発明によれば、動画から切り出された静止画に対し好適な画像処理を施し、プリント物の仕上がり品質を向上させることができる。また、本発明の一態様によれば、静止画を撮影日順に表示する場合に、動画から切り出された静止画を、切り出し元の動画の撮影日に基づく位置に表示することができる。
本発明の実施形態による画像プリントシステムの概略構成図である。 同実施形態による携帯端末のブロック構成図である。 画像処理アプリの実行により実現される機能ブロック図である。 静止画切り出し画面の一例を示す図である。 画像ファイルのデータ構造の例を示す図である。 同実施形態による画像プリント装置のブロック構成図である。 プリント処理プログラムの実行により実現される機能ブロック図である。 画像選択画面の一例を示す図である。 画像選択画面の一例を示す図である。 プリント物の一例を示す図である。 同実施形態によるプリント処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態による画像プリントシステムの概略構成を示す。図1に示すように、画像プリントシステムは、画像処理アプリケーションプログラム(アプリケーションソフトウェア、以下「アプリ」と略す)がインストールされている携帯端末1と、画像データを印画紙にプリントして出力する画像プリント装置2とを備える。
携帯端末1は、スマートフォンやタブレット機器等であり、静止画や動画を撮影できるカメラを有する。携帯端末1は、カメラで撮影した静止画や、撮影した動画から切り出した静止画(以下「切り出し静止画」と称することもある)の画像データを画像プリント装置2へ送信する。携帯端末1は、動画から静止画を切り出す際に、切り出した静止画のデータに、動画から切り出したものであることを示す所定のコード情報を埋め込む(付与する)。
画像プリント装置2は、携帯端末1から画像データを受信すると、各画像についてコード情報の有無を判定し、コード情報を持つ静止画、すなわち動画から切り出された静止画を検出する。動画から切り出された静止画は、カメラの静止画撮影モードで撮影された静止画よりも解像度が低く、画質が粗い。そのため、画像プリント装置2は、動画から切り出された静止画に対して画像処理を施し、高解像度化する。
画像プリント装置2は、携帯端末1から受信した画像データを表示し、プリントする画像の選択をユーザから受け付け、選択された画像をプリント出力する。動画から切り出された静止画に好適な画像処理が施されているため、プリント物の仕上がり品質を向上させることができる。
このように、携帯端末1において、動画から切り出した静止画にコード情報を付しておくことで、画像プリント装置2は、静止画撮影モードで撮影された静止画と、動画から切り出された静止画とを判別し、切り出し静止画に対して適切な画像処理を施すことができる。ユーザは、切り出し静止画についても、画質の良好なプリント物を得ることができる。
図2は携帯端末1のブロック構成図である。図2に示すように、携帯端末1は、CPU10、メモリ11、カメラ12、通信部13及びタッチパネル(ディスプレイ)14を有する。
カメラ12は、例えば入力する光を集束させるレンズと、レンズにより集束された光を電気信号に変換する撮像素子とを備え、静止画や動画の撮影を行う撮影部である。
メモリ11は、フラッシュメモリタイプ、マルチメディアカードマイクロ(MMC Micro)タイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリの少なくとも1つのタイプの記憶媒体を含む。メモリ11には、制御プログラム、画像処理アプリ、カメラ12で撮影された静止画データや動画データなどが格納されている。
静止画データは、例えばExif(Exchangeable Image File Format)に準拠したJPEG形式の静止画ファイルである。動画データは、例えばMP4形式の動画ファイルである。
CPU10が制御プログラムを実行することで、携帯端末1の各部を制御する制御部として機能する。また、CPU10が画像処理アプリを実行することで、図3に示すように、画像選択部15、静止画切り出し部16、及び画像送信処理部17が実現され、画像プリント装置2へ画像(静止画)データを送信できるようになる。
画像選択部15は、メモリ11に格納されている画像の一覧である画像選択画面をタッチパネル14に表示し、タッチパネル14を介して、画像プリント装置2へ送信する画像の選択をユーザから受け付ける。メモリ11に動画が格納されている場合、動画に含まれる時系列に並ぶ複数のフレーム画像のうちの1つ(例えば先頭のフレーム画像)が、画像選択画面に表示される。
画像選択画面においてユーザから動画が選択された場合、静止画切り出し部16は、選択された動画から静止画を切り出す。例えば動画が選択されると、図4に示すような静止画切り出し画面100がタッチパネル14に表示される。静止画切り出し画面100の静止画領域110には、静止画切り出し部16が動画から切り出した(抽出した)複数の静止画(フレーム又はコマとも言う)が時系列に並べて表示される。
静止画切り出し部16は、所定の時間間隔で静止画を切り出す。例えば、30fps(frames per second)で60秒間撮影された動画には1800(=30×60)枚の極めて多数のフレーム画像が含まれる。そのため、静止画切り出し部16は、例えば0.5秒間隔で静止画を切り出す。静止画を切り出す時間間隔はユーザに任意に設定できてもよい。
静止画選択ボタン112が静止画領域110内を(図4の例では左右方向に)スライドするようになっており、静止画選択ボタン112で選択中の静止画が、拡大表示領域114に表示される。ユーザは拡大表示領域114に表示されている静止画を確認し、静止画選択ボタン112を押す(タップする)と、この静止画が画像プリント装置2へ送信する画像として選択され、選択静止画表示領域116に表示される。あるいはまた、静止画選択ボタン112で選択中の静止画を選択静止画表示領域116へスワイプ(移動)させてもよい。切り出し静止画の選択を終える場合は完了ボタン118を押す。
静止画切り出し部16は、画像プリント装置2へ送信する画像として選択された切り出し静止画のデータファイルに、この静止画が動画から切り出したものであることを識別するためのコード情報を埋め込む。切り出し静止画は、カメラ12により静止画撮影モードで撮影された静止画と同じファイル形式であり、例えばExifに準拠したJPEG形式となっている。
図5は、JPEGデータのフォーマットを示す。JPEGフォーマットは、圧縮データの開始を示すSOIマーカから始まり、圧縮データの終了を示すEOIマーカで終了する。SOIマーカとEOIマーカとの間に複数のセグメントと画像データとがある。静止画切り出し部16は、EOIマーカの後ろにコード情報を埋め込む。また、静止画切り出し部16は、切り出し静止画の撮影日時情報やファイル更新日時情報に、動画撮影日時情報を設定する。動画撮影日時情報は、例えば動画ファイルの更新日時である。
また、静止画切り出し部16は、切り出し元の動画ファイルの名称、及び1つの動画に含まれるフレームのうち選択された切り出し静止画が先頭から何番目のフレームであるかといった情報をコード情報に含める。1つの動画から複数の静止画が切り出された場合、各切り出し静止画に埋め込まれたコード情報に基づいて、各切り出し静止画の時系列順が分かる。
画像送信処理部17は、動画から切り出された静止画を含むユーザから選択された画像データを、通信部13を介して画像プリント装置2へ送信する。通信部13は、無線LAN機能を有する通信インタフェースである。
図6は画像プリント装置2のブロック構成を示す。画像プリント装置2は、CPU20、メモリ21、画像データ入力部22、タッチパネル23、プリンタ24、及び課金部25を有する。
画像データ入力部22は、画像データの入力を受け付ける。例えば、画像データ入力部22は、無線通信により携帯端末1から画像データの入力を受け付ける。また、画像データ入力部22は、様々な記憶媒体に対応したデータ読取装置を有している。
メモリ21は、フラッシュメモリタイプ、ハードディスクタイプ、マルチメディアカードマイクロ(MMC Micro)タイプ、カードタイプのメモリ(例えば、SD又はXDメモリなど)、RAM、SRAM、ROM、EEPROM、PROM、磁気メモリの少なくとも1つのタイプの記憶媒体を含む。メモリ21には、制御プログラム、プリント処理プログラム、入力された画像データなどが格納されている。
タッチパネル23は、画像を含む情報を表示したり、ユーザから各種指示の入力を受け付けたりする。
プリンタ24は、昇華型又はインクジェット型などの高解像度カラープリンタであり、画像データを印画紙にプリントして出力する。
課金部25は、貨幣受入部及び釣銭返却部を有し、貨幣受入部から受け入れた貨幣を識別計数し、釣銭を釣銭返却部から放出する。
CPU20は、メモリ21の制御プログラムを実行することで、画像プリント装置2の各部を制御する制御部として機能する。また、CPU20がプリント処理プログラムを実行することで、図7に示すように、検出部201、画像処理部202、サムネイル表示部203、注文受付部204、及びプリント指示部205が実現される。
検出部201は、携帯端末1から画像データが入力されると、各画像ファイルの後ろから所定バイト数のデータを読み込み、コード情報の有無を判定する。検出部201は、コード情報が書かれている画像ファイル、すなわち動画から切り出された静止画を検出する。
画像処理部202は、検出部201により検出された切り出し静止画に対して画像処理を施し、高解像度化する。例えば、画像処理部202は、周辺画素の画素値を用いて補間画素の画素値を求める補間処理を行ったり、デジタルフィルタを用いた空間フィルタ処理による鮮鋭強調処理を行ったりする。画像処理部202は、カメラ12で撮影した静止画と、切り出し静止画とで異なる画像処理を施す。
サムネイル表示部203は、入力された画像データを縮小してサムネイル画像を生成し、図8に示すように、サムネイル画像をタッチパネル23に表示する。画像データ入力部22を介して入力された画像データの数が多い場合は、ページ切替ボタン31を押下(接触)してページを切り替えることで、全てのサムネイル画像を確認することができる。
各サムネイル画像の側部の一方には拡大ボタン32が設けられ、他方には編集ボタン33が設けられている。拡大ボタン32を押下することで、このサムネイル画像を拡大表示することができる。編集ボタン33を押下すると、タッチパネル23の表示が、この画像を編集する編集画面に切り替わり、画像データに対して文字を書き入れたり、スタンプやフレームを合成したりするなどの画像編集加工が行えるようになっている。
各サムネイル画像の下部には、その画像のプリント枚数を指定するプリント枚数増減ボタン34が設けられている。ユーザはプリント枚数増減ボタン34を押下し、各画像のプリント枚数を指定し、プリント注文を入力することができる。
サムネイル表示部203は、画像データの撮影日時情報に基づいて、撮影日時順にサムネイル画像を表示することができる。切り出し静止画の撮影日時には、元の動画の撮影日時が設定されているため、切り出し静止画は、カメラ12で撮影した静止画と共に撮影日時順に表示される。また、サムネイル表示部203は、切り出し静止画のコード情報に含まれる、元の動画のファイル名、及び動画を構成するフレームの何番目のフレームであったかを示す情報に基づいて、同一の動画から切り出された複数の静止画を時系列順に表示することができる。
図8に示すように、切り出し静止画のサムネイル画像に、動画から切り出されたものであることを示すマーク35を付してもよい。
注文受付部204は、プリント注文を受け付け、課金額を算出する。
プリント指示部205は、プリント注文に基づいて、画像データをプリンタ24へ転送し、印画紙にプリントするように指示する。
プリントする画像の選択画面において、図9に示すように、切り出し静止画については、複数の画像をレイアウトして1枚の印画紙にプリントする分割プリントを勧めるようにしてもよい。これにより、例えば、図10に示すような、同一の動画から切り出された複数の静止画を1枚の印画紙にレイアウトした分割プリントのプリント物4を作製することができる。
次に、図11に示すフローチャートを用いて、本実施形態に係る画像プリント処理の流れを説明する。
ユーザは、携帯端末1の画像処理アプリを起動し、メモリ11に保存されている画像データから、画像プリント装置2へ転送する画像を選択する(ステップS101)。動画から静止画を切り出す場合(ステップS102_Yes)、ユーザが動画を選択すると、静止画切り出し部16が動画から複数の静止画を切り出し、タッチパネル14に図4に示すような静止画切り出し画面100を表示する(ステップS103、S104)。
ユーザは、静止画領域110から静止画を選択する(ステップS105)。静止画切り出し部16は、選択された切り出し静止画の画像ファイルにコード情報を書き込む(ステップS106)。例えば、JPEGフォーマットの画像ファイルのEOIマーカの後ろにコード情報を書き込む。コード情報には、元の動画ファイルの名称や、1つの動画に含まれるフレームのうち、この静止画が何番目のフレームであるかといった情報が含まれる。また、静止画切り出し部16は、切り出し静止画の撮影日時や更新日時に、元の動画の撮影日時情報を設定する。
切り出し静止画の選択を終える場合は(ステップS107_Yes)完了ボタン118を押す。
画像プリント装置2へ転送する画像の選択を終えると(ステップS108_Yes)、画像送信処理部17は、選択された画像を画像プリント装置2へ送信する(ステップS109)。なお、画像プリント装置2へ転送する画像の選択を終えた状態で処理を一時中断し、画像選択状態を保存しておいてもよい。
画像プリント装置2に携帯端末1から画像データが入力されると、検出部201が画像ファイルの所定領域、例えば後ろから所定バイト数のデータ領域を確認し、切り出し静止画を検出する(ステップS110)。
画像ファイルにコード情報が含まれている場合(ステップS111_Yes)、この画像は動画から切り出された静止画であるため、画像処理部202が画像処理を施し、高解像度化する(ステップS112)。
サムネイル表示部203が、入力された画像データを縮小してサムネイル画像を生成し、タッチパネル23に表示する(ステップS113)。切り出し静止画の撮影日時には元の動画の撮影日時が設定されているため、カメラ12で撮影した静止画と切り出し静止画とを、実際に撮影が行われた日時の順で表示することができる。ユーザは、タッチパネル23を操作し、プリントする画像を選択する(ステップS114)。
プリントする画像の選択が完了すると、ユーザからの注文内容に基づく請求金額がタッチパネル23に表示される。ユーザが貨幣を投入すると、課金部25は投入された貨幣を計数し、釣銭の出金やレシートの印字等を行う(ステップS115)。
課金処理後、プリント指示部205が、プリント出力対象の画像をプリンタ24へ転送し、プリントを実行させる(ステップS116)。これにより、携帯端末1から転送された画像のプリント物が作製される。
本実施形態では、動画から切り出した静止画にコード情報を付与しているため、画像プリント装置2はコード情報の有無から、入力された静止画が、カメラ12で撮影した静止画であるか、又は動画から切り出された動画であるかを判別することができ、切り出し静止画に適切な画像処理を施して、画質の良好なプリント物を作製することができる。
また、切り出し静止画には、元の動画と同じ撮影日時が設定され、コード情報には動画内で何番目のフレームであったかが記載されているため、画像プリント装置2は、切り出し静止画を撮影日時の順で表示することができる。ユーザは、画像プリント装置2のタッチパネル23において、カメラで撮影した静止画及び切り出し静止画を撮影日時順で確認できるため、プリントする画像を容易に選択できる。
また、図9、図10に示すように、切り出し静止画については、複数の画像をレイアウトして1枚の印画紙にプリントする分割プリントを勧めることで、画像1つあたりのプリントサイズを小さくし、カメラで撮影した静止画より低解像度であることが目立たないようにすることができる。
1枚の印画紙に複数の画像をレイアウトして、画像1つあたりのプリントサイズを小さくするものは分割プリントに限定されず、インデックスプリントや、パラパラ漫画風のテンプレートを勧めてもよい。
上記実施形態では、画像プリント装置2が、個別印画紙に画像をプリントする例について説明したが、ユーザにより選択された複数の画像を撮影日時の順で自動レイアウトし、フォトブックを作製するものであってもよい。
上記実施形態では、切り出し静止画の撮影日時情報に切り出し元の動画の更新日時を設定し、コード情報に、元の動画ファイルの名称、及び元の動画に含まれるフレームのうち何番目のフレームであるかという情報を含めることで、1つの動画から切り出された複数の静止画の時系列順を判断していたが、静止画の切り出し位置から詳細な撮影時刻を計算し、撮影日時に設定してもよい。
例えば、10時20分10秒に30fpsのフレームレートで撮影開始された動画データについて考える。この動画から切り出された静止画が、120番目のフレームであった場合、撮影開始から4(=120÷30)秒後、すなわち、この静止画の撮影時刻は10時20分14秒であると計算される。これにより、1つの動画から切り出された複数の静止画の時系列順を、撮影時刻に基づいて判断することができる。
上記実施形態では、JPEGデータのEOIマーカの後ろにコード情報を埋め込むため、画像プリント装置2の検出部201は、画像ファイルの後ろから所定バイト数のデータから、コード情報の有無を容易に判断することができる。
コード情報を埋め込む位置は、EOIマーカの後ろに限定されず、例えば、SOIマーカとEOIマーカとの間の複数のセグメント(Exifデータやサムネイル等のメタデータが入っているセグメント)のいずれかに埋め込んでもよい。セグメントに埋め込むことで、携帯端末1において静止画データのプロパティにコード情報が記載される。そのため、ユーザは、携帯端末1に保存されている静止画のプロパティを確認することで、この静止画が、カメラ12で撮影したものか、又は動画から切り出したものかを容易に判別することができる。
画像プリント装置2は、入力された画像データのサムネイル画像を表示するにあたり、カメラで撮影された静止画のサムネイル画像を表示する領域と、動画から切り出された静止画のサムネイル画像を表示する領域とを分けてもよい。
画像処理部202による切り出し静止画に対する画像処理は、サムネイル画像の一覧表示及びユーザによる画像の選択と並行して行ってもよい。
また、画像プリント装置2と通信可能に接続された画像処理用のサーバ装置を設け、サーバ装置で切り出し静止画の画像処理を行うようにしてもよい。画像プリント装置2は、コード情報が埋め込まれている切り出し静止画を検出すると、切り出し静止画をサーバ装置へ送信する。サーバ装置は、画像プリント装置2から受信した切り出し静止画に画像処理を施し、処理後の静止画を画像プリント装置2へ送信する。
上記実施形態では、画像プリント装置2が、切り出し静止画と、静止画モードで撮影された静止画とを区別するために、画像選択画面において、切り出し静止画のサムネイル画像にマーク35を付す例を説明したが(図8参照)、静止画モードで撮影された静止画の画像サイズが所定値以下の場合に、画像サイズが小さいことを示すマーク(マーク35とは別のマーク)を付してもよい。
画像プリント装置2は、切り出し静止画に設定されている動画の撮影日時情報を、切り出し静止画に画像合成してプリント出力してもよい。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
1 携帯端末
2 画像プリント装置
10 CPU
11 メモリ
12 カメラ
13 通信部
14 タッチパネル
15 画像選択部
16 静止画切り出し部
17 画像送信処理部
20 CPU
21 メモリ
22 画像データ入力部
23 タッチパネル
24 プリンタ
25 課金部
100 静止画切り出し画面
201 検出部
202 画像処理部
203 サムネイル表示部
204 注文受付部
205 プリント指示部

Claims (24)

  1. 携帯端末が、保存している動画から静止画を切り出し、切り出し静止画データにコード情報を埋め込み、前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データを画像プリント装置へ送信する工程と、
    前記画像プリント装置が、前記携帯端末から受信した静止画データに前記コード情報が埋め込まれているか否か検出し、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画データを印画紙にプリントする工程と、
    を備える画像プリント方法。
  2. 前記画像プリント装置が、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画データに対し、前記コード情報が埋め込まれていない静止画データとは異なる画像処理を施すことを特徴とする請求項1に記載の画像プリント方法。
  3. 前記切り出し静止画データはJPEG形式のデータであり、
    前記携帯端末は、前記コード情報を圧縮データの終了を示すEOIマーカの後ろに埋め込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像プリント方法。
  4. 前記切り出し静止画データはJPEG形式のデータであり、
    前記携帯端末は、前記コード情報をメタデータの所定領域に埋め込むことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像プリント方法。
  5. 前記携帯端末は、前記切り出し静止画データのファイル更新日時情報又は撮影日時情報に、動画撮影日時情報を設定し、
    前記画像プリント装置は、前記携帯端末から受信した静止画データを、設定されている前記動画撮影日時情報に基づいて撮影日時順に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像プリント方法。
  6. 前記携帯端末は、前記切り出し静止画データのファイル更新日時情報又は撮影日時情報に、動画撮影日時情報を設定し、
    前記画像プリント装置は、前記携帯端末から受信した静止画データに、設定されている前記動画撮影日時情報を画像合成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像プリント方法。
  7. 前記動画撮影日時情報は、切り出し元の動画の更新日時であることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像プリント方法。
  8. 前記動画撮影日時情報は、前記切り出し静止画の撮影日時であることを特徴とする請求項5又は6に記載の画像プリント方法。
  9. 切り出し元の動画の更新日時、及び切り出し元の動画内の先頭から何番目の静止画であるかに基づいて、前記切り出し静止画の撮影日時を算出することを特徴とする請求項8に記載の画像プリント方法。
  10. 携帯端末から静止画データの入力を受け付ける入力部と、
    前記静止画データに、動画から切り出されたことを示すコード情報が埋め込まれているか否かを検出する検出部と、
    前記コード情報が埋め込まれた静止画データを印画紙にプリントするプリンタと、
    を備える画像プリント装置。
  11. 前記コード情報が埋め込まれた静止画データに対し、前記コード情報が埋め込まれていない静止画データとは異なる画像処理を施す画像処理部をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載の画像プリント装置。
  12. 前記静止画データはJPEG形式のデータであり、
    前記検出部は、前記静止画データの圧縮データの終了を示すEOIマーカの後ろの領域に前記コード情報が埋め込まれているか否かを検出することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像プリント装置。
  13. 前記静止画データはJPEG形式のデータであり、
    前記検出部は、メタデータの所定領域に前記コード情報が埋め込まれているか否かを検出することを特徴とする請求項10又は11に記載の画像プリント装置。
  14. 保存している動画から静止画を切り出し、切り出し静止画にコード情報を埋め込み、前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データを送信する携帯端末と、
    前記携帯端末から受信した静止画データに前記コード情報が埋め込まれているか否かを検出し、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画データを印画紙にプリントする画像プリント装置と、
    を備える画像プリントシステム。
  15. 前記画像プリント装置が、前記コード情報が埋め込まれた切り出し静止画データに対し、前記コード情報が埋め込まれていない静止画データとは異なる画像処理を施すことを特徴とする請求項14に記載の画像プリントシステム。
  16. 保存している動画から静止画を切り出すステップと、
    切り出し静止画にコード情報を埋め込むステップと、
    前記コード情報を埋め込んだ切り出し静止画データを画像プリント装置へ送信するステップと、
    を携帯端末のコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  17. 前記切り出し静止画データはJPEG形式のデータであり、
    前記コード情報を圧縮データの終了を示すEOIマーカの後ろに埋め込ませることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  18. 前記切り出し静止画データはJPEG形式のデータであり、
    前記コード情報をメタデータの所定領域に埋め込ませることを特徴とする請求項16に記載のプログラム。
  19. 前記切り出し静止画データのファイル更新日時情報又は撮影日時情報に、動画撮影日情報を設定させることを特徴とする請求項16乃至18のいずれかに記載のプログラム。
  20. 前記動画撮影日時情報は、切り出し元の動画の更新日時であることを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  21. 前記動画撮影日時情報は、前記切り出し静止画の撮影日時であることを特徴とする請求項19に記載のプログラム。
  22. 切り出し元の動画の更新日時、及び切り出し元の動画内の先頭から何番目の静止画であるかに基づいて、前記切り出し静止画の撮影日時を算出することを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
  23. 切り出し元の動画の名称を前記コード情報に含めることを特徴とする請求項16乃至22のいずれかに記載のプログラム。
  24. 切り出し元の動画内の先頭から何番目の静止画であるかを前記コード情報に含めることを特徴とする請求項16乃至23のいずれかに記載のプログラム。
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