JP2017144465A - 蒸着用メタルマスク加工方法及び蒸着用メタルマスク加工装置 - Google Patents
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Abstract
Description
することを特徴とする蒸着用メタルマスク加工装置である。
図1は、第1の実施形態の蒸着用メタルマスク加工装置の概略構成図である。蒸着用メタルマスク加工装置は、レーザ加工ユニット10、XYテーブル40、レーザ加工制御手段20を備えている。ここで、XYテーブル40上に蒸着用メタルマスク用の被加工物(ワークW)の金属板を載置する。
本実施形態の蒸着用メタルマスク加工装置は、レーザ加工ユニット10上に一体に、レーザー顕微鏡等の非接触3次元表面精密測定手段11と位置合わせ用カメラ12とレーザビーム加工ヘッド30を設置する。
レーザ加工ユニット10上の非接触3次元表面精密測定手段11は、レーザー顕微鏡等で構成し、蒸着用メタルマスク用の被加工物(ワークW)の蒸着用メタルマスク用の貫通孔W2とその周囲の微細な凹部W1の深さの表面形状を計測する。そして、その表面形状データを加工パターンデータ作成手段25に送信して記憶させる。
レーザ加工ユニット10上のレーザビーム加工ヘッド30は、パルスレーザ発振器31、レーザ照射時間制御手段32、ビーム整形器33、レーザビーム走査系を備える。
レーザビーム加工ヘッド30のパルスレーザ発振器31は、一定の周波数の超短パルスで出射するps(ピコ秒)レーザビームあるいはfs(フェムト秒)レーザビームのパルスレーザビームPL1を発振する。
図1の様に、レーザビーム加工ヘッド30のレーザ照射時間制御手段32は、パルスレーザ発振器31とレーザビーム走査系との間の光路に設けた音響光学素子(AOM)や、ラマン回折型の電気光学素子(EOM)を用いて、パルスレーザ発振器31からパルスレーザビームPL1の遮断/通過を行ったパルスレーザビームPL2を作成してビーム整形器33に出射する。
たレーザ照射制御信号に従って、パルスレーザビームPL1の遮断/通過を制御して被加工物の加工のためにオン/オフが制御された変調パルスレーザビームPL2を作成する。その変調パルスレーザビームPL2により、被加工物(ワークW)の加工と非加工が切り替えられる。
パルスレーザビームPL2を受け取ったビーム整形器33は、ビーム径を一定の倍率で拡大するビームエクスパンダを用い、入射したパルスレーザビームPL2のビーム径を拡大したパルスレーザビームPL3にして、レーザビーム走査系へ照射する。
レーザビーム加工ヘッド30のレーザビーム走査系は、図2の様に、一定速度で回転するポリゴンミラーによる1軸スキャンミラー34とfθレンズ35で構成する。その1軸スキャンミラー34の回転速度を、レーザビーム走査系制御部21が一定速度に制御する。
XYテーブル40は、その上に被加工物(ワークW)を載置して保持し、パルスレーザビームが走査される1次元方向のX方向と、それに直交するY方向に移動する。XYテーブル40は、蒸着用メタルマスク用の被加工物Wの金属板を架張機構41で張力を加えて保持する。架張機構41は張力計測手段を具備し、被加工物Wに適切な張力を加えて保持する。
、レーザビーム加工ヘッド30のレーザビーム走査系が形成するパルスレーザビームPL4の走査方向と直交するY方向に順次に移動させる。
ここで、被加工物(ワークW)への加工位置をY方向に動かす方式を、XYテーブル40より被加工物(ワークW)をY方向に動かす方式以外の方式に変えた変形例1として、レーザ加工ユニット10を図示しない搬送系により、Y方向に順次移動させて加工位置をY方向に動かすことが可能である。
本実施形態の蒸着用メタルマスク加工装置のレーザ加工制御手段20は、半導体集積回路のマイクロプロセッサ(MPU)等の演算手段と半導体メモリ等の記憶手段で構成し、蒸着用メタルマスク加工装置による加工を統合して制御する。
レーザビーム走査系制御部21はレーザビーム走査系の1軸スキャンミラー34を一定速度で回転させる。レーザ照射駆動信号作成回路23はレーザ照射時間制御手段32を制御し、機構駆動制御手段24は、パルスレーザ発振器31の動作やXYテーブルの動作を制御する。
基準クロック発振回路22は、1軸スキャンミラー34の回転軸の回転角センサの回転角検出信号からレーザ光の走査位置を計算し、その走査位置に同期させたクロック信号S1を発生する。
そして、レーザ照射駆動信号作成回路23が、そのクロック信号S1に同期して順次に、加工フォーマットデータに従ったレーザ照射制御信号を作成してレーザ照射時間制御手段32に送信する。そして、レーザ照射時間制御手段32がレーザ光をスイッチングすることで、加工フォーマットデータに従ってスイッチングされたパルスレーザビームPL4を、XYテーブル40に載置したワークWの表面に1次元方向に走査させる。
初めに、外部からレーザ加工制御手段20に、3次元CADのデータ等の3次元形状データを入力する。その3次元形状データは、図3(a)の斜視図と図3(b)の断面図の様に、蒸着用メタルマスク(ワークW)の貫通孔W2とその周囲の凹部W1を表す3次元形状を記述する。
加工パターンデータ作成手段25は、3次元形状目標グリッドデータ作成手段25aと、3次元形状測定グリッドデータ作成手段25bと、3次元形状加工深さグリッドデータ作成手段25cと、加工フォーマットデータ作成手段25dで構成する。
加工パターンデータ作成手段25の3次元形状目標グリッドデータ作成手段25aが、レーザ加工制御手段20から受信した単位加工領域AR毎の3次元形状データに従って、図4の様に、蒸着用メタルマスクの貫通孔W2毎の単位加工領域ARのワークWの貫通孔W2とその周囲の凹部W1の3次元形状を表わす3次元形状データを3次元形状目標グリッドデータに変換する。
また、加工パターンデータ作成手段25の3次元形状測定グリッドデータ作成手段25bが、非接触3次元表面精密測定手段11が計測した被加工物の表面の3次元形状データを受信し、その3次元形状データを、3次元形状測定グリッドデータに変換して記憶する。
そして、加工パターンデータ作成手段25の3次元形状加工深さグリッドデータ作成手段25cが、図5の様に、3次元形状目標グリッドデータと3次元形状測定グリッドデータの3次元形状の高さの差の加工深さHを演算して、その高さの差の加工深さHをグリッド毎に記録した3次元形状加工深さグリッドデータを作成する。
更に、加工パターンデータ作成手段25の加工フォーマットデータ作成手段25dが、
3次元形状加工深さグリッドデータを変換してパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成する。この加工フォーマットデータは、例えば、レーザビームの1次元方向の1つの走査線毎に、レーザビームの走査位置毎に、パルスレーザビームの光パルス数を指定したテーブル形式のデータである。
次に、本実施形態の蒸着用メタルマスク加工装置を用いる蒸着用メタルマスクの加工手順を説明する。
<3次元形状目標グリッドデータの作成>
蒸着用メタルマスク加工装置のレーザ加工制御手段20の記憶手段に、蒸着用メタルマスクの貫通孔W2毎の単位加工領域ARのワークWの貫通孔W2とその周囲の凹部W1の3次元形状を表わす3次元CADのデータ等の3次元形状データを記憶する。
<被加工物WをXYテーブルで保持>
先ず、XYテーブル40上の架張機構41に、蒸着用メタルマスク用の金属板の被加工物Wを張力を加えて保持する。架張機構41は、張力計測手段を用いて被加工物Wに加える張力を計測して適切な張力を被加工物Wに加えて保持する。
次に、レーザ加工制御手段20が、蒸着用メタルマスク(被加工物W)に予めパターニングされたアライメントマークを位置合わせ用カメラ12で読み込む。
レーザ加工制御手段20は、記憶手段に記憶した3次元形状データを読出し、貫通孔W2の設計位置を計算し、機構駆動制御手段24がXYテーブル40を駆動して、蒸着用メタルマスク(被加工物W)の第1の貫通孔W2の位置を、レーザ加工ユニット10の非接触3次元表面精密測定手段11の位置に合わせる。
<蒸着用メタルマスクの表面形状の計測処理>
次に、レーザ加工制御手段20が、レーザー顕微鏡等の非接触3次元表面精密測定手段
11を制御して、非接触3次元表面精密測定手段11で蒸着用メタルマスク用の被加工物の貫通孔W2とその周囲の微細な凹部W1の深さの表面形状を計測する。
<3次元形状測定グリッドデータの作成処理>
次に、加工パターンデータ作成手段25の3次元形状測定グリッドデータ作成手段25bが、非接触3次元表面精密測定手段11が計測した被加工物の表面の3次元形状データを受信し、その3次元形状データを、3次元形状測定グリッドデータに変換して記憶する。
<3次元形状加工深さグリッドデータの作成処理>
次に、加工パターンデータ作成手段25の3次元形状加工深さグリッドデータ作成手段25cが、3次元形状目標グリッドデータと3次元形状測定グリッドデータの差を演算して、3次元形状加工深さグリッドデータを作成する。
<加工フォーマットデータの作成処理>
次に、加工パターンデータ作成手段25の加工フォーマットデータ作成手段25dが、3次元形状加工深さグリッドデータを変換してパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成する。
<蒸着用メタルマスクのレーザアブレーション加工処理>
こうして作成した加工フォーマットデータに基づき、レーザビームの1次元方向の1つの走査線毎に、蒸着用メタルマスク用の被加工物(ワークW)の表面にパルスレーザ加工を行うことで、図3(a)のような蒸着用メタルマスクの形状に被加工物Wを加工する。
本発明の第2の実施形態は、第1の実施形態と同様に、蒸着用メタルマスク製造装置が、レーザ加工ユニット10、XYテーブル40、レーザ加工制御手段20を備え、XYテーブル40上に蒸着用メタルマスク用の被加工物(ワークW)の金属板を載置する。
すなわち、第2の実施形態では、レーザ加工制御手段20が、外部からは、蒸着用メタルマスク(被加工物W)の貫通孔W2のピッチ、X方向の貫通孔W2の個数、Y方向の貫通孔W2の個数、全貫通孔個数などの貫通孔W2の繰り返し配置データのみを受け取る。そして、以下のステップS1からステップS10の手順で蒸着用メタルマスクを加工する。
先ず、レーザ加工制御手段20が、外部から受け取った全貫通孔個数などの貫通孔W2の繰り返し配置データに基いて、蒸着用メタルマスク(被加工物W)の貫通孔W2の位置を計算する。
次に、レーザ加工制御手段20が、機構駆動制御手段24を用いてXYテーブル40を駆動して、蒸着用メタルマスク(被加工物W)の貫通孔W2の位置を、非接触3次元表面精密測定手段11の位置に合わせ、3箇所以上の貫通孔W2の位置で以下のステップS3の処理を繰り返す。
<単位加工領域ARの表面形状の計測を複数個所で実行>
次に、非接触3次元表面精密測定手段11が単位加工領域ARの貫通孔W2とその周囲の微細な凹部W1の深さの表面形状を計測し、その表面形状データを加工パターンデータ作成手段25に入力する。
<複数の3次元形状測定グリッドデータの作成>
加工パターンデータ作成手段25の3次元形状測定グリッドデータ作成手段25bが、非接触3次元表面精密測定手段11が3個所以上の貫通孔W2の位置で計測した表面形状データを、各箇所毎の3次元形状測定グリッドデータに変換して記憶する。
<基準にする3次元形状目標グリッドデータの作成>
加工パターンデータ作成手段25は、そのデータのうち、互いに類似する大多数の3次元形状測定グリッドデータを元にして、基準にする3次元形状目標グリッドデータを作成する。
<各貫通孔W2の表面形状の計測処理>
次に、レーザ加工制御手段20は、各貫通孔W2の位置毎に、非接触3次元表面精密測定手段11を用いて単位加工領域ARの貫通孔W2とその周囲の微細な凹部W1の深さの表面形状を計測し、その表面形状データを加工パターンデータ作成手段25に入力する。
<3次元形状測定グリッドデータの作成>
加工パターンデータ作成手段25の3次元形状測定グリッドデータ作成手段25bがその単位加工領域ARの表面形状データを3次元形状測定グリッドデータに変換して記憶する。
変形例2として、レーザ加工制御手段20は、各貫通孔W2の位置毎に、非接触3次元
表面精密測定手段11以外の貫通孔W2の開口形状を測定するだけのより高速に動作する貫通孔形状計測手段を用いて検査することができる。
<貫通孔W2の表面形状の計測処理>
その計測の結果、貫通孔W2の開口形状が通常の貫通孔W2の形状よりも規定値以上に異なる場合は、改めて、非接触3次元表面精密測定手段11を用いて単位加工領域ARの貫通孔W2とその周囲の微細な凹部W1の深さの表面形状を精密に計測しその表面形状データを加工パターンデータ作成手段25に入力する。
<3次元形状測定グリッドデータの作成>
加工パターンデータ作成手段25の3次元形状測定グリッドデータ作成手段25bが非接触3次元表面精密測定手段11が計測した表面形状データを3次元形状測定グリッドデータに変換して記憶する。
<3次元形状加工深さグリッドデータの作成>
次に、加工パターンデータ作成手段25の3次元形状加工深さグリッドデータ作成手段25cが、図5の様に、3次元形状目標グリッドデータと3次元形状測定グリッドデータの3次元形状の高さの差の加工深さHを演算して、その高さの差の加工深さHをグリッド毎に記録した3次元形状加工深さグリッドデータを作成する。
<加工フォーマットデータの作成>
次に、加工パターンデータ作成手段25の加工フォーマットデータ作成手段25cが、3次元形状加工深さグリッドデータを変換してパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成する。
<蒸着用メタルマスクのレーザアブレーション加工処理>
次に、第1の実施形態と同様に、この加工フォーマットデータに基づき、レーザビームの1次元方向の1つの走査線毎に、蒸着用メタルマスク用の被加工物(ワークW)の表面にパルスレーザ加工を行うことで、図3(a)のような蒸着用メタルマスクの形状に被加工物Wを加工する。
11・・・非接触3次元表面精密測定手段
12・・・位置合わせ用カメラ
20・・・レーザ加工制御手段
21・・・レーザビーム走査系制御部
22・・・基準クロック発振回路
23・・・レーザ照射駆動信号作成回路
24・・・機構駆動制御手段
25・・・加工パターンデータ作成手段
25a・・・3次元形状目標グリッドデータ作成手段
25b・・・3次元形状測定グリッドデータ作成手段
25c・・・3次元形状加工深さグリッドデータ作成手段
25d・・・加工フォーマットデータ作成手段
30・・・レーザビーム加工ヘッド
31・・・パルスレーザ発振器
32・・・レーザ照射時間制御手段
33・・・ビーム整形器
34・・・1軸スキャンミラー
35・・・fθレンズ
40・・・XYテーブル
41・・・架張機構
AR・・・単位加工領域
H・・・加工深さ
PL1、PL2、PL3、PL4・・・パルスレーザビーム
W・・・蒸着用メタルマスク用の被加工物(ワーク)
W1・・・凹部
W2・・・貫通孔
Claims (4)
- 1ナノ秒以下の短パルスのパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクに1次元方向に走査するレーザビーム走査系を含むレーザビーム加工ヘッドと、
非接触3次元表面精密測定手段と、
XYテーブルと、
レーザ加工制御手段を備え、
該レーザ加工制御手段が加工パターンデータ作成手段を有し、
該加工パターンデータ作成手段が、
蒸着用メタルマスクの3次元形状データを微小グリッド格子毎に高さを表した3次元形状目標グリッドデータを作成する手段と、
前記非接触3次元表面精密測定手段が測定した3次元形状データを3次元形状測定グリッドデータに変換する手段と、
前記3次元形状目標グリッドデータと前記3次元形状測定グリッドデータの高さの差の3次元形状加工深さグリッドデータを作成する手段と、
前記3次元形状加工深さグリッドデータからパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成する手段を有し、
前記加工フォーマットデータに従って前記パルスレーザビームの蒸着用メタルマスクへの前記1次元方向への走査に同期させて作成したレーザ照射制御信号で照射時間を制御したパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクへ照射してアブレーション加工することを特徴とする蒸着用メタルマスク加工装置。 - 1ナノ秒以下の短パルスのパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクに1次元方向に走査するレーザビーム走査系を含むレーザビーム加工ヘッドと、
非接触3次元表面精密測定手段と、
XYテーブルと、
レーザ加工制御手段を備え、
該レーザ加工制御手段が加工パターンデータ作成手段を有し、
該加工パターンデータ作成手段が、
前記非接触3次元表面精密測定手段が蒸着用メタルマスクの貫通孔の周囲の領域の単位加工領域の表面形状を測定した3次元形状データを微小グリッド格子毎に高さを表した3次元形状測定グリッドデータに変換する手段と、
前記3次元形状測定グリッドデータから、蒸着用メタルマスクの3次元形状目標グリッドデータを作成する手段と、
前記非接触3次元表面精密測定手段が測定した蒸着用メタルマスクの単位加工領域の表面形状から前記加工パターンデータ作成手段が作成した3次元形状測定グリッドデータと前記3次元形状目標グリッドデータの高さの差の3次元形状加工深さグリッドデータを作成する手段と、
前記3次元形状加工深さグリッドデータからパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成する手段を有し、
前記加工フォーマットデータに従って前記パルスレーザビームの蒸着用メタルマスクへの前記1次元方向への走査に同期させて作成したレーザ照射制御信号で照射時間を制御したパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクへ照射してアブレーション加工することを特徴とする蒸着用メタルマスク加工装置。 - 1ナノ秒以下の短パルスのパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクに1次元方向に走査するレーザビーム走査系を含むレーザビーム加工ヘッドと、
非接触3次元表面精密測定手段と、
XYテーブルと、
レーザ加工制御手段を備えた蒸着用メタルマスク加工装置を用いて、
前記レーザ加工制御手段の加工パターンデータ作成手段を用いて、
蒸着用メタルマスクの3次元形状データを微小グリッド格子毎に高さを表した3次元形状目標グリッドデータを作成し、
前記非接触3次元表面精密測定手段が測定した3次元形状データを3次元形状測定グリッドデータに変換し、
前記3次元形状目標グリッドデータと前記3次元形状測定グリッドデータの高さの差の3次元形状加工深さグリッドデータを作成し、
前記3次元形状加工深さグリッドデータからパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成し、
前記加工フォーマットデータに従って前記パルスレーザビームの蒸着用メタルマスクへの前記1次元方向への走査に同期させて作成したレーザ照射制御信号で照射時間を制御したパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクへ照射してアブレーション加工することを特徴とする蒸着用メタルマスク加工方法。 - 1ナノ秒以下の短パルスのパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクに1次元方向に走査するレーザビーム走査系を含むレーザビーム加工ヘッドと、
非接触3次元表面精密測定手段と、
XYテーブルと、
レーザ加工制御手段を備えた蒸着用メタルマスク加工装置を用いて、
前記レーザ加工制御手段の加工パターンデータ作成手段を用いて、
前記非接触3次元表面精密測定手段が蒸着用メタルマスクの貫通孔の周囲の領域の単位加工領域の表面形状を測定した3次元形状データを微小グリッド格子毎に高さを表した3次元形状測定グリッドデータに変換し、
前記3次元形状測定グリッドデータから、蒸着用メタルマスクの3次元形状目標グリッドデータを作成し、
前記非接触3次元表面精密測定手段が測定した蒸着用メタルマスクの単位加工領域の表面形状から前記加工パターンデータ作成手段が作成した3次元形状測定グリッドデータと前記3次元形状目標グリッドデータの高さの差の3次元形状加工深さグリッドデータを作成し、
前記3次元形状加工深さグリッドデータからパルスレーザ加工用の加工フォーマットデータを作成し、
前記加工フォーマットデータに従って前記パルスレーザビームの蒸着用メタルマスクへの前記1次元方向への走査に同期させて作成したレーザ照射制御信号で照射時間を制御したパルスレーザビームを蒸着用メタルマスクへ照射してアブレーション加工することを特徴とする蒸着用メタルマスク加工方法。
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