JP2017146142A - スマートメータ用保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】端子部を露出させた位置において通信部を仮固定することを可能にしながら、仮固定する位置を調整できるスマートメータ用保持具を提供すること。【解決手段】スマートメータ用保持具6は、端子部2および表示部3を有する本体4と、前記端子部2の少なくとも一部を覆う被覆位置P1において前記本体4に着脱可能に取り付けられる通信部5とを備えたスマートメータ1に取り付けられるスマートメータ用保持具6であって、前記本体4に着脱可能な吸盤71を有する固定部7と、前記端子部2を露出させる露出位置P2において前記通信部5を係止するための係止部8と、前記係止部8を前記固定部7に対して位置変更可能に支持する支持部9と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、端子部および表示部を有する本体と、前記端子部の少なくとも一部を覆う被覆位置において前記本体に着脱可能に取り付けられる通信部とを備えたスマートメータに用いられるスマートメータ用保持具に関する。
従来、端子部と、電力量の計量結果を表示する表示部と、計量結果を送信する通信部とを備えたスマートメータが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなスマートメータにおいて、通信部が、端子部の少なくとも一部を覆う被覆位置において、端子部および表示部を有する本体に着脱可能に取り付けられたスマートメータが存在する。このスマートメータでは、通信部が端子部を覆っているため、例えば契約異動に伴う電力切断作業のように、端子部に対して作業が行われる場合、端子部を露出させるべく通信部を一時的に取り外す必要がある。ここで、この作業は、通信部が通信線を介して本体に繋がれた状態で行われるため、取り外された通信部は、ビニールテープにより本体に仮止めされる。
ところが、端子部を露出させる度に、通信部をビニールテープにより仮止めすることは、作業者に非常な手間をかけてしまう。また、仮止めが不十分であれば、作業中に通信部が落下して、地絡または短絡に繋がる虞もある。さらに、通信部を一旦仮止めした状態において、例えば、仮止めをより安定させるために、あるいは端子部での作業性を向上させるために、仮止めされた通信部の位置を調整したい場合がある。
特開2006−201028号公報
そこで、本発明は、端子部を露出させた位置において通信部を仮固定することを可能にしながら、仮固定する位置を調整できるスマートメータ用保持具を提供する。
本発明に係るスマートメータ用保持具は、端子部および表示部を有する本体と、前記端子部の少なくとも一部を覆う被覆位置において前記本体に着脱可能に取り付けられる通信部とを備えたスマートメータに用いられるスマートメータ用保持具であって、前記本体に着脱可能な着脱部を有する固定部と、前記端子部を露出させる露出位置において前記通信部を係止するための係止部と、前記係止部を前記固定部に対して位置変更可能に支持する支持部と、を備える。
かかる構成によれば、露出位置において係止部に係止された通信部が、支持部により、本体に取り付けられた固定部に支持される。そのため、端子部を露出させた位置において通信部を仮固定することができる。さらに、支持部が、係止部を固定部に対して位置変更可能に支持するので、仮固定される通信部の位置が、固定部の本体への取付位置によって完全に決定されることがなく、その取付位置に対して調整できる。したがって、本発明に係るスマートメータ用保持具は、端子部を露出させた位置において通信部を仮固定することを可能にしながら、仮固定する位置を調整できる。
前記スマートメータ用保持具において、前記着脱部は、吸盤であってもよい。
かかる構成によれば、本発明に係るスマートメータ用保持具は、着脱部を簡素な構成により実現できる。
前記スマートメータ用保持具において、前記固定部は、バキュームリフタであってもよい。
かかる構成によれば、固定部が脱落しないようにしっかりと本体に取り付けられる。したがって、本発明に係るスマートメータ用保持具は、固定部の脱落による通信部の脱落を防止できる。
前記スマートメータ用保持具において、前記支持部は、前記係止部を所定方向に沿ってスライド可能に支持するスライド部と、前記係止部を前記固定部に解除可能に固定するロック部とを備えてもよい。
かかる構成によれば、係止部がスライド可能に支持され、かつ、固定部に解除可能に固定される。係止部が固定部に支持された状態で位置変更できるので、通信部を仮固定する位置を変更するために、係止部を固定部に対して着脱させる必要がない。したがって、本発明に係るスマートメータ用保持具は、通信部を仮固定する位置を容易に変更できる。
前記スマートメータ用保持具において、前記本体は、前記被覆位置において前記通信部を係止するための本体係止部を有し、前記通信部は、前記本体係止部および前記係止部の双方に係合できる係止爪を有してもよい。
かかる構成によれば、通信部の係止爪が、本体の本体係止部および保持具の係止部の双方に係合できるので、通信部に設けられている係止爪を利用して、通信部を露出位置に係止できる。したがって、本発明に係るスマートメータ用保持具は、係止部に係合する手段を通信部に新たに設けることなく、通信部が本体係止部に係合させるために有している係止爪を利用して、通信部を係止させることができる。
本発明に係るスマートメータ用保持具は、端子部を露出させた位置において通信部を仮固定することを可能にしながら、仮固定する位置を調整できる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具が取り付けられるスマートメータの斜視図である。 本実施形態に係るスマートメータ用保持具が取り付けられるスマートメータの前面図である。 本実施形態に係るスマートメータ用保持具が取り付けられるスマートメータの側面図である。 本実施形態に係るスマートメータ用保持具の斜視図である。 本実施形態に係るスマートメータ用保持具の平面図である。 本実施形態に係る固定部の斜視図である。 本実施形態に係るスライド部の案内溝の周辺を示す後面図である。 本実施形態に係るスマートメータ用保持具の前面図である。 本実施形態に係るスマートメータ用保持具が取り付けられたスマートメータの側面図である。
本発明の実施形態に係るスマートメータ用保持具(以下、保持具)を、添付図面を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態において同一または対応する部分には同一の参照符号を付しており、これらの部分の構成についての説明は、基本的には繰り返さない。
まず、図1から図3を参照して、保持具6が取り付けられるスマートメータ1を説明する。
図1に示されるように、スマートメータ1は、端子部2および表示部3を有する本体4と、端子部2の少なくとも一部を覆う被覆位置P1(図2、図3)において本体4に取り付けられる通信部5と、を備える。以下、スマートメータ1に関する方向は、通常、スマートメータ1が使用される際の姿勢、具体的には端子部2が下側かつ表示部3が上側に位置するように配置されたときのスマートメータ1の姿勢を基準として説明する。
端子部2は、配電線が接続される部位であって、端子部ケース20と、端子部ケース20に配電線の接続端子を固定するための接続部21とを有する。接続部21は、本実施形態では、ネジである。
表示部3は、端子部2に接続された配電線を流れる電力を計量し、計量された電力量を表示する部位である。表示部3は、表示部ケース30と、表示部ケース30内に収納され、計量された電力量を表示するディスプレイ31とを備える。表示部ケース30は、前面30aおよび下面30bを備える。前面30aには開口部30a1が形成されており、この開口部30a1からディスプレイ31の前面が露出するようにディスプレイ31が配置されている。また、表示部ケース30は、被覆位置P1(図2、図3)において通信部5を係止するための本体係止部32を備える。本体係止部32は、通信部5の係止爪52(後述)と係合する爪受けであって、下面30bの下方に配置されている。本体係止部32は、前方に開口する係合溝32aを有する。また、表示部ケース30は、下面30bに形成された開口部30b1を有し、この開口部30b1には、通信部5の通信線51(後述)が挿入されている。
通信部5は、表示部3で計量された電力量を外部受信機器に送信する部位である。通信部5は、通信部ケース50と、通信部ケース50の内部から外部に延びて表示部3に接続される通信線51と、を有する。本実施形態では、通信線51は通信部ケース50から上方に延びる。通信部ケース50は、通信部ケース50が本体4に取り付けられたときの姿勢において後方に突出する係止爪52と、係止爪52の一部を囲むように形成されて後方および上方に開口する開口部53と、を有する。係止爪52は、板形状を有する。開口部53は、係止爪52の左方、右方、および下方において係止爪52を囲んでいる。ここで、係止爪52が表示部3の本体係止部32の係合溝32a内に入り、かつ、表示部3の本体係止部32が開口部53内に入ることができるように、本体係止部32、係止爪52、および開口部53の寸法が設定されている。
図2、図3に示されるように、係止爪52が本体係止部32の係合溝32aに挿入されると、係止爪52が係合溝32aによって支持され、これにより係止爪52が本体係止部32に係合する。この係合により、通信部5が本体4に支持される。この状態が、通信部5が本体4に取り付けられた状態である。このときの通信部5の位置が、通信部5が端子部2の少なくとも一部を覆う被覆位置P1である。また、本体係止部32が開口部53内に挿入されるので、通信部5の後面50aが端子部2の前面に接近できる。そのため、係止爪52を支点とした左右方向軸回りの通信部5の揺動が抑制される。
図4から図7を参照して、保持具6を説明する。
図4、図5に示されるように、保持具6は、本体4に着脱可能な吸盤71(着脱部)を有する固定部7と、端子部2を露出させる露出位置P2(図9)において通信部5を係止するための係止部8と、係止部8を固定部7に対して位置変更可能に支持する支持部9と、を備える。
固定部7は、本実施形態ではバキュームリフタであり、上述の吸盤71の他に、吸盤71に固定された固定部ケース70と、吸盤71(と吸盤71との接合面)内の空気を吸引するように操作する操作つまみ72と、を備える。固定部7が本体4に取り付けられた状態(図9)の姿勢において、吸盤71は固定部ケース70の後方に位置し、操作つまみ72は固定部ケース70の前方に位置する。
図6に示されるように、固定部ケース70は、前面70a、後面70b、右側面70c、および左側面70dを有する。また、固定部ケース70は、前面70aから前方に突出して形成された上下方向に延びるレール73と、左側面70dに上下方向に沿って形成された複数の凹部75とを有する。詳しくは後述するが、支持部9は、レール73および複数の凹部75と協働して、係止部8を固定部7に対して位置変更可能に支持する。
操作つまみ72は、固定部ケース70に対して回転可能に設けられており、例えば、時計回り方向に回転させることで吸盤71内を真空状態にでき、反時計回り方向に回転させることで吸盤71内に空気を充填できる。それにより、吸盤71を本体4に取り付けること、および、吸盤71を本体4から外すことができる。
再び図4を参照すると、係止部8は、通信部5の係止爪52を受ける爪受けであって、前方に開口する係合溝8aを有する。係合溝8aは左右方向に長手の溝である。係止部8は、表示部3の本体係止部32と同様に構成することができる。係止部8は、係合溝8aの下面となる平面の支持面81と、係合溝8aの上面となる規制面82とを有する。係止爪52が係合溝8a内に挿入されているときに、支持面81は、通信部5の係止爪52を受け、規制面82は、係止爪52の上方移動を制止する。
図4、図5に示されるように、支持部9は、係止部8を上下方向に沿ってスライド可能に支持するスライド部11と、係止部8を固定部7に解除可能に固定するロック部12とを備える。
スライド部11は、係止部8に固定された部材である。スライド部11は、固定部ケース70の前方に配置された第1板111と、第1板111に固定されかつ固定部ケース70の左方に配置された第2板112とを備える。第1板111は、その後面に形成された上下方向に延びる案内溝111aであって、固定部ケース70のレール73を挿入可能な案内溝111aを有する。案内溝111aは、第1板111において、上方および下方に開口している。そのため、レール73が案内溝111a内に挿入されている状態では、スライド部11は、固定部ケース70に対して上下方向にスライド可能である。ここで、レール73の横断面は、T字形状を有し、案内溝11aの横断面もT字形状を有している。そのため、スライド部11が固定部ケース70に対して前後方向または左右方向に移動することによって抜け落ちることはない。
図6に示されるように、固定部ケース70は、案内溝111a内に挿入されているレール73が下方に抜け落ちないように、レール73の下端に、レール73よりも左右方向で幅広に形成された抜け止め74を有する。
一方、図7に示されるように、第1板111は、案内溝111aと連通し、抜け止め74を挿通可能とする挿通溝111bを有する。そのため、抜け止め74の上面が挿通溝111bの上面に接触するまで、スライド部11は下方に移動でき、スライド部11は固定部ケース70から脱落しない。なお、スライド部11を固定部ケース70に対して上方に移動させることで、案内溝111aおよび挿通溝111bからレール73が外れるので、スライド部11を固定部ケース70から取り外すことができる。
再び図4、図5を参照すると、ロック部12は、固定部ケース70の凹部75に係合可能な係止レバー121と、係止レバー121と第2板112とを連結しかつ係止レバー121を固定部ケース70の方に付勢するバネ122と、を備える。係止レバー121は、板状部材であり、一端部(上端部)に位置して凹部75に挿入可能な挿入部121aと、挿入部121aと反対の他端部に位置する操作部121bと、挿入部121aと操作部121bとを連結する軸部121cと、を備える。挿入部121aは左右方向に延びており、操作部121bおよび軸部121cは上下方向に延びている。そのため、左方から見て、係止レバー121は、逆L字状の形状を有する。挿入部121aは、右方(凹部75の方)に突出する突出部121a1を有する。バネ122は、軸部121cと固定部ケース70の左側面70dとを連結し、挿入部121aを固定部ケース70の方に付勢する。挿入部121aが凹部75内に挿入された状態では、突出部121a1によって凹部75の内部が埋められる。より詳しくは、突出部121a1が、凹部75の上面および下面に略接触する。挿入部121aが凹部75内で固定部ケース70に接触することにより、挿入部121aが凹部75に係合する(以下、固定状態)。固定状態では、スライド部11が固定部ケース70に対して下方に移動することが制止されている。
図8に示されるように、係止レバー121の操作部121bを指等で押すことによって、挿入部121aが凹部75の外側に移動し、挿入部121aと凹部75との係合が解除される(以下、固定解除状態)。固定解除状態では、スライド部11は、固定部ケース70に対して上下方向に移動できるので、スライド部11の固定部ケース70に対する位置を変更できる。この位置の変更後に、操作部121bに加えていた力を解除することで、バネ122が再び挿入部121aを固定部ケース70に当接させる。その結果、位置の変更前の凹部75とは異なる位置の凹部75に挿入部121aが挿入されると、再び支持部9は固定状態になる。
図9を参照して、保持具6の使用例を説明する。保持具6は、端子部2に対して作業が行われる場合に使用される。具体的には、端子部2を露出させるべく通信部5を一時的に取り外しながら、取り外された通信部5を支持するために用いられる。以下、保持具6が使用される場合の手順の一例を示す。
通信部5の取り外しに先立って、保持具6が本体4の適宜位置に固定される。具体的には、例えば、保持具6の吸盤71を表示部ケース30の前面30aに押し付けた状態で、操作つまみ72を操作して、吸盤71内を真空状態にする。これにより、吸盤71が表示部ケース30に固定されるので、保持具6が本体4に支持される。
保持具6が本体4に支持されると、通信部5が取り外される。ここで、通信部5は、係止爪52と本体係止部32との係合によって本体4に支持されているので、通信部5を前方に移動させることによって、係止爪52と本体係止部32との係合が解除される。取り外された通信部5は、端子部2を露出させながら通信部5が仮固定されるように、保持具6の係止部8に係止される。この係止は、具体的には、保持具6の前方から、係止爪52が係止部8内に挿入されるように通信部5を移動させることによって行われる。図9に示されるように、通信部5が係止部8によって係止されたときの通信部5の位置が、端子部2を露出させる露出位置P2である。
露出位置P2は、支持部9の操作により上下方向において調整することができる。図8を参照して上述したように、係止レバー121の操作部121bを操作することによって、支持部9の固定部7に対する固定状態と固定解除状態とを切り替えることができる。固定解除状態では支持部9が上下移動可能となるので、通信部5の位置が適切な露出位置P2となるように支持部9を移動させる。通信部5の位置が適切な露出位置P2に到達すると、支持部9の上下移動を制止するように固定解除状態を固定状態に切り替える。
このような露出位置P2の調整は、例えば、端子部2での作業性を向上させるために、あるいは、通信線51の長さの制約によって通信部5の移動可能な範囲が狭く制限されている場合に、可能な露出位置P2に通信部5を移動させるために、行われる。通信部5の位置を変更するために、吸盤71による固定部7の固定位置を変更する必要がないので、保持具6は、比較的容易に通信部5の位置を調整できる。
なお、上述の使用例では、保持具6の吸盤71を表示部ケース30の前面30aに取り付けられているが、保持具6の吸盤71は、表示部ケース30の側面に取り付けられてもよい。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、端子部2および表示部3を有する本体4と、端子部2の少なくとも一部を覆う被覆位置P1において本体4に着脱可能に取り付けられる通信部5とを備えたスマートメータ1に取り付けられるスマートメータ用保持具6である。スマートメータ用保持具6は、本体4に着脱可能な着脱部(吸盤71)を有する固定部7と、端子部2を露出させる露出位置P2において通信部5を係止するための係止部8と、係止部8を固定部7に対して位置変更可能に支持する支持部9と、を備える。
かかる構成によれば、露出位置P2において係止部8に係止された通信部5が、支持部9により、本体4に取り付けられた固定部7に支持される。そのため、端子部2を露出させた露出位置P2において通信部5を仮固定することができる。さらに、支持部9が、係止部8を固定部7に対して位置変更可能に支持するので、仮固定される通信部5の位置が、固定部7の本体4への取付位置によって完全に決定されることがなく、その取付位置に対して調整できる。したがって、本実施形態に係るスマートメータ用保持具は、端子部2を露出させた露出位置P2において通信部5を仮固定することを可能にしながら、仮固定する露出位置P2を調整できる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6において、着脱部は、吸盤71である。
かかる構成によれば、本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、着脱部を簡素な構成により実現できる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6において、固定部7は、バキュームリフタである。
かかる構成によれば、固定部7が脱落しないようにしっかりと本体4に取り付けられる。したがって、本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、固定部7の脱落による通信部5の脱落を防止できる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6において、支持部9は、係止部8を所定方向(上下方向)に沿ってスライド可能に支持するスライド部11と、係止部8を固定部7に解除可能に固定するロック部12とを備える。
かかる構成によれば、係止部8がスライド可能に支持され、かつ、固定部7に解除可能に固定される。係止部8が固定部7に支持された状態で位置変更できるので、通信部5を仮固定する露出位置P2を変更するために、係止部8を固定部7に対して着脱させる必要がない。したがって、本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、通信部5を仮固定する露出位置P2を容易に変更できる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6において、本体4は、被覆位置P1において通信部5を係止するための本体係止部32を有し、通信部5は、本体係止部32および係止部8の双方に係合できる係止爪52を有する。
かかる構成によれば、通信部5の係止爪52が、本体4の本体係止部32および保持具6の係止部8の双方に係合できるので、通信部5に設けられている係止爪52を利用して、通信部5を露出位置P2に係止できる。したがって、本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、係止部8に係合する手段を通信部5に新たに設けることなく、通信部5が本体係止部32に係合させるために有している係止爪52を利用して、通信部5を係止させることができる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6において、固定部ケース70は所定方向(上下方向)に延びるレール73を備え、スライド部11は、上下方向に延びてレール73を挿入可能な案内溝111aを備える。
かかる構成によれば、レール73が案内溝111aに案内されることで、スライド部11が固定部7に対して所定方向(上下方向)にスライド可能となる。したがって、本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、スライド部11の構成を簡素化できる。
本実施形態に係るスマートメータ用保持具6において、ロック部12は、固定部ケース70の凹部75に係合可能な係止レバー121と、係止レバー121を固定部ケース70の方に付勢するバネ122と、を備える。
かかる構成によれば、バネ122が係止レバー121を固定部ケース70の方に付勢するので、係止レバー121に外力が加えられない状態では、係止レバー121が凹部75に係合し、係止部8は固定部7に固定される。一方、バネ122の付勢力に逆らうように係止レバー121に外力が加えられると、係止レバー121が凹部75から外れて、係止部8の固定部7への固定が解除される。係止レバー121に外力が加えられない限り、係止部8の固定部7への固定が保たれるので、本実施形態に係るスマートメータ用保持具6は、係止部8の意図しない位置ずれを防止できる。
なお、本発明のスマートメータ用保持具は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を追加することができ、また、ある実施形態の構成の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。さらに、ある実施形態の構成の一部を削除することができる。
本実施形態では、係止部8を固定部7に対して位置変更可能に支持する支持部9は、係止部8を上下方向に沿ってスライド可能に支持するスライド部11と、係止部8を固定部7に解除可能に固定するロック部12とを備える。支持部9は、この構成に代えて、係止部8を固定部7に対して着脱可能に支持する構成であってもよい。この場合、係止部8を固定部7から一時的に取り外して、再び係止部8を固定部7に取り付けることにより、係止部8の固定部7に対する位置が変更される。
本実施形態では、本体4に着脱可能な着脱部は、吸着可能な吸盤71である。着脱部は、本体4に着脱可能な構成であれば、例えば粘着材料により構成された部材であって、粘着により本体4に着脱可能な部材であってもよい。
本実施形態では、スライド部11は、係止部8を上下方向に沿ってスライド可能に支持している。スライド可能に支持される方向は、上下方向に限定されるものではなく、左右方向、前後方向、または3次元内の任意の方向であってもよい。
本実施形態では、係止部8は、通信部5の係止爪52が挿入される係合溝を有する爪受けである。この構成に代えて、係止部8は、通信部5の係止爪52の下面と、開口部53との間に挿入される板状部材であってもよい。
1…スマートメータ、2…端子部、3…表示部、4…本体、5…通信部、6…スマートメータ用保持具、7…固定部、8…係止部、8a…係合溝、9…支持部、11…スライド部、11a…案内溝、12…ロック部、20…端子部ケース、21…接続部、30…表示部ケース、30a…前面、30a1…開口部、30b…下面、30b1…開口部、31…ディスプレイ、32…本体係止部、32a…係合溝、50…通信部ケース、50a…後面、51…通信線、52…係止爪、53…開口部、70…固定部ケース、70a…前面、70b…後面、70c…右側面、70d…左側面、71…吸盤、72…操作つまみ、73…レール、74…抜け止め、75…凹部、81…支持面、82…規制面、111…第1板、111a…案内溝、111b…挿通溝、112…第2板、121…係止レバー、121a…挿入部、121b…操作部、121c…軸部、122…バネ、P1…被覆位置、P2…露出位置

Claims (5)

  1. 端子部および表示部を有する本体と、前記端子部の少なくとも一部を覆う被覆位置において前記本体に着脱可能に取り付けられる通信部とを備えたスマートメータに用いられるスマートメータ用保持具であって、
    前記本体に着脱可能な着脱部を有する固定部と、
    前記端子部を露出させる露出位置において前記通信部を係止するための係止部と、
    前記係止部を前記固定部に対して位置変更可能に支持する支持部と、を備えるスマートメータ用保持具。
  2. 前記着脱部は、吸盤である、請求項1に記載のスマートメータ用保持具。
  3. 前記固定部は、バキュームリフタである、請求項1または2に記載のスマートメータ用保持具。
  4. 前記支持部は、前記係止部を所定方向に沿ってスライド可能に支持するスライド部と、前記係止部を前記固定部に解除可能に固定するロック部とを備える、請求項1から3のいずれか1つに記載のスマートメータ用保持具。
  5. 前記本体は、前記被覆位置において前記通信部を係止するための本体係止部を有し、
    前記通信部は、前記本体係止部および前記係止部の双方に係合できる係止爪を有する、請求項1から4のいずれか1つに記載のスマートメータ用保持具。
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